JP2000093662A - 人形の腰並びに脚付け根の可動構造 - Google Patents
人形の腰並びに脚付け根の可動構造Info
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Abstract
並びに脚付け根を人間の自然な動作に近い格好に可動さ
せることができること。 【解決手段】 関節可動人形1の胴体2の下方に取付け
られた仕切り壁状の股間部材11と、この股間部材11
に回動自在に装着された左右一対の腰骨部材18、19
と、これらの腰骨部材18、19に形成された装着空間
部23、27にそれぞれ装着された左右一対の脚付け根
部材30、40とから成り、前記脚付け根部材30、4
0は、それぞれ腰骨部材18、19の大臀筋相当部に形
成された凹係合部22、26に嵌入する凸係合部33、
43を有し、かつ、左右の脚6、7が横に開くように腰
骨部材18、19に対してそれぞれ回転する第1関節片
31、41と、これらの第1関節片31、41にそれぞ
れ突起軸34、44を介して面接触状態で一体的に結合
し、左右の脚6、7が前方方向へと上がるように前記第
1関節片31、41に対して回転する脚連結用第2関節
片35、45とから成る人形の腰並びに脚付け根の可動
構造。
Description
付け根の可動構造に関する。
上げる(移動させる)人形の脚付け根に関する関節構造
の一例は、実公平7−45273号公報に記載されてい
る。
には人形の胴体の下部に水平状態に設けられた突起棒の
両端部にそれぞれ球体を固定し、この球体に嵌合する半
球状の嵌合凹所をそれぞれ有する一対の分割脚を適宜に
組合わせていた。
体に対してカム機能を有する嵌合凹所を介し、一応、横
及び前に振り上げるることができる。
が非常にシンプルであるために、人間的な腰の動きや脚
付け根の動きが全く見られない。したがって、脚を左右
及び又は前後に開く際に、人形の腰並びに脚付け根を人
間の自然な動作に近い格好で可動させることができない
という問題点を有していた。また突起棒の球体にカム機
能を有する嵌合凹所を嵌め合わせるために、1つの脚を
二分割しなければならないと言う欠点があった。
鑑み、第1の目的は、脚を左右及び又は前後に開く際
に、人形の腰並びに脚付け根を人間の自然な動作に近い
格好に可動させることができることである。第2の目的
は、腰骨部材や脚付け根部材を合理的に組合わせること
ができることである。第3の目的は、人形の脚を水平状
態に前に上げた際に、さらに、腰骨部材を回転させなが
ら、脚をV字型状態へと振り上げることができることで
ある。第4の目的は、人形の脚の可動範囲を人間の脚の
動く範囲に規制することができることである。
脚付け根の可動構造は、関節可動人形1の胴体2の下方
に取付けられた仕切り壁状の股間部材11と、この股間
部材11に回動自在に装着された左右一対の腰骨部材1
8、19と、これらの腰骨部材18、19に形成された
装着空間部23、27にそれぞれ装着された左右一対の
脚付け根部材30、40とから成り、前記脚付け根部材
30、40は、それぞれ腰骨部材18、19の大臀筋相
当部に形成された凹係合部22、26に嵌入する凸係合
部33、43を有し、かつ、左右の脚6、7が横に開く
ように腰骨部材18、19に対してそれぞれ回転する第
1関節片31、41と、これらの第1関節片31、41
にそれぞれ突起軸34、44を介して面接触状態で一体
的に結合し、左右の脚6、7が前方方向へと上がるよう
に前記第1関節片31、41に対して回転する脚連結用
第2関節片35、45とから成る。
摺接壁18aと、この垂直摺接壁18aの上部に外側に
突出するように形成された腸骨筋相当部18bと、この
腸骨筋相当部18bからアングル状態に下側へと連設す
る大臀筋相当部18cとから成り、一方、脚付け根部材
30の第2関節片35は、脚6を前方方向へと略水平状
態まで振り上げた時に、前記腸骨筋相当部18bの縁部
に当るベース部37と、このベース部37の外側から上
方向に延び、かつ、第1第1関節片31と面接触する垂
直軸受け部38とから成ることを特徴とする。また股間
部材11の股間部13は、前側の縁部に左右に対称的に
突出する縁取り状の腰骨部材用規制部15が傾斜状に形
成され、一方、後側の上方縁部にも、左右に対称的にや
や湾状に突出する腰骨部材用ストッパー部16が形成さ
れていることを特徴とする。また股間部材11は胴体2
の垂直穴8に押込まれる円柱状の挿入軸12を有し、前
記胴体2に回動自在に設けられていることを特徴とす
る。さらに、一方の腰骨部材18は、股間部材11の股
間部13の一側壁と摺接する垂直摺接壁18aを有し、
この垂直摺接壁18aには股間部13の中心孔14に嵌
合する大径の係合軸部20と、この係合軸部20の先端
部に突出形成され、かつ、他方の腰骨部材19の垂直摺
接壁19aに突出形成された係合筒部25に嵌入する小
径の短軸21とが設けられていることを特徴とする。
形の腰並びに脚付け根の可動構造Xについて説明する。
まず図1は硬質の合成樹脂材で成形された関節可動人形
1の正面図、図2はその背面図、図3はその右側面図で
ある。図1乃至図3は、本発明の実施の形態を示す一例
であり、特に本発明の主要部をそれぞれ矢印で引出し、
かつ、拡大図示してある。関節可動人形1は、当然のこ
とながら胴体2に首を有する頭部3や左右の腕4、5が
可動自在に軸支されている。また本発明の主要部である
腰並びに脚付け根の可動構造Xを介して左右一対の脚
6、7が可動自在に軸支されいる。なお、前記腕4、5
の肘、脚6、7の膝などの関節構造は、本発明では関係
がないので、図面上省略してある。
材の分解して示してある。また図5乃至図15は、図4
で示した各部材の形態や組合わせ状態を示す各説明図で
ある。
発明の主要部を構成する各部材について詳しく説明す
る。
に形成された垂直穴8に圧入的に挿入される股間部材で
ある。図5はこの股間部材11の正面図を示す。また図
6は股間部材11の右側面図である。これらの図面から
股間部材11の外観形状を説明すると、股間部材11は
前記胴体2の垂直穴8に押込まれる円柱状の挿入軸12
と、この挿入軸12の下端に一体的に形成された仕切り
壁状の股間部13とから成り、前記股間部13の中央部
には挿入軸12に対して交差する中心孔14が形成され
ている。
左右に対称的に突出する縁取り状の腰骨部材用規制部1
5が傾斜状に形成され、一方、股間部13の後側の上方
縁部にも、左右に対称的にやや湾状に突出する腰骨部材
用ストッパー部16が形成されている。
材11の左右にそれぞれ所定角度まで回動することがで
きるように装着された左右一対の腰骨部材である。ここ
では図11を基準にし、符号18を左腰骨部材とし、一
方、符号19を右腰骨部材とする。図7及び図8は、左
腰骨部材18の正面図と左側面図を示す。そこで、まず
これらの図面を参照に左腰骨部材18を説明すると、1
8aは股間部材11の股間部13の左側壁と摺接する垂
直摺接壁で、この垂直摺接壁18aの中央部には股間部
13の中心孔14に嵌合する大径の係合軸部20が突設
され、さらに、この係合軸部20の先端部には前記中心
孔14からやや飛び出る係合部としての小径短軸21が
形成されている。
(左)側に突出するように形成された肉厚状の腸骨筋相
当部で、この腸骨筋相当部18bの上壁面は膨らみ状に
形成されているのに対し、一方、その下内壁面は水平状
態に形成されている。さらに、18cは垂直摺接壁18
aの後部に外(左)側に突出するように形成され、か
つ、前記腸骨筋相当部18bから下側へと連設する大臀
(デン)筋相当部で、この大臀筋相当部の外壁面も腸骨
筋相当部18bと同様に膨らみ状に形成されていると共
に、その内壁面は垂直状態に形成されている。そして、
前記大臀筋相当部18cの中央部には凹係合部としての
軸孔22が水平方向に形成されている。したがって、左
腰骨部材18の腸骨筋相当部18b及び大臀筋相当部1
8cは、全体としてアングル状に形成され、またいわゆ
る恥骨筋に相当する部分は、後述する脚付け根部材用装
着空間部23となっている。
正面図と右側面図を示す。そこで、まずこれらの図面を
基準に右腰骨部材19を説明すると、19aは股間部材
11の股間部13の右側壁と摺接する垂直摺接壁で、こ
の垂直摺接壁19aの中央部には股間部13の中心孔1
4に嵌合すると共に、左腰骨部材18の短軸21が嵌入
する被係合部としての係合筒部25が突設されている。
(右)側に突出するように形成された肉厚状の腸骨筋相
当部で、この腸骨筋相当部19bの上壁面は膨らみ状に
形成されていると共に、その内壁面は水平状態に形成さ
れている。さらに、19cは垂直摺接壁19aの後部に
外(右)側に突出するように形成され、かつ、前記腸骨
筋相当部19bから下側へと連設する大臀(デン)筋相
当部で、この大臀筋相当部の外壁面も腸骨筋相当部19
bと同様に膨らみ状に形成されていると共に、その内壁
面は垂直状態に形成されている。そして、前記大臀筋相
当部19cの中央部には凹係合部としての軸孔26が水
平方向に形成されている。したがって、右腰骨部材19
の腸骨筋相当部19b及び大臀筋相当部19cも、左腰
骨部材18と対称的に形成され、またいわゆる恥骨筋に
相当する部分は、後述する脚付け根部材用装着空間部2
7となっている。
一対の脚付け根部材30、40について説明する。脚付
け根部材30、40は、左右の腰骨部材18、19の各
装着空間部23、27にそれぞれ回動自在に取付けられ
る。ところで、本実施例の脚付け根部材30、40は、
左右対称なので、便宜上、一方の脚付け根部材40の構
成についてのみ詳しく説明し、他方の脚付け根部材30
については説明を簡単にする。
れた第1関節片である。この第1関節片41は、半球状
(西洋なしを半分に割ったような形状)の接合部42
と、この接合部42の後端部から水平方向へと延び、か
つ、右腰骨部材19の軸孔26に嵌合する凸係合部とし
て水平軸43と、この水平軸43と交差するように前記
接合部42の垂直接合面42aに突出形成された突起軸
44とから成る。
着された第2関節片である。この第2関節片45は、脚
7の上端部に形成された垂直方向の嵌合孔9に嵌入され
る垂直軸46を有する円形状ベース部47と、このベー
ス部47の外(右)側から上方向に指先状に延びた垂直
軸受け部48と、この垂直軸受け部48の上部寄りの部
位或いは中央部に形成され、かつ、前記第1関節片41
の突起軸44が嵌入する貫通状態の係合孔49とから成
る。
軸44を有する外壁面は、垂直の接合面42aであり、
一方、この垂直接合面42aと接合する第2関節片45
の垂直軸受け部48の内壁面は垂直摺接面48aであ
る。したがって、第1関節片の突起軸44が第2関節片
45の係合孔49に嵌入すると、第1関節片41の垂直
接合面42aと第2関節片45の垂直摺接面48aは互
いにぴったりと接合し、かつ、一体的に結合する。
単に説明すると、31は左腰骨部材18に回動自在に軸
着された第1関節片、32は第1関節片の接合部、32
aは接合面、33は凸係合部としての水平軸、34は突
起軸である。一方、35は脚6の上端部に回動自在に軸
着された第2関節片、37は脚6の上端部に形成された
垂直方向の嵌合孔10に嵌入される垂直軸36を有する
ベース部、38は垂直軸受け部、39は係合孔である。
ついて説明する。まず股間部材11を胴体2に取付け
る。この場合股間部材11を親指と人差し指で挾持し、
その挿入軸12を胴体2の垂直穴8に押し込む。股間部
材11は挿入軸12を介して胴体2に結合されても、左
右に回動自在である。
脚付け根部材30、40をそれぞれ装着する。本実施例
では、図4を基準にすると、左腰骨部材18の装着空間
部23には左側の脚付け根部材30が第1関節片31を
介して設けられ、一方、右腰骨部材19の装着空間部2
7には右側の脚付け根部材40が第1関節片41を介し
て設けられる。この場合第1関節片31、41は、それ
ぞれ腰骨部材18、19の軸孔22、26に嵌入する水
平軸33、43を介し、各腰骨部材18、19に垂直位
置から横に開く方向(例えば図16を基準にすると右側
に脚7を振り上げる方向)へと可動自在に取付けられて
いる。そして、第1関節片31、41がそれぞれ垂直位
置から横に開く方向へと可動すると、前述したように第
2関節片35、45は、互いに面接触の状態で対応する
第1関節片31、41にそれぞれ一体的に軸支されてい
るから、第1関節片31、41により、それぞれ横に開
く方向へと移行する。
材18を股間部材11の垂直摺接壁18aの左側壁に合
わせる。この時左腰骨部材18の係合軸部20を股間部
13の中心孔14に嵌合すると、その小径短軸21が垂
直摺接壁18aの右側壁から多少出る。そこで、予め脚
付け根部材40を装着した右腰骨部材19を股間部材1
1の垂直摺接壁18aの右左側壁に合わせるようにし、
かつ、その係合筒部25に前記小径短軸21を嵌入させ
る。これにより、左腰骨部材18と右腰骨部材19は一
体的に連結される。このように連結された左右の腰骨部
材18、19は、垂直摺接壁18aに摺接しながらそれ
ぞれ前方方向(図17を基準にすると左側に脚7を振り
上げる方向:脚を前に振り上げる方向の意味。)へと可
動自在である。
2関節片35、45の垂直軸36、46に対応する脚
6、7の嵌合孔10、9に嵌入する。
例えば図16で示すように脚7を横に開くと、脚付け根
部材40は、右腰骨部材19に対し、その第1関節片4
1を介して回転する。また関節可動人形1の脚6、7
は、例えば図17及び図18で示すように脚7を前に振
り上げると、まず脚付け根部材40の第2関節片45が
第1関節片41に面接触の状態で摺接しながら略水平位
置まで回転し、次いで脚7をさらに上方向へと振り上げ
ると、右腰骨部材19は第2関節片45のベース部47
で持ち上げられる状態になるので、該右腰骨部材19は
股間部材11の傾斜状規制部15に規制される所まで回
転する。したがって、関節可動人形1の脚6、7は、非
常に柔軟性のイメージを彷彿させることができるよう
に、上方へと振り上げ回転する。
8、10は、股間部材11を介して左右に回動する。
腰骨部材18、10が股間部材11の左右対称的に対応
する各ストッパー部16にそれぞれ規制されているの
で、所定の位置から後方へは回転しない。
19を股間部材11に回動可能に装着する場合に、股間
部材11の股間部13に必ずしも中心孔14を形成する
必要はなく、例えば前記股間部13の左右に係合突起を
形成し、これら左右の係合突起に係合する被係合凹所を
有する腰骨部材18、19を該股間部材11にそれぞれ
回動自在に取付けても良い。また脚付け根部材30、4
0を第1関節片31、41を介して腰骨部材18、19
にそれぞれ軸支させる場合、その凸係合部33、43と
凹係合部22、26の関係は、もちろん逆の関係であっ
ても良い。さらに、股間部材11と胴体2の取付け関係
も、凸係合部(挿入軸)12と凹係合部(垂直穴)8と
を逆の関係に設計変更することができる。
にあっては、次に列挙するような効果がある。 (1)脚を左右及び又は前後に開く際に、人形の腰並び
に脚付け根を人間の自然な動作に近い格好に可動させる
ことができる。 (2)胴体の下方に仕切り壁状の股間部材が設けられて
いるので、腰骨部材や脚付け根部材を合理的に組合わせ
ることができる。 (3)請求項2に記載の発明は、人形の脚を水平状態に
前に上げた際に、さらに、腰骨部材を回転させながら、
脚をV字型状態へと振り上げることができる。 (4)請求項3に記載の発明は、人形の脚の可動範囲を
人間の脚の動く範囲に規制することができる。
引出してある。
で引出してある。
印で引出してある。
概略説明図。
を示す説明図。
を示す説明図。
2…胴体、8…垂直穴、6、7…脚、9、10…嵌合
孔、11…股間部材、13…股間部、14…中心孔、1
5…規制部、16…ストッパー部、18、19…腰骨部
材、18a、19a…垂直摺接壁、18b、19b…腸
骨筋相当部、18c、19c…大臀筋相当部、20…係
合軸部、21…短軸、22、26…凹係合部、23、2
7…装着空間部、25…係合筒部、30、40…脚付け
根部材、31、41…第1関節片、32、42…接合
部、32a、42a…接合面、33、43…凸係合部、
34、44…突起軸、35、45…第2関節片、36、
46…垂直軸、37、47…ベース部、38、48…垂
直軸受け部。
Claims (5)
- 【請求項1】 関節可動人形1の胴体2の下方に取付け
られた仕切り壁状の股間部材11と、この股間部材11
に回動自在に装着された左右一対の腰骨部材18、19
と、これらの腰骨部材18、19に形成された装着空間
部23、27にそれぞれ装着された左右一対の脚付け根
部材30、40とから成り、前記脚付け根部材30、4
0は、それぞれ腰骨部材18、19の大臀筋相当部に形
成された凹係合部22、26に嵌入する凸係合部33、
43を有し、かつ、左右の脚6、7が横に開くように腰
骨部材18、19に対してそれぞれ回転する第1関節片
31、41と、これらの第1関節片31、41にそれぞ
れ突起軸34、44を介して面接触状態で一体的に結合
し、左右の脚6、7が前方方向へと上がるように前記第
1関節片31、41に対して回転する脚連結用第2関節
片35、45とから成る人形の腰並びに脚付け根の可動
構造。 - 【請求項2】 請求項1に於いて、腰骨部材18は、垂
直摺接壁18aと、この垂直摺接壁18aの上部に外側
に突出するように形成された腸骨筋相当部18bと、こ
の腸骨筋相当部18bからアングル状態に下側へと連設
する大臀筋相当部18cとから成り、一方、脚付け根部
材30の第2関節片35は、脚6を前方方向へと略水平
状態まで振り上げた時に、前記腸骨筋相当部18bの縁
部に当るベース部37と、このベース部37の外側から
上方向に延び、かつ、第1第1関節片31と面接触する
垂直軸受け部38とから成ることを特徴とする人形の腰
並びに脚付け根の可動構造。 - 【請求項3】 請求項1に於いて、股間部材11の股間
部13は、前側の縁部に左右に対称的に突出する縁取り
状の腰骨部材用規制部15が傾斜状に形成され、一方、
後側の上方縁部にも、左右に対称的にやや湾状に突出す
る腰骨部材用ストッパー部16が形成されていることを
特徴とする人形の腰並びに脚付け根の可動構造。 - 【請求項4】 請求項1に於いて、股間部材11は胴体
2の垂直穴8に押込まれる円柱状の挿入軸12を有し、
前記胴体2に回動自在に設けられていることを特徴とす
る人形の腰並びに脚付け根の可動構造。 - 【請求項5】 請求項1に於いて、一方の腰骨部材18
は、股間部材11の股間部13の一側壁と摺接する垂直
摺接壁18aを有し、この垂直摺接壁18aには股間部
13の中心孔14に嵌合する大径の係合軸部20と、こ
の係合軸部20の先端部に突出形成され、かつ、他方の
腰骨部材19の垂直摺接壁19aに突出形成された係合
筒部25に嵌入する小径の短軸21とが設けられている
ことを特徴とする人形の腰並びに脚付け根の可動構造。
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