JP2000088922A - 半導体集積回路検査装置 - Google Patents

半導体集積回路検査装置

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JP2000088922A
JP2000088922A JP10259007A JP25900798A JP2000088922A JP 2000088922 A JP2000088922 A JP 2000088922A JP 10259007 A JP10259007 A JP 10259007A JP 25900798 A JP25900798 A JP 25900798A JP 2000088922 A JP2000088922 A JP 2000088922A
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test
memory
pattern
semiconductor integrated
integrated circuit
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JP10259007A
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Kazuhiko Ono
和彦 小野
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マトリクス回路を設けず、予め実行メモリ上
に複数の被試験LSIに相当するテストパターンデータ
をソフトウェア的に生成し、並列に測定できるLSI数
が増加し、対応ピン番号を自由に設定できる半導体集積
回路検査装置を提供する。 【解決手段】 本発明による半導体集積回路装置は、タ
イミング発生部1と、テストパターンメモリ部2と、D
UT3と、ドライバ回路4、コンパレータ回路5と、フ
ェイルメモリ部6と、データレベル制御部7、試料用電
源部8、DC測定ユニット9および負荷回路50から構
成されている。このうち、ドライバ回路4、コンパレー
タ回路5および負荷回路50は、ピンエレクトロニクス
カード10上に形成され、テストヘッド11に格納され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同時に複数の半導
体集積回路の電気的特性および機能を試験する並列測定
機能を有する半導体集積回路検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のロジック半導体集積回路(以下、
LSIとする)用検査装置について、図を参照して説明
する。第6図は、従来のロジックLSI用検査装置の構
成を示すブロック図である。従来のLSI検査装置は、
次に示す各部で構成されている。
【0003】1はタイミング発生部であり、LSIをテ
ストする信号のタイミングを発生する。2はテストパタ
ーンメモリ部(以下、パターンメモリとする)であり、
LSIの検査用パターンを蓄える。3は被試験LSI
(以下、DUTとする)である。4は、ドライバ回路で
あり、パターンメモリ2の内容に応じてテスト信号を所
定の電圧レベルに変換し、タイミング発生部1で生成さ
れるタイミングでDUT3に印加する。
【0004】5はコンパレータ回路であり、DUT3か
らの出力信号をタイミング発生部1で生成されるタイミ
ングで所定の電圧レベルと比較し、テスト信号を生成
し、パターンメモリ2に格納される期待値データと比較
判定する。6はフェイルメモリ部であり、テストパター
ンアドレスに応じた比較判定結果を記憶する。7はデー
タレベル制御部であり、上記所定電圧レベルを制御す
る。
【0005】8は試料電源部であり、DUT3に電源を
供給する。9はDC測定部である。ドライバ回路4とコ
ンパレータ回路5とは、ピンエレクトロニクスカード
(以下、PEとする)10上に形成され、テストベッド
11に格納されている。また、PE10は並列制御回路
12を介してパターンメモリ2と接続されるとともにタ
イミング発生部1、データレベル制御部7、フェイルメ
モリ部6と接続されている。
【0006】タイミング発生部1、パターンメモリ2、
フェイルメモリ部6、データレベル制御部7、試料電源
部8、DC測定部9、並列制御回路12はテストプロセ
ッサ部(以下、プロセッサとする)18でテストプログ
ラムに応じて制御される。また、14はプログラムメモ
リであり、テストプロセッサ部13が実行する制御プロ
グラム並びにテストプログラムを格納する。20は外部
記憶機器であり、テストプログラム並びにテストパター
ンを格納する。
【0007】次に、第7図は、パターンメモリ2の構成
を示すブロック図である。この図において、15は低速
な大容量メモリであり、16は高速な実行メモリであ
る。17はメモリ制御部であり、大容量メモリ15と実
行メモリ16との制御を行う。18および19はレジス
タであり、それぞれメモリ16、17のピン番号を指定
するデータが格納されている。
【0008】第8図は、並列制御回路の構成を示すブロ
ック図である。並列制御回路12は、図8に示すマトリ
クス回路で構成され、パターンメモリ2とPE10を接
続し、被測定LSIの並列測定個数に応じて、2個同時
測定時には2つのPE10と接続され、4個同時測定時
には、4つのPE10と接続される。DT2、DT4は
それぞれ2個、4個並列測定時にアクティブとなる制御
信号である。21はノア回路であり、制御信号DT2と
制御信号DT4との論理和を演算し、演算結果の反転信
号を出力する。
【0009】次に、図6、7および8に示すLSI検査
装置の動作を第9図に示すフローチャートを参照して説
明する。ステップS101において、テストプロセッサ
部13は、テストプログラムとテストパターンを外部記
憶機器20から読み込み、それぞれのデータをプログラ
ムメモリ18ならびに大容量メモリ15へ書き込む。
【0010】次に、ステップS10において、テストプ
ロセッサ部13は、外部からの指示により、読み込まれ
たテストプログラムに従い、以下の処理を実行する。ス
テップS102において、テストプロセッサ部13は、
テストプログラムの内容に応じて、タイミング、電圧を
所定の値にすべくタイミング発生部1、データレベル制
御部7、試料電源部8、DC測定部9を制御し、大容量
メモリ15に記憶されているテストパ夕一ンに基づきD
UT3に対するテストを実行する。
【0011】次に、ステップS12において、大容量メ
モリ15上のテストパターンは、実行メモリ16に複写
され、DUT3に対するテストに用いられる。このステ
ップS12における複写の動作を詳細に説明する。ま
ず、ステップS103において、テストプロセッサ部1
3は、最初にメモリ制御部17を介してレジスタ18に
複写したいパターンデータのピン番号のデータを書き込
む。そして、テストプロセッサ部13は、レジスタ19
にレジスタ18に書き込まれたのと同一のピン番号のデ
ータを書き込む。
【0012】次に、ステップS104において、テスト
プロセッサ部13は、レジスタ18に記憶されているピ
ン番号のデータが示す領域にあるテストパターンデータ
を大容量メモリ15から読み出す。そして、テストプロ
セッサ部13は、レジスタ19に記憶されているピン番
号のデータが示す実行メモリ16の所定の領域にに書き
込む。
【0013】次に、ステップS105において、テスト
プロセッサ部13は、必要なピン数分のテストパターン
データが実行メモリ16へ書き込まれたかどうかの確認
を行う。ステップS105において、テストプロセッサ
部13が必要なピン数分のテストパターンデータが実行
メモリ16へ書き込まれたことを確認した場合、処理は
ステップS107へ進められる。
【0014】一方、ステップS105において、テスト
プロセッサ部13が必要なピン数分のテストパターンデ
ータが実行メモリ16へ書き込まれていないことを確認
した場合、処理はステップS106へ進められる。次
に、ステップS106において、テストプロセッサ部1
3は、順次、レジスタ18およびレジスタ19に記憶さ
れているピン番号をインクリメントし、ステップS10
3へ処理を進める。
【0015】次に、ステップS107において、テスト
プロセッサ部13は、テストパターンの実行段階で、こ
のテストパターンの内容はパターンメモリ2からPE1
0に送る。これにより、あらかじめタイミング発生部1
およびデータレベル制御部7に設定された電圧とタイミ
ングとでDUT3にドライバ回路4から電気信号が印加
される。
【0016】次に、ステップS108において、ドライ
バ回路4から印加された電気信号に応じてDUT3は、
動作させられ、結果として出力信号を応答する。そし
て、コンパレータ回路5は、この出力信号とデータレベ
ル制御部7で設定された電圧とを比較し、その結果とパ
ターンメモリ2の内容との比較判定を行う。
【0017】次に、ステップS109において、テスト
プロセッサ部13は、比較判定内容が一致しない場合
に、DUT3を不良と判定する。そして、テストプロセ
ッサ部13は、得られたDUT3の不良情報をフェイル
メモリ6に書きみ、処理をステップS110へ進める。
【0018】次に、ステップS110において、テスト
プロセッサ部13は、一連のテスト動作が完結したかど
うかの確認を行う。ここで、ステップS110におい
て、テストプロセッサ部13によりプログラムが終了し
ていないと判断された場合、処理は終了する。一方、ス
テップS110において、テストプロセッサ部13がプ
ログラムが終了していないと判断した場合、処理はステ
ップS111へ進められる。
【0019】次に、ステップS111において、テスト
プロセッサ部13は、新たなテスト条件でテスト動作を
行うべく、テストプログラムの次の命令を解読し、新た
なタイミング、電圧をタイミング発生部1、データレベ
ル制御部7、試料電源部8、DC測定部9を設定し、テ
ストパターンを実行する。ここで、既に実行メモリ16
上にテストパターンが複写されている場合、テストプロ
セッサ部13は、大容量メモリ15からテストパターン
を複写せずにテストのみを実行する。
【0020】また、実行メモリ16上にテストパターン
が存在しない場合に限り、テストプロセッサ部13は、
大容量メモリ15からパターンデータを大容量メモリ1
5へ複写する。こうして、テストプロセッサ部13は、
プログラムが続く限り、上述した一連の動作フローを繰
り返す。
【0021】次に、2個並列測定動作の場合を説明す
る。ここで第1の被測定LSIをDUT3a、第2の被
測定LSIをDUT3bとする。この場合、2個並列測
定時には、制御信号21がアクティブとなり、パターン
メモリ2は2箇所のPE11と接続され、例えば256
ピンシステムの場合、1番ピンP1とともに129番ピ
ンP129と接続、同時に2番ピンP2は120番ピン
P120と接続され、8番ピンP8→121番ピンP1
21、・・・・、128番ピンP128→256番ピン
P256に接続される。その結果、DUT3aは、1番
ピンP1〜128番ピンP128に接続され、DUT3
bは129番ピンP129〜256番ピンP256に接
続される。
【0022】そして、1個測定時と同様にパタンメモリ
2の内容に応じて、DUT3a、DUT3bともに信号
が供給されると共に、それぞれの出力結果に関してもパ
タンメモリ2の内容と比較判定され、不良結果がフェイ
ルメモリ6に書き込まれる。同様にして、4個並列測定
の場合には、制御信号22がアクティブとなり、1番ピ
ンP1とともに65番ピンP65、129番ピンP12
9、193番ピンP193にも接続され、それぞれパタ
ーンメモリ2と接続され、1個測定の場合と同様な測定
が4個の場合も同時に可能となる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の半導体集積回路検査装置は、マトリクス回路からなる
並列制御回路においてハードウェア的にパターンメモリ
とPEとを接続することにより、並列測定を実現してい
るため、並列測定時のピン番号の割付が固定となってい
た。すなわち、上述の256ピンシステムで、2個同時
測定時の場合には、半導体集積回路検査装置のピンの1
番ピンP1と129番ピンP129がペアとなり、順
次、2番ピンP2→130番ピンP130、・・・、1
28番ピンP128→256番ピンP256と対応して
いる。
【0024】その結果、1個測定時には、ドライバ回路
とコンパレータ回路とからソケットまでの配線が最適
(例えば、最小距離)となっていても、複数個測定時に
は、最適とならない。また、場合によっては配線同士が
交差するため、テストボードの配線層を増やす必要があ
り、さらに、配線にケーブル等を用いる必要がある。特
に、半導体集積回路がウェハー状態である場合の測定で
は、さらにプローブカード上の二一ドルの制限から、よ
り測定環境における制約が大きい。
【0025】また、パターンメモリとPEとの接続をハ
ードウェア的に実現しているため、実装されるピン数に
応じて柔軟に並列測定個数を変更することが困難であ
る。例えば、128ピンシステムでは、2個並列の場合
には64ピン単位、4個並列の場合には82ピン単位に
パターンメモリとPEとの接続を変更する必要があり、
256ピンシステムとハードウェアの接続とを変更しな
ければならないと云う制約がある。さらに、メモリテス
タの用に並列測定個数をもっと増やす場合には、並列制
御回路での接続数が増えるため高価になると云う欠点が
ある。
【0026】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、マトリクス回路を設けることなく、予め実行メモ
リ上に複数の被試験LSIに相当するテストパターンデ
ータをソフトウェア的に生成し、並列に測定できる半導
体集積回路数を増加させ、対応するピン番号を自由に設
定できる半導体集積回路検査装置を提供することにあ
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
半導体集積回路検査装置において、半導体集積回路の動
作テストに用いられるテストパターンを記憶する第1の
パターンメモリと、前記動作テスト時に前記第1のテス
トパターンから被測定半導体集積回路の端子に与えるテ
ストパターンを読みだし、読み出された前記テストパタ
ーンを所定の領域に記憶する第2のパターンメモリと、
この第2のパターンメモリに記憶される被測定半導体集
積回路の所定の端子に対応するテストパターンに基づ
き、前記被測定半導体集積回路の動作テストを行うテス
ト信号を生成し、生成された前記テスト信号を前記被測
定半導体集積回路の前記所定の端子へ出力するドライバ
回路と、前記テスト信号に基づき前記被測定半導体集積
回路の端子から出力されるテスト結果パターンと前記第
2のパターンメモリに記憶されている期待値パターンと
を比較し、比較結果として一致および不一致のいずれか
を示す判定信号を出力するコンパレータ回路とを具備す
ることを特徴とする。
【0028】請求項2の発明は、請求項1記載の半導体
集積回路検査装置において、複数の半導体集積回路の試
験を同時に行う場合、前記第2のパターンメモリが複数
の半導体集積回路に対応して前記第1のパターンメモリ
に記憶されているテストパターンを読みだし、読み出し
たテストパターンを対応する領域へ記憶させることを特
徴とする。
【0029】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の半導体集積回路検査装置において、前記の
第2のパターンメモリの前記領域アドレスを指定するレ
ジスタと、前記半導体集積回路の前記端子の番号のデー
タを記憶させる第1のメモリ領域とを具備し、前記第1
のパターンメモリの情報を前記第2のパターンメモリ複
写する時に前記メモリ領域の前記データを参照すること
を特徴とする。
【0030】請求項4記載の発明は、請求項3記載の半
導体集積回路検査装置において、複数の半導体集積回路
を同時に試験する場合、複数の半導体集積回路それぞれ
に対応する前記第1のメモリの領域に半導体集積回路の
端子の番号のデータが記憶させられ、前記第1のパター
ンメモリの情報を前記第2のパターンメモリ複写する際
に前記第1のメモリ領域の前記データが参照されること
を特徴とする。
【0031】請求項5記載の発明は、請求項1記載の半
導体集積回路検査装置において、被測定半導体集積回路
の端子番号のデータと前記第1のメモリパターンの複数
の端子番号のデータとが記憶される第2のメモリを具備
し、前記第2のメモリに記憶されているそれぞれの端子
番号のデータを参照し、半導体集積回路検査装置に接続
される複数のテストパターンが蓄積されている外部記憶
機器から所定のテストパターンを前記第1のパターンメ
モリの対応する領域に複写し、複数の半導体集積回路を
同時に検査することを特徴とすることを特徴とする。
【0032】請求項6記載の発明は、請求項1記載の半
導体集積回路検査装置において、複数のテストパターン
に対して、被測定半導体集積回路のピン番号とともに前
記パターンの複数のピン番号を記憶する第3のメモリを
具備し、前記第3のメモリに記憶されているそれぞれの
端子番号のデータを参照し、半導体集積回路検査装置に
接続される複数のテストパターンが蓄積されている外部
記憶機器から所定のテストパターンを読み出し、テスト
プログラムの内容に基づき順番を入れ替えつつ、前記第
1のパターンメモリの対応する領域にこのテストパター
ンを複写することを特徴とする。
【0033】請求項7記載の発明は、請求項1記載の半
導体集積回路検査装置において、複数のテストパターン
に対して、被測定半導体集積回路のピン番号とともに前
記パターンの複数のピン番号を記憶する第3のメモリを
具備し、前記第3のメモリに記憶されているそれぞれの
端子番号のデータを参照し、半導体集積回路検査装置に
接続される複数のテストパターンが蓄積されている外部
記憶機器から複数のテストパターンを読み出し、第1の
テストパターンで使用されるピン番号及び第2のテスト
パターンで使用されるピン番号とを比較し、重なるピン
番号が無いと判定された場合、前記第1のパターンメモ
リの対応する領域にこの第1のテストパターンを複写
し、かつ、この第1のパターンメモリの対応する同一領
域に前記第2のテストパターンを複写し、また重なるピ
ン番号があると判定された場合、第3のテストパターン
で使用されるピン番号と前記第1のテストパターンで使
用されるピン番号との比較を行うことを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる半導体集積回路検査装置の構成を示すブロック図で
ある。この図において、従来例と同様に、一実施形態
は、タイミング発生部1と、テストパターンメモリ部2
と、DUT3と、ドライバ回路4、コンパレータ回路5
と、フェイルメモリ部6と、データレベル制御部7、試
料用電源部8、DC測定ユニット9および負荷回路50
から構成されている。このうち、ドライバ回路4、コン
パレータ回路5および負荷回路50は、PE10上に形
成され、テストヘッド11に格納されている。
【0035】ドライバ回路4は、テストプロセッサ部1
3のデータレベル選択部7から読み出すしきい値電圧デ
ータVIHおよびしきい値電圧データVILが入力さ
れ、この与えられたデータの電圧レベルに変換し、タイ
ミング発生部1で生成されるタイミングでDUT3へ印
加する。また、ドライバ回路4は、テストプロセッサ部
13からの制御信号I/O-CONTROLおよびテス
トパターンメモリ部2から読み出されるパターンメモリ
データ信号DRV-H/Lにより、DUT3に対して与
える信号レベルを「H」または「L」いずれかとするか
が制御される。
【0036】コンパレータ回路5は、テストプロセッサ
部13のデータレベル選択部7から読み出すしきい値電
圧データVOHおよびしきい値電圧データVOLが入力
され、ドライバ回路4の出力する駆動信号に基づき出力
されるDUT3の出力信号が「H」または「L」のいず
れかであるかをタイミング発生部1で生成されるタイミ
ングにおいて判定し、判定結果を出力信号COMP-D
ATA-Hおよび出力信号COMP-DATA-Lとして
出力する。また、コンパレータ回路5は、この判定結果
を受けてパターンメモリ部2に記憶されている期待値デ
ータと比較する。
【0037】負荷回路50は、与えられる負荷電流およ
びしきい値電圧をデータレベル選択部7から読み出され
る入力電流値データIIL、入力電流値データIIHお
よびしきい値電圧データVTに基づきDUT3ヘ与え
る。
【0038】また、PE10は、直接にテストパターン
メモリ部2と接続されるとともに、タイミング発生部
1、データレベル制御部7、フェイルメモリ部6とも接
続されている。タイミング発生部1、パターンメモリ
2、フェイルメモリ部6、データレベル制御部7、試料
電源部8、DC測定部ユニット9は、プロセッサ13に
よりテストプログラムに応じて制御される。また、14
はプログラムメモリでありテストプロセッサ部13が実
行する制御プログラム並びにテストプログラムを格納す
る。
【0039】20は外部記憶機器であり、テストプログ
ラム並びにテストパターンを格納する。パターンメモリ
2は、図7に示すように低速な大容量メモリ15と高速
な実行メモリ16、メモリ制御部17から構成されてい
る。また、18、19はレジスタであり、それぞれメモ
リ15、16のピン番号を指定するデータが記憶されて
いる。また、28はピン番号メモリであり、実行メモリ
16の複数の複写先ピン番号が記憶されている。
【0040】ここで制御の流れを第2図に示すフローチ
ャートを参照して説明する。しかしながら、DUT3を
1個測定の場合には、従来の制御の流れと相違がないた
め、これを省略する。ここでは、特にDUT3の並列測
定の場合についての説明を行う。まず、図に示すピン番
号メモリ23を使用しない状態において、従来と同一に
LSIを2個並列測定動作が可能であることを説明す
る。この場合、従来の治工具がそのまま使用でき軽微な
ソフトウェアの変更で対応できる。
【0041】ここで、第1の被測定LSIをDUT3
a、第2の被測定LSIをDUT3bとする。ステップ
101において、テストプロセッサ部13は、テストプ
ログラムとテストパ夕一ンとを外部記憶機器20から読
み込み、それぞれプログラムメモリ14ならびに大容量
メモリ15に書き込む。
【0042】次に、ステップS10aにおいて、テスト
プロセッサ部13は、外部からの指示により、読み込ま
れたテストプログラムに従い、以下の処理を実行する。
【0043】ステップS102において、そして、テス
トプロセッサ部13は、テストプログラムの内容に基づ
き、タイミング、電圧を所定の値にすべくタイミング発
生部1、データレベル制御部7、試料電源部8、DC測
定部9を制御し、大容量メモリ15に記憶されているテ
ストパ夕一ンに基づきDUT3に対するテストを実行す
る。
【0044】次に、ステップS12aにおいて、テスト
プロセッサ部13は、テストパターンの実行時点では、
上述した大容量メモリ15から実行メモリ16の複数領
域にテストパターンを複写する。このステップS12a
における複写の動作を詳細に説明する。ステップS10
3aにおいて、テストパターンデータが複写される動作
は、1個測定と同様にして、テストプロセッサ部13が
DUT3a用のテストパターンデータを大容量メモリ1
5から読み込み、実行メモリ16に書き込む。すなわ
ち、複写元のピン番号をレジスタ18に書き込み、複写
先の同一のピン番号をレジスタ19に書き込む。
【0045】次に、ステップS103bにおいて、テス
トプロセッサ部13は、DUT3b用のテストパ夕一ン
データをDUT3aと同様にして大容量メモリ15から
読み込まれるテストパターンデータを実行メモリ16に
書き込むが、このときレジスタ19の再上位ビット(b
6)を「1」にセットする。このレジスタ19の再上位
ビット(b6)を「1」にセットする実現方法である
が、ソフトウェア的に処理する場合には、図2のフロー
チャートに示すように、レジスタ18の内容に加算され
た結果をレジスタ19に書き込むことにより実現でき
る。
【0046】すなわち、テストプロセッサ部13が[レ
ジスタ18の内容]+[1000000]→[レジスタ
19]の演算を行うことで実現される。ここで、ハード
ウェア的に回路を付加することも可能であるが、後述す
るピン番号を任意に設定する際の制限となるため好まし
くない。これにより、例えば、大容量メモリ15上の1
番ピンP1のデータは、レジスタ19のビットb6が
「1」となっている。
【0047】このため、ステップS104において、大
容量メモリ15上の1番ピンP1のデー夕は、実行メモ
リ16上の129番ピンP129に書き込まれることと
なり、実行メモリ16上の1番ピンP1とともに129
番ピンP129ヘもデータが書き込まれる。
【0048】次に、ステップS105において、テスト
プロセッサ部13は、DUT3aおよびDUT3b共に
必要なピン数分のテストパターンデータが実行メモリ1
6へ書き込まれたかどうかの確認を行う。
【0049】ステップS105において、テストプロセ
ッサ部13が必要なピン数分のテストパターンデータが
実行メモリ16へ書き込まれたことを確認した場合、処
理はステップS107へ進められる。
【0050】一方、ステップS105において、テスト
プロセッサ部13が必要なピン数分のテストパターンデ
ータが実行メモリ16へ書き込まれていないことを確認
した場合、処理はステップS106へ進められる。
【0051】次に、ステップS106において、テスト
プロセッサ部13は、順次、レジスタ18およびレジス
タ19に記憶されているDUT3aおよびDUT3bの
ピン番号をインクリメントし、ステップS103へ処理
を進める。
【0052】次に、ステップS107において、テスト
プロセッサ部13は、テストパターンの実行段階で、こ
のテストパターンの内容はパターンメモリ2からPE1
0に送る。これにより、あらかじめタイミング発生部1
およびデータレベル制御部7に設定された電圧とタイミ
ングとでDUT3aおよびDUT3bの対応するピンへ
ドライバ回路4から電気信号が印加される。
【0053】次に、ステップS108において、ドライ
バ回路4から印加された電気信号に応じてDUT3aお
よびDUT3bは、動作させられ、結果として出力信号
を応答する。そして、コンパレータ回路5は、この出力
信号とデータレベル制御部7で設定された電圧とを比較
し、その結果とパターンメモリ2の内容との比較判定を
行う。すなわち、129番ピンP129は、DUT3b
の1番ピンと接続されていることから、DUT3aと同
一な信号が印加される。
【0054】次に、ステップS109において、テスト
プロセッサ部13は、比較判定内容が一致しない場合
に、DUT3aだけでなくDUT3bの出力信号につい
ても比較判定され、フェイルメモリ部17に書き込まれ
る。そして、テストプロセッサ部13は、得られたDU
T3aおよびDUT3bの不良情報をフェイルメモリ6
に書き込み、処理をステップS110へ進める。
【0055】次に、ステップS110において、テスト
プロセッサ部13は、一連のテスト動作が完結したかど
うかの確認を行う。ここで、ステップS110におい
て、テストプロセッサ部13によりプログラムが終了し
ていないと判断された場合、処理は終了する。一方、ス
テップS110において、テストプロセッサ部13がプ
ログラムが終了していないと判断した場合、処理はステ
ップS111へ進められる。
【0056】次に、ステップS111において、テスト
プロセッサ部13は、新たなテスト条件でテスト動作を
行うべく、テストプログラムの次の命令を解読し、新た
なタイミング、電圧をタイミング発生部1、データレベ
ル制御部7、試料電源部8、DC測定部9を設定し、テ
ストパターンを実行する。ここで、既に実行メモリ16
上にテストパターンが複写されている場合、テストプロ
セッサ部13は、大容量メモリ15からテストパターン
を複写せずにテストのみを実行する。
【0057】また、実行メモリ16上にテストパターン
が存在しない場合に限り、テストプロセッサ部13は、
大容量メモリ15からパターンデータを大容量メモリ1
5へ複写する。こうして、テストプロセッサ部13は、
プログラムが続く限り、上述した一連の動作フローを繰
り返す。
【0058】以上のことから、DUT3a、DUT3b
それぞれについて同時にテストが可能となる。同様にし
て、4個並列動作の場合には、レジスタ19のb5ビッ
トおよびb6ビットをそれぞれ「1」にセットすること
により、大容量メモリ15の1番ピンP1〜64番ピン
P64のテストパターンデータは、実行メモリ16の1
番ピンP1〜64番ピンP64の領域となる。また、
(b5、b6)=(1、0)では、65番ピンP65〜
128番ピンP128、(b5、b6)=(0、1)で
は129番ピンP129〜192番ピンP192、(b
5、b6)=(1、1)では198番ピンP198〜2
56番ピンP256に書き込まれ、それぞれ各DUT3
に接続され、2個並列測定の場合と同様にして測定可能
となる。
【0059】次に、ピン番号メモリ23を用いて、ピン
番号を任意設定する場合について説明する。動作のフロ
ーチャートを第3図に示すとともに、ピン番号メモリ2
3には、予め以下の表1に示す、複写元ピン番号と複写
先ピン番号が書かれているものとする。ここで複写元ピ
ン番号は、大容量メモリ15のピン番号であり、複写先
ピン番号は実行メモリ16のピン番号である。
【0060】
【表1】
【0061】ステップS101において、テストプロセ
ッサ部13は、テストプログラムとテストパターンを外
部記憶機器20から読み込み、それぞれのデータをプロ
グラムメモリ18ならびに大容量メモリ15へ書き込
む。
【0062】そして、テストパターンの実行段階(ステ
ップS10b)では、大容量メモリ15の内容がテスト
プロセッサ部13により実行メモリ16に複写される
(ステップS12b)訳であるが、まずテストプロセッ
サ部13はピン番号メモリ23の内容を読み込む(ステ
ップS200)。次に、複写元ピン番号がレジスタ18
に書き込まれる(ステップS201)。
【0063】そして、ピン番号メモリ23の複写元ピン
番号に対応する複写先ピン番号がテストプロセッサ部1
3へ読み込まれる(ステップS202)。次に、最初の
複写先のピン番号がテストプロセッサ部13によりレジ
スタ19に書き込まれる(ステップS203)。すなわ
ち、1番ピンP1のデータがそれぞれのDUT3に対応
してレジスタ19へ書き込まれる。
【0064】次に、ステップS204において、レジス
タ18で指定される大容量メモリ15の内容を読み込
み、レジスタ19で指定される実行メモリ16に複写す
る。そして、ピン番号メモリ23の複写先ピンリストに
残りのピン番号があることが確認された場合(ステップ
S205)、レジスタ18の内容はそのままにして、2
番目の複写先ピン番号をレジスタ19に書き込む(ステ
ップS203)。そして、テストプロセッサ13は、レ
ジスタ18で指定される大容量メモリ15の内容を読み
込み、レジスタ19で指定される実行メモリ16に複写
する(ステップS204)。
【0065】次に、ステップS207において、ピン番
号メモリ23における複写元ピンのリストに残りが有る
かどうかの確認が行われる。ここで、ピン番号メモリ2
3における複写元ピンのリストに残りが有ると判定され
た場合(ステップS207)、テストプロセッサ13
は、処理をステップS208へ進める。そして、ステッ
プS208において、テストプロセッサ13は、新たな
複写元ピン番号をピン番号メモリ23から読み込み、レ
ジスタ18に書き込む(ステップS201)。
【0066】次に、ステップS209において、テスト
プロセッサ部13は、比較判定内容が一致しない場合
に、DUT3aだけでなくDUT3bの出力信号につい
ても比較判定され、フェイルメモリ部6に書き込まれ
る。そして、テストプロセッサ部13は、得られたDU
T3aおよびDUT3bの不良情報をフェイルメモリ6
に書き込み(ステップS210)、処理をステップS2
11へ進める。
【0067】次に、ステップS211において、テスト
プロセッサ部13は、一連のテスト動作が完結したかど
うかの確認を行う。ここで、ステップS211におい
て、テストプロセッサ部13によりプログラムが終了し
ていないと判断された場合、処理は終了する。一方、ス
テップS211において、テストプロセッサ部13がプ
ログラムが終了していないと判断した場合、処理はステ
ップS212へ進められる。
【0068】次に、ステップS212において、テスト
プロセッサ部13は、新たなテスト条件でテスト動作を
行うべく、テストプログラムの次の命令を解読し、新た
なタイミング、電圧をタイミング発生部1、データレベ
ル制御部7、試料電源部8、DC測定ユニット9を設定
し、テストパターンを実行する。ここで、既に実行メモ
リ16上にテストパターンが複写されている場合、テス
トプロセッサ部13は、大容量メモリ15からテストパ
ターンを複写せずにテストのみを実行する。
【0069】このようにして、大容量メモリ15の1番
ピンの内容が実行メモリ16の16番ピンに書き込まれ
る。同様にして、一つの複写元ピン番号に対応する複写
先ピン番号の全てに対して、テストパターンを実行メモ
リ16に書き込む。そうして、大容量メモリ15の1番
ピンP1の内容は、実行メモリ16の1番ピンP1、1
6番ピンP16、128番ピンP128、140番ピン
P140それぞれに書き込まれる。
【0070】そして、テストプロセッサ13は、処理を
ステップ、複写先ピン番号をレジスタ19に書き込むこ
とにより、大容量メモリ15の2番ピンP2の内容が実
行メモリ16の3番ピンP3に複写され、18番ピンP
18、130番ピンP130、152番ピンP153に
ついても順次複写される。同様にして、全ての複写元ピ
ン番号のテストパターンが複写先ピン番号で示される実
行メモリに複写されるまで処理は繰り返される。
【0071】こうして、必要なピン数分のテストパター
ンデータが大容量メモリ15から実行メモリ16に複写
される。この一連の動作は、ソフトウェアで処理され、
実行メモリ16にデータが複写された以降の動作は上述
の動作と差はない。以上のようにして、ピン番号メモリ
23を参照しつつ、テストパターンを大容量メモリ15
から実行メモリ16へ複写することにより、テストヘッ
ド内の物理的なピン配置に制限受けることなく、容易に
任意なピン番号の並列測定が可能となる。
【0072】なお、ピン番号メモリ23は、独立なメモ
リとして設けることも可能であるが、テストプロセッサ
部13が実行する制御プログラム並びにテストプログラ
ムを格納するプログラムメモリ14上の一領域に設ける
ことが汎用的である。その場合には、予めテストプログ
ラム、テストパターンとともに対応するピン番号を示す
データを同時に読み込むことが必要であり、表lに示す
データをファイルとして作成し、読み込むとともにプロ
グラムメモリ14上ピン番号メモリ23として生成す
る。
【0073】以上、本発明の一実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。次に、図4およ
び図5を参照し、本発明による第2の実施形態について
説明する。図4は、第2の実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【0074】ピン番号メモリ23とピン対応メモリ24
との違いを除いて図1に示す一実施形態の構成要件と相
違点はない。また、図5は、第2の実施形態の動作を示
すフローチャートである。図4において、第2の実施形
態は、外部記憶機器20から読み込まれるテストパター
ン(ステップS301)のピン番号データと大容量メモ
リ15のピン番号データとの対応を示すピン対応メモリ
24を設けている。
【0075】そして、テストパターンを外部記憶機器2
0から読み込む場合にメモリ24を参照しつつ、大容量
メモリ15に書き込む(ステップS302)。表2に一
例を示すが、大容量メモリ15のピン番号先の複数領域
に書き込むことにより、実行時にはそのまま実行メモリ
16に複写され実行される(ステップS303)。
【0076】すなわち、表2の複写先ピン番号が大容量
メモリ15のピン番号を指定するレジスタ18に書かれ
(ステップS304)、そのピン番号に外部から読み込
まれるテストパターンが書き込まれることになる(ステ
ップS305)。書き込まれた後の動作は、従来の検査
装置の動作と相違はなく、テストヘッド内の物理的なピ
ン配置に制限受けることなく、容易に任意なピン番号の
並列測定が可能となる(ステップS306〜ステップS
312)。
【0077】また、上述したピン対応メモリ24は、既
述のピン番号メモリ23と兼用することも可能であり、
またプログラムメモリ14上に形成することも、独立し
たメモリ領域に生成し、両者を使い分けることも可能で
ある。
【0078】
【表2】
【0079】次に、本発明による第3の実施形態につい
て説明する。テストパターンを格納する手順は、実施形
態1と同様である。ここで、表3はテストプログラムの
例と大容量メモリ15に格納されるテストパターン(P
at1〜Pat4)である。実施形態1と同様にして、
大容量メモリ15から実行メモリ16へテストパターン
を複写するわけであるが、その際、テストプログラムに
現れるテストパターンの並びに応じて実行メモリ16に
記憶されるテストパターンの順番を入れ替える。
【0080】
【表3】
【0081】このことにより、実行メモリ16を示すテ
ストプロセッサ部13内のアドレスカウンタは、書き換
えることなく、インクリメント動作のみにより実行可能
であり、余分な命令動作が不要となる。すなわち、第4
のテストパターン「Pat4」より第3のテストパター
ン「Pat3」が先に格納されている場合には、いった
んテストパターンのアドレスを読み出し、そのアドレス
の値をアドレスカウンタに格納するという、少なくとも
2ステップ以上の命令動作が必要となる。
【0082】一方、必要なテストパターンのアドレスの
値が連続している場合には、すでにアドレスカウンタは
インクリメントされており、新たな命令動作を発生させ
る必要が無く、テストの実行時間を短縮することができ
る。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、ハードウェア上の追加
回路を設けることなく並列測定が可能であり、かつ、テ
ストヘッド内の物理的なピンエレクトロニクスカードの
配置に制限を受けない任意なピン接続が可能となる。従
って、並列測定に於けるテストボード、プローブカード
の作成が容易となり、さらに、ピン接続の自由度が増す
ことから被測定LSIと最短距離で接続することも可能
な高速テストの分野での測定も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による半導体集積回路検
査装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態による半導体集積回路検
査装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の一実施形態による半導体集積回路検
査装置の他の動作を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の第2の実施形態による半導体集積回
路検査装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 本発明の第2の実施形態による半導体集積回
路検査装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】 従来の半導体集積回路検査装置の構成を示す
ブロック図である。
【図7】 半導体集積回路検査装置におけるテストパタ
ーンメモリ部の構成を示すブロック図である。
【図8】 従来の半導体集積回路検査装置の並列制御回
路の構成を示すブロック図である。
【図9】 従来の半導体集積回路検査装置の動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 タイミング発生部 2 テストパターンメモリ部 3 DUT(被試験LSI) 4 ドライバ回路 5 コンパレータ回路 6 フェイルメモリ部 7 データレベル選択部 8 試料用電源部 9 DC測定ユニット 10 ピンエレクトロニクスカード 11 テストベッド 12 並列制御回路 13 テストプロセッサ部 14 プログラムメモリ 15 大容量メモリ 16 実行メモリ 17 メモリ制御部 18、19 レジスタ 20 外部記憶機器 23 ピン番号メモリ 24 ピン対応メモリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路の動作テストに用いられ
    るテストパターンを記憶する第1のパターンメモリと、
    前記動作テスト時に前記第1のテストパターンメモリか
    ら被測定半導体集積回 路の端子に与えるテストパターンを読みだし、読み出さ
    れた前記テストパターンを所定の領域に記憶する第2の
    パターンメモリと、 この第2のパターンメモリに記憶される被測定半導体集
    積回路の所定の端子に対応するテストパターンに基づ
    き、前記被測定半導体集積回路の動作テストを行うテス
    ト信号を生成し、生成された前記テスト信号を前記被測
    定半導体集積回路の前記所定の端子へ出力するドライバ
    回路と、 前記テスト信号に基づき前記被測定半導体集積回路の端
    子から出力されるテスト結果パターンと前記第2のパタ
    ーンメモリに記憶されている期待値パターンとを比較
    し、比較結果として一致および不一致のいずれかを示す
    判定信号を出力するコンパレータ回路と、 を具備することを特徴とする半導体集積回路検査装置。
  2. 【請求項2】 複数の半導体集積回路の試験を同時に行
    う場合、 前記第2のパターンメモリが複数の半導体集積回路に対
    応して前記第1のパターンメモリに記憶されているテス
    トパターンを読みだし、読み出したテストパターンを対
    応する領域へ記憶させることを特徴とする請求項1記載
    の半導体集積回路検査装置。
  3. 【請求項3】 前記の第2のパターンメモリの前記領域
    アドレスを指定するレジスタと、 前記半導体集積回路の前記端子の番号のデータを記憶さ
    せる第1のメモリ領域と、 を具備し、 前記第1のパターンメモリの情報を前記第2のパターン
    メモリ複写する時に前記メモリ領域の前記データを参照
    することを特徴とする請求項1または請求項2記載の半
    導体集積回路検査装置。
  4. 【請求項4】 複数の半導体集積回路を同時に試験する
    場合、複数の半導体集積回路それぞれに対応する前記第
    1のメモリの領域に半導体集積回路の端子の番号のデー
    タが記憶させられ、前記第1のパターンメモリの情報を
    前記第2のパターンメモリ複写する際に前記第1のメモ
    リ領域の前記データが参照されることを特徴とする請求
    項3記載の半導体集積回路検査装置。
  5. 【請求項5】 被測定半導体集積回路の端子番号のデー
    タと前記第1のメモリパターンの複数の端子番号のデー
    タとが記憶される第2のメモリを具備し、 前記第2のメモリに記憶されているそれぞれの端子番号
    のデータを参照し、半導体集積回路検査装置に接続され
    る複数のテストパターンが蓄積されている外部記憶機器
    から所定のテストパターンを前記第1のパターンメモリ
    の対応する領域 に複写し、複数の半導体集積回路を同時に検査すること
    を特徴とする請求項1記載の半導体集積回路検査装置。
  6. 【請求項6】 複数のテストパターンに対して、被測定
    半導体集積回路のピン番号とともに前記パターンの複数
    のピン番号を記憶する第3のメモリを具備し、 前記第3のメモリに記憶されているそれぞれの端子番号
    のデータを参照し、半導体集積回路検査装置に接続され
    る複数のテストパターンが蓄積されている外部記憶機器
    から所定のテストパターンを読み出し、テストプログラ
    ムの内容に基づき順番を入れ替えつつ、前記第1のパタ
    ーンメモリの対応する領域にこのテストパターンを複写
    することを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路検
    査装置。
  7. 【請求項7】 複数のテストパターンに対して、被測定
    半導体集積回路のピン番号とともに前記パターンの複数
    のピン番号を記憶する第3のメモリを具備し、前記第3
    のメモリに記憶されているそれぞれの端子番号のデータ
    を参照し、半導体集積回路検査装置に接続される複数の
    テストパターンが蓄積されている外部記憶機器から複数
    のテストパターンを読み出し、第1のテストパターンで
    使用されるピン番号及び第2のテストパターンで使用さ
    れるピン番号とを比較し、重なるピン番号が無いと判定
    された場合、前記第1のパターンメモリの対応する領域
    にこの第1のテストパターンを複写し、かつ、この第1
    のパターンメモリの対応する同一領域に前記第2のテス
    トパターンを複写し、また重なるピン番号があると判定
    された場合、第3のテストパターンで使用されるピン番
    号と前記第1のテストパターンで使用されるピン番号と
    の比較を行うことを特徴とする請求項1記載の半導体集
    積回路検査装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008051581A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Yokogawa Electric Corp デバイス試験装置およびデバイス試験方法
JP2008057991A (ja) * 2006-08-29 2008-03-13 Yokogawa Electric Corp デバイス試験システム、設定状態表示装置および設定状態表示方法
CN114488986A (zh) * 2022-01-29 2022-05-13 广州亿隆电子科技有限公司 端子压着的产能监控方法、系统、设备及存储介质

Cited By (4)

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