JP2000093217A - 指輪等のリング状装身具及びその大きさの調節方法 - Google Patents
指輪等のリング状装身具及びその大きさの調節方法Info
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- JP2000093217A JP2000093217A JP10272809A JP27280998A JP2000093217A JP 2000093217 A JP2000093217 A JP 2000093217A JP 10272809 A JP10272809 A JP 10272809A JP 27280998 A JP27280998 A JP 27280998A JP 2000093217 A JP2000093217 A JP 2000093217A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装着使用者の指等の太さに対応した径大きさ
を微妙な範囲で簡単に調整設定でき、しかも一旦調整後
でも拡開、狭窄処理のいずれにも対応して再調整でき、
またその調整に際し外表面に施した模様・デザイン等を
変更させない。 【解決手段】 指F等の太さに対応して端部を内外で重
ねてほぼ巻回状に丸めたリング状の装身具本体1と、こ
の装身具本体1の内外の端部相互を連結する調整連結手
段10とから成る。調整連結手段10は、装身具本体1
においての重ねた内側端部の両側縁に連結するほぼU字
状のフレーム11と、同じく重ねた外側端部の外側面に
装身具本体1と一体状にして突設形成したフレーム11
に引っ掛かる止めピン12とを備えている。装身具本体
1は外表面に模様・デザイン等が施された帯状に形成
し、止めピン12は装身具本体1における重ねた内側の
端部側に向けた側面から見てほぼL字状に形成してあ
る。
を微妙な範囲で簡単に調整設定でき、しかも一旦調整後
でも拡開、狭窄処理のいずれにも対応して再調整でき、
またその調整に際し外表面に施した模様・デザイン等を
変更させない。 【解決手段】 指F等の太さに対応して端部を内外で重
ねてほぼ巻回状に丸めたリング状の装身具本体1と、こ
の装身具本体1の内外の端部相互を連結する調整連結手
段10とから成る。調整連結手段10は、装身具本体1
においての重ねた内側端部の両側縁に連結するほぼU字
状のフレーム11と、同じく重ねた外側端部の外側面に
装身具本体1と一体状にして突設形成したフレーム11
に引っ掛かる止めピン12とを備えている。装身具本体
1は外表面に模様・デザイン等が施された帯状に形成
し、止めピン12は装身具本体1における重ねた内側の
端部側に向けた側面から見てほぼL字状に形成してあ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば指輪等のリン
グ状の装身具において、これを装着使用する個々人の指
の太さ等に対応して、径大きさを調整設定できる指輪等
のリング状装身具及びその大きさの調節方法に関する。
グ状の装身具において、これを装着使用する個々人の指
の太さ等に対応して、径大きさを調整設定できる指輪等
のリング状装身具及びその大きさの調節方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から指輪は、これを装着使用する個
々人の指の太さに対応するように径大きさが異なるもの
を予め取り揃えておき、また予めに用意したものがな
く、指が細くあるいは太くなる場合には指輪自体の内径
を強制的に狭窄したり、拡開したりしてこれに対処して
いたものである。そのために指輪自体の径大きさ夫々を
所定太さ毎に異ならしめた多数種類にして、それらの大
きさを号数等で表示することで構成、提供されていたも
のである。
々人の指の太さに対応するように径大きさが異なるもの
を予め取り揃えておき、また予めに用意したものがな
く、指が細くあるいは太くなる場合には指輪自体の内径
を強制的に狭窄したり、拡開したりしてこれに対処して
いたものである。そのために指輪自体の径大きさ夫々を
所定太さ毎に異ならしめた多数種類にして、それらの大
きさを号数等で表示することで構成、提供されていたも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこうした従来
の異なる大きさのものの予めの用意・準備は極めて面倒
であるばかりでなく、指輪の径大きさが小さいことでこ
れを強制的にでも広げるような拡開加工あるいは狭める
ような狭窄加工は、その一部を切断して生地材を挟み込
み追加したり、あるいは除去したりしていずれも指輪生
地全般にわたっての均一した処理を施さなければならな
いから、その処理は困難で、調整設定された指輪自体が
不体裁なものとなることが多々あった。また予め構成設
定されている幾種類かの径大きさの例えばその中間大き
さで対応する場合でも形成されている指輪の径大きさの
再調整が必要とされるものであった。
の異なる大きさのものの予めの用意・準備は極めて面倒
であるばかりでなく、指輪の径大きさが小さいことでこ
れを強制的にでも広げるような拡開加工あるいは狭める
ような狭窄加工は、その一部を切断して生地材を挟み込
み追加したり、あるいは除去したりしていずれも指輪生
地全般にわたっての均一した処理を施さなければならな
いから、その処理は困難で、調整設定された指輪自体が
不体裁なものとなることが多々あった。また予め構成設
定されている幾種類かの径大きさの例えばその中間大き
さで対応する場合でも形成されている指輪の径大きさの
再調整が必要とされるものであった。
【0004】特に指輪の外周側面全体に各種の模様・デ
ザインが施されている場合には、一部の切断除去あるい
は挟み込み追加等の処理後にその切断端縁相互を接続し
ても、模様等が非連続なものとなるから極めて不都合な
ものである。またこれは指輪自体の径大きさを強制的に
でも均一的に拡開処理あるいは狭窄処理する場合でも同
様なことが生じ得るのであり、ひいてはその模様・デザ
インが制約されるものであった。
ザインが施されている場合には、一部の切断除去あるい
は挟み込み追加等の処理後にその切断端縁相互を接続し
ても、模様等が非連続なものとなるから極めて不都合な
ものである。またこれは指輪自体の径大きさを強制的に
でも均一的に拡開処理あるいは狭窄処理する場合でも同
様なことが生じ得るのであり、ひいてはその模様・デザ
インが制約されるものであった。
【0005】更に径大きさが一旦調整設定された後に例
えば永年使用後に小さく窄めあるいは大きく拡開する必
要が生じた場合にも、その処理が上述したように困難で
あり、断念せざるを得ないことも多く、例えばリフォー
ムに伴う再加工をも著しく制限するものであった。
えば永年使用後に小さく窄めあるいは大きく拡開する必
要が生じた場合にも、その処理が上述したように困難で
あり、断念せざるを得ないことも多く、例えばリフォー
ムに伴う再加工をも著しく制限するものであった。
【0006】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、装着使用する着用者の指
等の太さに対応して径大きさに簡単に調整設定でき、し
かもその調整設定範囲は制限されず、微妙な範囲でも確
実に調整可能であるばかりでなく、一旦調整されての永
年使用後であってもその拡開あるいは狭窄処理のいずれ
でも対応して再調整でき、またその調整に際し例えば外
表面に施した模様・デザイン等を全く変更せず良好な体
裁を維持できるようにし、更にブレスレット、スカーフ
止めその他のリング状装身具にも適用可能にした指輪等
のリング状装身具及びその大きさの調節方法を提供する
ことを目的とするものである。
事情に鑑み創出されたもので、装着使用する着用者の指
等の太さに対応して径大きさに簡単に調整設定でき、し
かもその調整設定範囲は制限されず、微妙な範囲でも確
実に調整可能であるばかりでなく、一旦調整されての永
年使用後であってもその拡開あるいは狭窄処理のいずれ
でも対応して再調整でき、またその調整に際し例えば外
表面に施した模様・デザイン等を全く変更せず良好な体
裁を維持できるようにし、更にブレスレット、スカーフ
止めその他のリング状装身具にも適用可能にした指輪等
のリング状装身具及びその大きさの調節方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にあっての指輪等のリング状装身具は、端
部が内外で重ねられてほぼ巻回状に丸められている装身
具本体1と、この装身具本体1の重ねられている内外の
端部相互を連結する調整連結手段10とから成り、調整
連結手段10は、装身具本体1においての重ねられる内
側端部の両側縁に連結されるほぼU字状のフレーム11
と、同じく重ねられている外側端部の外側面に装身具本
体1と一体状にして突設形成されていてフレーム11に
引っ掛かる止めピン12とを備えているものである。装
身具本体1は外表面に模様・デザイン等が施された帯状
に形成することができ、止めピン12は装身具本体1に
おける重ねられている内側端部側に向けられている側面
から見てほぼL字状に形成することができる。また上記
の調整連結手段10を使用した指輪等のリング状装身具
の大きさの調節方法は、端部が重ねられてほぼ巻回状に
形成されている装身具本体1を装着すべき指F、腕、各
種物品等の太さに対応して装身具本体1自体を窄めるか
広げるかして周囲長さに合致させ、調整連結手段10の
止めピン12に引っ掛けた状態のほぼU字状のフレーム
11の自由端両側の内側面を装身具本体1における重ね
合わせた内側端部の両側縁面に位置させて固着するもの
である。
ため、本発明にあっての指輪等のリング状装身具は、端
部が内外で重ねられてほぼ巻回状に丸められている装身
具本体1と、この装身具本体1の重ねられている内外の
端部相互を連結する調整連結手段10とから成り、調整
連結手段10は、装身具本体1においての重ねられる内
側端部の両側縁に連結されるほぼU字状のフレーム11
と、同じく重ねられている外側端部の外側面に装身具本
体1と一体状にして突設形成されていてフレーム11に
引っ掛かる止めピン12とを備えているものである。装
身具本体1は外表面に模様・デザイン等が施された帯状
に形成することができ、止めピン12は装身具本体1に
おける重ねられている内側端部側に向けられている側面
から見てほぼL字状に形成することができる。また上記
の調整連結手段10を使用した指輪等のリング状装身具
の大きさの調節方法は、端部が重ねられてほぼ巻回状に
形成されている装身具本体1を装着すべき指F、腕、各
種物品等の太さに対応して装身具本体1自体を窄めるか
広げるかして周囲長さに合致させ、調整連結手段10の
止めピン12に引っ掛けた状態のほぼU字状のフレーム
11の自由端両側の内側面を装身具本体1における重ね
合わせた内側端部の両側縁面に位置させて固着するもの
である。
【0008】以上のように構成された本発明に係る指輪
等のリング状装身具及びその大きさの調節方法にあっ
て、ほぼ巻回状に形成された装身具本体1は装着使用さ
れる指F、腕、各種物品等に直接に装着されることでそ
の指F等の太さに直接に対応させて径大きさを設定させ
る。調整連結手段10においてのフレーム11自体の自
由端部位は、装身具本体1においての重ねられている外
側の端部の止めピン12に引っ掛けられた状態で、装身
具本体1の側縁に位置するとき、その位置は指F等の太
さに対応した装身具本体1の周囲長さを直接に指示させ
る。調整連結手段10によって指F等の太さに対応調整
された後のフレーム11の装身具本体1に対する固着
は、装身具本体1自体に対しての直接の長さ調整を行な
わせずに、指F等の太さの周囲長さと合致する巻回長さ
を装身具本体1に設定させ、それを保持させる。調整連
結手段10におけるフレーム11の装身具本体1側縁に
対する固着位置の変更は、装身具本体1自体の狭窄ある
いは拡開を許容させ、たとえば指F等の太さが異なるこ
とになったときの変更調整に迅速に対応させる。
等のリング状装身具及びその大きさの調節方法にあっ
て、ほぼ巻回状に形成された装身具本体1は装着使用さ
れる指F、腕、各種物品等に直接に装着されることでそ
の指F等の太さに直接に対応させて径大きさを設定させ
る。調整連結手段10においてのフレーム11自体の自
由端部位は、装身具本体1においての重ねられている外
側の端部の止めピン12に引っ掛けられた状態で、装身
具本体1の側縁に位置するとき、その位置は指F等の太
さに対応した装身具本体1の周囲長さを直接に指示させ
る。調整連結手段10によって指F等の太さに対応調整
された後のフレーム11の装身具本体1に対する固着
は、装身具本体1自体に対しての直接の長さ調整を行な
わせずに、指F等の太さの周囲長さと合致する巻回長さ
を装身具本体1に設定させ、それを保持させる。調整連
結手段10におけるフレーム11の装身具本体1側縁に
対する固着位置の変更は、装身具本体1自体の狭窄ある
いは拡開を許容させ、たとえば指F等の太さが異なるこ
とになったときの変更調整に迅速に対応させる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施の形態を説明すると、図において示される符号1は指
輪、ブレスレット、スカーフ止め等のリング状の装身具
本体であり、例えば図示のように所定幅員の帯状に形成
されると共に例えば外表面に連続した各種の模様・デザ
インが施されている。またこの装身具本体1は装着使用
者においての装着される部位である指F、腕、更にはス
カーフ等の各種物品その他の最大太さにおける周囲長さ
に比し小さくはなく、後述する調整連結手段10部分の
延長した長さを付加することで全体長さが設定されてい
て、図1に示すように端部が内外で重ねられているほぼ
巻回状に丸められている。また図示のように外側端部の
先端は体裁性、化粧性を兼ねて円弧状に形成してあり、
内側端部は装着すべき指F等を損傷しないように直線状
に形成されており、長さ調整等に伴ない装身具本体1自
体が切断されるときは内側端部側が切断されるものとし
てある。
施の形態を説明すると、図において示される符号1は指
輪、ブレスレット、スカーフ止め等のリング状の装身具
本体であり、例えば図示のように所定幅員の帯状に形成
されると共に例えば外表面に連続した各種の模様・デザ
インが施されている。またこの装身具本体1は装着使用
者においての装着される部位である指F、腕、更にはス
カーフ等の各種物品その他の最大太さにおける周囲長さ
に比し小さくはなく、後述する調整連結手段10部分の
延長した長さを付加することで全体長さが設定されてい
て、図1に示すように端部が内外で重ねられているほぼ
巻回状に丸められている。また図示のように外側端部の
先端は体裁性、化粧性を兼ねて円弧状に形成してあり、
内側端部は装着すべき指F等を損傷しないように直線状
に形成されており、長さ調整等に伴ない装身具本体1自
体が切断されるときは内側端部側が切断されるものとし
てある。
【0010】またこの装身具本体1自体は装着させる指
F等に直接に装着することで指F等の太さに対応して更
に狭窄状に丸められるか、拡開状に広げられるかされる
ことでその径大きさが調整設定されるものとなってい
て、その調整長さ分を考慮することで全体長さが設定さ
れている。なお図中符号2は、尾錠形状に模した調整連
結手段10によっての長さ調整が擬似的に行なわれ、あ
るいは行なわれたように装身具本体1自体に所定間隔毎
に開穿されている装飾を兼ねた擬似孔であり、場合によ
っては開穿形成されないこともある。
F等に直接に装着することで指F等の太さに対応して更
に狭窄状に丸められるか、拡開状に広げられるかされる
ことでその径大きさが調整設定されるものとなってい
て、その調整長さ分を考慮することで全体長さが設定さ
れている。なお図中符号2は、尾錠形状に模した調整連
結手段10によっての長さ調整が擬似的に行なわれ、あ
るいは行なわれたように装身具本体1自体に所定間隔毎
に開穿されている装飾を兼ねた擬似孔であり、場合によ
っては開穿形成されないこともある。
【0011】そして長さが調整された後の装身具本体1
における径大きさを固定保持するように尾錠形状に模さ
れた調整連結手段10が設けられている。この調整連結
手段10は、巻回状に形成されている装身具本体1にお
いての重ねられている内側端部の両側縁に連結されるほ
ぼU字状のフレーム11と、同じく重ねられている外側
端部の外側面に装身具本体1と一体状にして突設形成さ
れていてフレーム11に引っ掛かる止めピン12とから
成るものである。
における径大きさを固定保持するように尾錠形状に模さ
れた調整連結手段10が設けられている。この調整連結
手段10は、巻回状に形成されている装身具本体1にお
いての重ねられている内側端部の両側縁に連結されるほ
ぼU字状のフレーム11と、同じく重ねられている外側
端部の外側面に装身具本体1と一体状にして突設形成さ
れていてフレーム11に引っ掛かる止めピン12とから
成るものである。
【0012】フレーム11自体は、装身具本体1におい
ての重ねられる外側端部の幅員に比し小さくはない内法
幅員に設定形成されおり、自由端相互の内法幅員は装身
具本体1の重ねられる内側端部の幅員にほぼ対応してい
て、装身具本体1の両側縁面に自由端夫々の内側縁面が
突合せ状となって例えばハンダ等によって溶着されるの
であり、図示にあってはその溶着時に装身具本体1側縁
から滑らかに突出するような傾斜縁を外側縁に形成して
ある。またこのフレーム11自体は、側方から見てやや
湾曲状に形成されており、止めピン12に引っ掛けられ
たときのフレーム11は装身具本体1自体の巻回された
湾曲面に沿うものとしてある。
ての重ねられる外側端部の幅員に比し小さくはない内法
幅員に設定形成されおり、自由端相互の内法幅員は装身
具本体1の重ねられる内側端部の幅員にほぼ対応してい
て、装身具本体1の両側縁面に自由端夫々の内側縁面が
突合せ状となって例えばハンダ等によって溶着されるの
であり、図示にあってはその溶着時に装身具本体1側縁
から滑らかに突出するような傾斜縁を外側縁に形成して
ある。またこのフレーム11自体は、側方から見てやや
湾曲状に形成されており、止めピン12に引っ掛けられ
たときのフレーム11は装身具本体1自体の巻回された
湾曲面に沿うものとしてある。
【0013】止めピン12は、フレーム11自体をその
内側から引っ掛けるものとして、重ねられている内側端
部側に向けられている側面から見てほぼL字状に形成さ
れており、またフレーム11の内側のほぼ中央位置に設
けた窪みに位置するようにして確実な引っ掛かり状態と
なるように配慮してある。この止めピン12自体は装身
具本体1自体に開穿形成した前記の擬似孔2の内縁に溶
着等によって連結形成してその孔縁が外観されるように
することで、フレーム11との引っ掛かり状態時では尾
錠によって止めている擬態を一層明瞭にするものとでき
る。
内側から引っ掛けるものとして、重ねられている内側端
部側に向けられている側面から見てほぼL字状に形成さ
れており、またフレーム11の内側のほぼ中央位置に設
けた窪みに位置するようにして確実な引っ掛かり状態と
なるように配慮してある。この止めピン12自体は装身
具本体1自体に開穿形成した前記の擬似孔2の内縁に溶
着等によって連結形成してその孔縁が外観されるように
することで、フレーム11との引っ掛かり状態時では尾
錠によって止めている擬態を一層明瞭にするものとでき
る。
【0014】次にこれの組立の一例を説明するに、半ば
巻回状に形成されている装身具本体1における重ね合わ
せられる外側端部に調整連結手段10における止めピン
12を、その内側が装身具本体1の外側端部に対して逆
向きになるようにして予め固着させて用意しておき、こ
の装身具本体1を装着すべき例えば指F等の部位を囲繞
するようにして指F等に仮に取り付ける。次いで指F等
の太さに対応して装身具本体1自体を窄めるか広げるか
して周囲長さに合致させると共に、止めピン12に調整
連結手段10のフレーム11を引っ掛けた状態にし、そ
のフレーム11の自由端両側の内側面を装身具本体1に
おける重ね合わせた内側端部の両側縁面に位置させ、そ
の位置に印等を付しておく。然る後、指F等から取り外
して、止めピン12に引っ掛けられたままのフレーム1
1の自由端両側の内側面を装身具本体1における内側端
部の両側縁面にハンダ等によって固着し、適当な化粧仕
上げを施すものである。
巻回状に形成されている装身具本体1における重ね合わ
せられる外側端部に調整連結手段10における止めピン
12を、その内側が装身具本体1の外側端部に対して逆
向きになるようにして予め固着させて用意しておき、こ
の装身具本体1を装着すべき例えば指F等の部位を囲繞
するようにして指F等に仮に取り付ける。次いで指F等
の太さに対応して装身具本体1自体を窄めるか広げるか
して周囲長さに合致させると共に、止めピン12に調整
連結手段10のフレーム11を引っ掛けた状態にし、そ
のフレーム11の自由端両側の内側面を装身具本体1に
おける重ね合わせた内側端部の両側縁面に位置させ、そ
の位置に印等を付しておく。然る後、指F等から取り外
して、止めピン12に引っ掛けられたままのフレーム1
1の自由端両側の内側面を装身具本体1における内側端
部の両側縁面にハンダ等によって固着し、適当な化粧仕
上げを施すものである。
【0015】また一旦は調整設定した後にその再調整、
例えばそのリフォーム等が必要とされた場合には、調整
連結手段10におけるフレーム11の装身具本体1に対
する固着位置を切断し、装身具本体1自体を指F等の太
さに合わせて再度狭窄あるいは拡開して調整設定した後
に、フレーム11を再度装身具本体1に固着すればよい
ものである。
例えばそのリフォーム等が必要とされた場合には、調整
連結手段10におけるフレーム11の装身具本体1に対
する固着位置を切断し、装身具本体1自体を指F等の太
さに合わせて再度狭窄あるいは拡開して調整設定した後
に、フレーム11を再度装身具本体1に固着すればよい
ものである。
【0016】なお装身具本体1がブレスレットとされる
ときの腕、更にはスカーフ止めとされるときの束ねたス
カーフ部位夫々に対して調整される場合も同様にして行
なわれる。
ときの腕、更にはスカーフ止めとされるときの束ねたス
カーフ部位夫々に対して調整される場合も同様にして行
なわれる。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
めに、装着使用する着用者の指F、腕、各種物品等の太
さに対応して装身具本体1自体の径大きさを簡単に調整
設定でき、しかもその調整設定範囲は制限されず、微妙
な範囲でも確実に調整でき、指F等にしっくりと馴染む
ものとすることができる。そればかりでなく、一旦調整
されての永年使用後の例えばリフォーム時であってもそ
の拡開あるいは狭窄処理のいずれにも対応して再調整で
きるのである。またその調整に際し例えば装身具本体1
の外表面に施した模様・デザイン等を全く変更せずに済
み、良好な体裁を維持でき、永年に亙っての着用をも可
能にするのである。
めに、装着使用する着用者の指F、腕、各種物品等の太
さに対応して装身具本体1自体の径大きさを簡単に調整
設定でき、しかもその調整設定範囲は制限されず、微妙
な範囲でも確実に調整でき、指F等にしっくりと馴染む
ものとすることができる。そればかりでなく、一旦調整
されての永年使用後の例えばリフォーム時であってもそ
の拡開あるいは狭窄処理のいずれにも対応して再調整で
きるのである。またその調整に際し例えば装身具本体1
の外表面に施した模様・デザイン等を全く変更せずに済
み、良好な体裁を維持でき、永年に亙っての着用をも可
能にするのである。
【0018】すなわちこれは本発明において、巻回状に
丸められている装身具本体1と、この装身具本体1の重
ねられている内外の端部相互を連結する調整連結手段1
0とから成り、調整連結手段10は、重ねられる内側端
部の両側縁に連結されるほぼU字状のフレーム11と、
外側の端部外側面に突設形成されている止めピン12と
を備えているものとしたからであり、これによって、適
当な径大きさに設定された装身具本体1によって指F等
の太さの種々な相違に対応可能とし、また従来のように
装身具本体1自体に対する一部の切断除去、追加挟み込
み等の面倒複雑な処理を必要とせず、しかも体裁良好な
ものとすることができるのである。
丸められている装身具本体1と、この装身具本体1の重
ねられている内外の端部相互を連結する調整連結手段1
0とから成り、調整連結手段10は、重ねられる内側端
部の両側縁に連結されるほぼU字状のフレーム11と、
外側の端部外側面に突設形成されている止めピン12と
を備えているものとしたからであり、これによって、適
当な径大きさに設定された装身具本体1によって指F等
の太さの種々な相違に対応可能とし、また従来のように
装身具本体1自体に対する一部の切断除去、追加挟み込
み等の面倒複雑な処理を必要とせず、しかも体裁良好な
ものとすることができるのである。
【0019】また外表面に模様・デザイン等が施された
帯状に形成された装身具本体1である場合には、その径
を小さくする狭窄処理、径を大きくする拡開処理に際し
てその生地材の一部の切断除去、挟み込み追加をしなく
てよいから、切断後の再接続、接続後の切断端の化粧処
理、更には模様・デザイン等の損傷等がなくなり、当初
に施されているその模様等をそのまま維持できるもので
ある。更に拡開処理、狭窄処理に際して一部のみの切断
除去、挟み込み追加等によって非連続となるような不体
裁が生じるのを確実に防止でき、またその熟練を要する
均一な化粧処理の必要もないのである。
帯状に形成された装身具本体1である場合には、その径
を小さくする狭窄処理、径を大きくする拡開処理に際し
てその生地材の一部の切断除去、挟み込み追加をしなく
てよいから、切断後の再接続、接続後の切断端の化粧処
理、更には模様・デザイン等の損傷等がなくなり、当初
に施されているその模様等をそのまま維持できるもので
ある。更に拡開処理、狭窄処理に際して一部のみの切断
除去、挟み込み追加等によって非連続となるような不体
裁が生じるのを確実に防止でき、またその熟練を要する
均一な化粧処理の必要もないのである。
【0020】また止めピン12は装身具本体1における
重ねられている内側端部側に向けられている側面から見
てほぼL字状に形成してあるから、これにフレーム11
が引っ掛けられているとき、指F等に仮装着しての装身
具本体1自体の長さ調整時にフレーム11が脱落するこ
とがないと共に、フレーム11の固着調整後でも外れる
ことがなく、それを長期に亙って維持するものである。
重ねられている内側端部側に向けられている側面から見
てほぼL字状に形成してあるから、これにフレーム11
が引っ掛けられているとき、指F等に仮装着しての装身
具本体1自体の長さ調整時にフレーム11が脱落するこ
とがないと共に、フレーム11の固着調整後でも外れる
ことがなく、それを長期に亙って維持するものである。
【0021】しかも調整連結手段10は、装身具本体1
においての重ねられる内側端部の両側縁に連結されるほ
ぼU字状のフレーム11と、同じく重ねられている外側
端部外側面に装身具本体1と一体状にして突設形成され
ていてフレーム11に引っ掛かる止めピン12とを備え
ているから、止めピン12に引っ掛けられたフレーム1
1が装身具本体1自体に固着されたものとなるとき、そ
れはあたかも尾錠風のデザインとなり、看者に強い興味
を抱かせるものである。そればかりでなく、こうした尾
錠風の連結調整構造とするとき、その長さの微調整には
取付孔を細かな間隔で多数にして開穿形成しておかなけ
ればならないが、本発明によればその必要はなく、また
多数で開穿形成することでの体裁を損なうこともないの
である。
においての重ねられる内側端部の両側縁に連結されるほ
ぼU字状のフレーム11と、同じく重ねられている外側
端部外側面に装身具本体1と一体状にして突設形成され
ていてフレーム11に引っ掛かる止めピン12とを備え
ているから、止めピン12に引っ掛けられたフレーム1
1が装身具本体1自体に固着されたものとなるとき、そ
れはあたかも尾錠風のデザインとなり、看者に強い興味
を抱かせるものである。そればかりでなく、こうした尾
錠風の連結調整構造とするとき、その長さの微調整には
取付孔を細かな間隔で多数にして開穿形成しておかなけ
ればならないが、本発明によればその必要はなく、また
多数で開穿形成することでの体裁を損なうこともないの
である。
【0022】更に装身具本体1は装着すべき指F等の太
さに対応して装身具本体1自体を窄めるか広げるかして
周囲長さに直接に合致させ、装身具本体1の外側の端部
に形成の調整連結手段10の止めピン12に引っ掛けた
状態のフレーム11の自由端を装身具本体1の内側の端
部に位置させて固着するものとしたから、装身具本体1
の側縁に位置したフレーム11の自由端は指F等の太さ
に対応した装身具本体1の周囲長さを直接に指示したも
のとなり、指F等の太さに正確に合致するものである。
さに対応して装身具本体1自体を窄めるか広げるかして
周囲長さに直接に合致させ、装身具本体1の外側の端部
に形成の調整連結手段10の止めピン12に引っ掛けた
状態のフレーム11の自由端を装身具本体1の内側の端
部に位置させて固着するものとしたから、装身具本体1
の側縁に位置したフレーム11の自由端は指F等の太さ
に対応した装身具本体1の周囲長さを直接に指示したも
のとなり、指F等の太さに正確に合致するものである。
【0023】そしてまた調整連結手段10におけるフレ
ーム11の装身具本体1側縁に対する固着位置を変更す
ることで、装身具本体1自体径大きさを自在に変更調整
でき、また装身具本体1自体の狭窄あるいは拡開を許容
させるから、例えば永年使用によって、更には装着使用
者が異なる等によって指F等の太さが異なることになっ
たときの変更調整に迅速に対応させることができるので
ある。なお装身具本体1においての重ね合わせられてい
る内外の端部相互は、このときの調整部分となり、特に
外側端部は内側端部の端縁を隠蔽する化粧部分ともな
り、場合によっては内側端部外側面にしっくり当接され
るように湾曲状に丸められるのである。
ーム11の装身具本体1側縁に対する固着位置を変更す
ることで、装身具本体1自体径大きさを自在に変更調整
でき、また装身具本体1自体の狭窄あるいは拡開を許容
させるから、例えば永年使用によって、更には装着使用
者が異なる等によって指F等の太さが異なることになっ
たときの変更調整に迅速に対応させることができるので
ある。なお装身具本体1においての重ね合わせられてい
る内外の端部相互は、このときの調整部分となり、特に
外側端部は内側端部の端縁を隠蔽する化粧部分ともな
り、場合によっては内側端部外側面にしっくり当接され
るように湾曲状に丸められるのである。
【図1】本発明の一実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図2】同じく指等の太さに対応調整するときの側面図
である。
である。
F…指 1…装身具本体 2…擬似孔 10…調整連結手段 11…フレーム 12…止めピン
Claims (4)
- 【請求項1】 端部が内外で重ねられてほぼ巻回状に丸
められているリング状の装身具本体と、この装身具本体
の重ねられている内外の端部相互を連結する調整連結手
段とから成り、調整連結手段は、装身具本体においての
重ねられる内側端部の両側縁に連結されるほぼU字状の
フレームと、同じく重ねられている外側端部の外側面に
装身具本体と一体状にして突設形成されていてフレーム
に引っ掛かる止めピンとを備えていることを特徴とする
指輪等のリング状装身具。 - 【請求項2】 装身具本体は外表面に模様・デザイン等
が施された帯状に形成してある請求項1記載の指輪等の
リング状装身具。 - 【請求項3】 止めピンは装身具本体における重ねられ
ている内側端部側に向けられている側面から見てほぼL
字状に形成してある請求項1または2記載の指輪等のリ
ング状装身具。 - 【請求項4】 端部が重ねられてほぼ巻回状に形成され
ている装身具本体を装着すべき指、腕、各種物品等の太
さに対応して装身具本体自体を窄めるか広げるかして周
囲長さに合致させ、調整連結手段の止めピンに引っ掛け
た状態のほぼU字状のフレームの自由端両側の内側面を
装身具本体における重ね合わせた内側端部の両側縁面に
位置させて固着することを特徴とした指輪等のリング状
装身具の大きさの調節方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10272809A JP2000093217A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 指輪等のリング状装身具及びその大きさの調節方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10272809A JP2000093217A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 指輪等のリング状装身具及びその大きさの調節方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000093217A true JP2000093217A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17519064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10272809A Pending JP2000093217A (ja) | 1998-09-28 | 1998-09-28 | 指輪等のリング状装身具及びその大きさの調節方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000093217A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005016052A1 (ja) * | 2003-08-14 | 2005-02-24 | Imac Business Corporation | ベルトリング |
-
1998
- 1998-09-28 JP JP10272809A patent/JP2000093217A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005016052A1 (ja) * | 2003-08-14 | 2005-02-24 | Imac Business Corporation | ベルトリング |
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