JP2000090283A - ボリュームレンダリング画像表示方法及び画像処理装置並びにボリュームレンダリング画像表示方法のプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

ボリュームレンダリング画像表示方法及び画像処理装置並びにボリュームレンダリング画像表示方法のプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2000090283A
JP2000090283A JP10255739A JP25573998A JP2000090283A JP 2000090283 A JP2000090283 A JP 2000090283A JP 10255739 A JP10255739 A JP 10255739A JP 25573998 A JP25573998 A JP 25573998A JP 2000090283 A JP2000090283 A JP 2000090283A
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Tomohiro Gunji
智博 郡司
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Canon Medical Systems Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面に表示されたボリュームレンダリング画
像において、関心領域と他の領域とを互いにことなる透
明度で表示できるボリュームレンダリング表示方法を得
る。 【解決手段】 関心領域設定部8が投影面2に関心領域
aiを設定し、投影面2への三次元物体1の投影のとき
に、投影領域判定部6が投影面のピクセルが関心領域a
i内にあるときは、全体領域のオパシティカーブriと
異なるオパシティカーブβiを用いて投影処理部7に投
影させることで、関心領域aiの所望の物体をはっきり
させると共に全体の組織関係とが分かるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボリュームレンダ
リングで三次元物体を画面に表示したときに、関心領域
の画像は異なる透明度で表示可能なボリュームレンダリ
ング画像表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、3次元画像診断の分野では、しき
い値処理により物体の表面を表示の対象とするサーフェ
ースレンダリング法に代えて、透明度を用いたボリュー
ムレンダリング手法が主流になってきている。
【0003】このボリュームレンダリングのボリューム
とは、三次元物体の表面のみならず内部属性(温度、密
度、濃度の分布)が関数により定義された連続データ又
は実測値等の非連続データである。
【0004】ボリュームレンダリングは、このようなデ
ータを対象として表面のみならず、三次元物体を構成す
る各ボクセルに対して、不透明度及びR、G、Bの色情
報を割付け、視点からレイトレーシング(レイキャステ
ィング)により内部情報も同時に可視化する手法であ
る。すなわち、ボリュームデータに対して透明度を設定
することにより、頭蓋骨と脳血管の位置関係などを判断
するのに大変有用な手法である。
【0005】このようなボリュームレンダリング手法
は、CT装置、MRI装置等によって得たマルチスライ
ス画像を積み重ねてボクセルに分割し、3次元空間に配
列して図12に示すようにオブジェクト空間内に定義さ
れた三次元物体1について、任意の視点からボクセル追
跡(レイトレーシング)を行って投影空間2(以下投影
面という)に投影したボリュームレンダリング画像を画
面3に表示する。
【0006】この投影面2への投影には、ボリュームレ
ンダリングにおいては図13に示すような画像の透明度
を決定する一個の重み付け係数(以下オパシティカーブ
という)を用いている。
【0007】図13におけるオパシティカーブは、所定
の勾配をもたせている。図13においては、ボクセルで
定義された三次元物体1のボクセル値(以下CT値fi
という)を横軸、縦軸を透明度αiにした座標系に定義
している。
【0008】このようなオパシティカーブを用いて以下
のように投影面2に画像情報を投影してボリュームレン
ダリング画像を得ている。
【0009】所定の視点位置及び視線方向からボクセル
で定義された三次元物体にレイトレーシングを行い、ぶ
つかったボクセルまでの距離とボクセルにおけるレイの
方向とから明るさ(CT値)を求めて、オパシティカー
ブの透明度αiを読み、この明るさhiと透明度等を積
算した画像情報を投影面2のピクセルに投影して画面に
表示する。
【0010】例えば、図13のオパシティカーブを用い
る場合において、レイトレーシングのCT値fiが「2
00」のときは、透明度αb(例えば、0.5)と、透
明度αa(例えば、0.1)との範囲であるから、透明
度αb(例えば、0.5)を得て投影する。一般に、皮
膚は−200前後、骨は+200前後で、血管は100
前後である。
【0011】すなわち、従来のボリュームレンダリング
手法は、一個のオパシティカーブを用いてボリュームレ
ンダリング画像を得ていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のボリュームレン
ダリング手法は、一種類のオパシティカーブを用いて投
影面に画像を投影している。例えば、図13に示すよう
に、所定のCT値範囲(例えば、−250〜−200)
をある透明度で表示するようなオパシティカーブの場合
は、皮膚が強調されて表示されるが皮膚の内か側にある
太い血管は図12に示すようにぼんやりと見えることに
なる。
【0013】このようなボリュームレンダリング画像を
表示しているときに、何らかの理由で血管のある範囲を
はっきりと見たい場合(関心領域:ROI)と、周囲の
血管の関係、及び骨等の関係を見たい場合とがある。
【0014】しかしながら、従来のボリュームレンダリ
ング手法は、一種類のオパシティカーブを用いているの
で、一画面において血管のある範囲をはっきりと見ると
共に、周囲の血管の関係、及び骨等の関係とを同時に見
ることが容易にできないという課題があった。
【0015】本発明は、以上の課題を解決するためにな
されたもので、画面に表示されたボリュームレンダリン
グ画像において、関心領域と他の領域とを互いに異なる
透明度で表示できるボリュームレンダリング表示方法を
得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のボリュームレン
ダリング画像表示方法は、物体のスライス画像を積み重
ねてボクセルに分割して得た三次元モデルを、任意の視
点からボクセルを投視してそのボクセルの情報を投影面
に投影する際に、所定の勾配を有するオパシティカーブ
を用いて変換して得られた画像情報を投影し、これをボ
リュームレンダリング画像として画面に表示するボリュ
ームレンダリング画像表示方法において、画面のボリュ
ームレンダリング画像上に設けられる関心領域を投影面
上に対応させて設定し、この投影面の関心領域に対応す
る三次元モデルのボクセルの情報を投影する際に、任意
の勾配を有するオパシティカーブで変換して投影をおこ
なわせることを要旨とする。
【0017】また、本発明の画像処理装置は、物体のス
ライス画像を積み重ねてボクセルに分割して得た三次元
モデルに対して、投影面の各ピクセルからレイを発して
各ボクセルにおける明るさを求め、これらの明るさと、
予め設定されている三次元モデルの全体の透明度を決定
するオパシティカーブとを用いて変換した画像情報を投
影面の各ピクセルに投影する投影処理部を有する画像処
理装置において、ボリュームレンダリング画像に関心領
域が設定されると、投影面にこの関心領域を割り当て、
該関心領域の所定数のピクセル座標をメモリに設定する
関心領域設定部と、関心領域の画像の透明度を決定する
オパシティカーブを入力させ、このオパシティカーブを
メモリの関心領域のピクセル座標に対応させて設定する
オパシティカーブ設定部と、投影処理部が投影面のピク
セルからレイを発生する毎に、そのピクセル座標とメモ
リの関心領域のピクセル座標とを比較して、投影面のピ
クセルが関心領域かどうかを判断し、関心領域のときは
関心領域のオパシティカーブで投影を行わせる投影領域
判定部とを備えたことを要旨とする。
【0018】本発明の記憶媒体は、物体をボクセルで定
義した三次元モデルのボリュームレンダリング画像上に
設けられる関心領域を認識させ、この関心領域を前記投
影面の対応する領域に割り当てさせる工程と、関心領域
の画像の透明度を決定するオパシティカーブを入力さ
せ、このオパシティカーブを関心領域に対応させて設定
させる工程と、投影面のピクセルからレイが発生される
毎に、そのピクセルが関心領域に含まれるかどうかを判
定させる工程と、投影面のピクセルが関心領域に含まれ
るときは、関心領域に対向する三次元空間の所定数のボ
クセルの画像情報を、関心領域のオパシティカーブを用
いて前記投影面の関心領域のピクセルに投影させる工程
とからなるボリュームレンダリング画像表示方法のプロ
グラムを記憶した記憶媒体であることを要旨とする。
【0019】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>図1は本実施の
形態1のボリュームレンダリング表示機能を有する画像
処理装置の概略構成図である。図1に示す画像処理装置
は、画面3に表示されたボリュームレンダリング画像上
に関心領域aiを設定し、この関心領域aiの画像をは
っきりと表示させ、他の領域のボリュームレンダリング
画像Giはうっすらと表示させることにより、関心領域
aiの所望の物体の関係と全体の組織関係とが分かるよ
うにするものである。
【0020】図1においては、関心領域aiの骨等の画
像が消えて血管がはっきりと写り、他の領域の血管は関
心領域よりは薄く映っている。すなわち、本実施の形態
1のボリュームレンダリング表示は、図1に示す構成を
備える。
【0021】図1においては、オペレータによって入力
された関心領域aiのオパシティカーブを生成してメモ
リ4に設定するオパシティカーブ設定部5と、オブジェ
クト空間に定義された三次元物体1のボクセル情報を投
影面2に投影するとき投影面2の投影領域が関心領域a
iかどうかを判断してその結果を投影処理部7に知らせ
る投影領域判定部6と、入力された関心領域aiを投影
面2に割り当て、その座標をメモリ4に設定する関心領
域設定部8とを備える。
【0022】(各部の詳細説明)前述のオブジェクト空
間に定義された三次元物体1は、図示しない立体モデル
生成部がCT装置又はMRI等で得られた被検体のスラ
イス画像に厚みを持たせ、その空間分解能(x、y)と
スライス厚(z)とが原則として等しい三次元空間(ボ
クセル空間)を構成し、その一つ一つのボクセルにCT
値等の数値を割り付けて生成している。
【0023】オパシティカーブ設定部5は、画面3のボ
リュームレンダリング画像Giの関心領域aiと、この
関心領域ai(ROIともいう)の透明度を決定するオ
パシティカーブβiの各パラメータ(勾配部のCT値と
透明度)を入力させ、このパラメータに基づくオパシテ
ィカーブβiを生成して関心領域aiと対応させてメモ
リ4に記憶する。
【0024】また、オパシティカーブ設定部5は、画面
3に表示されるボリュームレンダリング画像Giの全体
の透明度を決定するオパシティカーブriをメモリ4に
記憶している。
【0025】例えば、図2の(a)に示す頭部のボリュ
ームレンダリング画像全体の透明度を決定するオパシテ
ィカーブriと、図2の(b)に示す関心領域の透明度
を決定するオパシティカーブβiとを生成する。
【0026】図2の(a)のオパシティカーブriは、
CT値fiがマイナス250〜マイナス200までの範
囲の透明度が0〜1になるような画像となるカーブを有
するオパシティカーブにされている。
【0027】また、例えば、関心領域aiのオパシティ
カーブβiは図2の(b)に示すように、CT値fiが
プラス100で急激に立ち上がってプラス100〜プラ
ス200までの範囲の透明度が0〜1になるような画像
となるカーブを有するオパシティカーブにされている。
このオパシティカーブβiは、オペレータが透明度とC
T値の勾配範囲とを決定する。
【0028】すなわち、メモリ4には、図3に示すよう
に投影面2の各ピクセル座標kiに対応するピクセル座
標P1(Xi、Yi)、P2、P3、……、P300、
P301……にオパシティカーブriが割付けられ、か
つ投影面2の関心領域aiの各ピクセルkiに対応する
各ピクセルの座標P100(Xi、Yi)、P101、
P102、……P299にオパシティカーブβiを割り
付けて記憶している。
【0029】投影領域判定部6は、投影処理部7が投影
面2のスキャニング方向に基づく位置のピクセルから3
次元物体1に対して順次、レイトレーシングを行うとき
に、そのピクセルの座標ki(以下ピクセル座標とい
う)がメモリ4の関心領域aiのいずれかのピクセル座
標Piに一致するかどうかを判定する。そして、メモリ
4の関心領域aiのピクセル座標Piに一致する場合
は、後述する投影処理部7に対して投影面2の投影領域
が関心領域aiであることを知らせる。
【0030】投影処理部7は、オブジェクト空間にボク
セルで定義された三次元物体1に対して投影面2を視線
方向に基づいて向け、この投影面2の各ピクセルから仮
想的なレイ(光)を発してボクセル追跡を行い、前方の
光り、或いは光源に照らされた光に照らされて反射する
光とを合成して、次々とボクセルに渡していき最後のボ
クセルから出る光をレンダリング画像のピクセル値とし
て投影面2のピクセルに投影する。
【0031】具体的には、所定の視点位置及び視線方向
からボクセルで定義された三次元物体にレイトレーシン
グを行い、ぶつかったボクセルまでの距離とボクセルに
おけるレイの方向とから明るさ(CT値)等を求めて、
オパシティカーブの透明度αiを読み、この明るさhi
と透明度等を積算した画像情報を順次合成して行く。
【0032】この投影面2の投影に際して投影処理部7
が投影領域判定部6の判定結果を読み、投影するピクセ
ルが陰影領域aiの場合は、メモリ4のオパシティカー
ブβiを用いた透明度で投影する。
【0033】また、投影面2の投影するピクセルが陰影
領域ai以外の場合は、メモリ4に記憶されている全体
領域Aiのオパシティカーブriを用いた透明度で投影
する。
【0034】(動作説明)次に、動作をフローチャート
を用いて以下に詳細に説明する。また、本実施の形態1
においては、図示しない立体モデル生成部がCT装置又
はMRI等で得られたスライス画像に基づく三次元物体
1をボクセルでオブジェクト空間に生成している。ま
た、オパシティカーブは、図2の(a)のオパシティカ
ーブriと、図2の(b)のオパシティカーブβiとを
用いる。
【0035】初めに関心領域aiの生成とオパシティカ
ーブβiの生成までの処理を図4のフローチャートを用
いて説明する。
【0036】投影処理部7は、オブジェクト空間にボク
セルで定義された三次元物体1を、図2の(a)のオパ
シティカーブriを用いて投影面2に投影して、例えば
図5の(a)に示す頭部のボリュームレンダリング画像
Giを画面3に表示させる(S401)。図5の(a)
においては、オパシティカーブriがCT値fiがマイ
ナス250〜マイナス200の範囲で勾配を持ったカー
ブにされているので皮膚、頭蓋骨、太い血管等がぼんや
りと表示される。但し、図5においては太い血管のみを
ぼかして表示させている例を示している。
【0037】次に、関心領域設定部8は、オペレータに
よってボリュームレンダリング画像Gi上に関心領域a
iであるROIが設定されたかどうかを判定する(S4
02)。
【0038】すなわち、図5の(b)に示すように頭蓋
骨のボリュームレンダリング画像Gi上に関心領域ai
を示す円軌跡がオペレータによって表示されたときに、
ROIの設定と判定する。
【0039】ステップS402において、ROIが設定
されたと判定したときは、この領域を認識して投影面2
にこのROIを割り当て、ROI内のピクセル座標ki
に対応するピクセル座標Piをメモリ4に設定する(S
403)。
【0040】そして、この投影面2の関心領域ai内の
各ピクセル座標Piに関心領域であることを示すコード
を付加してメモリ4に記憶する(404)。
【0041】次に、オパシティカーブ設定部5は、関心
領域ai(ROI)のオパシティカーブβiの勾配を決
定するためのCT値fi、透明度αi等からなるパラメ
ータがオペレータによって入力されたかどうかを判定す
る(S405)。
【0042】ステップS405において、オパシティカ
ーブβiの勾配を決定するためのCT値fiを、透明度
αi等からなるパラメータが入力されたときは、図2の
(b)に示すようなオパシティカーブβiを生成する
(S406)。
【0043】次に、オパシティカーブ設定部5は、メモ
リ4の関心領域ai(ROI)の各ピクセル座標Piに
ステップS406で生成されたオパシティカーブβiを
対応させて記憶する。
【0044】すなわち、メモリ4には図3に示すように
投影面2における関心領域aiの各ピクセル座標kiに
対応するピクセル座標Piがオパシティカーブβiに対
応させられ、かつ投影面の他の領域のピクセル座標ki
に対応するピクセル座標Piには別のオパシティカーブ
riが対応させられて記憶されることになる。
【0045】次に、投影面2における関心領域の設定の
終了かどうかを判断し(S408)、関心領域の設定の
終了でないときは、処理をステップS402に戻して、
次の関心領域とそのオパシティカーブβi(前の処理の
オパシティカーブβiとは異なる)とを生成する。
【0046】このような処理を行って関心領域に対する
オパシティカーブβiを予め設定して、以後に説明する
処理を行うことにより、ボリュームレンダリング画像G
iの関心領域の物体をはっきりと表示させる。
【0047】図6は本実施の形態1の投影処理を説明す
るフローチャートである。投影領域判定部6は、投影処
理部7が投影面2のピクセルから3次元物体1に対して
レイトレーシングを行うときに、そのピクセル座標ki
を読み込む(S601)。次に、投影領域判定部6は、
メモリ4の関心領域のピクセル座標Piを読み、ピクセ
ル座標kiが関心領域aiに含まれているかどうかを判
定する(S602)。すなわち、メモリ4のピクセル座
標Piに投影面2のピクセル座標kiが一致したときに
関心領域aiのピクセルと判定する。
【0048】ステップS602において、投影面2のピ
クセル座標kiは関心領域aiに含まれていないと判定
したときは、メモリ4からそのピクセル座標Piに対応
するオパシティカーブriを用いて三次元物体1のボク
セルの情報の透明度αiを決定する(S603)。そし
て、この透明度αiとボクセルにおける明るさhiとを
積算した画像を投影面2のピクセルに投影する(S60
4)。
【0049】例えば、頭部がボクセルで三次元物体1と
してオブジェクト空間に定義され、かつ頭部全体のオパ
シティカーブが図2の(a)のオパシティカーブriに
設定されているときに、投影面2のピクセルの座標ki
が関心領域aiではないときは、このオパシティカーブ
riを用いて投影面2のピクセルに投影が行われる。
【0050】次に、投影処理部7は投影面2の全てのピ
クセルに対する投影が終了したかどうかを判断する(S
605)。ステップS605で終了していないと判定し
たときは投影面2のピクセルを次の座標のピクセルに更
新して処理をステップS601に戻す(S606)。
【0051】また、ステップS602において、投影面
2のピクセルの座標kiが関心領域aiと判定したとき
は、投影処理部7がこのピクセルの座標kiに対応する
メモリ4のピクセル座標Piに対応するオパシティカー
ブβiをメモリ4から読み込む(S607)。
【0052】次に、このオパシティカーブβiを用いて
ボクセルの情報の透明度αiを決定し(S608)、処
理をステップS604に戻す。
【0053】すなわち、オパシティカーブβiに基づく
透明度αiとボクセルにおける明るさhiと積算した画
像を投影面2のピクセルに投影する。
【0054】例えば、関心領域aiのオパシティカーブ
が図2の(a)のオパシティカーブβiにされていると
きは、CT値が100のときに透明度αiが「1」にさ
れて、CT値が「200」のときに透明度αiが「0」
となる勾配を有するオパシティカーブβiにされている
ので、図7に示すように関心領域aiにおける骨が消え
て、太い血管がはっきりと映ることになる。
【0055】従って、本実施の形態1のボリュームレン
ダリング表示は、図7に示すように、関心領域ai以外
の領域は、オパシティカーブαiの透明度で表示される
と共に、関心領域aiはオパシティカーブαiとは異な
るオパシティカーブβiで表示されることにより、例え
ば関心領域aiにおいては太い血管がはっきりと映り、
関心領域以外の領域の太い血管はぼんやりと映ることに
なるので、頭蓋骨と太い血管との関係を見ながら、関心
領域の太い血管の状態をはっきりと把握することができ
る。
【0056】<実施の形態2>例えば、骨と造影した血
管とはCT値がほぼ同じ値を示すことが知られている。
すなわち、頭蓋骨内部における造影した血管は、頭蓋骨
の影響で見えにくい。そこで、本実施の形態2では以下
の構成を備えることによって、物体の内部のみをはっき
りと見えるようにする。
【0057】図8は実施の形態2の概略構成図である。
図8に示すように、図2と同様なオパシティカーブ設定
部5、投影領域判定部6、関心領域設定部8の他に本実
施の形態2ではレイトレーシング範囲設定部10と、投
影処理部11と、レイ距離判定部12とを備えて、関心
領域ai内のみ投影開始位置を変えて、その関心領域a
iのオパシティカーブβiに基づく画像を投影面2の関
心領域aiに投影する。
【0058】(実施の形態2の各部の説明)レイトレー
シング範囲設定部10は、オペレータによって入力され
た関心領域aiのレイの距離範囲Riを読み込んでメモ
リ4の関心領域aiのピクセル座標Piに対応させて設
定する。
【0059】投影処理部11は、オブジェクト空間にボ
クセルで定義された三次元物体1に対して投影面2を視
線方向に基づいて向け、投影面2の各ピクセルから仮想
的なレイ(光)を発生するときに、そのピクセルの座標
hiが関心領域aiに含まれているときに、ボクセルま
でのレイの距離Di(深さ)がレイトレーシング範囲設
定部10で設定された距離範囲Ri(Ri;Rq〜R
p)になるまでは投影を中止し、距離Diが距離範囲R
iに含まれているときは、そのボクセルまでの距離Di
からボクセルの明るさを求め、この明るさと関心領域a
iのオパシティカーブβiとを用いた透明度の画像を投
影し、また距離Diが距離範囲Riを越えるときは再び
前述の投影を中止する。
【0060】また、ピクセルの座標kiが関心領域ai
に含まれていないときに、ボクセルのまでの距離Di
(深さ)からボクセルの明るさを求め、この明るさと全
体領域の透明度を決めるオパシティカーブriを用いて
投影する。
【0061】レイ距離判定部12は、投影処理部11に
おけるレイの距離Diが設定された距離範囲Riかどう
かを判定し、その結果を投影処理部11に知らせる。
【0062】(動作説明)次に、動作を図9のフローチ
ャートを用いて詳細に説明する。本実施の形態2におい
ては、画面3に頭部のボリュームレンダリング画像Gi
が表示され、この画像Giに関心領域aiが設定され、
かつこの関心領域aiのオパシティカーブβiがメモリ
4に設定されていると共に、図10に示すようにメモリ
4の関心領域aiの各ピクセルPiにはドリリング距離
(堀削距離ともいう)であるレイ距離Diが対応させら
て記憶されているとする。
【0063】投影領域判定部6は、投影処理部11が投
影面2のピクセルから3次元物体1に対してレイトレー
シングを行うときに、そのピクセルの座標kiを読み込
む(S901)。次に、投影領域判定部6は、ピクセル
座標kiが関心領域aiに含まれているかどうかを判定
する(S902)。
【0064】すなわち、投影面2のピクセル座標kiが
メモリ4の関心領域aiのピクセル座標Piに一致する
ときに、そのピクセルが関心領域と判定する。
【0065】ステップS602において、投影面2のピ
クセルの座標kiは関心領域aiに含まれていないと判
定したときは、メモリ4からそのピクセルの座標piに
対応するオパシティカーブriを用いて三次元物体1の
ボクセルの情報の透明度αiを決定する(S903)。
【0066】そして、この透明度αiと、ボクセルまで
のレイの距離Diとボクセルの光方向等からボクセルの
明るさをhi求め、この明るさhiと投影度αiとを積
算した値を投影面2のピクセルに投影する(S90
4)。
【0067】例えば、頭部がボクセルで三次元物体1と
してオブジェクト空間に定義され、かつ頭部全体のオパ
シティカーブが図2の(a)のオパシティカーブriに
設定されているときに、投影面2のピクセルの座標ki
が関心領域aiではないときは、このオパシティカーブ
riを用いて投影面2のピクセルに投影が行われる。
【0068】次に、投影処理部7は投影面2の全てのピ
クセルに対する投影が終了したかどうかを判断する(S
905)。ステップS905で終了していないと判定し
たときは投影面2のピクセルを次の座標のピクセルに更
新して処理をステップS901に戻す(S906)。
【0069】また、ステップS902において、投影領
域判定部6が投影面2のピクセルの座標kiが関心領域
aiであると判定したときは、レイ距離判定部12は投
影処理部11が投影面2のピクセルからボクセルで定義
された三次元物体に対してレイを発すると、そのレイと
ボクセルまでの距離Diを計算する(S908)。次
に、レイ距離判定部12は、レイの距離Diがオペレー
タによって入力されたレイトレーシング範囲Riかどう
かを判定する(S909)。
【0070】例えば、レイトレーシング範囲Riが70
mm〜150mmと入力されたときは、レイの距離Di
が70mm〜150mmの範囲かどうかを判定する。
【0071】ステップS909において、レイの距離D
iがレイトレーシング範囲Riではないと判定したとき
は、処理をステップS905に戻す。つまり、関心領域
aiにおいては、所定深さまでの画像の投影を中止して
いることになる。例えば、レイトレーシング範囲Riが
頭蓋骨内部の範囲の場合は、関心領域aiでは頭蓋骨は
表示されない。
【0072】また、ステップS909において、レイ距
離判定部12がレイの距離Diはレイトレーシング範囲
Riであると判定したときは、投影処理部11がこのピ
クセルの座標hiに対応するオパシティカーブβiをメ
モリ4から読み込む(S910)。次に、このオパシテ
ィカーブβiを用いてボクセルの情報の透明度αiを決
定し(S911)、処理をステップS904に戻す。
【0073】すなわち、本実施の形態2では、例えば図
10に示すように、関心領域aiにに対応する三次元物
体1のレイトレーシング範囲をオペレータによって設定
すると、レイトレーシング範囲内のボクセルの値のみを
オパシティカーブβiを用いて投影面2の関心領域ai
に投影している。図11はボクセル空間であるオブジェ
クト空間を横から見た例であり、横軸は奥行き方向(Z
方向)である。
【0074】従って、投影面2におけるピクセルの座標
hiが関心領域aiであるときで、かつレイの距離Di
がレイトレーシング範囲Riのときに投影をおこうこと
で、ドリリングを容易に実現していることになるので、
例えば関心領域aiにおいては頭蓋骨が投影されない
で、頭蓋骨内部にある細い血管のみが図8に示すように
画面3に表示される。
【0075】これにより、ボリュームレンダリング表示
においても、より正確な診断又は手術前のシュミレーシ
ョンが可能となるので、患者の負担を低減することが可
能となる。
【0076】なお、上記各実施の形態ではボリュームレ
ンダリング画像に対する関心領域を1個として説明した
が、関心領域設定部8が関心領域をボリュームレンダリ
ング画像上に複数設けることを受付けて、オパシティカ
ーブ設定部5がこれらの関心領域に対応するオパシティ
カーブβiを設定してもよい。
【0077】さらに、関心領域設定部8は、オペレータ
による関心領域の移動を受付け、この関心領域の移動に
伴って、投影面2への関心領域の割り当てを変えると共
に、メモリ4のピクセルの座標をその移動した関心領域
の座標値に変えるようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ボクセル
で定義された物体の三次元モデルを、三次元モデルの全
体の透明度を決定するオパシティカーブで投影したボリ
ュームレンダリング画像を表示したとき、このボリュー
ムレンダリング画像上における関心領域が設定される
と、この関心領域を投影面に割り当て、この投影面の関
心領域に対向する三次元モデルの領域のボクセルの画像
情報が関心領域のオパシティカーブに基づく透明度で投
影面に投影される。
【0079】このため、ボリュームレンダリング画像全
体と関心領域内のボリュームレンダリング画像とは異な
る透明度で表示されるという効果が得られている。
【0080】従って、関心領域内の目的の画像をはっき
りと映して他の領域の画像を表面だけではなく奥行きが
分かるようにぼんやりと映すことが可能になるから関心
領域の画像と全体の関係を容易に把握することができ
る。
【0081】また、関心領域内において、三次元モデル
への堀削距離の限定ができるようにし、レイの距離が堀
削距離に到達したときに投影領域の関心領域への投影を
行うようにしたので、関心領域において所望とする物体
のみを表示させることができるという効果が得られてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1のボリュームレンダリング表示
機能を有する画像処理装置の概略構成図である。
【図2】本実施の形態1に用いる2種類のオパシティカ
ーブの説明図である。
【図3】メモリ4のデータ構成を説明する説明図であ
る。
【図4】本実施の形態1の関心領域の設定までを説明す
るフローチャートである。
【図5】図4の補助説明図である。
【図6】本実施の形態1の投影処理を説明するフローチ
ャートである。
【図7】図6の補助説明図である。
【図8】本実施の形態2の概略構成図である。
【図9】本実施の形態2の動作を説明するフローチャー
トである。
【図10】本実施の形態2に用いるメモリ4のデータ構
造を説明する説明図である。
【図11】実施の形態2の関心領域のレイトレーシング
範囲の設定を説明する説明図である。
【図12】従来のボリュームレンダリング表示方法の説
明図である。
【図13】従来のボリュームレンダリングにおけるオパ
シティカーブの説明図である。
【符号の説明】
2 投影面 4 メモリ 5 オパシティカーブ設定部 6 投影領域判定部 8 関心領域設定部 10 レイトレーシング範囲設定部 11 投影処理部 12 レイ距離判定部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 G06F 15/62 390Z Fターム(参考) 4C093 AA24 AA26 CA21 CA23 DA02 DA04 EE01 FD11 FD12 FF28 FF43 4C096 AB50 AC01 AC04 DC28 DC36 FC16 5B050 AA02 BA03 BA09 EA28 FA06 5B057 AA09 BA07 CA13 CA20 CB13 CB20 CE16 5B080 AA17 BA04 FA17 GA06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体のスライス画像を積み重ねてボクセ
    ルに分割して得た三次元モデルを、任意の視点からボク
    セルを投視してそのボクセルの情報を投影面に投影する
    際に、所定の勾配を有するオパシティカーブを用いて変
    換して得られた画像情報を投影し、これをボリュームレ
    ンダリング画像として画面に表示するボリュームレンダ
    リング画像表示方法において、 前記画面のボリュームレンダリング画像上に設けられる
    関心領域を前記投影面上に対応させて設定し、この投影
    面の関心領域に対応する前記三次元モデルのボクセルの
    情報を投影する際に、任意の勾配を有するオパシティカ
    ーブで変換して投影おこなわせることを特徴とするボリ
    ュームレンダリング画像表示方法。
  2. 【請求項2】 前記投影面の関心領域の設定は、 前記画面のボリュームレンダリング画像上における関心
    領域を認識し、この関心領域を前記投影面の対応する領
    域に割り当てる工程と、 前記関心領域の画像の透明度を決定するオパシティカー
    ブを入力させ、このオパシティカーブを前記関心領域に
    対応させて設定する工程とからなることを特徴とする請
    求項1記載のボリュームレンダリング画像表示方法。
  3. 【請求項3】 前記関心領域に対応する三次元モデルの
    ボクセルの投影は、前記投影面のピクセルからレイが発
    生される毎に、そのピクセルが前記関心領域に含まれる
    かどうかを判定する工程と、 前記投影面のピクセルが関心領域に含まれるときは、前
    記関心領域に対向する前記三次元空間の所定数のボクセ
    ルの画像情報を、前記関心領域のオパシティカーブを用
    いて前記投影面の関心領域のピクセルに投影させる工程
    とからなることを特徴とする請求項1又は2記載のボリ
    ュームレンダリング画像表示方法。
  4. 【請求項4】 前記関心領域における堀削距離が入力さ
    れると、前記関心領域に投影を行う際に、前記投影面と
    前記関心領域に対応する前記三次元物体のボクセルまで
    の距離が前記堀削距離に到達したとき前記投影面の関心
    領域への投影を行わせることを特徴とする請求項1記載
    のボリュームレンダリング画像表示方法。
  5. 【請求項5】 前記関心領域における堀削距離が入力さ
    れると、この堀削距離を前記関心領域に対応させる工程
    と、 前記投影面のピクセルが前記関心領域と判定されたとき
    は、前記三次元物体のボクセルへのレイの距離を求める
    工程と、 前記求められたレイの距離が前記堀削距離に到達してい
    ないときは、前記投影面の関心領域への投影を停止さ
    せ、前記堀削距離に到達したとき前記投影面の関心領域
    への投影を行わせる工程とを有することを特徴とする請
    求項4記載のボリュームレンダリング画像表示方法。
  6. 【請求項6】 物体のスライス画像を積み重ねてボクセ
    ルに分割して得た三次元モデルに対して、投影面の各ピ
    クセルからレイを発して各ボクセルにおける明るさを求
    め、これらの明るさと、予め設定されている前記三次元
    モデルの全体の透明度を決定するオパシティカーブとを
    用いて変換した画像情報を前記投影面の各ピクセルに投
    影する投影処理部を有する画像処理装置において、 前記ボリュームレンダリング画像に関心領域が設定され
    ると、投影面にこの関心領域を割り当て、該関心領域の
    所定数のピクセル座標をメモリに設定する関心領域設定
    部と、 前記関心領域の画像の透明度を決定するオパシティカー
    ブを入力させ、このオパシティカーブを前記メモリの関
    心領域のピクセル座標に対応させて設定するオパシティ
    カーブ設定部と、 前記投影処理部が前記投影面のピクセルからレイを発生
    する毎に、そのピクセル座標と前記メモリの前記関心領
    域のピクセル座標とを比較して、前記投影面のピクセル
    が関心領域かどうかを判断し、関心領域のときは前記関
    心領域のオパシティカーブで前記投影を行わせる投影領
    域判定部とを有することを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記関心領域の堀削距離を入力させ、こ
    の堀削距離を前記関心領域の各ピクセルの座標に対応さ
    せて記憶するドリリング範囲設定部と、 前記投影面のピクセルが前記関心領域と判定されると、
    前記投影面のピクセルから前記レイが発生される毎に、
    前記三次元モデルのボクセルまでのレイの距離を算出
    し、このレイの距離が前記堀削距離に到達していないと
    きは前記投影を停止させ、また前記レイの距離が前記堀
    削距離に到達したときは、前記投影面に対してボクセル
    の画像情報の投影を行わせるレイ距離判定部とを有する
    ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記堀削距離は、前記三次元物体の奥行
    き方向の任意の範囲であることを特徴とする請求項7記
    載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記関心領域設定部は、画面における関
    心領域の移動又は形状の変更を受け付けて、前記投影面
    に割り当てることを特徴とする請求項6記載の画像処理
    装置。
  10. 【請求項10】 物体をボクセルで定義した三次元モデ
    ルのボリュームレンダリング画像上に設けられる関心領
    域を認識させ、この関心領域を前記投影面の対応する領
    域に割り当てさせる工程と、 前記関心領域の画像の透明度を決定するオパシティカー
    ブを入力させ、このオパシティカーブを前記関心領域に
    対応させて設定させる工程と、 前記投影面のピクセルからレイが発生される毎に、その
    ピクセルが前記関心領域に含まれるかどうかを判定させ
    る工程と、 前記投影面のピクセルが関心領域に含まれるときは、前
    記関心領域に対向する前記三次元空間の所定数のボクセ
    ルの画像情報を、前記関心領域のオパシティカーブを用
    いて前記投影面の関心領域のピクセルに投影させる工程
    とからなるボリュームレンダリング画像表示方法のプロ
    グラムを記憶した記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記関心領域における堀削距離を入力
    させ、この堀削距離を前記関心領域に対応させて記憶さ
    せる工程と、 前記投影面のピクセルが前記関心領域と判定されたとき
    は、前記三次元物体のボクセルへのレイの距離を求めさ
    せる工程と、 前記求められたレイの距離が前記堀削距離に到達してい
    ないときは、前記投影面の関心領域への投影を停止さ
    せ、前記堀削距離に到達したとき前記投影面の関心領域
    への投影を行わせる工程とからなるボリュームレンダリ
    ング画像表示方法のプログラムを記憶した記憶媒体。
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