JP2013252255A - 電気掃除機およびその吸込口体 - Google Patents

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Abstract

【課題】床面からの持ち上げ時の接続管に対するケース体の相対的な回動を効果的に防止できるとともに、床面への載置時には接続管をケース体に対して容易に回動させることができる床ブラシおよびこれを備えた電気掃除機を提供する。
【解決手段】床ブラシ23は、左右方向に延びるケース体31を有する。床ブラシ23は、ケース体31に対して少なくとも軸心回りに回動可能に接続した接続管32を有する。床ブラシ23は、ケース体31に可動的に配置した回り止め体62を有する。回り止め体62は、ケース体31を床面に対して離間した状態では接続管32に接触して接続管32のケース体31に対する相対的な回動を阻止する。回り止め体62は、ケース体31を床面に載置した状態では接続管32に対して離間して接続管32のケース体31に対する相対的な回動の阻止を解除する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、左右方向に延びるケース体に対して少なくとも軸心回りに回動可能な回転管を有する電気掃除機の吸込口体およびこれを備えた電気掃除機に関する。
従来、電気掃除機に用いられる吸込口体としての床ブラシは、左右方向に延びる、すなわち横長のケース体と、このケース体に対して軸心回りなどに回転可能に接続された回転管とを備えている。ケース体には、被掃除面としての床面に対向する下面に、回転管と連通する吸込口が開口されている。また、この吸込口には、回転清掃体としての回転ブラシが回転可能に配置されている。この回転ブラシは、例えばケース体に収容された駆動手段である電動機によって回転駆動される。
そして、このような回転ブラシは、例えばキャニスタ型の電気掃除機では、掃除機本体に接続されたホース体の先端側に接続した延長管に対して接続して、使用者がホース体の先端部の把持部を把持して床ブラシを床面上で前後に走行させ、回転ブラシなどによって掻き出した塵埃を吸込口から吸い込んで掃除する。
特許第4334292号公報
このような床ブラシの場合、例えば掃除位置を変えたり、電気掃除機を運搬したりするときなど、床面に対して床ブラシを持ち上げて離間したときに、電動機の重量によってケース体の電動機側が回転管に対して相対的に下方へと回動して傾くことがある。そして、このようにケース体が傾くと、床ブラシを床面に対して再載置しにくい。
このようなケース体の傾きを防止するために、上記特許文献1に記載された構成では、ケース体と回転管との外周面にストッパをそれぞれ突設し、ケース体が傾くときにこれらストッパが互いに当接して傾きを規制するようになっている。
しかしながら、このようなストッパの場合、ストッパ同士が当接するまでケース体が回動することとなるため、ケース体が大きく傾かないようにストッパによって回転管に対するケース体の回動角度を小さく規制すると、通常の掃除の際の使い勝手が低下する。
また、例えばケース体に対する回転管の接続位置に回動クリックを設けることも考えられるものの、クリック位置以外ではケース体が傾くこととなる。
さらに、ケース体と回転管との回動抵抗を増加させる回り止め部材を設けることも考えられるものの、このような回り止め部材は、経時的に摩耗して所定の回動抵抗が得られなくなる。
本発明が解決しようとする課題は、被掃除面からの持ち上げ時の回転管に対するケース体の相対的な回動を効果的に防止できるとともに、被掃除面への載置時には回転管をケース体に対して容易に回動させることができる電気掃除機の吸込口体およびこれを備えた電気掃除機を提供することである。
実施形態の電気掃除機の吸込口体は、左右方向に延びるケース体を有する。また、この吸込口体は、ケース体に対して少なくとも軸心回りに回動可能に接続された回転管を有する。さらに、この吸込口体は、ケース体に可動的に配置された回り止め体を有する。この回り止め体は、ケース体を被掃除面に対して離間した状態では回転管に接触してこの回転管のケース体に対する相対的な回動を阻止する。また、この回り止め体は、ケース体を被掃除面に載置した状態では回転管に対して離間されてこの回転管のケース体に対する相対的な回動の阻止を解除する。
一実施形態の電気掃除機の吸込口体を被掃除面から離間した状態を示す縦断側面図である。 同上吸込口体を被掃除面に載置した状態を示す縦断側面図である。 同上吸込口体を示す平面図である。 同上吸込口体を下側から示す斜視図である。 同上吸込口体を上側から示す斜視図である。 同上吸込口体を備えた電気掃除機を示す斜視図である。
以下、一実施形態の構成を図1ないし図6を参照して説明する。
図6において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、掃除機本体12と、この掃除機本体12に対して着脱可能に接続される風路形成体である管部13とを有している。
掃除機本体12は、被掃除面としての床面F(図2)上を旋回および走行可能であり、電動送風機18、この電動送風機18の動作を制御する図示しない本体制御部、および、これら電動送風機18および本体制御部などに給電するためのコードリール装置、あるいは二次電池などの電源部などを収容しているとともに、電動送風機18の吸込側に連通する図示しない集塵部を備えている。また、掃除機本体12の前部には、集塵部に連通するとともに管部13の基端側が接続される本体吸込口19が開口形成されている。
また、管部13は、ホース体21と、このホース体21に対して着脱可能な例えば合成樹脂製の延長管22と、この延長管22に対して着脱可能な吸込口体としての床ブラシ23とを備えている。
ホース体21は、可撓性を有するホース部25と、このホース部25の基端側(下流側)に設けられ本体吸込口19に接続される接続管部26と、ホース部25の先端側(上流側)に設けられた手元操作部27とを有している。
手元操作部27には、延長管22の基端側(下流側)が着脱可能に接続される。また、この手元操作部27には、使用者が把持する把持部28が基端側に突出して形成されており、この把持部28には電動送風機18の動作モードを本体制御部に設定するための設定ボタン29が配置されている。
また、図1ないし図6に示すように、床ブラシ23は、床面F上を走行することにより床面F上の塵埃を吸い込むものである。なお、以下、前後方向および左右方向(両側方向、幅方向)はこの床ブラシ23の走行方向を基準とする。そして、この床ブラシ23は、左右方向に延びる長手状、すなわち横長に形成されたケース体31と、このケース体31の後部に回転可能に接続され延長管22の先端側(上流側)に着脱可能に接続される回転管としての接続管32とを備えている。
ケース体31は、例えば合成樹脂などにより成形された第1ケースとしての下ケース35、第2ケースとしての上ケース36、これらケース35,36により上下から挟持される風路ケース37およびバンパ38、上ケース36の前部に取り付けられた吸込口カバーである前カバー39、および、下ケース35の両側に着脱可能に取り付けられる開閉カバー40,40を備えている。そして、このケース体31の内部には、接続管32の上流側(前端側)と連通する吸込室41が前部に左右幅方向に長手状に区画され、この吸込室41の後方でかつ接続管32の両側に、駆動室42と制御室43とが区画され、駆動室42の一側方に伝達室44が前後方向に長手状に区画され、かつ、駆動室42の他側方に軸支室45が区画されている。
下ケース35は、上側が開口した扁平な四角形枠状に形成された第1ケース本体としての下ケース本体46と、この下ケース本体46の後部に突出する第1回転管受け部としての下側回転管受け部である突出部47とを一体に備えている。そして、この突出部47が下ケース本体46の左右方向の中央部から突出していることにより、下ケース35は、平面視で凸字状となっている。
下ケース本体46には、吸込室41に連通する横長の吸込口49が前端部に切り欠き形成されている。この吸込口49には、回転清掃体としての回転ブラシ51が回転可能に軸支されている。
ここで、この回転ブラシ51は、床面Fに入り込んだ塵埃などを掻き出すもので、長尺状に形成された軸部53と、この軸部53から径方向へと突出する複数の清掃部材54とを備えている。
軸部53の両端部には、軸受体56,56が取り付けられており、これら軸受体56,56が伝達室44および軸支室45の内部でケース体31の図示しない軸受部に対して回動可能に保持されている。
また、清掃部材54は、例えば塵埃を掃き取る毛ブラシ、あるいは軟質の部材により板状に形成され塵埃を叩き出すブレードなどが用いられ、軸部53の外周に螺旋状に捻れた状態で配置されている。
また、突出部47は、中央部に、前後方向に沿って軸方向を有する半円筒状に湾曲した第1湾曲部としての下側湾曲部58が形成されている。また、この突出部47の後端部には、切欠部59が切り欠き形成され、この切欠部59には、床ブラシ23(ケース体31)を床面F上に載置した状態で床面Fと接触して従動回転する走行輪60が配置されている。
下側湾曲部58は、接続管32をその軸心回り(軸心Cの周囲)に沿って、すなわち周方向に回動可能とするように、下側に窪んで形成されている。
また、走行輪60は、下側が突出部47(下ケース35(ケース体31))の下面よりも下方に突出している。また、この走行輪60は、連結体であるアーム61,61の後端側に、左右方向に沿って軸方向を有するように回動自在に軸支されている。さらに、これらアーム61,61の前端側間には、回り止め体62が接続されている。したがって、アーム61,61を介して、走行輪60と回り止め体62とが互いに連結されている。
アーム61,61は、上下方向に沿って長尺状に形成されており、後端側にて走行輪60を軸支している。また、これらアーム61,61は、後端側から、回り止め体62側である前端側へと、徐々に上方に向けて傾斜している。さらに、これらアーム61,61は、長手方向の中間の位置が突出部47に回動可能に軸支された軸支部61aとなっている。この軸支部61aは、左右方向に沿って軸方向を有している。そのため、アーム61,61は、軸支部61aを中心として前端側と後端側とが上下方向に互いに反対に回動するようになっている。したがって、これらアーム61,61により、走行輪60と回り止め体62とは、ケース体31(下ケース35)に対して上下動可能となっている。さらに、これらアーム61,61は、付勢手段としてのトーションばね63により、走行輪60側が下方へと回動する方向、換言すれば走行輪60がケース体31(下ケース35(突出部47))の下面に対して下方へと突出する方向に向けて付勢されている。
また、回り止め体62は、例えば起毛布などの不織布によって帯状に形成されており、アーム61,61の回動により、突出部47の下側湾曲部58から接続管32の下側の外周面に向けて上下方向に進退可能となっている。
そして、これら走行輪60、アーム61,61、回り止め体62およびトーションばね63により、床ブラシ23を床面Fに対して載置あるいは離間することで動作するブレーキ部Bが構成されている。すなわち、このブレーキ部Bは、床ブラシ23を床面F上に載置した状態で走行輪60が床面Fに接触することで相対的に上方へと押され、アーム61,61がトーションばね63の付勢に抗して回動し、回り止め体62が相対的に下方へと回動して接続管32の下側の外周面から離間されるとともに、床ブラシ23を床面F上から持ち上げた(離間させた)状態で走行輪60が床面Fから離間することでアーム61,61がトーションばね63の付勢によって回動し、走行輪60が相対的に下方へ、回り止め体62が相対的に上方へと回動して接続管32の下側の外周面に接触する。換言すれば、回り止め体62は、走行輪60の床面Fとの接離に対応して動作し、走行輪60の床面Fとの接離とは反対に、接続管32の下側の外周面に対して接離するようになっている。
また、上ケース36は、下ケース35の上側を覆って取り付けられる四角形状に形成されている。この上ケース36の前部には、吸込口49と連通し前カバー39によって覆われる前側切欠部64が切り欠き形成されている。さらに、この上ケース36の前後方向の中間位置の両側には、空気中の塵埃すなわちハウスダストを吸い込むためのスリット状の吸塵開口65,65が開口されている。そして、この上ケース36の後部の中央部には、ドーム状に湾曲した第2湾曲部としての庇状の上側湾曲部66が形成されている。この上側湾曲部66は、接続管32をその軸心回り(軸心Cの周囲)に沿って、すなわち周方向に回動可能とするように、上側に突出して形成されている。すなわち、この上側湾曲部66は、下側湾曲部58とともに、接続管32の上流端側である先端側が嵌入された断面円形状(円筒状)の被嵌入部67を構成している。
また、風路ケース37は、下流側である後端側から上流側である前端側へと徐々に拡径する円筒状に形成され、ケース体31の左右方向の中央部に、前後方向に沿って軸方向を有するように位置している。さらに、この風路ケース37は、前端側が吸込室41と連通し、後端側が接続管32の上流側に気密に接続されてこの接続管32と連通している。すなわち、この風路ケース37は、吸込室41(吸込口49)と接続管32とを連通している。
また、バンパ38は、床ブラシ23により壁際などの障害物の近傍を掃除する際のこれら障害物の傷付きを防止するためのもので、例えば弾性を有するエラストマなどの部材により形成され、ケース体31の両側から前側切欠部64の両側に亘って配置されている。
また、前カバー39は、左右方向に長手状に形成され、断面視で前側へと突出するように湾曲した板状となっている。さらに、この前カバー39は、上端部が前側切欠部64の左右両側に回動可能に軸支されているとともに前方向に向けて付勢されている。そして、この前カバー39は、床ブラシ23の前側を壁などの障害物に接近させた際に、この障害物と接触することで付勢に抗して後方へと回動することにより、吸込口49の開口面積を低減させて吸込口49(吸込室41)の真空度を増加させるようになっている。
また、開閉カバー40,40は、吸込口49の両側、すなわち伝達室44および軸支室45を開閉するためのものである。そして、これら開閉カバー40,40によって伝達室44および軸支室45を開いた状態で、回転ブラシ51の軸受体56,56が軸受部から取り外し可能であり、これら軸受体56,56を軸受部から取り外すことで、回転ブラシ51がケース体31に対して取り外し可能となっている。
また、吸込室41には、回転ブラシ51が嵌合した状態で収容されている。さらに、この吸込室41は、吸込口49、前側切欠部64および吸塵開口65,65によりケース体31の外部と連通している。
また、駆動室42には、回転ブラシ51を回転駆動させる駆動手段としての電動機71が収容されている。すなわち、この電動機71は、接続管32の軸心Cに対して側方(一側)に位置している。さらに、この電動機71は、左右方向に沿って回転軸71aを有するように配置されている。また、この電動機71は、例えば掃除機本体12側からの給電によって駆動するようになっている。
また、制御室43には、電動機71の駆動状態(駆動および停止)などを制御する制御部72が収容されている。すなわち、この制御部72は、接続管32の軸心Cに対して側方(他側)に位置している。さらに、この制御部72は、例えば基板に各種部品を実装して構成され、掃除機本体12側から給電を受けている。そして、この制御部72は、設定ボタン29の操作に応じて、電動機71の駆動および停止を切り換えるようになっている。
ここで、この制御部72は、電動機71よりも軽量に構成されている。そのため、床ブラシ23(ケース体31)は、接続管32(接続管32の軸心C)に対して一側、すなわち電動機71側の重量が相対的に重く、他側、すなわち制御部72側の重量が相対的に軽くなっている。換言すれば、床ブラシ23(ケース体31)の左右の重心バランスは、一側(電動機71側)に偏っている。
また、伝達室44には、電動機71の駆動力を回転ブラシ51に伝達する伝達手段を構成するプーリ74およびタイミングベルト75が収容されている。プーリ74は、電動機71の回転軸71aに取り付けられている。また、タイミングベルト75は、伝達室44に挿入された一方の軸受体56とプーリ74との間に無端状に巻き掛けられている。
一方、接続管32は、軸心回り(軸心Cの周囲)に回転可能な第1回転部としての上流側回転部、すなわち嵌入部である前側回転部77と、この前側回転部77に対して回動可能に軸支された第2回転部としての下流側回転部、すなわち回転管本体である後側回転部78とを一体的に備えている。
前側回転部77は、前後方向に沿って軸方向を有する円筒状に形成され、ケース体31の被嵌入部67に嵌入されて風路ケース37の外周に抜け止めされた状態で軸支され、軸心回り、すなわち軸心Cの周囲(周方向)に回転可能となっている。また、この前側回転部77の上流側である前側の外周下部、すなわちケース体31の被嵌入部67の下側の上面に対向する位置は、回り止め体62に対向している。さらに、この前側回転部77の下流側である後側には、前側回転部77に対して後側回転部78が回動したときの干渉を避けるための回動用切欠部79が切り欠き形成されている。
また、後側回転部78は、延長管22の上流端(先端)に着脱可能に接続される部分であり、前後方向に沿って軸方向を有する円筒状に形成され、前側回転部77の軸方向と直交する方向に沿う回動軸により回動用切欠部79の両側にて回動可能に軸支されていることにより、回動用切欠部79側および反回動用切欠部79側に回動可能となっている。したがって、例えば前側回転部77がケース体31に対して回転していない中立位置では、後側回転部78は、上下方向に回動可能であり、前側回転部77がケース体31に対して例えば90°、軸心回り(軸心Cの周囲)に回動した位置では、後側回転部78は、左右方向に回動可能となる。
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
掃除の際には、まず、使用者は、掃除機本体12の本体吸込口19に、接続管部26を介してホース体21を連通接続し、このホース体21の先端側の手元操作部27に、延長管22および床ブラシ23を順次連通接続する。
次いで、床ブラシ23を床面F上に載置する。このとき、走行輪60が床面Fに接触することで、アーム61,61がトーションばね63の付勢に抗して回動し、これらアーム61,61に対して走行輪60と反対側に取り付けられた回り止め体62が相対的に下方へと回動して、接続管32(接続管32の前側回転部77)の下部の外面(外周面)から離間される。そのため、回り止め体62による接続管32(接続管32の前側回転部77)の軸心回り(軸心Cの周囲)への回動抵抗が作用しなくなる。したがって、接続管32(接続管32の前側回転部77)がケース体31に対して相対的に軸心回り(軸心Cの周囲)に容易に回動し、床ブラシ23の取り回しが良好になって、より掃除がしやすくなる。
この後、電源部から本体制御部および電動送風機18へと給電可能な状態として、把持部28を把持した使用者が所定の設定ボタン29を操作すると、この設定ボタン29により設定された動作モードに応じて本体制御部が電動送風機18の入力を制御して、電動送風機18が駆動される。
次いで、使用者は、床ブラシ23を床面F上で前後に走行させることで、電動送風機18の駆動による負圧によって、床ブラシ23の先端側の吸込口49から塵埃を空気とともに吸い込むとともに、各吸塵開口65,65から、床ブラシ23のケース体31の上方に舞い上がった空気中の塵埃、すなわちハウスダストを吸い込む。
さらに、使用者は、床面Fの種類に応じて、回転ブラシ51を適宜回転させる。このとき、使用者が所定の設定ボタン29を操作すると、この設定ボタン29の操作に応じて制御部72が電動機71の入力を制御して、電動機71が駆動され、この電動機71の駆動が回転軸71aに取り付けられたプーリ74およびタイミングベルト75を介して軸受体56に伝達されることで、回転ブラシ51が回転し、清掃部材54により床面Fの塵埃を除去する。
そして、床ブラシ23から塵埃とともに吸い込まれた空気は吸込風となり、延長管22およびホース体21を介して、塵埃を本体吸込口19から集塵部へと運び、この集塵部にて塵埃を捕集する。
この後、塵埃が除去された吸込風は電動送風機18へと吸い込まれ、この電動送風機18を通過して排気風となり、掃除機本体12の後部などに設けられた図示しない排気口から掃除機本体12の外部へと排気される。
掃除が終了し、電気掃除機11を収納する際には、設定ボタン29を操作することで、本体制御部が電動送風機18を停止させる。
そして、例えば電気掃除機11を運搬する際などに床ブラシ23を床面Fから持ち上げると、走行輪60が床面Fから離間することにより、トーションばね63の付勢によってアーム61,61が回動し、これらアーム61,61に対して走行輪60と反対側に取り付けられた回り止め体62が相対的に上方へと回動して、接続管32(接続管32の前側回転部77)の下部の外面(外周面)に押圧される。そのため、回り止め体62による接続管32(接続管32の前側回転部77)の軸心回り(軸心Cの周囲)への回動抵抗が作用する。したがって、電動機71の重量などにより左右の重量バランスが異なるケース体31が、図5の想像線に示すように接続管32(接続管32の前側回転部77)に対して相対的に回動して傾くことを確実に防止できる。
以上説明した一実施形態では、ケース体31に可動的に配置した回り止め体62が、ケース体31を床面Fに対して離間した状態では接続管32(接続管32の前側回転部77)に接触してこの接続管32(接続管32の前側回転部77)のケース体31に対する相対的な回動を阻止するとともに、ケース体31を床面Fに載置した状態では接続管32(接続管32の前側回転部77)に対して離間されてこの接続管32(接続管32の前側回転部77)のケース体31に対する相対的な回動の阻止を解除する構成とした。
このため、床面Fに対して床ブラシ23を持ち上げたときには、回り止め体62による回動抵抗が確実に作用して、接続管32(接続管32の前側回転部77)に対するケース体31の相対的な回動を効果的に防止できるとともに、床面Fに床ブラシ23を載置したときには、回り止め体62により回動抵抗が作用せず、接続管32(接続管32の前側回転部77)をケース体31に対して容易に回動させることができる。
特に、回転ブラシ51およびこの回転ブラシ51を回転駆動させる電動機71を備える床ブラシ23の場合、電動機71が接続管32(接続管32の前側回転部77)の軸心Cに対して側方(一側)に位置するとケース体31の重量バランスが一側に偏り、床ブラシ23を床面Fから持ち上げたときに接続管32(接続管32の前側回転部77)に対してケース体31が一側に回動しやすい。そのため、上記のような回り止め体62を備えることで、回転ブラシ51および電動機71を備える床ブラシ23においても、持ち上げ時の接続管32(接続管32の前側回転部77)に対するケース体31の相対的な回動を、確実に防止できる。
また、ケース体31を床面F上で走行可能にする走行輪60を有効に利用して床ブラシ23を床面Fに対して持ち上げたことと床面Fに載置したこととを確実に検出し、この走行輪60の床面Fへの接離に対応して回り止め体62を動作させることで、走行輪60による床ブラシ23の床面Fへの接離の検出に対応して回り止め体62を確実に動作させることができる。
さらに、このような床ブラシ23を備えることにより、掃除の際の床ブラシ23の取り回しが良好で、かつ、床ブラシ23を持ち上げたときにもケース体31が接続管32(接続管32の前側回転部77)に対して傾きにくく、床面Fを傷付けることなく床ブラシ23を容易に再載置可能な電気掃除機11を提供できる。
なお、上記一実施形態において、電気掃除機11としては、キャニスタ型に限らず、例えば上下方向に長手状の掃除機本体12の下部に床ブラシ23の接続管32が接続された、いわゆるアップライト型などでも対応して用いることができる。
また、回り止め体62は、走行輪60の床面Fへの接離に対応して動作するように構成したが、例えば床ブラシ23の床面Fへの接触を検出して回転ブラシ51の回動の許可および不許可を設定する接地検出手段などに連動させてもよい。
さらに、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 電気掃除機
12 掃除機本体
18 電動送風機
23 吸込口体としての床ブラシ
31 ケース体
32 回転管としての接続管
51 回転清掃体としての回転ブラシ
60 走行輪
62 回り止め体
71 電動機
C 軸心
F 被掃除面としての床面

Claims (4)

  1. 左右方向に延びるケース体と、
    このケース体に対して少なくとも軸心回りに回動可能に接続された回転管と、
    前記ケース体に可動的に配置され、このケース体を被掃除面に対して離間した状態では前記回転管に接触してこの回転管の前記ケース体に対する相対的な回動を阻止するとともに、前記ケース体を被掃除面に載置した状態では前記回転管に対して離間されてこの回転管の前記ケース体に対する相対的な回動の阻止を解除する回り止め体と
    を具備したことを特徴とした電気掃除機の吸込口体。
  2. ケース体に回転可能に配置された回転清掃体と、
    回転管の軸心に対して側方の位置にて前記ケース体に収容され、前記回転清掃体を回転駆動させる電動機とを具備した
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機の吸込口体。
  3. ケース体を被掃除面上で走行可能にする走行輪を具備し、
    回り止め体は、前記走行輪の被掃除面への接離に対応して動作する
    ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機の吸込口体。
  4. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    前記電動送風機の吸込側に回転管が連通する請求項1ないし3いずれか一記載の吸込口体と
    を具備したことを特徴とした電気掃除機。
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