JP2000093746A - 触媒式脱臭装置 - Google Patents

触媒式脱臭装置

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JP2000093746A
JP2000093746A JP10266255A JP26625598A JP2000093746A JP 2000093746 A JP2000093746 A JP 2000093746A JP 10266255 A JP10266255 A JP 10266255A JP 26625598 A JP26625598 A JP 26625598A JP 2000093746 A JP2000093746 A JP 2000093746A
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JP
Japan
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deodorization
catalysts
deodorizing
gas
catalytic
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JP10266255A
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English (en)
Inventor
Fumio Tajima
文夫 田島
Masahiko Kikuchi
雅彦 菊池
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C15/00Details
    • F24C15/20Removing cooking fumes
    • F24C15/2007Removing cooking fumes from oven cavities
    • F24C15/2014Removing cooking fumes from oven cavities with means for oxidation of cooking fumes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 臭気を帯びた気体の温度低下を防止して触媒
反応温度を維持しながら有効な脱臭を行なう加熱式触媒
脱臭装置を提供する。 【解決手段】 ハニカム状などの断面を成形した多数個
の柱状の脱臭触媒3を棒状シーズヒーター2によって断
面から貫通させ、かつ各脱臭触媒間にシーズヒーター2
に嵌合した金属製スペーサー4、4、・・・を介在さ
せ、各脱臭触媒間に一定の間隙5、5、・・・を設けた
ものを筒状容器に納め、流入した臭気を帯びた気体を脱
臭触媒3の断面に入射してその内部を通過させるととも
に、間隙に到達した気体を、シーズヒーターと金属製ス
ペーサーとによって触媒反応温度以上に加熱し、かつこ
の行程を多段的に行なうことによって触媒脱臭を行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オ−ブン調理機能
や高周波加熱調理機能などを備えた加熱調理器や生ごみ
などの処理を行なう厨芥処理機などの臭気ガスが発生す
る機器において、その臭気ガスの脱臭を行なうために触
媒を利用する触媒式脱臭装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の触媒式脱臭装置においては、その
脱臭の作用行程として、臭気を帯びた気体を触媒の効果
が十分に発揮することのできる触媒反応温度まで予め加
熱し、その後に、その気体を、断面が格子状やハニカム
状に形成されたアルミナやコージライトなどの基体に酸
化触媒を担持させた加熱触媒素子の断面に入射させてそ
の内部を通過させることにより、触媒脱臭が行なわれる
ようにしたものが一般的に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そうした状況の中、脱
臭効果を上げるためには臭気を帯びた気体と脱臭触媒と
の接触時間をできるだけ長くしなければならず、そのた
めに、一般的には脱臭触媒の大形化を図るといった設計
が採用されている。しかしながら、脱臭触媒が大形化す
るということは、脱臭触媒の冷却が促進されるというこ
とであり、そのために、脱臭触媒の効果を十分に得るた
めに必要である触媒反応温度を維持できず、多額の費用
をかけて脱臭触媒の大型化を図ったにも関わらず、十分
な脱臭の成果を得ることができないといった問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の問題点
に鑑みてなされたものであり、両端部に気体入口および
気体出口を形成した筒状外郭内に、格子状あるいはハニ
カム状に断面を成形した多数個の柱状の脱臭触媒を設置
し、それに棒状のシーズヒーターを貫通させ、かつ隣接
する各脱臭触媒間にシーズヒーターによって嵌合された
金属製スペーサーを介在させ、各脱臭触媒間に一定の間
隙を保持させてなるユニットを内包させる構成とし、気
体入口から流入した臭気を帯びた気体を、脱臭触媒の格
子状あるいはハニカム状の断面に入射させ、その脱臭触
媒の内部を通過させるとともに、シーズヒーターの熱に
よって気体を加熱し、さらに、シ−ズヒ−タ−によって
加熱された金属製スペーサーにより、その脱臭触媒間に
至った気体を再度加熱し、かつこの作用行程を多段的に
行なうようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、上述のように構成した
ことによって、筒状外郭の気体入口から流入した臭気を
帯びた気体は、シーズヒーターによって加熱され、気体
入口側から数えて一番目の脱臭触媒の内部を通過中に脱
臭が施される。そして、その一番目の脱臭触媒の内部を
通過することによって冷えつつある気体は、一番目の脱
臭触媒とつぎの二番目の脱臭触媒との間隙に到達した際
に、再びシーズヒーターによって加熱され、さらに、予
めシ−ズヒ−タ−によって加熱された金属製スペーサー
によっても加熱されるので、再び触媒反応の効果を十分
に発揮することのできる温度まで急速に温度上昇し、二
番目の脱臭触媒の内部を通過する。つまり、気体入口か
ら流入した臭気を帯びた気体は、この行程を適宣順次繰
返して臭気を段階的に低減しながら気体出口に至るの
で、気体出口から放出される気体は殆ど臭気を帯びてお
らず、したがって、筒状外郭の周辺は、常にきれいな空
気が保たれている。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1および図2に基
づいて説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例における触媒式脱
臭装置の構成部品を示した展開図であり、図2は本発明
の一実施例における触媒式脱臭装置の気体の流れを示し
た一部断面図である。ここで、1は触媒式脱臭装置の筒
状外郭であり、1aはこの筒状外郭1の一端の一部に設
けた気体入口で、1bは筒状外郭の他端の一部に設けた
気体出口である。2は筒状外郭1の内部を長手方向から
水平に貫通させた棒状のシーズヒーターであり、3、
3、・・・はこのシーズヒーター2を中心付近において
部分的に覆うとともに、断面を格子状あるいはハニカム
状に成形した柱状の脱臭触媒で、3a、3a、・・・は
この脱臭触媒3、3、・・・の内部に一律に設けられた
多数の空隙である。ここで、いうまでもないが脱臭触媒
3、3、・・・の基体としては無機成分を主成分とした
アルミナなどを採用している。4、4、・・・は脱臭触
媒3、3、・・・を、各々の間に一定の距離を保持させ
てシ−ズヒ−タ−2に水平方向に対して固定する金属製
スペ−サ−であり、4a、4a、・・・はこの金属製ス
ペ−サ−4、4、・・・の中心部をシ−ズヒ−タ−2が
貫通する中心孔で、4b、4b、・・・は金属製スペ−
サ−4、4、・・・に周囲に対して放射状に形成された
爪である。ここで、金属製スペ−サ−4、4、・・・の
材質については、熱伝導率が高いものが望ましい。5、
5、・・・は各々の脱臭触媒3、3、・・・の間に金属
製スペ−サ−4、4、・・・によってつくられた間隙で
あり、6、6は端末の脱臭触媒3、3を固定保持する保
持具で、7、7は筒状外郭1の各端末を閉止するキャッ
プである。ここで、保持具6、6の材質については熱伝
導などを考慮して金属製スペ−サ−4、4、・・・と同
一のものを採用することが望ましい。
【0008】つぎにこのように構成された一実施例の脱
臭作用について説明する。
【0009】図2において、気体入口1aから筒状外郭
1の内部に流入した臭気を帯びた気体は、シーズヒータ
ー2によって触媒効果を十分に発揮することのできる触
媒反応温度以上に加熱され、気体入口1a側から数えて
一番目の脱臭触媒3内の空隙3a、3a・・・に向けて
脱臭触媒3の断面に対して入射し、空隙3a、3a、・
・・を通過する中で一回目の触媒脱臭が行なわれた後、
一番目の脱臭触媒3と二番目の脱臭触媒3との間に形成
された間隙5に到達する。ここで、間隙5の金属製スペ
−サ−4はシ−ズヒ−タ−2から伝導した熱を予め蓄熱
しているので、間隙5に到達した気体は、シーズヒータ
ー2と金属製スペーサー4とにより、再び触媒反応温度
以上に加熱され、二番目の脱臭触媒3内の空隙3a、3
a、・・・を通過する際に、一番目の脱臭触媒3内で触
媒脱臭されずに残ってしまった臭気を対象としてさらに
触媒脱臭が行なわれる。そして、順次この脱臭作用行程
を繰り返すことによって気体に含まれる臭気を段階的に
低減する。
【0010】ここで、脱臭作用行程の回数は、加熱調理
器や厨芥処理機などの機器から発生する臭気ガスの発生
量により、適宣決定する必要があることはいうまでもな
いことである。
【0011】
【発明の効果】本発明は、触媒式脱臭装置の筒状外郭内
における多数の脱臭触媒間にシーズヒーターが露出する
間隙を設け、さらにその間隙を一定間隔で保持する金属
製スペーサーが設けられていることにより、加熱調理機
などから発生する臭気を帯びた気体は、筒状外郭内の脱
臭触媒内を通過した際に、各脱臭触媒間の間隙でシ−ズ
ヒ−タ−および金属製スペ−サ−によって急速に触媒反
応温度まで加熱されて、常に触媒の効果を十分に得るこ
とができる最適な温度で脱臭触媒内を通過することがで
きるので、臭気ガスの清浄化がきわめて良好に行なわれ
て脱臭効果を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における触媒脱臭装置の部品
構成を示した展開図である。
【図2】本発明の一実施例における触媒脱臭装置内の気
体の流れを示した一部断面図である。
【符号の説明】
1 筒状外郭 1a 気体入口 1b 気体出口 2 シ−ズヒ−タ− 3、3、・・・ 脱臭触媒 3a、3a、・・・ 空隙 4、4、・・・ 金属製スペーサー 4a、4a、・・・ 孔部 4b、4b、・・・ 爪 5、5、・・・ 間隙 6、6 保持具 7、7 キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C080 AA07 BB02 CC01 CC14 CC15 HH05 JJ03 KK08 LL10 MM03 NN03 QQ11 QQ14 QQ20 4D048 AA22 AB03 BA03X BA41X BB02 BD01 CA07 CC03 CC06 CC32 CC38 CC43 DA13

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状外郭(1)の両端の一部を開口し、
    その一方を気体入口(1a)、その他方を気体出口(1
    b)とし、前記筒状外郭内の中心付近に長手方向から棒
    状のシーズヒーター(2)を貫通させ、かつアルミナな
    どの基体に触媒を担持させて断面を連続した格子状ある
    いはハニカム状に成形した多数個の脱臭触媒(3、3、
    ・・・)を、前記シーズヒーターによって断面から貫通
    されるように前記筒状外郭内に収容し、前記気体入口よ
    り流入した臭気を帯びた気体が、前記脱臭触媒内の多数
    の空隙(3a、3a、・・・)を通過するとともに、前
    記筒状外郭内で前記シーズヒーターにより加熱されて前
    記気体出口から排出される構成とし、各々の前記脱臭触
    媒の間に、前記シーズヒーターに嵌合する孔部(4a、
    4a、・・・)と周囲に対して放射状に形成されて前記
    脱臭触媒側に対して交互に突出させた多数の爪(4b、
    4b、・・・)とを備えた金属製スペーサー(4、4、
    ・・・)を設けることにより、各々の前記脱臭触媒の間
    に一定の間隙(5、5、・・・)を確保するとともに、
    この間隙を通過する気体に対して前記シーズヒーターの
    熱を伝達し、触媒反応を促進させることを特徴とした触
    媒式脱臭装置。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006113196A3 (en) * 2005-04-14 2006-12-21 Catacel Corp Catalytic reactor cartridge
US7472936B2 (en) 2005-04-14 2009-01-06 Catacel Corp. Tool for insertion and removal of a catalytic reactor cartridge
US7565743B2 (en) 2005-04-14 2009-07-28 Catacel Corp. Method for insertion and removal of a catalytic reactor cartridge
JP2013257128A (ja) * 2012-06-12 2013-12-26 Lee Young Hee 熱分解機能を持つオーブン
JP2014036702A (ja) * 2012-08-10 2014-02-27 Fujitsu General Ltd 脱臭機
JP2014050481A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Fujitsu General Ltd 脱臭機
JP2014050480A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Fujitsu General Ltd 脱臭機
JP2014133223A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Mimaki Engineering Co Ltd 触媒装置

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