JP2000088599A - 置針値取得装置及び記録媒体 - Google Patents

置針値取得装置及び記録媒体

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JP2000088599A
JP2000088599A JP10256609A JP25660998A JP2000088599A JP 2000088599 A JP2000088599 A JP 2000088599A JP 10256609 A JP10256609 A JP 10256609A JP 25660998 A JP25660998 A JP 25660998A JP 2000088599 A JP2000088599 A JP 2000088599A
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Makoto Arai
誠 新井
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Toshiba Corp
Toshiba Information and Control Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、時限を有して瞬間的な変動値に拘
束されない置針値を、計測データ自体から精度よく取得
することができる。 【解決手段】 一定周期でデータをサンプリングするデ
ータサンプリング手段(11)と、データサンプリング
手段により新たなデータがサンプリングされた場合に、
その新たなデータ以前にサンプリングされたデータに基
づいて演算されたデータ平均演算値と当該新たなデータ
とを一定比率で加算平均して、新たなデータ平均演算値
を算出するデータ平均化演算手段(12)と、新たなデ
ータ平均演算値が、所定時点以降の各データ平均演算値
における最大値である場合には、これを置針値とするデ
ータ最大値抽出手段(13)と、置針値を格納するデー
タ更新格納手段(14)とを備えた置針値取得装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は置針値取得装置及
び記録媒体、更に詳しくはプラントの遠方監視等におい
ても置針メータと同様な置針値を取得できる部分に特徴
がある置針値取得装置及び記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、置針をメータに設け
て、最大値や最小値等の特徴的な測定値をメータ上に置
針表示として残すことができる各種の置針メータがあ
る。各種の置針メータの中でも、メータ瞬間最大値ある
いは最小値を置針値とするのではなく、例えば所定期間
内の最大値に対応して置針値を得たいときでも、一定の
時限をもってメータ最大値に追従させて置針値とするも
のがある。
【0003】ここでいう時限とは、メータ値が一定値を
取ったときに、置針値がそのメータ値の例えば95%に
達する時間などと定義される。したがって、メータ値が
瞬間的に大きな値を取ってもその保持時間が短ければ当
該メータ値は置針値の上昇に大きく寄与することはな
い。ある程度長時間にわたって大きなメータ値が保持さ
れれば置針値はそのメータ値に追従するのである。本明
細書でいう置針値とは、上記時限設定に従って自己の値
より大きなメータ値に追従し、かつリセットされるまで
はその値を保持するものをいう。すなわちリセットされ
るまでの一種の最大値(ただし時限に拘束される)を示
すものである。
【0004】このような置針メータとして例えば最大需
要電流計がある。最大需要電流計は工場やビル等の電力
需要の大きな施設において、デマンド計測監視等に用い
られるものであり、例えば2分,5分,10分又は15
分といった時限設定が可能である。この最大需要電流計
を例にとって従来の置針メータの動作を説明する。
【0005】図5は従来の置針メータにおける置針値の
変化を示す図である。この最大需要電流計は、監視員が
1時間毎にメータから置針値を確認し、その置針をリセ
ットするものである。
【0006】ここで、例えばpm1:00に置針をリセ
ットすると、置針値はメータ値に向って少しづつ上昇す
る。pm1:00〜2:00ではメータ値が緩やかに変
化し、最大値に達してからその後、値が降下している。
このような場合には置針値もメータ値に徐々に追従し、
メータ値の下降線とのクロス時点で最大値となり、その
まま置針は当該位置に残されて置針値は保持される。こ
れが当該時間帯の最大置針値となる。監視員は、この置
針値を記録してpm2:00にて置針をリセットする。
次に時間帯pm2:00〜3:00では瞬間的には大き
なメータ値を取るものの、その値は置針が追従できるほ
ど十分な時間保持されないため、最大置針値は前時間帯
ほど大きな値とならない。以上は最大需要電流計を例に
とって説明したが、置針メータは各種プラントにおける
計測用やビル監視用等、種々の分野で用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように置針メータ
は瞬間的な変動値に拘束されることなく、一定期間の実
質的な最大値を取得するのに便利であるが、これをプラ
ントの遠方監視等に利用する場合には次のような問題が
生じる。
【0008】すなわち置針は置針メータ自体に取り付け
られたものであるため、プラントの監視(計測)におい
ては過去の発生最大値を示す置針指針値の取得をするに
は現場でメータを直読以外に方法が無い。
【0009】しかし、置針指針値を現場まで見に行き、
また置針のリセットも現場で行うしかないが、その手間
は極めて大きなものである。これでは遠方監視をしてる
意味が没却される。例えば1日の最大値を管理する場
合、毎日現場にて直読データを記録し、置き針値をリセ
ットする必要がある。また、1時間の最大値を管理する
場合には上記の作業を1時間毎に行わなければならな
い。
【0010】一方、置針メータ自体の内部構造を改良
し、置針値を取り出す仕組みを作ることは不可能ではな
い。しかし、このような改造を施したのでは置針メータ
自体の価格が上昇するし、既に現場に設置されている大
量の置針メータをすべて取り替えるのはその労力費用を
考えれば非現実的である。
【0011】そこで、置針メータから置針値を取得する
のではなく、もとのセンサからのプロセス値を用いて置
針値に代えることが考えられる。例えばセンサにより一
定周期毎にサンプルしている瞬時計測データから、その
最大値を抽出して置針値とするのである。
【0012】しかし、このようなやり方では例えばモー
タ起動時に生じるラッシュ電流やその他の瞬間的な極大
値を除去できない場合があり、上記した意味での置針値
を取得するのは困難である。
【0013】図6は瞬時計測データから置針値を作成す
る場合の例を示す図である。同図ではデータサンプリン
グ毎に計測値が最大値と比較され、計測値が最大値を越
えていればその値を新たな最大値とする。そして、この
最大値を置針値するものである。しかし、この方法では
図示されるようにラッシュ電流等による極大値を計測値
として取り込んでしまうとその値が置針値となってしま
う。これでは時限が考慮され、これにより瞬間的な変動
値に拘束されない意味での最大値である図5のような置
針値を得ることはできない。
【0014】例えば図6に示す方法を用いて図5に示す
電流値変化に対する置針値を求めると、pm2:00〜
3:00の時間帯では置針値として極大値そのものを取
り込んでしまい、実際の置針値とは全く異なる値とな
る。
【0015】このように従来の方法では、たとえ計測デ
ータから置針値を算出しても、その算出値が現場の置針
値とは一致せず精度面で問題がある。本発明は、このよ
うな実情を考慮してなされたもので、時限を有して瞬間
的な変動値に拘束されない置針値を、計測データ自体等
から精度よく取得することを可能とした置針値取得装置
及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、データから置針値を取
得する置針値取得装置についてなされたものである。こ
のためにまず、データサンプリング手段により、一定周
期でデータがサンプリングされる。
【0017】次に、データサンプリング手段により新た
なデータがサンプリングされた場合に、データ平均化演
算手段によって、その新たなデータ以前にサンプリング
されたデータに基づいて演算されたデータ平均演算値と
当該新たなデータとが一定比率で加算平均される。そし
てこの結果が新たなデータ平均演算値として算出され
る。
【0018】ここで、データ平均演算値と新たなデータ
とによって、新たなデータ平均演算値が算出されるた
め、新たなデータが瞬間的な変動値、ピーク値、ノイズ
等であった場合にも、その影響は一定のものとなる。つ
まり、この影響をどの程度のものとするかが上記一定比
率で決まる。この一定比率は、サンプリングデータへの
追従性をよくすることと瞬間的な変動値の影響を少なく
することとのバランスを考慮して決定される。両者はト
レードオフの関係にあるからである。
【0019】次に、新たなデータ平均演算値が、所定時
点以降の各データ平均演算値における最大値である場合
には、データ最大値抽出手段によって、当該新たなデー
タ平均演算値が置針値として抽出される。
【0020】この抽出された置針値はデータ更新格納手
段に格納される。したがって、時限を有して瞬間的な変
動値に拘束されない置針値が、データ自体から精度よく
取得することができる。
【0021】次に、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明をコンピュータに実現させるためのプ
ログラムを格納した記録媒体である。コンピュータに、
本発明に係る記録媒体に格納されたプログラムを読み取
らせることによって、請求項1に係る置針値取得装置が
構成される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の実施の形態に係る置針値取
得装置を適用した遠方監視装置の全体構成例を示す図で
ある。
【0023】この遠方監視装置では、現場プラント1に
各種センサ2が設けられ、センサ2からの計測データが
置針メータ3で表示されるとともにシーケンサ4にて処
理される。さらにシーケンサ4から計測データが現場プ
ラント1から遠方にある中央監視室5の監視コンピュー
タ6に伝送され、CRT7やプリンタ8に出力されるよ
うになっている。ここで、シーケンサ4は、CPU9や
メモリ等の各種計算機要素を備え、AI(アナログイン
タフェース)モジュール10から取得されたセンサ情報
をA/D変換し(図示せず)、各種処理を制御プログラ
ムに従って実行可能に構成されている。
【0024】本実施形態の置針値取得装置は、この遠方
監視装置に組み込まれたものであり、その主要部がシー
ケンサ4に設けられるものである。図2は本実施形態の
置針値取得装置の構成例を示すブロック図である。
【0025】この置針取得装置は、シーケンサ4上のデ
ータサンプリング部11,データ平均化演算部12,デ
ータ最大値抽出部13及びデータ更新格納部14と、監
視コンピュータ6上の時限設定部15,データリセット
要求部16及び置針値取出部17とから構成されてい
る。これらの各部11〜17は、シーケンサ4又は監視
コンピュータ6において、その制御プログラムに従うC
PUやメモリ等によって実現される機能実現手段であ
る。
【0026】まずシーケンサ4におけるデータサンプリ
ング部11は、センサ2から一定周期毎にデータサンプ
リングを行うアナログ信号計測による測定値(プロセス
バリュー;瞬時値)監視を行う。またデジタル値に変換
された計測データをデータ平均化演算部12に出力す
る。
【0027】データ平均化演算部12は、サンプリング
周期毎の計測データの変化量を一定の係数ft(一種の
フィルタ)を用いた(1)式により平滑化し、計測デー
タを平均化する。この係数ftは置針メータにおける時
限に対応するものである。
【0028】 PV=PVn-1 ×ft+PVn ×(1−ft) …(1) ここで、PV :データ平均演算結果値 PVn-1 :前回データ平均演算結果値 PVn :今回サンプリング値 ft :係数(0<ft<1)とする。
【0029】データ最大値抽出部13は、置針値が格納
されているデータ更新格納部14内の格納データと、デ
ータ平均化演算部12により平均化された値と比較す
る。その結果、格納データよりも(1)式のデータ平均
演算結果値の方が大きければ、その値を新たな置針値と
してデータ更新格納部14に格納する。
【0030】データ更新格納部14には、(1)式で求
まったデータ平均演算結果値のうちの最大値が置針値と
して格納される。なお、このデータ更新格納部14は監
視コンピュータからの指令に基づき、一定時間毎もしく
は任意のタイミングでリセットされる。
【0031】次に、監視コンピュータ6上の時限設定部
15は、入力装置19からの設定入力により上記係数f
tが設定されるようになっており、その設定された係数
ftをデータ平均化演算部12に対して設定する。
【0032】データリセット要求部16は、入力装置1
9からの周期設定入力により、置針値リセット周期が設
定され、この設定された一定時間毎にデータ更新格納部
14における置針値をリセットする。また、入力装置1
9からの任意リセット指令入力に従って、データ更新格
納部14内の置針値を任意のタイミングでリセットす
る。なお、データリセット要求部16は、一定時間毎も
しくは任意のタイミングいずれの場合でも、置針値をリ
セットする際にはその旨を置針値取出部17に通知し、
さらに当該置針値取出部17から置針値取出し終了通知
を受けてからリセットを実行する。
【0033】置針値取出部17は、データ更新格納部1
4がリセットされる直前に、データリセット要求部16
から通知を受け、この通知されたタイミングでデータ更
新格納部14から置針値を取出し、表示出力若しくはプ
リントアウトする。置針値取得部17は、置針値を取り
出したらその旨をデータリセット要求部10に通知す
る。
【0034】次に、以上のように構成された本実施形態
における置針値取得装置の動作について説明する。ま
ず、置針値取得装置の最初起動の際に、中央監視室5の
入力装置19から、時限設定部15に時限に対応する係
数ftが設定され、データリセット要求部16に置針値
取出・リセット周期が設定される。時限設定部15はこ
の設定値に基づき、現場プラント1のシーケンサ側にお
けるデータ平均化演算部12の係数ftを設定する。こ
の設定は初期設定であり、以降、設定に対応した時限で
置針値が算出され、その周期で置針値取出しリセットが
行われる。
【0035】図3は計測データがステップ状に変化した
とき、係数ftに対応して置針値が追従する様子を示す
図である。(1)式からして、計測データをステップ状
に変化させると、係数ftによって置針値は同図に示す
ような挙動となる。つまり係数ftが0であれば、置針
値は計測データPVそのものになるし、係数ftが1で
あれば、置針値は全く変化しない。上記係数ftは、こ
の間の値に設定される。発明者の検討によれば、ft=
0.95としたときには、従来技術で説明した時限設定
2分の場合にほぼ相当する。この係数ftを適宜調整す
ることで、5分,10分又は15分といった時限設定も
可能である。
【0036】さて、このような設定が行われた後は、現
場プラント1において、センサ2からのプロセス値が取
得される度に置針値が算出される。まず、データサンプ
リング部11により一定周期毎に瞬時プロセス値が今回
サンプリング値PVn としてサンプリングされる。この
サンプリングされたデータPVn がデータ平均化演算部
12では(1)式のフィルタリング処理により前回デー
タ平均演算結果値PVn-1 を用いて平滑化される。この
処理で平均化され、不必要なピーク値が削除されたデー
タ平均演算結果値PVが置針値の候補となる。
【0037】次に、最大値抽出部13によりこの平均化
されたデータの中から最大値が抽出される。具体的には
データ更新格納部14内の置針値と今回算出されたデー
タ平均演算結果値PVとが比較され、値の大きい方が新
しい置針値としてデータ更新格納部14に格納される。
【0038】一方、中央監視室側では、図示しない時計
手段からの時間に基づきデータリセット要求部16にて
設定周期が満了するごとに置針値取得、リセット動作が
開始される。
【0039】すなわちデータリセット要求部16からの
通知を受けた置針値取出部17によりデータ更新格納部
14から置針値が取り出され、その旨がデータリセット
要求部16に通知される。この通知を受けたデータリセ
ット要求部16によりデータ更新格納部14の置針値が
0(ゼロ)リセットされる。
【0040】こうして取り出された置針値はCRT表示
され、あるいはプリンタ8から出力されて、現場プラン
ト1〜中央監視室5間における置き針値の遠方表示が実
現されることになる。したがって、置針値を得るために
監視員が現場プラント1に出向くことは全く不要とな
る。
【0041】上述したように、本発明の実施の形態に係
る置針値取得装置は、データサンプリング部11でサン
プリングした計測データをデータ平均化演算部12で係
数ftを用いて平均化し、その結果が置針値となるかを
データ最大値抽出部13が判断して置針値をデータ更新
格納部14に格納するようにしたので、時限を有して瞬
間的な変動値に拘束されない置針値を、計測データ自体
から精度よく取得することができる。
【0042】すなわち、瞬間的な変動値、一時的なピー
ク値あるいはノイズ等の影響を適切に排除して、センサ
の計測データから従来の置針メータと同様な置針値を取
得することができる。したがって、従来の方法のよう
に、各計測データの中の最大値を置針値とすることで、
例えば瞬間的な変動値そのものを置針値として置針メー
タと全く異なる値を算出するような問題点が解決され
る。
【0043】また、時限設定部15,データリセット要
求部16及び置針値取得部17を設け、データ平均化演
算部12に対する係数ftの設定を中央監視室1から行
えるようにし、さらに置針値の取得及びリセットも中央
監視室1から行うことができるようにしたので、従来現
場でしかできなかった置き針値の監視及びリセットを遠
方から実施することできる。また、リセット機能を監視
コンピュータ1の内蔵時計で毎正時に自動実施できるの
で、遠方の中央管理室1から容易に1時間毎の最大値
(置針値)管理を行うことができる。
【0044】例えば実施形態を配電盤等の電流計測に適
用すると、現場側の最大需要電流計の置針値が擬似的に
遠方においても表示可能となる。なお、本実施形態で
は、置針値取得装置を遠方監視装置における置針値表示
機能に適用する場合で説明したが、本発明の適用はこれ
に限られるものではない。例えばデータ平均化演算部1
2を通さないサンプルデータをも直接CRT等に表示す
れば、置針値監視を従来の瞬時値監視やトレンドグラフ
監視との組み合わせを行うこともできる。
【0045】また、本発明は遠方監視装置やプラント類
のみに適用されるものではなく、従来、置針メータを使
用していた至る所に適用することができる。例えば置針
値取得装置で取得したデータを負荷率、需要率、及び不
等率の計算等の用途に使用することができる。
【0046】なお、本発明は、上記各実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に
変形することが可能である。また、実施形態に記載した
手法は、計算機(コンピュータ)に実行させることがで
きるプログラム(ソフトウエア手段)として、例えば磁
気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスク
等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体
メモリ等の記憶媒体に格納し、また通信媒体により伝送
して頒布することもできる。なお、媒体側に格納される
プログラムには、計算機に実行させるソフトウエア手段
(実行プログラムのみならずテーブルやデータ構造も含
む)を計算機内に構成させる設定プログラムをも含むも
のである。本装置を実現する計算機は、記憶媒体に記録
されたプログラムを読み込み、また場合により設定プロ
グラムによりソフトウエア手段を構築し、このソフトウ
エア手段によって動作が制御されることにより上述した
処理を実行する。
【0047】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、時
限を有して瞬間的な変動値に拘束されない置針値を、計
測データ自体から精度よく取得することができる置針値
取得装置及び記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る置針値取得装置を適
用した遠方監視装置の全体構成例を示す図。
【図2】同実施形態の置針値取得装置の構成例を示すブ
ロック図。
【図3】計測データがステップ状に変化したとき、係数
ftに対応して置針値が追従する様子を示す図。
【図4】置針メータの例を示す図。
【図5】従来の置針メータにおける置針値の変化を示す
図。
【図6】瞬時計測データから置針値を作成する場合の例
を示す図。
【符号の説明】
1…現場プラント 2…センサ 3…置針メータ 4…シーケンサ 5…中央監視室 6…監視コンピュータ 7…CRT 8…プリンタ 9…CPU 10…AIモジュール 11…データサンプリング部 12…データ平均化演算部 13…データ最大値抽出部 14…データ更新格納部 15…時限設定部 16…データリセット要求部 17…置針値取出部 19…入力装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定周期でデータをサンプリングするデ
    ータサンプリング手段と、 前記データサンプリング手段により新たなデータがサン
    プリングされた場合に、その新たなデータ以前にサンプ
    リングされたデータに基づいて演算されたデータ平均演
    算値と当該新たなデータとを一定比率で加算平均して、
    新たなデータ平均演算値を算出するデータ平均化演算手
    段と、 前記新たなデータ平均演算値が、所定時点以降の各デー
    タ平均演算値における最大値である場合には、これを置
    針値とするデータ最大値抽出手段と、 前記置針値を格納するデータ更新格納手段とを備えたこ
    とを特徴とする置針値取得装置。
  2. 【請求項2】 一定周期でデータをサンプリングするデ
    ータサンプリング手段と、 前記データサンプリング手段により新たなデータがサン
    プリングされた場合に、その新たなデータ以前にサンプ
    リングされたデータに基づいて演算されたデータ平均演
    算値と当該新たなデータとを一定比率で加算平均して、
    新たなデータ平均演算値を算出するデータ平均化演算手
    段と、 前記新たなデータ平均演算値が、所定時点以降の各デー
    タ平均演算値における最大値である場合には、これを置
    針値とするデータ最大値抽出手段と、 前記置針値を格納するデータ更新格納手段としてコンピ
    ュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016082631A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 富士通株式会社 不等率の算出方法、不等率の算出プログラム及び不等率の算出装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016082631A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 富士通株式会社 不等率の算出方法、不等率の算出プログラム及び不等率の算出装置

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