JP2000085596A - 電動式舵取装置 - Google Patents

電動式舵取装置

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JP2000085596A
JP2000085596A JP10262033A JP26203398A JP2000085596A JP 2000085596 A JP2000085596 A JP 2000085596A JP 10262033 A JP10262033 A JP 10262033A JP 26203398 A JP26203398 A JP 26203398A JP 2000085596 A JP2000085596 A JP 2000085596A
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周三 平櫛
Atsushi Tano
淳 田野
Hironori Kotani
博憲 小谷
Kaname Shiroshita
要 城下
Yasuhiro Ishii
康裕 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コラム部及び操舵補助部を夫々独立したユニ
ットとして設計することができ、これらコラム部及び操
舵補助部に設計の自由度を得ることができ、コラム部及
び操舵補助部の汎用性を高めることができ、また、組立
て作業性を向上できるとともに、組立て作業時間の無駄
を少なくすることができるようにする。 【解決手段】 舵輪に連動する舵軸1及びこれを回転可
能に収納するハウジング2を有するコラム部Aを前記舵
輪に加わる操舵トルクに基づいて駆動制御される操舵補
助用の電動モータに連動する動力側の軸3を有する操舵
補助部Bに離脱/再結合することが可能に結合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は操舵補助力の発生源
として電動モータを用いてなる電動式舵取装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用の電動式舵取装置としては、例
えば図15に示す如く一端部が舵輪に連動する舵軸10
0及びこれを回転可能に収納するハウジング101を有
するコラム部Aと、前記舵輪に加わる操舵トルクに基づ
いて駆動制御される操舵補助用の電動モータ(図示せ
ず)及びこれに連動する動力側の軸102を有する操舵
補助部Bとを備えている。
【0003】操舵補助部Bは、舵軸100の他端部に軸
長方向と交差する方向へ圧入される第1のダウエルピン
103によって結合される筒状の入側軸104と、該入
側軸104内に挿入されて、その一端部が前記第1のダ
ウエルピン103によって入側軸104とともに舵軸1
00の他端部に結合されるトーションバー105と、該
トーションバー105の他端部に第2のダウエルピン1
06によって結合されており、前記電動モータと連動す
る出側軸107と、前記トーションバー105の捩じれ
に対応して前記操舵トルクを検出するトルクセンサ10
8と、前記動力側の軸102を支持するとともにトルク
センサ108を収容する動力側ハウジング109とを備
えている。
【0004】また、コラム部Aは、舵軸100の他端部
が軸長方向と交差する方向へ圧入される前記ダウエルピ
ン103によって前記入側軸104及びトーションバー
105の一端部に一体的に結合されており、ハウジング
101はその他端部が前記動力側ハウジング109の一
端部に圧入によって一体的に結合されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上の如く
構成された従来の電動式舵取装置にあっては、コラム部
Aの舵軸100の他端部が操舵補助部Bの入側軸104
及びトーションバー105にダウエルピン103によっ
て離脱が困難に結合される構造であるため、コラム部A
が操舵補助部Bに結合されたユニットとして設計する必
要があり、車種に対する設計の自由度がなかったのであ
る。従って、コラム部A及び操舵補助部Bの汎用性が小
さかったのである。また、コラム部A及び操舵補助部B
を一体化して組立てられるため、その組立て作業性が悪
くて、コスト高となり、また、コラム部A及び操舵補助
部Bが一体化された状態で性能を保証する必要があるた
め、中間工程時に性能の不良が発生している場合、その
性能の不良が全体の組立て完了後に判明することにな
り、組立て作業時間の無駄が多いのである。
【0006】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、コラム部を操舵補助部に離脱/再結合すること
が可能に結合することにより、コラム部及び操舵補助部
を夫々独立したユニットとして設計することができ、こ
れらコラム部及び操舵補助部に設計の自由度を得ること
ができ、コラム部及び操舵補助部の汎用性を高めること
ができ、また、組立て作業性を向上できるとともに、組
立て作業時間の無駄を少なくすることができる電動式舵
取装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る電動式舵
取装置は、舵輪に連動する舵軸及びこれを回転可能に収
納するハウジングを有するコラム部が、前記舵輪に加わ
る操舵トルクに基づいて駆動制御される操舵補助用の電
動モータに連動する動力側の軸を有する操舵補助部に結
合されている電動式舵取装置において、前記コラム部を
前記操舵補助部に離脱/再結合することが可能に結合し
てあることを特徴とする。
【0008】第8発明に係る電動式舵取装置は、舵輪に
連動する舵軸及びこれを回転可能に収納するハウジング
を有するコラム部が、前記舵輪に加わる操舵トルクに基
づいて駆動制御される操舵補助用の電動モータに連動す
る動力側の軸を有する操舵補助部に結合されている電動
式舵取装置において、前記コラム部を前記操舵補助部に
結合する結合手段は、前記舵軸が前記動力側の軸に軸長
方向への移動が可能に嵌合されて該嵌合部にバックラッ
シュ制限部材が設けられている第1の結合部、及び前記
ハウジングが前記操舵補助部に軸長方向への移動が可能
に嵌合されて、前記ハウジングにこれを緊締する緊締具
が設けられている第2の結合部を備えていることを特徴
とする。
【0009】第1発明及び第8発明にあっては、コラム
部が操舵補助部に離脱/再結合することが可能に結合し
てあるから、コラム部及び操舵補助部を夫々独立したユ
ニットとして設計することができ、これらコラム部及び
操舵補助部に設計の自由度を得ることができる。しか
も、コラム部及び操舵補助部を夫々独立したユニットと
して量産することができるから、コラム部及び操舵補助
部の汎用性を高めることができる。また、コラム部及び
操舵補助部を独立して組み立てることができるから、組
立て作業性を向上できるとともに、組立て作業時間の無
駄を少なくすることができる。
【0010】また、第8発明にあっては、コラム部を操
舵補助部に結合したあと、緊締具を操作することによっ
てコラム部及び操舵補助部の結合状態を確実に保持する
ことができ、さらに、コラム部の嵌合部はバックラッシ
ュ制限部材が設けられているため、舵軸のバックラッシ
ュを良好に防止することができる。
【0011】第2発明に係る電動式舵取装置は、前記コ
ラム部を前記操舵補助部に結合する結合手段は、前記舵
軸及び動力側の軸の相対回転を防いで軸長方向への移動
が可能に嵌合する第1の結合部、及び前記ハウジングが
前記操舵補助部に嵌め込みによって結合する第2の結合
部を備えていることを特徴とする。
【0012】第2発明にあっては、第1の結合部が軸長
方向への移動が可能に嵌合された構造であるから、この
第1の結合部を自動車の前面衝突等により運転者から舵
輪に作用する衝撃エネルギーを吸収するための衝撃エネ
ルギー吸収機構を兼ねることができ、従って、独自の衝
撃エネルギー吸収体をなくして衝撃エネルギーを吸収す
るために必要な舵軸の軸長方向へのストロークを確保す
ることができ、電動式舵取装置全体の長さを短くするこ
とができる。
【0013】第3発明に係る電動式舵取装置は、前記第
1の結合部に、前記舵軸のバックラッシュを制限するバ
ックラッシュ制限部材が設けられていることを特徴とす
る。
【0014】第3発明にあっては、バックラッシュ制限
部材によって舵軸のバックラッシュを良好に防止するこ
とができる。
【0015】第4発明に係る電動式舵取装置は、前記第
1の結合部によって結合された舵軸の移動を阻止する移
動阻止体を備えていることを特徴とする。
【0016】第4発明にあっては、移動阻止体によって
舵軸の移動を阻止することができるから、コラム部及び
操舵補助部の結合状態を確実に保持することができる。
【0017】第5発明に係る電動式舵取装置は、前記舵
軸及び動力側の軸は、前記第1の結合部の近くに該結合
部の芯を出すための芯出し嵌合部を備えていることを特
徴とする。
【0018】第5発明にあっては、第1の結合部とは別
個に芯出し嵌合部が設けられているから、結合部の芯出
しを行うことなく舵軸及び動力側の軸を同芯に結合する
ことができる。
【0019】第6発明に係る電動式舵取装置は、前記第
2の結合部は、前記ハウジングの嵌め込み部を緊締する
緊締具を備えていることを特徴とする。
【0020】第6発明にあっては、ハウジングの嵌め込
み部を緊締具によって固定することができるから、緊締
具を弛緩した状態でハウジングの操舵補助部への嵌め込
みを楽に行うことができて、しかも、ハウジングの結合
力を大きくできる。第7発明に係る電動式舵取装置は、
前記第2の結合部は、前記ハウジングを操舵補助部に嵌
め込みしたあとこれを相対回転させることによって軸長
方向への移動を制限する移動制限手段を備えていること
を特徴とする。
【0021】第7発明にあっては、特別の固定具を用い
ることなく、ハウジングの移動を止めることができて、
しかも、嵌め込み構造であるから、結合を簡易に行うこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図3は電動式舵取装置の縦断正面図である。電動式舵取
装置は、図3に示すように、一端部が舵取りのための舵
輪に連動する舵軸1及びこれを回転可能に収納して支持
する筒状のハウジング2を有するコラム部Aと、前記舵
輪に加わる操舵トルクに基づいて駆動制御される操舵補
助用の電動モータ(図示せず)及びこれに連動する動力
側の軸3を有する操舵補助部Bとを備えており、前記コ
ラム部Aが前記操舵補助部Bに離脱/再結合することが
可能に結合してある。
【0023】動力側の軸3は、舵軸1の他端部に離脱/
再結合することが可能に結合される筒状の入側軸31
と、該入側軸31内に挿入されて、その一端部が入側軸
31の一端部に第1のダウエルピン32によって結合さ
れるトーションバー33と、該トーションバー33の他
端部に第2のダウエルピン34によって結合されてお
り、前記電動モータに連動する出側軸35とを備えてい
る。
【0024】また、操舵補助部Bは、前記トーションバ
ー33の捩じれに対応して前記操舵トルクを検出するト
ルクセンサ4と、前記入側軸31及び出側軸35を軸受
を介して支持するとともに、前記トルクセンサ4を収容
する動力側ハウジング5とを備えており、舵輪の回転に
応じた舵取機構の動作を前記電動モータの回転によって
補助し、舵取りのための運転者の労力負担を軽減するよ
うに構成されている。また、出側軸35の他端部は、ユ
ニバーサルジョイントを介してラックピニオン式の舵取
機構に連結されている。
【0025】前記トルクセンサ4は、端面に矩形状の歯
部が周方向に形成されており、前記入側軸31及び出側
軸35に夫々固定される一対の磁性体製リング41をト
ルク検出コイル42の内側に配置し、前記トーションバ
ー33の捩じれに対応して入側軸31側の磁性体製リン
グ41と出側軸35側の磁性体製リング41とが相対回
転したときに前記歯部の対向面積が変化して、トルク検
出コイル42のインピーダンスが変化することにより前
記操舵トルクを検出する非接触式センサが用いられてい
る。
【0026】コラム部Aの舵軸1は、一端部に舵輪が取
付けられる円筒状の第1の軸体11と、該第1の軸体1
1の他端部に相対回転が不能であり、軸長方向への移動
が可能に嵌合される棒状の第2の軸体12と、これら第
1及び第2の軸体11,12の嵌合部に設けられる衝撃
エネルギー吸収体13とを備えている。
【0027】この衝撃エネルギー吸収体13は、運転者
から前記舵輪に作用する衝撃エネルギーを吸収するもの
であって、前記第2の軸体12の一端部外面に軸長方向
に所定の間隔を隔てて設けられる二つの環状の凹所12
a,12aと、第1の軸体11の前記各凹所12a,1
2aとの対応位置に一側から他側に亘って貫通するよう
に設けられた二つの貫通孔11a,11aとに溶融され
た合成樹脂を充填して硬化させることにより形成されて
いる。そして、この衝撃エネルギー吸収体13が第1の
軸体11及び第2の軸体12の間で破断することによっ
て前記衝撃エネルギーを吸収することができるようにし
ている。
【0028】コラム部Aのハウジング2は、一端部の内
面に前記第1の軸体11の一端部を軸受6を介して支持
する第1の筒体21と、該第1の筒体21の他端部内面
に軸長方向への移動が可能に嵌合される第2の筒体22
とを備えており、この第2の筒体22の他端部が前記動
力側ハウジング5の一端部に離脱/再結合することが可
能に結合されている。
【0029】図1はコラム部を操舵補助部に離脱/再結
合することが可能に結合する結合手段部分の拡大した縦
断正面図、図2は図1の平面図である。結合手段は、前
記舵軸1及び動力側の軸3の相対回転を防いで軸長方向
への移動が可能に嵌合されている第1の結合部7と、前
記ハウジング2が前記動力側ハウジング5の一端部に嵌
め込みによって結合される第2の結合部8とを備えてい
る。
【0030】第1の結合部7は、第2の軸体12の他端
部外面に設けるスプライン,セレーション等の第1の凹
凸条部71と、入側軸31の一端部に一体的に設ける連
結筒部72と、該連結筒部72の内面に設けるスプライ
ン,セレーション等の第2の凹凸条部73とを備え、こ
れら第1及び第2の凹凸条部71,73が軸長方向への
移動が可能に嵌合されて、舵軸1の回転を動力側の軸3
に伝達するようにしてあり、また、第2の軸体12のバ
ックラッシュを防止するバックラッシュ制限部材9が設
けられている。
【0031】このバックラッシュ制限部材9は、第2の
軸体12の第1の凹凸条部71にコーティングされた合
成樹脂層91を用いてなり、この合成樹脂層91によっ
て第2の軸体12の軸長方向への移動抵抗を小さくする
とともに、舵軸1の回転方向へのバックラッシュを防止
するようにしてある。舵軸1のバックラッシュは、実用
上許容される範囲のバックラッシュとする。
【0032】第2の結合部8は、一端部に締付ねじ81
aを有しており、他端部にこの締付ねじ81aが螺合さ
れるナット体81bを有する緊締具81を用いてなり、
前記第2の筒体22の他端部に端縁から軸長方向へ延び
る割溝22aを設けて、前記緊締具81を第2の筒体2
2の他端部外面に挿嵌し、前記締付ねじ81aをナット
体81bに螺合することによって第2の筒体22の他端
部を縮径させ、第2の筒体22を動力側ハウジング5の
一端部に緊締して固定する。
【0033】コラム部Aのハウジング2の中間部、詳し
くは第2の筒体22の他端部外面には車体に取付けられ
る取付ブラケット10が着脱が可能に取付けられてい
る。また、この取付ブラケット10は、自動車の前面衝
突等により運転者から舵輪に作用する衝撃エネルギーに
よってコラム部Aが軸長方向へ押圧されたとき破断して
前記衝撃エネルギー吸収体13とともに前記衝撃エネル
ギーを吸収する衝撃エネルギー吸収部材を備えており、
衝撃エネルギーによる前記衝撃エネルギー吸収体13及
び衝撃エネルギー吸収部材の破断によって第1の軸体1
1は第2の軸体12に対して軸長方向へ移動し、第1の
筒体21は第2の筒体22に対して軸長方向へ移動す
る。
【0034】以上の如く構成された実施の形態1の電動
式舵取装置は、コラム部Aの舵軸1を構成する第2の軸
体12が操舵補助部Bの動力側の軸3を構成する入側軸
31に嵌合によって軸長方向への移動が可能に結合され
ており、さらに、コラム部Aのハウジング2を構成する
第2の筒体22が操舵補助部Bの動力側ハウジング5に
嵌め込まれ、緊締具81によって結合されているから、
コラム部A及び操舵補助部Bを夫々独立したユニットと
して量産することができ、コラム部A及び操舵補助部B
の汎用性を高めることができる。しかも、コラム部A及
び操舵補助部Bを独立して組み立てることができるか
ら、組立て作業性を向上できるとともに、組立て作業時
間の無駄を少なくすることができる。また、コラム部A
及び操舵補助部Bを夫々独立したユニットとして設計す
ることができ、これらコラム部A及び操舵補助部Bに設
計の自由度を得ることができる。
【0035】また、コラム部Aのハウジング2は緊締具
81によって軸長方向への移動を阻止することができる
から、コラム部A及び操舵補助部Bの結合状態を確実に
保持することができ、また、第1の結合部7は凹凸条部
71,73が嵌合された構造であるから、この第1の結
合部7を自動車の前面衝突等により運転者から舵輪に作
用する衝撃エネルギーを吸収する衝撃エネルギー吸収機
構を兼ねることができる。従って、独自の衝撃エネルギ
ー吸収体をなくして衝撃エネルギーを吸収するために必
要な舵軸の軸長方向へのストロークを確保することがで
き、電動式舵取装置全体の長さを短くすることができ
る。また、第1の凹凸条部71にはコーティングされた
合成樹脂層91が設けられているため、例えば舵輪に設
けられた警音器押しボタンのボディアースヘ流れる電流
が舵軸から動力側の軸3へ流れるのを合成樹脂層91に
よって良好に防ぐことができ、前記トルクセンサ4の特
性が乱れるのを良好に防ぐことができる。
【0036】図4は第1の結合部7の別の形態を示す断
面図である。この図4においては、前記第2の軸体12
を中実部材とし、前記入側軸31に連結筒部72を設け
て第2の軸体12の外面及び連結筒部72の内面に凹凸
条部71,73を設ける代わりに、第2の軸体12の少
なくとも他端部を筒状とし、この筒状部内に前記第1の
凹凸条部71を設け、前記入側軸31の一端部に棒状の
嵌合軸部75を設け、該嵌合軸部75の外面に前記第2
の凹凸条部73を設けたものであり、その他の構成及び
作用は図1〜図3に示した実施の形態1と同じであるた
め、共通部品については同じ符号を付し、その詳細な説
明及び作用を省略する。
【0037】前記第1の結合部7には前記バックラッシ
ュ制限部材9が設けられている。このバックラッシュ制
限部材9は、前記第2の凹凸条部73にコーティングさ
れた合成樹脂層91を用いてなり、この合成樹脂層91
によって第2の軸体12の軸長方向への移動抵抗を小さ
くするとともに、舵軸1のバックラッシュを防止するよ
うにしてある。
【0038】図5の(a) 、(b) は前記バックラッシュ制
限部材の別の形態を示す正面図である。図5の(a) に示
すバックラッシュ制限部材9は第2の軸体12の他端部
外面に嵌合するリングばね92を用いてなり、第2の軸
体12の他端部に軸端から軸長方向へ延びる割溝12b
を設け、前記リングばね92の弾性復元力によって第2
の軸体12の他端部を縮径させ、第2の軸体12のバッ
クラッシュを防ぐようにしてある。
【0039】また、図5の(b) に示すバックラッシュ制
限部材9は一端部に締付ねじ93aを有しており、他端
部にこの締付ねじ93aが螺合されるナット体を有する
バンド体93を用いてなり、このバンド体93を、前記
割溝12bが設けられている第2の軸体12の他端部外
面に挿嵌して前記締付ねじ93aをナット体に螺合する
ことによって第2の軸体12の他端部を縮径させ、第2
の軸体12のバックラッシュを防ぐようにしてある。
【0040】実施の形態2 図6は電動式舵取装置の縦断正面図である。この実施の
形態2では、前記動力側の軸3を構成する入側軸31に
舵軸1を直接結合する代わりに、前記入側軸31の一端
部に前記第1のダウエルピン32によって結合される筒
状の連結軸36を設け、該連結軸36の一端部内面に前
記第2の凹凸条部73を設け、棒状に形成された前記舵
軸1の他端部外面に前記第1の凹凸条部71を設けたも
のであり、その他の構成及び作用は図1〜図3に示した
実施の形態1と同じであるため、共通部品については同
じ符号を付し、その詳細な説明及び作用を省略する。
【0041】実施の形態2において、コラム部Aを構成
するハウジング2の第2の筒体22の他端部は動力側ハ
ウジング5の一端部外面に離脱/再結合することが可能
に嵌め込みによって嵌合されており、また、前記第1の
結合部7には前記バックラッシュ制限部材9が設けられ
ている。このバックラッシュ制限部材9は、前記第1の
凹凸条部71にコーティングされた合成樹脂層91を用
いてなり、この合成樹脂層91によって舵軸1の軸長方
向への移動抵抗を小さくするとともに、舵軸1のバック
ラッシュを防止するようにしてある。また、前記衝撃エ
ネルギー吸収体13をなくして前記舵軸1を一体的に形
成している。
【0042】前記第2の筒体22の他端部内面には前記
連結軸36の他端部外面と接触することが可能な軸受2
0を設けて、連結軸36の他端部を第2の筒体22で支
持し、連結軸36の芯振れをなくするようにしてあり、
また、前記第1の筒体21の他端部内面及び第2の筒体
22の一端部外面間には、第1及び第2の筒体21,2
2の軸長方向への相対移動抵抗を少なくするための合成
樹脂製の案内筒60が設けられている。
【0043】実施の形態2にあっては、前記合成樹脂層
91を用いてなるバックラッシュ制限部材9が前記衝撃
エネルギー吸収体13を兼ねている。従って、自動車の
前面衝突等により運転者から舵輪に作用する衝撃エネル
ギーによってコラム部Aが軸長方向へ押圧されたとき舵
軸1が連結軸36に対して軸長方向へ移動し、合成樹脂
層91によって前記衝撃エネルギーを吸収することがで
きる。このように第1の結合部7によって衝撃エネルギ
ーを吸収することができ、独自の衝撃エネルギー吸収体
13をなくすることができるから、衝撃エネルギーを吸
収するのに必要な舵軸の軸長方向へのストロークを確保
することができ、電動式舵取装置全体の長さを短くする
ことができる。
【0044】図7、図8は前記バックラッシュ制限部材
の別の形態を示す断面図である。図7に示すバックラッ
シュ制限部材9はコーティングされた前記合成樹脂層9
1を用いる代わりに、板ばねなどの弾性体94を用いて
なり、前記舵軸1の第1の凹凸条部71の周面一側に凹
所12cを設けて、該凹所12cに前記弾性体94を収
容し、該弾性体94を前記連結軸36の第2の凹凸条部
73に接触させ、弾性体94の弾性復元力によって第1
の凹凸条部71を第2の凹凸条部73に押圧し、舵軸1
のバックラッシュを防ぐようにしてある。
【0045】また、図8に示すバックラッシュ制限部材
9はコーティングされた前記合成樹脂層91を用いる代
わりに、前記舵軸1の第1の凹凸条部71に成形された
合成樹脂層95を用いてなり、前記舵軸1の第1の凹凸
条部71に環状溝12dを設けて、該環状溝12dに前
記合成樹脂層95が成形されている。
【0046】実施の形態3 図9は電動式舵取装置の縦断正面図である。この実施の
形態3では、舵軸1の第1の軸体11及び第2の軸体1
2の嵌合部の嵌合長さを調節するテレスコピック機構が
設けられている電動式舵取装置において、前記テレスコ
ピック機構部を前記第1の結合部7とし、前記第2の結
合部8を、前記第2の筒体22の他端部が前記動力側ハ
ウジング5の一端部内面に嵌め込みによって離脱/再結
合することが可能に結合される構成としたものであり、
その他の構成及び作用は図1〜図3に示した実施の形態
1と同じであるため、共通部品については同じ符号を付
し、その詳細な説明及び作用を省略する。
【0047】実施の形態4 図10は電動式舵取装置の要部の縦断正面図、図11は
側面図、図12はコラム部を離脱した形態の断面図、図
13は電動式舵取装置を車体に取付けた例を示す模式図
である。この実施の形態4では、前記舵軸1を動力側の
軸3に軸長方向への移動が可能に嵌合するだけでなく、
前記舵軸1の他端部外面に、第1のねじ部12e及び該
ねじ部12eよりも小径である第1の凹凸条部71を設
けて前記ねじ部12eにナットを用いてなる移動阻止体
76を螺合し、前記入側軸31の連結筒部72内に前記
凹凸条部71に対応する第2の凹凸条部73を、また、
連結筒部72の外面に前記移動阻止体76が螺合される
第2のねじ部72aを設けたものであり、その他の構成
及び作用は図1〜図3に示した実施の形態1と同じであ
るため、共通部品については同じ符号を付し、その詳細
な説明及び作用を省略する。
【0048】実施の形態4において、ハウジング2の第
2の筒体22の他端部は動力側ハウジング5の一端部外
面に離脱/再結合することが可能に嵌め込みによって嵌
合されている。
【0049】また、動力側ハウジング5の中途部及び他
端部にはロアーブラケット61用の複数の取付孔51が
前記動力側の軸3の回転方向に所定の間隔を隔てて夫々
複数個、詳しくは8個が設けられており、動力側ハウジ
ング5の中途部又は他端部にロアーブラケット61を取
付けることができるように構成してある。従って、これ
ら取付孔51及びロアーブラケット61の形状によって
電動モータ30を配置する位置を容易に変更することが
できる。
【0050】この実施の形態4にあっては、移動阻止体
76を螺進させてこれの一部を入側軸31のねじ部72
aに螺合することによって舵軸1の移動を阻止すること
ができるから、コラム部A及び操舵補助部Bの結合状態
を確実に保持することができる。
【0051】実施の形態5 図14の(a) は第2の結合部の斜視図、図14の(b) は
第1の結合部の斜視図である。この実施の形態5では、
舵軸1の他端部に、内面に第1の凹凸条部71を有する
連結筒体14及び前記凹凸条部71と連続する芯出し孔
15を同芯に設け、入側軸31の一端部に前記第1の凹
凸条部71に嵌合される第2の凹凸条部73及びこれと
連続する芯出し軸部37を同芯に設けており、また、前
記動力側ハウジング5の一端部外面に、複数の突起82
を周方向に所定の間隔を隔てて配置し、前記ハウジング
2の他端部に前記突起82に対応する幅で軸長方向に切
欠された第1の切欠部23及び該切欠部23と連続して
周方向に切欠された第2の切欠部24を設けたものであ
り、その他の構成及び作用は図1〜図3に示した実施の
形態1と同じであるため、共通部品については同じ符号
を付し、その詳細な説明及び作用を省略する。
【0052】実施の形態5において、前記連結筒体14
は、軸長方向へ延びる割溝14a及びこの割溝14aと
交差する締付ねじ16が設けられており、また、動力側
ハウジング5の一端部外面には前記突起82の配置域と
同芯の芯出し部52及び少なくとも一つの凹所53を設
け、第2の筒体22の他端部内面には前記芯出し部52
に対応する芯出し部22bを設けている。
【0053】この実施の形態5にあっては、舵軸1の第
1の凹凸条部71を入側軸31の第2の凹凸条部73に
嵌合するとともに芯出し軸部37を芯出し孔15に嵌合
することによって舵軸1を入側軸31に相対回転ができ
ないように同芯に結合することができるとともに、舵軸
1の芯振れを防止することができ、さらに、締付ねじ1
6を緊締することによって、舵軸1の移動を制限するこ
とができる。また、ハウジング2の第1の切欠部23を
動力側ハウジング5の突起82に挿嵌して、ハウジング
2を周方向へ回すことによって突起82が第2の切欠部
24に嵌合され、ハウジング2の軸長方向への移動を制
限して結合することができる。このとき、芯出し部22
b,52同士が嵌合されることになり、ハウジング2を
動力側ハウジング5と同芯にすることができる。また、
ハウジング2の移動を制限して結合したあと、ハウジン
グ2の他端部の前記凹所53との対向部分を前記凹所5
3内へかしめることによってハウジング2の回転を制限
でき、ハウジング2の結合状態を確実に保持することが
できる。
【0054】尚、以上説明した実施の形態1〜5におけ
る第1の結合部7は、凹凸条部71及び凹凸条部73を
備える構造である他、例えば断面楕円形,断面四角形の
非円形の構造としてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上詳述した如く第1発明及び第8発明
によれば、コラム部が操舵補助部に離脱/再結合するこ
とが可能に結合してあるから、コラム部及び操舵補助部
を夫々独立したユニットとして設計することができ、こ
れらコラム部及び操舵補助部に設計の自由度を得ること
ができる。しかも、コラム部及び操舵補助部を夫々独立
したユニットとして量産することができるから、コラム
部及び操舵補助部の汎用性を高めることができる。ま
た、コラム部及び操舵補助部を独立して組み立てること
ができるから、組立て作業性を向上できるとともに、組
立て作業時間の無駄を少なくすることができる。
【0056】また、第8発明によれば、コラム部を操舵
補助部に結合したあと、緊締具を操作することによって
コラム部及び操舵補助部の結合状態を確実に保持するこ
とができ、さらに、コラム部の嵌合部はバックラッシュ
制限部材が設けられているため、舵軸のバックラッシュ
を良好に防止することができる。
【0057】第2発明によれば、第1の結合部が軸長方
向への移動が可能に嵌合された構造であるから、この第
1の結合部を自動車の前面衝突等により運転者から舵輪
に作用する衝撃エネルギーを吸収する衝撃エネルギー吸
収機構を兼ねることができ、従って、独自の衝撃エネル
ギー吸収体をなくして衝撃エネルギーを吸収するために
必要な舵軸の軸長方向へのストロークを確保することが
でき、電動式舵取装置全体の長さを短くすることができ
る。
【0058】第3発明によれば、バックラッシュ制限部
材によって舵軸のバックラッシュを良好に防止すること
ができる。
【0059】第4発明によれば、移動阻止体によって舵
軸の移動を阻止することができるから、コラム部及び操
舵補助部の結合状態を確実に保持することができる。
【0060】第5発明によれば、第1の結合部とは別個
に芯出し嵌合部が設けられているから、結合部の芯出し
を行うことなく舵軸及び動力側の軸を同芯に結合するこ
とができる。
【0061】第6発明によれば、ハウジングの嵌め込み
部を緊締具によって固定することができるから、緊締具
を弛緩した状態でハウジングの操舵補助部への嵌め込み
を楽に行うことができて、しかも、ハウジングの移動を
確実に防止でき、コラム部及び操舵補助部の結合状態を
確実に保持することができる。
【0062】第7発明によれば、特別の固定具を用いる
ことなく、ハウジングの移動を止めることができて、し
かも、嵌め込み構造であるから、結合を簡易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動式舵取装置のコラム部を操舵
補助部に離脱/再結合することが可能に結合する結合手
段部分の拡大した縦断正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明に係る電動式舵取装置の実施の形態1の
縦断正面図である。
【図4】本発明に係る電動式舵取装置の第1の結合部の
別の形態を示す断面図である。
【図5】本発明に係る電動式舵取装置のバックラッシュ
制限部材の別の形態を示すもので、(a) 、(b) はその正
面図である。
【図6】本発明に係る電動式舵取装置の実施の形態2の
縦断正面図である。
【図7】本発明に係る電動式舵取装置のバックラッシュ
制限部材の別の形態を示す断面図である。
【図8】本発明に係る電動式舵取装置のバックラッシュ
制限部材の別の形態を示す断面図である。
【図9】本発明に係る電動式舵取装置の実施の形態3の
縦断正面図である。
【図10】本発明に係る電動式舵取装置の実施の形態4
の縦断正面図である。
【図11】図10の側面図である。
【図12】図10のコラム部を離脱した形態の断面図で
ある。
【図13】図10の電動式舵取装置を車体に取付けた例
を示す模式図である。
【図14】本発明に係る電動式舵取装置の実施の形態5
を示すもので、(a) は第2の結合部の斜視図、(b) は第
1の結合部の斜視図である。
【図15】従来例を示す電動式舵取装置の縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
1 舵軸 2 ハウジング 3 動力側の軸 7 第1の結合部 8 第2の結合部 9 バックラッシュ制限部材 15 芯出し孔(芯出し嵌合部) 37 芯出し軸部(芯出し嵌合部) 76 移動阻止体 81 緊締具 23 切欠部(移動制限手段) 24 切欠部(移動制限手段) 82 突起(移動制限手段) A コラム部 B 操舵補助部
フロントページの続き (72)発明者 小谷 博憲 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 (72)発明者 城下 要 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 (72)発明者 石井 康裕 大阪府大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内 Fターム(参考) 3D033 CA00 CA16 CA28

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 舵輪に連動する舵軸及びこれを回転可能
    に収納するハウジングを有するコラム部が、前記舵輪に
    加わる操舵トルクに基づいて駆動制御される操舵補助用
    の電動モータに連動する動力側の軸を有する操舵補助部
    に結合されている電動式舵取装置において、前記コラム
    部を前記操舵補助部に離脱/再結合することが可能に結
    合してあることを特徴とする電動式舵取装置。
  2. 【請求項2】 前記コラム部を前記操舵補助部に結合す
    る結合手段は、前記舵軸及び動力側の軸の相対回転を防
    いで軸長方向への移動が可能に嵌合する第1の結合部、
    及び前記ハウジングが前記操舵補助部に嵌め込みによっ
    て結合する第2の結合部を備えている請求項1記載の電
    動式舵取装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の結合部に、前記舵軸のバック
    ラッシュを制限するバックラッシュ制限部材が設けられ
    ている請求項2記載の電動式舵取装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の結合部によって結合された舵
    軸の移動を阻止する移動阻止体を備えている請求項2又
    は請求項3記載の電動式舵取装置。
  5. 【請求項5】 前記舵軸及び動力側の軸は、前記第1の
    結合部の近くに該結合部の芯を出すための芯出し嵌合部
    を備えている請求項2から請求項4の何れかに記載の電
    動式舵取装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の結合部は、前記ハウジングの
    嵌め込み部を緊締する緊締具を備えている請求項2記載
    の電動式舵取装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の結合部は、前記ハウジングを
    操舵補助部に嵌め込みしたあとこれを相対回転させるこ
    とによって軸長方向への移動を制限する移動制限手段を
    備えている請求項2記載の電動式舵取装置。
  8. 【請求項8】 舵輪に連動する舵軸及びこれを回転可能
    に収納するハウジングを有するコラム部が、前記舵輪に
    加わる操舵トルクに基づいて駆動制御される操舵補助用
    の電動モータに連動する動力側の軸を有する操舵補助部
    に結合されている電動式舵取装置において、前記コラム
    部を前記操舵補助部に結合する結合手段は、前記舵軸が
    前記動力側の軸に軸長方向への移動が可能に嵌合されて
    該嵌合部にバックラッシュ制限部材が設けられている第
    1の結合部、及び前記ハウジングが前記操舵補助部に軸
    長方向への移動が可能に嵌合されて、前記ハウジングに
    これを緊締する緊締具が設けられている第2の結合部を
    備えていることを特徴とする電動式舵取装置。
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