JP2000088636A - 計量システム - Google Patents
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Abstract
量システムにおいて、切替作業の手間を省く。 【解決手段】 複数台の電子秤を1台の表示器30に接
続して、各電子秤による量目を表示器30に表示できる
ようにした計量システムに関する。被計量物の種類を選
択すると、該被計量物を計量するのに用いる電子秤を表
示する。
Description
台の表示器に接続した計量システムに関するものであ
る。
配合する。この際、各原料ゴムや添加剤は、所定の配合
比で配合する必要があるので、電子秤により計量する。
ここで、一部の添加剤は、原料ゴムに比べ1重量%程度
以下の配合比であるから、計量の精度上、2台の電子秤
を用いている。
の表示器に接続した2台の電子秤を手動で切り替えるこ
とで電子秤を選択して用いているので、切替作業が面倒
であった。また、誤った電子秤を選択したり、切り替え
るのを忘れると計量精度が低下する原因となる。
たもので、複数台の電子秤を1台の表示器に接続した計
量システムにおいて、切替作業の手間を省くことを目的
とする。
に、本発明は、複数台の電子秤を1台の表示器に接続し
て、各電子秤による量目を前記表示器に表示できるよう
にした計量システムにおいて、被計量物の種類が選択さ
れると、該被計量物を計量するのに用いる電子秤が表示
されるようにしたことを特徴とする。
いるべき電子秤を前記表示器に表示することをいうが、
各電子秤ごとに表示ランプを設け、該表示ランプを点灯
させて被計量物を計量するのに用いる電子秤を表示して
もよい。
にしたがって説明する。図1に示すように、本計量シス
テムは、第1電子秤1および第2電子秤2と1台の表示
筐体3とを備えている。前記表示筐体3には、タッチス
クリーン(表示器)30および操作キー31が設けられ
ていると共に、該表示筐体3内には制御用のマイコン
(マイクロコンピュータ)32が内蔵されている。前記
タッチスクリーン30は、前記マイコン32、インター
フェイス(図示せず)および入力切替回路33を介し
て、前記第1および第2電子秤1,2に接続されてい
る。
計量するのに適しており、一方、第2電子秤2は比較的
軽い被計量物を計量するのに適している。前記第1およ
び第2電子秤1,2は、それぞれ、負荷荷重を電気的に
検出するロードセル10,20と、このロードセル1
0,20から出力されたアナログ信号を増幅する増幅器
11,21と、増幅されたアナログ信号をディジタル信
号に変換するA/Dコンバータ12,22と、出力され
たディジタル信号を重量に換算して出力する演算回路1
3,23とを備えている。なお、演算回路13,23
は、一般に、マイクロコンピュータで構成される。
M35およびROM36が内蔵されている。前記CPU
34は、ROM36に記憶されたプログラムを読み出し
て、タッチスクリーン30の表示制御や入力切替回路3
3の切替制御などを行う。前記RAM35は、配合登録
マスタ35aなどの記憶部を構成している。
ム」,「防滑用ゴム」,「靴底用ゴム」などの配合物名
ごとに、図2に示す複数の原料コードが記憶されてい
る。該配合登録マスタ35aには、各原料コードごと
に、原材料名、基準重量、上限値、下限値および秤No.
などの情報が互いに関連付けて記憶されている。前記各
配合物名のゴムは、該配合登録マスタ35aに記憶され
た原材料を基準重量に従って配合することにより得られ
る。該配合登録マスタ35aに記憶された前記上限値お
よび下限値は、基準重量に対する正量の範囲(許容範
囲)を示し、一般に、基準重量の値が大きい場合は正重
量の範囲も広い。
材料(被計量物)を計量するのに用いる電子秤のNo.
(種類)を示す。すなわち、図1のCPU34は、被計
量物の種類(配合物名および原材料名)が特定される
と、配合登録マスタ35aから当該被計量物(原材料
名)に応じて秤No. を読み出して選択し、選択した1つ
の電子秤からの計量値のみが入力切替回路33を介して
マイコン32に入力されるように入力切替回路33を制
御すると共に、該秤No. を図3のタッチスクリーン30
の秤No. 表示欄30aに表示する。なお、該タッチスク
リーン30の通常使用画面には、配合物名表示欄30
b、原材料名表示欄30cおよび計量値(量目)表示欄
30dなどが設けられて、選択された何れか一方の電子
秤で計量した計量値等が表示されるようになっている。
ポートが設けられており、スキャナなどの種々の入出力
機器をマイコン32に接続できるようになっている。な
お、各入出力ポートと各機器との接続状態は、図4のタ
ッチスクリーン30の接続機器一覧表示画面により、確
認できるようになっている。
説明する。まず、図1のタッチスクリーン30および操
作キー31を操作して、配合登録マスタ35aに図2の
配合物名や原料名、秤No. などを互いに関連付けて予め
登録しておく。
配合物および原材料を指定して選択すると、図3の通常
使用画面がタッチスクリーン30に表示される。このタ
ッチスクリーン30の秤No. 表示欄30aには秤No. が
表示されており、該表示された秤No. の電子秤1もしく
は2に、所定の原材料を載せると、当該電子秤1もしく
は2によって計量された計量値が計量値表示欄30dに
表示される。
つぎに添加する原材料を配合登録マスタ35aからCP
U34に読み出させると、同様にして、CPU34が配
合登録マスタ35aから秤No. を読み出して表示すると
共に、当該秤No. の電子秤1もしくは2を入力切替回路
33を介してマイコン32に接続する。
物に応じて、配合登録マスタ35aから秤No. を読み出
して、入力切替回路33を介して接続する電子秤1,2
を選択すると共に、該選択した電子秤1,2をタッチス
クリーン30に表示させるので、秤を手動で切り替える
手間が省ける。しかも、選択すべき秤を誤ったり、秤を
選択するのを忘れたりするおそれがないので、計量精度
も向上する。
名ごとに、かつ、原材料名ごとに秤No. を登録してい
る。したがって、同一の原材料(名)であっても、配合
物によって、用いる電子秤を変えることができる。しか
し、本発明では、図5に示すように、配合物名とは関係
なく、原料コードや原材料名などの被計量物の種類に応
じて、用いる秤を一義的に設定してもよい。また、本発
明では電子秤により計量する被計量物の種類を限定する
ものではない。
第2実施形態では、RAM35に閾値記憶部35bを設
けている。該閾値記憶部35bには、基準重量(登録重
量の一例)と比較するための閾値が記憶されている。本
実施形態では該閾値として、たとえば「10g」が記憶さ
れている。配合登録マスタ35aには、各配合物名と、
各配合物名ごとに図7に示す複数の原料コードが記憶さ
れており、各原料コードごとに、原材料名、基準重量、
上限値および下限値などの情報が互いに関連付けて記憶
されている。なお、本実施形態では秤No. は記憶されて
いない。
方について簡単に説明する。通常モードにおいて、所定
の配合物および原材料を指定して選択すると、CPU3
4は当該原料コードの基準重量と図6の閾値記憶部35
bに記憶された閾値とを読み出し、両者を比較する。C
PU34は、読み出した基準重量が閾値よりも大きい場
合は第1電子秤1を選択して、図3に示す通常使用画面
を表示させると共に秤No. 表示欄30aに「秤1」を表
示させる。同時に、CPU34は図6の入力切替回路3
3を介して第1電子秤1をマイコン32に接続させる。
一方、CPU34は読み出した基準重量が閾値以下であ
る場合は、第2電子秤2を選択して、通常使用画面の秤
No. 表示欄30aに「秤2」を表示させると共に、入力
切替回路33を介して第2電子秤2をマイコン32に接
続させる。
用は前記第1実施形態と同様であり、同一部分または相
当部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
用モードにおいて、配合登録マスタ35aの基準重量と
閾値記憶部35bの閾値とを比較した。しかし、本発明
では、配合登録マスタ35aへの登録時に基準重量と閾
値とを比較して、該登録時に秤No. を求め、求めた秤N
o. を閾値記憶部35bに登録時に記憶させておいても
よい。
された登録重量であればよく、たとえば、上限値や下限
値と閾値とを比較してもよいし、上下限値の偏差と閾値
とを比較して秤No. を求めてもよい。さらに、電子秤が
計量値(重量)を品物の単体重量で除算して品物の数量
を算出する計数秤である場合には、前記単体重量と閾値
とを比較してもよい。また、閾値は、RAM35ではな
く、プログラムの一部としてROM36に記憶させても
よい。
としたが、本発明では、3台以上の電子秤をマイコン3
2を介してタッチスクリーン30に接続してもよい。ま
た、表示器としてはタッチスクリーン30以外の液晶表
示器などを用いてもよい。
2から計量値として重量をマイコン32に入力させた。
しかし、本発明では、第1および第2電子秤1,2に演
算回路13,23を設けないで、A/Dコンバータ1
2,22からの計測値(量目に変換する前のデータ)を
CPU34で重量に変換して(演算して)もよい。
複数台の電子秤を1台の表示器に接続して計量システム
において、被計量物の種類が選択されると、該被計量物
を計量するのに用いる電子秤が選択されると共に表示さ
れるので、被計量物が変わる度毎に何れの電子秤を用い
るべきか考える必要がなく、かつ、切り替える手間も不
要になるから、計量作業の効率が向上する。また、誤っ
た電子秤を選択したり、あるいは、切り替えるのを忘れ
て計量することもないから、計量精度が向上する。
略構成図である。
る。
である。
る。
ある。
略構成図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 複数台の電子秤を1台の表示器に接続し
て、各電子秤による量目を前記表示器に表示できるよう
にした計量システムにおいて、 被計量物の種類が選択されると、該被計量物を計量する
のに用いる電子秤が表示されるようにしたことを特徴と
する計量システム。 - 【請求項2】 複数台の電子秤を1台の表示器に接続し
て、各電子秤による量目を前記表示器に表示できるよう
にした計量システムにおいて、 被計量物の種類に応じて、各被計量物を計量するのに用
いる電子秤の種類が前記表示器に表示されるようにした
ことを特徴とする計量システム。 - 【請求項3】 請求項2において、 被計量物の種類と、使用する電子秤の種類とを対応させ
て記憶する記憶部を備え、 被計量物の種類が選択されると、前記記憶部から電子秤
の種類を読み出して、前記表示器に表示させるようにし
た計量システム。 - 【請求項4】 複数台の電子秤を1台の表示器に接続し
て、各電子秤による量目を前記表示器に表示できるよう
にした計量システムにおいて、 被計量物の重量に関する登録重量と所定の閾値とを比較
し、 該比較結果に基づいて、各被計量物を計量するのに用い
る電子秤の種類が前記表示器に表示されるようにしたこ
とを特徴とする計量システム。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記登録重量および閾値を記憶する記憶部を備え、 被計量物の種類が選択されると、前記登録重量および閾
値に基づいて決定された電子秤の種類を前記表示器に表
示させるようにした計量システム。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
て、 前記被計量物を計量するのに用いる電子秤の種類が表示
器に表示された際には、該選択された電子秤で計量した
量目が前記表示器に表示されるようにした計量システ
ム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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JP4024944B2 JP4024944B2 (ja) | 2007-12-19 |
Family
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Family Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006322763A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Teraoka Seiko Co Ltd | 計量支援装置および計量システム |
JP2006322762A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Teraoka Seiko Co Ltd | 計量支援装置および計量システム |
CN102778280A (zh) * | 2012-08-03 | 2012-11-14 | 昆山旭虹精密零组件有限公司 | 一种防超载电子天平 |
JP2017138758A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | アズビル株式会社 | 検知装置および方法 |
-
1998
- 1998-09-09 JP JP27439098A patent/JP4024944B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4710413B2 (ja) * | 2005-05-17 | 2011-06-29 | 株式会社寺岡精工 | 計量支援装置 |
CN102778280A (zh) * | 2012-08-03 | 2012-11-14 | 昆山旭虹精密零组件有限公司 | 一种防超载电子天平 |
JP2017138758A (ja) * | 2016-02-03 | 2017-08-10 | アズビル株式会社 | 検知装置および方法 |
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