JP2000092729A - スライドドア用給電装置 - Google Patents

スライドドア用給電装置

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JP2000092729A
JP2000092729A JP10258858A JP25885898A JP2000092729A JP 2000092729 A JP2000092729 A JP 2000092729A JP 10258858 A JP10258858 A JP 10258858A JP 25885898 A JP25885898 A JP 25885898A JP 2000092729 A JP2000092729 A JP 2000092729A
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door
coil unit
power supply
supply device
secondary coil
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Toshiro Shimada
俊郎 嶋田
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AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のスライドドアに備えられた電装品に
非接触で電力供給が可能なスライドドア用給電装置を提
供する。 【解決手段】 ロングコア33の上下に対向する対向辺
部34間には、下部ドアレール12が配されるととも
に、この対向辺部33Aは下部ドアレール12に沿うよ
うに直線状の部分と屈曲部分とを備えている。また、ロ
ングコア33の両端の縦辺部分には、それぞれ一次コイ
ル34が巻装されている。一方、ドア側より延設された
下部ローラーアーム22の回動部22Cには、下部ドア
レール12と係合されるローラー23と、円柱状のコア
35に巻装された二次コイル36が配されている。これ
によって、一次コイル34と二次コイル36との間で磁
気回路が構成され、車体側の電源装置からの電力を電磁
誘導によりドアの位置にかかわらず常にドア側の電装品
へと供給する事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のスライド
ドアに備えられた電装品に電力を供給するスライドドア
用給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スライドドアに備えられた電装品に給電
する方法としては、車体とドアとの間に直接電線を配し
て車体側の電源装置からの電力を供給するというものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の方法
では、車体とドア間に配する電線をドアのスライド移動
に対応した長いものにする必要があり、ドアの位置によ
っては電線が余って弛みを生じることになる。この長い
電線は、何かと引っ掛かったり、絡まったりする虞があ
り、処理に困るという不都合があった。また、例えば車
体側に導電レールを取り付け、ドア側に導電レールに接
して摺動する集電体を取り付けた接触型の給電構造も考
えられるが、これでは車両のような汚れが付着し易い環
境では接触不良が発生しやすいという欠点がある。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、自動車のスライドドアに備えられた電
装品に非接触で電力を供給することにより複雑な電線処
理が不要で、かつ、接触不良がなくて安定的な電力供給
が可能なスライドドア用給電装置を提供するところにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの請求項1の発明に係るスライドドア用給電装置は、
自動車の車体にスライド可能に取り付けられたドアに電
力を供給するものであって、前記車体側に取り付けられ
て車両の電源装置から交流電力の供給を受ける一次コイ
ルユニットと、前記ドア側に取り付けられて前記ドア内
の電装品に連なる二次コイルユニットとを備え、前記一
次及び二次の両コイルユニットを磁気的に結合させて前
記一次コイルユニットから前記二次コイルユニットに電
力を供給するものにおいて、前記一次及び二次の両コイ
ルユニットのうちの一方は、コイルと、このコイルが巻
装されドアのスライド方向に沿って延びるロングコアと
で構成されているところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記一次コイルユニットに備えられた前記ロ
ングコアは、前記ドアのスライド移動方向に沿いかつ互
いに間隔を開けて対向する一対の対向辺部を備え、前記
車体側に備えられて前記ドアのスライド移動を導くドア
レールが前記対向辺部間に配置されているところに特徴
を有する。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のものにおいて、前記二次コイルユニットは、前
記ドア側より延設されて前記ドアレールに係合されるロ
ーラーアームに取り付けられているところに特徴を有す
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項3に記載のもの
において、前記ドアレールは断面C字型をなして前記ド
アのスライド移動方向に沿って延びる空洞部を備え、前
記二次コイルユニットはその空洞部内に配置されている
ところに特徴を有する。
【0009】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
のいずれかに記載のものにおいて、前記ロングコアに対
する側のコイルユニットに備えられるコアには、前記ロ
ングコアに対して常に接近方向に付勢する付勢手段が設
けられているところに特徴を有する。
【0010】請求項6の発明は、請求項1から請求項3
のいずれかに記載のものにおいて、前記ロングコアに対
する側のコイルは、空芯部を備えるとともに、その空芯
部には前記ロングコアが貫通されているところに特徴を
有する。
【0011】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、一方
のコイルユニットがドアのスライド方向に沿って延びる
ロングコアを備えていることで、他方に備えられるコイ
ルユニットとドアの位置に関わらず常に磁気的結合を保
って、電力を供給することができる。また、非接触であ
るから、車体とドア間にドアのスライド移動に対応する
ための長い電線を配する必要がない。また、摺動接点も
ないから、安定した電力供給が可能である。
【0012】請求項2の発明によれば、ロングコアによ
って占められる空間がドアレールのそれと共有されるた
め、スペースを効率的に利用できる。
【0013】請求項3の発明によれば、二次コイルユニ
ットを支持する部材をドア側からロングコア付近まで延
設させる必要がなく、部品費のコストアップを避けるこ
とができる。
【0014】請求項4の発明によれば、二次コイルユニ
ットがドアレールに保護されることになって外部に露出
しないから、二次コイルユニットが異物に当接して損傷
するなどの虞がない。
【0015】請求項5の発明によれば、両コイルユニッ
トが常に接近するように付勢されているため、両コイル
間で高い磁気的結合度を確保することができる。また、
ドアの移動行程が直線的でないときにも、ロングコアを
直線的にして簡易に設計、製造することができる。
【0016】請求項6の発明によれば、相手方のコイル
ユニットにコアを設けることなく、高い磁気的結合度を
確保できる。
【0017】
【発明の実施の形態】〈第1実施形態〉以下、本発明の
第1実施形態を図1から図4を参照して説明する。図1
は、スライドドアを持つ1ボックスカーに本発明を適用
したものを示している。車体10の側部には、水平方向
に延びる3つのドアレールを備えており、それぞれ乗降
口10Aの上辺部に備えられた上部ドアレール11、乗
降口10Aの下辺部に備えられた下部ドアレール12、
そして図1において乗降口10Aの右側の車体外側面中
央付近に備えられた中部ドアレール13となっている。
これらに対応して乗降口10Aを開閉するドア20に
は、同図において左上部に上部ローラーアーム21,左
下部に下部ローラーアーム22,右側中央付近に中部ロ
ーラーアーム(図示しない)が備えられており、それぞ
れ対応する車体側のドアレール11〜13と係合されて
いる。各ドアレール11〜13は、図1において左端部
分が車体の内側へと緩やかに屈曲されており、その他の
部分は直線状に形成されている。ドア20の全開状態で
は、各ローラーアームは対応する各ドアレール11〜1
3の右端に位置することになり、ここからドア20に左
方向へ力を加えると、ドア20はドアレール11〜13
に沿って左方向へ直線的にスライド移動していき、各ロ
ーラーアームが各ドアレール11〜13の屈曲部分にさ
しかかるとそれに伴ってドア20は車体の内側へも移動
して、最後には車体外側面と面一状態となってドア20
が乗降口10Aを閉じる。
【0018】さて、下部ドアレール12は、上述のよう
に全体が直線状に形成されており、図2において左端部
分が車体(図示しない)の内側方向へと緩やかに屈曲さ
れている。このドアレール12は、金属部材により形成
され、下方が開口した断面C字型をなして長さ方向に沿
って延びる空洞部12Aを備えている。また、このドア
レール12の上面には同じく長さ方向に沿って貫通溝1
2Bが設けられており、ここには後述するコア35の上
端が入り込めるようになっている。
【0019】また、下部ローラーアーム22は、ドアに
ねじ止め固定されている支持部22Aと、この支持部2
2Aとヒンジ22Bを介して水平方向に回動可能に接続
されている回動部22Cとを備えている。この回動部2
2Cは、階段状に屈曲されており、その先端部には一対
のローラー23が立設されている。このローラー23
は、全体が垂直方向を軸として回転可能であるととも
に、上端には拡径された円柱状の転動部23Aを備えて
おり、この転動部23Aは下部ローラーアーム22の空
洞部12A内に収容され係止されている(図3参照)。
また、転動部23Aの周面は下部ドアレール12の一面
に接触しており、ドアの移動に伴ってローラー23が回
転してスライド移動が円滑に行われるようになってい
る。
【0020】さて、本実施形態の給電装置30は、図2
に示すように、一次コイルユニット31と、二次コイル
ユニット32とからなる。一次コイルユニット31は、
フェライトにより角環状に形成されたロングコア33を
備えており、乗降口の下辺部に配置されている。このロ
ングコア33の上下に対向する対向辺部33A間には、
下部ドアレール12が配されるとともに、この対向辺部
33Aは下部ドアレール12に沿うように直線状の部分
と屈曲部分とを備えている。また、ロングコア33の両
端の縦辺部分には、それぞれ一次コイル34が巻装され
ている。この一次コイル34は、図示しない電線によっ
て車体内に配備した電源回路と接続されている。
【0021】一方、二次コイルユニット32は、フェラ
イト製で円柱状のコア35とこれに巻装される二次コイ
ル36とからなり、下部ローラーアーム22の両ローラ
ー23の中央に立設されている。図4に示すように、コ
ア35の上端は上側対向辺部33Aと貫通溝12Bを介
して近接しており、また、コア35の下端はロングコア
33の下側対向辺部33Aと近接しているため、一次、
二次の両コイル間では磁気回路が構成される。また、二
次コイル36と接続された電線37は、回動部22Cの
垂直面に設けられた貫通孔に挿通され、下部ローラーア
ーム22の下面を伝って図示しないドア内の電力回路へ
と導かれている。
【0022】本実施形態は、以上の構成であり、以下そ
の作用を説明する。車体の電源装置からの直流電流がイ
ンバータ回路により交流化され、一次コイル34に流さ
れてその周囲に交番磁界を発生させる。ここで両側の一
次コイル34は、磁気回路上で並列になるように電流が
流され、この磁束はロングコア33内を伝って二次側の
コア35を貫通して、二次コイル36に誘導電流を起こ
す。この誘導電流は、電線37によってドア内の電装品
の電力回路に供給される。
【0023】以上のように、本実施形態によれば、車体
側にドアのスライド移動方向に沿って延びるロングコア
33が設けられているため、車体側の一次コイル34と
ドア側に備えられる二次コイル36とが磁気的結合を保
ち、ドアの位置によらず常に電力を供給することができ
る。また、車体とドア間にドアのスライド移動に対応し
た長い電線を必要とせず、処理に困ることがない。ま
た、ロングコア33の上下対向辺部33A間に下部ドア
レール12が配置されており、ロングコア33の占める
空間と下部ドアレール12の占める空間とが共有され、
スペース効率がよい。さらに、二次コイルユニット32
は下部ローラーアーム22の回動部22Cに取り付けら
れており、これを支持するために別部材をドア側からロ
ングコア33付近まで延設させる必要がなく、部品費の
コストアップを避けることができる。また、二次コイル
ユニット32は、下部ドアレール12の空洞部12A内
に収容されるため、外部に露出せず、破損の虞がない。
【0024】〈第2実施形態〉次に、本発明の第2実施
形態について図5を参照して説明する。この給電装置4
0は、ロングコア42を備えた一次コイルユニット41
と、コア44を備えた二次コイルユニット43とからな
る。ロングコア42はフェライトにより角環状に構成さ
れており、その上下辺部は直線状に形成され、左右の縦
辺部にはそれぞれ一次コイル45が巻装されている。こ
のロングコア42は、例えば乗降口の上辺部付近に上部
ドアレール11の直線部分と並行に配置されるが、煩雑
さを避けるため図示は省略する。
【0025】一方、二次側のコア44はフェライトによ
りコの字形に形成されており、その両端部間の寸法はロ
ングコア42の上下辺部間の寸法と同一にされている。
また、コア44の中央部には二次コイル47が巻装され
ており、その背面側(両端部の延出方向と逆側)は金属
製のバネ50の一端に固着されている。このバネ50の
もう一端は、図示は省略するが例えば上部ローラーアー
ム21より延設された支持部材に固定されている。この
バネ50によって二次コイルユニット43は付勢され、
その両端部の先端がそれぞれロングコア42の上下辺部
の側面に押し付けられるようになっている。
【0026】この実施形態では、両コアが常に近接を保
つため、両コイル間で高い磁気的結合度を確保すること
ができる。また、ロングコア42が直線状に形成される
ため、第1実施形態のもののように屈曲部分を持つもの
に比べ設計、製造が容易である。
【0027】〈第3実施形態〉次に、本発明の第2実施
形態について図6を参照して説明する。本実施形態の給
電装置60は、複数の一次コイルユニット61と、一個
の二次コイルユニット43とで構成されている。各一次
コイルユニット61に備えられているロングコア62
は、フェライトにより断面コの字形に形成されており、
その中央部には一次コイル63が巻装されるとともに、
その両端部は左右幅方向へ延設されて磁気結合辺部62
Aとなっている。各一次コイルユニット61は、この磁
気結合辺部62Aがドアの直線移動方向に沿って一列に
並ぶように配置されている。
【0028】一方、二次コイルユニット43は、第2実
施形態で述べたものと同一であり、同様にバネによって
付勢されるため、コア44の両端部がロングコア62の
磁気結合辺部62Aに押し付けられ、両コイル間に磁気
回路が構成される。
【0029】前記の第1,2実施形態では、ドアの位置
によっては一次、二次の両コイル間の距離が大きくなる
場合があり、それだけ磁気抵抗が大きくなる虞がある
が、上記の構成では、ドアを移動させていくと、二次コ
イル47は最も至近に配置されている一次コイル63と
磁気的に結合されることになり、両コイル間の距離が大
きくなって磁気抵抗が大きくなることに起因する損失を
防げるという効果がある。
【0030】〈第4実施形態〉図7は、本発明の第4実
施形態を示している。本実施形態の給電装置70は、一
次コイルユニット71と二次コイルユニット72とで構
成されている。一次コイルユニット71が備えるロング
コア73は、フェライトにより角環状に形成されてお
り、その上下辺部は平行して配置されている上部ドアレ
ール11に沿って左端付近が屈曲されている。また、そ
の両側の縦辺部には、それぞれ一次コイル74が巻装さ
れている。
【0031】一方、二次コイルユニット72は、角筒形
の空芯部75を有しており、ここにはロングコア73の
下辺部が遊挿されている。また、空芯部75には二次コ
イル76が巻装されており、一次コイル74との磁気回
路が構成されている。なお、両側の一次コイル74に
は、磁気回路上で直列になるように電流が流される。ま
た、二次コイルユニット72の一面は支持部材51に固
着されており、この支持部材51の他端は例えば上部ロ
ーラーアーム21に固定されている(図示は省略す
る)。ドアがスライド移動されると、それに伴って二次
コイルユニット72は、ロングコア73の下辺部に沿っ
て移動する。上記の構成では、二次コイルユニット72
にコアを必要とせず、部品数を削減しつつ高い磁気的結
合度を維持できる。
【0032】本発明は前記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば次に記載するようなものも本発明の技術
的範囲に含まれる。 (1)上記各実施形態では、ロングコアを一次コイルユ
ニットととして車体側に取り付けたものを示したが、逆
にロングコアを二次コイルユニットとしてドア側に取り
付けてもよい。
【0033】(2)各実施形態において、二次コイルユ
ニットは必ずしもローラーアームに取り付けられていな
くともよく、例えばドア側から別のアームを延設させて
支持させるようにしてもよい。
【0034】(3)第2,3実施形態では、付勢手段と
して金属製のバネを用いているが、これに限らず、材質
はゴム、プラスチック等を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の給電装置を乗降口の下辺部に取
り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の給電装置を示す斜視図である。
【図3】下部ドアレールと下部ローラーアームとの係合
状態を示す断面図である。
【図4】第1実施形態の給電装置を示す断面図である。
【図5】第2実施形態の給電装置を示す斜視図である。
【図6】第3実施形態の給電装置を示す斜視図である。
【図7】第4実施形態の給電装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
30,40,60,70…給電装置 31,41,61,71…一次コイルユニット 32,43,72…二次コイルユニット 33,42,62,73…ロングコア 35,44…コア 34,45,63,74…一次コイル 36,47,76…二次コイル 34…対向辺部 11,12,13…ドアレール 21,22,23…ローラーアーム 12A…空洞部 50…バネ(付勢手段) 75…空芯部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 俊郎 愛知県名古屋市南区菊住一丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 2E052 AA09 EA16 EC01 KA13 KA16 5G003 BA01 DA02 FA01 GB08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体にスライド可能に取り付け
    られたドアに電力を供給するものであって、前記車体側
    に取り付けられて車両の電源装置から交流電力の供給を
    受ける一次コイルユニットと、前記ドア側に取り付けら
    れて前記ドア内の電装品に連なる二次コイルユニットと
    を備え、前記一次及び二次の両コイルユニットを磁気的
    に結合させて前記一次コイルユニットから前記二次コイ
    ルユニットに電力を供給するものにおいて、 前記一次及び二次の両コイルユニットのうちの一方は、
    コイルと、このコイルが巻装されドアのスライド方向に
    沿って延びるロングコアとで構成されていることを特徴
    とするスライドドア用給電装置。
  2. 【請求項2】 前記一次コイルユニットに備えられた前
    記ロングコアは、前記ドアのスライド移動方向に沿いか
    つ互いに間隔を開けて対向する一対の対向辺部を備え、
    前記車体側に備えられて前記ドアのスライド移動を導く
    ドアレールが前記対向辺部間に配置されていることを特
    徴とする請求項1記載のスライドドア用給電装置。
  3. 【請求項3】 前記二次コイルユニットは、前記ドア側
    より延設されて前記ドアレールに係合されるローラーア
    ームに取り付けられていることを特徴とする請求項2記
    載のスライドドア用給電装置。
  4. 【請求項4】 前記ドアレールは断面C字型をなして前
    記ドアのスライド移動方向に沿って延びる空洞部を備
    え、前記二次コイルユニットはその空洞部内に配置され
    ていることを特徴とする請求項3記載のスライドドア用
    給電装置。
  5. 【請求項5】 前記ロングコアに対する側のコイルユニ
    ットに備えられるコアには、前記ロングコアに対して常
    に接近方向に付勢する付勢手段が設けられていることを
    特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のス
    ライドドア用給電装置。
  6. 【請求項6】 前記ロングコアに対する側のコイルは、
    空芯部を備えるとともに、その空芯部には前記ロングコ
    アが貫通されていることを特徴とする請求項1から請求
    項3のいずれかに記載のスライドドア用給電装置。
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