JP2000087156A - 鋳造用金属−セラミックス複合材料及びその製造方法 - Google Patents

鋳造用金属−セラミックス複合材料及びその製造方法

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JP2000087156A JP27930198A JP27930198A JP2000087156A JP 2000087156 A JP2000087156 A JP 2000087156A JP 27930198 A JP27930198 A JP 27930198A JP 27930198 A JP27930198 A JP 27930198A JP 2000087156 A JP2000087156 A JP 2000087156A
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Yoshibumi Takei
義文 武井
Hiroyuki Tsuto
宏之 津戸
Tatsuya Shiogai
達也 塩貝
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱膨張係数を鉄系材料に合わせることのでき
る鋳造用の金属−セラミックス複合材料を提供し、その
製造方法をも提供すること。 【解決手段】 セラミックス粉末を25〜35体積%の
粉末充填率を有するSiC粉末とし、アルミニウム合金
をSiを20〜30重量%含むAl−Si−Mg系のア
ルミニウム合金とし、それらから成る複合材料を10〜
12×10-6/℃の熱膨張係数を有する複合材料とす
る。容器内にSiC粉末とMg粉末との混合粉末を充填
し、その混合粉末にAl−Si系のアルミニウム合金を
浸透させて複合材料を作製した後、得られた複合材料と
先のアルミニウム合金及びSiとをSiC粉末の充填率
及びアルミニウム合金中のSi含有率が上記の範囲内に
入るよう所定量坩堝に入れ、それを溶融して撹拌し、冷
却して上記複合材料を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属に強化材を複
合させる金属−セラミックス複合材料及びその製造方法
に関し、特に鋳造用の金属−セラミックス複合材料及び
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミックス繊維または粒子で強化され
たセラミックスと金属の複合材料は、セラミックスと金
属の両方の特性を兼ね備えており、例えばこの複合材料
は、高剛性、低熱膨張性、耐摩耗性等のセラミックスの
優れた特性と、延性、高靱性、高熱伝導性等の金属の優
れた特性を備えている。このように、従来から難しいと
されていたセラミックスと金属の両方の特性を備えてい
るため、機械装置メーカ等の業界から次世代の材料とし
て注目されている。
【0003】この複合材料、特に金属としてアルミニウ
ムをマトリックスとする複合材料の製造方法は、粉末冶
金法、高圧鋳造法、真空鋳造法等の方法が従来から知ら
れている。しかし、これらの方法は、強化材であるセラ
ミックスの含有率を多くできない、あるいはニアネット
成形が困難である、コストが極めて高いなどの理由によ
り、いずれも満足できるものではなかった。
【0004】そこで最近では、上記問題を解決する製造
方法として、米国ランクサイド社が開発した非加圧金属
浸透法が特に注目されている。この方法は、SiCやA
23などのセラミックス粉末で形成されたプリフォー
ムに、Mgを含むアルミニウムインゴットを接触させ、
これをN2雰囲気中で700〜900℃に加熱して溶融
したアルミニウム合金をプリフォームに浸透させる方法
である。これは、MgとN2との化学反応を利用してセ
ラミックス粉末への溶融金属の濡れ性を改善することに
より、加圧しなくとも金属をプリフォームに浸透できる
ようにした優れた方法である。
【0005】そして、この製造方法で作製した複合材料
をさらに溶融し、それを融解アルミニウム合金で鋳造可
能まで希釈した鋳造用の金属−セラミックス複合材料の
製造方法も提案されている。この方法は、中間素材とな
る複合材料中のセラミックス粉末の濡れ性がMgの添加
ですでに改善されているので、それを別の融解したアル
ミニウム合金で希釈しても、またその希釈したセラミッ
クス粉末の充填率を難しいとされる30〜35体積%に
上げても流動性が確保される複合材料となり、それを再
溶融して鋳型に鋳込むことでさらなる大型品やより複雑
な形状品の複合材料を作製することができる優れた方法
である。その鋳造には、砂型/金型を用いた重力鋳造、
ロストワックスに代表される精密鋳造、ダイキャストな
ど、一般にアルミニウム鋳造に使われる鋳造方法であれ
ば、そのままの方法で鋳造することができる。
【0006】この鋳造用複合材料の製造方法は、上記の
ランクサイド社法の他にもこれまで多く研究されてお
り、その製造方法としては、混合による方法が一般的で
ある。この方法は、融解したアルミニウム合金中にセラ
ミックス粉末を添加し、流動性を確保しつつ撹拌し均一
に混合して製造する方法である。その粉末充填率は、一
般的にはランクサイド社の方法ほどセラミックス粉末の
充填率を上げることはできなく、20体積%程度が上限
である。
【0007】これら複合材料が機械駆動部品として普及
するにつれて、近年、他の材料、主に鉄系材料の機械駆
動部品と組み合わせて使用する機会が増えつつある。し
かし、これら複合材料のうちプリフォームを形成して成
る複合材料は、先ず強化材であるセラミックスから成る
プリフォームを作製し、これにアルミニウム合金を浸透
させるものであるため、大きな部品や複雑な形状品を作
ることが難しいという問題があった。また、その製造コ
ストも極めて高いという問題もあった。そのため、それ
らの問題を解決できるものとして、鋳造用複合材料を基
に鋳造した複合材料が鉄系材料と組み合わせて使用する
ことが特に多くなった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この鋳
造用複合材料は、その熱膨張係数に問題があった。それ
は、先のプリフォームを形成して成る複合材料は、セラ
ミックス粉末の充填率を50〜70体積%程度にすれば
熱膨張係数を鉄系材料と同程度とすることができるので
問題ないが、この鋳造用複合材料は、その熱膨張係数が
13×10-6/℃以上と鉄系材料の11×10-6/℃程
度に比べ大きく、またそれをセラミックス粉末の充填率
を上げて下げることができないため、両材料間でマッチ
ングが悪く歪みが発生することがあり、鉄系部品と組み
合わせて使用することが難しいという問題があった。
【0009】本発明は、上述した鋳造用の金属−セラミ
ックス複合材料が有する課題に鑑みなされたものであっ
て、その目的は、熱膨張係数を鉄系材料に合わせること
のできる鋳造用金属−セラミックス複合材料を提供し、
その製造方法をも提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成するため鋭意研究した結果、セラミックス粉末を
所定範囲の粉末充填率を有するSiC粉末とし、浸透さ
せる金属をSiを多く含むAl−Si−Mg系のアルミ
ニウム合金とすれば、鉄系材料と同程度の熱膨張係数を
有する鋳造用金属−セラミックス複合材料が得られると
の知見を得て本発明を完成するに至った。
【0011】即ち本発明は、(1)基材であるアルミニ
ウム合金に強化材であるセラミックス粉末を複合させた
鋳造用金属−セラミックス複合材料において、該セラミ
ックス粉末が、25〜35体積%の粉末充填率を有する
SiC粉末であり、該アルミニウム合金が、Siを20
〜30重量%含むAl−Si−Mg系のアルミニウム合
金であり、該複合材料が、10〜12×10-6/℃の熱
膨張係数を有する複合材料であることを特徴とする鋳造
用金属−セラミックス複合材料(請求項1)とし、ま
た、(2)基材であるアルミニウム合金に強化材である
セラミックス粉末を複合させる鋳造用金属−セラミック
ス複合材料の製造方法において、該セラミックス粉末を
複合させる方法が、先ず容器内にSiC粉末とMg粉末
またはMg合金粉末との混合粉末を充填し、その混合粉
末にAl−Si系のアルミニウム合金を浸透させて中間
素材である複合材料を作製した後、得られた複合材料と
先のアルミニウム合金及びSiとをSiC粉末の充填率
が25〜35体積%となるよう及びアルミニウム合金中
のSiの含有率が20〜30重量%となるよう所定量坩
堝に入れ、それを溶融して撹拌し、冷却して複合させる
方法であることを特徴とする鋳造用金属−セラミックス
複合材料の製造方法(請求項2)とすることを要旨とす
る。以下さらに詳細に説明する。
【0012】上記で述べたように本発明の鋳造用複合材
料としては、複合材料中のセラミックス粉末を、25〜
35体積%の粉末充填率を有するSiC粉末とし、複合
材料中のアルミニウム合金を、Siを20〜30重量%
含むAl−Si−Mg系のアルミニウム合金とし、成し
た複合材料の熱膨張係数を、10〜12×10-6/℃と
する鋳造用金属−セラミックス複合材料とした(請求項
1)。セラミックス粉末をSiC粉末としたのは、特に
低い熱膨張係数を有するものを選んだものであり、その
粉末充填率を25〜35体積%としたのは、25体積%
より低いと、熱膨張係数が12×10-6/℃より大きく
なり、35体積%より高いと、溶湯物の湯流れ性が悪く
なり、鋳造が困難となることによる。
【0013】また、浸透させた金属をSiを20〜30
重量%含むAl−Si−Mg系のアルミニウム合金とし
たのは、Siの含有率が20重量%より少ないと、熱膨
張係数を12×10-6/℃以下にできず、30重量%よ
り高いと、湯流れ性が悪くなり、鋳造が困難となること
による。一方、Mgを含有させたのは、アルミニウム合
金を浸透させるためにはMgの含有が必要であること、
Si量が増えると、金属の浸透速度が遅くなるので、そ
の浸透速度の低下をMgで補う必要があることなどの理
由による。そのMgの含有率は、特に限定しないが、M
gの含有率が多くなればなるほど熱膨張係数が大きくな
るので、必要以上に含有させる必要はない。以上のよう
なセラミックス粉末と金属から成る複合材料とすれば、
その熱膨張係数が10〜12×10-6/℃となる鋳造用
複合材料となる。
【0014】その複合材料の製造方法としては、セラミ
ックス粉末を複合させる方法を、先ず容器内にSiC粉
末とMg粉末またはMg合金粉末との混合粉末を充填
し、その混合粉末にAl−Si系のアルミニウム合金を
浸透させて中間素材である複合材料を作製した後、得ら
れた複合材料と先のアルミニウム合金及びSiとをSi
C粉末の充填率が25〜35体積%となるよう及びアル
ミニウム合金中のSiの含有率が20〜30重量%とな
るよう所定量坩堝に入れ、それを溶融して撹拌し、冷却
して複合させる方法とする鋳造用金属−セラミックス複
合材料の製造方法とした(請求項2)。
【0015】この製造方法は、SiC粉末にAl−Si
系のアルミニウム合金を浸透させて先ず中間素材である
複合材料を作製し、その複合材料を同じアルミニウム合
金でSiC粉末の充填率が25〜35体積%となるよう
希釈して鋳造用複合材料を作製するものであり、SiC
粉末の充填率が25体積%以上を必要とするものである
ので、先の混合法ではでき得ない製造方法である。な
お、アルミニウム合金中のSiは、浸透させるアルミニ
ウム合金中に一部を含ませ、不足する残りを希釈時に含
ませたが、これに限定するものではなく、浸透させるア
ルミニウム合金中に全てを、あるいは希釈させるアルミ
ニウム合金中に全てを、もしくはその両方のアルミニウ
ム合金中に分けて含有させてもよく、要は最終的に本発
明の範囲の含有率になっていればよい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の製造方法をさらに詳しく
述べると、先ず強化材であるSiC粉末を用意する。こ
の粉末にMg粉末またはMg合金粉末を適量加え、混合
するか、あるいは後工程の浸透させるアルミニウム合金
中に含ませるかしてMgを含ませる。得られた混合粉末
を容器内に充填し、その上にSiを含むアルミニウム合
金のインゴットを載せ、N2雰囲気中で非加圧で600
〜900℃の温度でアルミニウム合金を浸透させ、冷却
して中間素材である複合材料を作製する。
【0017】なお、先のランクサイド社法ではアルミニ
ウム合金を非加圧で浸透させているが、これを高圧で浸
透させても十分浸透可能で問題ないので、その場合には
先ず容器中のSiC粉末を700〜900℃の温度で予
熱しておき、その容器内に700〜900℃の温度で加
熱溶融したアルミニウム合金を注入し、50〜100M
Paの圧力をかけてアルミニウム合金を浸透させてもよ
い。
【0018】得られた複合材料を坩堝内で所定温度で再
溶融し、それに別に融解したアルミニウム合金を所定量
加え、撹拌機で十分撹拌してSiC粉末の充填率が25
〜35体積%となるよう希釈し、冷却して鋳造用金属−
セラミックス複合材料を作製する。ここで、アルミニウ
ム合金中のSiの含有率が20重量%より不足している
場合には、Siを添加し調整する。所定量の複合材料と
先のアルミニウム合金のインゴットを坩堝内に入れ、こ
れらを所定温度で溶融した後、撹拌機で撹拌しても問題
ない。得られた鋳造用複合材料は、その溶湯物をそのま
ま鋳造し、目的の複合材料を作製してもよいし、冷却し
て一旦インゴット形状に形成し、それを再度溶融して鋳
造し、目的の複合材料を作製してもよい。
【0019】以上の方法で鋳造用の金属−セラミックス
複合材料を作製すれば、鉄系材料と同程度の熱膨張係数
を有する鋳造用複合材料が得られる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と共に具体的
に挙げ、本発明をより詳細に説明する。
【0021】(実施例) (1)中間素材である複合材料の作製 強化材として、独ESK(ELEKTROSCHMEL
ZWERK KEMPTEM GMBH)社の市販Si
C粉末(C#700D−Dark、平均粒径17μm)
にMg粉末を2重量%添加し、混合機で15分間混合し
た。得られた混合粉末を200×400×200mmの
グラフォイル製の容器に充填した後、その上に混合粉末
の1.2倍重量程度のアルミニウム合金(10重量%S
iを含む)のインゴットを置き、これをN2雰囲気中で
800℃の温度で12時間保持し、アルミニウム合金を
非加圧浸透させた後、冷却して複合材料を作製した。
【0022】(2)鋳造用複合材料の作製 得られた複合材料と先のアルミニウム合金のインゴット
と多結晶Siとを鋳造用複合材料中のSiC粉末の充填
率が30体積%、アルミニウム合金中のSi含有率が2
5重量%となるよう所定量坩堝に入れ、それらを800
℃の温度で溶融し、撹拌して鋳造用複合材料の溶湯を作
製した。それを砂型に注入して100×100×20m
mの鋳造物を作製し、評価に供した。
【0023】(3)評価 得られた鋳造物の嵩比重をアルキメデス法で測定し、粉
末充填率を求めた。その結果、粉末充填率は、30体積
%で目標通り希釈されていた。また、溶湯物の湯流れ性
を上記砂型に鋳造した状態で調べ、砂型への湯廻りがよ
かったものを湯流れ性良(〇)とし、悪かったものを湯
流れ性不良(×)とした。さらに、鋳造物より3×4×
40mmの試験片を切り出し、JIS R 1618によ
り熱膨張係数を測定した。それらの結果を表1に示す。
【0024】(比較例1〜4)比較のために比較例1、
2では、SiC粉末の充填率を本発明の範囲外にした他
は、比較例3、4では、アルミニウム合金中のSiの含
有率を本発明の範囲外にした他は実施例と同様に鋳造用
複合材料を作製し、評価した。それらの結果も表1に示
す。
【0025】
【表1】
【0026】表1から明らかなように、実施例において
は、湯流れ性が良好で、熱膨張係数が本発明の範囲内に
入っていた。このことは、SiC粉末の充填率、アルミ
ニウム合金の組成が本発明の範囲内にあれば、溶湯物の
流動性が良好で、熱膨張係数を鉄系材料の熱膨張係数に
近づけられることを示している。
【0027】これに対して比較例1では、SiC粉末の
充填率が低すぎたので、熱膨張係数が12×10-6/℃
より大きかった。また、比較例2では、それが高すぎた
ので、湯流れ性が悪く、湯廻り不良が生じた。さらに、
比較例3では、アルミニウム合金中のSi含有率が少な
すぎたので、これも熱膨張係数が12×10-6/℃より
大きかった。さらにまた、比較例4では、その含有率が
多すぎたので、溶湯物の湯流れ性が悪く、これも湯廻り
不良が生じた。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明の鋳造用金属−セラ
ミックス複合材料であれば、鉄系材料の熱膨張係数と同
程度の熱膨張係数を有する複合材料とすることができ、
しかもその溶湯物の流動性が良好な複合材料とすること
ができるようになった。このことにより、この複合材料
を再溶融し鋳造することによって、鉄系材料の熱膨張係
数に近い熱膨張係数を有する大型の部品や複雑形状品を
安価に製造できるようになった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材であるアルミニウム合金に強化材で
    あるセラミックス粉末を複合させた鋳造用金属−セラミ
    ックス複合材料において、該セラミックス粉末が、25
    〜35体積%の粉末充填率を有するSiC粉末であり、
    該アルミニウム合金が、Siを20〜30重量%含むA
    l−Si−Mg系のアルミニウム合金であり、該複合材
    料が、10〜12×10-6/℃の熱膨張係数を有する複
    合材料であることを特徴とする鋳造用金属−セラミック
    ス複合材料。
  2. 【請求項2】 基材であるアルミニウム合金に強化材で
    あるセラミックス粉末を複合させる鋳造用金属−セラミ
    ックス複合材料の製造方法において、該セラミックス粉
    末を複合させる方法が、先ず容器内にSiC粉末とMg
    粉末またはMg合金粉末との混合粉末を充填し、その混
    合粉末にAl−Si系のアルミニウム合金を浸透させて
    中間素材である複合材料を作製した後、得られた複合材
    料と先のアルミニウム合金及びSiとをSiC粉末の充
    填率が25〜35体積%となるよう及びアルミニウム合
    金中のSiの含有率が20〜30重量%となるよう所定
    量坩堝に入れ、それを溶融して撹拌し、冷却して複合さ
    せる方法であることを特徴とする鋳造用金属−セラミッ
    クス複合材料の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006299304A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Sumitomo Electric Ind Ltd マグネシウム基複合材料
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