JP2000087324A - 表面水吸水車 - Google Patents

表面水吸水車

Info

Publication number
JP2000087324A
JP2000087324A JP10256390A JP25639098A JP2000087324A JP 2000087324 A JP2000087324 A JP 2000087324A JP 10256390 A JP10256390 A JP 10256390A JP 25639098 A JP25639098 A JP 25639098A JP 2000087324 A JP2000087324 A JP 2000087324A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
water
pressing
absorbing
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10256390A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Kawakami
勝彦 川上
Taku Kuwamoto
卓 桑本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP10256390A priority Critical patent/JP2000087324A/ja
Publication of JP2000087324A publication Critical patent/JP2000087324A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で地盤面などの表面の乾燥ができるよ
うにすること。 【解決手段】 濡れた地盤面などの表面を移動する台車
10に、スポンジローラ20を設け、台車10の移動に
伴いスポンジローラ20を回転させて表面の水を吸水さ
せる。吸水させた水は、押圧ローラ30でスポンジロー
ラ20を押圧して押し出させ、押圧ローラ30の通水
孔、排水路、吸引ホース33を通して貯水タンク34内
に吸引させて貯水させ、作業終了後に別途捨てる。台車
10は、自走式でも構わないし、あるいは牽引車により
牽引するように構成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルダム工事の
コア材盛立面やグランド、野球場、サッカー場、ゴルフ
場、造成地などの地盤面や、コンクリート床などの施工
面などの表面に溜まった水を除去するための吸水車に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルダムのコア材盛立工事で
は、コア材盛立表面の乾燥は、天日による自然乾燥を待
ち、所定の含水比の範囲内に入った段階で表面の土を一
層分はぎ取り、次層の掃きだしを行っていた。掃きだし
が行える程度の含水比になるまでは、晴天になってから
通常1〜3日程度必要であった。
【0003】かかる掃きだし以外の方法としては、例え
ば、直接スボンジなどを使用して手作業で、表面の濡れ
を吸い取ることなども行われていた。
【0004】また、コア材盛立表面のローラの轍に溜ま
った水は、杓で掬いだしたり、あるいはフィルタ層に水
路を設けて導き、排水するようにしていた。
【0005】また、コア材盛立表面以外でも、例えばグ
ランドや、野球場、サッカー場、ゴルフ場、造成地など
の平地表面、路面、あるいはコンクリート施工面などの
濡れた表面でも自然乾燥が主な乾燥手段であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の表面の乾燥方法
では、晴天により地盤面が乾燥するのを待たなければな
らず、またスポンジなどで除去する方法では手間と時間
の負担が大きく、施工が急がれている場合などには作業
の遅れに繋がることとなる。
【0007】また、コア材盛立表面についた轍に溜まっ
た水は、フィルタ層まで水路を繋げて排水しなければな
らないが、かかる水路はコア材盛立表面がある程度乾燥
してからでないと足跡がつくため作業にかかることがで
きず、急ぎの場合でも水切りの作業を進めることはでき
なかった。
【0008】コア材盛立表面以外の場合には、例えば野
球場やサッカー場、運動グランドなどでは、その管理面
からは、降雨後に少しでも早く表面水を除去して試合な
どに支障が生じないようにする技術が求められている。
【0009】本発明の目的は、短時間で地盤面などの濡
れた表面の乾燥ができるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、地盤面などの
表面にある表面水を吸水する吸水車であって、前記表面
上を移動させる台車と、前記台車に設けられ、前記台車
の移動に合わせて前記表面上を回転して、前記表面上の
表面水をローラ面側から吸水する吸水ローラと、前記吸
水ローラを押圧して前記吸水ローラに吸水された水を押
し出す押圧部材とを有し、前記押圧部材には吸引手段に
接続された排水路が設けられ、前記吸水ローラを押圧す
る前記押圧部材の押圧面側と前記排水路とが、通水孔で
連通させられていることを特徴とする。
【0011】前記吸水ローラのローラ面には、前記押圧
部材の前後位置でブラシが摺擦させられていることを特
徴とする。
【0012】前記押圧部材は、前記吸水ローラを回転し
ながら押圧する押圧ローラに構成され、前記押圧ローラ
のローラ面には複数の開口が設けられ、前記押圧ローラ
内部には、前記排水路が前記押圧ローラの回転軸の軸方
向に沿って筒状に設けられ、前記開口と前記排水路と
が、前記通水孔で連通させられていることを特徴とす
る。
【0013】前記排水路は、吸引手段により吸引可能に
構成された吸引ホースを介して、前記台車に設けた貯水
タンクに連通させられていることを特徴とする。
【0014】前記押圧ローラは、前記吸水ローラと接触
しない側で、前記押圧ローラに設けられた開口がローラ
カバーで覆われていることを特徴とする。
【0015】本発明の上記構成の表面水吸水車を、例え
ば濡れた地盤面などのような表面上を移動させると、表
面水吸収車の台車に設けた吸水ローラが濡れた表面上を
回転し、表面水は吸水ローラのローラ面側から吸水され
る。かかるローラ面は、例えばスポンジなどの吸水性素
材を使用して構成しておけばよい。
【0016】ローラ面側を例えばスポンジで構成して
も、吸水ローラを設けた台車は、台車に設けた車輪によ
り必要以上には沈まないように支持されているので、台
車に車輪を設けずに吸水ローラのみで回転移動させる構
成に比べて、吸水性の良好な軟らかいスポンジを使用し
ても、スポンジローラが表面上を移動する際に台車など
の荷重で、吸水性が阻害される程に潰されずに済む。
【0017】上記要領で吸水ローラに吸水された水は、
吸水ローラの回転とともに押圧部材側に至り、押圧部材
により吸水ローラが押圧されて、すなわち圧縮されて変
形し、それまで吸水ローラに吸水されていた水が押し出
させられることとなる。
【0018】押し出させられた水は、押圧部材の押圧面
側から通水孔を通って、押圧部材内部に設けた排水路に
入り、この排水路内から吸引手段により吸引されて排水
されることとなる。
【0019】表面水吸収車の移動中、排水路内を常に吸
引した状態にしておけば、押し出された水は通水孔内に
積極的に吸引されるため、単に押圧部材により圧縮して
押し出す場合よりも、吸水ローラからの吸引水の押し出
しがより効果的に行われる。
【0020】一方、前記要領で押圧部材により圧縮変形
させられて水が押し出された吸水ローラは、再び吸水可
能に回復されて回転して行くこととなる。
【0021】上記構成の吸水ローラのローラ面に、押圧
部材の前後位置でブラシを摺擦させておけば、濡れた地
盤面などを回転してローラ面に付着した小石や、泥など
をブラシで落とすことができる。
【0022】特に、押圧部材の前後位置にブラシを設け
ておくことにより、吸水ローラの回転方向を正逆いずれ
の回転方向に変えても、かかるローラ面に付着した泥や
小石の除去が行えることとなる。
【0023】しかし、例えば表面を樹脂施工した付着物
の少ない面の表面水を除く場合などでは、かかるブラシ
を設けない構成の表面水吸収車としても構わない。
【0024】上記構成の押圧部材を、例えば硬質ゴム製
などの樹脂製の押圧ローラに構成して、回転しながら吸
水ローラを押圧することができるようにしても構わな
い。押圧ローラに構成すれば、押圧部材を回転させない
場合に比べて、吸水ローラが押圧部材の押圧面を圧縮変
形させられながら通過するに際して、より円滑に通過さ
せることができる。
【0025】押圧部材を上記押圧ローラに構成した場合
には、排水路を押圧ローラの回転軸の軸方向に沿った筒
状に構成しておけば、排水路は押圧ローラが回転しても
排水路自体は同じ位置に留まることとなり、この排水路
に接続させる排水手段との接続部における回転を考慮せ
ずに済み、排水手段との取りあいの支持構造を簡単な構
成にすることができる。
【0026】かかる排水手段としては、例えば、排水路
を、吸引ポンプなどの吸引手段に接続された吸引ホース
を介して、貯水タンクに連通させ、作業中に吸水した水
を貯水タンク内に貯留させる手段に構成しておけばよ
い。かかる手段に構成しておけば、吸引作業中の都度の
排水を考えずに、作業終了後に貯水タンク内の水を一度
に捨てるようにできるので便利である。
【0027】しかし、かかる貯水タンクを設けずに、例
えば、一端側を排水溝などの近くの排水施設に接続させ
た吸引ホースを前記押圧ローラ内の排水路に設けるよう
にして、随時排水を行うことができるようにする構成も
考えられる。
【0028】押圧部材の押圧面と上記排水路とを通水孔
で連通させる場合には、押圧部材が固定式の場合には、
押圧面側にのみ通水孔の開口部を設けておけばよい。押
圧ローラに構成する場合には、ローラ面全面が押圧面と
なるので、全面に通水孔の開口を設けておけばよい。通
水孔は、例えば略筒状の単孔を複数設ける構成でもよ
く、あるいはスリット状の単孔を設けるようにしても構
わない。
【0029】しかし、押圧ローラのローラ面に対する通
水孔の開口面積の割合は、押圧ローラ内の排水路からの
水の吸引力との兼ね合いで、吸引前に通水孔を通って押
圧ローラの押圧部の反対側から水が漏れないように設定
する必要がある。すなわち、吸引手段による排水路内の
吸引力は、排水路に入った水が押圧部の反対側から抜け
出ないうちに、速やかに吸引できる程度に設定しておけ
ばよい。
【0030】かかる排水路からの吸引については、押圧
ローラの吸水ローラと接触しない側のローラ面の開口を
ローラカバーで覆うようにしておくことにより、排水路
を通水孔を通して大気側に全面開口させる場合に比べ
て、吸引効率を向上させることができる。
【0031】かかるローラカバーは、カバー内面がロー
ラ面の周面に完全に密着するものではなくて、例えばカ
バー内面に設けたブラシで周面の開口を摺擦しながら、
吸引効率を向上できる程度に開口部を若干塞ぎ加減にで
きる程度に構成しておけばよい。
【0032】また、上記構成の表面水吸収車は、地盤面
以外の例えば、芝が生えたグランド面の表面水の除去に
も使用することができる。除去要領は、上記と同様で、
グランド面を駆動車両で牽引したり、あるいは人手で押
したりなど表面水吸収車を移動させればよい。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0034】(実施の形態1)図1は、表面水吸収車の
斜視図である。表面水吸収車は、略箱型に形成された台
車10の四隅に車輪11を設けて地盤面などの表面上を
移動できるように構成されている。台車10には、前後
の車輪11の中間位置に吸引ローラとしてスポンジロー
ラ20が設けられている。
【0035】スポンジローラ20は、図1に示すよう
に、所定層厚のスポンジ21を回転ローラ22の周面上
に所定層厚に設けて構成されている。回転ローラ22
は、ローラステー23に回転軸22aで回転可能に設け
られている。
【0036】移動する表面に多少の凸凹があってもスポ
ンジローラ20が追従することができるように、ローラ
ステー23は台車10にばね支持されている。
【0037】また、図1、図2に示すように、スポンジ
ローラ20には、押圧部材として押圧ローラ30が回転
可能に押し付けられている。スポンジローラ20のスポ
ンジ21部分は、スポンジ21内に吸水された水が押し
出される程度に、押圧ローラ30により押圧させられて
いる。
【0038】押圧ローラ30は、図3、4、5(a)に
示すように、吸水ローラ20に押圧するように設置さ
れ、その回転中心側に回転軸方向に沿って円筒状の空間
に構成された排水路31が設けられ、この排水路31と
押圧面とが複数の通水孔32で連絡されている。排水路
31は、図4に示すように、ローラ端側で吸引ホース3
3に接続されている。
【0039】吸引ホース33の一端側は、図1、図5
(b)に示すように、貯水タンク34に連結され、排水
路31内に上記要領で流れ込んだ水は、吸引機35によ
り吸引されて吸引ホース33内を通って貯水タンク34
内に送られることとなる。
【0040】吸引ホース33の押圧ローラ30への接続
は、図4に示すように、押圧ローラ30の両側面の軸中
心側に設けたリング状回転軸36が、ローラステー23
の軸受24に回転可能に支持され、このリング状回転軸
36内に吸引ホース33の端部が差し込まれて接続され
ている。
【0041】リング状回転軸36は押圧ローラ30の回
転に合わせて軸受24に支持されながら回転するが、吸
引ホース33はリング状回転軸36内に差し込まれた状
態で回転しないで済むようにリング状回転軸36内に接
続されている。
【0042】押圧ローラ30には、図1に示すように、
スポンジローラ20への押圧側とは反対側に、ローラカ
バー40が設けられている。ローラカバー40の内側に
は起毛されたブラシ41が形成され、このブラシ41の
先端側が押圧ローラ30の周面を摺擦するように構成さ
れている。
【0043】スポンジローラ20のローラ面に向けて毛
先が摺擦することができるようにブラシ25、26が設
けられている。ブラシ25は、押圧ローラ40の下側に
設けられ、ブラシ26は、ブラシ25と略対向する位置
に設けられている。
【0044】ブラシ25、26によりスポンジローラ2
0面に付いた泥や小石などが、ローラ面から落とされる
こととなる。泥や小石などが押圧ローラ30側まで持ち
込まれて、通水孔32の開口が塞がれるのを防止するこ
とができる。
【0045】ブラシ25、26は、スポンジローラ20
の回転方向に沿って、押圧ローラ30の前後位置に設け
られているので、スポンジローラ20の正逆回転のいず
れの場合でも、ローラ面に付着した泥や小石など除去す
ることができる。例えば、図1に示すように、スポンジ
ローラ20が反時計方向に回転するときは、ブラシ25
で泥や小石を落とす。時計方向に回転するときは、ブラ
シ26で行う。
【0046】台車10の端部には、フックなどを係止さ
せることができる孔を設けた板状の牽引部材12が設け
られている。牽引部材12の孔に、牽引車両(図示せ
ず)からの牽引用のフックを掛けてゆっくりと濡れた表
面上を牽引すればよい。
【0047】牽引するにつれて、スポンジローラ20も
回転して表面を濡らしていた水を、スポンジ21部で吸
引する。水はスポンジ21部に吸引保持された状態で、
図1、2に示すように、回転しながら押圧ローラ30が
設けられた押圧部側に送られる。
【0048】なお、押圧部の手前では、ブラシ25によ
りスポンジローラ20の回転面に付着した泥や小石が除
去され、押圧ローラ30押圧部側まで持ち越されないよ
うになっている。泥や小石が除かれた状態で、押圧ロー
ラ30に送られる。
【0049】押圧部では、押圧ローラ30によりスポン
ジローラ20は押圧され、圧縮変形させられて、それま
でスポンジ20内に吸引保持されていた水が押し出され
る。押圧ローラ30により押し出された水は、押圧ロー
ラ30の押圧面側の通水孔開口部から通水孔32内に流
れ込み、押圧ローラ30の中心側に設けた排水路31内
に至る。
【0050】排水路31内に流れ込んだ水は、吸引機3
5により吸引された状態になっており、直ちに排水路3
1内から排水路31に接続した吸引ホース33を通って
貯水タンク34内に貯留させられる。貯水タンク34内
に予め設定された量溜まるまで、上記要領で吸水作業を
続けることができる。
【0051】上記要領で、押圧ローラ30により保持さ
れた水が絞り出されて、水の再吸水ができるようにされ
たスポンジ21部は、ブラシ26部を通過して再度表面
側に回転して行き、表面を濡らしている水を吸水するこ
ととなる。台車10を牽引車で牽引しながら、上記工程
を繰り返すことにより表面を濡らしている水を除去する
ことができる。
【0052】押圧ローラ30に設ける通水孔32は、図
3に示す構成以外にも、図6に示すように、ローラー面
に回転軸方向に沿ってスリット状に構成しても構わな
い。
【0053】(実施の形態2)本実施の形態では、上記
実施の形態1とは異なり、図7に示すように、押圧部材
を押圧ローラに構成せず固定式に構成した場合について
説明する。
【0054】図7では、上記実施の形態と同様の構成を
示す部材には、同一符合を付けて示した。上記実施の形
態1と同様、四隅に車輪11を設けた台車10にスポン
ジローラ20に構成した吸水ロールが設けられ、台車1
0の移動に伴い濡れた表面上をこのスポンジローラ20
が回転し、表面水を吸水することとなる。
【0055】スポンジ21部分に吸水された水は、硬質
ゴム製の押圧体50に構成された押圧部材側に移動して
絞られることとなる。本実施の形態の押圧体50は、図
7に示すように、スポンジローラ20への押圧面側はス
ポンジローラ20の回転が円滑に行えるように曲面に形
成されている。
【0056】硬質ゴム製の押圧体50には、図7のX−
X線で切断した図8(a)の断面図に示すように、押圧
体50内部の下方に排水路51が横方向に設けられてい
る。押圧体50は、押圧ローラ30とは異なり回転しな
いので、排水路51を押圧体50の中心軸位置を外して
設けることができる。
【0057】排水路51と押圧体50のスポンジローラ
20への押圧面側との間には、通水孔52が、上記実施
の形態の通水孔32の要領で設けられている。押圧体5
0は回転しないため、押圧ローラ30とは異なり、押圧
体50の全周面との間に通水孔32を設ける必要はな
く、押圧面側にのみ通水孔52を設けておけばよい。か
かる様子を図8(b)の断面図に示した。
【0058】
【発明の効果】本発明では、地盤面などの表面を濡らし
ている水を、晴天を待つことなく除くことができる。
【0059】本発明では、機械的に表面の水を除去する
ので、従来の晴天を待って水を自然に除去する場合や、
スポンジなどで人手で行う作業に比べて短時間で表面水
の除去ができる。
【0060】本発明では、吸引手段に繋がれた排水路と
ローラ面側とを通水孔で連絡した構成の押圧ローラを、
表面水を吸水するスポンジローラのローラ面に押圧させ
ているので、スポンジローラに吸われた水は、押圧ロー
ラを介して排水させることができる。
【0061】本発明では、押圧ローラの押圧部とは反対
側でローラ面に設けた開口を覆っているので、覆わない
場合に比べて、同一吸引力でも排水路内からの水の吸引
効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の表面水吸水車の斜視図
である。
【図2】スポンジローラと押圧ローラとを有する吸水機
構の要部を示す斜視図である。
【図3】押圧ローラとローラカバーの状況を示す斜視図
である。
【図4】押圧ローラ内の排水路を示す断面図である。
【図5】(a)は、吸水機構部の側面側の様子を示す側
面図である。(b)は、(a)に示す側面側とは反対側
側面の様子を示す側面図である。
【図6】押圧ローラの他の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図7】押圧部材を固定式にした構成の表面水吸水車の
斜視図である。
【図8】(a)、(b)は、押圧体の断面図である。
【符号の説明】
10 台車 11 車輪 12 牽引部材 20 スポンジローラ 21 スポンジ 22 回転ローラ 22a 回転軸 23 ローラステー 24 軸受 25 ブラシ 26 ブラシ 30 押圧ローラ 31 排水路 32 通水孔 33 吸引ホース 34 貯水タンク 35 吸引機 36 リング状回転軸 40 ローラカバー 41 ブラシ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地盤面などの表面にある表面水を吸水す
    る吸水車であって、 前記表面上を移動させる台車と、 前記台車に設けられ、前記台車の移動に合わせて前記表
    面上を回転して、前記表面上の表面水をローラ面側から
    吸水する吸水ローラと、 前記吸水ローラを押圧して前記吸水ローラに吸水された
    水を押し出す押圧部材とを有し、 前記押圧部材には吸引手段に接続された排水路が設けら
    れ、前記吸水ローラを押圧する前記押圧部材の押圧面側
    と前記排水路とが、通水孔で連通させられていることを
    特徴とする表面水吸水車。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の表面水吸水車において、 前記吸水ローラのローラ面には、前記押圧部材の前後位
    置でブラシが摺擦させられていることを特徴とする表面
    水吸水車。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の表面水吸水車に
    おいて、 前記押圧部材は、前記吸水ローラを回転しながら押圧す
    る押圧ローラに構成され、 前記押圧ローラのローラ面には複数の開口が設けられ、 前記押圧ローラ内部には、前記排水路が前記押圧ローラ
    の回転軸の軸方向に沿って筒状に設けられ、 前記開口と前記排水路とが、前記通水孔で連通させられ
    ていることを特徴とする表面水吸水車。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    表面水吸水車において、 前記排水路は、吸引手段により吸引可能に構成された吸
    引ホースを介して、前記台車に設けた貯水タンクに連通
    させられていることを特徴とする表面水吸水車。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の表面水吸水車に
    おいて、 前記押圧ローラは、前記吸水ローラと接触しない側で、
    前記押圧ローラに設けられた開口がローラカバーで覆わ
    れていることを特徴とする表面水吸水車。
JP10256390A 1998-09-10 1998-09-10 表面水吸水車 Pending JP2000087324A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10256390A JP2000087324A (ja) 1998-09-10 1998-09-10 表面水吸水車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10256390A JP2000087324A (ja) 1998-09-10 1998-09-10 表面水吸水車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000087324A true JP2000087324A (ja) 2000-03-28

Family

ID=17292021

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10256390A Pending JP2000087324A (ja) 1998-09-10 1998-09-10 表面水吸水車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000087324A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100422446C (zh) * 2005-12-26 2008-10-01 徐庭中 气流铲运复合多用清扫车
CN101881012A (zh) * 2010-04-14 2010-11-10 淮阴工学院 手扶式大型运动场地雨水收集器
CN102561238A (zh) * 2011-12-29 2012-07-11 徐庭中 叶片式高效多用清扫车
CN106702938A (zh) * 2017-03-13 2017-05-24 湖北科技学院 一种紧凑迷你型球场吸水烘干移动柜
CN108643103A (zh) * 2018-06-02 2018-10-12 扬州金威环保科技有限公司 一种清扫车的辅助吸尘装置
CN111979964A (zh) * 2020-08-24 2020-11-24 黄伦 一种园林用安装在草坪的雨水收集装置
CN112973337A (zh) * 2021-03-02 2021-06-18 江西经匠建设有限公司 一种绿色建筑用扬尘抑制装置
CN113062254A (zh) * 2021-03-31 2021-07-02 广东冠御建设工程有限公司 一种节能的市政道路雨水回收系统
CN113737700A (zh) * 2021-07-15 2021-12-03 李鹏 一种道路积水清除装置
CN113910570A (zh) * 2021-11-01 2022-01-11 山东齐鲁乙烯化工股份有限公司 Pvb胶膜热拉伸成型冷却干燥装置
CN114000492A (zh) * 2021-11-23 2022-02-01 蒋天赐 一种公路工程建设用软地基加固设备
CN114277722A (zh) * 2022-01-25 2022-04-05 中南大学 有轨电车嵌入式轨道路面结构清理车

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100422446C (zh) * 2005-12-26 2008-10-01 徐庭中 气流铲运复合多用清扫车
CN101881012A (zh) * 2010-04-14 2010-11-10 淮阴工学院 手扶式大型运动场地雨水收集器
CN101881012B (zh) * 2010-04-14 2012-10-24 淮阴工学院 手扶式大型运动场地雨水收集器
CN102561238A (zh) * 2011-12-29 2012-07-11 徐庭中 叶片式高效多用清扫车
CN102561238B (zh) * 2011-12-29 2014-07-09 徐庭中 叶片式高效多用清扫车
CN106702938A (zh) * 2017-03-13 2017-05-24 湖北科技学院 一种紧凑迷你型球场吸水烘干移动柜
CN106702938B (zh) * 2017-03-13 2019-01-22 湖北科技学院 一种紧凑迷你型球场吸水烘干移动柜
CN108643103B (zh) * 2018-06-02 2024-05-03 扬州金威环保科技有限公司 一种清扫车的辅助吸尘装置
CN108643103A (zh) * 2018-06-02 2018-10-12 扬州金威环保科技有限公司 一种清扫车的辅助吸尘装置
CN111979964A (zh) * 2020-08-24 2020-11-24 黄伦 一种园林用安装在草坪的雨水收集装置
CN111979964B (zh) * 2020-08-24 2022-07-05 福建省百业卓祺园林绿化工程有限公司 一种园林用安装在草坪的雨水收集装置
CN112973337A (zh) * 2021-03-02 2021-06-18 江西经匠建设有限公司 一种绿色建筑用扬尘抑制装置
CN113062254A (zh) * 2021-03-31 2021-07-02 广东冠御建设工程有限公司 一种节能的市政道路雨水回收系统
CN113737700A (zh) * 2021-07-15 2021-12-03 李鹏 一种道路积水清除装置
CN113910570A (zh) * 2021-11-01 2022-01-11 山东齐鲁乙烯化工股份有限公司 Pvb胶膜热拉伸成型冷却干燥装置
CN113910570B (zh) * 2021-11-01 2023-12-26 山东齐鲁乙烯化工股份有限公司 Pvb胶膜热拉伸成型冷却干燥装置
CN114000492A (zh) * 2021-11-23 2022-02-01 蒋天赐 一种公路工程建设用软地基加固设备
CN114000492B (zh) * 2021-11-23 2024-03-29 甘肃诚野蒂茂建筑有限公司 一种公路工程建设用软地基加固设备
CN114277722A (zh) * 2022-01-25 2022-04-05 中南大学 有轨电车嵌入式轨道路面结构清理车

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000087324A (ja) 表面水吸水車
US5478625A (en) Vehicle drip mat
DE60206384T2 (de) Bodenreinigungsgerät
EP3426124B1 (de) Neue reinigungsvorrichtung und verfahren zur reinigung
JP2014515620A (ja) 床クリーニングシステム
CN209066360U (zh) 一种洗刷吸污一体的洗刷装置
US3108804A (en) Apparatus for covering outdoor athletic fields
CN113668345A (zh) 一种市政道路用泥土清理设备
KR20100065421A (ko) 경주로 배수장치
US6189179B1 (en) Surface drying machine
US20060179596A1 (en) Athletic surface water removing apparatus
CN100422446C (zh) 气流铲运复合多用清扫车
CN113622363B (zh) 一种海滩垃圾清理车
US8899870B1 (en) Surface preparation system
JP3845693B2 (ja) 除水装置
JP3312253B2 (ja) 走行路清掃具
JP2606632Y2 (ja) 吸水除去装置
JP4260056B2 (ja) 吸水具
CN202537421U (zh) 清洁装置和清洁带
KR20150069601A (ko) 제설장치
CN216716791U (zh) 基于折叠式雨伞的伞面干燥装置
CN115094707B (zh) 一种市政道路的防水降噪施工方法
JPS59500178A (ja) 表面水除去用機
CN218899329U (zh) 一种洗地机
DE2206281A1 (de) Fussbodenwasch- und entwaesserungsmaschine