JP2000090133A - 3次元pt板モデル生成装置 - Google Patents

3次元pt板モデル生成装置

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JP2000090133A
JP2000090133A JP10253843A JP25384398A JP2000090133A JP 2000090133 A JP2000090133 A JP 2000090133A JP 10253843 A JP10253843 A JP 10253843A JP 25384398 A JP25384398 A JP 25384398A JP 2000090133 A JP2000090133 A JP 2000090133A
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Kiyotaka Kodama
清隆 児玉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PT板の、配線の1本1本をモデル化し、ま
た反りについてモデル化した、形状モデルを生成する3
次元PT板モデル生成装置を提供する。 【解決手段】 PT板基板の形状情報と、該PT板基板
に搭載される部品の搭載位置情報及び該部品の形状情報
と、に基づき3次元PT板モデルを生成する3次元PT
板モデル生成装置であって、PT板基板表面のパターン
化された配線の配線経路を示す経路情報を保持する配線
情報保持手段と、経路情報を基に厚みを有する3次元の
配線モデルを生成して3次元PT板モデルに付加する配
線搭載モデル生成手段と、3次元PT板モデルの指定さ
れた領域の厚みを補正する反り補正手段と、を有する3
次元PT板モデル生成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PT板の形状モデ
ルを生成する3次元PT板モデル生成装置に関する。
【0002】複雑な機能を、小型に、使い易く構成した
装置に対する要望が高まるに伴い、電子的に制御される
装置が増えてきている。これらの装置は、従来であれば
機械的に構成していた制御部を電気回路を搭載したPT
板で構成し、被制御部は従来と同様(即ち、機械的に構
成していた場合には機械的)に構成することが多く、P
T板と被制御部を構成する各構成要素が一つの筐体に収
容される場合が多い。
【0003】印刷装置を例にとると、制御部を構成する
PT板と、PT板に給電する電源ユニットと、印字機構
等の機械的に構成される要素が1つの筐体内に混在して
収容されるため、機能的に異なる個々の構成要素を機能
モデルと形状モデルとして設計し、1つの筐体に収容さ
れる個々の構成要素の形状モデルを基に干渉の有無を検
証することが必要となる。
【0004】機械的に構成される要素は機能と形状が密
接に関係するため、設計にあたっては形状モデルを主体
に扱う設計支援装置(以下、「構造系CAD装置」とい
う。)を用いることが多いが、電気回路を構成するPT
板は、機械的に構成される要素とは異なり機能が形状と
は直接関係しないため、機能モデルを主体に扱う設計支
援装置(以下、「電気系CAD装置」という。)を用い
ることが多く、基板上に部品の搭載された簡単な形状モ
デルを設計する程度の場合が多い。
【0005】しかしながら、筐体内に各構成要素を高密
度に収容するようになると、構成要素を筐体に固定する
ためのネジによる突起程度のごく僅かなものであっても
干渉を生じる場合があり、極端な場合は配線と接触して
ショートすることも考えられるため、精度の高い3次元
PT板モデルを生成する3次元PT板モデル生成装置が
必要となる。
【0006】
【従来の技術】従来の3次元PT板モデル生成装置につ
いて図8〜図10を参照しながら説明する。
【0007】尚、以下の説明では、厚さ同一で矩形の基
板が層状に重ねられたPT板基板上に直方体の部品が搭
載されるPT板を例として説明する。また、以降の説明
においては先に説明された符号と同一の符号は同一部分
を表すものとして説明を省略する。
【0008】図8は従来の3次元PT板モデル生成装置
の構成例を示す図であり、図9はPT板の設計情報の説
明図であり、図10はPT板の形状モデルを生成する処
理の流れを説明するフローチャートである。
【0009】PT板の形状モデルを生成するための設計
情報は、図9に示すように、PT板基板の情報(以下、
「基板情報」という。)と部品の情報(以下、「部品情
報」という。)とからなる。
【0010】基板情報は基板の厚さ及び基板の原点とな
る頂点(以下、「原点」と略す。)に対向する頂点(以
下、「頂点」と略す。)の位置、PT板を構成する基板
の層数からなり、部品情報はPT板上の部品搭載位置及
び部品名と、部品の形状を示す形状情報からなる。
【0011】この例では、PT板基板は、原点から頂点
までX方向にX1,Y方向にY1の長さで厚さHの基板
をM層重ねた形状を持ち、該PT板基板上の座標(X
A,YA)にはX方向にX2、Y方向にY2の長さで厚
さHAの部品Aが、座標(XB,YB)にはX方向にX
3、Y方向にY3の長さで厚さHBの部品Bが搭載され
る。
【0012】図8において、10は3次元PT板モデル
生成装置であり、11は入力回路であり、12はプロセ
ッサであり、13は出力回路であり、14はメモリであ
り、41は基板情報保持部であり、42は基板モデル化
部であり、43は部品情報保持部であり、44は部品モ
デル化部である。
【0013】3次元PT板モデル生成装置10は、PT
板の形状モデルの生成指示に基づき3次元PT板モデル
を生成する装置である。メモリ14は、設計情報と、設
計情報に基づき3次元PT板モデルを生成するソフトウ
ェアと、を保持する記憶部である。
【0014】プロセッサ12は、メモリ14の保持する
ソフトウェアが走行し、設計情報を基に3次元PT板モ
デルを生成する処理部である。入力回路11は、PT板
モデルの生成指示をプロセッサ12に伝達する入力部で
ある。
【0015】出力回路13は、3次元PT板モデルを出
力する出力部である。基板情報保持部41は、図9に示
したような基板情報を保持する、メモリ14の記憶領域
である。
【0016】基板モデル化部42は、メモリ14に保持
され、基板情報を基にPT板基板モデルを生成するソフ
トウェアである。部品情報保持部43は、部品情報を保
持する、メモリ14の記憶領域である。
【0017】部品モデル化部44は、メモリ14に保持
され、部品情報を基に部品モデルを生成し、PT板基板
モデルに付加するソフトウェアである。次に、図10を
参照しながら従来の3次元PT板モデル生成処理の流れ
を説明する。
【0018】PT板モデルの生成が入力回路を介して指
示されると、基板モデル化部42は基板情報保持部41
から基板情報、即ち、例にあげた場合では基板の2辺の
長さX1及びY1と厚さHと層数Mとを読み取る。(ス
テップS01) 基板モデル化部42は、基板情報を基に基板モデルを生
成する。即ち、例にあげた場合では2辺の長さX1及び
Y1と厚さHの基板モデルを生成する。(ステップS0
2) 基板モデル化部42は、基板モデルと層数に基づきPT
板基板モデルを生成する。即ち、例にあげた場合では2
辺の長さX1及びY1と厚さ(H×M)のPT板基板モ
デルを生成する。(ステップS03) 部品モデル化部44は、部品情報保持部43から最初の
配置情報を読み取る。即ち、例にあげた場合ではPT板
基板のX方向にXA,Y方向にYAの位置に部品Aが搭
載され、部品Aの形状情報はインデックスAに保持され
ているという情報を読み取る。(ステップS04) 部品モデル化部44は、先行するステップで読み取った
インデックスに対応する部品の形状情報を読み取る。即
ち、例にあげた場合では部品Aの配置情報を先行するス
テップで読み取った場合、2辺の長さX2及びY2と厚
さTという形状情報を読み取る。(ステップS05) 部品モデル化部44は、部品の形状情報に基づき部品の
形状モデルを生成する。即ち、例にあげた場合では2辺
の長さがX2及びY2と厚さTという部品Aの部品モデ
ルを生成する。(ステップS06) 部品モデル化部44は、PT板基板モデルの配置情報で
指定される位置に部品の形状モデルを付加する。即ち、
例にあげた場合ではPT板基板モデルの座標位置(X
A,YA)に部品Aの形状モデルを付加する。(ステッ
プS07) 部品情報保持部43に次の部品情報が保持されている場
合にはステップS09に進み、保持されていない場合に
はステップS10に進む。(ステップS08)部品モデ
ル化部44は、次の配置情報を読み取りステップS05
に戻る。
【0019】即ち、例にあげた場合では部品Aの次に部
品Bの配置情報があるため、PT板基板のX方向にX
3,Y方向にY3の位置に部品Bが搭載され、部品Bの
形状情報はインデックスBに保持されているという情報
を読み取り、ステップS05に戻る。(ステップS0
9) 基板モデル化部42は、PT板基板モデルを3次元PT
板モデルとし、出力回路13を介して出力して処理を終
わる。(ステップS10)
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従来の3次元PT板モ
デル生成装置では、基板情報と部品情報とを基にPT板
基板に部品を搭載した3次元PT板モデル生成し、構造
系CAD装置の入力モデルとして出力していた。
【0021】そのため、実際にはPT板基板表面に生じ
るパターン化された配線の厚みが無いものとしてモデル
化の過程で無視され、また、部品をPT板基板に搭載す
るとPT板の部品搭載側がやや凹型に反るという事象も
モデル化の過程で無視されていた。
【0022】従って、装置の構成要素を高密度で収容す
るようになると、3次元PT板モデルを構造系CAD装
置の入力として構成要素間で干渉が無いことを確認して
いても、実際に装置を組み立てると隙間が狭い、或いは
取付ネジがPT板に当たって配線がショートするといっ
た問題が発生し、装置構造やPT板構造の変更が必要に
なるという問題があった。
【0023】PT板の、配線の1本1本をモデル化し、
また反りについてモデル化した、3次元PT板モデルを
生成する3次元PT板モデル生成装置を提供することを
目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明の3次元PT板モ
デル生成装置について、図1を参照しながら説明する。
【0025】PT板の、配線の1本1本をモデル化し、
また反りについてモデル化した、3次元PT板モデルを
生成する3次元PT板モデル生成装置を提供するため、
3次元PT板モデル生成装置は、基板情報を保持する基
板情報保持手段51と、基板情報に基づきPT板基板モ
デルを生成する基板モデル生成手段52と、部品情報を
保持する部品情報保持手段53と、部品情報に基づき部
品モデルを生成しPT板基板モデルに付加する部品搭載
モデル生成手段54と、配線情報を保持する配線情報保
持手段55と、配線情報に基づき配線モデルを生成し、
部品モデルが付加されたPT板基板モデルに付加する配
線搭載モデル生成手段56と、部品と配線の形状モデル
が付加されたPT板基板モデルに反りの補正を付加する
反り補正手段57と、から構成する。
【0026】3次元PT板モデルの生成が指示される
と、基板モデル生成手段52は基板情報保持手段51か
ら基板情報を読み出し、基板情報を基にPT板基板モデ
ルを生成する。
【0027】次いで、部品搭載モデル生成手段54は部
品情報保持手段53から部品情報(配置情報と配置情報
に対応する形状情報と)を逐次読み取り、形状情報に基
づく部品モデル生成と、PT板基板モデルの前記配置情
報で指定される位置への部品モデルの付加を、部品情報
が無くなるまで繰り返す。
【0028】3次元PT板モデルの生成方法として、P
T板基板の配線が可能な領域(以下、「配線領域」とい
う。)全てに配線があるものとしてモデル化する事が指
定されている場合、配線搭載モデル生成手段56は配線
領域の部品の搭載されていない全領域にわたる、指定さ
れた配線の厚さの配線モデルを生成し、部品モデルの付
加されたPT板基板モデルに付加する。
【0029】3次元PT板モデルの生成方法として、配
線の1本1本をモデル化することが指定されている場
合、配線搭載モデル生成手段56は配線情報保持手段5
5から経路情報を逐次読み取っては指定された配線の厚
さの配線モデルを生成し、配線モデルを生成する都度部
品モデルの付加されたPT板基板モデルに付加すること
を、経路情報が無くなるまで繰り返す。
【0030】PT板基板モデルへの配線モデルの付加が
完了し、反りの補正が指示されていない場合にはPT板
基板モデルを3次元PT板モデルとして処理を終了する
が、反りの補正が指示されている場合には、反り補正手
段57はPT板基板モデルの指定された補正境界の外部
(以下、「外周部」という。)に補正厚さ分厚みを付加
する。
【0031】反り補正手段57による反りの補正が終了
すると、3次元PT板モデル生成装置はPT板基板モデ
ルを3次元PT板モデルとして処理を終了する。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、配
線のモデル化の方法を指定する情報があらかじめ入力さ
れている場合を例として、図2〜図7を参照しながら説
明する。
【0033】図3は反りの補正の説明図であって、部品
や配線を省略して図示している。図3に示すように部品
搭載側が滑らかに凹んだPT板を、本発明の3次元PT
板モデル生成装置では補正境界を境に外周部と中央部と
に段階的に分割し、外周部に補正厚さを付加することに
より補正し、モデル化する。
【0034】図4は本発明の配線情報の説明図である。
配線情報は、図4(A)に示す配線の経路と配線幅を示
す経路情報と、図4(B)に示すあらかじめ入力された
配線のモデル化の方法を指定するモデル化方法指定情報
とからなる。
【0035】モデル化方法指定情報には、モデル化を配
線1本1本について行うか配線領域一体として行うか情
報と、反り補正の要否を示す情報と、反り補正する場合
に補正対象範囲と対象外の範囲とを区分する情報と、標
準の配線の厚さを示す情報と補正する場合の厚さの補正
値を示す情報とがある。 (A)本発明の3次元PT板モデル生成装置の構成 図2は本発明の3次元PT板モデル生成装置の構成図で
ある。
【0036】図2において、10は3次元PT板モデル
生成装置であり、11は入力回路であり、12はプロセ
ッサであり、13は出力回路であり、14はメモリであ
り、41は基板情報保持部であり、42は基板モデル化
部であり、43は部品情報保持部であり、44は部品モ
デル化部であり、45は配線情報保持部であり、46は
配線モデル化部であり、47は反り補正部である。
【0037】配線情報保持部45は、メモリ14の配線
情報を保持する記憶領域である。配線モデル化部46
は、メモリ14に保持されて配線情報に基づき配線の形
状モデルを生成し、PT板基板モデルに付加するソフト
ウェアである。
【0038】反り補正部47は、メモリ14に保持され
てモデル化方法指定情報に基づきPT板の反りをモデル
化した3次元PT板モデルを生成するソフトウェアであ
る。 (B)本発明の3次元PT板モデル生成処理の流れの例 PT板モデルの生成が入力回路を介して指示されると、
基板モデル化部42は基板情報保持部41から基板情
報、即ち、例にあげた場合では基板の2辺の長さX1及
びY1と厚さHと層数Mとを読み取る。(ステップS0
1) 基板モデル化部42は、基板情報を基に基板モデルを生
成する。即ち、例にあげた場合では2辺の長さX1及び
Y1と厚さHの基板モデルを生成する。(ステップS0
2) 基板モデル化部42は、基板モデルと層数に基づきPT
板基板モデルを生成する。即ち、例にあげた場合では2
辺の長さX1及びY1と厚さ(H×M)のPT板基板モ
デルを生成する。(ステップS03) 部品モデル化部44は、部品情報保持部43から最初の
配置情報を読み取る。即ち、例にあげた場合ではPT板
基板のX方向にXA,Y方向にYAの位置に部品Aが搭
載され、部品Aの形状情報はインデックスAに保持され
ているという情報を読み取る。(ステップS04) 部品モデル化部44は、先行するステップで読み取った
インデックスに対応する部品の形状情報を読み取る。即
ち、例にあげた場合では部品Aの配置情報を先行するス
テップで読み取った場合、2辺の長さX2及びY2と厚
さTという形状情報を読み取る。(ステップS05) 部品モデル化部44は、部品の形状情報に基づき部品モ
デルを生成する。即ち、例にあげた場合では2辺の長さ
がX2及びY2と厚さTという部品Aの部品モデルを生
成する。(ステップS06) 部品モデル化部44は、PT板基板モデルの配置情報で
指定される位置に部品モデルを付加する。即ち、例にあ
げた場合ではPT板基板モデルの座標位置(XA,Y
A)に部品Aの部品モデルを付加する。(ステップS0
7) 部品情報保持部43に次の部品情報が保持されている場
合にはステップS09に進み、保持されていない場合に
はステップS10に進む。(ステップS08) 部品モデル化部44は、次の配置情報を読み取りステッ
プS05に戻る。
【0039】即ち、例にあげた場合では部品Aの次に部
品Bの配置情報があるため、PT板基板のX方向にX
3,Y方向にY3の位置に部品Bが搭載され、部品Bの
形状情報はインデックスBに保持されているという情報
を読み取り、ステップS05に戻る。(ステップS0
9) 配線モデル化部46は配線情報保持部45からモデル化
方法指定情報を読み取る。そして、モデル化を配線の1
本1本について行う事が指示されている場合にはステッ
プS13に進み、配線領域を全体としてモデル化するこ
とが指示されている場合にはステップS12に進む。
(ステップS10〜S11) 配線領域を全体としてモデル化することが指示されてい
る場合、配線モデル化部46は部品搭載位置を除く配線
領域全域を標準厚さとした配線の形状モデルを生成し、
PT板基板モデルに付加する。即ち、例に挙げた場合で
は部品A,部品B・・・の搭載位置を除いた配線領域全
域に渡る厚さがHの配線モデルを生成し、PT板基板モ
デルに付加する。そしてステップS20に進む。(ステ
ップS12) モデル化を配線の1本1本について行う事が指示されて
いる場合、配線モデル化部46は配線情報保持部45か
ら配線幅と最初の配線経路を読み取る。即ち、例に挙げ
た場合では配線幅Wと、P1(XA,YA)とP2(X
B,YA)を配線するという配線経路を読み取る。(ス
テップS13〜S14) 配線モデル化部46は、配線幅と配線経路に基づき標準
の厚さを持つ配線モデルを生成し、PT板基板モデルに
付加する。即ち、先行するステップで配線幅をW、配線
経路をP1(XA,YA)とP2(XB,YA)の間の
配線であると読み取った場合は、厚さがH、幅がW、X
AとXBの差が長さとなる直方体の配線モデルを生成
し、PT板基板モデルのP1(XA,YA)とP2(X
B,YA)に付加する。(ステップS15〜S17) 次の経路情報がある場合にはステップS19に進み、無
い場合にはステップS20に進む。(ステップS18) 配線モデル化部46は配線情報保持部45から次の配線
経路を読み取り、ステップS15に戻る。即ち、例に挙
げた場合では、P3(XB,YB)とP4(XC,Y
B)を配線するという配線経路を読み取り、ステップS
15に戻る。(ステップS19) 反り補正が指示されている場合にはステップS21に進
み、反り補正が指示されていない場合にはステップS2
2に進む。(ステップS20) 反り補正部47は、PT板基板モデルの補正境界の内側
(中央部)を除く全領域(外周部)に補正厚さ分の厚さ
を付与する。即ち、例にあげた場合では、PT板の対向
する頂点P1(XX,YX)とP2(XY,YY)で囲
まれる領域の外側全域に対して厚さCの厚みを付与す
る。(ステップS21) 基板モデル化部42は、PT板基板モデルを3次元PT
板モデルとし、出力回路13を介して出力し、処理を終
了する。(ステップS22) 本実施例では、あらかじめモデル化方法指定情報が入力
されている場合を例として説明したが、処理過程の中で
その都度指定される場合であっても、同様な効果を得る
事が出来る。
【0040】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、配
線の1本1本についてモデル化した、また、部品の搭載
時に生じるPT板の反りについてモデル化した、3次元
PT板モデルを生成することが出来、また、配線領域全
域に配線されていると想定した場合には3次元PT板モ
デルを短時間で生成することが出来るため、PT板を筐
体に搭載した場合の干渉をあらかじめ正確に予防出来る
という工業的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の3次元PT板モデル生成装置の構成
【図3】 本発明の反りの補正の説明図
【図4】 本発明の配線情報の説明図
【図5】 本発明のフローチャート図(その1)
【図6】 本発明のフローチャート図(その2)
【図7】 本発明のフローチャート図(その3)
【図8】 従来の3次元PT板モデル生成装置の構成図
【図9】 従来の設計情報の説明図
【図10】 従来のフローチャート図
【符号の説明】
10 3次元PT板モデル生成装置 11 入力回路 12 プロセッサ 13 出力回路 14 メモリ 41 基板情報保持部 42 基板モデル化部 43 部品情報保持部 44 部品モデル化部 45 配線情報保持部 46 配線モデル化部 47 反り補正部 51 基板情報保持手段 52 基板モデル生成手段 53 部品情報保持手段 54 部品搭載モデル生成手段 55 配線情報保持手段 56 配線搭載モデル生成手段 57 反り補正手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PT板基板の形状情報と、該PT板基板
    に搭載される部品の搭載位置情報及び該部品の形状情報
    と、に基づき3次元PT板モデルを生成する3次元PT
    板モデル生成装置であって、 PT板基板表面の配線経路を示す経路情報を保持する配
    線情報保持手段と、 経路情報を基に厚みを有する3次元の配線モデルを生成
    し、前記3次元PT板モデルに付加する配線搭載モデル
    生成手段と、 を有する3次元PT板モデル生成装置。
  2. 【請求項2】 配線搭載モデル生成手段が配線領域全域
    に配線があるものとして厚みを有する3次元の配線モデ
    ルを生成し、前記3次元PT板モデルに付加することを
    特徴とする請求項1に記載の3次元PT板モデル生成装
    置。
  3. 【請求項3】 3次元PT板モデルの外周部の厚みを厚
    くする反り補正手段を有することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の3次元PT板モデル生成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006331177A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Dainippon Printing Co Ltd 表面にパイプを有する物体の三次元形状データの作成装置および作成方法
WO2007043679A1 (ja) * 2005-10-14 2007-04-19 Sharp Kabushiki Kaisha 情報処理装置およびプログラム
US7870534B2 (en) 2006-09-28 2011-01-11 Fujitsu Limited Method and apparatus for creating wiring model, computer product, and method of manufacturing device

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