JP2000090676A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2000090676A
JP2000090676A JP25500898A JP25500898A JP2000090676A JP 2000090676 A JP2000090676 A JP 2000090676A JP 25500898 A JP25500898 A JP 25500898A JP 25500898 A JP25500898 A JP 25500898A JP 2000090676 A JP2000090676 A JP 2000090676A
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JP
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memory cell
bit line
bit lines
nonvolatile
bit
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JP25500898A
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English (en)
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Hisakazu Kotani
久和 小谷
Makoto Kojima
誠 小島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブロック一括消去の不揮発メモリ(フラッシ
ュメモリ)とバイト単位で消去する不揮発メモリ(EE
PROM)の混載化において、それぞれ独立にアレイを
構成しており、メモリセルに付随する回路、センスアン
プ、ロウデコーダが全く別に形成しているため、チップ
面積が大きくなるという課題がある。 【解決手段】 フラッシュメモリとEEPROMを混載
化する際、階層化ビット線構成をとり、上位ビット線1
02及びセンスアンプ107をフラッシュメモリ100
とEEPROM101で共有化させる。フラッシュメモ
リ100とEEPROM101でのセンスアンプ107
の共有化によって、チップ面積の縮小化が可能となり、
効率的にフラッシュメモリ100とEEPROM101
とを同一チップ上に形成可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浮遊ゲートに情報
を記憶する不揮発性半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】浮遊ゲートへの電荷の蓄積の有無によ
り、情報を記憶する不揮発性半導体メモリには、大きく
わけて2種類存在する。
【0003】まず、図6に示される、メモリセルの情報
を一括して消去するフラッシュメモリである。図6にお
いて、1は浮遊ゲートと制御ゲートからなる不揮発性メ
モリセル、2は不揮発性メモリセル1の制御ゲートに接
続されるワード線、3はビット線、4はソース線であ
る。図6からわかるように、ワード線2とビット線3の
交点に、各不揮発性メモリセル1が独立に形成される
が、ソース線4は各不揮発性メモリセルに対して共通で
ある。不揮発性メモリセル1のデータを消去する際、ワ
ード線2とソース線4に高電圧を印加して行う。ソース
線4が各不揮発性メモリセル1で共通のため、一括して
データが消去される。尚、図6には図示していないが、
消去時は全ワード線に同一の電圧が印加される。一方、
読み出し、書き込みの時に独立して選択される。ソース
4が各不揮発性メモリセルで共通のため、メモリセルサ
イズを縮小しやすい。一般にメモリセル1個あたり1素
子で形成される。
【0004】一方、もう一つのタイプとして、バイト単
位でメモリセルの情報を消去することが可能なバイト消
去型不揮発性半導体メモリがある(以下、EEPROM
と称す)。図7において、5はEEPROMメモリセル
である。図7に示されるように、1メモリセルあたり2
素子で構成され、具体的には、各EEPROMメモリセ
ル5に対して不揮発性メモリセル1と制御ゲート6から
形成される。
【0005】また、EEPROMメモリセル5以外に
も、8ビット単位でデータを消去するため、メモリセル
8ビット毎に制御ゲート7が必要とされる。制御ゲート
7は、ロウデコーダXDECの出力信号(ワード線)2
とコラムデコーダYDECの出力信号8及び9により制
御されるものである。即ち、1本のワード線につながる
8ビットのみアクセスできるように、ロウデコーダ、コ
ラムデコーダで制御するものである。したがって、ロウ
デコーダXDECの出力2は直接EEPROMメモリセ
ル5の制御ゲート6へ接続され、不揮発性メモリセル1
の制御ゲートには、制御ゲート7の出力信号10が接続
される。
【0006】図7の構成により、所望の8ビットだけが
ワード線2及びビット線3を介して読み出し、書込み、
消去が行われる。
【0007】図6、図7から明らかなように、フラッシ
ュメモリとEEPROMではそのセル構成は異なってい
る。フラッシュメモリは、あまり書き換えのないマイコ
ンのプログラムを格納するような用途に使われ、一方、
EEPROMは、書き換えの多いデータを格納する用途
に使われている。ともに携帯電話などにさかんに使われ
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、携帯電話の用途
に、実装面積の縮小化の目的でプログラム格納用のフラ
ッシュメモリと、データ格納用のEEPROMとを同一
チップ上に混載させる要望が高まりつつある。この要望
に対してフラッシュメモリとEEPROMとを同一チッ
プ上に混載した半導体記憶装置が提案されているが、単
に相異なる機能のメモリを混載しているに過ぎない。例
えば、特開平10―107231号公報には、ブロック
単位でデータを消去するフラッシュメモリとバイト単位
で書き換え消去が可能なEEPROMを混載してるが、
図8に示されるようにそれぞれのメモリアレイは互いに
独立しており、外部とのやり取りを行う主制御部におい
て、フラッシュメモリとEEPROMの切り替えを行っ
ており、チップ全体のレイアウト、チップ面積の観点で
みれば必ずしも効率的な混載の仕方ではない。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、小面積でフラッシュメモリとEEPROMを同
一基板に搭載した不揮発性半導体記憶装置を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、第1の不揮発性メモリセ
ルを複数個有し、前記メモリセルを一括あるいはブロッ
ク単位で消去する第1のメモリセルアレイ領域と第2の
不揮発性メモリセルを複数個有し、前記メモリセルをバ
イト毎に消去する第2のメモリセルアレイ領域とから構
成され、前記第1のメモリセルアレイ領域から信号を読
み出すセンスアンプと前記第2のメモリセルアレイ領域
から信号を読み出すセンスアンプが同一である。また前
記第1の不揮発性メモリセルに接続される第1のビット
線は、第1のスイッチ素子を介して第2のビット線に接
続され、前記第2の不揮発性メモリセルに接続される第
3のビット線は、第2のスイッチ素子を介して前記第2
のビット線に接続され、前記第2のビット線は前記セン
スアンプに接続される構成をとる。
【0011】この構成により、それぞれの異なったメモ
リセルを有するアレイに対して独立にセンスアンプを形
成する必要がないので、チップ面積が小さくなる。
【0012】請求項3記載の発明では、前記第1のビッ
ト線の本数が前記第3のビット線の本数と同一か多い構
成をとる。
【0013】この構成により、異なるメモリセルサイズ
のメモリセルアレイのサイズを同一にすることが可能で
あり、メモリセルアレイ全体に不必要な領域を生じるこ
となく、効率的なチップレイアウトが可能になる。
【0014】請求項5記載の発明では、前記第1のビッ
ト線の本数と前記第3のビット線の本数の差によって生
じた領域に、前記第2の不揮発性メモリセルのソースに
接続される配線を、あるいは、前記第2の不揮発性メモ
リセルに接続されるスイッチ素子を、配置する構成をと
る。
【0015】この構成により、ビット線の空き領域にソ
ース線や、スイッチ素子を配置することによって、読み
出しの安定動作や、余分なストレス電圧の防止を図るこ
とが可能である。
【0016】請求項7記載の発明では、前記第2のビッ
ト線を所望の複数本毎にグループ化し、1グループ当た
りの第2のビット線の本数と同数本の第1の配線群を、
ワード線方向と平行に配置して、前記第1の配線群と複
数本の前記第3のビット線とを前記第2のスイッチ素子
を介して接続され、前記接続された第3のビット線がワ
ード線方向に連続して配置する構成をとる。
【0017】この構成により、ワード線上の連続したE
EPROMセルのデータを上位ビット線を介してアクセ
スすることが可能である。
【0018】請求項9記載の発明では、前記第3のビッ
ト線に接続される前記第2のスイッチ素子のゲート信号
配線が前記第1のビット線と平行に配置される構成をと
る。
【0019】この構成により、EEPROMセルのスイ
ッチ素子領域を小面積で構成することが可能である。
【0020】請求項10記載の発明では、前記第1のメ
モリセルアレイ領域と前記第2のメモリセルアレイ領域
からなるメモリアレイブロックの複数個ある入出力デー
タ信号のビット順に、前記第2のビット線を配置して、
隣り合う前記第2のビット線が前記入出力データ線の同
一ビットに対応しない構成をとる。
【0021】この構成により、EEPROMセルのスイ
ッチ素子領域を小面積で構成することが可能である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図5を用いて説明する。
【0023】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレ
イ構成図を示す。同図においてMCFはフラッシュメモ
リのメモリセル(第1の不揮発性メモリセル)、MCE
はEEPROMのメモリセル(第2の不揮発性メモリセ
ル)、100はフラッシュメモリセルアレイ、101が
EEPROMメモリセルアレイ、102は上位ビット線
(第2のビット線)、103はフラッシュメモリセルに
接続される下位ビット線(第1のビット線)、104は
EEPROMに接続される下位ビット線(第3のビット
線)、105は下位ビット線103と上位ビット線10
2を接続するフラッシュアレイ100内のスイッチ素子
(第1のスイッチ素子)、106は下位ビット線104
と上位ビット線102を接続するEEPROMアレイ1
01内のスイッチ素子(第2のスイッチ素子)、107
はセンスアンプ、108はロウデコーダ、109は共通
データ線である。
【0024】尚、フラッシュメモリセルMCFの構成は
例えば図6の不揮発性メモリセル1と同一で構わない。
EEPROMメモリセルMCEの構成は、例えば、図7
のEEPROMメモリセル5から構成されるメモリセル
で構わない。
【0025】図1が示すように、上位ビット線102
は、フラッシュメモリセルアレイ100とEEPROM
アレイ101の両方に接続され、上位ビット線102の
他端はセンスアンプ107に接続される。すなわち、上
位ビット線102を介して双方のメモリセルに対してア
クセスすることが可能となっている。具体的には、フラ
ッシュメモリアレイ100の外部からデータをアクセス
(読み出す)する際には、ロウデコーダ108でワード
線2を選択して、メモリセルMCFからビット線10
3、スイッチ素子105、センスアンプ107、共通デ
ータ線109を介して、外部にフラッシュメモリセルM
CFのデータを読み出すことが可能であり、一方、EE
PROM101の外部からデータをアクセス(読み出
す)する際には、ロウデコーダ108でワード線2を選
択して、メモリセルMCEからビット線104、スイッ
チ素子106、センスアンプ107、共通データ線10
9を介して、外部にフラッシュメモリセルMCFのデー
タを読み出すことが可能である。
【0026】センスアンプ107はビット線のサイズに
依存するため、異なったメモリセルサイズからなるメモ
リセルを同一基板上に形成する時は、従来例図8に示す
ようにそれぞれ独立にセンスアンプ(図8の第1、第2
の副制御部)を形成していたが、本発明によれば、セン
スアンプ107は上位ビット線102に接続されている
ので、不揮発性メモリセルMCF、MCEに接続される
ビット線103、104のサイズには依存しない。した
がって、異なったメモリセルに対してセンスアンプ10
7を共用することが可能となる。即ち、フラッシュメモ
リアレイ100に対するセンスアンプ107、或いは、
EEPROMメモリセルアレイ101に対するセンスア
ンプ107のいずれか一方が不要となるので、メモリア
レイ全体としてのチップ面積が小さくなる。
【0027】以上本実施の形態によれば、それぞれの異
なったメモリセルを有するアレイに対して独立にセンス
アンプを形成する必要がないので、チップ面積を縮小化
できる。
【0028】図2は、本発明の実施の形態1に係る不揮
発性半導体記憶装置のメモリセルアレイ構成図である。
図2は図1のフラッシュメモリアレイ100とEEPR
OM101の内部構成を示す。
【0029】従来例で述べたように、一般にフラッシュ
メモリセルMCFのセルサイズは、1素子でメモリセル
を構成しているため、1セル2素子で構成されるEEP
ROMメモリセルMCEのセルサイズよりも小さい。し
たがって、フラッシュメモリとEEPROMを同一基板
に混載する際、ビット線方向に同一数のメモリセルを配
置しようとすると、セルサイズの差から、フラッシュと
EEPROMで同じメモリアレイサイズにならない。双
方でアレイのサイズが異なると、EEPROMアレイの
方が大きくなり、フラッシュメモリアレイの領域に空き
領域が生じる。また、このようなアンバランスなレイア
ウト形状になると、フラッシュメモリとEEPROMで
センスアンプを共有させることも困難である。
【0030】そこで本発明の第1の実施の形態では、図
2に示すように、フラッシュメモリアレイ100内のフ
ラッシュメモリセルMCFの数とEEPROMアレイ1
01内のメモリセルMCEの数を異ならせる。図2の例
では、フラッシュメモリアレイ100内はフラッシュメ
モリセルMCFが8セル、EEPROMアレイ101内
では、EEPROMセルMCEが4セル配置される。こ
の方法によって、フラッシュメモリセルアレイ100と
EEPROMセルアレイ101のアレイサイズ(ビット
線方向のサイズ)を同一にする。このように双方のメモ
リセルアレイのサイズを同一にすることによって、即ち
バランスのとれたレイアウト形状にすることによって、
センスアンプ107(図1)を共用することが可能にな
る。
【0031】ここで、図2ではフラッシュメモリセルM
CFのビット線103が8本、EEPROMセルMCE
のビット線104が4本の例を示したが、他の本数でも
よいことは言うまでもない。
【0032】以上、本実施の形態によれば、異なるメモ
リセルサイズのメモリセルアレイのサイズを同一にする
ことが可能であり、メモリセルアレイ全体に不必要な領
域を生じることなく、効率的なチップレイアウトが可能
になる。
【0033】また、図2において、201はフラッシュ
セルアレイ100内のビット線103とEEPROMセ
ルアレイ内のビット線104との本数の差によって生じ
たレイアウト空白領域である。このレイアウト空白領域
201に、EEPROMセルMCEに接続されるスイッ
チ素子202を挿入する。
【0034】従来例で述べたように、EEPROMセル
MCEは、バイト単位でアクセスする必要があるため、
フラッシュメモリセルと異なり、余分なスイッチ素子が
必要とされる。例えば、図7で示したように、EEPR
OMセル5の制御ゲート6と不揮発性メモリセル1のゲ
ートの信号を分離するために、具体的には、消去時選択
されたワード線2の電圧による、非選択のメモリセルへ
の余分なストレス電圧がかかるのを防止するため(非選
択メモリセルのワード線に高電圧が印加されることによ
り、データが誤消去される)、スイッチ素子7をワード
線2に対して挿入している。8ビット単位で必要とされ
るスイッチ素子7を、図2のレイアウト空白領域201
に配置すれば、効率的なレイアウトで、非選択メモリセ
ルへのストレスを防止することが可能である。
【0035】図2では、スイッチ素子202の例として
従来例の図7で示した制御ゲート7を挿入する例を示し
たが、別の機能のスイッチ素子を配置しても構わない。
【0036】さらに他の例として、図示していないが、
EEPROMセルMCEに接続される配線203をソ
ースに接続して、スイッチ素子202を介さずにレイア
ウト空白領域201に配置してもかまわない。一般に不
揮発性メモリセルからデータを読み出す場合、ビット線
に充電された電荷をソース線を介して接地線に放電す
る。このため、ソース線の抵抗が高いと、ビット線の電
位が降下するのに時間がかかる。即ち、読み出し速度が
遅くなったり、最悪の場合には誤動作を生じる。したが
って、ソース線の抵抗を下げることは重要である。
【0037】すなわち、ビット線103のうち、所望の
数ごとにレイアウト空白領域201をつくり、その領域
にソース線202を配置すれば、従来のワード線2の方
向に配置したソース線202に対して、結果的に電源線
の強化になるので、外部から見たソース線の抵抗を下げ
ることが可能になり、安定した読み出し動作が可能とな
る。
【0038】以上、本実施の形態によれば、ビット線の
レイアウト空白領域201にソース線203やスイッチ
素子202を配置することによって、読み出しの安定動
作や、余分なストレスの防止を図ることが可能である。
【0039】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレ
イ構成図である。図3は図1のフラッシュメモリアレイ
100とEEPROM101の内部構成を示す。
【0040】図3において、301はフラッシュメモリ
アレイ領域100内のスイッチ素子105の制御信号、
302はEEPROMアレイ領域101内のスイッチ素
子106の制御信号である。
【0041】従来例で述べたように、フラッシュメモリ
においては、図6に示すように消去は一括して行われる
ため、外部からアクセスする8ビットが必ずしもワード
線上で連続する必要がない。ところが、EEPROMア
レイは8ビット単位でデータを消去するため、図7に示
すように外部からアクセスする8ビットがワード線上で
連続して配置される。即ち、EEPROMアレイではワ
ード線上の連続するビットが外部のビットに対応する必
要がある。
【0042】そこで本発明の実施の形態2では、図3に
示すように、フラッシュメモリアレイ領域100では、
上位ビット線102に対して、制御信号301により制
御されるスイッチ素子105を介して、8個のフラッシ
ュメモリセルMCFに接続する構成をとり、一方、EE
PROMアレイ領域101では、上位ビット線102に
対して、制御信号302により制御されるスイッチ素子
106を介して、複数個のEEPROMセルMCEに接
続されるが(図3上のM1とM5)、ワード線2上に、
上位ビット線102に接続されるメモリセルMCEが連
続して配置されない(図3上、M1、M2、M3、M
4、M5が連続して配置される)。
【0043】さらに図3には、8本の上位ビット線10
2(MBL0〜MBL7)が示されている。フラッシュ
メモリアレイ領域100内では、1本の上位ビット線1
02に対して8個のフラッシュメモリセルMCFが接続
されている。ワード線2上には、前記の8セルが連続し
て配置される。一方、EEPROMアレイ領域101に
おいては、EEPROMセルMCEに接続される下位ビ
ット線104(SBL00〜SBL03)はスイッチ素
子106を介して、フラッシュメモリのように1本の上
位ビット線102に接続されるのではなく、4本の上位
ビット線102(MBL0〜MBL3)に接続する。こ
のように接続するために、フラッシュメモリアレイ領域
100とは異なり、新たに、図3上のIOBのように、
上位ビット線102をワード線2に対して平行に配置し
た。こうすることによって、ワード線2上に連続する8
ビットのEEPROMセルMCEから上位ビット線10
2を介して図示していない外部のI/Oに対応すること
が可能になる。
【0044】次に制御信号301、302について説明
する。まずフラッシュ領域100については、1本の上
位ビット線102に対して8本の下位ビット線103が
接続されているため、スイッチ素子105によって、8
本のうち1本を選択する。この選択の制御は制御信号線
301によって行われる。制御信号線301はワード線
2に平行に配置される。
【0045】一方、EEPROMアレイ領域101につ
いては、ワード線2上に連続して配置されるEEPRO
MセルMCEに対するスイッチ素子106が制御信号3
02によって選択される。図3においては、連続した8
つのスイッチ素子106が選択される。制御信号302
は上位ビット線102に対し平行に配置する。通常アレ
イを形成する場合、上位ビット線102の本数は、メモ
リアレイサイズに依存するが、メガビットクラスのアレ
イの場合、256本から1024本あることが想定され
る。上位ビット線102に対してEEPROMセルMC
Eの下位ビット線104が4本とすると、下位ビット線
の数は1024本から4096本になる。これを8ビッ
ト毎に束ねるとスイッチ素子106の制御信号302の
総数は、128本から512本となる。このため、フラ
ッシュメモリ領域100のように制御信号302をワー
ド線2に対して平行に配置すると、スイッチ素子106
の領域が膨大になり、チップ面積が著しく大きくなる。
しかし本発明によれば、上位ビット線102と平行に配
置するのでスイッチ領域106の面積は、スイッチ素子
の幅と制御信号の配線1本分だけ占めるに過ぎない。
【0046】尚、制御信号配線302の配線層は、上位
ビット線102と同一にするが、実施の形態1で述べた
ように、EEPROMアレイのレイアウト空白領域20
1を利用して下位ビット線104と同一の配線層を使用
しても構わない。
【0047】以上、本実施の形態によれば、EEPRO
Mアレイのスイッチ素子領域を小面積で構成することが
可能である。
【0048】次に、上位ビット線102と図3に図示し
ていないセンスアンプ、及び、外部I/O線との関係の
例を図4において説明する。図4の例では、外部I/O
線が8ビット(I/O0〜I/O7)、センスアンプ1
07が16個、上位ビット線102がそれぞれのI/O
に対して2本、即ち、16本あり、さらに、各上位ビッ
ト線102に対して、EEPROMアレイ領域101内
の下位ビット線104が4本ずつある場合、即ち合計6
4本ある場合を示している。
【0049】通常、センスアンプ107からI/Oの間
の配線領域を簡便化するために、即ち、センスアンプ1
07、I/O選択スイッチ素子401、I/Oの間の接
続関係を簡便化するため、外部I/O毎に上位ビット線
102を形成する。図4の例では、上位ビット線102
の上から順番にI/O0に対応したMBL00、MBL
01、I/O1に対応したMBL10、MBL11、I
/O2に対応したMBL20、MBL21、I/O3に
対応したMBL30、MBL31が存在する。ここでI
/O0においてMBL00とMBL01の選択は、制御
信号402により制御されるスイッチ素子401で行わ
れる。さらに、MBL00には下位ビット線SBL0
0、SBL20、SBL40、SBL60がスイッチ素
子106を介して接続される。図3と図4を対応させる
と、例えば、図3のMBL0〜MBL3は、図4のMB
L00、MBL10、MBL20、MBL30に対応す
る。即ち、図3を基本構成として上位ビット線、下位ビ
ット線の数が増加しても図4と同様に構成できる。図3
では、ワード線2の方向に上位ビット線群IOBは8本
でよかったが、図4の例では、各I/Oに対して上位ビ
ット線が2本になったため、図4に図示していないワー
ド線の方向の上位ビット線群IOCは16本になる。こ
れは、隣接する上位ビット線102のうち例えばMBL
00、MBL10のショートを防止するためである。
【0050】尚、本図ではビット線1本に対してセンス
アンプ1個を対応させたが、上位ビット線2本に対して
センスアンプ1個を対応させる形、即ち、差動形式にし
てもよい。
【0051】以上、本実施の形態によれば、ワード線上
の連続したEEPROMセルのデータを上位ビット線を
介してアクセスすることが可能である。
【0052】図5は、図4と同様に、EEPROM領域
101内の下位ビット線104と上位ビット線102、
センスアンプ107、I/O選択スイッチ401、外部
I/O0〜I/O7の関係を示すものである。図4との
差は、上位ビット線102の順序を変えたことである。
図4の例では、上位ビット線102の上から順番にI/
O0に対応して2本(MBL00、MBL01)、I/
O1に対応して2本(MBL10、MBL11)、I/
O2に対応して2本(MBL20、MBL21)、I/
O3に対応して2本(MBL30、MBL31)と配置
したが、図5では、上位ビット線102の上から順番に
I/O0〜I/O7に対応させて8本(MBL00〜0
7)、さらにI/O0〜I/O7に対応させて8本(M
BL10〜17)配置させる。このように上位ビット線
102を配置すれば、上位ビット線102の上半分(M
BL00〜MBL07)に対してEEPROMアレイ領
域101内の下位ビット線104の上半分すべて接続す
ることが可能である。即ち、ワード線2の方向に配置す
る上位ビット線群IODの本数が、図4とは違い8本で
可能となる。このように、上位ビット線102の配置方
法を上から順番に外部I/Oのビットの順番にして、そ
れを繰り返せば、上位ビット線102とEEPROMア
レイ領域の下位ビット線104との接続が少ない配線領
域で形成することが可能である。
【0053】以上、本実施の形態によれば、EEPRO
Mセルアレイのスイッチ素子領域を小面積で構成するこ
とが可能である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、それぞれの異なったメモリセルを有するア
レイに対して独立にセンスアンプを形成する必要がない
ので、チップ面積が小さくなる、という効果を有する。
【0055】請求項3記載の発明によれば、異なるメモ
リセルサイズのメモリセルアレイのサイズを同一にする
ことが可能であり、メモリセルアレイ全体に不必要な領
域を生じることなく、効率的なチップレイアウトが可能
になる、という効果を有する。
【0056】請求項5記載の発明によれば、ビット線の
空き領域にソース線や、スイッチ素子を配置することに
よって、読み出しの安定動作や、余分なストレスの防止
を図ることが可能である、という効果を有する。
【0057】請求項7記載の発明によれば、ワード線上
の連続したEEPROMセルのデータを上位ビット線を
介してアクセスすることが可能である、という効果を有
する。
【0058】請求項9、10記載の発明によれば、EE
PROMセルのスイッチ素子領域を小面積で構成するこ
とが可能である、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るメモリアレイ構
成図
【図2】本発明の第1実施の形態に係るメモリアレイ構
成図
【図3】本発明の第2実施の形態に係るメモリアレイ構
成図
【図4】本発明の第2実施の形態に係るメモリアレイ構
成図
【図5】本発明の第2実施の形態に係るメモリアレイ構
成図
【図6】従来のフラッシュメモリアレイ構成図
【図7】従来のEEPROMメモリアレイ構成図
【図8】従来のフラッシュ−EEPROM混載メモリア
レイ構成図
【符号の説明】
1 不揮発性メモリセル 2 ワード線 3 ビット線 4 ソース線 5 EEPROMメモリセル 6 EEPROMメモリセル内の制御ゲート 7 制御ゲート 8,9 コラムデコード出力信号 10 EEPROMセル用ロウデコーダ信号 100 フラッシュメモリアレイ領域 101 EEPROMメモリアレイ領域 102 上位ビット線 103 フラッシュメモリの下位ビット線 104 EEPROMメモリの下位ビット線 105 フラッシュメモリ内のスイッチ素子 106 EEPROMメモリ内のスイッチ素子 107 センスアンプ 108 ロウデコーダ 109 共通データ線 201 EEPROM内のレイアウト空白領域 202 EEPROMメモリ内の他のスイッチ素子 203 EEPROMメモリアレイ内のソース線 301 フラッシュメモリ内のスイッチ素子制御信号線 302 EEPROMメモリアレイ内のスイッチ素子制
御信号線 401 I/O選択スイッチ素子 402 I/O選択スイッチ素子制御信号線
フロントページの続き Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD02 AD06 AE08 5F001 AA01 AB02 AC02 AD12 AD51 AE02 AE03 AE08 AG40 5F083 EP02 EP22 ER14 ER16 ER22 ER23 GA09 LA03 LA05 LA10 LA12 LA16 LA17 LA18 LA20 ZA14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御ゲート及び浮遊ゲートを具備してなる
    第1の不揮発性メモリセルを複数個有し、前記第1の不
    揮発性メモリセルを一括あるいはブロック単位で消去す
    る第1のメモリセルアレイ領域と、 制御ゲート及び浮遊ゲートを具備してなる第2の不揮発
    性メモリセルを複数個有し、前記第2の不揮発性メモリ
    セルをバイト毎に消去する第2のメモリセルアレイ領域
    とが同一基板上に構成され、 前記第1のメモリセルアレイ領域から信号を読み出すセ
    ンスアンプと前記第2のメモリセルアレイ領域から信号
    を読み出すセンスアンプが同一であることを特徴とする
    不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記第1の不揮発性メモリセルに接続され
    る第1のビット線は、第1のスイッチ素子を介して第2
    のビット線に接続され、 前記第2の不揮発性メモリセルに接続される第3のビッ
    ト線は、第2のスイッチ素子を介して前記第2のビット
    線に接続され、 前記第2のビット線は前記センスアンプに接続されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1の不揮発性メモリセルのメモリセ
    ルサイズは、前記第2の不揮発性メモリセルのメモリセ
    ルサイズと同一か小さいことを特徴とする請求項1記載
    の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】第1のビット線と第3のビット線が同一の
    方向になるように、第1のメモリセルアレイ領域と第2
    のメモリセルアレイ領域を配置し、第1のビット線のビ
    ット線方向における本数が第3のビット線のビット線方
    向における本数と同一か多いことを特徴とする請求項2
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】第1のビット線と第3のビット線が同一の
    方向になるように、第1のメモリセルアレイ領域と第2
    のメモリセルアレイ領域を配置し、第1のビット線の本
    数と第3のビット線の本数を異ならせ、前記第1のビッ
    ト線と前記第3のビット線の本数の差によって生じた領
    域に、複数個の第2の不揮発性メモリセルのソースに接
    続される配線を、配置することを特徴とする請求項2記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】第1のビット線の本数と第3のビット線の
    本数の差によって生じた領域に、第2の不揮発性メモリ
    セルに接続される第3のスイッチ素子を配置することを
    特徴とする請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】1本の第2のビット線に対して、複数個の
    第1のスイッチ素子を介して、第1のビット線が複数本
    接続され、前記複数本の第1のビット線は、第1の不揮
    発性メモリセルの制御ゲートに接続される第1のワード
    線の方向に直交して連続して配置され、 一方、前記1本の第2のビット線に対して、複数個の第
    2のスイッチ素子を介して第3のビット線が複数本接続
    され、前記複数本の第2のビット線は、第2の不揮発性
    メモリセルの制御ゲートに接続される第2のワード線の
    方向に直交して分散して配置されることを特徴とする請
    求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】第2のビット線を所望の複数本毎にグルー
    プ化し、1グループ当たりの第2のビット線の本数と同
    じ本数の第1の配線群を、第2のワード線の方向と平行
    に配置して、前記第1の配線群と複数本の第3のビット
    線とを第2のスイッチ素子を介して接続され、前記接続
    された第3のビット線が第2のワード線方向に連続して
    配置されることを特徴とする請求項7記載の不揮発性半
    導体記憶装置。
  9. 【請求項9】第3のビット線に接続される第2のスイッ
    チ素子のゲート信号配線が第2のビット線と平行に配置
    されることを特徴とする請求項7記載の不揮発性半導体
    記憶装置。
  10. 【請求項10】第1のメモリセルアレイ領域と第2のメ
    モリセルアレイ領域からなるメモリアレイブロックの複
    数個ある入出力データ信号のビット順に、第2のビット
    線を配置して、隣り合う前記第2のビット線が前記入出
    力データ線の同一ビットに対応しないことを特徴とする
    請求項7記載の不揮発性半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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