JP2000093831A - 粉砕装置 - Google Patents

粉砕装置

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JP2000093831A
JP2000093831A JP27266798A JP27266798A JP2000093831A JP 2000093831 A JP2000093831 A JP 2000093831A JP 27266798 A JP27266798 A JP 27266798A JP 27266798 A JP27266798 A JP 27266798A JP 2000093831 A JP2000093831 A JP 2000093831A
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JP
Japan
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powder
injection nozzle
small particle
particle diameter
pulverizing
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JP27266798A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Sojo
義弘 荘所
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体を噴射ノズルから衝突板に向けて噴射さ
せ、この衝突板に粉体を衝突させて粉砕させる場合に、
小粒径の粉体が他の粉体と同様に衝突板に衝突して粉砕
されるのを抑制し、粒径の非常に小さな超微粉が発生す
るのを防止すると共に、噴射ノズルに導かれた小粒径の
粉体が適切に回収されて、粉体の粉砕と合わせて粉体の
分級も適切に行えるようにする。 【解決手段】 粉体1を噴射ノズル31から衝突板32に向
けて噴射させ、この粉体を衝突板に衝突させて粉砕する
粉砕装置において、噴射ノズルの先端部31a を外周側に
わん曲した曲面形状に形成すると共に、この噴射ノズル
の外周側に、噴射ノズルより噴出された小粒径の粉体を
回収する回収路33を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粉体を粉砕させ
てトナー等の所定の小粒径になった粉体を得るのに使用
する粉砕装置に係り、粉体を噴射ノズルから衝突板に向
けて噴射させ、この粉体を衝突板に衝突させて粉砕する
粉砕装置において、小粒径の粉体がさらに粉砕されるの
を抑制すると共に、この小粒径の粉体を回収するように
した点に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体を粉砕させてトナー等の所定
の小粒径になった粉体を製造するにあたっては、図1に
示すように、原料供給装置10からある程度粉砕された
原料となる粉体を弁11を開いて案内管12に導き、こ
の案内管12を通して原料となる粉体を分級装置20に
導き、この分級装置20において所定の粒径になった粉
体を分級し、所定の粒径になった粉体を回収管21を通
して回収する一方、回収されなかった大きな粒径の粉体
を粉砕装置30に導き、この粉砕装置30において上記
の粉体を粉砕させるようにしていた。
【0003】そして、このように粉砕装置30において
粉砕された粉体を案内管12に導き、この粉体を上記の
原料供給装置1から供給される粉体と一緒に再度分級装
置20に導き、上記のような操作を繰り返して、所定粒
径になった粉体を得るようにしていた。
【0004】ここで、上記の粉砕装置30において粉体
を粉砕させるにあたっては、図2に示すように、上記の
分級装置20において回収されなかった大きな粒径の粉
体1を供給ノズル22を通して、この粉砕装置30に設
けられた噴射ノズル31に導く一方、図1に示すよう
に、この粉砕装置30に接続されたエアポンプ40から
空気をこの噴射ノズル31に導き、この空気と共に供給
された粉体1を噴射ノズル31の前方に設けられた衝突
板32に向けて噴射させ、この衝突板32に粉体1を衝
突させて粉砕させるようにしていた。
【0005】しかし、上記の供給ノズル22から噴射ノ
ズル31に導かれる粉体1中には、上記の分級装置20
において適切に回収されなかった小粒径の粉体1も存在
しており、このような小粒径の粉体1も他の粉体1と同
様に噴射ノズルから衝突板32に噴射されて粉砕され、
これによって所定の粒径よりも小さくなった超微粉が多
く発生し、所定の粒径の粉体の収率が低下する等の問題
があった。
【0006】また、上記のような従来の粉砕装置30に
おいては、粉体1を粉砕させるだけであり、所定の粒径
になった粉体1を回収するためには、上記のように別個
に分級装置20を設けることが必要で、装置が大型化す
るという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、粉体を粉
砕させてトナー等の所定の小粒径になった粉体を得るに
あたり、粉体を噴射ノズルから衝突板に向けて噴射さ
せ、この衝突板に粉体を衝突させて粉砕させるようにし
た粉砕装置における上記のような問題を解決することを
課題とするものである。
【0008】すなわち、この発明においては、噴射ノズ
ルに供給される粉体中に小粒径の粉体が含まれている場
合、この小粒径の粉体が他の粉体と同様に衝突板に衝突
して粉砕されるのを抑制し、粒径の非常に小さな超微粉
が発生するのを防止すると共に、噴射ノズルに導かれた
小粒径の粉体を適切に回収して、粉体の粉砕と合わせて
粉体の分級も適切に行えるようにし、所定の粒径になっ
た粉体が効率よく得られるようにすることを課題とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明における粉砕装
置においては、上記のような課題を解決するため、粉体
を噴射ノズルから衝突板に向けて噴射させ、この粉体を
衝突板に衝突させて粉砕する粉砕装置において、上記の
噴射ノズルの先端部を外周側にわん曲した曲面形状に形
成すると共に、この噴射ノズルの外周側に、噴射ノズル
より噴射された小粒径の粉体を回収する回収路を設けた
のである。
【0010】そして、この発明における粉砕装置のよう
に、噴射ノズルの先端部を外周側にわん曲した曲面形状
に形成すると、噴射ノズルから噴射される粉体中に含ま
れる小粒径の粉体が、噴射ノズルの先端部の曲面形状に
よって生じるコアンダ効果により衝突板には向かわず
に、この噴射ノズルの先端部の形状に沿って噴射ノズル
の外周側に流れ、このように外周側に流れた小粒径の粉
体が噴射ノズルの外周側に設けられた回収路に導かれて
回収されるようになる。
【0011】このため、この発明における粉砕装置にお
いては、粉体中に含まれる小粒径の粉体が他の粉体と同
様に衝突板に衝突して粉砕されるのが抑制され、粒径の
非常に小さな超微粉が発生するのが防止される。
【0012】また、上記の噴射ノズルの先端部における
外周側にわん曲した曲面形状を変更させたり、上記の回
収路において小粒径の粉体を吸引して回収する条件を変
更させることにより、この回収路を通して回収される粉
体の粒径を適切に制御することができ、従来のように別
個に分級装置を設けなくとも、この粉砕装置において粉
体の分級も行えるようになり、所定の粒径になった粉体
が効率よく得られるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態に係る
粉砕装置を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0014】この実施形態における粉砕装置において
も、図3に示すように、供給ノズル22より粉体1を噴
射ノズル31に導く一方、前記の図1に示すように、粉
砕装置30に接続されたエアポンプ40から空気をこの
噴射ノズル31に導き、この空気と共に供給された粉体
1を噴射ノズル31の前方に設けられた衝突板32に向
けて噴射させ、この衝突板32に粉体1を衝突させて粉
砕させるようになっている。
【0015】ここで、この実施形態における粉砕装置3
0においては、上記の噴射ノズル31の先端部31aを
外周側にわん曲した曲面形状に形成すると共に、この噴
射ノズル31の外周側に回収路33を設け、この回収路
33における空気を吸引装置(図示せず)によって吸引
させるようにしている。
【0016】また、上記の噴射ノズル31と衝突板32
との間に、噴射ノズル31から噴射された粉体1を通す
開口部34aが設けられたセパレータ34を移動可能に
設けている。
【0017】そして、この実施形態における粉砕装置に
おいて、粉体1を粉砕させるにあたっては、上記のよう
に供給ノズル22から粉砕させる粉体1を噴射ノズル3
1に供給すると共に、エアポンプ40から空気をこの噴
射ノズル31に送り込み、供給ノズル22から供給され
た粉体1をこの噴射ノズル31から衝突板32に向けて
噴射させる一方、噴射ノズル31の外周側に設けられた
回収路33における空気を吸引装置によって吸引させる
ようにする。
【0018】ここで、上記のように噴射ノズル31から
粉体1を衝突板32に向けて噴射させると、大きな粒径
の粉体1はセパレータ34に設けられた開口部34aを
通過して衝突板32に衝突し、この衝突によって大きな
粒径の粉体1が粉砕されるようになる。
【0019】一方、小さな粒径の粉体1は、噴射ノズル
31の先端部の曲面形状によって生じるコアンダ効果に
より外周側にわん曲した噴射ノズル31の先端部に沿っ
て流れ、この噴射ノズル31の先端部とセパレータ34
との間を通して回収路33に導かれ、この回収路33を
通して上記の吸引装置により吸引されて回収されるよう
になる。
【0020】このため、供給ノズル22から噴射ノズル
31に供給された粉体1中における小粒径の粉体1が衝
突板32に衝突してさらに粉砕されるのが抑制され、粒
径の非常に小さな超微粉が発生するのが防止される。
【0021】ここで、上記のセパレータ34を設ける位
置を適当に変更させたり、回収路33における空気を吸
引する吸引装置の吸引力を調整することにより、回収路
33を通して回収される粉体1の粒径を制御することが
でき、従来のように別個に分級装置を用いなくとも、所
定の粒径になった粉体1が回収路33を通して回収でき
るようになる。
【0022】なお、この実施形態における粉砕装置にお
いては、先端部が外周側にわん曲した曲面形状に形成さ
れた噴射ノズル31の外周側に1つの回収路33を設け
ただけであるが、図4に示すように、上記の噴射ノズル
31の外周側に第1回収路33aを設け、さらにこの第
1回収路33aの外周側に第2回収路33bを設けるよ
うにすることができ、さらに多くの回収路を設けること
も可能である。
【0023】ここで、図4に示すように、噴射ノズル3
1の外周側に第1回収路33aと第2回収路33bを設
けると、上記の供給ノズル22から噴射ノズル31に供
給された粉体1中において、所定の粒径以下の小さい粉
体は噴射ノズル31の外周部に近接した位置に沿って移
動し、この噴射ノズル31の外周側に近接して設けられ
た第1回収路33aに回収される一方、この第1回収路
33aに回収される粉体1よりも若干大きな粒径の粉体
1は上記の噴射ノズル31の先端部のわん曲した曲面形
状によるコアンダ効果が弱くて、この第1回収部33a
よりも外周側に設けられた第2回収路33bに回収され
るようになり、様々な粒径の粉体1をぞれぞれ別にして
回収できるようになる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
粉砕装置においては、粉体を噴射ノズルから衝突板に向
けて噴射させるにあたり、この噴射ノズルの先端部を外
周側にわん曲した曲面形状に形成したため、噴射ノズル
から噴射される粉体中における小粒径の粉体は、噴射ノ
ズルの先端部の曲面形状によって生じるコアンダ効果に
より、衝突板には向かわずに、この噴射ノズルの先端部
の形状に沿って噴射ノズルの外周側に流れ、このように
外周側に流れた小粒径の粉体が噴射ノズルの外周側に設
けられた回収路に導かれて回収されるようになった。
【0025】この結果、この発明における粉砕装置にお
いては、粉体中に含まれる小粒径の粉体が他の粉体と同
様に衝突板に衝突して粉砕されるのが抑制され、粒径の
非常に小さな超微粉が発生するのが防止されると共に、
従来のように別個に分級装置を設けなくとも、小粒径の
粉体が回収路を通して回収され、所定の粒径になった粉
体が効率よく得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】原料となる粉体を分級装置により分級し、分級
されずに残った粉体を粉砕装置によって粉砕する状態を
示した概略説明図である。
【図2】従来の粉砕装置の部分説明図である。
【図3】この発明の一実施形態に係る粉砕装置の部分説
明図である。
【図4】この発明の他の実施形態に係る粉砕装置の部分
説明図である。
【符号の説明】
1 粉体 30 粉砕装置 31 噴射ノズル 32 衝突板 33 回収路 33a 第1回収路 33b 第2回収路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体を噴射ノズルから衝突板に向けて噴
    射させ、この粉体を衝突板に衝突させて粉砕する粉砕装
    置において、上記の噴射ノズルの先端部を外周側にわん
    曲した曲面形状に形成すると共に、この噴射ノズルの外
    周側に、噴射ノズルより噴射された小粒径の粉体を回収
    する回収路を設けたことを特徴とする粉砕装置。
JP27266798A 1998-09-28 1998-09-28 粉砕装置 Pending JP2000093831A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010512992A (ja) * 2006-12-14 2010-04-30 トロノックス エルエルシー ジェットミル微粉化装置で使用される改良ジェット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010512992A (ja) * 2006-12-14 2010-04-30 トロノックス エルエルシー ジェットミル微粉化装置で使用される改良ジェット
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Effective date: 20050614