JP2000087085A - 研磨作用を有する洗浄剤配合物におけるポリアスパラギン酸の使用 - Google Patents
研磨作用を有する洗浄剤配合物におけるポリアスパラギン酸の使用Info
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- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D3/00—Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
- C11D3/16—Organic compounds
- C11D3/37—Polymers
- C11D3/3703—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C11D3/3719—Polyamides or polyimides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11D—DETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
- C11D7/00—Compositions of detergents based essentially on non-surface-active compounds
- C11D7/02—Inorganic compounds
- C11D7/04—Water-soluble compounds
- C11D7/10—Salts
- C11D7/12—Carbonates bicarbonates
Abstract
(57)【要約】
【課題】 炭酸水素ナトリウムによる洗浄の既知の利点
を保ちながら洗浄されるべき表面の構造が損傷を受け
ず、しかも後処理及び洗浄された区域を直接取り囲んで
いる区域を洗浄する必要のない洗浄組成物を提供する。 【解決手段】 分散剤としてポリアスパラギン酸及び／
又はそれらの塩を含有して成ることを特徴とする炭酸水
素ナトリウムをベースとする洗浄組成物。
を保ちながら洗浄されるべき表面の構造が損傷を受け
ず、しかも後処理及び洗浄された区域を直接取り囲んで
いる区域を洗浄する必要のない洗浄組成物を提供する。 【解決手段】 分散剤としてポリアスパラギン酸及び／
又はそれらの塩を含有して成ることを特徴とする炭酸水
素ナトリウムをベースとする洗浄組成物。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は粉末として又は水性
配合物（ａｑｕｅｏｕｓ ｆｏｒｍｕｌａｔｉｏｎ）と
して炭酸水素ナトリウムを含有して成り、そして分散剤
としてポリアスパラギン酸及び／又はそれらの塩を含有
して成る洗浄組成物、硬質表面（ｈａｒｄｓｕｒｆａｃ
ｅｓ）の研磨洗浄（ａｂｒａｓｉｖｅ ｃｌｅａｎｉｎ
ｇ）のためのこれらの洗浄組成物の使用及びこれらの洗
浄組成物を使用して付着物（ｄｅｐｏｓｉｔｓ）で汚染
された表面を洗浄する方法に関する。
配合物（ａｑｕｅｏｕｓ ｆｏｒｍｕｌａｔｉｏｎ）と
して炭酸水素ナトリウムを含有して成り、そして分散剤
としてポリアスパラギン酸及び／又はそれらの塩を含有
して成る洗浄組成物、硬質表面（ｈａｒｄｓｕｒｆａｃ
ｅｓ）の研磨洗浄（ａｂｒａｓｉｖｅ ｃｌｅａｎｉｎ
ｇ）のためのこれらの洗浄組成物の使用及びこれらの洗
浄組成物を使用して付着物（ｄｅｐｏｓｉｔｓ）で汚染
された表面を洗浄する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】金属又は非金属表面、例えば建物の壁又
はセラミックスのような硬質表面を研磨剤（ａｂｒａｓ
ｉｖｅ ａｇｅｎｔｓ）で洗浄することは当該技術分野
の状態である。これは、衛生上の理由で又は保護コーテ
ィングのための表面を製造するために行われる。洗浄組
成物の目的は、金属表面及び非金属表面からそれに付着
する鉱物、植物及び動物油、脂肪、ワックス及び汚れ
（ｓｏｉｌｉｎｇ）及び他の無機及び有機化合物及び
塩、例えば灰分、粉末、粒状物（ｇｒａｎｕｌｅｓ）、
ダスト、顔料、充填剤、すす、タール、有機ポリマー等
を除去することである。
はセラミックスのような硬質表面を研磨剤（ａｂｒａｓ
ｉｖｅ ａｇｅｎｔｓ）で洗浄することは当該技術分野
の状態である。これは、衛生上の理由で又は保護コーテ
ィングのための表面を製造するために行われる。洗浄組
成物の目的は、金属表面及び非金属表面からそれに付着
する鉱物、植物及び動物油、脂肪、ワックス及び汚れ
（ｓｏｉｌｉｎｇ）及び他の無機及び有機化合物及び
塩、例えば灰分、粉末、粒状物（ｇｒａｎｕｌｅｓ）、
ダスト、顔料、充填剤、すす、タール、有機ポリマー等
を除去することである。
【０００３】冷間清浄剤（ｃｏｌｄ ｃｌｅａｎｅｒ
ｓ）は硬質表面から上記したタイプの汚染物を脱離させ
（ｄｅｔａｃｈ）そしてそれらを水性相に移すのに使用
される。第１世代の環境的に優しい冷間清浄剤について
なされた要求はよごれの迅速な溶解及び脱離、及び水性
相からの油及び溶媒相の迅速な分離、及び界面活性剤、
乳化剤及び溶媒の水への低い溶解度であった。第２世
代、即ち迅速に分離する冷間清浄剤の群は、相対的に早
く崩壊する（ｂｒｅａｋ ｄｏｗｎ）粗く分散性の（ｃ
ｏａｒｓｅｌｙ ｄｉｓｐｅｒｓｅ）油中水エマルショ
ンを形成する界面活性剤又は界面活性剤混合物に基づい
ている。第３世代の環境的に優しい冷間清浄剤は有機塩
を使用する。該有機塩は、それらの化学的構造の故に、
硬質表面に対する高い親和性を有する。汚れの層はそれ
らの全体の区域にわたり浸食され（ｕｎｄｅｒｍｉｎｅ
ｄ）、その後の水による洗浄により実質的に完全に汚れ
が除去される。洗浄組成物の有効性は汚れた表面を湿潤
及び透過する能力、従って可溶化及び分散を促進する能
力により決定される。
ｓ）は硬質表面から上記したタイプの汚染物を脱離させ
（ｄｅｔａｃｈ）そしてそれらを水性相に移すのに使用
される。第１世代の環境的に優しい冷間清浄剤について
なされた要求はよごれの迅速な溶解及び脱離、及び水性
相からの油及び溶媒相の迅速な分離、及び界面活性剤、
乳化剤及び溶媒の水への低い溶解度であった。第２世
代、即ち迅速に分離する冷間清浄剤の群は、相対的に早
く崩壊する（ｂｒｅａｋ ｄｏｗｎ）粗く分散性の（ｃ
ｏａｒｓｅｌｙ ｄｉｓｐｅｒｓｅ）油中水エマルショ
ンを形成する界面活性剤又は界面活性剤混合物に基づい
ている。第３世代の環境的に優しい冷間清浄剤は有機塩
を使用する。該有機塩は、それらの化学的構造の故に、
硬質表面に対する高い親和性を有する。汚れの層はそれ
らの全体の区域にわたり浸食され（ｕｎｄｅｒｍｉｎｅ
ｄ）、その後の水による洗浄により実質的に完全に汚れ
が除去される。洗浄組成物の有効性は汚れた表面を湿潤
及び透過する能力、従って可溶化及び分散を促進する能
力により決定される。
【０００４】かくして、洗浄組成物のこの能力は多数の
効果、即ち、水性相と油相との間の界面張力の低下及び
透過及び溶媒和、会合、吸収及び水和の結果としての粒
子と洗浄液との間の相互作用の影響、の組み合わせであ
る。
効果、即ち、水性相と油相との間の界面張力の低下及び
透過及び溶媒和、会合、吸収及び水和の結果としての粒
子と洗浄液との間の相互作用の影響、の組み合わせであ
る。
【０００５】この問題に対する技術的解決方法は、通
常、高圧下に研磨洗浄組成物（ａｂｒａｓｉｖｅ ｃｌ
ｅａｎｉｎｇ ｃｏｍｐｏｓｉｔｉｏｎｓ）を噴霧する
方法を使用することを含む。これは、洗浄組成物の水性
溶液、懸濁液及び分散液又は担体を伴うか又は伴わない
洗浄組成物の適当な混合物を使用して行うことができ
る。乾式方法、即ち圧縮空気を使用する方法又は乾式噴
射法（“サンドブラステイング”）と湿式噴射法（ｗｅ
ｔ ｂｌａｓｔｉｎｇ ｔｅｃｈｎｉｑｕｅｓ）の組み
合わせも米国特許第４８１７３４２号から知られてい
る。
常、高圧下に研磨洗浄組成物（ａｂｒａｓｉｖｅ ｃｌ
ｅａｎｉｎｇ ｃｏｍｐｏｓｉｔｉｏｎｓ）を噴霧する
方法を使用することを含む。これは、洗浄組成物の水性
溶液、懸濁液及び分散液又は担体を伴うか又は伴わない
洗浄組成物の適当な混合物を使用して行うことができ
る。乾式方法、即ち圧縮空気を使用する方法又は乾式噴
射法（“サンドブラステイング”）と湿式噴射法（ｗｅ
ｔ ｂｌａｓｔｉｎｇ ｔｅｃｈｎｉｑｕｅｓ）の組み
合わせも米国特許第４８１７３４２号から知られてい
る。
【０００６】米国特許第５４８７６９５号の低圧法で
は、ノズルにおいて水と圧縮空気を混合することによっ
て多量のダストの形成が回避され、そのようにして特定
のノズル技術によって使用中汚れの形成を制限する。
は、ノズルにおいて水と圧縮空気を混合することによっ
て多量のダストの形成が回避され、そのようにして特定
のノズル技術によって使用中汚れの形成を制限する。
【０００７】表面の研磨洗浄にしばしば使用される方法
はサンドブラステイング法である。砂は鋼のような金属
表面の塗料又は被覆（ｅｎｃｒｕｓｔａｔｉｏｎｓ）を
除去するために有効に使用することができる非常に硬質
の研磨材料である。ケイ酸塩はすべてのタイプの研磨噴
霧技術（ａｂｒａｓｉｖｅ ｂｌａｓｔｉｎｇ ｔｅｃ
ｈｎｉｑｕｅｓ）に非常に有用であるけれども、それら
は又いくつかの深刻な欠点も有する。
はサンドブラステイング法である。砂は鋼のような金属
表面の塗料又は被覆（ｅｎｃｒｕｓｔａｔｉｏｎｓ）を
除去するために有効に使用することができる非常に硬質
の研磨材料である。ケイ酸塩はすべてのタイプの研磨噴
霧技術（ａｂｒａｓｉｖｅ ｂｌａｓｔｉｎｇ ｔｅｃ
ｈｎｉｑｕｅｓ）に非常に有用であるけれども、それら
は又いくつかの深刻な欠点も有する。
【０００８】作業者の健康の危険は、ケイ酸塩の結晶が
洗浄されるべは表面で破砕される結果として形成される
微結晶ケイ酸塩フラクションが肺に入ることがあり、か
くして深刻な健康の問題を引き起こすことがあるという
ことである。特に、サンドブラステイングが完了したと
きの回りの区域を洗浄するための費用を考慮しなければ
ならない。多くの表面について、砂はあまりにも硬質な
材料であり、これは例えばアルミニウム、プラスチック
表面又は木材の場合に洗浄されるべき表面の構造を恒久
的に損傷する。工業的分野では、砂が機械の中に入りそ
してエンジン及び機構を恒久的に損傷することがある。
洗浄されるべは表面で破砕される結果として形成される
微結晶ケイ酸塩フラクションが肺に入ることがあり、か
くして深刻な健康の問題を引き起こすことがあるという
ことである。特に、サンドブラステイングが完了したと
きの回りの区域を洗浄するための費用を考慮しなければ
ならない。多くの表面について、砂はあまりにも硬質な
材料であり、これは例えばアルミニウム、プラスチック
表面又は木材の場合に洗浄されるべき表面の構造を恒久
的に損傷する。工業的分野では、砂が機械の中に入りそ
してエンジン及び機構を恒久的に損傷することがある。
【０００９】この理由で、炭酸水素ナトリウムを使用す
る加圧されたジェット洗浄がケイ酸塩プロセスに替わる
ものとして開発された。米国特許第５０８１７９９号及
び米国特許第５０８３４０２号は例えば塩化ナトリウム
又は炭酸水素ナトリウムのような砂の代わりの研摩剤の
使用を開示している。炭酸水素ナトリウムは通常例えば
水を加えて又は加えないで過圧で洗浄されるべき区域に
噴射される（ｂｌａｓｔｅｄ）。ここで、炭酸水素ナト
リウムの結晶が最初に研磨方式で、即ち物理的に洗浄す
る。第２に、それらは化学的洗浄粉末を与える。何故な
らば、それらのアルカリ性の結果として、化学的に攻撃
しそして加水分解することもできるからである。無機塩
のＳｉＯ2で疎水化された粒子（ＷＯ９１／１５３０
８）を使用することも可能であり、これは多くの塩の吸
湿性（ｈｙｇｒｏｓｃｏｐｉｃｉｔｙ）を有意に減少さ
せ、かくして、高圧プラントにおける凝集（ｃｌｕｍｐ
ｉｎｇ）は大幅に抑制されるので、より良好な工業的使
用を可能とする。炭酸水素ナトリウムは環境に対して有
害ではなく、水に容易に可溶性であり、これは残ってい
る結晶性粒子を水で洗い去ることができる（米国特許第
５４８７６９５号）ことを意味する。
る加圧されたジェット洗浄がケイ酸塩プロセスに替わる
ものとして開発された。米国特許第５０８１７９９号及
び米国特許第５０８３４０２号は例えば塩化ナトリウム
又は炭酸水素ナトリウムのような砂の代わりの研摩剤の
使用を開示している。炭酸水素ナトリウムは通常例えば
水を加えて又は加えないで過圧で洗浄されるべき区域に
噴射される（ｂｌａｓｔｅｄ）。ここで、炭酸水素ナト
リウムの結晶が最初に研磨方式で、即ち物理的に洗浄す
る。第２に、それらは化学的洗浄粉末を与える。何故な
らば、それらのアルカリ性の結果として、化学的に攻撃
しそして加水分解することもできるからである。無機塩
のＳｉＯ2で疎水化された粒子（ＷＯ９１／１５３０
８）を使用することも可能であり、これは多くの塩の吸
湿性（ｈｙｇｒｏｓｃｏｐｉｃｉｔｙ）を有意に減少さ
せ、かくして、高圧プラントにおける凝集（ｃｌｕｍｐ
ｉｎｇ）は大幅に抑制されるので、より良好な工業的使
用を可能とする。炭酸水素ナトリウムは環境に対して有
害ではなく、水に容易に可溶性であり、これは残ってい
る結晶性粒子を水で洗い去ることができる（米国特許第
５４８７６９５号）ことを意味する。
【００１０】先行技術に記載されそして実際に確立され
た方法のすべての共通の特徴は、表面の研磨洗浄が技術
的条件においていかにして行われるかにかかわりなく、
そしてそのために使用される研磨材料及び洗浄組成物に
かかわりなく、それらは常に第２の骨の折れる洗浄プロ
セスを行わなければならないということである。この欠
点は、除去された汚れ及び使用済みの洗浄組成物を一緒
に洗い去らなければならないか又は沈降した固体を集め
そして他の適当な手段によって廃棄しなければならない
ことを意味する。かくして、洗浄された区域を直接取り
囲んでいる区域を後処理しそして洗浄しなければならな
くて、相当時間と費用がかかる。
た方法のすべての共通の特徴は、表面の研磨洗浄が技術
的条件においていかにして行われるかにかかわりなく、
そしてそのために使用される研磨材料及び洗浄組成物に
かかわりなく、それらは常に第２の骨の折れる洗浄プロ
セスを行わなければならないということである。この欠
点は、除去された汚れ及び使用済みの洗浄組成物を一緒
に洗い去らなければならないか又は沈降した固体を集め
そして他の適当な手段によって廃棄しなければならない
ことを意味する。かくして、洗浄された区域を直接取り
囲んでいる区域を後処理しそして洗浄しなければならな
くて、相当時間と費用がかかる。
【００１１】従って、本発明の目的は適当な洗浄組成物
を使用して上記タイプの付着物に浸透させ（ｕｎｄｅｒ
ｍｉｎｅ）、付着物を溶解し、脱離させ又はこすり落と
すこと及び洗浄液中にできるかぎり微細に等分散性（ｉ
ｓｏｄｉｓｐｅｒｓｅ）及び多分散性（ｐｏｌｙｄｉｓ
ｐｅｒｓｅ）方式で汚れを分散させそして安定化させる
ことであった。この目的は特に、直接環境的に優しい方
式でできる限り高い汚れ含有率を有する洗浄液を廃棄す
ることができるように洗浄液中の沈降プロセスを大幅に
抑制し、かくして廃水の分散性に関して所望の適用用件
を満足させることであった。この方法では、周囲の後処
理及び洗浄に関する費用をなくすることができ又は少な
くとも相当に減少させることができる。
を使用して上記タイプの付着物に浸透させ（ｕｎｄｅｒ
ｍｉｎｅ）、付着物を溶解し、脱離させ又はこすり落と
すこと及び洗浄液中にできるかぎり微細に等分散性（ｉ
ｓｏｄｉｓｐｅｒｓｅ）及び多分散性（ｐｏｌｙｄｉｓ
ｐｅｒｓｅ）方式で汚れを分散させそして安定化させる
ことであった。この目的は特に、直接環境的に優しい方
式でできる限り高い汚れ含有率を有する洗浄液を廃棄す
ることができるように洗浄液中の沈降プロセスを大幅に
抑制し、かくして廃水の分散性に関して所望の適用用件
を満足させることであった。この方法では、周囲の後処
理及び洗浄に関する費用をなくすることができ又は少な
くとも相当に減少させることができる。
【００１２】同時に、炭酸水素ナトリウムによる洗浄の
既知の利点は保持されるべきである。主な利点はこの物
質の正のエコロジー的性質、その良好な洗浄作用及び水
への溶解性及び使用者に対する比較的低い健康上の危険
である。更に、圧力範囲の適当な選択は、状況によって
は疎水化されているこの物質の研磨作用が洗浄されるべ
き表面の構造が損傷を受けないように影響されることを
可能とする。
既知の利点は保持されるべきである。主な利点はこの物
質の正のエコロジー的性質、その良好な洗浄作用及び水
への溶解性及び使用者に対する比較的低い健康上の危険
である。更に、圧力範囲の適当な選択は、状況によって
は疎水化されているこの物質の研磨作用が洗浄されるべ
き表面の構造が損傷を受けないように影響されることを
可能とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、洗浄組
成物における炭酸水素ナトリウムとポリアスパラギン酸
及び／又はそれらの塩との組み合わせにより達成され
る。
成物における炭酸水素ナトリウムとポリアスパラギン酸
及び／又はそれらの塩との組み合わせにより達成され
る。
【００１４】本発明は、粉末として又は水性配合物とし
て炭酸水素ナトリウムを含有して成り、そして分散剤と
してポリアスパラギン酸及び／又はそれらの塩を含有し
て成る洗浄組成物を提供する。
て炭酸水素ナトリウムを含有して成り、そして分散剤と
してポリアスパラギン酸及び／又はそれらの塩を含有し
て成る洗浄組成物を提供する。
【００１５】本発明は更に、金属表面及び非金属表面を
洗浄するための新規な洗浄組成物の使用及びこれらの表
面を洗浄する方法も提供する。
洗浄するための新規な洗浄組成物の使用及びこれらの表
面を洗浄する方法も提供する。
【００１６】驚くべきことに、分散剤としてポリアスパ
ラギン酸及び／又はそれらの塩を添加すると、研磨洗浄
配合物中の他の活性成分にあまり関係なく、廃水中の有
意に増加した汚れ含有率及び慣用の組成物の場合よりも
脱離した（ｄｅｔａｃｈｅｄ）粒子の沈降の有意な減少
が達成される。更に、多くの場合に、新規な組成物のよ
り高い洗浄性能が観察された。
ラギン酸及び／又はそれらの塩を添加すると、研磨洗浄
配合物中の他の活性成分にあまり関係なく、廃水中の有
意に増加した汚れ含有率及び慣用の組成物の場合よりも
脱離した（ｄｅｔａｃｈｅｄ）粒子の沈降の有意な減少
が達成される。更に、多くの場合に、新規な組成物のよ
り高い洗浄性能が観察された。
【００１７】対照的に、研磨添加剤を排除したポリアス
パラギン酸及び／又はそれらの塩だけの使用によって
は、これらの効果は達成できない。
パラギン酸及び／又はそれらの塩だけの使用によって
は、これらの効果は達成できない。
【００１８】最後に、本発明に従って使用される組成物
の使用は周囲の区域の骨の折れる洗浄を省くことを可能
とし、そして、もしあれば、主として炭酸水素ナトリウ
ムから成る相対的に少量の沈降した粒子のみを少量の水
を使用して噴霧除去し（ｓｐｒａｙｅｄ ｏｆｆ）さえ
すればよいことが見いだされた。
の使用は周囲の区域の骨の折れる洗浄を省くことを可能
とし、そして、もしあれば、主として炭酸水素ナトリウ
ムから成る相対的に少量の沈降した粒子のみを少量の水
を使用して噴霧除去し（ｓｐｒａｙｅｄ ｏｆｆ）さえ
すればよいことが見いだされた。
【００１９】本発明に従って使用される水溶性担体は炭
酸水素ナトリウムである。より容易な技術的取り扱いを
保証する疎水化された炭酸水素ナトリウムを使用するの
が好ましい。
酸水素ナトリウムである。より容易な技術的取り扱いを
保証する疎水化された炭酸水素ナトリウムを使用するの
が好ましい。
【００２０】炭酸水素ナトリウムの粒子径（ｐａｒｔｉ
ｃｌｅ ｓｉｚｅ）は、ふるい分析に従って、材料の１
０〜７０重量％が５０μ〜３００μ、好ましくは１７０
μ〜２８０μの粒子径を有するように通常選ばれる。
ｃｌｅ ｓｉｚｅ）は、ふるい分析に従って、材料の１
０〜７０重量％が５０μ〜３００μ、好ましくは１７０
μ〜２８０μの粒子径を有するように通常選ばれる。
【００２１】洗浄組成物中の炭酸水素ナトリウムの含有
率は好ましくは２０〜９５重量％、特に５０〜９５重量
％である。
率は好ましくは２０〜９５重量％、特に５０〜９５重量
％である。
【００２２】本発明に従って使用されるべき分散剤はポ
リアスパラギン酸及び／又はそれらの塩である。
リアスパラギン酸及び／又はそれらの塩である。
【００２３】適当なポリアスパラギン酸は、ＷＯ９６／
３１５５４に記載されたとおり特にポリアスパラギン酸
ホモポリマー及びそれらの塩である。生物分解性であり
且つエコロジー的に安全な物質であるポリアスパラギン
酸のナトリウム塩及びアンモニウム塩を使用するのが好
ましい。ポリアスパラギン酸及びそれらの塩のすべての
他の塩及び／又は水溶性コポリマーを使用することもも
ちろん可能である。ポリアスパラギン酸の無水物、ポリ
スクシンイミド（ＰＳＩ）を使用することは同様に可能
である。
３１５５４に記載されたとおり特にポリアスパラギン酸
ホモポリマー及びそれらの塩である。生物分解性であり
且つエコロジー的に安全な物質であるポリアスパラギン
酸のナトリウム塩及びアンモニウム塩を使用するのが好
ましい。ポリアスパラギン酸及びそれらの塩のすべての
他の塩及び／又は水溶性コポリマーを使用することもも
ちろん可能である。ポリアスパラギン酸の無水物、ポリ
スクシンイミド（ＰＳＩ）を使用することは同様に可能
である。
【００２４】上記したポリアスパラギン酸及び／又はそ
の誘導体は少なくとも５重量％の量で個々に又は混合物
として存在する。
の誘導体は少なくとも５重量％の量で個々に又は混合物
として存在する。
【００２５】ポリアスパラギン酸のナトリウム塩は、好
ましくは５〜１２重量％の量で本発明に従う洗浄組成物
中に使用される。
ましくは５〜１２重量％の量で本発明に従う洗浄組成物
中に使用される。
【００２６】圧縮空気を伴って又は伴わないで技術的設
備のタイプ、例えば乾式又は湿式ジェット法に依存し
て、洗浄剤配合物はより多くの量の水又はより少ない量
の水を含有して成る。洗浄組成物の散乱性（ｓｃａｔｔ
ｅｒａｂｉｌｉｔｙ）及び流動性を抑制する傾向が低い
これらの洗浄剤配合物を選択するのが好ましい。かくし
て水の含有率は広い範囲内で自由に選ぶことができる。
備のタイプ、例えば乾式又は湿式ジェット法に依存し
て、洗浄剤配合物はより多くの量の水又はより少ない量
の水を含有して成る。洗浄組成物の散乱性（ｓｃａｔｔ
ｅｒａｂｉｌｉｔｙ）及び流動性を抑制する傾向が低い
これらの洗浄剤配合物を選択するのが好ましい。かくし
て水の含有率は広い範囲内で自由に選ぶことができる。
【００２７】既に述べた成分の外に、組成物中に更なる
添加剤を存在させることができる。これに関して、特に
それぞれの洗浄剤配合物及び保存剤を特徴付けるための
染料を挙げることができる。このような補助剤及び添加
剤の含有率は一般に１０重量％以下であり、そして大抵
の場合にこれよりは相当少ない。
添加剤を存在させることができる。これに関して、特に
それぞれの洗浄剤配合物及び保存剤を特徴付けるための
染料を挙げることができる。このような補助剤及び添加
剤の含有率は一般に１０重量％以下であり、そして大抵
の場合にこれよりは相当少ない。
【００２８】
【実施例】本発明に従う研磨洗浄組成物のための典型的
な基準配合物を以下に示す。
な基準配合物を以下に示す。
【００２９】
【表１】 最も簡単な場合に、適当な乾式混合装置で成分のすべて
を簡単に混合することによって新規な洗浄剤配合物を製
造することができる。しかしながら、個々の場合に、水
性分散液としてポリアスパラギン酸及び／又はその誘導
体を担体上に吸収させること又は担体とポリアスパラギ
ン酸及び／又はその誘導体を水で処理して懸濁液を得、
次いでそれらをこの形態で混合装置に導入するのがより
適切なことがある。
を簡単に混合することによって新規な洗浄剤配合物を製
造することができる。しかしながら、個々の場合に、水
性分散液としてポリアスパラギン酸及び／又はその誘導
体を担体上に吸収させること又は担体とポリアスパラギ
ン酸及び／又はその誘導体を水で処理して懸濁液を得、
次いでそれらをこの形態で混合装置に導入するのがより
適切なことがある。
【００３０】表２に示された成分を混合して洗浄配合物
１〜３を得た。表における含有率は重量％として与えら
れておりそして常に原料の活性成分含有率を基準として
いる。
１〜３を得た。表における含有率は重量％として与えら
れておりそして常に原料の活性成分含有率を基準として
いる。
【００３１】
【表２】 洗浄効果の試験 実施例１〜３に従う個々の混合物をできる限り実際に遭
遇する条件にシミュレーションさせた条件下に試験する
ことを確実にするために、外側で化学品で均一に汚染さ
れた化学的製造プラントからの反応器を選んだ。反応器
頂部の表面を７つの部分に分けそして各部分にラベルを
付けた。各反応器部分に関して、実施例１〜３に従う洗
浄剤配合物の各々を試験しそして洗浄性能及び廃水の汚
れ担持能力（ｓｏｉｌ−ｃａｒｒｙｉｎｇ ｃａｐａｃ
ｉｔｙ）を視覚により評価した。評価は下記のスケール
であった。
遇する条件にシミュレーションさせた条件下に試験する
ことを確実にするために、外側で化学品で均一に汚染さ
れた化学的製造プラントからの反応器を選んだ。反応器
頂部の表面を７つの部分に分けそして各部分にラベルを
付けた。各反応器部分に関して、実施例１〜３に従う洗
浄剤配合物の各々を試験しそして洗浄性能及び廃水の汚
れ担持能力（ｓｏｉｌ−ｃａｒｒｙｉｎｇ ｃａｐａｃ
ｉｔｙ）を視覚により評価した。評価は下記のスケール
であった。
【００３２】１．残留物のない均一且つ完全な洗浄、又
は極めて良好な汚れ担持能力、 ２．殆ど完全な洗浄、僅かな残留物のみ、又は良好な汚
れ担持能力、 ３．目で見えるが不均一な洗浄、又は明らかな汚れ担持
能力、 ４．わずかであるが不均一な洗浄、又は低い汚れ担持能
力、 ５．洗浄性能なし、又は汚れ担持能力なし。
は極めて良好な汚れ担持能力、 ２．殆ど完全な洗浄、僅かな残留物のみ、又は良好な汚
れ担持能力、 ３．目で見えるが不均一な洗浄、又は明らかな汚れ担持
能力、 ４．わずかであるが不均一な洗浄、又は低い汚れ担持能
力、 ５．洗浄性能なし、又は汚れ担持能力なし。
【００３３】表３の結果は新規な組成物によるより良好
な結果を明らかに示す。
な結果を明らかに示す。
【００３４】
【表３】 表３の実施例２は汚れ担持能力に関して及び洗浄効果に
関して全く不満足な性能を与えるが、実施例３の場合に
洗浄効果は改良されており、これに対して汚れ担持能力
は不満足なままである。実施例１は洗浄能力に関して及
び汚れ担持能力に関して最善の結果を与える。
関して全く不満足な性能を与えるが、実施例３の場合に
洗浄効果は改良されており、これに対して汚れ担持能力
は不満足なままである。実施例１は洗浄能力に関して及
び汚れ担持能力に関して最善の結果を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハルトビヒ・ベント ドイツ51061ケルン・モルゲングラーベン ６ (72)発明者 ヘルベルト・エムデ ドイツ51371レーフエルクーゼン・エリザ ベート−ラングゲツサー−シユトラーセ31 (72)発明者 ウルバン・レヒト ドイツ50739ケルン・ビレンスタインベー ク13
Claims (6)
- 【請求項１】 分散剤としてポリアスパラギン酸及び／
又はそれらの塩を含有して成ることを特徴とする炭酸水
素ナトリウムをベースとする洗浄組成物。 - 【請求項２】 粉末として又は水性配合物として使用さ
れることを特徴とする請求項１の洗浄組成物。 - 【請求項３】 炭酸水素ナトリウムの含有率が２０〜９
５重量％であることを特徴とする請求項１及び２の洗浄
組成物。 - 【請求項４】 ポリアスパラギン酸及び／又はそれらの
塩の含有率が５〜１５重量％であることを特徴とする請
求項１〜３の洗浄組成物。 - 【請求項５】 硬質表面の研磨洗浄のための請求項１の
洗浄組成物の使用。 - 【請求項６】 請求項１の洗浄組成物を、圧縮空気を使
用して又は使用しないで、乾式ジェット法又はウオータ
ージェット法により洗浄されるべき表面に適用すること
を特徴とする硬質表面を洗浄する方法。
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| DE19842053.6 | 1998-09-15 | ||
| DE19842053A DE19842053A1 (de) | 1998-09-15 | 1998-09-15 | Verwendung von Polyasparaginsäuren in Reinigerformulierungen mit abrasiver Wirkung |
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|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP11254265A Pending JP2000087085A (ja) | 1998-09-15 | 1999-09-08 | 研磨作用を有する洗浄剤配合物におけるポリアスパラギン酸の使用 |
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-
1998
- 1998-09-15 DE DE19842053A patent/DE19842053A1/de not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-09-02 EP EP99116839A patent/EP0987316A1/de not_active Withdrawn
- 1999-09-08 JP JP11254265A patent/JP2000087085A/ja active Pending
- 1999-09-14 US US09/395,645 patent/US6245157B1/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE19842053A1 (de) | 2000-03-23 |
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