JP2000088737A - 建設発生土の含水量測定方法および装置 - Google Patents

建設発生土の含水量測定方法および装置

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JP2000088737A
JP2000088737A JP10279353A JP27935398A JP2000088737A JP 2000088737 A JP2000088737 A JP 2000088737A JP 10279353 A JP10279353 A JP 10279353A JP 27935398 A JP27935398 A JP 27935398A JP 2000088737 A JP2000088737 A JP 2000088737A
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Tadaaki Shimoe
忠明 下江
Akira Oyama
章 大山
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Kitagawa Iron Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設発生土に含まれる水分量を測定する方法
および装置に関し、容易に含水量を測定することができ
ることを目的とする。 【解決手段】 あらかじめ建設発生土の含水量値に対応
した既存柔軟度値および既存重量値を既存データとして
記憶させておくと共に、測定槽に一定量ためられた建設
発生土を撹拌した時の抵抗を検知することで柔軟度値を
測定し且つ前記測定槽に一定量ためられた建設発生土の
重量値を測定して、前記柔軟度値と前記重量値を前記既
存データと比較することで含水量値を算出する建設発生
土の含水量測定方法および装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】建設工事に伴い副次的に発生
する土砂である建設発生土(礫、砂、礫質土、砂質土、
シルト、粘性土、火山灰質粘性土、有機質土、高有機質
土などがある)に含まれる水分量を測定する方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、建設発生土、セメントおよびセ
メント類似物、水をミキサ内に供給し、混合してセメン
ト混合物とすることで建設発生土の再利用が計られてい
る。しかし、この場合においては、建設発生土はすべて
が均一な性状のものではなく、水分を多く含み柔らかい
土、乾燥してパサパサになった土など多種多様な性状を
していることから、それらを直接混合してしまうと混合
物の混合割合(特に水の割合)にバラツキが生じ再利用
できない混合物になってしまうのである。そこで、あら
かじめ調整槽において建設発生土を所望の性状にする含
水量調整作業を行ってからミキサに供給し、セメントお
よびセメント類似物、水とともに混合していた。
【0003】すなわち、土に含まれる水分量が多すぎる
場合は、乾燥した土を加えて混ぜることで全体の含水率
を下げる調整を行い、また、乾燥しすぎてパサパサにな
った土には水を加えて含水率を上げる調整を行っていた
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記含水量調
整作業においては、目視による調整で正確さに欠けてお
り、また、大きな調整槽を作る必要があるので作業場所
が限定されてしまうなどの問題があった。
【0005】そこで、前記含水量調整作業を行うことな
く混合割合を良くするためには、建設発生土に含まれる
水分量を正確に知る必要がある。
【0006】本発明は、この実状に鑑み、建設発生土の
含水量をその柔らかさおよび重さと関連づけることで、
容易に含水量を測定することができる方法および装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明に係る建設発生土に含まれる水分の測定方法
によれば、あらかじめ建設発生土の含水量値に対応した
既存柔軟度値および既存重量値を既存データとして記憶
させておくと共に、測定槽に一定量ためられた建設発生
土を撹拌した時の抵抗を検知することで柔軟度値を測定
し且つ前記測定槽に一定量ためられた建設発生土の重量
値を測定して、前記柔軟度値と前記重量値を前記既存デ
ータと比較することで含水量値を算出するようなされて
いる。
【0008】請求項2の建設発生土の含水量測定装置に
よれば、前記建設発生土を一定量ためておく測定槽と、
該測定槽にためられた建設発生土を撹拌した時の撹拌抵
抗を検知することにより建設発生土の柔らかさを測る柔
軟度測定手段と、前記測定槽内の建設発生土の重さを測
る重量測定手段と、前記柔軟度測定手段により測定され
た柔軟度値および前記重量測定手段により測定された重
量値から建設発生土の含水量の値を導き出すための既存
データを記憶させておく記憶手段と、前記柔軟度値と前
記重量値を前記記憶手段の既存データと比較することに
より建設発生土の含水量の値を算出する演算手段を備え
た構成になされている。
【0009】請求項3によれば、請求項2記載の建設発
生土の含水量測定装置が測定槽にためられた建設発生土
の土面高さを検知することにより体積を測るようになさ
れた体積測定手段を備えた構成になされている。
【0010】請求項4によれば、請求項2記載の建設発
生土の含水量測定装置が測定槽に入れる前にあらかじめ
建設発生土の体積を測るようになされた体積測定手段を
備えた構成になされている。
【0011】請求項5によれば、請求項2〜4記載の建
設発生土の含水量測定装置が演算手段により算出された
含水量値を表示する表示手段を備えた構成になされてい
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の含水量測定装置を用いて
建設発生土の含水量値の測定を行い、表示手段に表示さ
せるまでを図1のフロー図を用いて説明する。
【0013】含水量測定装置20は、測定槽3と柔軟度
測定手段51と重量測定手段52から構成される測定部
50と、演算手段14と、記憶手段11と、表示手段1
7とを備えている。測定槽3において柔軟度測定手段5
1と、重量測定手段52を用いて測定される建設発生土
の柔軟度値13と重量値12の信号は演算手段14に送
られ、記憶手段11の既存データと比較されることで含
水量値116が決定され、表示手段17に含水量値11
6が表示される。ここで、あらかじめ記憶手段11には
土質をパラメーターとして含水量値と柔軟度値の関係を
示す既存のデータ、および土質をパラメーターとして含
水量値と重量値の関係を示す既存のデータをそれぞれ土
質別に入れておく。例えば、砂質土で含水量値の異なる
ものを数パターン、シルトまたは粘性土で同じく含水量
値の異なるものを数パターンというふうに実際に含水量
測定装置20で柔軟度と重量の測定を行いデータを収集
する。この場合できるだけたくさんの種類の土質をサン
プルとして測定を行い含水量値に対応した既存柔軟度値
および既存重量値の既存データを取っておくことが重要
である。
【0014】図2は図1の測定部50の概略側面図であ
って測定槽3を断面で表したものである。
【0015】上部に供給口1、下部にゲート付きの排出
口2を備えた円筒形の測定槽3はその上部を荷重検出器
4を介して支持フレーム5より吊り下げられた状態とさ
れている。測定槽3内の垂直中心線部分には下端部にプ
ロペラ状の複数の撹拌羽根6を備えた回転軸7を備え、
この回転軸7を上端部のモータ8で回転させることによ
って撹拌羽根6の回転を行う。また、シリンダ9が測定
槽3の上部に備えられ回転軸7を支えていることから、
シリンダ9を伸縮することにより回転軸7および撹拌羽
根6を測定槽3の内部で上昇・下降させることができ
る。測定槽3の側面上方には、内部にためられた建設発
生土15の土面高さを規制し体積を一定とするための体
積検出リミットスイッチ10を備える。この時、柔軟度
測定手段51は回転軸7、撹拌羽根6、モータ8、シリ
ンダ9および電流計18から構成されており、また重量
測定手段52は荷重検出器4とされている。
【0016】建設発生土15の含水量値116を算出す
る方法について図1、図2を用いて説明する。体積検出
リミットスイッチ10により所定量体積に達するまで測
定槽3の上部の供給口1から建設発生土15を供給す
る。この供給の際、含水量の比較的多い土の場合は、流
動性が高いので測定槽3の内部において土面がほぼ水平
となるが、含水量の少ない土については、流動性が低い
ことから供給口1付近にかたまってしまう。このため、
含水量の少ない土については体積検出リミットスイッチ
10が作動したときの土面が水平でなく所定量の体積と
ならない。そこで、撹拌羽根6を回転させながら供給す
ることにより、測定槽3の内部において建設発生土15
の土面高さが一定になるように調整を行う。
【0017】建設発生土15の供給完了後、重量と柔軟
度の測定を行う。まず、重量の測定は荷重検出器4によ
り行われ、測定結果の重量値12の信号は演算手段14
に送られる。この時、水の比重は土の比重よりも小さい
ので測定槽3において体積を一定にして重量の測定を行
うことから、重量値が小さければ含水量が多く、大きけ
れば含水量が少ないといえるのであるが、仮に重量値が
同じ数値であったとしても土質が違えば比重が異なるの
で含水量は違っていたり、粒の粗い土は空間がたくさん
あり見かけの体積が大きくなるなどの問題があるので、
測定中の建設発生土15の土質が何であるかを調べてか
ら測定を行う必要がある。この時、建設発生土15の土
質に合わせて記憶手段11に記憶させてある数種類の土
質別の既存データのうちから当てはまるものをあらかじ
め選択しておく必要がある。
【0018】次に、柔軟度の測定は撹拌羽根6を回転さ
せることにより、撹拌羽根6と建設発生土15との間に
抵抗が生じる。その時のモータ8にかかる負荷の度合い
(電流値)を電流計18で検出することにより行うもの
である。まず、撹拌羽根6が測定槽3の最下部の位置に
あるようにしてからモータ8を起動し撹拌羽根6を回転
させる。撹拌羽根6の回転が安定した時点でシリンダ9
を一定速度で伸ばし、撹拌羽根6を徐々に上昇させる。
撹拌羽根6が建設発生土15の上面からはみ出さないと
ころでシリンダ9を止めて撹拌羽根6の上昇を停止させ
る。今度は、シリンダ9を一定速度で縮めて、撹拌羽根
6を測定槽3の最下部まで徐々に下降させる。測定槽3
の最下部に到達したら撹拌羽根6の回転を停止する。こ
の時、撹拌羽根6の回転数、シリンダ9の伸縮スピードは
あらかじめ決められた数値とし、既存データを収集する
時と同一とすることが正確な含水量値を測定する上で重
要である。
【0019】このように撹拌羽根6が上昇・下降を一往
復することで測定槽3の内部の建設発生土15全体を測
定の対象とすることができるので、測定精度を向上させ
ることができる。また、測定しながら予備混合も行いた
いときにはこの装置は全体をかき混ぜるようにしてある
ので非常に有効である。この間のモータ8の電流値は演
算手段14に送られ、起動時と停止時におけるモータ8
の回転数が安定していない部分を除いた部分の電流値を
平均して柔軟度値13とされる。
【0020】演算手段14において重量値12と柔軟度
値13は、それぞれが記憶手段11の既存データと比較
され、各々に対応する含水量値16が選択される。この
2つの含水量値16の平均値が全体の含水量値116と
して演算手段14より算出されるのである。この比較す
る際の数種類の土質別の既存データのうち土質aについ
ての既存データを図3、図4のグラフに示す。
【0021】図3は横軸を含水量値(kg)、縦軸をモー
タ8の柔軟度値(電流値)(A)として既存データをプ
ロットしグラフとしたものであり、含水量値が大きくな
るにしたがい柔軟度値は小さくなる右下がりのグラフと
なる。図4は横軸を含水量値(kg)、縦軸を荷重検出器
4による重量値(kg)として既存データをプロットしグ
ラフとしたものであり、含水量値が大きくなるにしたが
い重量値は点Pから点Qまでは右上がり、点Qから点R
までは右下がりのグラフとなる。この時、点Pは水を一
切含まない土質aのみの重量値を示す点であり、点Qは
土質aの測定体積を保ち最大に水を含んだ時の重量値お
よび含水量値を示す点であり、点Rは測定体積の中に土
質aを含まず水のみの重量値を示す点である。
【0022】このグラフを用いて含水量値を求めてみ
る。測定体積は決められたある一定体積とする。柔軟度
値はモータ8の平均電流値で表され、y1A(アンペ
ア)であったとする。重量値は荷重検出器4により測定
され、w1kgであったとする。これら各測定値からそれ
ぞれの含水量値を求めてみると、図3より柔軟度値y1
に対応する含水量値はx1であり、図4より重量値w1
に対応する含水量値はv1である。この2つの含水量値
のx1とv1を平均した(x1+v1)÷2が土質aの
含水量値である。
【0023】次に同じく土質aの建設発生土を測定した
結果、柔軟度値がy2、重量値がw2であったとする。
この時、重量値w2が図4の範囲Jに含まれている場合
は、重量値w2に対応する含水量値がv21とv22の
2つ存在することになるので、その時は次の様にして含
水量値を求めることとする。なお、この範囲Jは重量値
が点P以上点Q未満の範囲である。図3より柔軟度値y
2に対応する含水量値はx2である。v21とv22の
うちx2に近い方を重量値w2に対応する含水量値とし
て選択する。次の計算により|x2−v21|>|x2
−v22|であったとするとv22の方がx2に近いの
で重量値w2に対応する含水量値はv22となる。よっ
て土質aの含水量値は(x2+v22)÷2となる。
【0024】また、表示手段17では重量値12、柔軟
度値13および含水量値116の表示が行われ、作業員
に建設発生土15の性状が知らされる。建設発生土15
に何らかの処理をして再利用する場合は、表示手段17
により表示された各数値に基づいて後の処理作業を行え
ばよい。
【0025】この含水量測定装置20において体積検出
リミットスイッチ10の測定槽3への取付け位置は任意
の高さを選択できるようになされており、測定する建設
発生土15の量に合わせるなど任意の測定体積を選択す
ることが可能である。
【0026】また、建設発生土15を測定槽3の供給口
1いっぱいまで供給し測定を行うこととすれば、測定体
積は測定槽3の容積となるので体積検出リミットスイッ
チ10は設ける必要がなくなる。
【0027】さらに、荷重検出器4の取付け位置は測定
槽3の上方としているが、測定槽3の下部に設置しても
同様に測定を行うことができる。
【0028】次に、建設発生土にセメントおよびセメン
ト類似物、水を加えて混合することにより再利用できる
混合物を連続的に得るための装置の一部に本測定装置を
用いた例について説明する。
【0029】図5は建設発生土の再利用方法のフロー図
である。連続ミキサ25の供給口上方に測定部50を2
台並列に設置し、各測定部50の上方にはそれぞれベル
トコンベア21を備えている。この方法によれば2台の
測定部50が交互に測定と排出を繰り返すことにより連
続ミキサ25において建設発生土115とセメント28
と水29は連続的に混合され、再利用可能な混合物30
を連続的に排出することが可能となる。この方法をより
詳しく説明すると次のようになる。測定部50への建設
発生土115の供給は、ベルトコンベア21などにより
行われるが、この時ベルトコンベア21上に一定面積の
開口部を持つゲート22を設けることとベルトコンベア
21の搬送スピードを一定に保つことで、ゲート22を
通過した後の建設発生土115の単位時間当たりの搬送
体積は一定とされる。こうすることで決められたある一
定時間ベルトコンベア21での搬送を行えば、測定部5
0へは毎回必ず同じ体積の建設発生土115を供給する
ことができる。測定部50において重量と柔軟度の測定
を前記同様に行い、各測定値を演算手段114において
記憶手段111の既存データと比較する。ここで記憶手
段111には各測定値に対して混合する際に適したセメ
ント量値23および水量値24の既存データを記憶させ
ておくことが必要である。演算手段114において各測
定値と記憶手段111の既存データを比較後、この建設
発生土115に混合する理想的なセメント量値23と水
量値24を出力する。
【0030】測定が全て終了した建設発生土115は排
出口2より排出され連続ミキサ25に供給されると同時
に、セメント量値23と水量値24に対応してセメント
供給手段26および水供給手段27から連続ミキサ25
にそれぞれセメント28と水29が供給される。以上の
過程を2台の測定部50が交互に行うことにより、測定
に伴うタイムラグが解消され連続ミキサ25において建
設発生土115とセメント28と水29は連続的に混合
され、再利用可能な混合物30として連続的に排出され
るのである。
【0031】また、より大量の建設発生土115を処理
するために連続ミキサ25の処理能力を上げたときは、
測定部50の容量を上げるかまたは、測定部50の設置
台数を増やせばよい。
【0032】さらに、測定部120を図6のようにして
測定槽43への建設発生土215の供給および測定槽4
3からの建設発生土215の排出を連続的に行えば、連
続ミキサ25が1台に対して測定部120を1台設置す
れば良いので装置および制御をより簡略化できる。この
測定部120について詳しく説明する。円筒形の測定槽
43の水平中心線部分にスクリュー羽根46を備えた回
転軸47が回転軸47の端部で測定槽43の外に設けら
れたモータ48により回転可能になされた状態で構成さ
れている。測定槽43下方には荷重検出器44が設置さ
れている。測定槽43内部の建設発生土215の土面高
さを測るために測定槽43上部に体積検出リミットスイ
ッチ10が備えられている。測定槽43上部には供給口
41、下部には排出口42が備えられ、排出口42には
建設発生土215の排出を行ったり止めたりするための
フタ45が図示しないシリンダなどにより開閉自在に取
り付けられている。
【0033】供給口41より連続的に供給される建設発
生土215はスクリュー羽根46が回転することにより
排出口42に向って押し出される。この時点でフタ45
は閉じた状態としておく。しばらく供給を続けていると
体積検出リミットスイッチ10により規定体積の建設発
生土215が測定槽43内にたまったという信号が発信
される。この信号によりフタ45が開き、測定槽43内
部にたまった建設発生土215が排出されはじめ、連続
ミキサ25に供給される。重量値212は荷重検出器4
4により測定され、柔軟度値213はスクリュー羽根4
6が建設発生土215を押し出す力をモータ48の電流
値を検出することで測定される。
【0034】また、この測定部120は供給と排出を連
続的に行うようになされているので、測定槽43内の建
設発生土215の体積を常に一定に保つようにする必要
がある。そのため体積検出リミットスイッチ10の信号
によりベルトコンベア21のスピードを増減し供給量を
調節するか、もしくはフタ45の開度を増減し排出量を
調節することが必要である。
【0035】さらに、連続ミキサ25の供給口付近には
セメント供給口62と給水口61が備えられており、建
設発生土215の供給と同時に連続ミキサ25へ連続的
にセメントと水が供給される。この時、ベルトコンベア
21のスピードを検出するなどして測定槽43から排出
される建設発生土215の排出量を計算し、その排出量
に合わせてセメントと水を連続的に供給し、またその供
給量を連続的に変化させる必要がある。
【0036】
【発明の効果】本発明の測定方法および装置によれば、
測定した柔軟度値と重量値をあらかじめ記憶させておい
た既存データと比較することで含水量値を算出するよう
にしているので、多種多様な性状をしている建設発生土
の正確な含水量値を容易に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の含水量測定方法のフロー図
【図2】図1の測定部を一部断面で表した側面図
【図3】含水量値と柔軟度値の既存データによるグラフ
【図4】含水量値と重量値の既存データによるグラフ
【図5】本発明装置を用いた建設発生土再利用方法のフ
ロー図
【図6】本発明装置を用いた他の実施例の概略図
【符号の説明】
3・・・測定槽 4,52・・・重量測定手段(荷重検出器) 6・・・撹拌羽根 7・・・回転軸 10・・・体積検出リミットスイッチ 11・・・記憶手段 12・・・重量値 13・・・柔軟度値 14・・・演算手段 15・・・建設発生土 16・・・含水量値 17・・・表示手段 18・・・電流計 20・・・含水量測定装置 50・・・測定部 51・・・柔軟度測定手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設発生土に含まれる水分の測定方法であ
    って、あらかじめ建設発生土の含水量値に対応した既存
    柔軟度値および既存重量値を既存データとして記憶させ
    ておくと共に、測定槽に一定量ためられた建設発生土を
    撹拌した時の抵抗を検知することで柔軟度値を測定し且
    つ前記測定槽に一定量ためられた建設発生土の重量値を
    測定して、前記柔軟度値と前記重量値を前記既存データ
    と比較することで含水量値を算出する建設発生土の含水
    量測定方法。
  2. 【請求項2】建設発生土の含水量測定装置であって、前
    記建設発生土を一定量ためておく測定槽と、該測定槽に
    ためられた建設発生土を撹拌した時の撹拌抵抗を検知す
    ることにより建設発生土の柔らかさを測る柔軟度測定手
    段と、前記測定槽内の建設発生土の重さを測る重量測定
    手段と、前記柔軟度測定手段により測定された柔軟度値
    および前記重量測定手段により測定された重量値から建
    設発生土の含水量の値を導き出すための既存データを記
    憶させておく記憶手段と、前記柔軟度値と前記重量値を
    前記記憶手段の既存データと比較することにより建設発
    生土の含水量の値を算出する演算手段を備えた建設発生
    土の含水量測定装置。
  3. 【請求項3】前記測定槽にためられた建設発生土の土面
    高さを検知することにより体積を測るようになされた体
    積測定手段を備えていることを特徴とする請求項2記載
    の建設発生土の含水量測定装置。
  4. 【請求項4】前記測定槽に入れる前にあらかじめ建設発
    生土の体積を測るようになされた体積測定手段を備えて
    いることを特徴とする請求項2記載の建設発生土の含水
    量測定装置。
  5. 【請求項5】前記演算手段により算出された含水量値を
    表示する表示手段を備えていることを特徴とする請求項
    2〜4記載の建設発生土の含水量測定装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004323255A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Taiheiyo Cement Corp 土壌のセメント原料化方法及びシステム
CN113670954A (zh) * 2021-08-26 2021-11-19 浙江大学建筑设计研究院有限公司 一种研究垃圾土降解过程含水率变化规律的室内试验装置

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