JP2000093846A - 遠心濃縮機の濃度制御方法及びその制御装置 - Google Patents

遠心濃縮機の濃度制御方法及びその制御装置

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JP2000093846A
JP2000093846A JP10265041A JP26504198A JP2000093846A JP 2000093846 A JP2000093846 A JP 2000093846A JP 10265041 A JP10265041 A JP 10265041A JP 26504198 A JP26504198 A JP 26504198A JP 2000093846 A JP2000093846 A JP 2000093846A
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opening
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Kenji Kamimura
健二 上村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はステッピングモータを用いて濃度調
節弁の開度量を円滑に微調整できる遠心濃縮機の濃度制
御方法及びその制御装置を提供する。 【解決手段】 遠心濃縮機21に取付けた濃縮液の濃度
制御装置37はステッピングモータドライブ回路45
と、ステッピングモータの駆動パルス数をカウントする
カウンタ回路46と、(パルス数)/(開度)変換回路
47と、開度量信号と開度位置目標信号と濃縮液の濃度
検出信号とを比較演算する開度位置制御サーボ回路48
とを結線して構成されている。ステッピングモータ43
と連結させた連結機構42の移動量から、濃度調節弁3
2のバルブシート32の開閉量を間接的手段で、連続的
に検知し、その開度量信号と、開度位置目標信号と、濃
縮液の濃度検出信号とを開度位置制御サーボ回路に入力
し、その指令信号をステッピングモータドライブ回路に
入力して濃縮液の濃度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場排水や下水等
の汚泥処理場等で用いられる遠心濃縮機の濃度制御方法
及びその制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一例として、特開昭62−168560
号公報に、遠心濃縮機の濃度制御方法が開示されてい
る。
【0003】図8は上記濃度制御を実施するスクリュー
デカンタ形遠心濃縮機の制御機構の一例を示す説明図で
ある。矢印17で示す下水、産業廃液等の原液は原液供
給装置1により、供給パイプ2を通って内胴供給室3に
入り、ここから高速駆動モーター16によって回転して
いる外胴ボウル4に入り、分離液と濃縮液とに分離され
る。そして、ギアボックス9により外胴ボウル4より若
干少ない回転をしている内胴スクリュー5によって濃縮
液は掻出され、濃縮液出口6からケーシング8内に排出
され、矢印18で示すように濃縮液濃度検出器11を通
って次工程に導かれる。一方、分離液は濃縮液と反対側
にある分離液排出装置7から分離液流量調整器12を通
って矢印19で示すように外部に排出される。比較演算器
14には、濃縮液濃度検出器11からの濃度検出信号が
入力され、また、目標とする濃縮液の濃度は設定値が設
定器13から与えられているので、検出された濃縮液の
濃度とその設定値を比較して偏差を求め、かつ、偏差が
あれば、その偏差がなくなるように制御器15を介して
原液の流量と分離液の流量の少なくとも1つを調整す
る。
【0004】上記によって、濃縮液の濃度が常に設定値
になるように調整されるので、スクリューデカンタ形遠
心濃縮機本体の機械条件を変化させないで、一定目標値
濃度の濃縮液が得られる。
【0005】また、特開昭62−45363号公報に
は、軸心投入、軸心排出方式のスクリューデカンタ形遠
心濃縮機が記載され、濃縮液の排出口に流体の排出速度
を調節するステッピングモータを内蔵する調節弁が装備
され、流体の排出速度が調節され、更に濃度計が配備さ
れて、濃度計の計測データが調節弁にフィードバツクさ
れる旨が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
62−168560号公報による技術は以下の問題があ
る。
【0007】原液は外胴ボウル4のほぼ中央部に位置す
る内胴供給室3を介して外胴ボウル4に投入され、分離
液は原液供給装置側の外胴ボウル端から排出され、濃縮
液は反対側の外胴ボウル端から排出される。そのため
に、濃縮液の滞留時間は、内胴供給室3から外胴ボウル
端までの通過時間しかとれない。また、分離液は沈降し
た粒子が内胴供給室3の位置を通過する際に、撹乱され
て再浮遊されて乱れ易い。固液分離で乱れが生じ易い状
態で分離された濃縮液の濃度を、原液の流量、分離液の
流量を調整して、連続的に目標値に適正に制御すること
は困難である。
【0008】特開昭62−45363号公報による技術
は、調節弁が装備され、流体の排出速度が調節され、更
に濃度計が配備されて、濃度計の計測データが調節弁に
フィードバツクされる旨が開示されている。
【0009】しかしながら、ステッピングモータを用い
た調節弁の具体的な濃縮液の濃度制御については不明で
ある。一般にステッピングモータは間欠駆動、正転、逆
転、変速等が容易で、総回転角度は入力パルスの総数に
比例し、その回転速度は入力パルスの周波数に比例す
る。これらの性質を利用した位置決め制御ができること
が知られている。
【0010】しかし、上記のようなオープンループ制御
をそのまま遠心濃縮機の濃度調節弁の開閉の駆動装置と
して用いた場合に以下のような問題がある。
【0011】遠心濃縮機は濃縮液を一定の濃度にするた
めに、濃度調節弁の開度量を制御する。全開、全閉はリ
ミットスイツチ等によって検知されるが、濃度調節弁の
全開、全閉の間の操業中の開度量についてはわからない
ので、目標値を中心として前後に複数の設定値を設定し
て、濃度調節弁の開閉速度を一定にして、濃度計の計測
データをフィードバツクさせて調節弁を階段的に開閉さ
せて制御する。
【0012】そのために、目標濃縮液濃度までの立上り
時間が長くなり易く、また、操業中の開度量がわからな
いので、目標付近での開度の微調整が困難であり、濃縮
液濃度のバラツキが大きくなり易い。
【0013】本発明は、上記のような問題点の解決を図
ったものであり、ステッピングモータを用いて濃度調節
弁の開度量を円滑に微調整できる遠心濃縮機の濃度制御
方法及びその制御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、遠心濃縮
機で濃縮液の濃度を制御する方法において、前記遠心濃
縮機の濃縮液出口に取付けた濃度調節弁のバルブシート
をステッピングモータに連結させ、ステッピングモータ
の駆動パルス数をカウンタでカウントして、前記バルブ
シートの開度量に換算し、その開度量信号と、開度位置
目標信号と、濃縮液の濃度検出信号とを開度位置制御サ
ーボ回路に入力し、その指令信号をステッピングモータ
ドライブ回路に入力して濃縮液の濃度を制御することを
特徴とする遠心濃縮機の濃度制御方法である。
【0015】第二の発明は、第一の発明の遠心濃縮機の
濃度制御方法において、濃縮液の濃度設定範囲内で、濃
縮液の濃度が微調整されるようにバルブシートの開度量
を制御することを特徴とする遠心濃縮機の濃度制御方法
である。
【0016】第三の発明は、遠心濃縮機の濃縮液出口に
取付けた濃度調節弁と、該濃度調節弁のバルブシートを
連結させたステッピングモータと、開度指示計と濃縮液
の濃度計とからなり、前記ステッピングモータの制御機
構が、ステッピングモータドライブ回路と、ステッピン
グモータの駆動パルス数をカウントするカウンタ回路
と、(パルス数)/(開度)変換回路と、開度量信号と
開度位置目標信号と濃縮液の濃度検出信号とを比較演算
する開度位置制御サーボ回路とから構成されていること
を特徴とする遠心濃縮機の濃度制御装置である。
【0017】本発明によれば、上記構成により、遠心濃
縮機の調節弁の開度量を間接的に検出して、濃縮液の濃
度を確認しなから、上記開度量と目標の開度量とから開
度制御ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって説明する。
【0019】図1は本発明の濃縮液の濃度制御装置を用
いた遠心濃縮機の一実施の形態を示す側断図であり、図
2は図1の濃度制御装置のブロック回路図である。図8
と共通する個所は同じ符号を付けた。
【0020】遠心濃縮機21は、ボウル22と、ボウル
22に内蔵されたスクリュー23と、汚泥原液17をボ
ウル22に供給する空洞を有するスクリュー用回転軸2
4と、スクリュー23の先端に位置し、ボウル内壁に近
接させて濃縮液入口25を有する濃縮液排出パイプ26
と、ボウル内先端部に分離液入口27を有し、濃縮液排
出パイプ26と同心外側の分離液排出パイプ28と、ボ
ウル22とスクリュー23とを各々回転させる駆動装置
29から構成されている。符号30は差速装置である。
【0021】遠心濃縮機21にはケーシング31を設
け、濃縮液排出パイプ26と、分離液排出パイプ28の
先端部には濃縮液室31a、分離液室31bを別々に接
続し、濃縮液排出パイプ26の先端出口26aには濃度
調節弁32が取付けられている。分離液排出パイプ28
の先端出口28aには圧力調節弁33が取付けられてい
る。濃縮液室31a、分離液室31bの下側には分離液
排出口51と、濃縮液排出口34が設けられている。濃
縮液排出口34の出口側には濃縮液受器35を設けて、
濃縮液の濃度を測定する濃度計36が取付けられてい
る。濃度調節弁32と濃度計36との間には濃縮液の濃
度制御装置37が接続されている。濃度制御装置37に
は開度指示計40が接続されている。符号38は濃縮
液、符号39は分離液を示す。
【0022】遠心濃縮機21に取付けた濃縮液の濃度制
御装置37を図2により詳述する。濃縮液排出パイプ2
6の先端出口26aに取付けた濃度調節弁32はバルブ
シート41と連結機構42とから構成されている。バル
ブシート41は連結機構42によりステッピングモータ
43と連結されている。符号44はボールねじを示す。
ステッピングモータ43は制御機構として濃度制御装置
37に接続している。濃度制御装置37はステッピング
モータドライブ回路45と、ステッピングモータの駆動
パルス数をカウントする駆動パルスカウンタ回路46
と、(パルス数)/(開度)変換回路47と、開度量信
号と開度位置目標信号と濃縮液の濃度検出信号とを比較
演算する開度位置制御サーボ回路48とを結線して構成
されている。
【0023】濃縮液排出パイプ26の先端出口26aか
らの濃縮液38の排出は濃度調節弁32の開閉によって
行われる。濃度調節弁32の開閉はバルブシート41に
連結された連結機構42を矢印に示すように水平移動さ
せて簡単に行われる。
【0024】連結機構42の水平移動の駆動原にはステ
ッピングモータ43を用いることが必要である。
【0025】ステッピングモータ43は、上述したよう
に、ステッピングモータの総回転角度は入力パルスの総
数に比例し、その回転速度は入力パルスの周波数に比例
するのでフィードバック機構を必要としない位置決め制
御ができる。
【0026】本発明では、このようなステッピングモー
タ43の優れた特徴を活かして、制御機構として上述し
た濃度制御装置37に接続することにより、ステッピン
グモータ43と連結させた連結機構42の移動量から、
濃度調節弁32のバルブシート41の開閉量を間接的手
段で、連続的に検知する。次いでその開度量信号と、開
度位置目標信号と、濃縮液38の濃度検出信号とを開度
位置制御サーボ回路48に入力し、その指令信号をステ
ッピングモータドライブ回路に入力して濃縮液38の濃
度を制御する。
【0027】また、ステッピングモータ43とバルブシ
ート41の間の連結部には位置検出機構等を装備するこ
とがないので、遠心濃縮機の出口側の狭い個所に、駆動
装置を取付けることが簡単である。
【0028】次に本発明による濃縮液の濃度制御につい
て説明する。遠心濃縮機21の濃縮液排出パイプ26の
先端出口26aに取付けた濃度調節弁32は、バルブシ
ート41が開度を全開に調整して、濃縮液38を得るた
めの立上げ操業が行われ、その後、濃度調節弁32の開
度量の調整が行われる。
【0029】制御の一連の動作は、まず、ステッピング
モータドライブ回路45からステッピングモータ43に
入力される駆動パルス数が分岐結線により連続的に駆動
パルスカウンタ回路46でカウントされる。ステッピン
グモータ43のボールねじ44と連結機構42とが連結
されているので、駆動パルス数による連結機構42の移
動量が算出され、移動量によってバルブシート41の開
度が決まるので、移動量による開度の全開を100%の
開度量とし、開度の全閉を0%の開度量として、その間
を開度量%で表示する。
【0030】本発明では駆動パルスカウンタ回路46で
駆動パルス数をカウントして、(パルス数)/(開度)
変換回路47で、開度量に変換し、開度指示計40に連
続的に表示する。また、開度指示計40に表示される開
度量は開度量信号により開度位置制御サーボ回路48に
入力される。一般には4〜20mAのDC信号で入力さ
れる。開度位置制御サーボ回路48には開度位置指令4
9からの開度位置目標信号等が入力される。一般には4
〜20mAのDC信号で入力される。
【0031】また、開度位置制御サーボ回路48には濃
度計36からの濃度検出信号が入力される。開度位置制
御サーボ回路48では開度位置目標信号と開度量信号と
濃縮液38の濃度検出信号とが比較演算され、目標濃縮
液濃度に測定濃縮液濃度を一致または接近させるため
に、パルス信号が開指令または閉指令としてステッピン
グモータドライブ回路45に入力される。
【0032】本発明によれば、遠心濃縮機21の濃度調
節弁32は間接的に検出された開度量が、検出された濃
縮液濃度を確認しなから、目標の開度量と比較演算され
て制御されるので、目標濃縮液濃度付近までは立上げの
バルブ開閉速度を速くし、立上げ時間を短くし、目標濃
縮液濃度付近ではバルブ開閉速度を遅くして制御精度を
高くすることができる。
【0033】図3は本発明の濃度制御装置による濃縮液
濃度%と濃度調節弁の開度量との関係を示す図であり、
図4は操業時の濃縮液濃度%のバラツキ状態を示す図で
ある。
【0034】本発明によれば、図3に示すように、操業
時に、目標濃縮液濃度(例えば4%)に対して、目標濃
縮液濃度の所定範囲A,B外の領域では濃縮調節弁の開
閉速度を速くして開度量を調整し、立上げ時間を短縮
し、目標濃縮液濃度の所定範囲A,B内の領域では開閉
速度を遅くして微調整を円滑に行う。
【0035】その結果、濃縮液濃度%は、図4に示すよ
うに、目標濃縮液濃度範囲A,Bまでの立上げ時間が短
縮され、定常操業時の濃縮液濃度%のバラツキが小さ
い。
【0036】次に比較例について説明する。図5は比較
例の濃度制御装置のブロック回路図であり、図6は比較
例の濃度制御装置による濃縮液濃度%と濃度調節弁開度
量との関係を示す図であり、図7は操業時の濃縮液濃度
%のバラツキ状態を示す図である。
【0037】比較例の濃度制御装置50は、本発明の汚
泥濃度制御装置の内で、カウンタ回路46と、(パルス
数)/(開度)変換回路47と開度位置制御サーボ回路
48とを結線しない、一般的なステッピングモータの駆
動機構で構成されている。図1と共通する個所は同じ符
号を用いている。
【0038】遠心濃縮機の濃縮汚液出口26aに取付け
た濃度調節弁32のバルブシート41が開度を全開に調
整して、濃縮液を得るための立上げ操業が行われ、その
後、濃度調節弁32の開度量の調整が行われる。
【0039】制御による一連の動作は、まず、ステッピ
ングモータドライブ回路45からステッピングモータ4
3に駆動パルス数が入力される。ステッピングモータ4
3のボールねじ44と連結機構42とが連結されている
ので、駆動パルス数による連結機構42の移動が行わ
れ、濃度調節弁32のバルブシート41の開度量が制御
される。開度位置指令49には濃縮液の濃度計37から
濃縮液38の濃度検出信号が入力され、目標濃縮液濃度
に測定濃縮液濃度が一致または接近させるためのパルス
信号が開指令または閉指令としてステッピングモータド
ライブ45に入力される。
【0040】比較例によれば、図6に示すように、目標
濃縮液(例えば4%)に対して操業時の連続的に変化す
る開度量がわからないので、目標濃縮液濃度に対して前
後に複数の設定値C、D、E、Fを設定して、階段的に
制御している。一般には調節弁32の開閉速度は立上げ
と定常状態の両方を勘案して、中間的な開閉速度で一定
操業するので、本発明の場合と比較して、図7に示すよ
うに、操業時に目標濃縮液濃度までの立上げ時間が長く
なり、定常状態の調整が粗くなり、濃縮液濃度%のバラ
ツキが大きい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明はステッピングモ
ータを用いて濃度調節弁の開度量を円滑に微調整できる
ので、バラツキの小さい濃縮液を連続的に円滑に得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の濃度制御装置を用いた遠心濃縮機の一
実施の形態を示す側断図である。
【図2】図1の濃度制御装置のブロック回路図である。
【図3】本発明による濃縮液濃度%と濃度調節弁の開度
量との関係を示す図である。
【図4】本発明による操業時の濃縮液濃度%のバラツキ
状態を示す図である。
【図5】比較例による濃度制御装置のブロック回路図で
ある。
【図6】比較例による濃縮液濃度%と濃度調節弁の開度
量との関係を示す図である。
【図7】比較例による操業時の濃縮液濃度%のバラツキ
状態を示す図である。
【図8】従来の遠心濃縮機の濃度制御方法を実施する装
置の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
21 遠心濃縮機 22 ボウル 23 スクリュー 24 スクリュー用回転軸 25 濃縮液入口 26 濃縮液排出パイプ 26a 濃縮液排出パイプ出口 27 分離液入口 28 分離液排出パイプ 28a 分離液排出パイプ出口 29 駆動装置 30 差速装置 31 ケーシング 31a 濃縮液室 31b 分離液室 32 濃度調節弁 33 圧力調節弁 34 濃縮液排出口 35 濃縮液受器 36 濃度計 37 濃度制御装置 38 濃縮液 39 分離液 40 開度指示計 41 バルブシート 42 連結機構 43 ステッピングモータ 44 ボールねじ 45 ステッピングモータドライブ回路 46 駆動パルスカウンタ回路 47 (パルス数)/(開度)変換回路 48 開度位置制御サーボ回路 49 開度位置指令 50 比較例の濃度制御装置 51 分離液排出口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠心濃縮機で濃縮液の濃度を制御する方
    法において、前記遠心濃縮機の濃縮液出口に取付けた濃
    度調節弁のバルブシートをステッピングモータに連結さ
    せ、ステッピングモータの駆動パルス数をカウンタでカ
    ウントして、前記バルブシートの開度量に換算し、その
    開度量信号と、開度位置目標信号と、濃縮液の濃度検出
    信号とを開度位置制御サーボ回路に入力し、その指令信
    号をステッピングモータドライブ回路に入力して濃縮液
    の濃度を制御することを特徴とする遠心濃縮機の濃度制
    御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の遠心濃縮機の濃度制御方
    法において、濃縮液の濃度設定範囲内で、濃縮液の濃度
    が微調整されるようにバルブシートの開度量を制御する
    ことを特徴とする遠心濃縮機の濃度制御方法。
  3. 【請求項3】 汚泥遠心濃縮機の濃縮液出口に取付けた
    濃度調節弁と、該濃度調節弁のバルブシートを連結させ
    たステッピングモータと、開度指示計と濃縮液の濃度計
    とからなり、前記ステッピングモータの制御機構が、ス
    テッピングモータドライブ回路と、ステッピングモータ
    の駆動パルス数をカウントするカウンタ回路と、(パル
    ス数)/(開度)変換回路と、開度量信号と開度位置目
    標信号と濃縮液の濃度検出信号とを比較演算する開度位
    置制御サーボ回路とから構成されていることを特徴とす
    る遠心濃縮機の濃度制御装置。
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