JP2000095025A - ミラーアーム格納装置 - Google Patents

ミラーアーム格納装置

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JP2000095025A JP10269339A JP26933998A JP2000095025A JP 2000095025 A JP2000095025 A JP 2000095025A JP 10269339 A JP10269339 A JP 10269339A JP 26933998 A JP26933998 A JP 26933998A JP 2000095025 A JP2000095025 A JP 2000095025A
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Koichi Naito
藤 功 一 内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡単で、クラッチが不用なミラーアーム
格納装置の提供。 【解決手段】 ミラーアーム軸(21)にウオームホイ
ル(23)を取り付け、そのウオームホイル(23)と
係合するウオームギヤ(13)が軸にスプラインを介し
て摺動自在に取り付けられ、そのウオームギヤ(13)
を所定位置に戻すよう付勢するばね(32)を設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のキャブに取
り付けられているミラーアームを格納するミラーアーム
格納装置、詳細にはトラックの左側ミラーアームの格納
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ミラーアームの格納装置は手動、電動を
含め、種々の装置が知られている。
【0003】しかしながら、従来の技術においては、ミ
ラーの接触等でミラーアームに外力が作用した場合、特
にトラックのキャブに設けられたミラーアームの場合、
アームの湾曲や格納手段の破損を防止するため、格納手
段に外力が作用しないように例えば、クラッチを備える
ことが必要となる。そのため、構造が複雑で重量が大と
なり、コストも高くなるという問題がある。
【0004】また、実開平6−71303号公報の技術
が開示されているが、本願の課題に関するものでない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従来
技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、格納装置
に構造簡単なクラッチ(逃げ)機能を備えたミラーアー
ム格納装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のミラーアーム格
納装置は、車両のキャブに取り付けられているミラーア
ームを格納するミラーアーム格納装置において、キャブ
に固定された本体ケースにほぼ水平に回転自在に駆動手
段を有する軸を設け、その軸にウオームギヤが摺動自在
に且つ駆動力が伝達されるよう取り付けられ、そのウオ
ームギヤにはミラーアーム軸に固定されたウオームホイ
ルが係合しており、前記ウオームギヤを所定位置に戻す
よう付勢するばねが設けられている。
【0007】また、本発明によれば、前記駆動手段が電
動モータである。
【0008】かかる構成を具備する本発明によれば、ミ
ラー位置を調整する際には、前記軸を駆動手段(例えば
モータ)で左右に回転させることによりウオームギヤが
回転し、ウオームホイルが駆動されてミラーアームが取
り付けられた取付軸が回動して、ミラーアームは回動す
る。この場合、ウオームギヤは、ばねで左右から同じ力
で付勢されており、軸のスプラインとの摩擦もあるた
め、軸上を左右に摺動することなく、ウオームホイルを
駆動する。
【0009】ミラーが外力により例えば右方向に押され
た場合、当該外力により取付軸が右方向に回動させられ
るが、その時ウオームホイルからウオームギヤを回転さ
せる回転力は生じないが、ウオームギヤは軸に摺動自在
にスプラインを介して取り付けられているので、ウオー
ムホイルがウオームギヤと係合している歯を軸方向に押
すため、ウオームギヤは軸上をスライドし、取付軸21
は回動する。そして、ミラーは押されただけ回動し、ミ
ラーアームが湾曲したり軸が屈曲することはない。
【0010】そして、モータを駆動して軸を左回転させ
れば、ウオームギヤはばねの反力に付勢されてもとの所
定位置に戻るので、されにモータを回転させて、ミラー
を調整すればよい。
【0011】ミラー(ミラーアーム)が最も外方に回動
された場合、ウオームギヤが回転してウオームホイルを
ストッパに当接させると、ウオームギヤはばねを押し退
けてウオームホイルとの係合が解除されると空転する。
この状態になる前にスイッチをオフすればよいが、空転
してからスイッチをオフしても、モータを逆回転すれ
ば、ウオームギヤは面取りされているので、ウオームギ
ヤとウオームホイルとは係合し、ウオームギヤは、ばね
に付勢されて、所定位置に戻る。
【0012】この様に、本発明によれば、ミラーの調整
は従来と同様に確実に行う事が出来る。そして、ミラー
に外力が付加された場合には、ミラーは当該外力によっ
て押されただけ回動し、ミラーアームが湾曲したり軸が
屈曲することが防止されるのである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。図1において、車両のキャブC
にはミラーアーム2の上端部2aがキャブCに取り付け
られたミラーアーム格納装置1に取り付けられ、下端部
2bはキャブcのコーナ部3に回動自在に枢着されてい
る。
【0014】図2において、本体ケース10の底部には
軸受け孔を有する軸受け部11、11が設けられ、その
軸受け部11には軸12が回転自在に支持されている。
そして、その軸12の図における左側にはスプライン部
12aが設けられており、そのスプライン部12aには
ウオームギヤ13が摺動自在に取り付けられ、軸12の
右側には図示しないスイッチで左右方向に回転自在な電
動モータ15に固定されているウオームギヤ16と係合
するウオームホイル14が固着されている。
【0015】また、本体ケース10の底部に設けられた
軸受け孔20aを有するボス20にはウオームギヤ13
と係合するセクタ状に形成されたウオームホイル23が
固定されたミラーアーム軸21の下部が回動自在に挿入
され、ミラーアーム軸21の上部は本体カバー25の孔
26で支持されている。
【0016】さらに、中央部がW字状に形成された円弧
状のばねSは中央部のU字状部分がボス30にその周囲
が固定部31で規制されるよう抑え部材32でボルト3
3により固定され、ばねSの両端部に設けられた孔32
a、32aが軸12を貫通してウオームギヤ13の両端
を左右から付勢してウオームギヤ13が所定位置に戻る
よう取り付けられている。ここで、符号22はワッシ
ャ、23a、23bはストッパをそれぞれ示している。
【0017】以下、図3〜図5を参照して、作用につい
て説明する。
【0018】図3は、軸12をモータ15で左右に回転
させることによりウオームギヤ13が回転し、ウオーム
ホイル23が駆動されてミラーアーム2が取り付けられ
た取付軸21(以下の説明ではミラーアーム2は取付軸
21で代表する)が回動してミラーアーム2を回動させ
る通常の態様を示している。この場合、ウオームギヤ1
3は、ばねSで左右から同じ力で付勢されており、軸1
2のスプラインとの摩擦もあるため、軸12上を左右に
摺動することなくウオームホイル23を駆動するので、
取付軸21が左右に回動してミラー位置が調整される。
【0019】図4は、ミラーが外力により右方向に押さ
れた場合の態様を示し、ミラーにより取付軸21が右方
向に回動させられるが、その時ウオームホイル23から
ウオームギヤ13を回転させる回転力は生じないが、ウ
オームギヤ13は軸12に摺動自在にスプラインを介し
て取り付けられているので、ウオームホイル23がウオ
ームギヤ13と係合している歯を軸方向に押すため、ウ
オームギヤ13は軸12上をスライドし、図に示すよう
に取付軸21は回動するので、ミラーは押されただけ回
動し、ミラーアームが湾曲したり軸12が屈曲すること
はない。
【0020】そして、モータを駆動して軸12を左回転
させれば、ウオームギヤ13はばねSの反力に付勢され
てもとの所定位置に戻るので、さらにモータを回転させ
て、ミラーを調整すればよい。
【0021】図5はミラー(ミラーアーム)が最も外方
に回動された態様を示し、ウオームギヤ13が回転して
ウオームホイル23をストッパ23aに当接させると、
ウオームギヤ13はばねSを押し退けてウオームホイル
23との係合が解除されると空転する。この状態になる
前にスイッチをオフすればよいが、空転してからスイッ
チをオフしても、モータを逆回転すれば、ウオームギヤ
13は面取りされているので、ウオームギヤ13とウオ
ームホイル23とは係合し、ウオームギヤ13は、ばね
Sに付勢されて、所定位置に戻る。
【0022】図5は、ミラーが最も外側に回動された態
様を示しているが、反対にウオームホイル23がストッ
パ23bに当接するまでウオームギヤ13を回転すれ
ば、ミラー(ミラーアーム)が格納される。
【0023】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されており、
ミラー(ミラーアーム)調整中、停止中に拘らず、ミラ
ーに外力が加えられると、ウオームギヤが軸上を摺動し
てクラッチと同様に外力を逃がすので、アームの湾曲や
破損を防止でき、簡単な構造で安く、ミラーアーム格納
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すキャブの外観斜視
図。
【図2】図1のミラーアーム格納装置の分解構成図。
【図3】本発明の作用効果の通常時態様を説明する図。
【図4】本発明の作用効果の外力作用時態様を説明する
図。
【図5】本発明の作用効果のストッパ当接時態様を説明
する図。
【符号の説明】
1・・・ミラーアーム格納装置 2・・・ミラーアーム 10・・・本体ケース 12・・・軸 13、16・・・ウオームギヤ 14、23・・・ウオームホイル 15・・・電動モータ 21・・・取付軸 25・・・本体カバー S・・・ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のキャブに取り付けられているミラ
    ーアームを格納するミラーアーム格納装置において、キ
    ャブに固定された本体ケースにほぼ水平に回転自在に駆
    動手段を有する軸を設け、その軸にウオームギヤが摺動
    自在に且つ駆動力が伝達されるよう取り付けられ、その
    ウオームギヤにはミラーアーム軸に固定されたウオーム
    ホイルが係合しており、前記ウオームギヤを所定位置に
    戻すよう付勢するばねが設けられていることを特徴とす
    るミラーアーム格納装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段が電動モータである請求項
    1記載のミラーアーム格納装置。
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