JP2000093364A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2000093364A
JP2000093364A JP11216338A JP21633899A JP2000093364A JP 2000093364 A JP2000093364 A JP 2000093364A JP 11216338 A JP11216338 A JP 11216338A JP 21633899 A JP21633899 A JP 21633899A JP 2000093364 A JP2000093364 A JP 2000093364A
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Japan
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suction
casing
hose
joint
electric motor
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JP11216338A
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English (en)
Inventor
Atsushi Yamaguchi
篤志 山口
Atsuhiko Urushibara
篤彦 漆原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従じゅうたん等の奥に入り込んだ塵埃を掻き出
すのに十分な回転清掃体の回転力を得られず、掃除を行
っても塵埃が十分に取りきれないといった欠点があっ
た。 【解決手段】ケーシングの上下方向の移動角度を検出す
る角度検出手段と、該角度検出手段が検出した角度に基
づいて前記電動機の回転数を制御する回転数調整手段と
を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機は、例えば特開平1−2
68527 号公報に開示されているように、吸口本体に取り
付けられたケーシングの突出部に、周方向に回動自在な
曲がり継手を設け、この曲がり継手の外周面にパワーブ
ラシ駆動用の電動機へ給電するためのリード線を設け、
さらにこのリード線を曲がり継手の周方向を許容するた
るみを持たせて配設すると共に、リード線を保護カバー
で覆うようにした電気掃除機の吸口体が開示されてい
る。
【0003】そして、この吸口体に延長管を介して接続
された手元ハンドルを捻ることにより、左右方向に約4
5度ずつ回転可能に取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平1−268527 号公報に記載の吸口体においては、吸口
体の回転範囲が進行方向に対して左右方向に約45度程
度に規制されていたので、テーブルの下や狭い隙間を清
掃することができず、操作性が悪かった。
【0005】また、吸口体の操作方向に合わない状態で
操作すると、使用者の腕等にかなりの負担をかけてしま
うといった欠点があった。
【0006】また、近年、手元ハンドルを捻ることによ
り左右方向に約90度ずつ回転可能な吸口体を備えた電
気掃除機が発売されているものの、それらの吸口体は内
部に回転清掃体を有していないものか、あるいは空気流
で回転清掃体を回転するものに限られており、じゅうた
ん等の奥に入り込んだ塵埃を掻き出すのに十分な回転清
掃体の回転力を得られず、掃除を行っても塵埃が十分に
取りきれないといった欠点があった。
【0007】そこで、本発明の目的は上記課題を解決
し、吸口体の操作性を向上させると共に、塵埃を掻き出
すのに十分な回転力を得ることのできる電気掃除機の吸
口体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、電動送風機を内蔵する
掃除機本体と、該掃除機本体に接続される延長管と、該
延長管に接続される吸口体とを有し、該吸口体は、下面
に吸込口を有する下ケースに上ケースを配設して形成さ
れた吸口本体と、該吸口本体内に配設された回転清掃体
と、該回転清掃体を駆動する電動機と、一端が該吸口本
体に接続され、他端がホース手元部に接続され、該ホー
ス手元部のひねり動作で前記吸口本体を左右方向にそれ
ぞれ略90度回転可能な自在継手部とを有し、前記自在
継手部は、該吸口本体に対して略水平方向から上方に略
90度まで回動自在でかつ前記吸込口と連通する吸込通
路を有するケーシングと、一端が該ケーシングに対して
回動自在に接続され、他端がホース手元部に接続される
吸口継手とを有し、前記ケーシング内には前記電動機に
電気的に接続されるリード線を配設し、該リード線を前
記吸口継手の外周に沿って配設して接続端子に接続し、
前記吸口継手には、前記リード線を覆うカバーを配設
し、前記吸口本体には、前記ケーシングの上下方向の移
動角度を検出する角度検出手段と、該角度検出手段が検
出した角度に基づいて前記電動機の回転数を制御する回
転数調整手段とを配設したことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
添付の図面を参照して説明する。
【0010】図10に本実施の形態の一例に係る電気掃
除機の外観の斜視図を示す。
【0011】図10において、1501は制御回路や電
動送風機等が内蔵された掃除機本体、1502は掃除機
本体1501の吸込口部に接続されたホース、1503
は使用者が握るとともに一端側にホースを接続するホー
ス手元部、1504はホース手元部1503の他端側に
接続された延長管、1505は延長管1504に接続さ
れた吸口体、1506はホース手元部1503に設けら
れたスイッチ操作部を示している。
【0012】なおホース1502には、スイッチ操作部
1506からの信号を掃除機本体1501に伝達し、か
つ吸口体1505に電力を供給するための信号電力線
(図示せず)1507が内蔵されている。
【0013】また、同様に延長管1504には、吸口体
1505に電力を供給するための電力供給線(図示せ
ず)が内蔵されている。
【0014】次に本実施の形態に係る電気掃除機の動作
について説明する。
【0015】掃除機の使用者がホース手元部1503に
設けられたスイッチ操作部1506を操作すると、掃除
機本体1501に内蔵されている制御回路を介して掃除
機を制御するようにしている。
【0016】吸口体1505は、図1〜図4に示すよう
に、塵埃を吸い込むための吸込口116を備えた吸口本
体101と、吸口本体101を延長管1504に連結
し、延長管1504を介して伝達されるホース手元部1
503の動きに対して常に吸口本体101の底面を床面
に接するように動作するとともに、吸口本体101から
吸い込んだ塵埃を含んだ空気流が延長管1504に導か
れるように連通する自在継手部111とで構成される。
【0017】自在継手部111は、吸口体1505を中
心にして、ホース手元部1503の高低方向Yと、左右
方向Xに回転可能に連結するとともに、ホース手元部15
03のひねり動作の回転P1をそのまま吸口本体101の
回転P2に伝達する機構を備えている。
【0018】本実施の形態では、自在継手部111を、
吸口本体101に回動自在に取り付けられ高低方向Yの
回転を可能にする第1の接続管となるケーシング112
と、一端を延長管1504に取り付けられ、他端をケー
シング112と左右方向Xの回転を可能にするように取
り付けられる第2の接続管となる吸口継手113とから
構成している。
【0019】このようにすることで、ホース手元部15
03の捻り動作により吸口体1505の左右方向に約90度
ずつ方向を変えることができる。
【0020】すなわち、図9に示すように、図9(a)
の状態からホース手元部1503を約45度捻ると図9
(b)のように吸口体1505もV2方向に対して約4
5度曲がり、さらにホース手元部1503を約90度捻
ると図9(c)のように吸口体1505もV2方向に対
して約90度曲がり、V1方向を向くようになる。
【0021】そして、この状態でV1方向の操作を行え
ば、吸口本体101の短手方向の幅の隙間まで掃除する
ことができる。
【0022】またこの状態で吸口本体101の前縁を壁
際に接触させ、ホース手元部1503を通常の前後方向に移
動させる動作をすると、吸口本体101は壁面に沿って
移動するので壁際の床面清掃を効率的に行うことができ
る。
【0023】さらに、図2及び図3に示すように、延長
管1504に接続される吸口継手113が床面に対して
約水平方向まで下げることができるので、ベットの下等
の掃除も容易に行うことができる。
【0024】次に吸口体1505の構造について、図1
〜図8を用いて説明する。
【0025】図1は本実施の形態の一例に係る吸口体1
505の上断面図、図2は図1におけるA−A断面図、
図3は図1におけるB−B断面図、図4は吸口体150
5の上面図、図5は吸口体1505の下面図、図6
(a)は継手カバー206の中央断面図、図6(b)は
図6(a)におけるD視図、図7(a),(b)はケーシ
ング112の右側面図、図8は図2におけるC−C断面
図である。
【0026】図1〜図8において、吸口体1505の骨
格となる吸口本体101は、下ケース102と、この下
ケース102の上部後方に配設される上ケース200、
及び下ケース102の上部前方に着脱自在に配設されて
いるカバー201とにより形成されている。
【0027】吸口本体101の内部には、電動機室10
3,制御回路室104,回転清掃体室105,吸込流路
117が区画されており、吸込流路117は回転清掃体
室105と連通するように配設され、電動機室103と
制御回路室104は、回転清掃体室105の後方でかつ
吸込流路117の両側に各々配設されている。
【0028】回転清掃体室105は下方に吸込口209
を有し、その内部にはじゅうたんなどの被清掃面に接触
してゴミを掻き上げるための摺接片を周上に有する回転
清掃体106が軸支され、電動機室103には回転清掃
体106を伝達ベルト107を介して駆動する電動機1
08が配設され、制御回路室104には制御回路109が
配設されている。
【0029】下ケース102と上ケース200とが接触
する位置の外周には、気密を保持するとともに家具等へ
の傷付きを防止する衝撃吸収バンパー110が取り付け
られている。
【0030】この衝撃吸収バンパー110は高摺動樹脂
より形成されており、壁際掃除等で衝撃吸収バンパーが
壁面と接触したときの高摺動性を確保しているので、壁
際での掃除時等、衝撃吸収バンパー110を壁に接触さ
せ、壁際に沿って吸口体1505を移動させるときの摩擦抵
抗を抑え、操作性を向上することができる。
【0031】カバー201は下ケース102の上部前方
に回転清掃体室105を覆い、着脱自在に配設されてい
る。
【0032】吸口本体101の後方には自在継手部11
1が配設されている。
【0033】自在継手部111は略筒形状のケーシング
112と吸口継手113,継手カバー206とで構成さ
れている。ケーシング112と吸口継手113は、図2
に示すようにケーシング112の管軸B1と吸口継手1
13の管軸B2が平行であり、かつ、吸口継手113は
ケーシング112の上方に位置し、さらにケーシング1
12と吸口継手113の一端が重なるように配置されて
いる。
【0034】そしてこの重なる位置に鉛直回転軸202
に平行に、ケーシング112にはケーシング円筒部20
3を、吸口継手113には吸口継手円筒部204を設
け、ケーシング円筒部203を吸口継手円筒部204に
はめ込み、継手カバー206に設けたストッパー突起2
07をケーシング円筒部203に設けたストッパー溝に
はめながら、継手カバー206を吸口継手113にねじ
止めして固定することで、ケーシング112と吸口継手
113は鉛直回転軸202回りに回動可能としている。
【0035】ケーシング112の吸口本体101側の部
分には図1に示す水平回転軸115回りの回転を可能に
する一対の回転筒部116を設けている。この回転筒部
116は、上ケース200,下ケース102の吸込流路1
17の両側のそれぞれに形成した回転軸受部301,3
02で挟み込むまれることにより、ケーシング112を
吸口本体101に対し水平回転軸115回りに上下方向
に回動自在に軸支されている。
【0036】また、ケーシング112と上ケース20
0,下ケース102の間には回動カバー211が設けら
れ、ケーシング112が回動してもケーシング112内
の流路は吸口本体101側出口で十分な流路面積が得ら
れるようにしている。
【0037】次に、電動機108及び制御回路109へ
の電力の供給方法について説明する。
【0038】吸口継手113の上面部には、一部を吸口
継手113と継手カバー206に挟まれた一対の接続端
子402が配設されている。この接続端子402は、吸
口継手113に延長管1504を接続した時に延長管1
504の接続端子(図示せず)と接触して掃除機本体から
電力を、電動機108及び制御回路109へ導くように
構成されている。
【0039】接続端子402には、図6に示すように継
手カバー206の裏面に沿って配設された一対のリード
線602が接続されており、さらにこのリード線602
のそれぞれは継手カバー206の裏面に配設された一対
の接続片601に接続されている。
【0040】一方、ケーシング112のケーシング円筒
部203外周面の接続片601に対向する部分には、一
対の接続板210が配設されており、ケーシング112
と吸口継手113が回動しても常に接続板210と接続
片601が接触しているようになっている。これによ
り、ケーシング112と吸口継手113が回転しても、
常に電気的接触を保つことができる。
【0041】そして、接続板210にはそれぞれリード
線701が接続されており、リード線701は図7
(a)に示すように、ケーシング112に形成されたリ
ード線収納部702に納められた後、図7(b)に示す
ケーシングカバー703によって覆われ、外部に露出し
ないようになっているので、誤って家具等に引っ掛けて
リード線701を断線させることがなくなる。
【0042】リード線701の端部はケーシング112
の回転筒部116の外側近傍より引き出され、制御回路
室104を区画する区画壁303に設けられたリード線
貫通穴304より制御回路室104に導き入れられ、制
御回路109に接続される。このとき、リード線701
はケーシング112が吸口本体101に対して上下方向
に回動を許容するのに十分たるみを持って制御回路10
9に接続されるので、吸口本体101に対してケーシン
グ112が回動してもリード線701が断線することは
ない。
【0043】また、制御回路109と電動機108を接
続するリード線118は下ケース102の吸込流路11
7をまたぐように設けられた、リード線収納部119に
納められている。
【0044】下ケース102には、図5に示すように、
吸口体1505全体を前後方向に移動させるとともに、
吸口体1505の下面と掃除面との間に一定間隔を保つ
ように一対の前車輪125と、掃除機使用中における掃
除面に対する圧力を受けるためのローラー132が配設
されている。
【0045】ここで、前車輪125は水添スチレンブタ
ジエンラバーとポリプロピレンのアロイを基材としてフ
ッ素樹脂パウダーとシリコーンオイルを添加した高摺動
樹脂より形成されており、吸口本体101をV1方向に
移動させるときでも良好な走行性を得ることができる。
【0046】以上説明したように、本実施の形態の一例
によればホース手元部を90度捻ることで吸口本体の向
きを左右方向に約90度まで変えることができるので、
壁際の掃除やテーブルの下などの掃除が効率的に行え、
またリード線が断線することがなくなるので、使い勝手
が向上し、かつ信頼性の高い電気掃除機とすることがで
きる。
【0047】また、回転清掃体を電動機で駆動している
ので、被掃除面の塵埃を高率良く掻き出すことができ
る。
【0048】また、図11及び図12を用いて本発明に
係る他の実施の形態を説明する。
【0049】図11は本実施の形態に係る吸口体の分解
斜視図、図12は吸口継手1006の吸口継手円筒部1
016をE方向から見た平面図である。
【0050】図10において、本実施の形態では一対の
接続端子1008から制御回路1011へ電力を供給するリ
ード線1009のそれぞれを一本でつなぐようにしてい
る。接続端子1008に接続されたリード線1009
は、吸口継手1006の上面部に沿って配設された後、
図12に示す吸口継手円筒部1016の開口部1100を通
り、ケーシング1005のケーシング円筒部1017の
下部に形成した穴1010からケーシング1005内を通
り、ケーシング1005の側面から出て制御回路101
1に接続されている。
【0051】図12に示した吸口継手円筒部1016の
開口部1100は、吸口継手円筒部1016の周方向に
渡って広く形成されている。これは、吸口継手1006
がケーシング1005に対して周方向に回動した時、リ
ード線1009がこの開口部1100内を移動して吸口
継手1006の回動を許容するためである。
【0052】これにより、ケーシング1005に対して
吸口継手1006が回動することが可能となる。
【0053】また、先の実施の形態と同様、リード線1
009は十分なたるみを持って配設されているので、ケ
ーシング1005と吸口継手1006が回動しても電力
線1009が断線することはない。
【0054】また、電力線1009が内蔵されているの
で、家具などに引っ掛けて断線することもない。
【0055】なお、1001は上ケース、1002はカ
バー、1003はバンパー、1007は吸口継手1006及
びリード線1009を覆う保護カバー、1012は電動
機、1013は電動機1012によって駆動される回転
清掃体、1016は電動機1012の駆動力を回転清掃
体1013に伝えるベルト、1013aはベルト101
6を掛けるプーリー、116aはケーシング1005の
回転筒部116を軸支する回転筒部受けである。
【0056】本実施の形態によれば、リード線が断線す
ることがなくなるので、信頼性の高い電気掃除機とする
ことができる。
【0057】また、第一の実施の形態と同様の自在継手
部を有しているので、ホース手元部を90度捻ることで
吸口本体の向きを変えることができ、壁際の掃除やテー
ブルの下などの掃除が効率的に行うことのできる使い勝
手が向上した電気掃除機とすることができる。
【0058】さらに、一対の接続端子1008から制御
回路1011へ電力を供給するリード線1009のそれ
ぞれを一本でつなぐようにしているので、構成が簡単と
なり、組み立て性が優れるとともに、コストを低減でき
る。
【0059】さらにまた、回転部分に接触片等が不要と
なるため、接触片部分における接触不良等を防止でき
る。
【0060】次に図13及び図14を用いて、本発明に
係る他の実施の形態を説明する。
【0061】図13は本実施の形態に係る吸口体の分解
斜視図、図14はホース手元部と吸口体1501との動
作を説明する図である。
【0062】図13において、1301はケーシング、
1302はケーシング1301に接続されたホース、1
303はホース1302に接続されたホース係止部、13
04は第1回動部、1305は第1の回動部に形成された
回転筒部、1305aは回転筒部を軸支する回転筒部
受、1306は第1回動部1304に接続される第2回
動部、1307は第1回動部と第2回動部とを接続する
接続ピン、1308はリード線である。
【0063】本実施の形態のホース1302内には、リ
ード線1308が螺旋状に配設されている。このリード
線1308一端側を制御回路1011に接続し、他端側
をホース係止部1303に設けた接続端子1303bに
接続している。さらにこの接続端子1303bは第2回
動部の接続端子1008に接続されている。
【0064】ホース係止部1303の側面には、係止爪
1303aが形成されており、この係止爪1303aを
第2回動部1306の形成した係止穴1306aに挿入
することにより、ホース係止部1303と第2回動部1
306とを接続している。第1回動部1304と第2回
動部1306とは接続ピン1307により回転可能に接
続されている。
【0065】図14を用いて、動作を説明する。
【0066】図14に示すように、図14(a)の状態
からホース手元部1503を約45度捻ると図14
(b)のように吸口体1505も約45度曲がり、さら
にホース手元部1503を約90度捻ると図14(c)
のように吸口体1505も約90度曲がる。このとき、
第1回動部1304と第2回動部1306の内側に配設
されるホースは柔軟性を有しているので、ホース手元部
1503の捻り動作に応じて容易に吸口体1501を回
転させることができる。
【0067】本実施の形態によれば、第1回動部130
4と第2回動部1306とからなる自在継手部内にホー
ス1302を配設し、しかもホース1302内にリード
線1308を配設しているので、リード線が断線するこ
とがなくなるので、信頼性の高い電気掃除機とすること
ができる。
【0068】また、第一の実施の形態と同様の自在継手
部を有しているので、ホース手元部を90度捻ることで
吸口本体の向きを変えることができ、壁際の掃除やテー
ブルの下などの掃除が効率的に行うことのできる使い勝
手が向上した電気掃除機とすることができる。
【0069】さらに、一対の接続端子1008から制御
回路1011へ電力を供給するリード線1009のそれ
ぞれを一本でつなぐようにしているので、構成が簡単と
なり、組み立て性が優れるとともに、コストを低減でき
る。
【0070】さらにまた、回転部分に接触片等が不要と
なるため、接触片部分における接触不良等を防止でき
る。
【0071】次に図15を用いて、本発明に係る他の実
施の形態を説明する。
【0072】図15において、1601は商用電源、1
602は回転清掃体駆動用の電動機1012の運転/停
止を行うスイッチ、1603はケーシング1005の上
下方向の移動角度を検出する角度検出手段、1604は
角度検出手段1603が検出した角度に応じて電動機1
012の回転数を制御する回転数調整手段、1605は
電動機1012の回転数を変えるための抵抗である。
【0073】本発明に係る吸口体は、先の実施の形態で
も説明したように、延長管1504に接続される吸口継
手1006が被掃除面に対して約水平方向まで下げるこ
とができる。吸口継手1006を被掃除面に対して約水
平方向まで下げた場合、ホース手元部1503から被掃
除面に向かって吸口体1505を下方に押す力がほとん
どなくなってしまう。このため、被掃除面の塵埃を回転
清掃体で掻き出す力がほとんど作用しなくなっていま
う。
【0074】そこで、本実施の形態では、ケーシングの
角度を角度検出手段1603で検出し、ケーシング及び
吸口継手が被掃除面に対して約水平方向まで下がった場
合、電動機1012の回転数が高い回転数になるように
回転数調整手段1604で電動機1012の回転数を調
整する。
【0075】本実施の形態によれば、ケーシングの角度
に応じて電動機の回転数を制御するようにしているの
で、ホース手元部から被掃除面に向かって吸口体を下方
に押す力が小さい場合でも、塵埃を掻き出すことができ
る。
【0076】なお、本実施の形態では、ケーシング及び
吸口継手が被掃除面に対して約水平方向まで下がった場
合に電動機の回転数を高い回転数になるようにしたが、
ケーシングの角度に応じて可変的に電動機の回転数を制
御するようにしても良い。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ケーシングの角度に応じて電動機の回転数を制御するよ
うにしているので、ホース手元部から被掃除面に向かっ
て吸口体を下方に押す力が小さい場合でも、塵埃を掻き
出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例に係る吸口体150
5の上断面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】図1におけるB−B断面図である。
【図4】吸口体1505の上面図である。
【図5】吸口体1505の下面図である。
【図6】(a)は継手カバー206の中央断面図、
(b)は図6(a)におけるD視図である。
【図7】(a),(b)はケーシング112の右側面図で
ある。
【図8】図2におけるC−C断面図である。
【図9】ホース手元部1503の捻り動作と吸口体15
05の回転動作の状態を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る電気掃除機の外観
の斜視図である。
【図11】本発明の他の実施の形態に係る吸口体の分解
斜視図である。
【図12】図11における、吸口継手1006のE視図
である。
【図13】本発明の他の実施の形態に係る吸口体の分解
斜視図である。
【図14】ホース手元部1503の捻り動作と吸口体1
505の回転動作の状態を示す図である。
【図15】本発明の他の実施の形態に係る制御回路ブロ
ック図である。
【符号の説明】
101…吸口本体、102…下ケース、103…電動機
室、109,1011…制御回路、111…自在継手
部、112…ケーシング、113…吸口継手、118,
602,701,1009…リード線、200…上ケー
ス、201…カバー、210…接続板、402…接続端
子、601…接続片、702…リード線収納部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機を内蔵する掃除機本体と、該掃
    除機本体に接続される延長管と、該延長管に接続される
    吸口体とを有し、 該吸口体は、 下面に吸込口を有する下ケースに上ケースを配設して形
    成された吸口本体と、該吸口本体内に配設された回転清
    掃体と、該回転清掃体を駆動する電動機と、一端が該吸
    口本体に接続され、他端がホース手元部に接続され、該
    ホース手元部のひねり動作で前記吸口本体を左右方向に
    それぞれ略90度回転可能な自在継手部とを有し、 前記自在継手部は、該吸口本体に対して略水平方向から
    上方に略90度まで回動自在でかつ前記吸込口と連通す
    る吸込通路を有するケーシングと、一端が該ケーシング
    に対して回動自在に接続され、他端がホース手元部に接
    続される吸口継手とを有し、 前記ケーシング内には前記電動機に電気的に接続される
    リード線を配設し、該リード線を前記吸口継手の外周に
    沿って配設して接続端子に接続し、 前記吸口継手には、前記リード線を覆うカバーを配設
    し、 前記吸口本体には、前記ケーシングの上下方向の移動角
    度を検出する角度検出手段と、該角度検出手段が検出し
    た角度に基づいて前記電動機の回転数を制御する回転数
    調整手段とを配設したことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】前記回転数調整手段は、前記ケーシングが
    被掃除面に対して略水平方向にあることを前記角度検出
    手段が検出したときに、前記電動機の回転数が高い回転
    数になるように調整することを特徴とする電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030031651A (ko) * 2001-10-15 2003-04-23 주식회사 대우일렉트로닉스 진공청소기의 브러시 회전장치

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