JP3831532B2 - 蓄熱型排ガス処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排ガス中に含まれる有害成分を直接燃焼又は触媒燃焼させて浄化処理すると共に、その際に生ずる熱を回収再利用する蓄熱型排ガス処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
塗装ブース,塗装乾燥炉,印刷用乾燥炉,プラスチックや合板の製造設備,食品加工設備,産業廃棄物処理設備あるいは香料製造設備などの各種施設内においては、塗料,インキ,溶剤,接着剤,合成樹脂,あるいは化学薬品等から、アルコール類,エステル類や,有害で特有の臭気を持つフェノール類,アルデヒド類等の可燃性有害悪臭成分が発生する。
【0003】
有害悪臭成分を含んだ排ガスは、公害防止の観点からも直接大気中に放出することはできないので、通常は、浄化処理を施して、無害無臭化した状態で放出している。
そして、排ガスを浄化処理するために、排ガス中の可燃性有害成分を直接燃焼又は触媒燃焼させて無害な物質に変化させると共に、その際に生ずる熱を蓄熱体に回収し、この熱を排ガスを加熱する熱源として再利用する蓄熱型排ガス処理装置が提案されている(特開平5−332523号,同332524号,同66005号公報参照)。
【0004】
このような蓄熱型排ガス処理装置は、蓄熱室の数により、二塔式,三塔式,多塔式のものがあるが、三以上の蓄熱室があれば、排ガスを導入する給気運転,浄化ガスを排出する排気運転,残存排ガスをパージするパージ運転を各蓄熱室ごとに行うことができると共に、これらを順次交互に切り換えながら連続的に排ガスを処理することができる(特開平9−152120号,同253448号,同262434号,同264521号公報参照)。
【0005】
しかし、この場合は、各蓄熱室ごとに、給気ダクト,排気ダクト,パージダクトが各1本ずつ合計3本接続され、各ダクトごとにオートダンパを介装しなければならないので、3つの蓄熱室では合計9本のダクトと9つのオートダンパが必要となる。
そして、このオートダンパは、装置が稼動している時間中、略1分ごとに休みなく開閉操作が繰り返され、また、ダンパを通過するガスは最高で200〜500℃程度の高温に達する。このため、オートダンパは、耐久性及び耐熱性が要求され、機械的強度に優れ、且つ、耐熱構造に形成された大型で高価なものを使用せざるを得ないという問題があった。
したがって、装置のイニシャルコストが嵩み、さらには、オートダンパを含めた排ガス処理装置全体が大型化することから、装置を導入する際に広い設置スペースを確保しなければならないという問題もあった。
【0006】
そこで最近では、給気ダクト,排気ダクト,パージダクトと各蓄熱室を連通する流路を切り換える一つのロータリー式分配装置を用いて、給排気ガスを各蓄熱室に順次分配できるようにした蓄熱型排ガス処理装置が提案されている(特開平10−61940号公報参照,特願平10−85175号)。
【0007】
これは、排ガスを所定温度に加熱して可燃性有害成分を浄化する排ガス処理ゾーンに連接して3〜8つの蓄熱室を形成し、給気ダクト,排気ダクト,パージダクトから前記各蓄熱室に至る流路を一つのロータリー式分配装置で順次切り換えるようにしたものである。
これによれば、多数のダンパを設ける必要がないので、その分、イニシャルコストを軽減でき、比較的狭いスペースにも設置できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ロータリー式分配装置により給排気方向を切り換える場合も、オートダンパで切り換えるのと同様に、予め仕切られた蓄熱室ごとに給気運転,排気運転,パージ運転が切り換えられる。
ここで、未処理状態の排ガスは給気運転を行う蓄熱室に送給されて、排ガス処理ゾーンで浄化処理された後、排気運転を行う蓄熱室から外部に排出されるように成されており、例えば三つの蓄熱室が形成されている場合は、二つの蓄熱室を通過して排ガスが処理されるが、残る一つの蓄熱室はパージ運転されるため、蓄熱体全体の1/3 (33%)が有効に利用されていないという問題が残る。
【0009】
蓄熱室を多くすれば、ある程度は改善することができ、例えば、円筒形チャンバをその中心角が等しくなるように8つに区画して蓄熱室を形成し、ロータリー式分配装置により、8つの蓄熱室のうち、4つの蓄熱室に排ガスを導入する給気運転を行い、3つの蓄熱室を通って浄化ガスを排出する排気運転を行い、残る1つの蓄熱室でパージ運転を行うと共に、これを順次切り換える。
このようにすれば、パージ運転することにより有効に利用できない蓄熱体は全体の1/8 (12.5%)程度に止まり、蓄熱体の利用効率を全体の7/8(87.5%)まで上昇させることができる。
【0010】
しかし、本発明者の試算によると、円筒型の蓄熱室の場合、中心角が5〜15°あれば十分にパージを行うことができ、この場合、パージ運転することにより有効に利用できない蓄熱体は全体の1/72〜1/24(1.4〜4.2 %)に抑えることができるので、残りの蓄熱体を有効に利用することができれば、蓄熱体の利用効率は、全体の23/24〜71/72(95.8〜98.6%)まで上昇させることができる。
【0011】
この場合に、円筒形チャンバを中心角5〜15°ずつ72室〜24室に細分化して、その一室でパージ運転を行えば、パージ運転することにより有効に利用できない部分を少なくすることはできる。
しかし、円筒形チャンバを細分化して多数の蓄熱室に仕切ると、その分、仕切板の枚数が多くなり、蓄熱室の容積全体に対する蓄熱体の体積が少なくなるだけでなく、各仕切板には、補強用や取付用のフランジなどが形成されているので、有効開口面積が著しく小さくなってしまい、蓄熱体の利用効率が却って低下するという問題を生ずる。
【0012】
そこで本発明は、細分化された多数の蓄熱室を形成することなく、必要最小限の部分でパージ運転を行うと同時に、残る蓄熱体の利用効率を最大限に向上させることを技術的課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明は、処理塔の上段に、排ガス中の可燃性有害成分を燃焼させて浄化処理する排ガス処理ゾーンが形成され、中段に、当該排ガス処理ゾーンから排出される高温の浄化ガスの廃熱を回収する蓄熱体を充填すると共に、当該蓄熱体に、排ガス処理ゾーンに導入される排ガスを通過させる給気領域と、残留排ガスを排出するパージガスを通過させるパージ領域と、排ガス処理ゾーンから排出される浄化ガスを通過させる排気領域とを形成する蓄熱室が配設され、下段には、前記各領域に対して排ガスの送給, 浄化ガスの排出, パージガスの送給又は排出を行う給排気分配装置が形成された蓄熱型排ガス処理装置であって、前記給排気分配装置は、パージガスを通過させるパージチャンバと、これを挟んで上下に、排ガスの供給を受ける給気チャンバと、浄化ガスを排出させる排気チャンバとを形成するロータが配設され、当該ロータには、蓄熱室の下面側に対峙して回転する開口ディスクが設けられると共に、当該開口ディスクには、ロータの回転方向に沿って、前記給気チャンバから前記給気領域へ排ガスを吹き出す吹出口を先頭に、前記パージチャンバと前記パージ領域とを連通するパージ用開口部と、前記排気領域から排気チャンバへ浄化ガスを吸い込む吸込口とが、順次開口形成され、前記蓄熱室の周壁下端面に対向する前記開口ディスクの周縁部には、その周縁部に生じた隙間からの排ガスの漏れを防止するシール機構が形成され、当該シール機構は、前記パージチャンバに連通した凹溝が、前記吹出口及び吸込口のいずれか一方又は双方の外側に形成されていることを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、給排気分配装置のロータに、蓄熱室の下面側と対向して開口ディスクが配設され、この開口ディスクに、ロータの回転方向に沿って、給気チャンバから給気領域に排ガスを吹き出す吹出口を先頭に、パージチャンバとパージ領域とを連通するパージ用開口部と、排気領域から排気チャンバへ浄化ガスを吸い込む吸込口が順次形成されている。
【0015】
ロータを所定の回転速度で回転させると、開口ディスクに形成された吹出口,パージ用開口部,吸込口が回転移動し、これに伴い、前記吹出口,パージ用開口部,吸込口に対向する前記蓄熱体の各領域が連続的に回転移動される。
これにより、各蓄熱体は、吹出口の到来時にこれに対向する給気領域を通じて排ガスが導入され、次いで、パージ用開口部の到来時にこれに対向するパージ領域を通じてパージガスが供給され、最後に吸込口に対向する排気領域を通じて浄化ガスが外部に排出される。
【0016】
このとき、パージ領域はパージ用開口部の開口面積で決まるので、パージ用開口部の中心角を5〜15°に選定すれば、蓄熱体全体の1/72〜1/24の部分だけでパージ運転を行うことができる。
また、給気領域と排気領域は、吹出口及び吸込口の開口面積で定まり、その中心角の和は最大で355〜345°に選定することができるので、蓄熱体の利用効率を理論的には95%以上、多少の損失を考慮しても90%以上にすることができる。
【0017】
さらに、蓄熱室の周壁下端面に対向する開口ディスクの周縁部に、パージチャンバと連通した凹溝が形成されており、凹溝内の圧力は、パージチャンバ内の圧力に応じて陽圧又は負圧に維持されるので、排ガスが開口ディスクと周壁下端面との間の隙間を通り抜けて反対面側に漏れ出すことがない。
さらにまた、開口ディスクに凹溝を設けるだけの構成であるから、シール機構を形成するためのスペースを確保する必要もなく、給排気分配装置ひいては排ガス処理装置をコンパクトに形成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係る給排気分配装置を示す概略説明図、図2はそのX−X線断面図、図3はそのY−Y線断面図、図4は開口ディスクの一部を示す斜視図である。
【0019】
本例に係る蓄熱型排ガス処理装置1は、内面円筒形の処理塔2の上段に、排ガスを所定の処理温度までバーナBにより加熱し、その排ガス中に含まれる可燃性有害成分を直接燃焼させて浄化処理する排ガス処理ゾーン3が形成されている。
【0020】
前記処理塔2の中段には、前記排ガス処理ゾーン3から排出される高温の浄化ガスの熱を回収すると共に、排ガス処理ゾーン3に低温の排ガスを導入する際に自らの熱を放熱して排ガスを予熱する蓄熱体4…を充填した蓄熱室5が連接して形成されている。
この蓄熱室5は、前記処理塔2の断面形状と同様に断面が略円形に形成され、前記蓄熱体4は、上下方向に貫通する小径流路が形成されたハニカム構造体で形成されている。
なお、前記排ガス処理ゾーン3及び蓄熱室5が形成された処理塔2の上段及び中段部分は、その周壁が断熱壁で形成されている。
【0021】
また、蓄熱体4は、排ガス、浄化ガス、パージガスの流れによって、排ガス処理ゾーン3に供給される排ガスが通過する領域が給気領域4INに、残留排ガスを排出するパージガスが通過する領域がパージ領域4Pに、排ガス処理ゾーン3から排出される浄化ガスが通過する領域が排気領域4OUT になる。
【0022】
前記処理塔2の下段には、前記各領域4IN,4P,4OUT に対して、排ガスの送給, 浄化ガスの排出, パージガスの送給又は排出を行う給排気分配装置6が形成されている。
この給排気分配装置6は、処理塔2の下段を構成する円筒ハウジング7内に、パージガスを通過させるパージチャンバ12Pと、これを挟んで上下に、排ガスの供給を受ける給気チャンバ12INと、浄化ガスを排出させる排気チャンバ12OUT とを形成するロータ9が配設されている。
【0023】
ロータ9は、モータ10の回転を減速機11で減速して垂直の回転軸8を中心に毎分2回転程度の速度で回転されるように成され、その回転軸8に取り付けられたディスク13A,13Bにより、円筒ハウジング7の内部が上下3段に仕切られて、前記各チャンバ12IN,12P,12OUT が形成されている。
【0024】
なお、円筒ハウジング7には、上段に形成された排気チャンバ12OUT に連通する排気ダクト15OUT と、中段に形成されたパージチャンバ12Pに連通するパージダクト15Pと下段に形成された給気チャンバ12INに連通する給気ダクト15INが接続されている。
【0025】
また、ロータ9には、蓄熱室5の下面側と対向して前記各チャンバ12OUT ,12P,12INを前記蓄熱室5に連通させるための開口ディスク14が取り付けられている。
この開口ディスク14には、ロータ9の回転方向に沿って、給気チャンバ12INから給気領域4INへ排ガスを吹き出す吹出口14INを先頭に、パージチャンバ12Pとパージ領域4Pとを連通するパージ用開口部14Pと、排気領域4OUT から排気チャンバ12OUT へ浄化ガスを吸い込む吸込口14OUT と、吹出口14INと吸込口14OUT がリークするのを防止するシール用開口部14Sとが順次形成されている。
【0026】
ここで、吹出口14IN及び吸込口14OUT は、その中心角が夫々170〜175°程度に選定されると共に、パージ用開口部14P及びシール用開口部14Sは中心角が夫々5〜10°程度に選定されている。
【0027】
なお、開口ディスク14は、給排気分配装置6の上段に形成された排気チャンバ12OUT と蓄熱室5を仕切るように配設され、当該開口ディスク14に形成された吸込口14OUT を介して排気チャンバ12OUT と蓄熱室5が連通されている。
【0028】
また、開口ディスク14に形成されたパージ用開口部14P及びシール用開口部14Sが、ディスク13A及び排気チャンバ12OUT を貫通して形成されたダクト16P,16Sを介してパージチャンバ12Pに連通され、これによりパージチャンバ12Pがパージ用開口部14P,シール用開口部14Sを介して蓄熱室5に連通されている。
【0029】
さらに、開口ディスク14に形成された吹出口14INは、ディスク13A,13B及び排気チャンバ12OUT , パージチャンバ12Pを貫通して形成されたダクト16INを介して給気チャンバ12INに連通され、これにより給気チャンバ12INが吹出口14INを介して蓄熱室5に連通されている。
【0030】
また、17は、給気チャンバ12INから蓄熱室5に吹き出される排ガスが、開口ディスク14の周縁部に生じた隙間を通じて未処理状態のまま排気チャンバ12OUT へ漏れるのを防止するシール機構であって、開口ディスク14の周縁部に沿って、パージチャンバ12Pに連通させた凹溝18が、前記吹出口14INの外側に形成されている。
【0031】
この凹溝18は、前記ダクト16P,16Sに開口する流路18aを介してパージチャンバ12Pに連通されており、パージチャンバ12Pから送給されるパージガスの一部が前記ダクト16P,16S及び流路18aを介して凹溝18に供給されて当該凹溝18を陽圧に維持するようになされている。
【0032】
凹溝18にパージガスが供給されて陽圧に維持されると、そのパージガスが、開口ディスク14と蓄熱室5の周壁下端面5sとの隙間を通り、蓄熱室5側及び排気チャンバ12OUT 側へ夫々流出する。
したがって、開口ディスク14の吹出口14INから吹き出された排ガスが開口ディスク14と蓄熱室5の周壁下端面5sとの隙間に入ってきても、蓄熱室5側へ押し戻されるので、排ガスが未処理状態のまま排気チャンバ12OUT へリークすることがない。
【0033】
また、凹溝18内には、蓄熱室5の周壁下端面5sと前記開口ディスク14の間に形成されるクリアランスを調整する断面溝形の間隔調整部材19が、その開口部19aを下向きにして昇降自在に遊嵌されて成る。
【0034】
この間隔調整部材19は、例えばアルミ・ステンレス・銅・その他の鋼材や、耐熱プラスチック、セラミックスなどで形成され、凹溝18に供給されるパージガスの圧力で蓄熱室5の周壁下端面5sに摺接されるまで上昇し、開口ディスク14と蓄熱室5の周壁下端面5sとの隙間が多少広くても確実に塞がれるように成されている。
【0035】
さらに、間隔調整部材19の上面ウエブ部19bには所定間隔でエア吹出孔19cが穿設されており、パージガスの圧力によって間隔調整部材19が上昇されたときに、前記エア吹出孔19cから吹き出されるパージガスの圧力によって、当該間隔調整部材19と蓄熱室5の周壁下端面5sとの間に僅かな隙間が形成されるようになされている。
これにより、ロータ9と共に回転する間隔調整部材19と蓄熱室5の周壁下端面5sが直接当接することがなく、しかも、開口ディスク14周縁部の隙間を確実にシールすることができる。
【0036】
また、蓄熱室5の下面側には、前記蓄熱体4を支持する支持フレームFが配されて、ロータ9と蓄熱体4との間に前記支持フレームFの厚さ分の隙間が形成され、当該隙間に、上下方向に貫通する多数の小径流路が形成されたハニカム構造体20が充填されている。
これにより、開口ディスク14とフレームFの間に形成される隙間を狭くして、吹出口14IN,吸込口14OUT が互いに連通しないようになっている。
【0037】
なお、パージダクト15Pは、排気ダクト15OUT に介装された排気ファン22OUT の吐出口側から分岐されると共に、排気ダクト15OUT にはパージファン22Pが介装され、排気チャンバ12OUT から排出される浄化ガスの一部がパージガスとしてパージチャンバに送給されるように成されている。
【0038】
さらに、排ガス処理ゾーン3に面した前記蓄熱体4の上端開口面には、排ガスを通過させる給気領域4INと、浄化ガスを通過させる排気領域4OUT との境界を仕切る仕切板24が、排ガス処理ゾーン3内に貫設された前記ロータ9の回転軸8に取り付けられて、ロータ9に同期して回転されるようになされている。
【0039】
これにより、給気領域4INを通過して排ガス処理ゾーン3に導入された排ガスは、仕切板24の上を通り、バーナBに近いところを流れて、吸込口14OUT に連通する排気領域4OUT から排出される。
したがって、排ガス処理ゾーン3内に導入された排ガスはバーナBで確実に加熱され、その排ガスをよりきれいに浄化処理することができる。
【0040】
以上が本発明の一例構成であって、次にその作用を説明する。
まず、バーナBを点火すると共に、駆動モータ10でロータ9を例えば毎分2回転の回転速度で回転させながら排ガス処理を行う。
開口ディスク14には、ロータ9の回転方向前方から、吹出口14IN,パージ用開口部14P,吸込口14OUT ,シール用開口部14Sがこの順で形成されているので、各蓄熱体4は、各ロータ9の回転に伴って、給気運転−パージ運転−排気運転−エアシールを繰り返す。
【0041】
すなわち、蓄熱体4では同時に、吹出口14INに対向する給気領域4INで給気運転が行われ、パージ用開口部14Pに対向するパージ領域4Pでパージ運転が行われ、吸込口14OUT に対向する排気領域4OUT で排気運転が行われ、シール用開口部14Sに対向する領域4Sがエアシール用に使用される。
【0042】
このとき、吹出口14IN及び吸込口14OUT が夫々中心角175°程度に形成され、パージ用開口部14P及びシール用開口部14Sが夫々中心角5°程度に形成されていれば、パージ運転及びエアシールにより蓄熱体4が有効に利用されていない部分は全体の1/36(2.8 %)に過ぎず、排ガス処理に利用されている蓄熱体4の割合は全体の35/36(97.2%)にも達することとなる。
【0043】
したがって、パージ運転及びエアシールを行うためのパージ用開口部14P及びシール用開口部14Sの開口面積を必要最小限に抑えれば、排ガス処理に有効に利用されない蓄熱体4の領域を少なくして、給気運転及び排気運転を行うための吹出口14IN及び吸込口14OUT の有効面積を大きく確保することができ、蓄熱体4を有効に利用できる。
【0044】
排ガス処理の流れを具体的に説明すると、まず、排ガス発生源から給気ダクト15INを介して送給されてきた排ガスは、給気チャンバ12INからダクト16INを通り吹出口14INからこれに対向する給気領域4INを通り排ガス処理ゾーン3に導入されて、給気領域4INで給気運転を行う。
このとき給気領域4INに、既に、排ガス処理ゾーン3からの高温浄化ガスが通過されてその熱が蓄熱回収されていれば、給気運転により排ガスが通過するときに当該給気領域4INの熱が放熱されて排ガスが予熱される。
【0045】
次いで、排ガス処理ゾーン3では、その排ガス中に含まれる可燃性有害成分がバーナBにより燃焼されて浄化処理される。
そして、高温の浄化ガスが、吸込口14OUT に対向する排気領域4OUT を通過して排気チャンバ12OUT へ排出される際に、浄化ガスの熱が排気領域4OUT に蓄熱回収されて、排気領域4OUT で排気運転を行う。
その後、浄化ガスは、排気チャンバ12OUT 及び排気ダクト15OUT を通り、外部に排出される。
【0046】
排気ダクト15OUT を介して外部に排出された浄化ガスは、その一部がパージガスとして、パージダクト15Pを介してパージチャンバ12Pに送給され、ダクト16Pを通り、パージ用開口部14Pに対向するパージ領域4Pに導入される。
【0047】
パージ用開口部14Pは、ロータ9の回転方向に沿って吹出口14INの後段に形成されているので、ロータ9の回転に伴い既に吹出口14INが通過して排ガスの供給を受けた直後のパージ領域4Pに対してパージガスとして浄化ガスを供給するパージ運転を行う。
これにより、蓄熱体4の内部に残存している排ガスが排ガス処理ゾーン3側に押し出されるので、パージ運転が終了した後、その蓄熱体4を通って浄化ガスを排出させるときに、未処理状態の排ガスが外部に排出されることはない。
【0048】
また、パージガスは、パージチャンバ12Pからダクト16Sを通り、シール用開口部14Sに対向する領域4Sに導入されるので、吹出口14INから吹き出された排ガスが、開口ディスク14と蓄熱室5の隙間を通って吸込口14OUT 側へ流れても、シール用開口部14Sから吹き出されるパージガスにより蓄熱体4内に押し込まれるので、排ガスが未処理状態のまま浄化ガスと混ざることはない。
【0049】
さらに、パージチャンバ12Pからダクト16P,16Sを通り蓄熱室5に供給されるパージガスの一部が、開口ディスク14の周縁部に形成されたシール機構17に供給されて、その凹溝18が陽圧に維持されている。
そして、凹溝18に供給されたパージガスは、開口ディスク14と蓄熱室5の周壁下端面5sとの隙間を通り、蓄熱室5側及び排気チャンバ12OUT 側の夫々の方向へ流れる。
【0050】
したがって、開口ディスク14の吹出口14INから吹き出された排ガスが開口ディスク14と蓄熱室5の周壁下端面5sとの隙間に入っても、凹溝18から流出されるパージガスにより蓄熱室5側へ押し戻されることとなり、その排ガスが未処理状態のまま反対面側の排気チャンバ12OUT へリークして、外部へ漏れ出すことがない。
【0051】
また、凹溝18内には、断面溝型の間隔調整部材19が、その開口部19aを下向きにして昇降自在に遊嵌されているので、パージガスの圧力により蓄熱室5の周壁下端面5sに当接されるまで上昇され、開口ディスク14と周壁下端面5sとのクリアランスの間隔が多少広くても確実に塞がれる。
したがって、そのクリアランスの設計がラフであったり、施工時に精度が出なくても確実にシールすることができる。
【0052】
さらに、間隔調整部材19が上昇したときに、その上面ウエブ部19bに形成されたエア吹出孔19cから吹き出されるパージガスによって間隔調整部材19と蓄熱室5の周壁下端面5sとの間に僅かな隙間が形成されるので、ロータ9と共に回転する間隔調整部材19と蓄熱室5の周壁下端面5sが直接当接することがなく、しかも、確実に開口ディスク14周縁部の隙間をシールすることができる。
【0053】
なお、シール機構17は、凹溝18が吹出口14INの外周に沿って開口ディスク14の半周にわたって形成されている場合に限らず、吹出口14IN及び吸込口14OUT の双方の外周に沿って、開口ディスク14の全周にわたって形成されている場合であってもよい。
【0054】
また、このシール機構17は、開口ディスク14の表面周縁部に凹溝18を形成するだけの極めて簡単な構成であるから、円筒ハウジング7内にシール機構17を形成するために特別のスペースを確保する必要もなく、したがって、給排気分配装置6ひいては排ガス処理装置1をコンパクトに形成することができる。
【0055】
さらに、パージチャンバ12Pは、浄化ガスを供給して陽圧にする場合に限らず、パージダクト15Pからパージチャンバ12P内のガスを吸い出すことにより負圧にしてもよい。
この場合、排ガス処理ゾーン3内の浄化ガスが直接パージ領域4Pに導入され、当該パージ領域4Pに残存する排ガスがパージチャンバ12P内に吸い出されるので、これをパージダクト15Pから給気ダクト15INに還流させて、再び排ガス処理ゾーン3に送給する。
【0056】
パージチャンバ12Pを負圧にすると、これに連通されたシール機構17の凹溝18も負圧に維持され、開口ディスク14と蓄熱室5の周壁下端面5sとの間の隙間に侵入した排ガスは、凹溝18内に吸い込まれてパージチャンバ12Pへ導かれる。
したがって、吹出口14INから吹き出された排ガスが開口ディスク14の周縁部の隙間を通って排気チャンバ12OUT にリークすることはない。
【0057】
なお、給排気分配装置6の上段に排気チャンバ12OUT を形成し、パージチャンバ12Pを挟んで下段に給気チャンバ12INを下段に形成した場合について説明したが、中間にパージチャンバ12Pが形成されていれば、給気チャンバ12IN,排気チャンバ12OUT の上下は任意である。
【0058】
また、中間にパージチャンバ12Pが形成されているので、このパージチャンバ12Pの内圧を給気チャンバ12OUT ,排気チャンバ12INに比して高く又は低く設定することにより、パージチャンバ12P自体が給気チャンバ12INと排気チャンバ12OUT 間のガス漏れを防ぐエアシールとなる。
【0059】
即ち、パージチャンバ12Pから、ディスク13A,13Bと円筒ハウジング7の隙間を通って浄化ガスを排気チャンバ12OUT ,給気チャンバ12INに夫々流出させたり、排気チャンバ12OUT 及び給気チャンバ12INから浄化ガス及び排ガスを吸い込むことがあっても、給気チャンバ12IN内の排ガスがパージチャンバ12Pをショートパスして排気チャンバ12OUT へ流入することはない。
したがって、各ディスク13A,13Bと円筒ハウジング7の間に多少の隙間があっても、排ガスが未処理状態のまま外部へ漏洩することはない。
【0060】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、ロータを回転することにより、蓄熱室内に充填された各蓄熱体の給気領域,パージ領域,排気領域を連続的に移動させながら排ガス処理を行うことができ、各領域の広さは、ロータの開口ディスクに形成された吹出口,パージ用開口部,吸込口の面積に応じて定まるので、排ガス処理に直接寄与しないパージ運転を行うためのパージ用開口部の面積を必要最小限に抑えて、排ガス処理に直接寄与する給気運転及び排気運転を行わせる吹出口及び吸込口の面積を大きく確保することができ、排ガス処理能力を向上させると共に、蓄熱体の利用効率を著しく向上させることができるという大変優れた効果を有する。
【0061】
また、開口ディスクの周囲を通じて排ガスが反対面側へ漏れるのを防止するシール機構は、開口ディスクの周縁部にパージチャンバに連通した凹溝を設けるだけの構成であるから、シール機構を形成するための大きなスペースを確保する必要がなく、給排気分配装置ひいては排ガス処理装置をコンパクトに形成することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る給排気分配装置を示す概略説明図。
【図2】 そのX−X線断面図。
【図3】 そのY−Y線断面図。
【図4】 開口ディスクの一部を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・・・蓄熱型排ガス処理装置 2・・・・処理塔
3・・・・排ガス処理ゾーン 4・・・・蓄熱体
4IN・・・給気領域 4OUT ・・排気領域
4P・・・パージ領域 5・・・・蓄熱室
5s・・・周壁下端面 6・・・・給排気分配装置
7・・・・円筒ハウジング 8・・・・回転軸
9・・・・ロータ 12IN・・・給気チャンバ
12OUT ・・排気チャンバ 12P・・・パージチャンバ
14・・・・開口ディスク 14IN・・・吹出口
14OUT ・・吸込口 14P・・・パージ用開口部
14S・・・シール用開口部 15IN・・・給気ダクト
15OUT ・・排気ダクト 15P・・・パージダクト
17・・・・シール機構 18・・・・凹溝
19・・・・間隔調整部材 19a・・・開口部

Claims (2)

  1. 処理塔(2)の上段に、排ガス中の可燃性有害成分を燃焼させて浄化処理する排ガス処理ゾーン(3)が形成され、中段に、当該排ガス処理ゾーン(3)から排出される高温の浄化ガスの廃熱を回収する蓄熱体(4)を充填すると共に、当該蓄熱体(4)に、排ガス処理ゾーン(3)に導入される排ガスを通過させる給気領域(4IN) と、残留排ガスを排出するパージガスを通過させるパージ領域(4P)と、排ガス処理ゾーン(3)から排出される浄化ガスを通過させる排気領域(4OUT)とを形成する蓄熱室(5)が配設され、下段には、前記各領域(4IN, 4P, 4OUT) に対して排ガスの送給, 浄化ガスの排出, パージガスの送給又は排出を行う給排気分配装置(6)が形成された蓄熱型排ガス処理装置であって、
    前記給排気分配装置(6)は、パージガスを通過させるパージチャンバ(12P) と、これを挟んで上下に、排ガスの供給を受ける給気チャンバ(12IN)と、浄化ガスを排出させる排気チャンバ(12OUT)とを形成するロータ(9)が配設され、当該ロータ(9)には、蓄熱室(5)の下面側に対峙して回転する開口ディスク (14) が設けられると共に、当該開口ディスク (14) には、ロータ(9)の回転方向に沿って、前記給気チャンバ(12IN)から前記給気領域(4IN) へ排ガスを吹き出す吹出口(14IN)を先頭に、前記パージチャンバ(12P) と前記パージ領域 (4P) とを連通するパージ用開口部(14P)と、前記排気領域(4OUT)から排気チャンバ(12OUT)へ浄化ガスを吸い込む吸込口(14OUT) とが、順次開口形成され、 前記蓄熱室(5)の周壁下端面(5s)に対向する前記開口ディスク(14)の周縁部には、その周縁部に生じた隙間からの排ガスの漏れを防止するシール機構(17)が形成され、当該シール機構(17)は、前記パージチャンバ(12P)に連通した凹溝(18)が、前記吹出口(14IN)及び吸込口(14OUT)のいずれか一方又は双方の外側に形成されていることを特徴とする蓄熱型排ガス処理装置。
  2. 前記シール機構 (17) は、前記パージチャンバ(12P)からパージガスが送給される前記凹溝(18)内に、蓄熱室(5)の周壁下端面(5s)と前記開口ディスク(14)の間に形成されるクリアランスを調整する断面溝形の間隔調整部材(19) が、その開口部(19a) を下向きにして昇降自在に遊嵌されて成る請求項1記載の蓄熱型排ガス処理装置。
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