JPS63157325A - 焦点制御装置 - Google Patents

焦点制御装置

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JPS63157325A
JPS63157325A JP30368186A JP30368186A JPS63157325A JP S63157325 A JPS63157325 A JP S63157325A JP 30368186 A JP30368186 A JP 30368186A JP 30368186 A JP30368186 A JP 30368186A JP S63157325 A JPS63157325 A JP S63157325A
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JP
Japan
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light
circuit
photodetector
focus
lens
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Application number
JP30368186A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ishika
壮 石過
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、たとえば集束光を用い光ディスクに対して
情報の記録あるいは再生を行う光デイスク装置などに用
いられる焦点制御11装置に関する。
(従来の技術) 近年、多量に発生する文書などの画像情報を2次元的な
光走査により光電変換し、この光電変換された画像情報
を画像記録装置に記録し、あるいはそれを必要に応じて
検索、再生し、ハードコピーあるいはソフトコピーとし
て再生出力し得る画像情報ファイル装置における画像記
録装置として最近、光デイスク装置が用いられている。
従来、このような光デイスク装置にあっては、スパイラ
ル状のトラックつまりグループ(案内溝)にビットを形
成することにより、情報を記録する光ディスクが用いら
れ、この光ディスクの半径方向にリニアモータで直線移
動する光学ヘッドにより情報の記録あるいは再生が行わ
れるようになっている。
このような装置では、光学ヘッドにおける対物レンズの
フォー力ツシングあるいはトラッキングを行う場合、そ
の差を検出する方法として非点収差法(特公昭53−3
9123号公報参照)が用いられており、この方法で検
出された、フォー力ッシング用の2種類の検出信号の差
を取り、その信号差に応じた電流を対物レンズ駆動用の
ボイスコイルに流すことにより、対物レンズを合焦点位
置に駆動するようになっている。
また、トラッキング用の2種類の検出信号の差を取り、
それらの信号差に応じた電流を対物レンズ駆動用のコイ
ルに流すことにより、対物レンズを正しいトラック位置
に駆動するようになっている。
ところが、このような装置では、トラックアクセスを行
なう場合、グループを何本も横切るようになっている。
このため、光検出器にグループの影による影響が入って
しまい、光検出器に照射される光の量が変化してしまう
。これにより、合焦点位置でないのに、信号の和信号の
差、つまり焦点ぼけ検出信号がrOJとなってしまった
り、合焦点位置に位置しているのにも係わらず、焦点ぼ
けが生じている状態となってしまうという問題があった
したがって、グループの通過により光検出器から出力さ
れる信号に変化が生じ、フォー力ツシングエラーが生じ
る、つまりトラックアクセス時、対物レンズが振れてし
まうという欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は、グループの通過により光検出器から出力さ
れる信号に変化が生じ、フォー力ツシングエラーが生じ
るという欠点を除去するもので、グループの通過による
フォー力ツシングエラーを防止することができる焦点制
御装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明の焦点制御装置は、光源、この光源から発せら
れた光を記録媒体上に集束するための集束手段、上記記
録媒体からの光の光路中に設けられ、配役位置が光軸方
向に異なっているとともに、異なった位置に焦点を結ぶ
少なくとも2つの円筒レンズ、これらの円筒レンズから
の光を用いて少なくとも2種類の信号を検出する検出手
段、およびこの検出手段の検出信号により少なくとも上
記集束手段を駆動し、上記記録媒体上に収束される光の
焦点を制御する制御手段から構成されている。
(作用) この発明は、光源から発せられた光を集積手段を用いて
記録媒体上に集束し、上記記録媒体からの光の光路中に
設けられ、配設位置が光軸方向に異なっているとともに
、異なった位置に焦点を結ぶ少なくとも2つの円筒レン
ズからの光を用いて少なくとも2種類の信号を検出し、
この検出した検出信号により少なくとも上記集束手段を
駆動し、上記記録媒体上に収束される光の焦点を制御す
るようにしたものである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面を参照しながら説明す
る。
第1図は、この発明の焦点制御装置が用いられる光デイ
スク装置の概略構成を示すものである。
すなわち、光ディ スフ(記録媒体)1は、モータ(図示しない)によって
光学ヘッド3に対して、線速一定で回転駆動されるよう
になっている。上記光ディスク1は、たとえばガラスあ
るいはプラスチックスなどで円形に形成された基板の表
面に、テルルあるいはビスマスなどの金属被膜層がドー
ナツ形にコーティングされている。
上記光ディスク1の裏側には、情報の記録、再生を行う
ための光学ヘッド3が設けられている。
この光学ヘッド3は、次のように構成される。すなわち
、11は半導体レーザ(光源)であり、この半導体レー
ザ11からは発散性のレーザ光りが発生される。この場
合、情報を上記光ディスク1の記録膜(図示しない)に
書き込む(記録)に際しては、書き込むべき情報に応じ
てその光強度が変調されたレーザ光りが発生され、情報
を光ディスク1の記録膜から読み出すく再生)際には、
一定の光強度を有するレーザ光りが発生される。
そして、半導体レーザ11から発生された発散性のレー
ザ光りは、コリメータレンズ13によって平行光束に変
換され、ハーフプリズム14に導かれる。このハーフプ
リズム14に導かれたレーザ光りは、このハーフプリズ
ム14を通過した後、対物レンズ16に入射され、この
対物レンズ16によって光ディスク1の記録膜に向けて
集束される。
ここで、対物レンズ16は、その光軸方向および光軸と
直交する方向にそれぞれ移動可能に支持されており、対
物レンズ16が所定位置に位置されると、この対物レン
ズ16から発せられた集束性のレーザ光りのビームウェ
ストが光ディスク1の記録膜の表面上に投射され、最小
ビームスポットが光ディスク1の記録膜の表面上に形成
される。
この状態において、対物レンズ16は合焦状態および合
トラック状態に保たれ、情報の書き込みおよび読み出し
が可能となる。
また、光ディスク1の記録膜から反射された発散性のレ
ーザ光りは、合焦時には対物レンズ16によって平行光
束に変換され、再びハーフプリズム14に戻される。
そして、ハーフプリズム14で反射したレーザ光りは集
光用のシリンドリカルレンズ17に導かれる。このシリ
ンドリカルレンズ17は第1図の紙面と平行な面内に屈
折力を有するレンズであり、光検出器19の実用的な大
きさを考慮し、光検出器19上で所定の大きさの像を得
るためのもので、光ディスク1のフォーカス方向の位置
ずれによってその収束点が光検出器19よりも光デイス
ク1側にならないようにしているものであるa上記シリ
ンドリカルレンズ17からのレーザ光りのうちの半分(
図中左半分)は、第1の円筒レンズ18によって光検出
器19上に照射される。
また、上記シリンドリカルレンズ17からのレーザ光り
のうちの残り半分(図中右半分)は、第2の円筒レンズ
20によって光検出器19上に照射される。上記第1の
円筒レンズ18、第2の円筒レンズ20は、第1図の紙
面と垂直な面内に屈折力を有するシリンドリカルレンズ
であり、第1図および第2図に示すように、光軸方向(
0−ONに距離を変えて配置されている。これにより、
第1の円筒レンズ18、第2の円筒レンズ20の焦点距
離が等しいものとなっており、それぞれの結像位置が異
なったものとなっている。
上記光検出器19は、第4図(a)に示すように、第1
の円筒レンズ18によって結像される光を、電気信号に
変換する光検出セル19a119b、19Cと第2の円
筒レンズ18によって結像される光を、電気信号に変換
する光検出セル19d、19e、19fの左右に3分割
ずつの6分割セルによって構成されている。
上記光学ヘッド3の出力つまり光検出セル19a〜19
fの出力は、フォー力ッシング(焦点ぼけ)補正用、ト
ラッキングずれ補正用、および再生信号用に用いられる
ようになっている。
上記光軸方向に間隔を開けて配置された2つの第1の円
筒レンズ18、第2の円筒レンズ20に平行な光束が入
射された場合、それらの結像状態は第2図に示すように
、焦点位IFI点、F2点とに結像されるようになって
いる。これにより、上記光検出器19は、上記焦点位置
11点とF2点との中心位置、つまりD−D−上に位置
するように設けられている。
これにより、対物レンズ16が合焦点位置にある場合、
第1、第2の円筒レンズ18.20に平行光束が入射さ
れ、第3図(b)に示すように、光検出器19に対して
第1の円筒レンズ18の焦点位IFIと第2の円筒レン
ズ2oの焦点位置F2とが等距離のところに位置するよ
うになっている。この場合、光検出器19上には、第4
図(b)に示すように、右側と左側とに同じ大きさの像
が結像され、光検出セル19a、19c、19eに対す
る光量と、光検出セル19b、19d、19fに対する
光量とが一致するようになっている。
また、対物レンズ16が合焦点位置のときより光ディス
ク1に近付いた場合、第1、第2の円筒レンズ18.2
0に収束しつつある光束が入射され、第3図(a)に示
すように、光検出器19に対して第1の円筒レンズ18
の焦点位置F1と第2の円筒レンズ20の焦点位置F2
とが、第3図(b)の場合よりも左側に移動したところ
に位置するようになっている。この場合、光検出器19
上には、第4図(a>に示すように、右側の像より左側
の像の方が小さく結像され、光検出セル19a、19c
、19eに対する光量よりも、光検出セル191)、1
9d、19fに対する光量の方が大きくなるようになっ
ている。
また、対物レンズ16が合焦点位置のときより光ディス
ク1から遠のいた場合、第1、第2の円筒レンズ18.
20に拡散しつつある光束が入射され、第3図(C)に
示すように、光検出器19に対して第1の円筒レンズ1
8の焦点位置F1と第2の円筒レンズ20の焦点位@F
2とが、第3図(b)の場合よりも右側に移動したとこ
ろに位置するようになっている。この場合、光検出器1
9上には、第4図(C)に示すように、左側の象より右
側の像の方が小さく結像され、光検出セル19b、19
d、19fに対する光量よりも、光検出セル19a11
9c119eに対する光量の方が大きくなるようになっ
ている。
これにより、光ディスク1が対物レンズ16の合焦虚位
@(ジャストフォーカス点)よりずれた場合、光ディス
ク1からの反射光は拡散したり、収束したりしながら光
検出器1つへ入射するため、上記2つの第1、第2の円
筒レンズ18.20の特性を利用することにより、対物
レンズ16の焦点ぼけを検出することができるようにな
っている。
次に、光検出器19における各光検出セル31a〜31
fからの信号の処理方法について説明する。
まず、第4図(a)(b)(c)において、光検出器1
9の右半分、つまり光検出セル31d、31e、31f
に着目すると、第4図(a)の場合、r (Ld+Lf
)−Le>OJ 、同図(b)の場合、r (Ld+L
f)−Le−Oj 、同図(C)の場合、r (Ld+
Lf)−Le<OJとなる。
この場合、rLdJは光検出セル19dの検出出力、r
Le!Jは光検出セル19eの検出出力、rLfJは光
検出セル19fの検出出力となっている。
また、光検出器19の左半分、つまり光検出セル31a
、31b、31c1.:@目すると、第4図(a)の場
合、rLb−(La+Lc)>OJ、同図(b)の場合
、rLb−(La+Lc)−o」、同図(C)の場合、
rLb−(La+Lc)<OJとなる。
この場合、rLaJは光検出セル19aの検出出力、r
LbJは光検出セル19bの検出出力、「LC」は光検
出セル19cの検出出力となっている。
これにより、焦点ぼけ検出信号は、光検出器1つの光検
出セル19b、19d、19fからの信号の和(Lb+
Ld+Lf)と、光検出セル19a、19c、19eか
らの信号の和(la+lc+1−e)との差r (Lb
+Ld+Lf)−(La+1−c+Le)Jにより得ら
れるようになっている。
次に、対物レンズ16が光ディスク1のグループ(案内
溝)を横切る際、そのグループの影により焦点ぼけ検出
信号が受ける影響について、第4図(a)の場合を例に
とり、第5図(a)〜(C)を用いて説明する。
すなわち、グループにより光検出器1つの各光検出セル
19a〜19f上に結像する影の影響をg1〜g6とす
ると、焦点ぼけ検出信゛号は、第5図(a)の場合、r
 (Lb+Ld+Lf)−(La+LC+Le)+ C
Q1+03−g2)Jとなり、同図(b)の場合、r 
(Lb+Ld+Lf)−(La+Lc+Le)+(Ql
−1−g3−g2)+ (Q5−g4−06)、(Q1
+03−g2)+(q5−g4−g6)=(g1+q3
+05)−(Q2−+−g4−+−06)−g1+q3
−q2Jとなり、同図(C)の場合、[(Lb+Ld+
Lf)−(La+Lc+Le)+ (g5−g4−06
)、  g5−g4−06=01+に13−a2Jとな
る。
したがって、第5図(a)〜(C)のいずれの場合も、
焦点ぼけ検出信号がグループの影により受ける影響は(
gl+q3−q2)となり、グループの影の位置によら
ず一定となっている。
また、第4図(b)、(C)の場合も上記同様に、焦点
ぼけ検出信号がグループの影により受ける影響は(g1
+q3−a2)となり、グループの影の位置によらず一
定となっている。
したがって、グループの影が光検出器19を横切ること
により、焦点ぼけ検出信号が誤った検出信号を出力しな
いようになっている。
この結果、上記のように、各光検出セル19a・・・の
信号のとり方をすることにより、これらの光検出セル1
9a・・・の境界と垂直に現われるグループの影による
影響は、焦点ぼけ検出信号に一定のオフセット信号とし
て加えられることになるため、グループの影により焦点
ぼけ検出信号が誤ったものとなることを防止することが
できる。また、比較的大きな像で十分な検出感度が得ら
れ、光学系の温度等による位置ずれに強いものとなる。
また、対物レンズ16のトラッキング方向の移動制純に
ついては、プッシュプル法を用いて行い、第5図(a)
〜(C)に示すように、グループの影が現われるように
、光検出器19を配置し、光検出器19の左右の信号の
差、つまり光検出セル19a、19b、19cからの信
号の和(1−d+1−e+1で)と、光検出セル19d
、19e、19fからの信号の和(Ld+Le+Lf)
との差r(La+−Lb+Lc)−(Ld+Le+Lf
)Jにより、トラックずれ検出信号が得られるようにな
っている。
上記光デイスク1上の情報を再生する読取信号(RF倍
信号は、光検出器19の各光検出セル31a〜31fか
らの検出信号の合計値[La+1−b+lc+Ld+L
e+1−fJを用イルヨウニなっている。
次に、第6図を用いて電気回路の要部について説明する
。すなわち、上記光検出セル19a〜19fの出力は、
それぞれ増幅回路31a〜31fに供給される。
上記増幅回路31aの出力は、加算回路33.35.3
6に供給され、上記増幅回路31bの出力は、加算回路
32.35.36に供給され、上記増幅回路31cの出
力は、加算回路33,35.36に供給され、上記増幅
回路31dの出力は、加算回路32.34.36に供給
され、上記増幅回路31eの出力は、加算回路33.3
4.36に供給され、上記増幅回路31fの出力は、加
算回路32.34.36に供給される。上記加算回路3
2は、層幅回路31b、31CI、31fの出力、つま
り光検出セル19b、19d、19fの出力を加算する
ものであり、上記加算回路33は、増幅回路31a、3
1c、31eの出力、つまり光検出セル19a、19C
,19eの出力を加算するものであり、上記加算回路3
4は、増幅回路31(1,31e、31fの出力、つま
り光検出セル19d、19e、19fの出力を加算する
ものであり、上記加算回路35は、増幅回路31a、3
1b、31cの出力、つまり光検出セル19a119b
、19cの出力を加算するものであり、上記加算回路3
6は、増幅回路31a〜31fの出力、つまり光検出セ
ル19a〜19fの出力を加算するものである。
上記加算回路32の出力は、比較回路37の反転入力端
に供給され、この比較回路37の非反転入力端には、上
記加算回路33の出力が供給されている。上記比較回路
37は、上記光検出セル19b、19d、19fの検出
信号の加算結果と上記光検出セル19a、19c、19
eの検出信号の加算結果とを比較し、その差に応じた出
力つまりフォーカスずれ検出信号が位相補償回路39に
供給される。この位相補償回路39は、比較回路37か
ら供給される信号の位相が補償され、駆動回路41に供
給される。この駆動回路41は、位相補償回路39から
供給される信号に応じて、前記対物レンズ16を光ディ
スク1の記録面に対して垂直方向に駆動するコイル(図
示しない)に対応する電流を供給することにより、対物
レンズ16を駆動して焦点ぼけの補正(フォーカス位置
の補正)を行うものである。
上記加算回路34の出力は、比較回路38の反転入力端
に供給され、この比較回路38の非反転入力端には、上
記加算回路35の出力が供給されている。上記比較回路
38は、上記光検出セル19d、19e、19fの検出
出力の加算結果と上記光検出セル19a、19b、19
cの検出出力の加算結果とを比較し、その差に応じた出
力つまりトラッキングずれ検出信号が位相補償回路40
に供給される。この位相補償回路40は、比較回路38
から供給される信号の位相が補償され、駆動回路42に
供給される。この駆動回路42は、位相補償回路40か
ら供給される信号に応じて、前記対物レンズ16を光デ
ィスク1の記録面に対して水平方向に駆動するコイル(
図示しない〉に対応する電流を供給することにより、対
物レンズ16を駆動してトラッキングずれの補正を行う
ものである。
上記加算回路36の出力は、2値化回路43に供給され
る。この2値化回路43で2値化された信号は読取信号
として図示しない制御回路へ供給されるようになってい
る。
次に、このような構成において動作を説明する。
たとえば今、半導体レーザ11からレーザ光りが発散さ
れる。このレーザ光りは、コリメータレンズ13によっ
て平行光束に変換され、ハーフプリズム14に導かれる
。このハーフプリズム14に導かれたレーザ光りは、こ
のハーフプリズム14を通過した後、対物レンズ16に
入射され、この対物レンズ16によって光ディスク1の
記録膜に向けて集束される。
この状態において、情報の記録を行う際には、強光度の
レーザ光束(記録ビーム光)の照射によって、光デイス
ク1上のトラックにビットが形成され、情報の再生を行
う際には、弱光度のレーザ光束(再生ビーム光)が照射
される。この再生ビーム光に対する光ディスク1からの
反射光は、対物レンズ16によって平行光束に変換され
、再びハーフプリズム14に戻される。
そして、ハーフプリズム14で反射したレーザ光りはシ
リンドリカルレンズ17に導かれ、このシリンドリカル
レンズ17を通過したレーザ光りのうちの半分は、第1
の円筒レンズ18によって光検出器19の光検出セル1
9a〜19c上に照射される。一方、シリンドリカルレ
ンズ17を通過したレーザ光りの残り半分は、第2の円
筒レンズ20によって光検出器19の光検出セル19C
I〜19f上に照射される。したがって、光検出セル1
9a〜19fから照射光に応じた信号が出力され、それ
らの信号がそれぞれ増幅回路31a〜31fに供給され
る。
このような状態において、フォーカツレンズ動作につい
て説明する。すなわち、上記増幅回路31b、31d、
31fからの信号は加算回路32に供給され、上記増幅
回路31a、31c、31eからの信号は加算回路33
に供給される。
すると、加算回路32は、光検出セル19b119(j
、191’からの検出信号を加算し、比較回路37に出
力する。また、加算回路33は、光検出セル19a、1
9c119eからの検出信号を加算し、比較回路37に
出力する。これにより、比較回路37は、上記光検出セ
ル19b、19d。
19fの検出信号の加算結果と上記光検出セル19a、
19c、19eの検出信号の加算結果とを比較し、その
差に応じた出力つまり焦点ぼけ検出信号を位相補償回路
39に供給する。
この結果、その焦点ぼけ検出信号は位相補償回路35で
位相補償され駆動回路3つに供給される。
これにより、駆動回路39は位相補償回路38からの信
号に応じてコイル(図示しない)に所定の電流を供給し
、対物レンズ16を垂直方向に駆動して、フォー力ツシ
ングを行う。
また、トラッキング動作について説明する。すなわち、
上記増幅回路31d、31e、31fからの信号は加算
回路34に供給され、上記増幅回路31a、31b、3
1cからの信号は加算回路35に供給される。すると、
加算回路34は、光検出セル19d、19e!、19f
からの検出信号を加算し、比較回路38に出力する。ま
た、加算回路35は、光検出セル19a、19b、19
cからの検出信号を加算し、比較回路38に出力する。
これにより、比較回路38は、上記光検出セル19d、
198.19fの検出信号の加算結果と上記光検出セル
19a、19b、19Cの検出信号の加算結果とを比較
し、その差に応じた出力つまりトラックずれ検出信号を
位相補償回路40に供給する。
この結果、そのトラックずれ検出信号は位相補償回路4
0で位相補濱され駆動回路42に供給される。これによ
り、駆動回路42は位相補償回路40からの信号に応じ
てコイル(図示しない)に所定の電流を供給し、対物レ
ンズ16を垂直方向に駆動して、トラッキングを行う。
次に、情報の再生について説明する。すなわち、半導体
レーザ11から連続的な偏光度のレーザ光りが発生され
る。この結果、上記記録時の再生ビーム光が発せられた
場合と同様に動作し、光検出セル198〜19fの出力
がそれぞれ増幅回路318〜19f’に供給される。
これにより、上記増幅回路318〜31fからの出力に
よりフォー力ツシングおよびトラッキング等が行われる
とともに、上記増幅回路31a〜3’1fからの出力が
すべて加算回路36で加算され、この加算結果を2値化
回路43で2値化することにより、データの読取り(再
生)を行うようになっている。
上記したように、2つの円筒レンズをそれらによる結像
位置が異なるように配置し、それらの結像位置の間に配
設された6分割セルにより構成される光検出器により、
焦点ぼけ検出信号およびトラックずれ検出信号が得られ
るようにしたものである。
これにより、グループの影による影響を受けずに、安定
かつ正確なフォー力ツシング、トラッキングを行うこと
ができる。
なお、前記実施例では、光検出器が6つの光検出セルで
構成される場合について説明したが、これに限らず、他
の構造の光検出器を用いても同様に実施できる。また、
第1、第2の円筒レンズの焦点距離が同じものであった
が、これに限らず両者の焦点距離が異なるものであって
も良い。この場合、光軸に対して異なった位置に設けら
れものであっても、同じ位置に設けられるものであって
も良い。また、記録媒体として光ディスクを用いた場合
の焦点制御について説明したが、これに限らず、直線上
にグループが設けられているレーザカードにおいて焦点
を制御するものであっても良い。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、グループの通過
によるフォー力ツシングエラーを防止することができる
焦点制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図はディ
スク装置の構成を概略的に示す図、第2図は光学ヘッド
内の要部の構成を説明するための図、第3図は円筒レン
ズによる焦点位置と光検出器の位置関係を説明するため
の図、第4図は光検出器の結像状態を説明するための図
、第5図は光検出器におけるグループの影の影響を説明
するための図、第6図は電気回路の要部の構成を示す図
である。 1・・・光デ′イスク(記録媒体)、3・・・光学ヘッ
ド、11・・・半導体レーザ(光源)、14・・・ハー
フプリズム、16・・・対物レンズ、17・・・シリン
ドリカルレンズ、18・・・第1の円筒レンズ、19・
・・光検出器、19a〜19 f 両光検出セル、2o
・・・第2の円筒レンズ、31a〜31f・・・増幅回
路、32〜36・・・加算回路、37.38・・・比較
回路、39.40・・・位相補償回路、41.42・・
・駆動回路、43・・・2値化回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光源と、 この光源から発せられた光を記録媒体上に集束するため
    の集束手段と、 上記記録媒体からの光の光路中に設けられ、配設位置が
    光軸方向に異なっているとともに、異なった位置に焦点
    を結ぶ少なくとも2つの円筒レンズと、 これらの円筒レンズからの光を用いて少なくとも2種類
    の信号を検出する検出手段と、 この検出手段の検出信号により少なくとも上記集束手段
    を駆動し、上記記録媒体上に収束する光の焦点を制御す
    る制御手段と、 を具備したことを特徴とする焦点制御装置。
  2. (2)検出手段が、6分割された光検出器で構成される
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の焦点制御装置。
JP30368186A 1986-12-22 1986-12-22 焦点制御装置 Pending JPS63157325A (ja)

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