JP2000090560A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2000090560A
JP2000090560A JP10256532A JP25653298A JP2000090560A JP 2000090560 A JP2000090560 A JP 2000090560A JP 10256532 A JP10256532 A JP 10256532A JP 25653298 A JP25653298 A JP 25653298A JP 2000090560 A JP2000090560 A JP 2000090560A
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JP
Japan
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disk
rotation
pickup
value
linear velocity
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JP10256532A
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English (en)
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Akihiko Nishioka
昭彦 西岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CLVディスクの線速度測定の高速化を図
る。 【解決手段】 ディスクが6分の1回転する毎に発生す
るFG信号パルスのエッジ間隔時間を線速度一定で回転
中に続けて3回計測し、第1と第3の計測値の和と第2
の計測値との差の6倍の値をディスク回転周期として、
これとピックアップの半径位置からディスクの線速度を
算出することにより、およそディスク半回転の所要時間
で測定が完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線速度一定で記録
されたデータ記録ディスクから高速な読み出しが要求さ
れる光ディスク装置、特にディスクの線速度を測定する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、線速度一定で記録されたデータ記
録ディスクを再生するCD−ROMドライブなどの光デ
ィスク装置では、シーク動作はピックアップをディスク
の径方向に移動させることにより行われるが、移動量の
決定にはピックアップの現在位置と目標位置とのアドレ
ス差のほかディスク毎の変数として記録線速度が利用さ
れている。これにより高精度に移動量が決定でき、高速
なシーク動作が実現されている。
【0003】従来、4倍速再生程度のCD−ROMドラ
イブにおいてはディスク駆動モータとしてブラシモータ
が使用され、回転制御方式は線速度一定(以下、CLV
制御)であり、CLV制御にはディスク回転数を検出す
るパルス発生器(以下、FG)を使用する必要がない。
ディスク線速度の測定にはCLV制御回転中にディスク
回転数の検出もしくはディスク回転周期の検出が必要で
あるが、ディスク回転周期の検出方法としてFGを使用
しないディスク線速度測定方法が特許第2581810
号に開示されている。図6は従来のディスク線速度測定
のフローチャートを示している。図6において処理20
はピックアップを所定の半径位置(Ro)へ移動させC
LV制御回転させる。処理26はディスク回転周期検出
処理であり、以下の処理21〜24からなる。処理21
は最寄りのアドレスを読み込み記憶し、直ちにタイマー
動作を開始する。処理22はピックアップを1トラック
内周側にジャンプさせる処理である。処理23は処理2
1で記憶した前記アドレスが再び読み込めるまで待つ処
理である。処理24は直ちにタイマー動作を停止させデ
ィスク回転周期の計測値(T)として記憶する。処理2
5は処理20で移動させた半径位置と処理24で記憶し
た計測値を用いてディスク線速度(V=2πRo/T)
を算出する。
【0004】4倍速を超える高倍速再生のCD−ROM
ドライブにおいてはディスク駆動モータとしてブラシレ
スモータが使用され、回転制御方式はCLV制御のほか
角速度一定(以下、CAV制御)も併用される。このよ
うな条件下ではFGの使用が不可欠でありディスク線速
度測定に必要なディスク回転周期の検出手段としてFG
が利用できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の光ディスク装置において、ディスク線速度測
定の際のディスク回転周期の検出時間はFGを使用しな
い方式ではディスク1回転の所要時間が必要である。
【0006】また、CLV制御回転中のディスク回転数
は正弦波状に変動しており、それはディスク1回転と同
じ周期で、ディスクの偏心量に応じた振幅を持つ。FG
を使用する方式においては、この正弦波状変動の影響を
除去するためにディスク回転周期検出時間は少なくとも
ディスク1回転の所要時間が必要であるという問題点を
有していた。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、ディ
スク線速度測定の際のディスク回転周期検出時間をおよ
そディスク半回転の所要時間とし、かつディスクの偏心
の影響を除去可能な光ディスク装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の光ディスク装置は、ディスクが6分の1回転
する毎にパルスを発生するFGと、この6分の1回転毎
のFG信号の発生間隔を測定するタイマーおよび測定結
果を格納するメモリを備え、ピックアップを所定の半径
位置へ移動させCLV制御回転中に前記FG信号間隔時
間を3回連続測定してそれぞれ第1、第2、第3の計測
値として記憶し、((第1の計測値)−(第2の計測
値)+(第3の計測値))を6倍した時間をディスク回
転周期として算出し、これと前記ピックアップ半径位置
を用いてディスク線速度を算出するように構成したもの
である。
【0009】本発明によれば、ディスク線速度測定の際
のディスク回転周期検出時間をおよそディスク半回転の
所要時間にすることができ、かつディスクの偏心の影響
を除去可能な光ディスク装置が提供できることとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ディスクから信号を読み取るピックアップと、前記
ピックアップを所定の位置へ移動させるピックアップ移
送手段と、線速度一定でディスクを回転させるディスク
回転制御手段と、Nを正の整数としてディスクが6N分
の1回転する毎にパルスを発するパルス発生手段と、前
記パルスの発生から続いてN個目のパルス発生までの時
間をタイマーによって計測する6分の1回転時間計測手
段と、前記6分の1回転時間計測結果を格納する記憶手
段とを有する光ディスク装置であって、前記ピックアッ
プ移送手段で前記ピックアップを所定の位置へ移動させ
前記ディスク回転制御手段で線速度一定で回転中に、前
記6分の1回転時間計測手段により6分の1回転時間を
3回続けて計測してそれぞれ第1、第2、第3の計測値
として前記記憶手段に記憶し、前記第1と第3の計測値
の和と第2の計測値との差の6倍の値をディスク回転周
期として算出し、前記ディスク回転周期とピックアップ
の半径位置からディスクの線速度を算出する線速度算出
手段とを備えたものであり、CLV制御回転中はディス
ク回転数が正弦波状に変動することを利用して、ディス
ク線速度測定の際のディスク回転周期検出時間をおよそ
ディスク半回転の所要時間にすることができ、かつディ
スクの偏心の影響を除去可能であるという作用を有す
る。
【0011】本発明の請求項2に記載の発明は、ディス
クから信号を読み取るピックアップと、前記ピックアッ
プを所定の位置へ移動させるピックアップ移送手段と、
線速度一定でディスクを回転させるディスク回転制御手
段と、Nを正の整数としてディスクが6N分の1回転す
る毎にパルスを発するパルス発生手段と、前記パルスの
発生から続いてN個目のパルス発生までの時間をタイマ
ーによって計測する6分の1回転時間計測手段と、前記
6分の1回転時間計測結果を格納する記憶手段とを有す
る光ディスク装置であって、前記ピックアップ移送手段
で前記ピックアップを所定の位置へ移動させ前記ディス
ク回転制御手段で線速度一定で回転中に、前記6分の1
回転時間計測手段により6分の1回転時間を3回続けて
計測してそれぞれ第1、第2、第3の計測値として前記
記憶手段に記憶し、前記第1、第2、第3の計測値の最
大値と最小値との差が所定の値以下ならば前記第1と第
3の計測値の和と第2の計測値との差の6倍の値をディ
スク回転周期として算出し、あるいは前記最大値と前記
最小値との差が所定の値を超えていれば前記6分の1回
転時間計測手段により6分の1回転時間をさらに3回続
けて計測してそれぞれ第4、第5、第6の計測値として
前記記憶手段に記憶し、前記第1から第6までの計測値
の総和の値をディスク回転周期として算出し、前記ディ
スク回転周期とピックアップの半径位置からディスクの
線速度を算出する線速度算出手段とを備えたものであ
り、CLV制御回転中はディスク回転数が正弦波状に変
動することを利用して、ディスク線速度測定の際のディ
スク回転周期検出時間をおよそディスク半回転の所要時
間にすることができ、かつディスクの偏心の影響を除去
可能であるという利点があり、3つの計測値のばらつき
が所定値より大きい場合にはディスク回転数の変動を正
弦波近似せずディスク1回転の所要時間をもってディス
ク回転周期とすることにより測定誤差の増大を防止する
という作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
ける光ディスク装置のブロック図を示している。1はデ
ィスクで、線速度一定で情報が記録されている。2はピ
ックアップで、ディスク1の記録信号を読み取る。3は
信号再生部で、ピックアップ2からの信号を復調する。
4はクロック成分抽出部で、信号再生部3の復調信号か
らクロック成分を抽出する。5は基準クロック発生部
で、基準クロックを発生する。6はCLV制御部で、基
準クロック発生部5で発生するクロックとクロック成分
抽出部4で抽出されるディスク回転に応じたクロックを
入力し2つのクロックの位相差が一定になるようにディ
スクを回転させる信号を出力し、ディスクは線速度一定
で回転するよう制御される。7はFG出力付きディスク
モータで、CLV制御部6の出力信号に応じて回転し、
Nを正の整数として6N分の1回転毎にFG信号パルス
を発生する。8は分周器で、FG信号パルスを前記整数
Nで分周する。9はパルス間隔計測部で、タイマを内蔵
しており、分周器8の出力パルスのエッジ入力によりタ
イマ値をラッチすると同時に同タイマをリセットおよび
再スタートさせることによりパルスの発生間隔を計測す
る。10は制御部で、パルス間隔計測器9の計測値を取
り込み演算する機能を持つ。11はメモリで、制御部1
0で取り込んだ計測値および演算後の値を記憶する。
【0013】図2Aは6分の1回転毎にFG信号パルス
が発生する場合のFG信号パルスのエッジを示した例で
あり、図2Bは18分の1回転毎にFG信号パルスが発
生する場合のFG信号パルスのエッジを示した例を示し
ている。
【0014】ディスクに渦巻き状に記録されているデー
タ列の円心とディスクの回転中心が一致しない場合、す
なわち偏心している場合には、ディスクの回転中心を通
る任意の直線と任意のデータ列との交点に対するディス
クの回転中心からの距離すなわち半径はディスク1回転
を周期とした正弦波状に変動する。線速度は半径位置と
角速度の積で表わされ、偏心したディスクを線速度一定
で回転させれば角速度は1回転を周期とした正弦波状に
変動する。再生位置の半径に対して偏心が十分小さい場
合は前記変動は正弦波として近似できる。図2Aのよう
に6分の1回転毎に発生するFG信号パルスのエッジ間
隔は6分の1回転時間を表わしており、ディスクの角速
度が正弦波変動していれば、6分の1回転時間もまた正
弦波変動する。図3に2πを周期とする正弦波を示す。
【0015】 y=Asin(θ+φ)+B −(1) (1)式においてAは振幅、θは位相、φは初期位相、
Bは平均値である。
【0016】θ=0、π/3、2π/3においては y1=Asin( 0+φ)+B −(2) y2=Asin( π/3+φ)+B −(3) y3=Asin(2π/3+φ)+B −(4) が成立する。(3)、(4)式から y2−y3=Asinφ −(5) が得られ、(2)、(5)式から B=y1−y2+y3 −(6) が得られる。すなわち正弦波においては6分の1周期毎
に続く3点の値が判明すれば振幅、初期位相にかかわら
ず平均値が算出できる。
【0017】以上のように構成された光ディスク装置に
ついて、以下そのディスク線速度測定動作について説明
する。
【0018】図4はディスク線速度測定のフローチャー
トを示しており、まず処理30でピックアップを所定の
半径位置Roへ移動させCLV制御回転させる。処理3
6はディスク回転周期検出処理であり、以下の処理31
〜35からなる。処理31はFG信号パルスのエッジを
待ち、タイマをリセットしてスタートさせる。処理32
はFG信号パルスのエッジを待ち、タイマ値をラッチし
てタイマをリセットスタートし、FG信号パルスの前回
エッジから今回のエッジまでの時間を計測し第1の6分
の1回転時間T1として記憶する。処理33,34は処
理32と同様に計測し第2、第3の6分の1回転時間T
2、T3を記憶する。T1の計測点とT2の計測点の位
相差およびT2の計測点とT3の計測点の位相差はとも
に6分の1回転であるので、処理35においてT1−T
2+T3を計算することにより正弦波変動する6分の1
回転時間の平均値を求め、さらに6倍することによりデ
ィスク回転周期Tを算出し記憶する。処理36の所要時
間は、処理31のFG信号パルスのエッジ待ち時間とデ
ィスク半回転の所要時間の和に相当する。処理37は処
理30で移動させた半径位置Roと処理35で記憶した
ディスク回転周期Tを用いてディスク線速度(V=2π
Ro/T)を算出し、ディスク線速度測定を完了する。
【0019】以上のように本実施形態によれば、ディス
ク線速度測定の際のディスク回転周期検出時間をおよそ
ディスク半回転の所要時間にすることができ、かつディ
スクの偏心の影響を除去できることとなる。
【0020】(実施の形態2)図5は本発明の第2の実
施の形態における光ディスク装置のディスク線速度測定
のフローチャートを示しており、まず処理40でピック
アップを所定の半径位置Roへ移動させCLV制御回転
させる。処理53はディスク回転周期検出処理であり、
以下の処理41〜51からなる。処理41はFG信号パ
ルスのエッジを待ち、タイマをリセットしてスタートさ
せる。処理42はFG信号パルスのエッジを待ち、タイ
マ値をラッチしてタイマをリセットスタートし、FG信
号パルスの前回エッジから今回のエッジまでの時間を計
測し第1の6分の1回転時間T1として記憶する。処理
43,44は処理42と同様に計測し第2、第3の6分
の1回転時間T2、T3を記憶する。T1の計測点とT
2の計測点の位相差およびT2の計測点とT3の計測点
の位相差はともに6分の1回転である。処理45におい
て前記T1、T2、T3の最大値と最小値の差を算出
し、処理46において所定の値と比較し、前記T1、T
2、T3の最大値と最小値の差が所定値を超えていなけ
れば処理47を実行する。処理47はT1−T2+T3
を計算することにより正弦波変動する6分の1回転時間
の平均値を求め、さらに6倍することによりディスク回
転周期Tを算出し記憶する。この場合の処理53の所要
時間は、処理41のFG信号パルスのエッジ待ち時間と
ディスク半回転の所要時間の和に相当する。一方、処理
46において所定値を超えていた場合は計測した6分の
1回転時間の変動が正弦波近似できないと判断し、処理
48,49,50、51を実行する。処理48,49,
50は処理42と同様に計測し第4、第5、第6の6分
の1回転時間T4、T5、T6を記憶する。処理51は
処理42、43、44、48、49、50で記憶された
それぞれの6分の1回転時間T1〜T6の総和を算出
し、ディスク回転周期Tとして記憶する。この場合の処
理53の所要時間は、処理41のFG信号パルスのエッ
ジ待ち時間とディスク1回転の所要時間の和に相当す
る。処理52は処理40で移動させた半径位置Roと処
理47または処理51で記憶したディスク回転周期Tを
用いてディスク線速度(V=2πRo/T)を算出し、
ディスク線速度測定を完了する。
【0021】ここで前記処理46における所定値の決定
方法の一例について説明する。偏心したディスクを線速
度一定で回転させる場合、6分の1回転時間は1回転を
周期とした正弦波状に変動する。再生位置の半径に対し
て偏心が十分小さければ前記変動は正弦波として近似で
き、前記T1−T2+T3の計算により6分の1回転時
間の平均値が算出できる。しかしながら再生位置の半径
に対して偏心が大きくなるのに伴い、前記正弦波状変動
の平均値に対する変動振幅の割合が大きくなるにしたが
い正弦波近似の誤差が増大する。前記正弦波状変動の振
幅と平均値との割合が1%の場合、T1−T2+T3の
計算による6分の1回転時間の平均値と真の平均値との
相対誤差の最大値は0.01%に満たないが、前記正弦
波状変動の振幅と平均値との割合が4%の場合、相対誤
差の最大値は0.1%を超える。たとえば正弦波近似に
よるディスク回転周期の測定誤差を0.1%以下に抑え
る場合には、前記正弦波状変動の振幅と平均値との割合
はおよそ3.6%以下でなければならない。この割合を
検出するためには、検出したい正弦波状変動の振幅の2
分の1の値を前記処理46の所定値すなわちT1、T
2、T3の最大値と最小値との差の閾値として選ぶ。T
1、T2、T3の最大値と最小値との差が閾値を超えて
いることを検出した際には、続いてT4、T5、T6を
計測し、実際にディスク1回転に要した時間としてT1
〜T6の総和を算出しディスク回転周期を求めることに
より、正弦波近似による誤差の増大を防止できる。すな
わち処理46の所定値として、ディスク回転周期測定に
おける誤差が許容可能な範囲に入るように、T1、T
2、T3の最大値と最小値との差の閾値を設定すればよ
い。
【0022】以上のように本実施形態によれば、ディス
ク線速度測定の際のディスク回転周期検出時間をおよそ
ディスク半回転の所要時間にすることができ、かつディ
スクの偏心の影響を除去できる利点があり、3つの計測
値のばらつきが所定値より大きい場合にはディスク回転
数の変動を正弦波近似せずディスク1回転の所要時間を
もってディスク回転周期とすることにより測定誤差の増
大を防止することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ディスク
線速度測定の際のディスク回転周期検出時間をおよそデ
ィスク半回転の所要時間にすることができ、かつディス
クの偏心の影響を除去できるという有利な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における光ディスク装置
のブロック図
【図2】FG信号パルスの発生例を示す図
【図3】2πを周期とする正弦波を説明するための図
【図4】本発明の実施の形態1によるディスク線速度測
定のフローチャート
【図5】本発明の実施の形態2によるディスク線速度測
定のフローチャート
【図6】従来の光ディスク装置のディスク線速度測定の
フローチャート
【符号の説明】
1 ディスク 2 ピックアップ 3 信号再生部 4 クロック成分抽出部 5 基準クロック 6 CLV制御部 7 FG出力付きディスクモータ 8 分周器 9 パルス間隔計測部 10 制御部 11 メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクから信号を読み取るピックアッ
    プと、前記ピックアップを所定の位置へ移動させるピッ
    クアップ移送手段と、線速度一定でディスクを回転させ
    るディスク回転制御手段と、Nを正の整数としてディス
    クが6N分の1回転する毎にパルスを発するパルス発生
    手段と、前記パルスの発生から続いてN個目のパルス発
    生までの時間をタイマーによって計測する6分の1回転
    時間計測手段と、前記6分の1回転時間計測結果を格納
    する記憶手段とを有する光ディスク装置であって、 前記ピックアップ移送手段で前記ピックアップを所定の
    位置へ移動させ前記ディスク回転制御手段で線速度一定
    で回転中に、前記6分の1回転時間計測手段により6分
    の1回転時間を3回続けて計測してそれぞれ第1、第
    2、第3の計測値として前記記憶手段に記憶し、前記第
    1と第3の計測値の和と第2の計測値との差の6倍の値
    をディスク回転周期として算出し、 前記ディスク回転周期とピックアップの半径位置からデ
    ィスクの線速度を算出する線速度算出手段とを備えたこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 ディスクから信号を読み取るピックアッ
    プと、前記ピックアップを所定の位置へ移動させるピッ
    クアップ移送手段と、線速度一定でディスクを回転させ
    るディスク回転制御手段と、Nを正の整数としてディス
    クが6N分の1回転する毎にパルスを発するパルス発生
    手段と、前記パルスの発生から続いてN個目のパルス発
    生までの時間をタイマーによって計測する6分の1回転
    時間計測手段と、前記6分の1回転時間計測結果を格納
    する記憶手段とを有する光ディスク装置であって、 前記ピックアップ移送手段で前記ピックアップを所定の
    位置へ移動させ前記ディスク回転制御手段で線速度一定
    で回転中に、前記6分の1回転時間計測手段により6分
    の1回転時間を3回続けて計測してそれぞれ第1、第
    2、第3の計測値として前記記憶手段に記憶し、前記第
    1、第2、第3の計測値の最大値と最小値との差が所定
    の値以下ならば前記第1と第3の計測値の和と第2の計
    測値との差の6倍の値をディスク回転周期として算出
    し、 あるいは前記最大値と前記最小値との差が所定の値を超
    えていれば前記6分の1回転時間計測手段により6分の
    1回転時間をさらに3回続けて計測してそれぞれ第4、
    第5、第6の計測値として前記記憶手段に記憶し、前記
    第1から第6までの計測値の総和の値をディスク回転周
    期として算出し、 前記ディスク回転周期とピックアップの半径位置からデ
    ィスクの線速度を算出する線速度算出手段とを備えたこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
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