JP2000092657A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JP2000092657A
JP2000092657A JP10270508A JP27050898A JP2000092657A JP 2000092657 A JP2000092657 A JP 2000092657A JP 10270508 A JP10270508 A JP 10270508A JP 27050898 A JP27050898 A JP 27050898A JP 2000092657 A JP2000092657 A JP 2000092657A
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JP
Japan
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bus bar
circuit
flat
junction box
case
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JP10270508A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Takeuchi
邦彦 竹内
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスバーによって形成される回路の温度上昇
を防止しつつ、該回路の高密度化及び簡略化を図ること
ができ、回路基板の層数を削減することができるように
する。 【解決手段】 絶縁基板11上に平バスバー12を水平
に配設した回路基板10を複数積層してケース20内に
収納し、該ケース20に一体成形したコネクタ21,2
2,23,24を介して、平バスバー12にリレー,ヒ
ューズ等の電気部品やワイヤハーネスを接続する電気接
続箱において、平バスバー12によって形成される回路
のうち、大電流が流れるものの一部を、該平バスバー1
2に対して垂直に配設した幅の広い縦バスバー13Aに
置き換えた構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のエンジン
ルームに設けられる電気接続箱に関し、特に、バスバー
によって形成される回路の温度上昇を防止しつつ、該回
路の高密度化及び簡略化を図ることができ、回路基板の
層数を削減することができる電気接続箱に関する。
【0002】
【従来の技術】電気接続箱は、バッテリからの電力を車
両の各種電装品に給電する役割を果たし、該電気接続箱
に相互に接続されるワイヤハーネスの配線形態を簡素化
するものである。
【0003】従来の電気接続箱は、図4に示すように、
絶縁基板101上に水平に平バスバー102を配設した
回路基板100を有し、該回路基板100を複数積層し
て図示しないケース内に収納するとともに、平バスバー
102にリレー,ヒューズ等の図示しない電気部品を接
続し、前記ケースに一体成形した図示しないコネクタを
介して、ワイヤハーネスの相互間接続を行なう構成とな
っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の電気接続箱では、平バスバー102に、図示しない
バッテリなどの大電流が流れるため、温度上昇を考慮し
て、該平バスバー102の幅を広くする必要があった。
このため、平バスバー102によって形成される一回路
当たりの平面積が大きくなり、一枚の絶縁基板101上
に多数回路を高密度に配設することができず、回路基板
100の層数が増大してしまうという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、バスバーによって形成される回路の温度上昇
を防止しつつ、該回路の高密度化及び簡略化を図ること
ができ、回路基板の層数を削減することができる電気接
続箱の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の電気接続箱は、絶縁基板上に平バス
バーを水平に配設した回路基板を複数積層してケース内
に収納し、該ケースに一体成形したコネクタを介して、
前記平バスバーにリレー,ヒューズ等の電気部品やワイ
ヤハーネスを接続する電気接続箱において、前記平バス
バーによって形成される回路のうち、大電流が流れるも
のの全部又は一部を、該平バスバーに対して垂直に配設
した幅の広い縦バスバーに置き換えた構成としてある。
【0007】このような構成によれば、大電流の流れる
回路を、幅の広い縦バスバーとして絶縁基板上から取り
出すことができるので、該絶縁基板上に配設される平バ
スバーの幅を狭くし、該平バスバーによって形成される
回路の高密度化を図ることができる。
【0008】これにより、幅の広い縦バスバーによって
回路の温度上昇を防止しつつ、絶縁基板と平バスバーに
よって形成される回路基板の層数を削減することがで
き、ひいては電気接続箱全体の小型化及びローコスト化
を図ることができる。
【0009】また、縦バスバーは水平方向にあまり場所
を取らないので、沿面距離を大きく設けることができ、
平バスバーと縦バスバー、又は、縦バスバーどうしのリ
ークを容易に防止することができる。
【0010】請求項2記載の電気接続箱は、前記回路基
板の周縁を取り囲むように、前記垂直バスバーを前記ケ
ース内に配設した構成としてある。
【0011】このような構成によれば、縦バスバーの垂
直方向の配設スペースを、回路基板の肉厚方向の設置ス
ペースと重複させて小さくすることができ、また、縦バ
スバーは水平方向にあまり場所を取らないので、電気接
続箱全体の小型化を図ることができる。
【0012】請求項3記載の電気接続箱は、前記リレ
ー,ヒューズ等の電気部品の全部又は一部を、前記コネ
クタ,前記平バスバー又は前記縦バスバーを介さずに、
前記ワイヤハーネスと直接接続する構成としてある。
【0013】このような構成によれば、コネクタ,平バ
スバー又は縦バスバーを省略することができ、上述した
縦バスバーによる回路基板の高密度化に加えて、さらに
電気接続箱全体を簡単化,小型化,ローコスト化するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気接続箱の実施
形態について図面を参照しつつ説明する。まず、本発明
の第一実施形態に係る電気接続箱について説明する。図
1は本発明の第一実施形態に係る電気接続箱を示す分解
斜視図である。
【0015】同図において、1は本実施形態に係る電気
接続箱であり、平バスバー12を配設した絶縁基板11
を複数積層した回路基板10と、縦バスバー13A,1
3Bと、これらを収納する合成樹脂製のケース20とを
備えている。
【0016】平バスバー12は、絶縁基板11上に小電
流が流れる回路を形成するものであり、幅が狭くなって
いる。また、平バスバー12には、電気接続箱1の組立
後、図示しないヒューズ,ヒュージブルリンク,リレー
等が接続されるタブ12aが起立連成されている。
【0017】縦バスバー13A,13Bは、幅の広いも
のと狭いものの二種類ある。幅の広い縦バスバー13A
は、大電流が流れる回路を形成するものであり、図示し
ないバッテリに直接接続され、該バッテリからの大電流
を図示しない各種電装品に供給する。一方、幅の狭い縦
バスバー13Bは、小電流が流れる回路を形成する。
【0018】また、幅の広い縦バスバー13Aには、図
示しないワイヤハーネス,ヒューズ,ヒュージブルリン
ク等が接続されるタブ13aが起立連成してあり、幅の
狭い縦バスバー13Bには、図示しないヒューズ等が接
続されるタブ13bが起立連成してある。
【0019】これら縦バスバー13A,13Bは、図1
に示すように、所定の間隔をあけて回路基板10の周縁
を取り囲むように、ケース20内に配設される。
【0020】ケース20には、上述した平バスバー12
のタブ12a、及び、縦バスバー13A,13Bのタブ
13a,13bに対応する位置に各種コネクタが一体成
形してある。具体的に、21はワイヤハーネス用コネク
タ、22はヒューズ用コネクタ、23はヒュージブルリ
ンク用コネクタ、24はリレー用コネクタである。
【0021】ケース20に回路基板10及び縦バスバー
13A,13Bを組み付けると、これらコネクタ21〜
24に、タブ12a及びタブ13a,13bが突出する
ようになっている。
【0022】このような構成からなる本実施形態の電気
接続箱1によれば、大電流の流れる回路を、幅の広い縦
バスバー13Aとして絶縁基板11上から取り出すこと
ができ、該絶縁基板11上に配設される平バスバー12
の幅を狭くし、該平バスバー12によって形成される回
路の高密度化を図ることができる。
【0023】これにより、幅の広い縦バスバー13Aに
よって回路の温度上昇を防止しつつ、絶縁基板11と平
バスバー12によって形成される回路基板10の層数を
削減することができ、ひいては電気接続箱1全体の小型
化及びローコスト化を図ることができる。
【0024】また、縦バスバー13A,13Bは、とも
に水平方向にあまり場所を取らないので、沿面距離を大
きく設けることができ、縦バスバー13Aと平バスバー
12、及び、縦バスバー13Aと縦バスバー13Bのリ
ークを容易に防止することができる。
【0025】さらに、縦バスバー13A,13Bを、回
路基板10の周縁を取り囲むようにケース20内に配設
したことにより、これら縦バスバー13A,13Bの垂
直方向の配設スペースを、回路基板10の肉厚方向の設
置スペースと重複させて小さくすることができ、また、
これら縦バスバー13A,13Bは水平方向にあまり場
所を取らないので、電気接続箱1全体の小型化を図るこ
とができる。
【0026】なお、本実施形態では、本来、平バスバー
12によって形成される小電流回路を、幅の狭い縦バス
バー13Bとして絶縁基板11から取り出しているの
で、平バスバー12の数を減少させ、回路基板10の平
面積をより小さくすることができる。
【0027】次に、本発明の第二実施形態に係る電気接
続箱について説明する。図2は本発明の第二実施形態に
係る電気接続箱を示す分解斜視図である。また、図3
(a)は上記電気接続箱のヒューズ用コネクタを示す断
面図であり、図3(b)は上記電気接続箱のヒュージブ
ルリンク用コネクタを示す断面図である。
【0028】これら図面において、本実施形態の電気接
続箱2は、例えば、ヒューズ30,ヒュージブルリンク
50等の電気部品を、図示しないワイヤハーネス用コネ
クタ,平バスバー又は縦バスバーを介さずに、ワイヤハ
ーネス40,60と直接接続する構成としてある。
【0029】具体的に、図2におけるケース20に一体
成形されたヒューズ用コネクタ22は、図3(a)に示
すように、端子収容室22a内に可撓性係止腕22bを
有する。一方、該ヒューズ用コネクタ22を介して、ヒ
ューズ30に接続されるワイヤハーネス40の端末に
は、雌端子40A,40Bが圧着してある。
【0030】これら雌端子40A,40Bを、ヒューズ
用コネクタ22の端子収容室22a内に挿入すると、こ
れら雌端子40A,40Bがヒューズ30に接続される
とともに、可撓性係止腕22bがこれら雌端子40A,
40Bを端子収容室22a内に係止する。
【0031】上記と同様に、図2におけるケース20に
一体成形されたヒュージブルリンク用コネクタ23は、
図3(b)に示すように、端子収容室23a内に可撓性
係止腕23bを有する。一方、該ヒュージブルリンク用
コネクタ23を介して、ヒュージブルリンク50に接続
されるワイヤハーネス60の端末には、タブ端子60A
が圧着してある。
【0032】タブ端子60Aを、ヒュージブルリンク用
コネクタ23の端子収容室23a内に挿入すると、タブ
端子60Aがヒュージブルリンク50に接続されるとと
もに、可撓性係止腕23bがタブ端子60Aを端子収容
室23a内に係止する。
【0033】このような構成によれば、図示しないワイ
ヤハーネス用コネクタ,平バスバー又は縦バスバーを省
略することができ、上述した縦バスバー13A,13B
による回路基板10の高密度化に加えて、さらに電気接
続箱2全体を簡単化,小型化,ローコスト化することが
できる。
【0034】なお、本実施形態の電気接続箱2では、ヒ
ューズ30,ヒュージブルリンク50を、ワイヤハーネ
ス40,60と直接接続する構成としたが、これに限ら
ず、リレーなどの他の電気部品をワイヤハーネスと直接
接続する構成としてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明の電気接続箱は、
バスバーによって形成される回路の温度上昇を防止しつ
つ、該回路の高密度化及び簡略化を図ることができ、回
路基板の層数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係る電気接続箱を示す
分解斜視図である。
【図2】本発明の第二実施形態に係る電気接続箱を示す
分解斜視図である。
【図3】同図(a)は上記電気接続箱のヒューズ用コネ
クタを示す断面図であり、同図(b)は上記電気接続箱
のヒュージブルリンク用コネクタを示す断面図である。
【図4】従来の電気接続箱の回路基板を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1,2 電気接続箱 10 回路基板 11 絶縁基板 12 平バスバー 13 縦バスバー 20 ケース 21 ワイヤハーネス用コネクタ 22 ヒューズ用コネクタ 23 ヒュージブルリンク用コネクタ 22a,23a 端子収容室 22b,23b 可撓性係止腕 24 リレー用コネクタ 30 ヒューズ 40,60 ワイヤハーネス 40A,40B 雌端子 50 ヒュージブルリンク 60A タブ端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板上に平バスバーを水平に配設し
    た回路基板を複数積層してケース内に収納し、該ケース
    に一体成形したコネクタを介して、前記平バスバーにリ
    レー,ヒューズ等の電気部品やワイヤハーネスを接続す
    る電気接続箱において、 前記平バスバーによって形成される回路のうち、大電流
    が流れるものの全部又は一部を、該平バスバーに対して
    垂直に配設した幅の広い縦バスバーに置き換えたことを
    特徴とする電気接続箱。
  2. 【請求項2】 前記回路基板の周縁を取り囲むように、
    前記垂直バスバーを前記ケース内に配設した請求項1記
    載の電気接続箱。
  3. 【請求項3】 前記リレー,ヒューズ等の電気部品の全
    部又は一部を、前記コネクタ,前記平バスバー又は前記
    縦バスバーを介さずに、前記ワイヤハーネスと直接接続
    することとした請求項1又は2記載の電気接続箱。
JP10270508A 1998-09-09 1998-09-09 電気接続箱 Withdrawn JP2000092657A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020078204A (ko) * 2001-04-06 2002-10-18 기아자동차주식회사 차량의 퓨즈박스
JP2011114970A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Delphi Technologies Inc 垂直パワーバスバーを備えた電気的センタ

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Effective date: 20060110