JP2000090476A - 光ピックアップ、情報再生装置及び情報記録装置 - Google Patents
光ピックアップ、情報再生装置及び情報記録装置Info
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Abstract
をハーフミラーに持たせ、且つ収差補正用に液晶パネル
を用いる光ピックアップにおいて、全体として小型化を
図れる共に有効に波面収差を補正し且つ効率的に情報の
記録再生を行うことができる光ピックアップを提供す
る。 【解決手段】 その反射/透過面に立てた垂線が射出さ
れた光ビームBの入射方向と直線偏光の方向Dとを共に
含む平面内に含まれるハーフミラー5と、ハーフミラー
5により反射された光ビームBに対して位相差を与え、
情報記録面Aにより反射された光ビームBに含まれてい
る波面収差を補償する液晶パネル3と、ハーフミラー5
を透過した光ビームBを受光し、受光信号を出力するデ
ィテクタ7と、を備え、情報記録面A上のトラックTR
の方向と偏光方向Dとのなす角度が25度以上50度以
下又は115度以上140度以下のいずれか一方となる
ように光ビームBを情報記録面Aに照射する。
Description
録媒体に対して光学的に情報を記録再生する光ピックア
ップ並びに当該光ピックアップを備えた情報再生装置及
び情報記録装置の技術分野に属し、より詳細には、当該
光ピックアップ内に含まれる各構成部材の配置に関する
技術分野に属する。
に情報を記録再生する光ピックアップにおいて、従来、
光源から射出された光ビームを対物レンズの方向に反射
すると共に、当該記録媒体により反射されることで偏光
面が回転した反射光をディテクタの方向に透過するため
の光路分離素子としていわゆるハーフミラーが用いられ
ている。
カスエラー信号を得るために上記反射光に対して非点収
差を与える非点収差付加素子としての機能を当該ハーフ
ミラーに対して更に付加させることも一般的に行われて
いる。
離素子としての機能と非点収差付加素子としての機能を
付加させた光ピックアップにおいては、その構成として
は、例えば、記録再生用の光ビームを射出する光源と、
射出された光ビームを平行光にするコリメータレンズ
と、平行光となった光ビームを対物レンズの方向に反射
する上記ハーフミラーと、反射された光ビームを記録媒
体の情報記録面に集光する当該対物レンズと、当該情報
記録面により反射され対物レンズを介してハーフミラー
を透過した光ビームの反射光を集光させるマルチレンズ
と、当該集光された反射光を受光して対応する受光信号
を生成するディテクタと、を備えた構成が一般的であ
る。
においては、一般に、上記情報記録面上における光ビー
ムの照射範囲のうち予め設定された所定の強度以上の領
域(すなわち、当該光ビームにおけるいわゆるニアフィ
ールド領域)の形状は楕円形状であり、当該楕円形状に
おける長軸の方向が当該情報記録面上に情報ピットによ
り形成されているトラックの方向と垂直又は平行のいず
れか一方となるように各光学部材の取り付け角度等が設
定されている。
ラー信号を得る光ピックアップにおいては、ハーフミラ
ーにより非点収差が与えられた反射光を受光する上記デ
ィテクタは、当該反射光の照射領域の中心を通って放射
状に直交する分割線により四つの部分ディテクタに分割
されており、相互に対向する二つの部分ディテクタから
出力される各受光信号の和信号同士の差信号を上記フォ
ーカスエラー信号としている。
割線のうちの一方の方向も上記トラックの方向と垂直又
は平行のいずれか一方となるように各光学部材の取り付
け角度が設定されている。
ては、記録媒体に照射されている光ビームの焦点位置が
上記情報記録面の位置と一致していないいわゆるデフォ
ーカス状態のときにはディテクタ上の反射光の照射範囲
の形状が楕円形状となるが、この楕円形状の長軸の方向
と上記分割線の一方の方向とのなす角度が45度となる
ように上記ハーフミラーとディテクタの配置位置が設定
されている。
て上記情報記録面と光ビームの光軸とのなす角度が直角
からずれているとき(すなわち、いわゆるチルトが発生
してるとき)に上記反射光に発生する波面収差を補償す
る方法として、液晶パネルにより光ビームの断面内の所
定の領域毎に異なる位相差を予め与えてから当該情報記
録面に照射することにより上記波面収差を打ち消す方法
が提案されている。
晶パネルを用いて波面収差を補償する場合には、以下の
二点に留意することが必要であることが判っている。
散した状態の光ビームを入射させることが必要である。
うに光ビームの断面内の所定の領域毎に異なる位相差を
与えるためには、当該領域に対応した形状を有する電極
により光ビームが通過する領域の液晶の配向性を変化さ
せる必要があるが、この電極間は相互に絶縁されている
必要があり、従って、この電極の間の境界部分では光ビ
ームが遮蔽されることとなる。
を液晶パネルに入力すると、当該境界部分により遮蔽さ
れてしまう光ビームの割合が増加することとなり、光ビ
ームの利用効率が低下してしまうのである。
く離れた対物レンズの近辺に配置することが望ましい。
線偏光の場合に効率的に上記位相差を与えることができ
るため、液晶パネルに入射する段階では光ビームは直線
偏光であることが必要である。
は光ビームは直線偏光であるが、これが上記ハーフミラ
ーによって反射された後においては、その反射の態様に
よっては偏光状態が直線偏光から変化してしまい、この
場合には効率的な位相差の付加ができない場合があるこ
とになる。
分離素子としての機能を一のハーフミラーに持たせる光
ピックアップにおいて、収差補正用に液晶パネルを用い
るときには、上述したような条件を満たす必要があるた
め、特にハーフミラーと光源との配置に制限が加わるこ
ととなり、結果として、光ピックアップ全体として小型
化が図れない等の問題点があった。
為されたもので、その課題は、非点収差素子としての機
能と光路分離素子としての機能を一のハーフミラーに持
たせ、且つ収差補正用に液晶パネルを用いる光ピックア
ップにおいて、光ピックアップとして小型化を図れると
共に有効に波面収差を補正し且つ効率的に情報の記録再
生を行うことができる光ピックアップ並びに当該光ピッ
クアップを備えた情報再生装置及び情報記録装置を提供
することにある。
めに、請求項1に記載の発明は、光ディスク等の記録媒
体内の情報記録面に対して光ビームを照射することによ
り当該記録媒体に対して情報を記録再生する光ピックア
ップにおいて、直線偏光を有する前記光ビームを射出す
るレーザダイオード等の光源と、前記射出された光ビー
ムを反射すると共に前記情報記録面により反射された前
記光ビームを透過し、且つ当該透過する光ビームに対し
て非点収差を与えるハーフミラーであって、当該ハーフ
ミラーの反射/透過面に立てた垂線が前記射出された光
ビームの入射方向と前記直線偏光の方向とを共に含む平
面内に含まれるハーフミラーと、前記ハーフミラーによ
り反射された前記光ビームに対して位相差を与え、前記
情報記録面により反射された前記光ビームに含まれてい
る波面収差を補償する液晶パネル等の液晶補償手段と、
前記ハーフミラーを透過した前記光ビームを受光し、受
光信号を出力するディテクタ等の受光手段と、を備え、
前記情報記録面上に情報ピットにより形成されているト
ラックの方向と前記偏光方向とのなす角度が25度以上
50度以下となるように前記光ビームを前記情報記録面
に照射する。
てた垂線が光ビームの入射方向とその直線偏光の方向と
を共に含む平面内に含まれるので、液晶補償手段に直線
偏光のまま光ビームが入射することとなり、当該光ビー
ムに対して有効に位相差を与えることができ、当該光ビ
ームの記録媒体からの反射光における波面収差を有効に
補償することができる。
ムが伝送されるので、当該光ビームにおける光量の損失
が低減される。
光方向とのなす角度が25度以上50度以下となるよう
に光ビームを当該情報記録面に照射するので、光ピック
アップ全体として小型化を図ることができる。
記載の発明は、光ディスク等の記録媒体内の情報記録面
に対して光ビームを照射することにより当該記録媒体に
対して情報を記録再生する光ピックアップにおいて、直
線偏光を有する前記光ビームを射出するレーザダイオー
ド等の光源と、前記射出された光ビームを反射すると共
に前記情報記録面により反射された前記光ビームを透過
し、且つ当該透過する光ビームに対して非点収差を与え
るハーフミラーであって、当該ハーフミラーの反射/透
過面に立てた垂線が前記射出された光ビームの入射方向
と前記直線偏光の方向とを共に含む平面内に含まれるハ
ーフミラーと、前記ハーフミラーにより反射された前記
光ビームに対して位相差を与え、前記情報記録面により
反射された前記光ビームに含まれている波面収差を補償
する液晶パネル等の液晶補償手段と、前記ハーフミラー
を透過した前記光ビームを受光し、受光信号を出力する
ディテクタ等の受光手段と、を備え、前記情報記録面上
に情報ピットにより形成されているトラックの方向と前
記偏光方向とのなす角度が115度以上140度以下と
なるように前記光ビームを前記情報記録面に照射する。
てた垂線が光ビームの入射方向とその直線偏光の方向と
を共に含む平面内に含まれるので、液晶補償手段に直線
偏光のまま光ビームが入射することとなり、当該光ビー
ムに対して有効に位相差を与えることができ、当該光ビ
ームの記録媒体からの反射光における波面収差を有効に
補償することができる。
ムが伝送されるので、当該光ビームにおける光量の損失
が低減される。
光方向とのなす角度が115度以上140度以下となる
ように光ビームを当該情報記録面に照射するので、光ピ
ックアップ全体として小型化を図ることができる。
記載の発明は、光ディスク等の記録媒体内の情報記録面
に対して光ビームを照射することにより当該記録媒体に
対して情報を記録再生する光ピックアップにおいて、直
線偏光を有する前記光ビームを射出するレーザダイオー
ド等の光源と、前記射出された光ビームを反射すると共
に前記情報記録面により反射された前記光ビームを透過
し、且つ当該透過する光ビームに対して非点収差を与え
るハーフミラーであって、当該ハーフミラーの反射/透
過面に立てた垂線が前記直線偏光の方向に垂直な方向と
前記射出された光ビームの入射方向とを共に含む平面内
に含まれるハーフミラーと、前記ハーフミラーにより反
射された前記光ビームに対して位相差を与え、前記情報
記録面により反射された前記光ビームに含まれている波
面収差を補償する液晶パネル等の液晶補償手段と、前記
ハーフミラーを透過した前記光ビームを受光し、受光信
号を出力するディテクタ等の受光手段と、を備え、前記
情報記録面上に情報ピットにより形成されているトラッ
クの方向と前記偏光方向とのなす角度が25度以上50
度以下となるように前記光ビームを前記情報記録面に照
射する。
てた垂線が光ビームの直線偏光の方向に垂直な方向とそ
の入射方向とを共に含む平面内に含まれるので、液晶補
償手段に直線偏光のまま光ビームが入射することとな
り、当該光ビームに対して有効に位相差を与えることが
でき、当該光ビームの記録媒体からの反射光における波
面収差を有効に補償することができる。
ムが伝送されるので、当該光ビームにおける光量の損失
が低減される。
光方向とのなす角度が25度以上50度以下となるよう
に光ビームを当該情報記録面に照射するので、光ピック
アップ全体として小型化を図ることができる。
記載の発明は、光ディスク等の記録媒体内の情報記録面
に対して光ビームを照射することにより当該記録媒体に
対して情報を記録再生する光ピックアップにおいて、直
線偏光を有する前記光ビームを射出するレーザダイオー
ド等の光源と、前記射出された光ビームを反射すると共
に前記情報記録面により反射された前記光ビームを透過
し、且つ当該透過する光ビームに対して非点収差を与え
るハーフミラーであって、当該ハーフミラーの反射/透
過面に立てた垂線が前記直線偏光の方向に垂直な方向と
前記射出された光ビームの入射方向とを共に含む平面内
に含まれるハーフミラーと、前記ハーフミラーにより反
射された前記光ビームに対して位相差を与え、前記情報
記録面により反射された前記光ビームに含まれている波
面収差を補償する液晶パネル等の液晶補償手段と、前記
ハーフミラーを透過した前記光ビームを受光し、受光信
号を出力するディテクタ等の受光手段と、を備え、前記
情報記録面上に情報ピットにより形成されているトラッ
クの方向と前記偏光方向とのなす角度が115度以上1
40度以下となるように前記光ビームを前記情報記録面
に照射する。
てた垂線が光ビームの直線偏光の方向に垂直な方向とそ
の入射方向とを共に含む平面内に含まれるので、液晶補
償手段に直線偏光のまま光ビームが入射することとな
り、当該光ビームに対して有効に位相差を与えることが
でき、当該光ビームの記録媒体からの反射光における波
面収差を有効に補償することができる。
ムが伝送されるので、当該光ビームにおける光量の損失
が低減される。
光方向とのなす角度が115度以上140度以下となる
ように光ビームを当該情報記録面に照射するので、光ピ
ックアップ全体として小型化を図ることができる。
記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の
光ピックアップにおいて、前記受光手段の全体形状が矩
形であると共に、当該受光手段における一の対角線の方
向が前記ハーフミラーにより前記光ビームに与えられる
非点収差の方向と平行であり、更に当該受光手段は、相
互に直交する二つの分割線により分割された部分受光手
段であって、前記非点収差が与えられた前記光ビームを
夫々受光することによりフォーカスサーボ制御用のフォ
ーカスエラー信号を生成するための部分ディテクタ等の
部分受光手段を備え、前記分割線のうち一方の分割線の
方向が、当該受光手段に照射された前記光ビームの照射
範囲における前記トラックの方向に対応する方向と平行
であるように構成されている。
の対角線の方向がハーフミラーにより光ビームに与えら
れる非点収差の方向と平行であり、更にその分割線のう
ち一方の分割線の方向が、当該受光手段に照射された光
ビームの照射範囲におけるトラックの方向に対応する方
向と平行であるので、より効率的にフォーカスエラー信
号を生成することができる。
記載の発明は、請求項5に記載の光ピックアップと、各
前記部分受光手段から出力される受光信号に基づいて、
前記光ビームの焦点位置を制御するドライバ等のフォー
カスサーボ手段と、前記受光信号に基づいて前記記録媒
体に記録されている情報を再生する再生部等の再生手段
と、を備える。
再生装置を小型化し、且つ効率的に情報を再生すること
ができる。
記載の発明は、請求項5に記載の光ピックアップと、各
前記部分受光手段から出力される受光信号に基づいて、
前記光ビームの焦点位置を制御するドライバ等のフォー
カスサーボ手段と、前記受光信号に基づいて前記記録媒
体に記録されている情報を再生し、再生信号を出力する
再生部等の再生手段と、前記出力された再生信号及び前
記記録媒体に記録すべき記録情報に基づいて前記光ビー
ムを制御し、前記情報記録面に当該記録情報を記録する
エンコーダ等の記録手段と、を備える。
に基づいて光ビームを制御し、情報記録面に当該記録情
報を記録するので、波面収差を有効に補償しつつ情報記
録装置を小型化し、且つ効率的に情報を記録することが
できる。
について、図面を用いて説明する。
図2を用いて説明する。
録媒体としての光ディスク上に当該光ディスクに記録さ
れている情報に対応する複数の情報ピットによりトラッ
クが形成されている場合において、いわゆる3ビーム法
によるトラッキングサーボ制御を行いつつ当該光ディス
クに情報再生用の光ビームを照射し、その反射光に基づ
いて当該情報を再生する情報再生装置に対して本発明を
適用した場合の実施形態である。
アップを含む情報再生装置の概要構成を示す図であり、
図2はディテクタの形状を示す平面図である。
構成する各構成部材については、斜視図として示してあ
る。
生装置PPは、射出手段としてのレーザダイオード9
と、グレーティング8と、ハーフミラー5と、立上げミ
ラー4と、液晶補償手段としての液晶パネル3と、コリ
メータレンズ2と、対物レンズ1と、マルチレンズ6
と、検出手段としてのディテクタ7と、により構成され
ている光ピックアップPUと、ドライバ10a、10b
及び10cと、信号処理部11と、再生手段としての再
生部12と、アクチュエータACと、により構成されて
いる。
を射出する。
方向に進行すると共に、その偏光は直線偏光であり、そ
の偏光方向は図1中上記Y方向に垂直なZ方向とされて
いる。
定された強度以上の強度を有する領域F(いわゆるファ
ーフィールド領域)は、図1に示すようにX方向に長軸
を有する楕円形状を有している。
ビームを分離し、情報再生用の光ビームBと3ビーム法
によるトラッキングサーボ制御用の二つの副ビームを生
成する。
めに、光ビームBの光路のみを示している。
ームBを直角に反射し、立上げミラー4に照射する。
ビームBを再度直角に反射し、液晶パネル3に照射す
る。
0cからの後述する駆動信号Sdlに基づき、通過する光
ビームBに対して波面収差を補償するための位相差を与
える。
Y−Z平面上の波面収差(特に情報記録面Aの方向がY
−Z平面内からずれることにより光ビームBに発生する
コマ収差)を打ち消すように位相差を与える。
Sdlで示される電圧を当該液晶パネル3内の液晶層に印
加し、これにより当該液晶層の配向性を変化させて屈性
率を変えることにより当該必要な位相差を光ビームBに
対して与えることとなる。
は、コリメータレンズ2により平行光に変換された後、
対物レンズ1により光ディスクDK上の情報記録面Aに
形成されたトラックTRを構成する情報ピットP上に集
光される。
ることにより偏光面が回転された光ビームBは、対物レ
ンズ1、コリメータレンズ2、液晶パネル3、立上げミ
ラー4を介して再びハーフミラー5に照射される。
回転された光ビームBを透過すると共に、当該光ビーム
Bに対して非点収差(光ビームBの集光位置(ハーフミ
ラー5を透過した後の集光位置)について、X方向の焦
点位置とY方向の焦点位置とが異なるような非点収差)
を与えてマルチレンズ6へ照射する。
る光ビームBをディテクタ7上に集光する。
光ビームBに対応する受光信号Spを生成して信号処理
部11に出力する。
に基づいて、光ディスクDKに記録されている情報に対
応する検出信号Sppを生成して再生部12に出力すると
共に、非点収差法に基づいて光ビームBの対物レンズ2
による集光位置と情報記録面Aの位置との当該情報記録
面Aに垂直な方向のずれを示すフォーカスエラー信号S
fe生成し、ドライバ10aへ出力する。
光信号Spに基づき、3ビーム法により光ビームBの対
物レンズ2による集光位置とトラックTRの位置との情
報記録面Aに平行な方向のずれを示すトラッキングエラ
ー信号Ste生成してドライバ10bへ出力すると共に、
公知の方向により情報記録面Aと図1中Y−Z平面との
間の傾斜を示すチルトエラー信号Sleを生成してドライ
バ10cへ出力する。
に基づいて光ディスクDKに記録されている情報を再生
し、再生信号Spuを生成して図示しない外部のスピーカ
又はディスプレイ等に出力する。
ー信号Sfeに基づいて、アクチュエータACを駆動して
対物レンズ1の情報記録面Aに垂直な方向の位置をサー
ボ制御するためのフォーカス駆動信号Sdfを生成し、当
該アクチュエータACへ出力する。
ーカス駆動信号Sdfに基づいて対物レンズ1を情報記録
面Aに垂直な方向に駆動する。
ラー信号Steに基づいて、アクチュエータACを駆動し
て対物レンズ1の情報記録面Aに平行な方向の位置をサ
ーボ制御するためのトラッキング駆動信号Sdtを生成
し、当該アクチュエータACへ出力する。
ッキング駆動信号Sdtに基づいて対物レンズ1を情報記
録面Aに平行な方向に駆動する。
ー信号Sleに基づいて、液晶パネル3を駆動して上記情
報記録面Aの傾斜に起因する波面収差を打ち消すように
光ビームBに対して位相差を与えさせる。
材の配置について、図1を用いて詳説する。
射/透過面に立てた垂線V1の方向が、図1中光ビーム
Bの直線偏光の方向D(Z方向)と射出された光ビーム
Bの入射方向(Y方向)とを共に含む面内に含まれるよ
うに配置されている。
れた光ビームBは、ファーフィールド領域Fの長軸方向
がX方向となり、更にその偏光方向DがY方向となる。
によって反射された光ビームBをX方向と平行な方向に
液晶パネル3に向かって反射すると共に、光ディスクD
Kにより反射された光ビームBをX方向と垂直な方向に
ハーフミラー5に向かって反射するように配置されてい
る。
先ビームBは、ファーフィールド領域Fの長軸方向が、
図1中X方向と垂直で且つ立上げミラー4による反射前
の当該長軸方向と垂直な方向の光ビームBとなる。
4 → 液晶パネル3 → コリメータレンズ2 →
対物レンズ1 → 光ディスクDKの光路上において
は、光ビームBの直線偏光の方向Dは常に図1中Y方向
である。
た以降、コリメータレンズ2に到達するまでは、光ビー
ムBは拡散光であり、当該拡散光の状態で液晶パネル3
を透過することとなる。
光学部材(具体的には、ハーフミラー5、立上げミラー
4、コリメータレンズ2及び対物レンズ1)は、光ディ
スクDK上において、光ビームBのニアフィールド領域
Nの長軸方向とその偏光方向Dが等しく、且つその長軸
方向(偏光方向D)と上記トラックTRの方向とのなす
角度が25度から50度の範囲か、又は115度から1
40度の範囲のいずれか一方となるように配置されてい
る。
ついて、図2を用いて詳説する。
ラックTRの方向とニアフィールド領域Nの長軸方向と
のなす角度が30度の場合の例である。
は、上記グレーティング8により分離された副ビームを
受光して上記トラッキングエラー信号Steを生成するた
めの受光信号Spを夫々出力する二つの部分ディテクタ
7a及び7bと、非点収差が与えられた光ビームBを受
光することにより、上記検出信号Spp及びフォーカスエ
ラー信号Sfe並びにチルトエラー信号Sleを生成するた
めの受光信号Spを夫々出力する四つの部分ディテクタ
7c乃至7fとにより構成されている。
の部分ディテクタ7a及び7bから夫々出力される受光
信号Spの差を上記トラッキングエラー信号Steとして
出力し、当該トラッキングエラー信号Steがゼロとなる
ようにドライバ10bにより上記アクチュエータACを
騒動することで3ビーム法によるトラッキングサーボ制
御を行う。
ては、信号処理部11において、各部分ディテクタ7c
乃至7fから夫々出力される受光信号Spの和信号を上
記検出信号Sppとして出力すると共に上記チルトエラー
信号Sleを生成し、更に部分ディテクタ7fからの受光
信号Spと部分ディテクタ7dからの受光信号Spとの和
信号から部分ディテクタ7cからの受光信号Spと部分
ディテクタ7eからの受光信号Spとの和信号を差し引
いた信号を上記フォーカスエラー信号Sfeとして出力す
る。
する場合には、当該検出信号Sppの出力レベルが最大と
なるように光ピックアップPU自体を図示しないアクチ
ュエータにより傾斜させて除去する。
クタ7c乃至7fの形状について詳細には、第1に、図
2の上下方向が図1におけるX方向、すなわち、レーザ
ダイオード9から出射直後の光ビームのファーフィール
ド領域Fの長軸方向に相当するようにディテクタ7が配
置されている。
ー5により与えられる非点収差の方向のいずれか一方と
等しくなるようにディテクタ7が配置されている。
ーフミラー5で反射後の光ビームBにおける偏光方向に
一致するようにディテクタ7が配置されている。
なす角度L1がトラックTRの方向とニアフィールド領
域Nの長軸方向(光ビームBの偏光方向)とのなす角度
(図2の場合は30度)と等しくなるように各部分ディ
テクタ7c乃至7fの形状が設定されている。これによ
り、当該分割線S1の方向はトラックTRの方向と等し
くなる。
の方向と垂直となるように各部分ディテクタ7c乃至7
fの形状が設定されている。
fを含む全体形状が正方形とされており、その一端部T
の方向と分割線S1の方向とがなす角度L2は15度と
されている。
ックアップPUの構成によれば、ハーフミラー5の反射
/透過面に立てた垂線V1が光ビームBの入射方向とそ
の直線偏光の方向Dとを共に含む平面内に含まれるの
で、液晶パネル3に直線偏光のまま光ビームBが入射す
ることとなり、当該光ビームBに対して有効に位相差を
与えることができ、当該光ビームBの光ディスクDKか
らの反射光における波面収差を有効に補償することがで
きる。
ムBが伝送されるので、当該光ビームBにおける光量の
損失が低減できる。
向と偏光方向Dとのなす角度が25度から50度の範囲
か、又は115度から140度の範囲のいずれか一方と
なるように光ビームBを当該情報記録面Aに照射するの
で、光ピックアップPU全体として小型化を図ることが
できる。
含む正方形における一の対角線の方向がハーフミラー5
により光ビームBに与えられる非点収差の方向と平行で
あり、更に分割線S1方向が、受光された光ビームBの
ディテクタ7上の照射範囲におけるトラックTRの方向
に対応する方向と平行であるので、より効率的にフォー
カスエラー信号Sfeを生成することができる。
つ情報再生装置PPを小型化し、且つ効率的に情報を再
生することができる。
いて、図3を用いて説明する。
アップを含む情報再生装置の概要構成を示すブロック図
である。
Uでは、レーザダイオード9から射出された直後の光ビ
ームBは、図1中Z方向の直線偏光の方向Dを有すると
共に、ファーフィールド領域Fの長軸方向がX方向であ
る場合について説明したが、これ以外に、本発明は、レ
ーザダイオード9から射出された直後の光ビームBが、
図2中X方向の直線偏光の方向Dを有すると共に、ファ
ーフィールド領域Fの長軸方向がZ方向である場合につ
いても適用することができる。
施形態の光ピックアップPU’においては、ハーフミラ
ー5は、その反射/透過面に立てた垂線V1の方向が、
図3中光ビームBの直線偏光の方向D(X方向)と垂直
な方向と射出された光ビームBの入射方向(Y方向)と
を共に含む面内に含まれるように配置されている。
れた光ビームBは、ファーフィールド領域Fの長軸方向
がY方向となる。
4の光路上においては、光ビームBの直線偏光の方向D
は図3中X方向であり、立上げミラー4 → 液晶パネ
ル3→ コリメータレンズ2 → 対物レンズ1 →
光ディスクDKの光路上においては、光ビームBの直線
偏光の方向Dは図3中Z方向である。
各光学部材(具体的には、ハーフミラー5、立上げミラ
ー4、コリメータレンズ2及び対物レンズ1)は、光デ
ィスクDK上において、光ビームBのニアフィールド領
域Nの長軸方向とその偏光方向Dは等しく、且つその長
軸方向(偏光方向D)と上記トラックTRの方向とのな
す角度が25度から50度の範囲か、又は115度から
140度の範囲のいずれか一方となるように配置されて
いる。
施形態の光ピックアップPUと同様であるので、細部の
説明は省略する。
ックアップPU’の構成によれば、ハーフミラー5の反
射/透過面に立てた垂線V1が光ビームBの直線偏光D
の方向に垂直な方向とその入射方向とを共に含む平面内
に含まれるので、液晶パネル3に直線偏光のまま光ビー
ムがB入射することとなり、当該光ビームBに対して有
効に位相差を与えることができ、当該光ビームBの光デ
ィスクDKからの反射光における波面収差を有効に補償
することができる。
ムBが伝送されるので、当該光ビームBにおける光量の
損失が低減できる。
向と偏光方向とのなす角度が25度以上50度以下又は
115度以上140度以下のいずれか一方となるように
光ビームBを当該情報記録面Aに照射するので、光ピッ
クアップPU全体として小型化を図ることができる。
含む正方形における一の対角線の方向がハーフミラー5
により光ビームBに与えられる非点収差の方向と平行で
あり、更に分割線S1方向が、受光された光ビームBの
ディテクタ7上の照射範囲におけるトラックTRの方向
に対応する方向と平行であるので、より効率的にフォー
カスエラー信号Sfeを生成することができる。
つ情報再生装置PPを小型化し、且つ効率的に情報を再
生することができる。
明する。
装置PPに対して適用した場合の実施形態について説明
したが、これ以外に、本発明は、光ディスクDKに予め
記録されているアドレス情報等の記録制御情報を検出
し、当該検出した記録制御情報に基づいて当該光ディス
クDKに情報を記録するための情報記録装置に対して適
用することもできる。
に示す情報再生装置PPの構成に加えて、再生部12か
ら出力される再生信号Spu(この再生信号Spuが上記し
た記録制御情報を含んでいることとなる。)に基づいて
記録制御を行う記録手段としてのCPU13と、CPU
13からの制御信号Scに基づいて外部から入力されて
いる記録すべき記録信号Srを変調し、レーザダイオー
ド9の出力値を当該記録信号Srに対応した値とするた
めの変調信号Srrを生成する記録手段としてのエンコー
ダ14と、を備える情報記録装置Rに対しても本発明を
適用することができる。
(すなわち、光ビームBの強度)が変調信号Srrに基づ
いて強度変調され、当該強度変調された光ビームBが上
記記録制御情報に含まれている光ディスク1のアドレス
情報に対応する位置に照射されることにより、当該照射
位置に変調信号Srrに対応した形状の情報ピットが形成
されて記録信号Srが光ディスク1に記録されることと
なる。
については、上述した第1又は第2実施形態における情
報再生装置と同様であるので、細部の説明は省略する。
情報再生装置PPとしての効果により受光信号Spが正
確に再生されるので、波面収差を有効に補償しつつ情報
記録装置Rを小型化し、且つ効率的に情報を記録するこ
とができる。
発明によれば、ハーフミラーの反射/透過面に立てた垂
線が光ビームの入射方向とその直線偏光の方向とを共に
含む平面内に含まれるので、液晶補償手段に直線偏光の
まま光ビームが入射することとなり、当該光ビームに対
して有効に位相差を与えることができ、当該光ビームの
記録媒体からの反射光における波面収差を有効に補償す
ることができる。
ムが伝送されるので、当該光ビームにおける光量の損失
が低減できる。
光方向とのなす角度が25度以上50度以下となるよう
に光ビームを当該情報記録面に照射するので、光ピック
アップ全体として小型化を図ることができる。
フミラーを非点収差付加素子としても用いると共に液晶
補償手段を用いて波面収差を補償する場合に、光ピック
アップ全体を小型化すると共に有効に波面収差を補正し
且つ効率的に情報の記録再生を行うことができる。
ラーの反射/透過面に立てた垂線が光ビームの入射方向
とその直線偏光の方向とを共に含む平面内に含まれるの
で、液晶補償手段に直線偏光のまま光ビームが入射する
こととなり、当該光ビームに対して有効に位相差を与え
ることができ、当該光ビームの記録媒体からの反射光に
おける波面収差を有効に補償することができる。
ムが伝送されるので、当該光ビームにおける光量の損失
が低減できる。
光方向とのなす角度が115度以上140度以下となる
ように光ビームを当該情報記録面に照射するので、光ピ
ックアップ全体として小型化を図ることができる。
フミラーを非点収差付加素子としても用いると共に液晶
補償手段を用いて波面収差を補償する場合に、光ピック
アップ全体を小型化すると共に有効に波面収差を補正し
且つ効率的に情報の記録再生を行うことができる。
ラーの反射/透過面に立てた垂線が光ビームの直線偏光
の方向に垂直な方向とその入射方向とを共に含む平面内
に含まれるので、液晶補償手段に直線偏光のまま光ビー
ムが入射することとなり、当該光ビームに対して有効に
位相差を与えることができ、当該光ビームの記録媒体か
らの反射光における波面収差を有効に補償することがで
きる。
ムが伝送されるので、当該光ビームにおける光量の損失
が低減できる。
光方向とのなす角度が25度以上50度以下となるよう
に光ビームを当該情報記録面に照射するので、光ピック
アップ全体として小型化を図ることができる。
フミラーを非点収差付加素子としても用いると共に液晶
補償手段を用いて波面収差を補償する場合に、光ピック
アップ全体を小型化すると共に有効に波面収差を補正し
且つ効率的に情報の記録再生を行うことができる。
ラーの反射/透過面に立てた垂線が光ビームの直線偏光
の方向に垂直な方向とその入射方向とを共に含む平面内
に含まれるので、液晶補償手段に直線偏光のまま光ビー
ムが入射することとなり、当該光ビームに対して有効に
位相差を与えることができ、当該光ビームの記録媒体か
らの反射光における波面収差を有効に補償することがで
きる。
ムが伝送されるので、当該光ビームにおける光量の損失
が低減できる。
光方向とのなす角度が115度以上140度以下となる
ように光ビームを当該情報記録面に照射するので、光ピ
ックアップ全体として小型化を図ることができる。
フミラーを非点収差付加素子としても用いると共に液晶
補償手段を用いて波面収差を補償する場合に、光ピック
アップ全体を小型化すると共に有効に波面収差を補正し
且つ効率的に情報の記録再生を行うことができる。
から4のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、四
分割された受光手段における一の対角線の方向がハーフ
ミラーにより光ビームに与えられる非点収差の方向と平
行であり、更にその分割線のうち一方の分割線の方向
が、当該受光手段に照射された光ビームの照射範囲にお
けるトラックの方向に対応する方向と平行であるので、
より効率的にフォーカスエラー信号を生成することがで
きる。
に記載の発明の効果に加えて、波面収差を有効に補償し
つつ情報再生装置を小型化し、且つ効率的に情報を再生
することができる。
に記載の発明の効果に加えて、出力された再生信号及び
記録情報に基づいて光ビームを制御し、情報記録面に当
該記録情報を記録するので、波面収差を有効に補償しつ
つ情報記録装置を小型化し、且つ効率的に情報を記録す
ることができる。
示す図である。
示す図である。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 記録媒体内の情報記録面に対して光ビー
ムを照射することにより当該記録媒体に対して情報を記
録再生する光ピックアップにおいて、 直線偏光を有する前記光ビームを射出する光源と、 前記射出された光ビームを反射すると共に前記情報記録
面により反射された前記光ビームを透過し、且つ当該透
過する光ビームに対して非点収差を与えるハーフミラー
であって、当該ハーフミラーの反射/透過面に立てた垂
線が前記射出された光ビームの入射方向と前記直線偏光
の方向とを共に含む平面内に含まれるハーフミラーと、 前記ハーフミラーにより反射された前記光ビームに対し
て位相差を与え、前記情報記録面により反射された前記
光ビームに含まれている波面収差を補償する液晶補償手
段と、 前記ハーフミラーを透過した前記光ビームを受光し、受
光信号を出力する受光手段と、 を備え、 前記情報記録面上に情報ピットにより形成されているト
ラックの方向と前記偏光方向とのなす角度が25度以上
50度以下となるように前記光ビームを前記情報記録面
に照射することを特徴とする光ピックアップ。 - 【請求項2】 記録媒体内の情報記録面に対して光ビー
ムを照射することにより当該記録媒体に対して情報を記
録再生する光ピックアップにおいて、 直線偏光を有する前記光ビームを射出する光源と、 前記射出された光ビームを反射すると共に前記情報記録
面により反射された前記光ビームを透過し、且つ当該透
過する光ビームに対して非点収差を与えるハーフミラー
であって、当該ハーフミラーの反射/透過面に立てた垂
線が前記射出された光ビームの入射方向と前記直線偏光
の方向とを共に含む平面内に含まれるハーフミラーと、 前記ハーフミラーにより反射された前記光ビームに対し
て位相差を与え、前記情報記録面により反射された前記
光ビームに含まれている波面収差を補償する液晶補償手
段と、 前記ハーフミラーを透過した前記光ビームを受光し、受
光信号を出力する受光手段と、 を備え、 前記情報記録面上に情報ピットにより形成されているト
ラックの方向と前記偏光方向とのなす角度が115度以
上140度以下となるように前記光ビームを前記情報記
録面に照射することを特徴とする光ピックアップ。 - 【請求項3】 記録媒体内の情報記録面に対して光ビー
ムを照射することにより当該記録媒体に対して情報を記
録再生する光ピックアップにおいて、 直線偏光を有する前記光ビームを射出する光源と、 前記射出された光ビームを反射すると共に前記情報記録
面により反射された前記光ビームを透過し、且つ当該透
過する光ビームに対して非点収差を与えるハーフミラー
であって、当該ハーフミラーの反射/透過面に立てた垂
線が前記直線偏光の方向に垂直な方向と前記射出された
光ビームの入射方向とを共に含む平面内に含まれるハー
フミラーと、 前記ハーフミラーにより反射された前記光ビームに対し
て位相差を与え、前記情報記録面により反射された前記
光ビームに含まれている波面収差を補償する液晶補償手
段と、 前記ハーフミラーを透過した前記光ビームを受光し、受
光信号を出力する受光手段と、 を備え、 前記情報記録面上に情報ピットにより形成されているト
ラックの方向と前記偏光方向とのなす角度が25度以上
50度以下となるように前記光ビームを前記情報記録面
に照射することを特徴とする光ピックアップ。 - 【請求項4】 記録媒体内の情報記録面に対して光ビー
ムを照射することにより当該記録媒体に対して情報を記
録再生する光ピックアップにおいて、 直線偏光を有する前記光ビームを射出する光源と、 前記射出された光ビームを反射すると共に前記情報記録
面により反射された前記光ビームを透過し、且つ当該透
過する光ビームに対して非点収差を与えるハーフミラー
であって、当該ハーフミラーの反射/透過面に立てた垂
線が前記直線偏光の方向に垂直な方向と前記射出された
光ビームの入射方向とを共に含む平面内に含まれるハー
フミラーと、 前記ハーフミラーにより反射された前記光ビームに対し
て位相差を与え、前記情報記録面により反射された前記
光ビームに含まれている波面収差を補償する液晶補償手
段と、 前記ハーフミラーを透過した前記光ビームを受光し、受
光信号を出力する受光手段と、 を備え、 前記情報記録面上に情報ピットにより形成されているト
ラックの方向と前記偏光方向とのなす角度が115度以
上140度以下となるように前記光ビームを前記情報記
録面に照射することを特徴とする光ピックアップ。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
光ピックアップにおいて、 前記受光手段の全体形状が矩形であると共に、当該受光
手段における一の対角線の方向が前記ハーフミラーによ
り前記光ビームに与えられる非点収差の方向と平行であ
り、 更に当該受光手段は、相互に直交する二つの分割線によ
り分割された部分受光手段であって、前記非点収差が与
えられた前記光ビームを夫々受光することによりフォー
カスサーボ制御用のフォーカスエラー信号を生成するた
めの部分受光手段を備え、 前記分割線のうち一方の分割線の方向が、当該受光手段
に照射された前記光ビームの照射範囲における前記トラ
ックの方向に対応する方向と平行であることを特徴とす
る光ピックアップ。 - 【請求項6】 請求項5に記載の光ピックアップと、 各前記部分受光手段から出力される受光信号に基づい
て、前記光ビームの焦点位置を制御するフォーカスサー
ボ手段と、 前記受光信号に基づいて前記記録媒体に記録されている
情報を再生する再生手段と、 を備えることを特徴とする情報再生装置。 - 【請求項7】 請求項5に記載の光ピックアップと、 各前記部分受光手段から出力される受光信号に基づい
て、前記光ビームの焦点位置を制御するフォーカスサー
ボ手段と、 前記受光信号に基づいて前記記録媒体に記録されている
情報を再生し、再生信号を出力する再生手段と、 前記出力された再生信号及び前記記録媒体に記録すべき
記録情報に基づいて前記光ビームを制御し、前記情報記
録面に当該記録情報を記録する記録手段と、 を備えることを特徴とする情報記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25219598A JP3547626B2 (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | 光ピックアップ、情報再生装置及び情報記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25219598A JP3547626B2 (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | 光ピックアップ、情報再生装置及び情報記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000090476A true JP2000090476A (ja) | 2000-03-31 |
JP3547626B2 JP3547626B2 (ja) | 2004-07-28 |
Family
ID=17233834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25219598A Expired - Fee Related JP3547626B2 (ja) | 1998-09-07 | 1998-09-07 | 光ピックアップ、情報再生装置及び情報記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3547626B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7092325B2 (en) | 2002-06-14 | 2006-08-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of arranging optical pickup system and optical recording and/or reproducing apparatus having the arranged optical pickup system |
US7903507B2 (en) | 2005-12-27 | 2011-03-08 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Optical pickup device and method of laying out the same |
-
1998
- 1998-09-07 JP JP25219598A patent/JP3547626B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7092325B2 (en) | 2002-06-14 | 2006-08-15 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method of arranging optical pickup system and optical recording and/or reproducing apparatus having the arranged optical pickup system |
US7903507B2 (en) | 2005-12-27 | 2011-03-08 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Optical pickup device and method of laying out the same |
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---|---|
JP3547626B2 (ja) | 2004-07-28 |
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