JP2000092092A - 電源制御装置及び電源制御システム - Google Patents

電源制御装置及び電源制御システム

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JP2000092092A
JP2000092092A JP10256720A JP25672098A JP2000092092A JP 2000092092 A JP2000092092 A JP 2000092092A JP 10256720 A JP10256720 A JP 10256720A JP 25672098 A JP25672098 A JP 25672098A JP 2000092092 A JP2000092092 A JP 2000092092A
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power supply
power
control device
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outlet box
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JP10256720A
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Koichi Miyagawa
公一 宮川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の電源を遠隔の管理端末からLANを利
用してリモートON/OFFすることができる。 【解決手段】 LANケーブル6と接続され、LANケ
ーブル6から通知される電源ON/OFF要求情報を受
信するLAN接続部8と、受信された電源ON/OFF
要求情報を基にAC出力をON/OFF制御する電源制
御部9とを有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源制御装置及び
電源制御システムに係り、特に、コンセントボックスに
接続された被電源制御機器の電源ON/OFFをLAN
を利用して遠隔から自動的に制御することができる電源
制御装置及び電源制御システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は遠隔から電源ON/OFFを可
能とする、従来のコンセントボックスの構成を示す図で
ある。図11において、101はコンセントボックス、
102はAC入力ケーブル、103はAC出力コンセン
ト、104は被電源制御機器、105は被電源制御機器
104のACケーブル、106は手元スイッチ、107
は手元スイッチ106へのケーブルである。
【0003】次に、この従来のコンセントボックスの動
作について説明する。コンセントボックス101は、A
C入力ケーブル102を建屋のACコンセントに接続す
ることにより、電力が給電される。供給されたACライ
ンは、コンセントボックス101から手元スイッチ10
6へのケーブル107で、このケーブル107を介して
一旦コンセントボックス101から離れ、手元スイッチ
106に接続される。
【0004】手元スイッチ106を通ったACライン
は、再び手元スイッチ106へのケーブル107で、コ
ンセントボックス101に戻り、コンセントボックス1
01のAC出力コンセント103から出力される。使用
者は、被電源制御機器104のACケーブル105を、
AC出力コンセント3に接続し、手元スイッチ106を
ON/OFFすることにより、給電されたACラインを
直接ON/OFFして、被電源制御機器104の電源を
制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
コンセントボックスでは、コンセントボックス101か
ら伸ばしたケーブル107端部に接続された手元スイッ
チ106を使用者(人手)が直接ON/OFF操作する
ことにより、被電源制御機器104の電源をON/OF
F制御することができるが、コンセントボックス101
から離れる手元スイッチ106までの距離が、手元スイ
ッチ106へのケーブル107のケーブル長により制限
されていた。
【0006】このため、コンセントボックス101から
離れた遠隔に手元スイッチ106を配置して、遠隔から
手元スイッチ106によりコンセントボックス101に
接続された被電源制御機器104の電源をON/OFF
しようとすると、長尺のケーブル107を用意しなけれ
ばならないので、その分、配線作業が面倒になるうえ、
コストが増加するという問題があった。この問題は、複
数の被電源制御機器104を遠隔からON/OFFする
場合、コンセントボックス101個数分のケーブル10
4を準備する必要があるため、特に顕著になる傾向があ
る。
【0007】また、上記したような従来のコンセントボ
ックスでは、手元スイッチ106のON/OFFを人手
が介入して行っていたため、コンセントボックス101
に接続された被電源制御機器104の電源ON/OFF
の自動化を行なうことが困難であるという問題があっ
た。
【0008】本発明は、上記のような課題を解消するた
めになされたもので、機器の電源を遠隔の管理端末から
LANを利用してリモートON/OFFすることができ
るとともに、遠隔の管理端末1台で複数台のコンセント
を制御することができるほか、遠隔の管理端末から機器
の電源ON/OFFを自動制御することができる電源制
御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
通信回線と接続され、通信回線から通知される電源ON
/OFF要求情報を受信する電源ON/OFF受信手段
と、受信された電源ON/OFF要求情報に基づいてA
C出力をON/OFF制御するAC出力ON/OFF制
御手段とを有することを特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の発明は、管理端末と複数の
電源制御装置が通信回線を介して接続された電源制御シ
ステムにおいて、管理端末が、電源制御装置の識別情報
に基づいて電源制御装置へ電源ON/OFF要求情報を
通知する電源ON/OFF情報通知手段を有し、電源制
御装置が、管理端末から通知される電源ON/OFF要
求情報を受信する電源ON/OFF受信手段と、受信さ
れた電源ON/OFF要求情報に基づいてAC出力をO
N/OFF制御するAC出力ON/OFF制御手段とを
有することを特徴とするものである。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1に記載の
電源制御装置において、AC出力ON/OFF制御手段
が、受信された電源ON/OFF要求情報に基づいて複
数設けたAC出力コンセントに接続された複数の被電源
制御機器へのAC出力をON/OFF制御することを特
徴とするものである。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1に記載の
電源制御装置において、AC出力ON/OFF制御手段
は、電源ON/OFF要求情報を受信した後、予め設定
されたAC出力ON/OFF順に基づいて複数設けたA
C出力コンセントに接続された複数の被電源制御機器へ
のAC出力をON/OFF制御することを特徴とするも
のである。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1、3、4
の何れかに記載の電源制御装置において、入力AC電源
の電源環境異常を検出する電源異常検出手段と、電源異
常が検出された場合、通信回線を介して管理端末へ電源
異常を報知する電源異常報知手段とを有することを特徴
とするものである。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1、3乃至
5の何れかに記載の電源制御装置において、入力AC電
源の漏電をチェックする漏電チェック手段と、入力AC
電源の漏電が検出された場合、通信回線を介して管理端
末へ漏電異常を報知する漏電異常報知手段とを有するこ
とを特徴とするものである。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項6に記載の
電源制御装置において、漏電チェック手段が、通信回線
を介して管理端末から通知される漏電チェック要求を受
け付けた場合、入力AC電源の漏電チェックを行うこと
を特徴とするものである。
【0016】請求項8記載の発明は、請求項6に記載の
電源制御装置において、漏電チェック手段が、予め設定
された漏電チェック時間に達した場合、入力AC電源の
漏電チェックを行うことを特徴とするものである。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項1、3乃至
8に記載の電源制御装置において、入力AC電源の電源
電圧異常を検出する電源電圧異常検出手段と、電源電圧
異常が検出された場合、正常な電源電圧に戻して安定化
させる電源電圧安定化手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0018】請求項10記載の発明は、請求項1、3乃
至9に記載の電源制御装置において、被電源制御機器へ
シリアルインタフェース経由でシャットダウン要求を送
信するシャットダウン要求送信手段と、被電源制御機器
からシリアルインタフェース経由でシャットダウン完了
を受信するシャットダウン完了受信手段とを有し、AC
出力ON/OFF制御手段が、シャットダウン完了を受
信した後、AC出力をOFFすることを特徴とするもの
である。
【0019】請求項11記載の発明は、請求項1、3乃
至9に記載の電源制御装置において、被電源制御機器へ
パラレルインタフェース経由でシャットダウン要求を送
信するシャットダウン要求送信手段と、被電源制御機器
からパラレルインタフェース経由でシャットダウン完了
を受信するシャットダウン完了受信手段とを有し、AC
出力ON/OFF制御手段は、シャットダウン完了を受
信した後、AC出力をOFFすることを特徴とするもの
である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 実施の形態1.図1は本発明に係る実施の形態1のコン
セントボックスの構成を示すブロック図、図2は図1に
示すコンセントボックスの外観を示す図、図3は図1、
2に示すコンセントボックスのシステム全体を示す図で
ある。図1〜3において、1はコンセントボックス、2
はAC入力ケーブル、3はAC出力コンセント、4は被
電源制御機器、5は被電源制御機器4のACケーブル、
6はLANケーブル、7はLAN用インタフェースコネ
クタ、8はLAN接続部、9は電源制御部、10はリレ
ー、11は制御用電源、12はLANケーブル6上の管
理端末である。
【0021】以下、図1、2を用いて、本実施の形態の
動作を説明する。コンセントボックス1は、AC入力ケ
ーブル2を、建屋のACコンセントに接続することによ
り、電力が給電される。また、被電源制御機器4のAC
ケーブル5は、コンセントボックス1のAC出力コンセ
ント3に接続される。一方、建屋のLANケーブル6
は、コンセントボックス1のLAN用インタフェースコ
ネクタ7に接続される。
【0022】コンセントボックス1内のLAN接続部8
は、受信されたLAN情報を受信処理し、その受信デー
タを解析する。受信データを解析した結果、電源ON要
求情報を検出して、当該コンセントボックス1の電源O
N動作が必要になったと判断した場合、LAN接続部8
は電源制御部9に、電源ON動作が必要になった旨を伝
達する。
【0023】電源制御部9は、AC出力コンセント3へ
のAC出力をON/OFFするリレー10をONし、コ
ンセントボックス1からのAC出力をONする。その結
果、被電源制御機器4へのAC給電が開始され、被電源
制御機器4の電源がONする。
【0024】一方、LAN接続部8での受信処理と受信
データ解析の結果、電源OFF要求情報を検出して、当
該コンセントボックス1の電源OFF動作が必要になっ
たと判断した場合、LAN接続部8は電源制御部9に、
電源OFF動作が必要になった旨を伝達する。
【0025】電源制御部9は、AC出力コンセント3へ
のAC出力をON/OFFするリレー10をOFFし、
コンセントボックス1からのAC出力をOFFする。そ
の結果、被電源制御機器4へのAC給電が停止され、被
電源制御機器4の電源がOFFする。
【0026】また、コンセントボックス1内のLAN接
続部8や電源制御部9等の電源としては、コンセントボ
ックス1の内部に制御用電源11を設ける。なお、リレ
ー10は、リレーでなくてもリレーと同等の機能を持つ
ものであれば良い。
【0027】次に、図3を用いて、システム全体につい
て説明する。LANケーブル6上のコンセントボックス
1は、LANケーブル6上の管理端末12から識別でき
るように、各々異なったアドレスを持っている。管理端
末12は、あるコンセントボックスに対して被電源制御
機器4の電源ONを要求する場合、当該コンセントボッ
クス1のアドレスを基に当該コンセントボックス1に、
被電源制御機器4の電源ON要求の情報を送信する。
【0028】また、管理端末12が、あるコンセントボ
ックスに対して電源OFFを要求する場合は、当該コン
セントボックス1のアドレスを基に当該コンセットボッ
クス1に、被電源制御機器4の電源OFF要求の情報を
送信する。
【0029】管理端末12が別のコンセントボックス1
nに対して被電源制御機器4nの電源ON/OFFを要
求する場合、コンセントボックス1の時と同様に、コン
セントボックス1nのアドレスを基に当該コンセントボ
ックス1nに、電源ON/OFFの情報を送信する。
【0030】このように、本実施の形態では、LAN接
続部8により、LANケーブル6から通知されるLAN
情報を受信処理して解析し、電源ON/OFF要求情報
を検出すると、電源制御部9により、LAN接続部8か
ら通知された電源ON/OFF要求情報に基づいてリレ
ー10をON/OFF制御することにより、コンセント
ボックス1に接続された被電源制御機器4へのAC出力
を自動的にON/OFF制御するように構成したため、
従来のような手元スイッチを手作業により操作すること
を行わないで済ませることができ、コンセットボックス
1に接続された被電源制御機器4の電源ON/OFFを
容易に自動化することができる。
【0031】従来、遠隔から手元スイッチによりコンセ
ントボックスに接続された被電源制御機器の電源をON
/OFFしようとしたとき、コンセントボックスと手元
スイッチ間に長尺ケーブルを用意しなければならなかっ
たが、本実施の形態では、従来のような長尺ケーブルを
用意しないで済ませることができる。このため、従来の
ような面倒な配線作業を行わないで済ませることができ
る。
【0032】また、本実施の形態では、管理端末12に
より、コンセントボックス1のアドレスを基にコンセン
トボックス1へ電源ON/OFF情報を通知すること
で、コンセントボックス1に接続された被電源制御機器
4へのAC出力を自動的にON/OFF制御するように
構成したため、管理端末12から複数のコンセントボッ
クス1を制御して、コンセントボックス1に接続された
被電源制御機器4の電源ON/OFFを制御することが
できる。
【0033】実施の形態2.図4は本発明に係る実施の
形態2のコンセントボックスの構成を示すブロック図で
ある。図4において、図1と同一符号は同一又は相当部
分を示し、3aは1個目のAC出力コンセント、3bは
2個目のAC出力コンセント、3cは3個目のAC出力
コンセント、4aは1台目の被電源制御機器、4bは2
台目の被電源制御機器、4cは3台目の被電源制御機器
である。
【0034】5aは1台目の被電源制御機器4aのAC
ケーブル、5bは2台目の被電源制御機器4bのACケ
ーブル、5cは3台目の被電源制御機器4cのACケー
ブル、10aは1個目のリレー、10bは2個目のリレ
ー、10cは3個目のリレーである。
【0035】本実施の形態では、コンセントボックス1
のコンセント出力を複数にし、コンセントボックス1台
で、複数のコンセントを制御する場合の態様を説明す
る。ここでは、コンセント出力が3個の場合を例示して
説明するが、3個でなくてもよく、2個で構成してもよ
いし、4個以上で構成してもよい。
【0036】コンセントボックス1は、AC入力ケーブ
ル2を、建屋のACコンセントに接続することにより、
電力が給電される。また、3台の被電源制御機器4a〜
4cのACケーブル5a〜5cは、3個のAC出力コン
セント3a〜3cに接続される。一方、建屋のLANケ
ーブル6は、コンセントボックス1のLAN用インタフ
ェースコネクタ7に接続される。
【0037】コンセントボックス1内のLAN接続部8
は、受信されたLAN情報を受信処理し、その受信デー
タを解析する。受信データを解析した結果、電源ON要
求情報を検出して、当該コンセントボックス1の電源O
N動作が必要になったと判断した場合、LAN接続部8
は電源制御部9に、電源ON動作が必要になった旨を伝
達する。
【0038】電源制御部9は、3個のAC出力コンセン
ト3a〜3cへのAC出力をON/OFFするリレー1
0a〜10cをONし、コンセントボックス1からのA
C出力をONする。その結果、3台の被電源制御機器4
a〜4cへのAC給電が開始され、3台の被電源制御機
器4の電源がONする。
【0039】一方、LAN接続部8での受信処理と受信
データ解析の結果、電源OFF要求情報を検出して、当
該コンセントボックス1の電源OFF動作が必要になっ
たと判断した場合、LAN接続部8は電源制御部9に、
電源OFF動作が必要になった旨を伝達する。
【0040】電源制御部9は、3台のAC出力コンセン
ト3a〜3cへのAC出力をON/OFFするリレー1
0a〜10cをOFFし、コンセントボックス1からの
AC出力をOFFする。その結果、3台の被電源制御機
器4a〜4cへのAC給電が停止され、3台の被電源制
御機器4a〜4cの電源がOFFする。
【0041】また、コンセントボックス1内のLAN接
続部8や電源制御部9等の電源としては、コンセントボ
ックス1の内部に制御用電源11を設ける。なお、リレ
ー10a〜10cは、リレーでなくても同等の機能を持
つものであれば良い。
【0042】このように、本実施の形態では、LAN接
続部8により、LANケーブル6から通知されるLAN
情報を受信処理して解析し、電源ON/OFF要求情報
を検出すると、電源制御部9により、LAN接続部8か
ら通知された電源ON/OFF要求情報に基づいて3台
のリレー10a〜10cをON/OFF制御することに
より、コンセントボックス1の3台のAC出力コンセン
ト3a〜3cに接続された3台の被電源制御機器4への
AC出力を自動的にON/OFF制御するように構成し
たため、上記実施の形態1と同様な効果を得ることがで
きるほか、1台のコンセントボックス1で、3台の被電
源制御機器4a〜4cの電源を自動的に同時にON/O
FF制御することができる。
【0043】上記実施の形態2では、1台のコンセント
ボックス1で、3台の被電源制御機器4a〜4cの電源
を同時にON/OFF制御する態様の場合を説明した
が、1台のコンセントボックス1で、2台の被電源制御
機器の電源を同時にON/OFF制御するように構成し
てもよいし、1台のコンセントボックス1で、4台以上
の被電源制御機器の電源を同時にON/OFF制御する
ように構成してもよい。
【0044】実施の形態3.本実施の形態は、図4の実
施の形態2のコンセントボックスと同様の構成であるた
め、図4を参照して説明する。本実施の形態では、コン
セントボックス1のコンセント出力を複数にし、1台の
コンセントボックス1で、複数のコンセントを制御する
場合で、コンセントボックス1内の各コンセント出力の
ON/OFFタイミングに、シーケンスを持たせる場合
の態様を説明する。
【0045】コンセントボックス1は、AC入力ケーブ
ル2を、建屋のACコンセントに接続することにより、
電力が給電される。また、3台の被電源制御機器4a〜
4cのACケーブル5a〜5cは、3個のAC出力コン
セント3a〜3cに接続される。一方、建屋のLANケ
ーブル6は、コンセントボックス1のLAN用インタフ
ェースコネクタ7に接続される。
【0046】コンセントボックス1内のLAN接続部8
は、受信されたLAN情報を受信処理し、その受信デー
タを解析する。受信データを解析した結果、電源ON要
求情報を検出して、当該コンセントボックス1の電源O
N動作が必要になったと判断した場合、LAN接続部8
は電源制御部9に、電源ON動作が必要になった旨を伝
達する。
【0047】電源制御部9は、3個のAC出力コンセン
ト3a〜3cへのAC出力をON/OFFするリレー1
0a〜10cを、予め設定されたAC出力をONさせる
順番を基に、予め設定された間隔でAC出力をONして
いき、コンセントボックス1からのAC出力を順次ON
する。その結果、3台の被電源制御機器4a〜4cへの
AC給電が予め指定されたAC出力ON順に、予め指定
された間隔で開始され、3台の被電源制御機器4a〜4
cの電源がシーケンスを持って順次ONする。
【0048】一方、LAN接続部8での受信処理と受信
データ解析の結果、電源OFF要求情報を検出して、当
該コンセントボックス1の電源OFF動作が必要になっ
たと判断した場合、LAN接続部8は電源制御部9に、
電源OFF動作が必要になった旨を伝達する。
【0049】電源制御部9は、3個のAC出力コンセン
ト3a〜3cへのAC出力をON/OFFするリレー1
0a〜10cを、予め設定されたAC出力をOFFさせ
る順番を基に、予め設定された間隔でAC出力をOFF
していき、コンセントボックス1からのAC出力を順次
OFFする。その結果、3台の被電源制御機器4a〜4
cへのAC給電が予め指定されたAC出力OFF順に、
予め指定された間隔で停止され、3台の被電源制御機器
4a〜4cの電源がシーケンスを持って順次OFFす
る。
【0050】また、コンセントボックス1内のLAN接
続部8や電源制御部9等の電源としては、コンセントボ
ックス1の内部に制御用電源11を設ける。なお、リレ
ー10a〜10cは、リレーでなくても同等の機能を持
つものであれば良い。
【0051】このように、本実施の形態では、電源制御
部9により、予め設定されたAC出力ON/OFF順に
基づいて、コンセントボックス1に3つ設けたAC出力
コンセント3a〜3cに接続された3台の被電源制御機
器4a〜4cへのAC出力をON/OFF制御するよう
に構成したため、1台のコンセントボックス1で、予め
設定されたAC出力ON/OFF順を基に、3台の被電
源制御機器4a〜4cの電源を自動的に順次ON/OF
F制御することができる。
【0052】上記実施の形態3では、1台のコンセント
ボックス1で、予め設定されたAC出力ON/OFF順
を基に、3台の被電源制御機器4a〜4cの電源を順次
ON/OFF制御する態様の場合を説明したが、1台の
コンセントボックス1で、予め設定されたAC出力ON
/OFF順を基に、2台の被電源制御機器の電源を順次
ON/OFF制御するように構成してもよいし、1台の
コンセントボックス1で、予め設定されたAC出力ON
/OFF順を基に、4台以上の被電源制御機器の電源を
順次ON/OFF制御するように構成してもよい。
【0053】実施の形態4.図5は本発明に係る実施の
形態4のコンセントボックスの構成を示すブロック図で
ある。図5において、図1と同一符号は同一又は相当部
分を示し、13は入力AC電源をモニタし、入力AC電
源の電圧低下などを監視する電源監視部、14は電源監
視部13から通知される電源異常情報を基にLAN接続
部8に管理端末12への電源異常通報を要求する通報部
である。本実施の形態では、電源環境を監視し、電圧低
下等の電源環境異常が発生した際、管理端末2に通報す
る場合の態様を説明する。
【0054】以下、図5を用いて、本実施の形態の動作
を説明する。コンセントボックス1は、AC入力ケーブ
ル2を、建屋のACコンセントに接続することにより、
電力が給電される。また、被電源制御機器4のACケー
ブル5は、コンセントボックス1のAC出力コンセント
3に接続される。一方、建屋のLANケーブル6は、コ
ンセントボックス1のLAN用インタフェースコネクタ
7に接続される。なお、管理端末12から被電源制御機
器4の電源をON/OFFする方法については、実施の
形態1と同一であるので、その動作の説明は省略する。
【0055】本実施の形態では、コンセントボックス1
に電源監視部13を内蔵させ、この電源監視部13で、
AC入力ケーブル2からの入力AC電源をモニタし、入
力AC電源の電圧低下や瞬停等の電源環境異常を監視す
る。通報部14には、通報先の管理端末12のアドレス
を予め設定しておく。更に、LAN接続部8は、管理端
末12からLANケーブル6を経由して通知される情報
を受信する機能を有するだけでなく、コンセントボック
ス1から管理端末12へ送信する機能も有する。
【0056】仮に、入力ACラインに電圧低下や瞬停等
の電源環境異常が発生した場合、電源監視部13はこれ
らの電源異常を検知する。この電源異常は通報部14に
伝えられ、通報部14は通報先の管理端末12のアドレ
スをLAN接続部8に通知するとともに、該当するアド
レスの管理端末12への電源異常通報をLAN接続部8
に要求する。LAN接続部8は要求に従い、電源異常通
報を管理端末12に送信する。
【0057】管理端末12では、コンセントボックス1
からの電源異常通報を受信することで、コンセントボッ
クス1に電源環境異常が発生したことを検知する。この
時、管理端末12では、コンセントボックス1に電源環
境異常が発生した旨を表示部に表示したり、音や音声な
どでガイダンスしたり、プリント出力したりする。
【0058】このように、本実施の形態では、電源監視
部13により、入力AC電源の電源環境異常が検出され
てその電源異常が通報部14に通知されると、通報部1
4により、通報先の管理端末12のアドレスとその管理
端末12への電源異常通報要求をLAN接続部8へ通知
し、LAN接続部8により、通知された管理端末12の
アドレスを基にその管理端末12へ入力AC電源の異常
を通知するように構成したため、コンセントボックス1
の入力AC電源異常を、コンセントボックス1とLAN
ケーブル6を介して接続された管理端末12側で知るこ
とができる。
【0059】実施の形態5.図6は本発明に係る実施の
形態5のコンセントボックスの構成を示すブロック図で
ある。図6において、図1と同一符号は同一又は相当部
分を示し、15は入力AC電源の漏電をチェックする漏
電チェック部、16は漏電チェック部15に漏電チェッ
クの指示を与えて、漏電チェック部15を制御する漏電
チェック制御部である。ここでの通報部14は、漏電チ
ェック部15から漏電チェック制御部16を介して通知
される漏電異常を基に、LAN接続部8に管理端末12
への異常通報を要求する。
【0060】本実施の形態では、管理端末12から漏電
チェックの要求があったときに、コンセントボックス1
内で漏電をチェックし、漏電異常検出時は管理端末12
に通報を行う場合の態様を説明する。以下、図6を用い
て、本実施の形態の動作を説明する。コンセントボック
ス1は、AC入力ケーブル2を、建屋のACコンセント
に接続することにより、電力が給電される。
【0061】被電源制御機器4のACケーブル5は、コ
ンセントボックス1のAC出力コンセント3に接続され
る。一方、建屋のLANケーブル6は、コンセントボッ
クス1のLAN用インタフェースコネクタ7に接続され
る。なお、管理端末12から被電源制御機器4の電源を
ON/OFFする方法については、実施の形態1と同一
であるので、その動作の説明は省略する。
【0062】本実施の形態では、コンセントボックス1
に被電源制御機器4の漏電チェック部15を内蔵させ、
この漏電チェック部15で入力AC電源の漏電をチェッ
クする。通報部14には、通報先の管理端末12のアド
レスを予め設定しておく。LAN接続部8は、管理端末
12からLANケーブル6を経由して通知される情報を
受信する機能を有するだけでなく、コンセントボックス
1から管理端末12への送信する機能を有する。
【0063】コンセントボックス1の漏電チェックを行
なう場合、コンセントボックス1の電源ON/OFFを
行なう際と同様に、管理端末12はコンセントボックス
1のアドレスに、コンセントボックス1の漏電チェック
を行なうよう要求する情報を送信する。
【0064】コンセントボックス1内のLAN接続部8
は、電源ON/OFFの場合と同様に、受信されたLA
N情報を受信処理し、その受信データを解析する。受信
データを解析した結果、当該コンセントボックス1の漏
電チェックが必要になったと判断した場合、LAN接続
部8は漏電チェック制御部16に、漏電チェック動作が
必要になった旨を伝達する。
【0065】漏電チェック制御部16は、漏電チェック
部15に入力AC電源の漏電チェックの指示を与える。
これにより、漏電チェック部15は、入力AC電源の漏
電チェックを実施する。漏電チェックの結果、漏電チェ
ック部15は被電源制御機器4に漏電異常を検知した場
合や、通常の稼働中に被電源制御機器4に漏電異常が発
生した場合、その漏電異常を検知して、漏電チェック制
御部16に漏電異常を伝える。
【0066】更にその漏電異常は通報部14に伝えら
れ、通報部14は通報先の管理端末12のアドレスをL
AN接続部8に通知するとともに、該当するアドレスの
管理端末12への漏電異常通報をLAN接続部8に要求
する。LAN接続部8は通報部14からの要求に従い、
漏電異常通報を管理端末12に送信する。
【0067】管理端末12では、コンセントボックス1
からの漏電異常通報を受信することで、コンセントボッ
クス1に漏電異常が発生したことを検知する。この時、
管理端末12では、コンセントボックス1に漏電異常が
発生した旨を表示部に表示したり、音や音声などでガイ
ダンスしたり、プリント出力したりする。
【0068】このように、本実施の形態では、漏電チェ
ック部15により、入力AC電源のの漏電異常が検出さ
れてその漏電異常が漏電チェック制御部16を介して通
報部14に通知されると、通報部14により、通報先の
管理端末12のアドレスとその管理端末12への漏電異
常要求をLAN接続部8へ通知し、LAN接続部8によ
り、通知された管理端末12のアドレスを基にその管理
端末12へ漏電異常を通知するように構成したため、入
力AC電源の漏電異常を、コンセントボックス1とLA
Nケーブル6を介して接続された管理端末12側で知る
ことができる。
【0069】本実施の形態は、漏電チェック部15によ
り、LANケーブル6を介して管理端末12から通知さ
れる漏電チェック要求を受け付けると、入力AC電源の
漏電チェックを行うように構成したため、管理端末12
側から漏電チェックしたいコンソールボックス1に対し
て漏電チェックの要求を適宜指示することができる。
【0070】実施の形態6.図7は本発明に係る実施の
形態6のコンセントボックスの構成を示すブロック図で
ある。図7において、図6と同一符号は同一又は相当部
分を示し、17は漏電チェック制御部16に漏電チェッ
クの指示を定期的に与える時計である。本実施の形態で
は、コンセントボックス1内で定期的に漏電をチェック
し、漏電異常検出時は管理端末12に通報を行う態様の
場合を説明する。
【0071】以下、図7を用いて、本実施の形態の動作
を説明する。コンセントボックス1は、AC入力ケーブ
ル2を、建屋のACコンセントに接続することにより、
電力が給電される。被電源制御機器4のACケーブル5
は、AC出力コンセント3に接続される。一方、建屋の
LANケーブル6は、コンセントボックス1のLAN用
インタフェースコネクタ7に接続される。なお、管理端
末12から被電源制御機器4の電源をON/OFFする
方法については、実施の形態1と同一であるので、その
動作の説明は省略する。
【0072】本実施の形態では、コンセントボックス1
に被電源制御機器4の漏電チェック部15を内蔵させ、
この漏電チェック部15で入力AC電源の漏電をチェッ
クする。通報部14には、通報先の管理端末12のアド
レスを予め設定しておく。LAN接続部8は、管理端末
12からLANケーブル6を経由して通知される情報を
受信する機能を有するだけでなく、コンセントボックス
1から管理端末12への送信も行う機能を有する。
【0073】コンセントボックス1の漏電チェックは、
次のように行われる。コンセントボックス1に内蔵され
た時計17は、予め設定された漏電チェック時間に達す
ると、定期的に漏電チェック制御部16に漏電チェック
要求指示を与える。漏電チェック制御部16は、漏電チ
ェック部15に入力AC電源の漏電チェックの指示を与
える。これにより、漏電チェック部15は、入力AC電
源の漏電チェックを実施する。
【0074】漏電チェックの結果、漏電チェック部15
は被電源制御機器4に漏電異常を検知した場合や、通常
の稼働中に被電源制御機器4に漏電異常が発生した場
合、その漏電異常を検知して、漏電チェック制御部16
に漏電異常を伝える。更にその異常は通報部14に伝え
られ、通報部14は通報先の管理端末12のアドレスを
LAN接続部8に通知するとともに、該当するアドレス
の管理端末12への異常通報をLAN接続部8に要求す
る。
【0075】LAN接続部8は通報部14からの要求に
従い、漏電異常通報を管理端末12に送信する。管理端
末12では、コンセントボックス1からの漏電異常通報
を受信することで、コンセントボックス1に漏電異常が
発生したことを検知する。この時、管理端末12では、
コンセントボックス1に漏電異常が発生した旨を表示部
に表示したり、音や音声などでガイダンスしたり、プリ
ント出力したりする。
【0076】このように、本実施の形態では、時計17
により、予め設定された漏電チェック時間に達すると、
漏電チェック制御部16により、漏電チェックの指示を
漏電チェック部15に通知し、漏電チェック部15によ
り、入力AC電源の漏電チェックを行うように構成した
ため、コンセントボックス1内で予め設定した時間に定
期的に漏電チェックを行うことができる。
【0077】実施の形態7.図8は本発明に係る実施の
形態7のコンセントボックスの構成を示すブロック図で
ある。図8において、実施の形態4の図5と同一符号は
同一又は相当部分を示し、入力AC電源の電源電圧異常
を正常な電源電圧に戻して安定化させるAVR(自動電
圧調整器)部である。
【0078】本実施の形態では、コンセントボックス1
内にAVR部18を設けて、被電源制御機器4への供給
電圧を安定化させるとともに、実施の形態4と同様、管
理端末12に電源環境異常を通報する場合の態様を説明
する。以下、図8を用いて、本実施の形態の動作を説明
する。
【0079】コンセントボックス1は、AC入力ケーブ
ル2を、建屋のACコンセントに接続することにより、
電力が給電される。被電源制御機器4のACケーブル5
は、コンセントボックス1のAC出力コンセント3に接
続される。一方、建屋のLANケーブル6は、コンセン
トボックス1のLAN用インタフェースコネクタ7に接
続される。なお、管理端末12から被電源制御機器4の
電源をON/OFFする方法については、実施の形態1
と同一であるので、その動作の説明は省略する。
【0080】本実施の形態では、コンセントボックス1
に電源監視部13を内蔵させ、この電源監視部13で、
入力AC電源をモニタし、入力AC電源の電圧低下や瞬
停等の電源環境異常を監視する。また、コンセントボッ
クス1内にAVR部18も内蔵させ、入力AC電源の電
圧低下等が発生した場合、電源監視部13はその電源電
圧異常を検出してAVR部18へ通知する。
【0081】AVR部18は、その電源電圧異常を正常
な電源電圧に戻して安定化させ、被電源制御機器4に対
するAC電源を安定化して供給する。通報部14には、
通報先の管理端末12のアドレスを予め設定しておく。
LAN接続部8は、管理端末12からLANケーブル6
を経由して通知される情報を受信する機能を有するだけ
でなく、コンセントボックス1から管理端末12へ送信
する機能も有する。
【0082】仮に、入力ACラインに電圧低下や瞬停等
の電源環境異常が発生した場合、電源監視部13はこれ
らの異常を検知する。この異常は通報部14に伝えられ
るとともに、AVR部18にも伝えられる。AVR部1
8は、入力AC電源を正常な電源電圧になるように安定
化する動作を行ない、被電源制御機器4への出力電圧等
を一定にする。
【0083】通報部14は通報先の管理端末12のアド
レスをLAN接続部8に通知するとともに、該当するア
ドレスの管理端末12への異常通報をLAN接続部8に
要求する。LAN接続部8はその要求に従い、電源電圧
異常通報を管理端末12に送信する。
【0084】管理端末12では、コンセントボックス1
からの電源電圧異常通報を受信することで、コンセント
ボックス1に電源電圧異常が発生したことを検知する。
この時、管理端末12では、コンセントボックス1に電
源電圧異常が発生した旨を表示部に表示したり、音や音
声などでガイダンスしたり、プリント出力したりする。
【0085】このように、本実施の形態では、電源監視
部13により、入力AC電源の電源電圧異常が検出され
てその異常がAVR部18に通知されると、AVR部1
8により、その入力AC電源の電圧異常を正常な電源電
圧に戻して安定化させるように構成したため、入力AC
電源電圧に異常が発生しても、自動的に正常な電源電圧
に戻されて安定化されて、被電源制御機器4に供給され
る電源電圧を絶えず一定にすることができる。
【0086】実施の形態8.図9は本発明に係る実施の
形態8のコンセントボックスをPC(パーソナルコンピ
ュータ)に応用した構成を示すブロック図である。図9
において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示し、
19は被電源制御機器4の電源装置、20は被電源制御
機器4のマザーボード、21は被電源制御機器4のCP
U、22はコンセントボックス1のシャットダウン信号
送受信部、23はコンセントボックス1のシャットダウ
ン信号送受信部22と被電源制御機器4のシリアルポー
ト24を接続するシリアルケーブル、31は被電源制御
機器4のシリアルインタフェースである。
【0087】本実施の形態では、コンセントボックス1
をPC(パーソナルコンピュータ)に応用した場合の態
様を説明する。以下、図9を用いて、本実施の動作を説
明する。コンセントボックス1は、AC入力ケーブル2
を、建屋のACコンセントに接続することにより、電力
が給電される。被電源制御機器4のACケーブル5は、
コンセントボックス1のAC出力コンセント3に接続さ
れる。一方、建屋のLANケーブル6は、コンセントボ
ックス1のLAN用インタフェースコネクタ7に接続さ
れる。
【0088】本実施の形態では、被電源制御機器4をP
Cに想定している。このため、被電源制御機器4のAC
ケーブル5は、内部の電源装置19に接続され、この電
源装置19で+5V等のDC電圧に変換される。これら
のDC電圧は、内部のマザーボード20に給電される。
マザーボード20にはCPU21が実装され、OS(オ
ペレーティングシステム)が動作する。
【0089】なお、管理端末12から被電源制御機器4
の電源をONする方法については、実施の形態1と同一
であるので、その動作の説明は省略する。コンセントボ
ックス1からACの給電が開始されることで、電源装置
19からマザーボード20にDC電圧の給電が開始さ
れ、OSの動作が開始し、システムの稼動が開始する。
【0090】電源OFFの処理は次のようになる。コン
セントボックス1内のLAN接続部8は、受信されたL
AN情報を受信処理し、その受信データを解析する。受
信データを解析した結果、当該コンセントボックス1の
電源OFF動作が必要になったと判断した場合、LAN
接続部8は電源制御部9に、電源OFF動作が必要にな
った旨を伝達する。
【0091】コンセントボックス1の電源制御部9はシ
ャットダウン信号送受信部22に、被電源制御機器4の
OS宛てにシャットダウン要求を送信するように要求す
る。シャットダウン信号送受信部22は、シリアルケー
ブル23により、マザーボード20上のシリアルポート
24に接続されている。
【0092】シャットダウン信号送受信部22は、シリ
アルケーブル23を介してシリアルインタフェース25
経由で被電源制御機器4のOS宛てにシャットダウン要
求を送信する。被電源制御機器4のOSはこのコンセン
トボックス1からの要求をマザーボード20上のシリア
ルポート24から受信し、OSのシャットダウン処理を
開始する。
【0093】OSのシャットダウン処理を完了すると、
OSはマザーボード20上のシリアルポート24にシャ
ットダウン終了のコマンドを送信する。この信号は、シ
リアルケーブル23を経由して、シャットダウン信号送
受信部22で受信され、電源制御部9に伝えられる。電
源制御部9は、この信号を受信し、OSのシャットダウ
ンが完了し、被電源制御機器4(PC)をOFFしても
問題ないことを認識する。
【0094】次に、電源制御部9は、AC出力コンセン
ト3へのAC出力をON/OFFするリレー10をOF
Fし、コンセントボックス1からのAC出力をOFFす
る。その結果、被電源制御機器4(PC)へのAC給電
が停止され、電源がOFFする。
【0095】また、コンセントボックス1内のLAN接
続部8や電源制御部9等の電源としては、コンセントボ
ックス1の内部に制御用電源11を設ける。なお、リレ
ー10は、リレーでなくても同等の機能を持つものであ
れば良い。
【0096】このように、本実施の形態では、シャット
ダウン信号送受信部22により、被電源制御機器4のO
Sへシリアルインタフェース31経由でシャットダウン
要求を送信し、シャットダウン信号送受信部22によ
り、被電源制御機器4からシリアルインタフェース31
経由でシャットダウン完了を受信した後、そのシャット
ダウン完了を電源制御部9に通知し、電源制御部9によ
り、リレー10をOFFしてAC出力をOFFするよう
に構成したため、被電源制御機器4のOSのシャットダ
ウン完了した後、被電源制御機器4へのAC出力をOF
Fすることができる。このため、格納されたファイルな
どを破壊することなく、被電源制御機器4を安定にOF
Fすることができる。
【0097】実施の形態9.図10は本発明に係る実施
の形態9のコンセントボックスをPC(パーソナルコン
ピュータ)に応用した構成を示すブロック図である。図
10において、図9と同一符号は同一又は相当部分を示
し、25はコンセントボックス1のシャットダウン信号
送受信部22と被電源制御機器4のパラレルポート26
を接続するパラレルケーブル、32は被電源制御機器4
のパラレルインタフェースである。
【0098】本実施の形態では、コンセントボックス1
をPC(パーソナルコンピュータ)に応用した場合の態
様を説明する。以下、図10を用いて、本実施の動作を
説明する。コンセントボックス1は、AC入力ケーブル
2を、建屋のACコンセントに接続することにより、電
力が給電される。被電源制御機器4のACケーブル5
は、コンセントボックス1のAC出力コンセント3に接
続される。一方、建屋のLANケーブル6は、コンセン
トボックス1のLAN用インタフェースコネクタ7に接
続される。
【0099】本実施の形態では、被電源制御機器4をP
Cに想定している。このため、被電源制御機器4のAC
ケーブル5は、内部の電源装置19に接続され、この電
源装置19で+5V等のDC電圧に変換される。これら
のDC電圧は、内部のマザーボード20に給電される。
マザーボード20にはCPU21が実装され、OS(オ
ペレーティングシステム)が動作する。
【0100】なお、管理端末12から被電源制御機器4
の電源をONする方法については、実施の形態1と同一
であるので、その動作の説明は省略する。コンセントボ
ックス1からACの給電が開始されることで、電源装置
19からマザーボード20にDC電圧の給電が開始さ
れ、OSの動作が開始し、システムの稼動が開始する。
【0101】電源OFFの処理は次のようになる。コン
セントボックス1内のLAN接続部8は、受信されたL
AN情報を受信処理し、その受信データを解析する。受
信データを解析した結果、当該コンセントボックス1の
電源OFF動作が必要になったと判断した場合、LAN
接続部8は電源制御部9に、電源OFF動作が必要にな
った旨を伝達する。
【0102】コンセントボックス1の電源制御部9はシ
ャットダウン信号送受信部22に、被電源制御機器4の
OS宛てにシャットダウン要求を送信するように要求す
る。シャットダウン信号送受信部22は、パラレルケー
ブル25により、マザーボード20上のパラレルポート
26に接続されている。
【0103】シャットダウン信号送受信部22は、パラ
レルケーブル25を介してパラレルインタフェース32
経由で被電源制御機器4のOS宛てにシャットダウン要
求を送信する。被電源制御機器4のOSはこのコンセン
トボックス1からの要求をマザーボード20上のパラレ
ルポート26から受信し、OSのシャットダウン処理を
開始する。
【0104】OSのシャットダウン処理を完了すると、
OSはマザーボード20上のパラレルポート26にシャ
ットダウン終了のコマンドを送信する。この信号は、パ
ラレルケーブル25を経由して、シャットダウン信号送
受信部22で受信され、電源制御部9に伝えられる。電
源制御部9は、この信号を受信し、OSのシャットダウ
ンが完了し、被電源制御機器4(PC)をOFFしても
問題ないことを認識する。
【0105】次に、電源制御部9は、AC出力コンセン
ト3へのAC出力をON/OFFするリレー10をOF
Fし、コンセントボックス1からのAC出力をOFFす
る。その結果、被電源制御機器4(PC)へのAC給電
が停止され、電源がOFFする。
【0106】また、コンセントボックス1内のLAN接
続部8や電源制御部9等の電源としては、コンセントボ
ックス1の内部に制御用電源11を設ける。なお、リレ
ー10は、リレーでなくても同等の機能を持つものであ
れば良い。
【0107】このように、本実施の形態では、シャット
ダウン信号送受信部22により、被電源制御機器4のO
Sへパラレルインタフェース32経由でシャットダウン
要求を送信し、シャットダウン信号送受信部22によ
り、被電源制御機器4からパラレルインタフェース32
経由でシャットダウン完了を受信した後、そのシャット
ダウン完了を電源制御部9に通知し、電源制御部9によ
り、リレー10をOFFしてAC出力をOFFするよう
に構成したため、被電源制御機器4のOSのシャットダ
ウン完了した後、被電源制御機器4へのAC出力をOF
Fすることができる。このため、格納されたファイルな
どを破壊することなく、被電源制御機器4を安定にOF
Fすることができる。
【0108】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、通信回線
と接続され、通信回線から通知される電源ON/OFF
要求情報を受信する電源ON/OFF受信手段と、受信
された電源ON/OFF要求情報に基づいてAC出力を
ON/OFF制御するAC出力ON/OFF制御手段と
を有するように構成することにより、従来のような手元
スイッチを手作業により操作することを行わないで済ま
せることができ、電源制御装置に接続された被電源制御
機器の電源ON/OFFを容易に自動化することができ
るほか、従来のような長尺ケーブルを用意しないで済ま
せることができるため、従来のような面倒な配線作業を
行わないで済ませることができるという効果がある。
【0109】請求項2記載の発明によれば、管理端末と
複数の電源制御装置が通信回線を介して接続された電源
制御システムにおいて、管理端末が、電源制御装置の識
別情報に基づいて電源制御装置へ電源ON/OFF要求
情報を通知する電源ON/OFF情報通知手段を有し、
電源制御装置が、管理端末から通知される電源ON/O
FF要求情報を受信する電源ON/OFF受信手段と、
受信された電源ON/OFF要求情報に基づいてAC出
力をON/OFF制御するAC出力ON/OFF制御手
段とを有するように構成することにより、管理端末から
複数の電源制御装置を制御して、電源制御装置に接続さ
れた被電源制御機器の電源ON/OFFを制御すること
ができるという効果がある。
【0110】請求項3記載の発明によれば、AC出力O
N/OFF制御手段により、受信された電源ON/OF
F要求情報に基づいて複数設けたAC出力コンセントに
接続された複数の被電源制御機器へのAC出力をON/
OFF制御するように構成することにより、1台の電源
制御装置で、複数の被電源制御機器の電源を自動的に同
時にON/OFF制御することができるという効果があ
る。
【0111】請求項4記載の発明によれば、AC出力O
N/OFF制御手段により、電源ON/OFF要求情報
を受信した後、予め設定されたAC出力ON/OFF順
に基づいて複数設けたAC出力コンセントに接続された
複数の被電源制御機器へのAC出力をON/OFF制御
するように構成することにより、1台の電源制御装置
で、予め設定されたAC出力ON/OFF順を基に、複
数の被電源制御機器の電源を自動的に順次ON/OFF
制御することができるという効果がある。
【0112】請求項5記載の発明では、電源異常検出手
段により、入力AC電源の電源環境異常が検出された場
合、電源異常報知手段により、通信回線を介して管理端
末へ電源異常を報知するように構成することにより、電
源制御装置の入力AC電源異常を、電源制御装置と通信
回線を介して接続された管理端末側で知ることができ
る。
【0113】請求項6記載の発明によれば、漏電チェッ
ク手段により、入力AC電源の漏電をチェックし、入力
AC電源の漏電が検出された場合、漏電異常報知手段に
より、通信回線を介して管理端末へ漏電異常を報知する
ように構成することにより、入力AC電源の漏電異常
を、電源制御装置と通信回線を介して接続された管理端
末側で知ることができるという効果がある。
【0114】請求項7記載の発明によれば、漏電チェッ
ク手段により、通信回線を介して管理端末から通知され
る漏電チェック要求を受け付けた場合、入力AC電源の
漏電チェックを行うように構成することにより、管理端
末側から漏電チェックしたい電源制御装置に対して漏電
チェックの要求を適宜指示することができるという効果
がある。
【0115】請求項8記載の発明によれば、漏電チェッ
ク手段により、予め設定された漏電チェック時間に達し
た場合、入力AC電源の漏電チェックを行うように構成
することにより、電源制御装置内で予め設定した時間に
定期的に漏電チェックを行うことができるという効果が
ある。
【0116】請求項9記載の発明によれば、電源電圧異
常検出手段により、入力AC電源の電源電圧異常が検出
された場合、電源電圧安定化手段により、正常な電源電
圧に戻して安定化させるように構成することにより、入
力AC電源電圧に異常が発生しても、自動的に正常な電
源電圧に戻されて安定されて、被電源制御機器に供給さ
れる電源電圧を絶えず一定にすることができるという効
果がある。
【0117】請求項10記載の発明によれば、シャット
ダウン要求送信手段により、被電源制御機器へシリアル
インタフェース経由でシャットダウン要求を送信し、シ
ャットダウン完了受信手段により、被電源制御機器から
シリアルインタフェース経由でシャットダウン完了を受
信し、AC出力ON/OFF制御手段により、シャット
ダウン完了を受信した後、AC出力をOFFするように
構成することにより、被電源制御機器のOSのシャット
ダウン完了した後、被電源制御機器へのAC出力をOF
Fすることができるため、格納されたファイルなどを破
壊することなく、被電源制御機器を安定にOFFするこ
とができるという効果がある。
【0118】請求項11記載の発明によれば、シャット
ダウン要求送信手段により、被電源制御機器へパラレル
インタフェース経由でシャットダウン要求を送信し、シ
ャットダウン完了受信手段により、被電源制御機器から
パラレルインタフェース経由でシャットダウン完了を受
信し、AC出力ON/OFF制御手段により、シャット
ダウン完了を受信した後、AC出力をOFFするように
構成することにより、被電源制御機器のOSのシャット
ダウン完了した後、被電源制御機器へのAC出力をOF
Fすることができるため、格納されたファイルなどを破
壊することなく、被電源制御機器を安定にOFFするこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1のコンセントボッ
クスの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すコンセントボックスの外観図であ
る。
【図3】 図1に示すコンセントボックスのシステム全
体図である。
【図4】 本発明に係る実施の形態2のコンセントボッ
クスの構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明に係る実施の形態4のコンセントボッ
クスの構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明に係る実施の形態5のコンセントボッ
クスの構成を示すブロック図である。
【図7】 本発明に係る実施の形態6のコンセントボッ
クスの構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明に係る実施の形態7のコンセントボッ
クスの構成を示すブロック図である。
【図9】 本発明に係る実施の形態8のコンセントボッ
クスの構成を示すブロック図である。
【図10】 本発明に係る実施の形態9のコンセントボ
ックスの構成を示すブロック図である。
【図11】 従来例のコンセントボックスの構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】 1 コンセントボックス、2 AC入力ケーブル、3、
3a〜3c AC出力コンセント、4、4a〜4c 被
電源制御機器、5、5a〜5c ACケーブル、6 L
ANケーブル、7 LAN用インタフェースコネクタ、
8 LAN接続部、9 電源制御部、10、10a〜1
0c リレー、11 制御用電源、12管理端末、13
電源監視部、14 通報部、15 漏電チェック部、
16漏電チェック制御部、17 時計、18 AVR
部、19 電源装置、20 マザーボード、21 CP
U、22 シャットダウン信号送受信部、23 シリア
ルケーブル、24 シリアルポート、25 パラレルケ
ーブル、26 パラレルポート、31 シリアルインタ
フェース、32 パラレルインタフェース。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線と接続され、通信回線から通知
    される電源ON/OFF要求情報を受信する電源ON/
    OFF受信手段と、受信された電源ON/OFF要求情
    報に基づいてAC出力をON/OFF制御するAC出力
    ON/OFF制御手段とを有する電源制御装置。
  2. 【請求項2】 管理端末と複数の電源制御装置が通信回
    線を介して接続された電源制御システムにおいて、 管理端末は、電源制御装置の識別情報に基づいて電源制
    御装置へ電源ON/OFF要求情報を通知する電源ON
    /OFF情報通知手段を有し、 電源制御装置は、管理端末から通知される電源ON/O
    FF要求情報を受信する電源ON/OFF受信手段と、
    受信された電源ON/OFF要求情報に基づいてAC出
    力をON/OFF制御するAC出力ON/OFF制御手
    段とを有することを特徴とする電源制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電源制御装置におい
    て、AC出力ON/OFF制御手段は、受信された電源
    ON/OFF要求情報に基づいて複数設けたAC出力コ
    ンセントに接続された複数の被電源制御機器へのAC出
    力をON/OFF制御することを特徴とする電源制御装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の電源制御装置におい
    て、AC出力ON/OFF制御手段は、電源ON/OF
    F要求情報を受信した後、予め設定されたAC出力ON
    /OFF順に基づいて複数設けたAC出力コンセントに
    接続された複数の被電源制御機器へのAC出力をON/
    OFF制御することを特徴とする電源制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、3、4の何れかに記載の電源
    制御装置において、入力AC電源の電源環境異常を検出
    する電源異常検出手段と、電源異常が検出された場合、
    通信回線を介して管理端末へ電源異常を報知する電源異
    常報知手段とを有することを特徴とする電源制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、3乃至5の何れかに記載の電
    源制御装置において、入力AC電源の漏電をチェックす
    る漏電チェック手段と、入力AC電源の漏電が検出され
    た場合、通信回線を介して管理端末へ漏電異常を報知す
    る漏電異常報知手段とを有することを特徴とする電源制
    御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の電源制御装置におい
    て、漏電チェック手段は、通信回線を介して管理端末か
    ら通知される漏電チェック要求を受け付けた場合、入力
    AC電源の漏電チェックを行うことを特徴とする電源制
    御装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の電源制御装置におい
    て、漏電チェック手段は、予め設定された漏電チェック
    時間に達した場合、入力AC電源の漏電チェックを行う
    ことを特徴とする電源制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、3乃至8に記載の電源制御装
    置において、入力AC電源の電源電圧異常を検出する電
    源電圧異常検出手段と、電源電圧異常が検出された場
    合、正常な電源電圧に戻して安定化させる電源電圧安定
    化手段とを有することを特徴とする電源制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1、3乃至9に記載の電源制御
    装置において、被電源制御機器へシリアルインタフェー
    ス経由でシャットダウン要求を送信するシャットダウン
    要求送信手段と、被電源制御機器からシリアルインタフ
    ェース経由でシャットダウン完了を受信するシャットダ
    ウン完了受信手段とを有し、AC出力ON/OFF制御
    手段は、シャットダウン完了を受信した後、AC出力を
    OFFすることを特徴とする電源制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、3乃至9に記載の電源制御
    装置において、被電源制御機器へパラレルインタフェー
    ス経由でシャットダウン要求を送信するシャットダウン
    要求送信手段と、被電源制御機器からパラレルインタフ
    ェース経由でシャットダウン完了を受信するシャットダ
    ウン完了受信手段とを有し、AC出力ON/OFF制御
    手段は、シャットダウン完了を受信した後、AC出力を
    OFFすることを特徴とする電源制御装置。
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