JP2000086558A - 水性系からなる水溶性塩から多官能性アルコ―ルを分離する方法 - Google Patents

水性系からなる水溶性塩から多官能性アルコ―ルを分離する方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水性系からなる水溶性塩から多官能性アルコ
ールを分離する方法を提供する。 【解決手段】 分離法として電気透析法を使用して、水
性系からなる水溶性塩から多官能性アルコールを分離
し、その際多官能性アルコールがトリメチロールプロパ
ンを含まないことを条件とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性系からなる水
溶性塩から多官能性アルコールを分離する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】多官能性アルコールもしくはポリオール
は様々な使用分野のために多くの量で製造され、例えば
熱伝達剤として、粘度調節剤として、香料成分として、
界面活性剤中間生成物として、軟膏基剤として、凍結防
止剤として、塗料工業(被覆物)用の添加剤として、離
型剤として、接着剤として、可塑剤として、合成樹脂
(例えばポリエステルまたはポリウレタン)を製造する
際の出発物質として、潤滑剤もしくは滑剤として使用さ
れる。ポリマーの多官能性アルコール、例えばポリビニ
ルアルコールは、例えば保護コロイドとして、懸濁安定
剤として、接着剤成分として、顔料結合剤として、およ
び包装材料として使用される(Ullmanns En
cyclopedia of Industrial
Chemistry,5.Ed.(1985/199
2).Vol.A1.Vol.A21)。
【0003】多官能性アルコールは、エポキシ化反応お
よび引き続く加水分解により(例えばエタンジオールを
製造する場合に)、カニッツァロ反応により(例えばネ
オペンチルグリコールを製造する場合に)、ポリマーの
前駆物質をアルカリ液でけん化することにより、または
エステル化することにより(例えばポリビニルアルコー
ルを製造する場合に)、種々の方法および方式で製造す
ることができる。若干の場合は、すでに製造する際に、
他の場合は引き続く後処理および使用の際に、塩および
多官能性アルコールからなる分離すべき混合物が生じ
る。
【0004】水溶性多官能性アルコールを同様に水溶性
の塩から分離するために、多官能性アルコールを抽出す
る種々の方法および塩を晶出する方法が提案されてい
る。
【0005】例えばアミルアルコール、シクロヘキサノ
ールまたは種々のエステルのような多官能性アルコール
用の溶剤で抽出する際に、多くの量の抽出剤が必要であ
り、これを引き続き、例えば蒸留により所望の生成物か
ら再び分離しなければならない。
【0006】米国特許第2468718号明細書には、
メチロールアルカンを低沸点の水溶性ケトンで抽出する
ことにより水溶性塩からメチロールアルカンを分離する
方法が記載されている。
【0007】Ullmann,Band7,4.Auf
lage,S.231(1974)には、ポリオールお
よび塩からなる混合物を、アミルアルコール、シクロヘ
キサノールまたは酢酸エステルのような溶剤で抽出し、
引き続きポリオールを蒸留することにより処理できるこ
とが記載されている。しかしながらこの抽出法は多くの
量の抽出剤の使用を必要とし、これを引き続き除去しな
ければならない。その際強く着色した生成物が得られ、
これは多くの副生成物を含有し、主にその不利な色によ
り更に蒸留しなければならない。
【0008】副生成物の分離は、この生成物が引き続き
使用する際に制御できない障害を生じるために重要であ
る。従って着色した副生成物は塗料に使用する際に、皮
膜の再現可能性に不利な影響を与える。更に残りの塩
が、例えば相当するエステルを製造する場合に、多官能
性アルコールの場合による他の反応に妨害する作用を及
ぼす。
【0009】ポリオールおよび塩からなる混合物を濃縮
し、塩を晶出することが同様に可能である(カナダ特許
第1076185号明細書)。この方法の場合にも着色
した生成物が得られる。これに加えて、結晶物中にかな
りの量のポリオールが残留し、これを洗浄すると明らか
な収率の損失を生じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、安価
に、すなわちエネルギーの消耗を少なくして実施するこ
とができ、溶剤を使用せずに実施し、従って環境に適合
して実施することができ、無色のポリオールが得られ、
これを他の浄化工程を使用せずに直接更に処理できる、
水性系からなる水溶性塩から多官能性アルコールを分離
する改良された方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り、水性系からなる水溶性塩から多官能性アルコールを
分離する方法により解決され、この方法は、分離法とし
て電気透析法を使用し、ただし多官能性アルコールがト
リメチロールプロパンを含まないことを特徴とする。
【0012】本発明により使用することができる、多官
能性の水溶性アルコールには以下のものが含まれる。
【0013】(a)一般式: HO−R1−OH により表されるジオール、式中、R1は以下のものを表
す。
【0014】1.線状の脂肪族の単位、例えば−C24
−、−C36−、−C48−、または−C612−(例
えばエチレングリコール、1,2−または1,3−プロ
ピレングリコールおよび1,2−、1,3−または1,
4−ブタンジオール) 2.線状の不飽和脂肪族の単位、例えば−C46−、−
44−、および−C610−(例えば2,3−ブテン
−1,4−ジオール、2,3−ブチン−1,4−ジオー
ル、および2,3−または3,4−ヘキセン−1,6−
ジオール) 3.分枝の脂肪族の単位、例えば−C48−、−C5
10−および−C612−(例えば2−メチル−プロパン
−1,2−ジオール、2−メチル−プロパン−1,3−
ジオール、2,2−ジメチル−プロパン−1,3−ジオ
ール、2−メチル−ブタン−1,2−ジオール、2−メ
チル−ブタン−1,3−ジオール、2−メチル−ブタン
−1,4−ジオール、2,3−ジメチル−ブタン−1,
2−ジオール、2,3−ジメチル−ブタン−1,4−ジ
オール、2,2−ジメチル−ブタン−1,3−ジオー
ル、および2,2−ジメチル−ブタン−1,4−ジオー
ル) 4.分枝の不飽和脂肪族の単位、例えば−C58−およ
び−C610−(例えば2−メチル−2,3−ブテン−
1,4−ジオールおよび2,2−ジメチル−3,4−ペ
ンテン−1,5−ジオール) 5.環式または脂環式の脂肪族の単位、例えば−C5
10−、−C612−および−C714−(例えば1,2−
シクロペンタンジオール、1,3−シクロペンタンジオ
ール、1,2−シクロヘキサンジオール、1,3−シク
ロヘキサンジオール、および1−メチル−1,2−シク
ロペンタンジオール) 6.環式または脂環式の不飽和脂肪族の単位、例えば−
58−、−C610−および−C712−(例えば1,
2−シクロペンテン−3,4−ジオール、1,2−シク
ロペンテン−3,5−ジオール、1,2−シクロヘキセ
ン−3,4−ジオール、1,2−シクロヘキセン−3,
5−ジオール、1,2−シクロヘキセン−4,5−ジオ
ール、1,2−シクロヘキセン−3,6−ジオール、
1,2,3,4−シクロヘキサジエン−5,6−ジオー
ルおよび1−メチル−1,2−シクロペンテンジオー
ル) 7.芳香族の単位、例えば−C64−または−C6
3(CH3)−(例えば1,2−ジヒドロキシベンゼン、
1,3−ジヒドロキシベンゼン、1,2−ジヒドロキシ
−3−メチルベンゼン、および1,3−ジヒドロキシ−
2−メチルベンゼン)、この場合に芳香族の環系または
脂環式側鎖に他の置換基が存在していてもよい、 8.複素環式芳香族の単位、例えば−C53N−(例え
ば2,4−ジヒドロキシ−ピリジン)、および 9.すでに記載した単位(a)1〜8の組合せを含有す
る単位、 (b)一般式: CH2ORr−CHORs−CH2ORt で表されるモノグリセリド (式中、Rr、RsおよびRt基の2つはそれぞれ水素を
表し、他の基は場合により1〜22個の炭素原子を有す
る不飽和のモノカルボン酸基、例えばCH2OH−CH
OH−CH2O−CO−C1735である) (c)一般式: HO−[(−CR23n−O]m−H (式中、R2およびR3はそれぞれ互いに独立に水素また
は脂肪族の基、例えば−CH3または−C25を表し、
nは2以上であり、mは2以上である)により表される
オリゴマーまたはポリマーのエーテルジオール、このた
めの例には、HO−CH2−CH2−O−CH2−CH2
OH(ジエチレングリコール)、HO[CH2CH2O]
30H(平均分子量1338を有するポリエチレングリコ
ール)、またはHO[CH2CH(CH3)O]30H(平
均分子量1758を有するポリプロピレングリコール)
が含まれる。
【0015】(d)一般式: R4(OH)x で表されるトリオールおよび高級官能性アルコール、式
中、xは3以上であり、R4は以下のものを表す。
【0016】1.線状の脂肪族の単位、例えば−C35
−、−C47−、−C59−、または−C58−(例え
ばグリセリン、1,2,3−ブタントリオール、1,
2,4−ブタントリオール、および1,2,3−ペンタ
ントリオール) 2.線状の不飽和脂肪族の単位、例えば−C57−、−
69−、または−C68−(例えば1−ペンテン−
3,4,5−トリオール、1−ヘキセン−3,4,5−
トリオール、2−ヘキセン−1,4,5−トリオール、
および3−ヘキセン−1,2,5,6−テトロール) 3.分枝の脂肪族の単位、例えば−C47−、または−
58(例えば2−メチル−1,2,3−プロパントリ
オール、およびペンタエリトリット) 4.分枝の不飽和脂肪族の単位、例えば−C57−およ
び−C69−(例えば2−メチロール−2−ブテン−
1,4−ジオールおよび2−メチロール−2−ペンテン
−1,5−ジオール) 5.環式または脂環式の脂肪族の単位、例えば−C57
−、−C69−および−C711−(例えば1,2,3
−シクロペンタントリオール、1,2,3−シクロヘキ
サントリオール、1,2,3,4−シクロヘキサンテト
ロール、6−メチル−1,2,3−シクロヘキサントリ
オール、および6−メチロール−1,3−シクロヘキサ
ンジオール) 6.環式または脂環式の不飽和脂肪族の単位、例えば−
55−、および−C67−(例えばシクロペンテン−
3,4,5−トリオール、およびシクロヘキセン−3,
4,5−トリオール) 7.芳香族の単位、例えば−C63−および−C6
2(CH3)−(例えば1,2,3−トリヒドロキシベン
ゼン、および2,3,4−トリヒドロキシトルエン) 8.複素環式芳香族の単位、例えば−C52N−(例え
ば2,3,4−トリヒドロキシピリジン)、および 9.すでに記載した単位(d)1〜8の組合せを含有す
る単位、および(e)ポリマーの多官能性アルコール、
例えばポリビニルアルコール、多糖類、および以下の構
造式:
【0017】
【化2】
【0018】(式中、d、e、fおよびgは互いに独立
に1以上の整数を表す)で表される分枝またはデンドリ
マー状ポリエーテルポリオール。
【0019】海水を脱塩するための、塩水を得るため
の、飲料水を得るための、水の硬度を調節するための、
食品工業における乳清を脱塩するための、ワイン製造の
際の酒石を分離するための、または電気分解の排水から
有価物を回収するための電気透析の使用は知られている
(Roempp Chemie Lexikon,Ba
nd2,10.Auflage,S.1113−111
4(1997))。しかしながらこれらの使用は常にか
なり少ない塩を含有する(5重量%未満)水性系であ
る。
【0020】電気透析は、印加した電気的直流電圧によ
り選択透過膜を通過するイオンの移動が加速される分離
法である。電気透析においては電界の作用下にイオンが
膜を通過して搬送される。2つの電極の間にそれぞれ1
つのアニオン交換膜およびカチオン交換膜が交互に存在
し、セルが狭い空間に分けられるようにイオン交換膜が
透析装置中に配置される場合は、相当する切り換えによ
り塩の少ないおよび塩の多い容積流が得られ、それとい
うのも電流が通過する際にカチオンがカチオン交換膜の
みを通過し、アニオンがアニオン交換膜のみを通過する
からである。濃度勾配に対応して濃縮する。すなわち複
数のアニオン選択性およびカチオン選択性イオン交換膜
を相前後して連結することにより、透析すべき液体の脱
イオン化および同時に濃縮物空間中のイオンの濃縮が達
成される。
【0021】圧力または濃度の差により液体を分離する
膜濾過、逆浸透またはゲル浸透のような他の公知の膜法
と異なり、電気透析においては電流を用いて意図的に作
用する分離力を使用することができる。これにより充電
した成分を選択的に溶液中に移動することができる。分
離するために使用されるイオン交換膜は、官能性の電荷
を有する基を有する有機ポリマー膜であり、電気的整流
管と同様に作用する。イオン交換膜はイオン種類の通過
のみを可能にし、一方反対の電荷のイオンが通過するの
を阻止する。電気透析装置の構成は部屋式圧搾濾過器に
ほぼ相当し、すなわち内部供給通路を介して装置空間に
2種または3種の溶液を別々に供給し、その後溶液をイ
オン交換膜により互いに分離し、それぞれの部屋の中空
を貫流する。印加された電圧によりイオンが個々の部屋
からイオン交換膜を通過して搬送される。アニオン交換
膜(A)およびカチオン交換膜(K)、すなわちアニオ
ンまたはカチオンのみを通過することができる膜の適当
な相前後する連結により、溶液を脱塩し、濃縮するかま
たは好ましくないイオンをほかのイオンと交換すること
ができる。
【0022】本発明により、水溶性塩から多官能性アル
コールを分離するために使用することができる装置の例
を図1に示す。この装置は3個の分離した循環(塩放出
器循環、塩受容器循環、および電極洗浄循環)を有する
電気透析装置およびこれに属する受け器からなる。大き
な膜面積を実現するために、5個の連続するセル単位が
取り付けられている。
【0023】図1において、MもしくはMは金属イオ
ンであり、XもしくはXはアニオンであり、Polyolは
多官能性アルコールであり、Kはカチオン交換膜であ
り、Aはアニオン交換膜である。
【0024】電極に生じる反応ガスを排出するために、
最終空間を電極洗浄溶液が貫流する。この電極洗浄溶液
は電極とともに不活性に挙動すべきであり、少ない電気
抵抗を有し、塩受容器循環および塩放出器循環に異種イ
オンを排出すべきでない。
【0025】意想外にも、水溶性ポリオールおよびこれ
に溶解した水溶性塩からなる混合物を分離するために、
この塩が高い濃度(50重量%より多い)で存在する場
合でさえも、電気透析をこのために同様に使用できるこ
とが判明した。その際高い選択率(S>250)を達成
することができる。
【0026】多官能性アルコールの中性成分に関する本
来の塩含有溶液およびその後の脱塩した溶液および濃縮
した溶液の分離の選択率はその他の膜法と同様に定義さ
れる。
【0027】S=([Polyol]Konz[Salz]Konz)([Polyo
l]Dil[Salz]Dil) 式中、Dilは塩放出器溶液であり、Konzは塩受容
器溶液であり、[Polyol]は溶液のポリオールの重量割合
であり、[Salz]は溶液中の塩の重量割合である。
【0028】塩移動の選択率は電流効率、すなわち電荷
の搬送(電流)により最大可能な量(Ntheoretisch
に関する実際に搬送される塩の物質量(Ngemessen
ル)により表される。
【0029】η=Ngemessen/Ntheoretisch アルコール溶液の脱塩の際に高い塩含有量にもかかわら
ず95%より高い電流効率を達成することができる。
【0030】本発明の方法に使用される電気透析装置は
市販の電気透析装置からなり、これは同様に市販のアニ
オン交換膜およびカチオン交換膜を有する。この場合に
アニオン交換膜は場合により基準a)低い抵抗、b)ア
ニオンに関する高い選択率およびc)少ない溶剤流によ
り選択しなければならない。
【0031】電気透析装置は図1に示されるように塩放
出器循環および塩受容器循環を有してもよい。
【0032】例えば化学量論的量の塩基(例えばアルカ
リ金属水酸化物)の存在での長鎖脂肪族アルデヒドと短
鎖脂肪族アルデヒドとの塩基触媒作用したアルドール付
加および引き続くカニッツァロ反応から粗製生成物とし
て生じるような多官能性アルコールおよび塩からなる混
合物を、図1による電気透析装置の塩放出器循環に直接
供給することができる。その際混合物が搬送できるかぎ
り、混合物中の個々の成分の濃度がどれほど高いかは重
要でない。
【0033】塩放出器溶液のpH値は酸または塩基を用
いて、有利にはポリオールの製造に使用されるのと同じ
量の塩基を用いて、ほぼ中性に調節する。酸性またはア
ルカリ性のpH値が、これにより膜の安定性が影響され
ないかぎりで可能である。4〜10の範囲内のpH値が
有利である。
【0034】塩放出器溶液の温度の上限はイオン交換膜
の安定性により決定される。温度の下限は媒体の粘度も
しくは搬送能力により決定される。しかしながら有利に
は温度を10〜50℃の範囲内の値に調節する。その際
分離工程中に塩放出器溶液が加熱されることに配慮しな
ければならない。
【0035】電気透析装置の塩受容器循環中の塩受容器
溶液は、有利には水または水性塩溶液からなる。塩受容
器溶液のpH値は、有利には4〜10の範囲内に調節
し、溶液の温度は、有利には10〜50℃の範囲内であ
る。この場合に媒体の濃度の上限は溶液の搬送能力によ
り決定される。塩受容器溶液中の膜を通過するアニオン
およびカチオンの溶解度の積をこえないことが重要であ
る。塩受容器循環中の塩の沈殿は全部の装置、特に膜に
不可逆的な損傷を生じることがある。
【0036】電気透析の電流密度は、有利には50〜7
50A/m2、特に有利には150〜250A/m2の範
囲内である。電流効率は最適な工程条件下で95%より
高くでもよい。限界電流密度は脱塩すべき混合物中の塩
濃度に適合しなければならず、当業者により容易に求め
ることができる。従って濃度の関数としての限界電流密
度は分離工程中の電流密度の調節を決定する。
【0037】本発明により使用される電気透析装置に、
有利には図1に示されるように電極洗浄溶液を使用す
る。電極洗浄溶液は、電極と溶液の物質との反応を起こ
さず、電極反応の際に生じるガスを放出することがで
き、高い導電率により電気抵抗を減少し、これにより電
極反応のエネルギーの需要が最小になることを保証す
る。電極洗浄液は、可能な場合は、工程中に他のカチオ
ンの浸入を避けるために、他の塩溶液と同じカチオンを
含有すべきである。電極洗浄液として無機塩の水溶液を
使用することができる。
【0038】分離工程の経過を塩放出器溶液および塩受
容器溶液の導電率を介して追跡することができる。導電
率を、分析により決定されるポリオールまたは塩の含有
量に相関させなければならない。すなわち導電率を一定
にして、他の分析法(例えば高速液体クロマトグラフィ
ー、HPLC、ガスクロマトグラフィー、GC)を用い
てポリオール、副生成物および塩の実際の濃度を決定し
なければならない。一般に塩放出器溶液の導電率が約2
μS/cmに低下するまで電気透析を実施することで十
分である。全部の電気透析装置の洗浄は分離課題に依存
する。装置を清浄にするためには、装置を2週間ごとに
約2時間暖かい完全脱塩水で洗浄することで十分であ
る。
【0039】長鎖脂肪族アルデヒド(例えばブチルアル
デヒド)と短鎖脂肪族アルデヒド(例えばホルムアルデ
ヒド)との塩基触媒反応(例えば水酸化カリウム溶液ま
たは水酸化ナトリウム容器を用いる)の際に、ポリオー
ルが、純粋な物質としてでなく、方法の実施に応じて、
それぞれの目的生成物および目的生成物の二量体、およ
び他のOH官能性化合物およびカニッツァロ反応からの
酸の相当する塩の混合物として生じる。この粗製生成物
を電気透析により脱塩する場合に、水性の、無色のポリ
オール混合物の溶液が残留し、これをそのまままたは濃
縮した形で他の洗浄工程を用いずに更に反応させる、例
えばオレイン酸を用いて潤滑剤を製造するためにエステ
ル化するか、または塗料添加剤を製造するためにアクリ
ル酸を用いてエステル化するような縮合反応を実施する
ことができる。
【0040】それにもかかわらず多官能性アルコールを
混合物から純粋な物質として単離する場合は、蒸留によ
る物質の分離法を使用する。
【0041】
【実施例】以下の実施例により本発明を詳細に説明す
る。
【0042】例 相当する高い塩割合を有する種々の、高度に濃縮した多
官能性アルコールの水溶液を処理した。塩放出器循環中
にアルコール、塩および水からなる混合物を装入した。
受容器相は最初に決められた最低導電率を生じるため
に、わずかな量の分離すべき塩を含有した。電極洗浄液
を、それぞれ使用する場合に関するすでに記載された基
準により選択した。一般にこれは水性アルコール溶液か
ら除去すべきであるのと同じ塩を有する中程度に濃縮し
た溶液であった。
【0043】使用したアルコールは、(1)ジオール
(エタノール(エチレングリコール)、1,4−ブタン
ジオール、ジエチレングリコール)、(2)トリオール
(グリセリン、ネオペンチルグリコール、ペンタエリト
リトール)、および(3)平均分子量約1500g/モ
ルを有するポリアルコール(ポリビニルアルコール、ポ
リエチレンアルコール)であった。
【0044】これらの脂肪族アルコールのほかに、多価
芳香族アルコールの例として、更に1,3−ジヒドロキ
シベンゼン(レゾルシノール)を試験した。
【0045】水中でのアルコールの溶解度が許容される
かぎり、それぞれ40%溶液を計量して供給した。
【0046】ペンタエリトリトールの場合だけは6%溶
液を装入した。塩割合が5%から20%まで変動し、そ
の際残りは水であった。塩としては、(1)NaClお
よびNa2SO4のような無機塩および(2)短鎖および
長鎖有機酸のナトリウム塩およびカリウム塩(酢酸カリ
ウム、ギ酸ナトリウムおよびナトリウムエチルヘキサン
酸)を使用した。
【0047】
【表1】
【0048】図1に示された装置は3つの分離した循環
およびこれに属する受け器を有するStantech社
の電気透析装置からなる。有効膜面積100cm2を有
するこの装置に、5個の相前後するセル単位を取り付け
た。使用した膜はC66−10FおよびAHA−2のト
クヤマソーダ社の製品であった。
【0049】アルコール、塩および水からなる相当する
組合せの正確な重量割合を表2に記載する。
【0050】
【表2】
【0051】試験したアルコール−塩溶液の重量%およ
び分子量で示される出発濃度 電極洗浄溶液の濃度はNa2SO4溶液が10%およびK
2CO3溶液およびNa 2CO3溶液が20%であった。表
3には脱塩溶液のこれに属するアルコールおよび塩を記
載する。電極反応で元素の塩素に還元する塩化物の代わ
りに、洗浄溶液中で炭酸塩を使用した。
【0052】
【表3】
【0053】放出器循環のアルコールおよび塩を有する
電極洗浄溶液の組成および濃度図2〜5には、例として
A8からS1を脱塩する際の塩放出器溶液および塩受容
器溶液中での電流/電圧の変化および導電率の変化を示
す。
【0054】濃縮した塩/アルコール溶液は放出器循環
に存在し、希釈した塩溶液は受容器循環に存在した。電
極に電圧をかけるとすぐに、イオン伝導により電流が流
れた。
【0055】電圧を一定にして、放出器循環中で導電率
の低下により電流の強さが減少した。その際受容器循環
中の導電率の増加は電流の特性に影響しなかった。それ
というのも抵抗を相前後して連結する際に最大抵抗が全
部の特性に決定的に影響するからである。
【0056】物質の移動が電気の移動に比例して進行す
るので、減少した電流により、放出器循環中で導電率の
低下が減少する。導電率の変化がもはやほとんど生じな
くなるまですなわち放出器循環から受容器循環にすべて
の塩が搬送されるまで、試験を実施する。受容器循環中
の導電率の経過における飛躍部分は夜間にわたる試験の
中断の際の温度の変動から生じる。
【0057】すべての試験に関する2つの循環中の塩濃
度の変動を表4に示す。A7を脱塩するまでにすべての
装入した溶液をすぐれた結果で脱塩することができた。
従って最後に達成可能な最低濃度は時間の問題、すなわ
ちどれだけ長く電流が流れるかである。
【0058】
【表4】
【0059】塩放出器循環および塩受容器循環中の開始
濃度および終了濃度塩移動の選択率は、電流効率η、す
なわち電荷の移動(電流)による最大可能な量(N
theoretisch)に関する実際に搬送される塩の物質量
(Ngemessen モル)により表される。
【0060】η=Ngemessen/Ntheoretisch 測定した濃度および装入量および流動した電荷(電流と
時間から積分)から正確な計算により電流効率を算定す
ることができる。これはすでに記載したA7を除いて
0.8からほぼ1.0までの値である。A3およびA5
の脱塩の際に約0.6の値が得られる。
【0061】
【表5】 Fluka Chemie AG、Industrie
str.25、CH−9471 Buchs Riedel−de Haaen Laborchem
ikalien GmbH und Co.KG、D−
30918 Seelze Merck KGaA、Frankfurter St
r.250、D−64293 Darmstadt Wacker−Chemie GmbH、Hanns−
Siedel−Pjatz4、D−81737 Mue
nchen
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電気透析法の装置の図である。
【図2】アルコールA8を脱塩する際の塩放出器溶液お
よび塩受容器溶液中での電圧の変化を示した図である。
【図3】アルコールA8を脱塩する際の塩放出器溶液お
よび塩受容器溶液中での電流の変化を示した図である。
【図4】アルコールA8から塩S1を脱塩する際の塩放
出器溶液中での導電率の変化を示した図である。
【図5】アルコールA8を脱塩する際の塩受容器溶液中
での導電率の変化を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 31/24 C07C 31/24 37/68 37/68 39/08 39/08 41/34 41/34 43/13 43/13 D // C07B 63/00 C07B 63/00 Z (72)発明者 ゲールハルト ヘルペル ドイツ連邦共和国 ノットゥルン レルヒ ェンハイン 84 (72)発明者 フランツ−フェリックス クッピンガー ドイツ連邦共和国 マルル ルドルフ−ヴ ィルショフ−シュトラーセ 37 アー (72)発明者 フリードリッヒ ゲオルク シュミット ドイツ連邦共和国 ハルテルン ブルクテ ラー シュトラーセ 46 (72)発明者 パウルス マルティヌス ヴァン デア ヴェルデン オランダ国 エムカー ヘンゲロ ブロン クホルストストラート 22

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性系からなる水溶性塩から多官能性ア
    ルコールを分離する方法において、分離法として電気透
    析法を使用することを特徴とし、ただし多官能性アルコ
    ールがトリメチロールプロパンを含まないことを条件と
    する、水性系からなる水溶性塩から多官能性アルコール
    を分離する方法。
  2. 【請求項2】 多官能性アルコールがジオール、オリゴ
    マーまたはポリマーのエーテルジオール、トリオールお
    よび高級官能性アルコール、およびポリマーの多官能性
    アルコールから選択される請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ジオールが以下の一般式: HO−R1−OH (式中、R1は線状の脂肪族の単位、線状の不飽和脂肪
    族の単位、分枝の脂肪族の単位、分枝の不飽和脂肪族の
    単位、環式または脂環式の脂肪族の単位、環式または脂
    環式の不飽和脂肪族の単位、芳香族の単位、複素環式芳
    香族の単位またはこれらの単位の組合せを表す)により
    表される請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 ジオールが以下の一般式: CH2ORr−CHORs−CH2ORt (式中、Rr、RsおよびRt基の2つはそれぞれ水素を
    表し、他の基は場合により不飽和のモノカルボン酸基で
    ある)で表されるモノグリセリドである請求項2記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 オリゴマーまたはポリマーのエーテルジ
    オールが以下の一般式: HO−[(−CR23n−O]m−H (式中、R2およびR3はそれぞれ互いに独立に水素また
    は脂肪族の基を表し、nは2以上であり、mは2以上で
    ある)により表される請求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】 トリオールおよび高級官能性アルコール
    が以下の一般式: R4(OH)x (式中、R4は線状の脂肪族の単位、線状の不飽和脂肪
    族の単位、分枝の脂肪族の単位、分枝の不飽和脂肪族の
    単位、環式または脂環式の脂肪族の単位、環式または脂
    環式の不飽和脂肪族の単位、芳香族の単位、複素環式芳
    香族の単位またはこれらの単位の組合せを表し、xは3
    以上である)により表される請求項2記載の方法。
  7. 【請求項7】 ポリマーの多官能性アルコールがポリビ
    ニルアルコール、多糖類、および以下の一般式: 【化1】 (式中、d、e、fおよびgは互いに独立に1以上の整
    数を表す)で表されるポリエーテルポリオールから選択
    される請求項2記載の方法。
  8. 【請求項8】 水性系に含まれる塩および多官能性アル
    コールがそれぞれの飽和濃度までの量で存在する請求項
    1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 電気透析法を10〜50℃の範囲の温度
    で実施する請求項1から8までのいずれか1項記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 電気透析法を4〜10の範囲のpH値
    で実施する請求項1から9までのいずれか1項記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 電気透析法を約7のpH値で実施する
    請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 電気透析法を50〜750A/m2
    範囲の電流密度で実施する請求項1から11までのいず
    れか1項記載の方法。
  13. 【請求項13】 電気透析法を150〜250A/m2
    の範囲の電流密度で実施する請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 電気透析を用いる分離のために使用さ
    れる水性溶液を予め濾過する請求項1から13までのい
    ずれか1項記載の方法。
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