JP2000088230A - 蓄熱型排ガス処理装置とこれに使用する給排気分配装置 - Google Patents

蓄熱型排ガス処理装置とこれに使用する給排気分配装置

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JP2000088230A
JP2000088230A JP10264774A JP26477498A JP2000088230A JP 2000088230 A JP2000088230 A JP 2000088230A JP 10264774 A JP10264774 A JP 10264774A JP 26477498 A JP26477498 A JP 26477498A JP 2000088230 A JP2000088230 A JP 2000088230A
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exhaust gas
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Mikio Murachi
知 幹 夫 村
Koji Shakubo
浩 二 舎久保
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Trinity Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細分化された多数の蓄熱室を形成することな
く、必要最小限の部分でパージ運転を行うと同時に、残
る蓄熱体を最大限に利用して排ガス処理を行う。 【解決手段】 処理塔(2) の上段に排ガス処理ゾーン
(3) , 中段に蓄熱室(5) ,下段に給排気分配装置(6) を
形成し、給排気分配装置(6) のロータ(9) を所定の回転
速度で回転させたときに、ロータ(9) に形成された給気
用開口部(14IN)に対向する蓄熱体(4) の領域(4IN) を通
じて排ガスが導入され、次いで、パージ用開口部(14P)
に対向する蓄熱体(4) の領域(4P)を通じてパージガスが
供給され、最後に排気用開口部(14OUT) に対向する蓄熱
体(4) の領域(4OUT)を通じて浄化ガスが外部に排出され
るようにした。パージ用開口部(14P) の開口面積を必要
最小限に抑え、給気用及び排気用開口部(14IN, 14OUT)
の開口面積を大きく確保することにより、蓄熱体(4) の
利用効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排ガス中に含まれ
る有害成分を直接燃焼又は触媒燃焼させて浄化処理する
と共に、その際に生ずる熱を回収再利用する蓄熱型排ガ
ス処理装置とこれに使用する給排気分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装ブース,塗装乾燥炉,印刷用乾燥
炉,プラスチックや合板の製造設備,食品加工設備,産
業廃棄物処理設備あるいは香料製造設備などの各種施設
内においては、塗料,インキ,溶剤,接着剤,合成樹
脂,あるいは化学薬品等から、アルコール類,エステル
類や,有害で特有の臭気を持つフェノール類,アルデヒ
ド類等の可燃性有害悪臭成分が発生する。
【0003】 有害悪臭成分を含んだ排ガスは、公害防
止の観点からも直接大気中に放出することはできないの
で、通常は、浄化処理を施して、無害無臭化した状態で
放出している。そして、排ガスを浄化処理するために、
排ガス中の可燃性有害成分を直接燃焼又は触媒燃焼させ
て無害な物質に変化させると共に、その際に生ずる熱を
蓄熱体に回収し、この熱を排ガスを加熱する熱源として
再利用する蓄熱型排ガス処理装置が提案されている(特
開平5−332523号,同332524号,同660
05号公報参照)。
【0004】 このような蓄熱型排ガス処理装置は、蓄
熱室の数により、二塔式,三塔式,多塔式のものがある
が、三以上の蓄熱室があれば、排ガスを導入する給気運
転,浄化ガスを排出する排気運転,残存排ガスをパージ
するパージ運転を各蓄熱室ごとに行うことができると共
に、これらを順次交互に切り換えながら連続的に排ガス
を処理することができる(特開平9−152120号,
同253448号,同262434号,同264521
号公報参照)。
【0005】 しかし、この場合は、各蓄熱室ごとに、
給気ダクト,排気ダクト,パージダクトが各1本ずつ合
計3本接続され、各ダクトごとにオートダンパを介装し
なければならないので、3つの蓄熱室では合計9本のダ
クトと9つのオードダンパが必要となる。そして、この
オートダンパは、装置が稼動している時間中、略1分ご
とに休みなく開閉操作が繰り返され、また、ダンパを通
過するガスは最高で200〜500℃程度の高温に達す
る。このため、オートダンパは、耐久性及び耐熱性が要
求され、機械的強度に優れ、且つ、耐熱構造に形成され
た大型で高価なものを使用せざるを得ないという問題が
あった。したがって、装置のイニシャルコストが嵩み、
さらには装置を導入する際に、ダンパの設置スペースを
含めて広い設置スペースを確保しなければならないとい
う問題もあった。
【0006】 そこで最近では、給気ダクト,排気ダク
ト,パージダクトと各蓄熱室を連通する流路を切り換え
る一つのロータリー式分配装置を用いて、給排気ガスを
各蓄熱室に順次分配できるようにした蓄熱型排ガス処理
装置が提案されている(特開平10−61940号公報
参照,特願平10−85175号)。
【0007】 これは、排ガスを所定温度に加熱して可
燃性有害成分を浄化する排ガス処理ゾーンに連接して3
〜8つの蓄熱室を形成し、給気ダクト,排気ダクト,パ
ージダクトから前記各蓄熱室に至る流路を一つのロータ
リー式分配装置で順次切り換えるようにしたものであ
る。これによれば、多数のダンパを設ける必要がないの
で、その分、イニシャルコストを軽減でき、比較的狭い
スペースにも設置できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロータ
リー式分配装置により給排気方向を切り換える場合も、
オートダンパで切り換えるのと同様に、予め仕切られた
蓄熱室ごとに給気運転,排気運転,パージ運転が切り換
えられる。ここで、未処理状態の排ガスは給気運転を行
う蓄熱室に送給されて、排ガス処理ゾーンで浄化処理さ
れた後、排気運転を行う蓄熱室から外部に排出されるよ
うに成されており、例えば三つの蓄熱室が形成されてい
る場合は、二つの蓄熱室を通過して排ガスが処理される
が、残る一つの蓄熱室はパージ運転されるため、蓄熱体
全体の1/3 (33%)が有効に利用されていないとい
う問題が残る。
【0009】 蓄熱室を多くすれば、ある程度は改善す
ることができ、例えば、円筒形チャンバをその中心角が
等しくなるように8つに区画して蓄熱室を形成し、ロー
タリー式分配装置により、8つの蓄熱室のうち、4つの
蓄熱室に排ガスを導入する給気運転を行い、3つの蓄熱
室を通って浄化ガスを排出する排気運転を行い、残る1
つの蓄熱室でパージ運転を行うと共に、これを順次切り
換える。このようにすれば、パージ運転することにより
有効に利用できない蓄熱体は全体の1/8 (12.5%)程
度に止まり、蓄熱体の利用効率は全体の7/8(87.5
%)まで上昇させることができる。
【0010】 しかし、本発明者の試算によると、円筒
型の蓄熱室の場合、中心角が5〜15°あれば十分にパ
ージを行うことができ、この場合、パージ運転すること
により有効に利用できない蓄熱体は全体の1/72〜1
/24(1.4〜4.2%)に抑えることができるので、残り
の蓄熱体を有効に利用することができれば、蓄熱体の利
用効率は、全体の23/24〜71/72(95.8〜98.6
%)まで上昇させることができる。
【0011】 この場合に、円筒形チャンバを中心角5
〜15°ずつ72室〜24室に細分化して、その一室で
パージ運転を行えば、パージ運転することにより有効に
利用できない部分を少なくすることはできる。しかし、
円筒形チャンバを細分化して多数の蓄熱室に仕切ると、
その分、仕切板の枚数が多くなり、蓄熱室の容積全体に
対する蓄熱体の体積が少なくなるだけでなく、各仕切板
には、補強用や取付用のフランジなどが形成されている
ので、有効開口面積が著しく小さくなってしまい、蓄熱
体の利用効率が却って低下するという問題を生ずる。
【0012】 そこで本発明は、細分化された多数の蓄
熱室を形成することなく、必要最小限の部分でパージ運
転を行うと同時に、残る蓄熱体の利用効率を最大限に向
上させることを技術的課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、処理塔の上段に、排ガスを所定の処理温
度まで加熱してその排ガス中に含まれる可燃性有害成分
を燃焼させて浄化処理する排ガス処理ゾーンが形成さ
れ、その中段に、当該排ガス処理ゾーンから排出される
高温の浄化ガスの熱を蓄熱回収した後、排ガス処理ゾー
ンに低温の排ガスを導入する際に自らの熱を放熱して排
ガスを予熱する蓄熱体を充填配設した蓄熱室が形成さ
れ、その下段には、前記蓄熱室に充填された蓄熱体のう
ち、排ガス処理ゾーンに供給される排ガスを通過させる
領域と、残留排ガスを排出するパージガスを通過させる
領域と、排ガス処理ゾーンから排出される浄化ガスを通
過させる領域を連続的に切り換える給排気分配装置が形
成された蓄熱型排ガス処理装置であって、前記蓄熱体
は、上下方向に貫通する多数の小径流路を形成したハニ
カム構造体で形成され、前記給排気分配装置には、その
中心に配された垂直軸を回転軸として所定の回転速度で
駆動されるロータが配設されると共に、排ガスを導入す
る給気ダクトと、浄化ガスを外部に排出する排気ダクト
と、パージガスを導入し又は残留排ガスを含んだパージ
ガスを排出するパージダクトが接続され、前記ロータに
は、排ガスを蓄熱体に供給する給気用開口部と、パージ
ガスを蓄熱体に供給し又は蓄熱体から排出させるパージ
用開口部と、蓄熱体を通して浄化ガスを排出させる排気
用開口部が、前記蓄熱室の下端開口面と対向して、当該
ロータの回転方向前方からその順で開口形成されると共
に、給気用開口部と給気ダクト,パージ用開口部とパー
ジダクト,排気用開口部と排気ダクトを連通する流路が
形成され、当該ロータの回転に伴って前記各開口部に対
向する前記蓄熱体の各領域が連続的に回転移動されるよ
うに成されたことを特徴とする。
【0014】 本発明によれば、給排気分配装置のロー
タに、排ガスを蓄熱体に供給する給気用開口部と、パー
ジガスを蓄熱体に供給し又は蓄熱体から排出させるパー
ジ用開口部と、蓄熱体を通して浄化ガスを排出させる排
気用開口部が、前記蓄熱室の下端開口面と対向して、当
該ロータの回転方向前方からその順で開口形成されてい
る。
【0015】 そして、このロータを所定の回転速度で
回転させると、蓄熱室の蓄熱体の開口端面に対向する給
気用開口部,パージ用開口部,排気用開口部が回転移動
し、これに伴い、前記給気用開口部,パージ用開口部,
排気用開口部に対向する前記蓄熱体の各領域が連続的に
回転移動される。これにより、各蓄熱体は、給気用開口
部の到来時にこれに対向する領域を通じて排ガスが導入
され、次いで、パージ用開口部の到来時にこれに対向す
る領域を通じてパージガスが供給され、最後に排気用開
口部に対向する領域を通じて浄化ガスが外部に排出され
る。
【0016】 このとき、パージガスが通過する蓄熱体
の領域は、パージ用開口部の開口面積で決まるので、パ
ージ用開口部の中心角を5〜15°に選定すれば、蓄熱
体全体の1/72〜1/24の部分だけでパージ運転を
行うことができる。また、排ガス処理ゾーンへ導入され
る排ガスが通過する蓄熱体の領域と、排ガス処理ゾーン
から排出される排ガスが通過する蓄熱体の領域は、給気
用開口部及び排気用開口部の開口面積で定まり、その中
心角の和は最大で355〜345°に選定することがで
きるので、蓄熱体の利用効率を理論的には95%以上、
多少の損失を考慮しても90%以上にすることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係る蓄熱
型排ガス処理装置の一例を示す概略構成図、図2はその
X−X線断面図、図3はそのY−Y線断面図である。
【0018】 本例に係る蓄熱型排ガス処理装置1は、
内面円筒形の処理塔2の上段に、排ガスを所定の処理温
度までバーナBにより加熱し、その排ガス中に含まれる
可燃性有害成分を直接燃焼させて浄化処理する排ガス処
理ゾーン3が形成されている。
【0019】 そして、前記処理塔2の中段には、前記
排ガス処理ゾーン3から排出される高温の浄化ガスの熱
を蓄熱回収すると共に、排ガス処理ゾーン3に低温の排
ガスを導入する際に自らの熱を放熱して排ガスを予熱す
る蓄熱体4…を充填配設した蓄熱室5が連接して形成さ
れている。なお、前記排ガス処理ゾーン3及び蓄熱室5
が形成された処理塔2の上段及び中段部分は、その周壁
が断熱壁で形成されている。
【0020】 また、前記処理塔2の下段には、蓄熱室
5に充填された蓄熱体4のうち、排ガス処理ゾーン3に
供給される排ガスを通過させる領域4INと、残留排ガス
を排出するパージガスを通過させる領域4Pと、排ガス
処理ゾーン3から排出される浄化ガスを通過させる領域
4OUT を連続的に切り換える給排気分配装置6が形成さ
れている。
【0021】 蓄熱室5は、前記処理塔2の断面形状に
従い断面が略円形に形成され、前記蓄熱体4は、上下方
向に貫通する小径流路が形成されたハニカム構造体で形
成され、当該蓄熱体4を積み重ねたときに、夫々の小径
流路が排気分配装置6に面した下端開口面4aから排ガ
ス処理ゾーン3に面した上端開口面4bまで連通するよ
うに成されている。
【0022】 前記給排気分配装置6は、処理塔2の下
段側壁が前記蓄熱室5と略等しい円形の開口断面の円筒
ハウジング7を形成し、その円筒ハウジング7の中心に
配された垂直軸を回転軸8とするロータ9が配設されて
おり、当該ロータ9が駆動モータ10及び減速機11に
より所定の回転速度で回転駆動されるように成されてい
る。
【0023】 このロータ9には、円筒ハウジング7内
をさらに上段の排気チャンバ12OUT ,中段のパージチ
ャンバ12P,下段の給気チャンバ12INに仕切るディ
スク13A,13Bと、蓄熱室5の開口面と対向して前
記各チャンバ12OUT ,12P,12INを前記蓄熱室5
に連通させるための開口ディスク14が取り付けられて
いる。
【0024】 そして、円筒ハウジング7の側壁には、
排ガス処理ゾーン3で浄化された浄化ガスを排出する排
気ダクト15OUT が前記排気チャンバ12OUT に連通し
て接続され、排気ダクト15OUT から排出された浄化ガ
スをパージガスとして蓄熱体4に還流するパージダクト
15Pが前記パージチャンバ12Pに連通して接続さ
れ、排ガス発生源(図示せず)から排ガスを導入する給
気ダクト15INが前記給気チャンバ12INに連通して接
続されている。
【0025】 ロータ9の開口ディスク14には、前記
蓄熱室5の開口面と対向して、排ガスを蓄熱体4に供給
する給気用開口部14INと、パージガスを蓄熱体4に供
給し又は蓄熱体4から排出させるパージ用開口部14P
と、蓄熱体4を通して浄化ガスを排出させる排気用開口
部14OUT が、前記蓄熱室5の下端開口面と対向して、
当該ロータ9の回転方向前方からその順で開口形成され
ている。
【0026】 また、回転方向に沿って、前記排気用開
口部14OUT の後段側で、且つ、給気用開口部14INの
前段側には、給気用開口部14INと排気用開口部14OU
T がリークするのを防止するシール用開口部14Sが形
成されている。
【0027】 ここで、給気用開口部14IN及び排気用
開口部14OUT は、その中心角が夫々170〜175°
程度に選定されると共に、パージ用開口部14P及びシ
ール用開口部14Sは中心角が夫々5〜10°程度に選
定されている。
【0028】 なお、開口ディスク14は、排気チャン
バ12OUT の上端に配設されて、給排気分配装置6と蓄
熱室5を仕切るように成され、当該開口ディスク14に
形成された排気用開口部14OUT を介して排気チャンバ
12OUT と蓄熱室5が連通されている。
【0029】 また、開口ディスク14に形成されたパ
ージ用開口部14P及びシール用開口部14Sが、ディ
スク13A及び排気チャンバ12OUT を貫通して形成さ
れたダクト16P,16Sを介してパージチャンバ12
Pに連通され、これによりパージチャンバ12Pがパー
ジ用開口部14P,シール用開口部14Sを介して蓄熱
室5に連通されている。
【0030】 さらに、開口ディスク14に形成された
給気用開口部14INは、ディスク13A,13B及び排
気チャンバ12OUT , パージチャンバ12Pを貫通して
形成されたダクト16INを介して給気チャンバ12INに
連通され、これにより給気チャンバ12INが給気用開口
部14INを介して蓄熱室5に連通されている。
【0031】 また、開口ディスク14の裏側には、給
気用開口部14INと排気チャンバ12OUT が、開口ディ
スク14の周面と円筒ハウジング7(処理塔2)との隙
間を介して連通しないように、その隙間を塞ぐシール板
17が設けられている。このシール板17は、給気用開
口部14INの裏側を囲むように、且つ、ダクト16INが
貫通するように気密に取り付けられ、円筒ハウジング7
の内周面と対向する端部が、当該円筒ハウジング7の内
周面に形成されたガイドレール18に気密に摺接されて
いる。
【0032】 さらに、蓄熱室5内には蓄熱体4の周縁
部に、前記開口ディスク14と処理塔2(円筒ハウジン
グ7)の隙間に連通する陽圧室19が形成され、例えば
排気チャンバ12OUT から外部に排出された浄化ガスの
一部を供給して当該陽圧室19と前記シール板17で囲
まれた空間を陽圧状態に維持することにより、給気用開
口部14INと排気チャンバ12OUT との間でエアシール
を形成している。
【0033】 また、蓄熱室5の下端開口面には、前記
蓄熱体4を支持する支持フレームFが配されて、ロータ
9と蓄熱体4との間に前記支持フレームFの厚さ分の隙
間が形成され、当該隙間に、上下方向に貫通する多数の
小径流路が形成されたハニカム構造体20が充填されて
いる。これにより、開口ディスク14に形成された各開
口部14IN,14P,14OUT ,14Sがその隙間を介
して連通しないように成されており、各開口部14IN,
14P,14OUT ,14Sの境界には、必要に応じて前
記ハニカム構造体20の端面に摺接される耐熱パッキン
21…が装着されている。
【0034】 なお、排気ダクト15OUT には排気ファ
ン22OUT が介装されると共に、パージダクト15Pに
はパージファン22Pが介装され、当該パージダクト1
5Pは排気ファン22OUT の吐出口側で排気ダクト15
OUT から分岐形成されている。また、23は、前記陽圧
室19内に浄化ガスを送給する浄化ガス供給ダクトであ
って、パージファン22Pの吐出口側でパージダクト1
5Pから分岐されている。
【0035】 さらに、排ガス処理ゾーン3に面した前
記蓄熱体4の上端開口面には、排ガスを通過させる領域
4INと、浄化ガスを通過させる領域4OUT との境界を仕
切る仕切板24が、排ガス処理ゾーン3内に貫設された
前記ロータ9の回転軸8に取り付けられて、ロータ9に
同期して回転されるようになされている。これにより、
領域4INを通過して排ガス処理ゾーン3に導入された排
ガスは、仕切板24の上を通り、バーナBに近いところ
を流れて、排気用開口部14OUTに連通する領域4OUT
から排出される。したがって、排ガス処理ゾーン3内に
導入された排ガスはバーナBで確実に加熱され、その排
ガスをよりきれいに浄化処理することができる。
【0036】 以上が本発明の一例構成であって、次に
その作用を説明する。まず、バーナBを点火すると共
に、駆動モータ10でロータ9を例えば毎分2回転の回
転速度で回転させながら排ガス処理を行う。開口ディス
ク14には、ロータ9の回転方向前方から、給気用開口
部14IN,パージ用開口部14P,排気用開口部14OU
T ,シール用開口部14Sがこの順で形成されているの
で、各蓄熱体4は、ロータ9の回転に伴って、給気運転
−パージ運転−排気運転−エアシールを繰り返す。
【0037】 そして、蓄熱体4のうち、給気用開口部
14INに対向する領域4INで給気運転がなされ、パージ
用開口部14Pに対向する領域4Pでパージ運転がなさ
れ、排気用開口部14OUT に対向する領域4OUT で排気
運転がなされ、シール用開口部14Sに対向する領域4
Sがエアシール用に使用される。
【0038】 このとき、給気用開口部14IN及び排気
用開口部14OUT が夫々中心角175°程度に形成さ
れ、パージ用開口部14P及びシール用開口部14Sが
夫々中心角5°程度に形成されていれば、パージ運転及
びエアシールにより蓄熱体4が有効に利用されていない
部分は全体の1/36(2.8 %)に過ぎず、排ガス処理
に利用されている蓄熱体4の割合は全体の35/36
(97.2%)にも達することとなる。
【0039】 排ガス処理の流れを具体的に説明する
と、まず、排ガス発生源から給気ダクト15INを介して
送給されてきた排ガスは、給気チャンバ12INからダク
ト16INを通り給気用開口部14INからこれに対向する
領域4INを通り排ガス処理ゾーン3に導入されて、領域
4INで給気運転を行う。このとき、領域4INに、既に、
排ガス処理ゾーン3からの高温浄化ガスが通過されてそ
の熱が蓄熱回収されていれば、給気運転により排ガスが
通過するときに当該領域4INの熱が放熱されて排ガスが
予熱される。
【0040】 次いで、排ガス処理ゾーン3では、その
排ガス中に含まれる可燃性有害成分がバーナBにより燃
焼されて浄化処理される。そして、高温の浄化ガスが、
排気用開口部14OUT に対向する領域4OUT を通過して
排気チャンバ12OUT へ排出される際に、浄化ガスの熱
が領域4OUT に蓄熱回収されて、領域4OUT で排気運転
を行う。その後、浄化ガスは、排気チャンバ12OUT 及
び排気ダクト15OUT を通り、外部に排出される。
【0041】 排気ダクト15OUT を介して外部に排出
された浄化ガスは、その一部が、パージダクト15Pを
介してパージチャンバ12Pに送給され、ダクト16P
を通り、パージ用開口部14Pに対向する領域4Pに導
入される。パージ用開口部14Pは、ロータ9の回転方
向に沿って給気用開口部14INの後段に形成されている
ので、ロータ9の回転に伴い既に給気運転が終了した領
域4Pに対して浄化ガスを供給して、その内部に残存し
ている排ガスを排ガス処理ゾーン3に押し出してパージ
運転を行う。したがって、パージ運転が終了した蓄熱体
4内には、排ガスが残存されていないので、次にその蓄
熱体4を通って排ガス運転する場合にも、未処理状態の
排ガスが外部に排出されることはない。
【0042】 また、排気運転が終了して浄化ガスの熱
が蓄熱回収された蓄熱体4に対し、パージチャンバ12
Pから浄化ガスが供給されて排気用開口部14OUT と給
気用開口部14INとの間にエアシールを形成するが、シ
ール用の浄化ガスは、蓄熱回収された直後の浄化ガスで
あるので、温度も比較的高く、したがって、蓄熱体4に
蓄熱回収された熱を奪うこともない。
【0043】 このようにして、ロータ9を連続的に回
転させることにより、蓄熱室5を仕切らなくとも、蓄熱
室5内に充填配設された各蓄熱体4…を所定の領域4I
N,4P,4OUT ,4Sに分けて、給気運転(排ガス供
給)−パージ運転(浄化ガス供給)−排気運転(浄化ガ
ス排出)−エアシール(浄化ガス供給)の順で運転する
ことができる。
【0044】 しかも、給気運転,パージ運転,排気運
転,エアシールを行う領域4IN,4P,4OUT ,4S
は、夫々、給気用開口部14IN,パージ用開口部14
P,排気用開口部14OUT ,シール用開口部14Sの開
口面積によって定まる。したがって、パージ運転及びエ
アシールを行うためのパージ用開口部14P及びシール
用開口部14Sの開口面積を必要最小限に抑えれば、排
ガス処理に有効に利用されない蓄熱体4の領域を少なく
して、給気運転及び排気運転を行うための給気用開口部
14IN及び排気用開口部14OUT の有効面積を大きく確
保することができ、蓄熱体4を有効に利用できる。
【0045】 また、蓄熱室5の開口面周縁部に沿って
形成された陽圧室19に浄化ガスが送給され、当該陽圧
室19と、開口ディスク14の裏面に給気用開口部14
INを囲むように取り付けられたシール板17とでエアシ
ールが形成されるので、開口ディスク14の周面と円筒
ハウジング7(処理塔2)の隙間を介して給気用開口部
14INと排気チャンバ12OUT が連通することはない。
【0046】 さらに、ロータ9の開口ディスク14と
前記蓄熱体4との隙間には、これらの相対向する端面同
士を連通する多数の小径流路が貫設された金属製のハニ
カム構造体20が充填されているので、開口ディスク1
4と蓄熱体4との隙間を介して、給気用開口部14INと
排気用開口部14OUT が連通することもない。
【0047】 特に、本例のように、開口ディスク14
に形成された各開口部14IN,14P,14OUT の境界
にハニカム構造体20の端面に摺接される耐熱パッキン
21…を装着すれば、給気用開口部14INから排気用開
口部14OUT への排ガス漏れをより確実に防止できる。
【0048】 さらにまた、排ガス処理ゾーン3に面し
た前記蓄熱体4の上端開口面に、排ガスを通過させる領
域4INと、浄化ガスを通過させる領域4OUT との境界を
仕切る仕切板24を設け、排ガス処理ゾーン3内に貫設
された前記ロータ9の回転軸8に取り付ければ、仕切板
24はロータ9に同期して回転され、領域4INを通過し
て排ガス処理ゾーン3に導入された排ガスは、仕切板2
4の上を通り、バーナBに近いところを流れて、排気用
開口部14OUT に連通する領域4OUT から排出される。
したがって、排ガス処理ゾーン3内に導入された排ガス
はバーナBで確実に加熱され、その排ガスをよりきれい
に浄化処理することができる。
【0049】 なお、給排気分配装置6には上段から排
気チャンバ12OUT ,パージチャンバ12P,給気チャ
ンバ12INを形成した場合について説明したが、その順
序は任意である。ただし、中段にパージチャンバ12P
を形成すれば、未処理状態の排ガスが導入される給気チ
ャンバ12INと、浄化ガスを外部に排出する排気チャン
バ12OUT が隣接されていないので排ガスが排気チャン
バ12OUT 内にリークするおそれが少ないというメリッ
トがある。
【0050】 特に、ファン22P等によりパージチャ
ンバ12Pの内圧を給気チャンバ12OUT ,排気チャン
バ12INに比して高く設定すれば、パージチャンバ12
P自体が給気チャンバ12INと排気チャンバ12OUT を
仕切るエアシールとなる。すなわち、パージチャンバ1
2Pから、ディスク13A,13Bと円筒ハウジング7
の隙間を通って浄化ガスが排気チャンバ12OUT ,給気
チャンバ12INに夫々流出することはあっても、給気チ
ャンバ12INの汚染空気がパージチャンバ12Pをショ
ートパスして排気チャンバ12OUT へ流入することはな
い。したがって、各ディスク13A,13Bと円筒ハウ
ジング7の間に多少の隙間があっても、排ガスが外部へ
漏洩することはない。
【0051】 また、パージ運転は、パージダクト15
Pを介して浄化ガスをパージチャンバ12Pに導入する
場合に限らず、排ガス処理ゾーン3内の浄化ガスを直接
領域4Pに導入して、当該領域4Pに残存する排ガスを
パージチャンバ12P内に排出させ、これをパージダク
ト15Pから給気ダクト15INに還流させて、再び排ガ
ス処理ゾーン3に送給するようにしてもよい。
【0052】 この場合、中段のパージチャンバ12P
の内圧を給気チャンバ12OUT ,排気チャンバ12INに
比して低く設定すれば、パージチャンバ12P自体が給
気チャンバ12INと排気チャンバ12OUT を仕切るエア
シールとなる。すなわち、ディスク13Aと円筒ハウジ
ング7の隙間を通って排気チャンバ12OUT からパージ
チャンバ12Pへ浄化ガスが流入し、ディスク13Bと
円筒ハウジング7の隙間を通って給気チャンバ12INか
らパージチャンバ12Pへ排ガスが流入するので、給気
チャンバ12INの汚染空気がパージチャンバ12Pをシ
ョートパスして排気チャンバ12OUT へ流入することは
ない。したがって、各ディスク13A,13Bと円筒ハ
ウジング7の間に多少の隙間があっても、排ガスが外部
へ漏洩することはない。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、細
分化された多数の蓄熱室を形成することなく、給気用開
口部,パージ用開口部,排気用開口部が形成された開口
ディスクを備えたロータを回転させることにより、蓄熱
室内に充填配設された各蓄熱体を所定の領域ごとに分け
て給気運転−パージ運転−排気運転−の順で運転するこ
とができ、しかも、給気運転,パージ運転,排気運転を
行う領域の広さは夫々の開口部の面積で定まる。したが
って、排ガス処理に直接寄与しないパージ運転を行うた
めのパージ用開口部の面積を必要最小限に抑えて、排ガ
ス処理に直接寄与する給気運転及び排気運転を行うため
の給気用開口部及び排気用開口部の面積を大きく確保す
ることにより、蓄熱室を多数形成することによる損失を
無くして、排ガス処理能力を向上させると共に、蓄熱体
の利用効率を著しく向上させることができるという大変
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る蓄熱型排ガス処理装置を示す概
略構成図。
【図2】 そのX−X線断面図。
【図3】 そのY−Y線断面図。
【符号の説明】
1・・・・蓄熱型排ガス処理装置 2・・・・処理
塔 3・・・・排ガス処理ゾーン 4・・・・蓄熱
体 4IN,4OUT ,4P・・領域 5・・・・蓄熱
室 6・・・・給排気分配装置 7・・・・円筒
ハウジング 8・・・・回転軸 9・・・・ロー
タ 14・・・・開口ディスク 14IN・・・給
気用開口部 14P・・・パージ用開口部 14OUT ・・排
気用開口部 15IN・・・給気ダクト 15P・・・パ
ージダクト 15OUT ・・排気ダクト 16IN,16P
・・ダクト 17・・・・シール板 20・・・・ハ
ニカム構造体 21・・・・耐熱パッキン 24・・・・仕
切板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理塔(2)の上段に、排ガスを所定の
    処理温度まで加熱してその排ガス中に含まれる可燃性有
    害成分を燃焼させて浄化処理する排ガス処理ゾーン
    (3)が形成され、その中段に、当該排ガス処理ゾーン
    (3)から排出される高温の浄化ガスの熱を蓄熱回収し
    た後、排ガス処理ゾーン(3)に低温の排ガスを導入す
    る際に自らの熱を放熱して排ガスを予熱する蓄熱体
    (4)を充填配設した蓄熱室(5)が形成され、その下
    段には、前記蓄熱室(5)に充填された蓄熱体(4)の
    うち、排ガス処理ゾーン(3)に供給される排ガスを通
    過させる領域(4IN) と、残留排ガスを排出するパージガ
    スを通過させる領域(4P)と、排ガス処理ゾーン(3)か
    ら排出される浄化ガスを通過させる領域(4OUT)を連続的
    に切り換える給排気分配装置(6)が形成された蓄熱型
    排ガス処理装置であって、 前記蓄熱体(4)は、上下方向に貫通する多数の小径流
    路を形成したハニカム構造体で形成され、 前記給排気分配装置(6)には、その中心に配された垂
    直軸を回転軸(8)として所定の回転速度で駆動される
    ロータ(9)が配設されると共に、排ガスを導入する給
    気ダクト(15IN)と、浄化ガスを外部に排出する排気ダク
    ト(15OUT)と、パージガスを導入し又は残留排ガスを含
    んだパージガスを排出するパージダクト(15P) が接続さ
    れ、 前記ロータ(9)には、排ガスを蓄熱体(4)に供給す
    る給気用開口部(14IN)と、パージガスを蓄熱体(4)
    に供給し又は蓄熱体(4)から排出させるパージ用開口
    部(14P)と、蓄熱体(4)を通して浄化ガスを排出させ
    る排気用開口部(14OUT) が、前記蓄熱室(5)の下端開
    口面と対向して、当該ロータ(9)の回転方向前方から
    その順で開口形成されると共に、給気用開口部(14IN)と
    給気ダクト(15IN),パージ用開口部(14P) とパージダク
    ト(15P) ,排気用開口部(14OUT) と排気ダクト(15OUT)
    を連通する流路(12IN, 12OUT, 12P, 16IN, 16P) が形成
    され、 当該ロータ(9)の回転に伴って前記各開口部(14IN,
    14P, 14OUT) に対向する前記蓄熱体(4)の各領域(4I
    N, 4P, 4OUT)が連続的に回転移動されるように成された
    ことを特徴とする蓄熱型排ガス処理装置。
  2. 【請求項2】 前記蓄熱室(5)の下端開口面には、前
    記蓄熱体(4)を支持する支持フレーム(F)が配され
    て、ロータ(9)と蓄熱体(4)との間に前記支持フレ
    ーム(F)の厚さ分の隙間が形成され、当該隙間に、上
    下方向に貫通する多数の小径流路が形成されたハニカム
    構造体(20)が充填されてなる請求項1記載の蓄熱型排
    ガス処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ロータ(9)の開口面には、その回
    転方向に沿って、給気用開口部(14IN)と排気用開口部
    (14OUT) の間、又は、排気用開口部(14OUT)と給気用開
    口部(14IN)の間に、前記蓄熱体(4)又はハニカム構
    造体(20)の端面に摺接する耐熱パッキン(21)が配設さ
    れて成る請求項1又は2記載の蓄熱型排ガス処理装置。
  4. 【請求項4】 排ガス処理ゾーン(3)に面した前記蓄
    熱体(4)の上端開口面には、排ガスを通過させる領域
    (4IN) と、浄化ガスを通過させる領域(4OUT)との境界を
    仕切る仕切板 (24) が、前記ロータ(9)の回転に同期
    して回転可能に配設されてなる請求項1乃至3記載の蓄
    熱型排ガス処理装置。
  5. 【請求項5】 排ガス処理ゾーン(3)に連接して形成
    された蓄熱室(5)に充填された蓄熱体(4)のうち、
    排ガス処理ゾーン(3)に導入する排ガスを通過させて
    給気運転を行う領域(4IN) と、パージガスを通過させて
    残留排ガスを押し出すパージ運転を行う領域 (4P) と、
    排ガス処理ゾーン(3)で処理された浄化ガスを通過さ
    せて排気運転を行う領域(4OUT)を連続的に切り換える給
    排気分配装置であって、 その中心に配された垂直軸を回転軸(8)として所定の
    回転速度で駆動されるロータ(9)が配設されると共
    に、排ガスを導入する給気ダクト(15IN)と、浄化ガスを
    外部に排出する排気ダクト(15OUT)と、パージガスを導
    入し又は残留排ガスを含んだパージガスを排出するパー
    ジダクト(15P) が接続され、 前記ロータ(9)には、排ガスを蓄熱体(4)に供給す
    る給気用開口部(14IN)と、パージガスを蓄熱体(4)
    に供給し又は蓄熱体(4)から排出させるパージ用開口
    部(14P)と、蓄熱体(4)を通して浄化ガスを排出させ
    る排気用開口部(14OUT) が、前記蓄熱室(5)の下端開
    口面と対向して、当該ロータ(9)の回転方向前方から
    その順で開口形成されると共に、給気用開口部(14IN)と
    給気ダクト(15IN),パージ用開口部(14P) とパージダク
    ト(15P) ,排気用開口部(14OUT) と排気ダクト(15OUT)
    を連通する流路(12IN, 12OUT, 12P, 16IN, 16P) が形成
    され、 当該ロータ(9)の回転に伴って前記各開口部(14IN,
    14P, 14OUT) に対向する前記蓄熱体(4)の各領域(4I
    N, 4P, 4OUT)が連続的に回転移動されるように成された
    ことを特徴とする給排気分配装置。
  6. 【請求項6】 前記パージ用開口部(14P)が、中心角5
    〜15°の扇型に相当する面積で開口されている請求項
    5記載の給排気分配装置。
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CN112594714A (zh) * 2020-12-31 2021-04-02 山东皓隆环境科技有限公司 一种旋转式蓄热式焚烧炉系统

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