JP2000095321A - コンベヤ - Google Patents
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Landscapes
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 筒状胴部を有する多数の容器3を直立状態で
連続移送し、幅が変化するように両側へ前記容器3を移
送方向に案内する連続したガイド2,2が設けられたコ
ンベヤにおいて、ガイド2の容器3との摩擦抵抗が大き
い部分の摩擦をより小さくすることにより、ライン上で
容器のブロッキングを防止し、容器の胴部を傷付けるこ
とのないコンベヤを提供すること。 【解決手段】 前記ガイド2の前記容器3との摩擦抵抗
が大きい部分には、所定の長さにわたって、前記ガイド
2に代えて前記容器3の胴部が接触することにより遊転
する状態に多数のローラ10を有するローラガイド1を
設置したことを特徴とする。前記ローラ10は外輪10
aを有し、前記外輪10aは弾性を有する合成樹脂,天
然ゴム又は合成ゴムであるのが好ましい。
連続移送し、幅が変化するように両側へ前記容器3を移
送方向に案内する連続したガイド2,2が設けられたコ
ンベヤにおいて、ガイド2の容器3との摩擦抵抗が大き
い部分の摩擦をより小さくすることにより、ライン上で
容器のブロッキングを防止し、容器の胴部を傷付けるこ
とのないコンベヤを提供すること。 【解決手段】 前記ガイド2の前記容器3との摩擦抵抗
が大きい部分には、所定の長さにわたって、前記ガイド
2に代えて前記容器3の胴部が接触することにより遊転
する状態に多数のローラ10を有するローラガイド1を
設置したことを特徴とする。前記ローラ10は外輪10
aを有し、前記外輪10aは弾性を有する合成樹脂,天
然ゴム又は合成ゴムであるのが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は一般的にはコンベ
ヤに関するものであり、さらに具体的には、各種瓶形容
器や缶類などの筒状胴部を有する多数の容器を直立状態
で連続移送する過程において、前記容器をプールしたり
数列状又は一列状に整列したりするコンベヤに関するも
のである。
ヤに関するものであり、さらに具体的には、各種瓶形容
器や缶類などの筒状胴部を有する多数の容器を直立状態
で連続移送する過程において、前記容器をプールしたり
数列状又は一列状に整列したりするコンベヤに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種のコンベヤ(多くはベルトコンベ
ヤ)は、瓶形容器や缶類などの筒状胴部を有する多数の
容器を直立状態で連続移送しながら、各部における移送
速度を調整するために使用される。そのため、例えば図
9で示すように、矢印aの方向へ作動するコンベヤ(ベ
ルトコンベヤ)4には、幅が変化するように両側へ容器
3を移送方向に案内するための連続したガイド2,2が
設けられている。両側の各ガイド2,2によって、コン
ベヤ4には、所要部分に相対的に容器3の移送の速度を
遅くし又は移送を停止して多数の容器3をプールするた
めのプール領域40が形成され、他の部分に容器3を数
列状ないし一列状に整列させて移送速度を相対的に速く
する整列領域41が形成される。隣合うプール領域40
と整列領域41との間は、容器3の列を増減調整するた
めの調整領域42になっている。
ヤ)は、瓶形容器や缶類などの筒状胴部を有する多数の
容器を直立状態で連続移送しながら、各部における移送
速度を調整するために使用される。そのため、例えば図
9で示すように、矢印aの方向へ作動するコンベヤ(ベ
ルトコンベヤ)4には、幅が変化するように両側へ容器
3を移送方向に案内するための連続したガイド2,2が
設けられている。両側の各ガイド2,2によって、コン
ベヤ4には、所要部分に相対的に容器3の移送の速度を
遅くし又は移送を停止して多数の容器3をプールするた
めのプール領域40が形成され、他の部分に容器3を数
列状ないし一列状に整列させて移送速度を相対的に速く
する整列領域41が形成される。隣合うプール領域40
と整列領域41との間は、容器3の列を増減調整するた
めの調整領域42になっている。
【0003】このような構造のコンベヤにおいて、プー
ル領域40から整列領域41の間の調整領域42では、
容器3は図の上側のガイド2との摩擦抵抗が増大するの
で、各ガイド2の少なくとも容器3の胴部との接触部分
には、フッ素系の合成樹脂(例えば商標名「テフロ
ン」),ポリエチレン,ポリプロピレンその他の低摩擦
性合成樹脂による成形品が使用されている。
ル領域40から整列領域41の間の調整領域42では、
容器3は図の上側のガイド2との摩擦抵抗が増大するの
で、各ガイド2の少なくとも容器3の胴部との接触部分
には、フッ素系の合成樹脂(例えば商標名「テフロ
ン」),ポリエチレン,ポリプロピレンその他の低摩擦
性合成樹脂による成形品が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記調
整領域42におけるガイド2は容器3の胴部との接触の
繰り返しのため、経時的に磨耗するとともに接触面が粗
面化する。その結果、第1に、調整領域42(特にプー
ル領域40から整列領域41までの間の調整領域)で
は、ガイド2と容器3との摩擦抵抗の増大によって容器
3が移動しなくなるいわゆるブロッキングを生じ、ライ
ン停止に至ることが少なくなかった。第2に、前記調整
領域42における容器3とガイド2との強い摩擦によ
り、容器3の表面に擦り傷が生じたり、あるいは容器3
が脆弱化することがあった。前記の問題を解決するた
め、コンベヤを振動させる手段が採用されているが、こ
のような手段は騒音対策が必要になるほか、設備費が増
大するという問題が生じる。また、容器3とガイド2と
の接触面に例えばシリコン系ないしフッ素系の潤滑剤を
塗布することも行われているが、このような手段では持
続性がないほか、衛生上の安全性を確保し又は後工程で
容器3にラベルを貼付し易くするため、後工程で容器3
の洗浄などの後処理が必要になり、工程が増加するとい
る問題が生じる。
整領域42におけるガイド2は容器3の胴部との接触の
繰り返しのため、経時的に磨耗するとともに接触面が粗
面化する。その結果、第1に、調整領域42(特にプー
ル領域40から整列領域41までの間の調整領域)で
は、ガイド2と容器3との摩擦抵抗の増大によって容器
3が移動しなくなるいわゆるブロッキングを生じ、ライ
ン停止に至ることが少なくなかった。第2に、前記調整
領域42における容器3とガイド2との強い摩擦によ
り、容器3の表面に擦り傷が生じたり、あるいは容器3
が脆弱化することがあった。前記の問題を解決するた
め、コンベヤを振動させる手段が採用されているが、こ
のような手段は騒音対策が必要になるほか、設備費が増
大するという問題が生じる。また、容器3とガイド2と
の接触面に例えばシリコン系ないしフッ素系の潤滑剤を
塗布することも行われているが、このような手段では持
続性がないほか、衛生上の安全性を確保し又は後工程で
容器3にラベルを貼付し易くするため、後工程で容器3
の洗浄などの後処理が必要になり、工程が増加するとい
る問題が生じる。
【0005】この発明の目的は、この種のコンベヤにお
いて、ガイドの容器との摩擦抵抗が大きい部分の摩擦を
より小さくすることにより、容器のブロッキングを防止
することができるコンベヤを提供することにある。この
発明の他の目的は、容器との摩擦抵抗を小さくする手段
が、持続性があり、容器を傷付けることがなく、しかも
後工程での再処理を必要としないコンベヤを提供するこ
とにある。
いて、ガイドの容器との摩擦抵抗が大きい部分の摩擦を
より小さくすることにより、容器のブロッキングを防止
することができるコンベヤを提供することにある。この
発明の他の目的は、容器との摩擦抵抗を小さくする手段
が、持続性があり、容器を傷付けることがなく、しかも
後工程での再処理を必要としないコンベヤを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるコンベヤ
は、前述の課題を解決するため以下のように構成したも
のである。すなわち、請求項1に記載のコンベヤは、筒
状胴部を有する多数の容器3を直立状態で連続移送し、
幅が変化するように両側へ前記容器3を移送方向に案内
する連続したガイド2,2が設けられたコンベヤにおい
て、前記ガイド2の前記容器3との摩擦抵抗が大きい部
分には、所定の長さにわたって、前記ガイド2に代えて
前記容器3の胴部が接触するよことにより遊転する状態
に多数のローラ10を有するローラガイド1を設置した
ことを特徴としている。
は、前述の課題を解決するため以下のように構成したも
のである。すなわち、請求項1に記載のコンベヤは、筒
状胴部を有する多数の容器3を直立状態で連続移送し、
幅が変化するように両側へ前記容器3を移送方向に案内
する連続したガイド2,2が設けられたコンベヤにおい
て、前記ガイド2の前記容器3との摩擦抵抗が大きい部
分には、所定の長さにわたって、前記ガイド2に代えて
前記容器3の胴部が接触するよことにより遊転する状態
に多数のローラ10を有するローラガイド1を設置した
ことを特徴としている。
【0007】請求項2に記載のコンベヤは、請求項1に
記載のコンベヤにおいて、前記ローラ10の全部又は一
部は外輪10aを有し、前記外輪10aは弾性を有する
合成樹脂,天然ゴム又は合成ゴムであることを特徴とし
ている。
記載のコンベヤにおいて、前記ローラ10の全部又は一
部は外輪10aを有し、前記外輪10aは弾性を有する
合成樹脂,天然ゴム又は合成ゴムであることを特徴とし
ている。
【0008】請求項3に記載のコンベヤは、請求項1又
は2に記載のコンベヤにおいて、前記ローラガイド1
が、前記容器3が接触しない状態で平行に配置された少
なくとも上下一対の支持フレーム12,12と、前記支
持フレーム12,12へ所定の間隔で平行に取り付けら
れた多数の軸11とを備え、前記ローラ10は前記各軸
11へ取り付けられていることを特徴としている。
は2に記載のコンベヤにおいて、前記ローラガイド1
が、前記容器3が接触しない状態で平行に配置された少
なくとも上下一対の支持フレーム12,12と、前記支
持フレーム12,12へ所定の間隔で平行に取り付けら
れた多数の軸11とを備え、前記ローラ10は前記各軸
11へ取り付けられていることを特徴としている。
【0009】請求項4に記載のコンベヤは、請求項3に
記載のコンベヤにおいて、前記ローラ10は前記各軸1
1へ所定の間隔で複数取り付けられていることを特徴と
している。
記載のコンベヤにおいて、前記ローラ10は前記各軸1
1へ所定の間隔で複数取り付けられていることを特徴と
している。
【0010】請求項5に記載のコンベヤは、請求項4に
記載のコンベヤにおいて、隣合う軸11に取り付けられ
ているローラ10相互が、平面視において一部重なる状
態で千鳥状に配置されていることを特徴としている。
記載のコンベヤにおいて、隣合う軸11に取り付けられ
ているローラ10相互が、平面視において一部重なる状
態で千鳥状に配置されていることを特徴としている。
【0011】請求項6に記載のコンベヤは、請求項3に
記載のコンベヤにおいて、前記ローラ10は前記各軸1
1へ一個ずつ取り付けられていることを特徴としてい
る。
記載のコンベヤにおいて、前記ローラ10は前記各軸1
1へ一個ずつ取り付けられていることを特徴としてい
る。
【0012】請求項7に記載のコンベヤは、請求項3〜
6のいずれかに記載のコンベヤにおいて、前記各支持フ
レーム12,12が、前記各軸11が取り付けられてい
て少なくとも水平方向に対して湾曲し得る可撓性部材1
2aと、この可撓性部材12aに沿って固定された非可
撓性部材12bとからなることを特徴としている。
6のいずれかに記載のコンベヤにおいて、前記各支持フ
レーム12,12が、前記各軸11が取り付けられてい
て少なくとも水平方向に対して湾曲し得る可撓性部材1
2aと、この可撓性部材12aに沿って固定された非可
撓性部材12bとからなることを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】図1〜図8を参照しながら、この
発明による好ましい実施形態のコンベヤを詳細に説明す
る。 第1実施形態 図1はこの発明による第1実施形態のコンベヤの概略を
示す部分斜視図、図2は図1のコンベヤにおけるローラ
ガイドの部分拡大斜視図、図3は図1のコンベヤにおけ
るローラガイド設置部の部分拡大平面図、図4は図2の
ローラガイドの断面図、図5は図2のローラガイドの部
分的変形例を示す断面図である。なお、以下の説明にお
いて、図9のコンベヤと同じ構成部分については同じ符
号を付すこととする。
発明による好ましい実施形態のコンベヤを詳細に説明す
る。 第1実施形態 図1はこの発明による第1実施形態のコンベヤの概略を
示す部分斜視図、図2は図1のコンベヤにおけるローラ
ガイドの部分拡大斜視図、図3は図1のコンベヤにおけ
るローラガイド設置部の部分拡大平面図、図4は図2の
ローラガイドの断面図、図5は図2のローラガイドの部
分的変形例を示す断面図である。なお、以下の説明にお
いて、図9のコンベヤと同じ構成部分については同じ符
号を付すこととする。
【0014】コンベヤ4は、筒状胴部を有する多数の容
器3(図1には示さず図3にのみ示す)を直立状態で連
続的に移送するベルトコンベヤであり、矢印aで示され
ている作動方向に沿って、幅が変化するように両側へ前
記容器3を移送方向に案内する連続したガイド2,2が
設置されている。各ガイド2,2は、図9のコンベヤと
同様に低摩擦性部材で製造されている。前述のようにコ
ンベヤ4の幅が変化していること、すなわち、前記ガイ
ド2,2の間隔が移送方向に沿って変化していることに
より、所要部分には容器3をプールするブール領域40
が形成され、プール領域40,40相互の間には、調整
領域42を介して、容器3を一列状又は数列状に整列す
るための整列領域41が形成されている。
器3(図1には示さず図3にのみ示す)を直立状態で連
続的に移送するベルトコンベヤであり、矢印aで示され
ている作動方向に沿って、幅が変化するように両側へ前
記容器3を移送方向に案内する連続したガイド2,2が
設置されている。各ガイド2,2は、図9のコンベヤと
同様に低摩擦性部材で製造されている。前述のようにコ
ンベヤ4の幅が変化していること、すなわち、前記ガイ
ド2,2の間隔が移送方向に沿って変化していることに
より、所要部分には容器3をプールするブール領域40
が形成され、プール領域40,40相互の間には、調整
領域42を介して、容器3を一列状又は数列状に整列す
るための整列領域41が形成されている。
【0015】前記ガイド2の前記容器3との摩擦抵抗が
大きい部分である調整領域42には、所定の長さにわた
り、前記ガイド2に代えて、図2及び図3で示すよう
に、前記容器3の胴部が接触するよことにより遊転する
状態に多数のローラ10を有するローラガイド1が設置
されている。各ローラ10は容器3の胴部の外径よりも
小さいのが好ましく、またそれぞれ同じ外径であるのが
好ましいが、必ずしも同じ外径であることを要しない。
大きい部分である調整領域42には、所定の長さにわた
り、前記ガイド2に代えて、図2及び図3で示すよう
に、前記容器3の胴部が接触するよことにより遊転する
状態に多数のローラ10を有するローラガイド1が設置
されている。各ローラ10は容器3の胴部の外径よりも
小さいのが好ましく、またそれぞれ同じ外径であるのが
好ましいが、必ずしも同じ外径であることを要しない。
【0016】この実施形態におけるローラガイド1は、
図2で示すように、ステンレスその他の丈夫な材質から
なる平行な上下一対の支持フレーム12,12と、この
支持フレーム12,12へ一定の間隔で平行に取り付け
られた多数の軸11と、各軸11へ回転自在に取り付け
られたローラ10とから構成されている。各支持フレー
ム12,12の幅は、後述(図3)のようにローラガイ
ド1をコンベヤ4の側部へ取り付けたとき、支持フレー
ム12,12へ容器3が接触しないように、各ローラ1
0の外径よりも小さくしてある。各軸11にはローラ1
0が一定の間隔で複数取り付けられており、図2及び図
3のように、隣合う軸11に取り付けられているローラ
10相互は、当該ローラ10相互が、平面視において一
部重なる状態で縦方向には千鳥状になるように交互に配
置されている。
図2で示すように、ステンレスその他の丈夫な材質から
なる平行な上下一対の支持フレーム12,12と、この
支持フレーム12,12へ一定の間隔で平行に取り付け
られた多数の軸11と、各軸11へ回転自在に取り付け
られたローラ10とから構成されている。各支持フレー
ム12,12の幅は、後述(図3)のようにローラガイ
ド1をコンベヤ4の側部へ取り付けたとき、支持フレー
ム12,12へ容器3が接触しないように、各ローラ1
0の外径よりも小さくしてある。各軸11にはローラ1
0が一定の間隔で複数取り付けられており、図2及び図
3のように、隣合う軸11に取り付けられているローラ
10相互は、当該ローラ10相互が、平面視において一
部重なる状態で縦方向には千鳥状になるように交互に配
置されている。
【0017】図4で示すように、各軸11は、両端部の
小径なボルト部11aを上下の支持フレーム12,12
へ貫通させ、支持フレーム12,12から上下に突出し
た前記ボルト部11aへワッシャを介してナット13を
ネジ締めることにより、上下の支持フレーム12,12
へ固定されている。各ローラ10は、図4で示すよう
に、軸11に取り付けられたベアリングからなる内輪1
0bと、内輪10bに取り付けられた外輪10aとから
それぞれ構成されている。各外輪10aは、例えば、フ
ッ素系樹脂(商標名「テフロン」),ポリエチレン,ポ
リプロピレンその他の弾性を有する合成樹脂、天然ゴム
又は合成ゴムによって成形されている。
小径なボルト部11aを上下の支持フレーム12,12
へ貫通させ、支持フレーム12,12から上下に突出し
た前記ボルト部11aへワッシャを介してナット13を
ネジ締めることにより、上下の支持フレーム12,12
へ固定されている。各ローラ10は、図4で示すよう
に、軸11に取り付けられたベアリングからなる内輪1
0bと、内輪10bに取り付けられた外輪10aとから
それぞれ構成されている。各外輪10aは、例えば、フ
ッ素系樹脂(商標名「テフロン」),ポリエチレン,ポ
リプロピレンその他の弾性を有する合成樹脂、天然ゴム
又は合成ゴムによって成形されている。
【0018】図3のように、コンベヤ4の調整領域42
では、コンベヤ4の作動によって容器3が押し付けられ
る側のガイド2が必要長さにわたって途切れており、こ
の途切れ部分に前述のローラガイド1が取り付けられて
いる。この実施形態では、ローラガイド1の各支持フレ
ーム12,12の両端部に、平面視においてアングル状
断面のアタッチメント14,14を溶接などによって固
定し、このアタッチメント14,14を、ワッシャ50
を介してボルト5によりガイド2の背面へネジ付けるこ
とにより、ローラガイド1を前記ガイド2の途切れ部分
に設置している。
では、コンベヤ4の作動によって容器3が押し付けられ
る側のガイド2が必要長さにわたって途切れており、こ
の途切れ部分に前述のローラガイド1が取り付けられて
いる。この実施形態では、ローラガイド1の各支持フレ
ーム12,12の両端部に、平面視においてアングル状
断面のアタッチメント14,14を溶接などによって固
定し、このアタッチメント14,14を、ワッシャ50
を介してボルト5によりガイド2の背面へネジ付けるこ
とにより、ローラガイド1を前記ガイド2の途切れ部分
に設置している。
【0019】第1実施形態のコンベヤによれば、第1
に、側部のガイド2の容器3との摩擦抵抗が大きい部分
である調整領域42では、コンベヤの作動に伴って、容
器3がローラガイド1の多数のローラ10へ接触する
と、当該ローラ10が遊転するので、前記調整領域42
における容器3との摩擦が極めて小さくなり、容器3が
円滑に移送されてブロッキングを生じるのが防止され
る。第2に、ローラ10と容器3との摩擦抵抗が極めて
小さいために、ローラ10の経時的な磨耗が抑制されて
持続的に使用されるとともに、潤滑剤などを使用した場
合と異なり衛生的でしかも後処理を必要としない。第3
に、ローラ10と容器3との摩擦抵抗が極めて小さいた
めに、容器3の胴部へ傷が付くのを防止することができ
るとともに、容器3が脆弱化するのを防止することがで
きる。第4に、ローラ10の外輪10aは、弾性を有す
る合成樹脂,天然ゴム又は合成ゴムで製造されているの
で、容器3の胴部へ傷が付くのをより一層防止すること
ができる。第5に、ローラガイド1は、容器3が接触し
ない状態で平行に配置された少なくとも上下一対の支持
フレーム12,12と、前記支持フレーム12,12へ
所定の間隔で平行に取り付けられた多数の軸11とを備
え、前記ローラ10が前記各軸11へ取り付けられてい
るので、既設のコンベヤに対しても大幅な変更を加える
ことなく容易に実施することができる。第6に、各軸1
1には複数のローラ10が取り付けられ、しかも、隣合
う軸11に取り付けられているローラ10相互は、平面
視において一部重なる状態で垂直方向には千鳥状に配置
されているので、ローラ10を密に設置することがで
き、ローラ10と容器3との摩擦抵抗がより小さくな
り、コンベヤの一層円滑な作動が保証される。
に、側部のガイド2の容器3との摩擦抵抗が大きい部分
である調整領域42では、コンベヤの作動に伴って、容
器3がローラガイド1の多数のローラ10へ接触する
と、当該ローラ10が遊転するので、前記調整領域42
における容器3との摩擦が極めて小さくなり、容器3が
円滑に移送されてブロッキングを生じるのが防止され
る。第2に、ローラ10と容器3との摩擦抵抗が極めて
小さいために、ローラ10の経時的な磨耗が抑制されて
持続的に使用されるとともに、潤滑剤などを使用した場
合と異なり衛生的でしかも後処理を必要としない。第3
に、ローラ10と容器3との摩擦抵抗が極めて小さいた
めに、容器3の胴部へ傷が付くのを防止することができ
るとともに、容器3が脆弱化するのを防止することがで
きる。第4に、ローラ10の外輪10aは、弾性を有す
る合成樹脂,天然ゴム又は合成ゴムで製造されているの
で、容器3の胴部へ傷が付くのをより一層防止すること
ができる。第5に、ローラガイド1は、容器3が接触し
ない状態で平行に配置された少なくとも上下一対の支持
フレーム12,12と、前記支持フレーム12,12へ
所定の間隔で平行に取り付けられた多数の軸11とを備
え、前記ローラ10が前記各軸11へ取り付けられてい
るので、既設のコンベヤに対しても大幅な変更を加える
ことなく容易に実施することができる。第6に、各軸1
1には複数のローラ10が取り付けられ、しかも、隣合
う軸11に取り付けられているローラ10相互は、平面
視において一部重なる状態で垂直方向には千鳥状に配置
されているので、ローラ10を密に設置することがで
き、ローラ10と容器3との摩擦抵抗がより小さくな
り、コンベヤの一層円滑な作動が保証される。
【0020】この発明の形態におけるローラガイド1で
は、例えば図5で示すように、各支持フレーム12,1
2へ各軸11の両端部をベアリング15によって取り付
け、各軸11へローラ10を固定しても実施することが
できる。図5の各ローラ10は、ステンレスその他の金
属製の内輪10bと、前述のような材質の外輪10aと
から構成されている。
は、例えば図5で示すように、各支持フレーム12,1
2へ各軸11の両端部をベアリング15によって取り付
け、各軸11へローラ10を固定しても実施することが
できる。図5の各ローラ10は、ステンレスその他の金
属製の内輪10bと、前述のような材質の外輪10aと
から構成されている。
【0021】第2実施形態 図6はこの発明による第2実施形態のコンベヤの概略を
示す部分斜視図、図7は図6のコンベヤにおけるローラ
ガイド設置部の部分拡大平面図である。図6のように、
コンベヤ4の調整領域42における一方(図6の上側)
のガイド2には、その曲がり部分へ所定の長さにわたる
途切れ部が形成され、この途切れ部にはローラガイド1
が第1実施形態におけると同様な要領で取り付けられて
いる。
示す部分斜視図、図7は図6のコンベヤにおけるローラ
ガイド設置部の部分拡大平面図である。図6のように、
コンベヤ4の調整領域42における一方(図6の上側)
のガイド2には、その曲がり部分へ所定の長さにわたる
途切れ部が形成され、この途切れ部にはローラガイド1
が第1実施形態におけると同様な要領で取り付けられて
いる。
【0022】ローラガイド1の各支持フレーム12,1
2は、少なくとも水平方向に対して湾曲し得る可撓性部
材12a(例えば自在定規のように、長さ方向に沿って
密に屈折節が形成された心棒に、可撓性を有する樹脂が
被覆してある)と、この可撓性部材12aに沿って固定
された金属などの非可撓性部材12bとから構成されて
いる。支持フレーム12,12の両端部のアタッチメン
ト14,14は、非可撓性部材12aへ固定されてい
る。各軸11は第1実施形態におけると同様な要領で可
撓性部材12aへ取り付けられ、各軸11には第1実施
形態と同様に複数のローラ10が取り付けられている。
2は、少なくとも水平方向に対して湾曲し得る可撓性部
材12a(例えば自在定規のように、長さ方向に沿って
密に屈折節が形成された心棒に、可撓性を有する樹脂が
被覆してある)と、この可撓性部材12aに沿って固定
された金属などの非可撓性部材12bとから構成されて
いる。支持フレーム12,12の両端部のアタッチメン
ト14,14は、非可撓性部材12aへ固定されてい
る。各軸11は第1実施形態におけると同様な要領で可
撓性部材12aへ取り付けられ、各軸11には第1実施
形態と同様に複数のローラ10が取り付けられている。
【0023】この実施形態では、ローラガイド1をコン
ベヤ4の側部に取り付けるまでは、支持フレーム12,
12の非可撓性部材12bと可撓性部材12aとが分離
されており、調整領域42におけるガイド2の途切れ部
の曲率に合わせて可撓性部材12aを曲げた後、各可撓
性部材12aの背面側に非可撓性部材12bをそれぞれ
ネジ12cで固定する。その後、前記アタッチメント1
4をガイド2の途切れ部の端部背面へワッシャ50を介
してボルト5で固定する。
ベヤ4の側部に取り付けるまでは、支持フレーム12,
12の非可撓性部材12bと可撓性部材12aとが分離
されており、調整領域42におけるガイド2の途切れ部
の曲率に合わせて可撓性部材12aを曲げた後、各可撓
性部材12aの背面側に非可撓性部材12bをそれぞれ
ネジ12cで固定する。その後、前記アタッチメント1
4をガイド2の途切れ部の端部背面へワッシャ50を介
してボルト5で固定する。
【0024】第2実施形態のコンベヤ4は、ローラガイ
ド1の各支持フレーム12,12が、水平方向に対して
湾曲し得る可撓性部材12aと、この可撓性部材12a
に沿って固定された金属などの非可撓性部材12bとか
ら構成されているので、ガイド2の途切れ部の曲がった
部分に対してその曲率に合わせて取り付けることができ
る。第2実施形態のコンベヤの他の構成や作用,効果は
第1実施形態のコンベヤとほぼ同様であるので、それら
の説明は省略する。
ド1の各支持フレーム12,12が、水平方向に対して
湾曲し得る可撓性部材12aと、この可撓性部材12a
に沿って固定された金属などの非可撓性部材12bとか
ら構成されているので、ガイド2の途切れ部の曲がった
部分に対してその曲率に合わせて取り付けることができ
る。第2実施形態のコンベヤの他の構成や作用,効果は
第1実施形態のコンベヤとほぼ同様であるので、それら
の説明は省略する。
【0025】第3実施形態 図8はこの発明による第3実施形態のコンベヤにおける
ローラガイドの部分斜視図である。このローラガイド1
は、各軸11へ一個の長さの長いローラ10を回転自在
に取り付けた例である。各ローラ10は、それぞれの軸
11へ図示しないベアリングからなる内輪によって回転
自在に取り付けられている。この形態のローラガイド1
は、各軸11へそれぞれ一個のローラ10が取り付けら
れているので、ローラガイド1の組み立てが簡単であ
る。第3実施形態の他の構成や作用,効果は第1実施形
態とほぼ同様であるので、それらの説明は省略する。第
3実施形態において、ローラガイド1の各支持フレーム
12,12は第2実施形態と同様に構成することができ
るほか、軸11の支持フレーム12,12への取付構造
や、軸11へのローラ10の取付構造は、図5のような
取付構造を採用することができる。
ローラガイドの部分斜視図である。このローラガイド1
は、各軸11へ一個の長さの長いローラ10を回転自在
に取り付けた例である。各ローラ10は、それぞれの軸
11へ図示しないベアリングからなる内輪によって回転
自在に取り付けられている。この形態のローラガイド1
は、各軸11へそれぞれ一個のローラ10が取り付けら
れているので、ローラガイド1の組み立てが簡単であ
る。第3実施形態の他の構成や作用,効果は第1実施形
態とほぼ同様であるので、それらの説明は省略する。第
3実施形態において、ローラガイド1の各支持フレーム
12,12は第2実施形態と同様に構成することができ
るほか、軸11の支持フレーム12,12への取付構造
や、軸11へのローラ10の取付構造は、図5のような
取付構造を採用することができる。
【0026】その他の実施形態 前記第1実施形態及び第2実施形態においては、各ロー
ラ10を算盤の玉の形態に加工し、容器との接触部分を
小さくすることができる。また、第3実施形態において
は、垂直方向へ所定の間隔で図示しないフランジを有す
る形態のローラとし、容器3との接触部分を小さくする
ことができる。
ラ10を算盤の玉の形態に加工し、容器との接触部分を
小さくすることができる。また、第3実施形態において
は、垂直方向へ所定の間隔で図示しないフランジを有す
る形態のローラとし、容器3との接触部分を小さくする
ことができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明に係るコンベヤによれ
ば、第1に、側部のガイド2の容器3との摩擦抵抗の大
きい部分である調整領域42では、コンベヤの作動に伴
って、容器3がローラガイド1の多数のローラ10へ接
触すると、当該ローラ10が遊転するので、前記調整領
域42における容器3との摩擦が極めて小さく、容器3
が円滑に移送されてブロッキングを生じるのを防止する
ことができる。第2に、ローラ10と容器3との摩擦抵
抗が極めて小さいために、ローラ10の経時的な磨耗が
抑制されて持続的に使用されるとともに、潤滑剤などを
使用した場合と異なり衛生的でしかも後処理を必要とし
ない。第3に、ローラ10と容器3との摩擦抵抗が極め
て小さいために、容器3の胴部へ傷が付くのを防止する
ことができるとともに、容器3が脆弱化するのを防止す
ることができる。
ば、第1に、側部のガイド2の容器3との摩擦抵抗の大
きい部分である調整領域42では、コンベヤの作動に伴
って、容器3がローラガイド1の多数のローラ10へ接
触すると、当該ローラ10が遊転するので、前記調整領
域42における容器3との摩擦が極めて小さく、容器3
が円滑に移送されてブロッキングを生じるのを防止する
ことができる。第2に、ローラ10と容器3との摩擦抵
抗が極めて小さいために、ローラ10の経時的な磨耗が
抑制されて持続的に使用されるとともに、潤滑剤などを
使用した場合と異なり衛生的でしかも後処理を必要とし
ない。第3に、ローラ10と容器3との摩擦抵抗が極め
て小さいために、容器3の胴部へ傷が付くのを防止する
ことができるとともに、容器3が脆弱化するのを防止す
ることができる。
【0028】請求項2の発明に係るコンベヤによれば、
ローラ10の外輪10aは、弾性を有する合成樹脂,天
然ゴム又は合成ゴムで製造されているので、容器3をよ
り一層よく保護することができる。
ローラ10の外輪10aは、弾性を有する合成樹脂,天
然ゴム又は合成ゴムで製造されているので、容器3をよ
り一層よく保護することができる。
【0029】請求項3の発明に係るコンベヤによれば、
ローラガイド1は、容器3が接触しない状態で平行に配
置された少なくとも上下一対の支持フレーム12,12
と、前記支持フレーム12,12へ所定の間隔で平行に
取り付けられた多数の軸11とを備え、前記ローラ10
が前記各軸11へ取り付けられているので、既設のコン
ベヤに対しても大幅に改造することなく容易に実施する
ことができる。
ローラガイド1は、容器3が接触しない状態で平行に配
置された少なくとも上下一対の支持フレーム12,12
と、前記支持フレーム12,12へ所定の間隔で平行に
取り付けられた多数の軸11とを備え、前記ローラ10
が前記各軸11へ取り付けられているので、既設のコン
ベヤに対しても大幅に改造することなく容易に実施する
ことができる。
【0030】請求項4の発明に係るコンベヤによれば、
各軸11には複数のローラ10が取り付けられているの
で、両者の摩擦抵抗がさらに小さくなる。
各軸11には複数のローラ10が取り付けられているの
で、両者の摩擦抵抗がさらに小さくなる。
【0031】請求項5の発明に係るコンベヤによれば、
隣合う軸11に取り付けられているローラ10相互は、
平面視において一部重なる状態で垂直方向には千鳥状に
配置されているので、ローラ10を密に設置することが
でき、ローラ10と容器3との摩擦抵抗がさらに一層小
さくなり、コンベヤの一層円滑な作動が保証される。
隣合う軸11に取り付けられているローラ10相互は、
平面視において一部重なる状態で垂直方向には千鳥状に
配置されているので、ローラ10を密に設置することが
でき、ローラ10と容器3との摩擦抵抗がさらに一層小
さくなり、コンベヤの一層円滑な作動が保証される。
【0032】請求項6の発明に係るコンベヤによれば、
ローラガイド1の各軸11にそれぞれ一個のローラ10
が取り付けられているので、ローラガイド1の組み立て
がより簡単である。
ローラガイド1の各軸11にそれぞれ一個のローラ10
が取り付けられているので、ローラガイド1の組み立て
がより簡単である。
【0033】請求項7の発明に係るコンベヤによれば、
ローラガイド1の各支持フレーム12,12が、水平方
向に対して湾曲し得る可撓性部材12aと、この可撓性
部材12aに沿って固定された金属などの非可撓性部材
12bとから構成されているので、ガイド2の途切れ部
の曲がった部分に対してその曲率に合わせて取り付ける
のに便利である。
ローラガイド1の各支持フレーム12,12が、水平方
向に対して湾曲し得る可撓性部材12aと、この可撓性
部材12aに沿って固定された金属などの非可撓性部材
12bとから構成されているので、ガイド2の途切れ部
の曲がった部分に対してその曲率に合わせて取り付ける
のに便利である。
【図1】この発明による第1実施形態のコンベヤの概略
を示す部分斜視図である。
を示す部分斜視図である。
【図2】図1のコベアにおけるローラガイドの部分拡大
斜視図である。
斜視図である。
【図3】図1のコンベヤにおけるローラガイド設置部の
部分拡大平面図である。
部分拡大平面図である。
【図4】図2のローラガイドの断面図である。
【図5】図2のローラガイドの部分的変形例を示す断面
図である。
図である。
【図6】この発明による第2実施形態のコンベヤの概略
を示す部分斜視図である。
を示す部分斜視図である。
【図7】図6のコンベヤにおけるローラガイド設置部の
部分拡大平面図である。
部分拡大平面図である。
【図8】この発明による第3実施形態のコンベヤにおけ
るローラガイドの部分斜視図である。
るローラガイドの部分斜視図である。
【図9】従来のコンベヤの部分斜視図である。
1 ローラガイド 10 ローラ 10a 外輪 10b 内輪 11 軸 11b ボルト部 12 支持フレーム 12a 可撓性部材 12b 非可撓性部材 12c ネジ 13 ナット 14 アタッチメント 15 ベアリング 2 ガイド 3 容器 4 コンベヤ 40 プール領域 41 整列領域 42 調整領域 5 ボルト 51 ワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F023 AA07 AB06 AB07 BA02 BB01 BC01 3F025 BA02 BB01 BC10 3F033 GA09 GC04 GC05 GE01 GE05 3F081 AA04 AA19 BC04 BD01 BD04 CC08 DA02 DA12 DA15
Claims (7)
- 【請求項1】 筒状胴部を有する多数の容器3を直立状
態で連続移送し、幅が変化するように両側へ前記容器3
を移送方向に案内する連続したガイド2,2が設けられ
たコンベヤにおいて、 前記ガイド2の前記容器3との摩擦抵抗が大きい部分に
は、所定の長さにわたって、前記ガイド2に代えて前記
容器3の胴部が接触することにより遊転する状態に多数
のローラ10を有するローラガイド1を設置したことを
特徴とする、 コンベヤ。 - 【請求項2】 前記ローラ10の全部又は一部は外輪1
0aを有し、前記外輪10aは弾性を有する合成樹脂,
天然ゴム又は合成ゴムであることを特徴とする、請求項
1に記載のコンベヤ。 - 【請求項3】 前記ローラガイド1は、 前記容器3が接触しない状態で平行に配置された少なく
とも上下一対の支持フレーム12,12と、 前記支持フレーム12,12へ所定の間隔で平行に取り
付けられた多数の軸11とを備え、 前記ローラ10は前記各軸11へ取り付けられているこ
とを特徴とする、 請求項1又は2に記載のコンベヤ。 - 【請求項4】 前記ローラ10は前記各軸11へ所定の
間隔で複数取り付けられていることを特徴とする、請求
項3に記載のコンベヤ。 - 【請求項5】 隣合う軸11に取り付けられているロー
ラ10相互は、平面視において一部重なる状態で垂直方
向には千鳥状に配置されていることを特徴とする、請求
項4に記載のコンベヤ。 - 【請求項6】 前記ローラ10は前記各軸11へ一個ず
つ取り付けられていることを特徴とする、請求項3に記
載のコンベヤ。 - 【請求項7】 前記各支持フレーム12,12は、前記
各軸11が取り付けられていて少なくとも水平方向に対
して湾曲し得る可撓性部材12aと、この可撓性部材1
2aに沿って固定された非可撓性部材12bとからなる
ことを特徴とする、請求項3〜6のいずれかに記載のコ
ンベヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10271279A JP2000095321A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | コンベヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10271279A JP2000095321A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | コンベヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000095321A true JP2000095321A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17497869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10271279A Pending JP2000095321A (ja) | 1998-09-25 | 1998-09-25 | コンベヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000095321A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003001694A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 帯状ゴム板冷却装置 |
JP2008517858A (ja) * | 2004-10-29 | 2008-05-29 | ザ・ボーイング・カンパニー | 貨物システムのローラー/ロック/パワードライブユニットのトレイへの一体化 |
JP2010510944A (ja) * | 2006-11-29 | 2010-04-08 | レイトラム リミテッド ライアビリティー カンパニー | サイドガード付き傾斜ローラ型ベルトコンベヤ |
WO2022191113A1 (ja) * | 2021-03-08 | 2022-09-15 | 伊東電機株式会社 | 搬送ローラ、コンベヤ装置及び傾斜コンベヤ装置 |
-
1998
- 1998-09-25 JP JP10271279A patent/JP2000095321A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003001694A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 帯状ゴム板冷却装置 |
JP2008517858A (ja) * | 2004-10-29 | 2008-05-29 | ザ・ボーイング・カンパニー | 貨物システムのローラー/ロック/パワードライブユニットのトレイへの一体化 |
JP2010510944A (ja) * | 2006-11-29 | 2010-04-08 | レイトラム リミテッド ライアビリティー カンパニー | サイドガード付き傾斜ローラ型ベルトコンベヤ |
WO2022191113A1 (ja) * | 2021-03-08 | 2022-09-15 | 伊東電機株式会社 | 搬送ローラ、コンベヤ装置及び傾斜コンベヤ装置 |
JPWO2022191113A1 (ja) * | 2021-03-08 | 2022-09-15 |
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