JP2000136125A - ハンドクリーナー - Google Patents

ハンドクリーナー

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Publication number
JP2000136125A
JP2000136125A JP10325922A JP32592298A JP2000136125A JP 2000136125 A JP2000136125 A JP 2000136125A JP 10325922 A JP10325922 A JP 10325922A JP 32592298 A JP32592298 A JP 32592298A JP 2000136125 A JP2000136125 A JP 2000136125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand cleaner
weight
water
solvent
hand
Prior art date
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Pending
Application number
JP10325922A
Other languages
English (en)
Inventor
Morikazu Mizuno
守一 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUMANO YUSHI KK
Original Assignee
KUMANO YUSHI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KUMANO YUSHI KK filed Critical KUMANO YUSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクや塗料、油汚れ,臭い等を素早く洗い
落とすことができ、また排水管を詰まらせるおそれがな
く、河川や海の環境破壊につながるおそれもないハンド
クリーナーを提供する。 【解決手段】 粒径40μm〜300μmのシラスバル
ーンを主成分とし、これに溶剤と植物性油と界面活性剤
と水を添加して混合し粘性液状にしたハンドクリーナ
ー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手に付いたインク
や塗料、油汚れ,臭い等を素早く洗い落とすことができ
るハンドクリーナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】手に付いた油汚れ等のしつこい汚れ、或
いはインクや塗料等を洗い落とすために、従来から石鹸
等の洗剤中に微砂を混ぜ、汚れた部分にすりこむことに
より汚れを落としやすくしたものが知られている。また
微砂に代えて粉末状のポリエチレンを混ぜたもの、或い
はクルミ,桃等の硬い種の粉砕物を混ぜた洗浄剤もあ
る。
【0003】しかし、微砂を混ぜた洗剤は、その微砂が
水中で沈降するため排水管を詰まらせる原因となる欠点
がある。また粉末状のポリエチレンは河川,海を汚し環
境破壊を起こすおそれがある。また種の粉砕物はこうし
たおそれはないものの保存中に水分を含んで柔らかくな
り易いので汚れ落とし作用がなくなり易い欠点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記課題を解
決し、しつこい油汚れ等をよく洗浄できるとともに、排
水管を詰まらせたり環境破壊のおそれのないハンドクリ
ーナーを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明に係る
ハンドクリーナーは、粒径40μm〜300μmのシラ
スバルーンを主成分とし、これに溶剤と植物性油と界面
活性剤と水を添加して混合し粘性液状にしたことを特徴
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。本発明に係るハンドクリーナーの主成分であるシラ
スバルーンは、特許第2562788号として既にその
製法が開示されているように、シラス等の火山性ガラス
質堆積物を熱処理することによって得られ、これをフル
イに通して粒度調整をすることにより、粒径40μm〜
300μm(平均粒径70μm)の混合粒からなる球形
中空状ガラス質微粒を得る。そして本発明ではこのシラ
スバルーンを8〜15重量%に対し、ベンジルアルコー
ル等の溶剤を1〜6重量%、オレンジオイル等の植物性
油を1〜6重量%、界面活性剤を1〜4重量%、残部を
水として混合し液状のハンドクリーナーとするものであ
る。なおさらにこれに、保湿材としてのグリセリン,ワ
セリン等を数%、ゲル化剤,増粘剤としてカーボポール
(商標)、中和剤としてトリエタノールアミン、防腐剤
としてのアクチサイド(商標)、およびアロエエキス,
ハーブエキス等を夫々0.1重量%前後添加するのもよ
い。
【0007】
【実施例】次に本発明に係るハンドクリーナーの組成の
一例を示す。 シラスバルーン(平均粒径70μm) 10.0重量% 溶剤(ベンジルアルコール) 3重量% 植物性油(オレンジオイル) 3重量% 保湿材(グリセリン) 3重量% 非イオン系界面活性剤(ペレソフト207(商標)) 2重量% 増粘剤(カーボポール) 0.12重量% 中和剤(トリエタノールアミン) 0.216重量% 保湿材(ワセリン) 0.1重量% 防腐剤(アクチサイド) 0.1重量% アロエエキス 0.1重量% ハーブエキス 0.1重量% 水 残部 上記各成分を容器に入れて混合撹拌した後、水を加えて
さらに撹拌することにより粘性液状の洗浄剤とする。
【0008】こうして得られたハンドクリーナーは、手
押しポンプ付きの容器等に入れて提供され、使用に際し
ては適量を手の平に受けて手の汚れた部分によくすり込
みまんべんなく揉むようにする。そして汚れが浮き上が
ってきたら水洗いして洗い流す。このハンドクリーナー
に添加されているシラスバルーンは硬いガラス質の球形
微粒でその大きさが適当(40μm〜300μm)であ
るので、手の皮膚組織を傷付けることなく、表面の油,
インク,塗料等の汚れをこれによって削るように取り除
くことができる。また、ベンジルアルコール等の溶剤、
およびオレンジオイル等の植物性油が塗料等を溶かすの
でその洗浄作用を増大させる。また、グリセリン等の保
湿材やアロエエキス,ハーブエキス等は、手肌が荒れる
のを防ぎ潤いを保つのに効果的である。
【0009】このように本発明のハンドクリーナーは、
インクや塗料、油汚れ等を素早く洗い落とすことができ
るので、塗装,印刷等の作業後の手の洗浄を容易にする
とともに、ガソリンスタンド,機械工場等での作業後の
手の油汚れ、或いはその臭いを除去するのに最適であ
る。また魚肉加工場等での作業あるいは釣り等で手に付
着したいやな臭いを除去するにも最適である。その場
合、上記オレンジオイルは溶剤としてのみならず香料と
しても機能するが、別に脱臭剤を少量添加することによ
り脱臭効果がより発揮できるようにしてもよい。
【0010】
【発明の効果】このように本発明のハンドクリーナー
は、粒径40μm〜300μmのシラスバルーンを主成
分とし、これに溶剤と植物性油と界面活性剤と水を添加
して混合し粘性液状にしたものであるので、手に付けて
すり込むように揉むことで、インクや塗料、油汚れ,臭
い等を素早く洗い落とすことができるとともに、そのシ
ラスバルーンは軽い中空状ガラス質微粒であって水に浮
くので排水管を詰まらせるおそれがなく、また河川や海
に流れても天然の物質であるので環境破壊につながるお
それがないなど有益な効果がある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/382 C11D 3/382 Fターム(参考) 4C083 AA112 AA121 AA122 AA161 AA162 AB051 AC012 AC122 AC152 AC542 BB01 BB04 BB13 BB48 CC24 DD23 DD39 EE50 4H003 BA10 BA12 BA15 DA02 DB02 DB03 EA27 EB05 EB09 EB14 EB43 ED02 ED28 FA30 FA34

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒径40μm〜300μmのシラスバル
    ーンを主成分とし、これに溶剤と植物性油と界面活性剤
    と水を添加して混合し粘性液状にしたことを特徴とする
    ハンドクリーナー。
JP10325922A 1998-10-29 1998-10-29 ハンドクリーナー Pending JP2000136125A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008208089A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Kumano Yushi Kk 皮膚用洗浄剤
JP2008302319A (ja) * 2007-06-08 2008-12-18 Infinity Enterprises Inc 塗料除去装置及び塗料除去システム
JP2010518221A (ja) * 2007-02-08 2010-05-27 ハイ−ス イ 末粉抽出物を含有する洗浄剤組成物及びその製造方法
CN105078816A (zh) * 2014-12-19 2015-11-25 赵雅珺 皮肤清洁液

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