JP2000085554A - ブレーキ力制御装置 - Google Patents

ブレーキ力制御装置

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JP2000085554A
JP2000085554A JP10259674A JP25967498A JP2000085554A JP 2000085554 A JP2000085554 A JP 2000085554A JP 10259674 A JP10259674 A JP 10259674A JP 25967498 A JP25967498 A JP 25967498A JP 2000085554 A JP2000085554 A JP 2000085554A
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brake
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hydraulic
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Takashi Sakai
孝 坂井
Katsuhiro Miyata
勝弘 宮田
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Akebono Brake Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブレーキ油圧に発生している振動と車輪回転速
度変動の振動とが同期している時に、現在発生している
ブレーキ油圧と逆位相のブレーキ油圧を発生することに
より、ディスクブレーキの振動を能動的に減衰させ、ジ
ャダーの発生を防止する。 【解決手段】ブレーキ油圧変動を検出する油圧変動周波
数検出手段と、車輪速度変動を検出する速度変動周波数
検出手段と、前記油圧変動周波数検出手段および速度変
動周波数検出手段から出力される油圧変動周波数と速度
変動周波数とを比較し両検出周波数が同期している時
に、現在発生しているブレーキ油圧とは逆位相の油圧を
発生する油圧発生手段4とを備えてなるブレーキ力制御
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクブレーキ
の振動を能動的に減衰させて制動時に発生する不快な振
動(ジャダー、ブレーキ鳴き)を抑制することができる
ブレーキ力制御装置に関するものであり、さらに詳細に
は、ブレーキ油圧に発生している振動と車輪回転速度変
動の振動とが同期している時に、現在発生しているブレ
ーキ油圧と逆位相のブレーキ油圧を発生することによ
り、ディスクブレーキの振動を能動的に減衰させること
ができるブレーキ力制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりブレーキ装置により制動力を発
生させた場合、制動中に摩擦熱等によってディスクロー
タの摺動面に肉厚変動が生じることがあり、この肉厚変
動が制動時に異常振動(ジャダー)やブレーキ鳴きを引
き起こす原因となっている。このため、こうしたジャダ
ーやブレーキ鳴きを防止するために、原因となっている
ブレーキ振動を能動的な手法で抑制する装置として特開
平4−54324号公報、特開平4−54325号公報
等が提案されている。上記公報に記載された装置は、圧
電素子を用いてパッドの振動を検出し、その検出信号に
基づいて圧電素子を用いてパッドのブレーキ振動を相殺
する方向の振動を加えてブレーキ振動を減衰させるもの
であるが、この装置は、ブレーキキャリパ内に圧電素子
の組付ける際に高い精度を必要としているため実用的で
はない。
【0003】このため、上記問題点を解決するために特
開平9−60669号公報に記載されている装置が提案
されている。この装置は、振動検出手段を用いてブレー
キパッドからブレーキ振動を検出し、前記振動検出手段
が検出した信号を基に前記ブレーキ振動を打ち消す方向
の振動を加振手段からパッドに加えるディスクブレーキ
用制振装置において、後面にブレーキ液圧を受ける固定
用ピストンを設け、その固定用ピストンで前記振動検出
手段および加振手段をそのパッドの背面にパッド押圧方
向に押し当てる構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公知のい
ずれの装置も、ディスクロータに発生している振動を全
て抑制するものであり、実用上で次のような不都合が生
じる。即ち、ディスクロータに発生する振動には、ブレ
ーキ系として必要な安定した振動(例えば、ロータの振
れ、足回り、キャリパ等から伝達される振動)を含んで
おり、こうした振動は、特にドライバーにとって違和感
を与えない良性の振動である。しかし特開平9−606
69号公報に記載されているものでは、こうした振動の
評価をせずにディスクロータに発生する全ての振動を抑
制することになるため、逆にドライバーにとって不快な
振動を強調する作用を果たすことがある。言い換える
と、上記装置によって逆位相でブレーキ振動を打ち消す
振動を与えるということは、逆に振動の増幅または振動
が全くなるなることで、ドライバーに異和感を与える振
動を引き出す可能性が高くなる。また前記従来装置は構
造が複雑であり、コストの低減が難しい。
【0005】そこで、本発明は、ブレーキ油圧に発生し
ている振動と車輪回転速度変動の振動とが所定の関係と
なった時(ジャダーが発生した時)に、逆位相のブレー
キ油圧を発生することにより、ディスクブレーキの振動
を能動的に減衰させることができる簡単なブレーキ力制
御装置を提供し、上述の問題点を解決することを目的と
する。本発明は、ディスクブレーキに発生する不快な振
動(ジャダーやブレーキ鳴き)に限って振動を抑制でき
るため、良性の振動をそのまま残すことができ、制動時
にドライバーに心理的な安心感を与えることができる。
また油圧振動発生装置は先述した先行技術のようにブレ
ーキキャリパ内に組み込んだ構成を採用せずに別体の構
成としたため、構成が簡単化され、さらに現在搭載中の
ブレーキシステムにも容易に後付けすることができる。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明が採用
した技術解決手段は、ブレーキ油圧変動を検出する油圧
変動周波数検出手段と、車輪速度変動を検出する速度変
動周波数検出手段と、前記油圧変動周波数検出手段およ
び速度変動周波数検出手段から出力される油圧変動周波
数と速度変動周波数とを比較し検出両周波数が同期して
いる時に現在発生しているブレーキ油圧とは逆位相の油
圧を発生する油圧発生手段とを備えてなるブレーキ力制
御装置であり、ブレーキ油圧変動を検出する油圧変動周
波数検出手段と、車輪速度変動を検出する速度変動周波
数検出手段と、前記油圧変動周波数検出手段および速度
変動周波数検出手段から出力される油圧変動周波数と速
度変動周波数とを比較し検出両周波数が同期している時
に現在発生しているブレーキ油圧とは逆位相の油圧を発
生する油圧発生手段とを備え、前記油圧発生手段は、シ
リンダ状の本体と、該シリンダ状本体内に液密状態で且
つ摺動自在に収納してなるピストンと、該ピストンを振
動させる圧電素子とを備え、この油圧発生手段はマスタ
ーシリンダからキャリパにブレーキ油圧を発生する配管
の途中に設けられてなることを特徴とするブレーキ力制
御装置である。
【0007】
【実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実施の形
態を説明すると、図1は本ブレーキ力制御装置の第1実
施形態に係わる全体構成図、図2は同制御システムの構
成図、図3は油圧振動を相殺する様子を説明する図、図
4は油圧振動が抑制された状態のブレーキ油圧状態を示
す図、図5はジャダー発生を判定するためのフローチャ
ートである。
【0008】図1において、1はブレーキぺダル、2は
倍力装置、3はマスターシリンダ、3aはリザーバ、4
は油圧発生手段としての油圧振動発生装置、5はブレー
キ油圧の振動を検出する油圧センサ、6はブレーキキャ
リパ、7はディスクロータ、8はトーンホイール、9は
車輪の回転速度を検出するスピードセンサ、10は油圧
変動周波数検出手段と車輪速度変動を検出する速度変動
周波数検出手段とを備えてなる電子制御装置であり、油
圧振動発生装置4および電子制御装置10内のプログラ
ムを除く構成要素は、従来公知のものを使用している。
図中実線は油圧回路、点線は電気信号回路を示す。
【0009】油圧振動発生装置4は、シリンダ状本体4
aと本体4a内に液密状態で摺動自在に設けられている
ピストン4bと、このピストン4bに振動を与える圧電
素子4cと、ピストン4bによって区画されマスターシ
リンダ3およびブレーキキャリパ6に連通している油圧
室4eとを備えており、電子制御装置10からの信号に
より圧電素子4cが後述する制御態様によりピストン4
bを作動させ、現在ブレーキ油圧に発生している振動と
は逆位相の油圧を発生してブレーキキャリパに伝達でき
るようになっている。
【0010】このブレーキ力制御装置では、ブレーキぺ
ダル1を操作すると倍力装置2を介してマスターシリン
ダ3に所定の油圧が発生し、この油圧がブレーキキャリ
パ6に供給されて、ブレーキが作動する。また、ブレー
キ作動中に発生するブレーキ油圧振動は油圧センサ5
で、また車輪回転速度はスピードセンサ9で検出され、
電子制御装置10に出力される。電子制御装置10では
後述する制御フローにしたがって、圧電素子4cを作動
させ、ピストン4bを振動させて、現在発生している油
圧と逆位相の油圧を発生させ、ディスクロータ7に発生
している振動を能動的に抑制する。
【0011】図2を参照して、制御システムの構成図を
説明する。制御システムは、油圧センサ5からの信号お
よびスピードセンサ9からの信号に基づいてジャダーの
発生を判定するジャダー発生判定回路11とこの回路か
らの指令により接続されるスイッチ12と、信号反転器
13と、増幅回路14とを備えており、これらは電子制
御装置10内に組み込まれており、増幅回路14からの
出力により前述の油圧振動発生装置4が作動される。具
体的には、電子制御装置10内のジャダー発生判定回路
が、油圧センサ5、スピードセンサ9からの信号に基づ
いてジャダー発生を判定するとその信号によりスイッチ
12が閉じられ、油圧センサ5からの信号が信号反転器
13で反転され、さらに増幅回路14で増幅され、油圧
振動発生装置4に出力される。油圧振動発生装置4で
は、図3に示すように現在発生している油圧P1とは逆
位相の油圧P2を発生させ、現在発生している油圧振動
を相殺してブレーキ油圧の振動を無くしてディスクロー
タの振動を抑制する。図4に油圧振動発生装置4が作動
され、油圧振動が解消された状態の油圧を示す。
【0012】次にジャダー発生判定回路で実行される制
御フローを説明する。プログラムがステップS1でスタ
ートすると、ステップS2で油圧センサ5から現在の油
圧を検出し、ステップS3で油圧変動周波数検出手段を
構成するカウンタ回路によってブレーキ油圧の油圧変動
周波数Pfを演算する。また、ステップS4ではスピー
ドセンサ9から車輪の回転速度を検出し、ステップS5
で速度変動周波数検出手段を構成するカウンタ回路によ
って車輪の速度変動周波数Vwfを演算する。そしてス
テップS6でコンパレータにより油圧変動周波数Pf
と、車輪の速度変動周波数Vwfとが次の式を満足して
いるか否かを判定する。 Pf=k・Vwf ここでk=は整数である。上記係数kはディスクロータ
に発生している良性の振動とジャダーとの区別を付ける
ために設けられている。
【0013】そして、ジャダーが発生していると判定さ
れると、ステップS7に進んで先述のスイッチ12がO
Nとなり、油圧振動発生装置4が作動されて、ディスク
ロータの振動を抑制する。また、ジャダーが発生してい
ないと判定されると、ステップS8に進んで先述のスイ
ッチ12がOFFのままであり、油圧振動発生装置4は
作動されない。
【0014】ところで、上記係数kの意味について説明
すると、制動中のディスクロータには、図6中点線で示
すような、ロータの振れ、足回り、ブレーキキャリパ6
等から伝達される振動〔周波数15Hz〜0.5Hz
(速度100Km/h〜5Km/h)〕が常に発生して
いる。これに対して、ディスクロータの摺動面に発生す
る肉厚変動が原因のディスクロータの振動(ジャダーや
ブレーキ鳴き)は、図6中実線で示すように周波数60
0Hz〜20Hz(速度100Km/h〜5Km/h)
であり、両者の周波数には大きな相違がある。このた
め、本発明ではディスクロータに発生しているいわゆる
良性の振動とジャダー等の不快な振動を区別するため
に、係数kを与えることにより、両者の振動を明確に区
別し、これによってジャダー発生時に限ってディスクロ
ータの振動を抑制するようにしている。この結果、ディ
スクブレーキに発生する良性の振動をそのまま残すこと
ができ、制動時にドライバーに心理的な安心感を与える
ことができる。
【0015】次に第2実施形態を図7を参照して説明を
する。第2実施形態は、ブレーキ装置内に組み込まれて
いるアンチロックブレーキ制御用の油圧ユニットを油圧
振動発生装置に流用したものであり、図中、21はアキ
ュムレータ、22はアキュムレータ用の油圧センサ、2
3は液圧ポンプ、24は液圧ポンプ駆動用モータ、25
はアンチロック制御を実行するために(イ)(ロ)
(ハ)の3位置を切り換えることができる3位置切換
弁、26は減圧弁であり、図中で使用されている符号の
内、第1実施形態のものと同じ符号は同じ機能を有する
構成要素である。
【0016】この形態では、ジャダー発生判定回路がジ
ャダーの発生を判定すると、3位置切換弁25、減圧弁
26を切換えて次のようにしてディスクロータに発生し
たジャダーを抑制する。即ち、ジャダーの振動を抑制す
るためにブレーキ油圧に逆位相の油圧を発生させるに
は、加圧時に減圧弁26を閉じ、3位置切換弁25を
(ハ)の位置に切換えてアキュムレータ21からの油圧
をホイールシリンダに供給し、また減圧時には減圧弁2
6を開き、3位置切換弁25を(イ)の位置に切換えて
アキュムレータ21からの油圧の供給を停止し、ホイー
ルシリンダ内の油圧をリザーバ3aに還流して減圧す
る。なお、減圧弁26および3位置切換弁25は通電時
間と非通電時間の比を変えることで加圧や減圧レートを
変えることができるデューテイ制御により制御される。
【0017】第3実施形態を図8を参照して説明する。
第3実施形態は、自動ブレーキ等の機能を備えたハイド
ロブースタの高圧パワーソースと電磁弁を油圧振動発生
装置に流用したものであり、図中、31はアキュムレー
タ、32はアキュムレータ用の油圧センサ、33はアキ
ュムレータ蓄圧用液圧ポンプ、34は同液圧ポンプ駆動
用モータ、35は加圧弁、36は流路遮断弁、37は減
圧弁、38はアンチロック制御用液圧ポンプ、39は同
制御用液圧ポンプの駆動モータ、40はアンチロック制
御用リザーバであり、図中で使用されている符号の内、
第1実施形態のものと同じ符号は同じ機能を有する構成
要素である。
【0018】この形態では、ジャダー発生判定回路がジ
ャダーの発生を判定すると、加圧弁35、流路遮断弁3
6、減圧弁37を切換えて次のようにしてディスクロー
タに発生したジャダーを抑制する。即ち、ディスクロー
タの振動を抑制するためにブレーキ油圧に逆位相の油圧
を発生させるには、加圧時には、加圧弁35を開き、流
路弁36を閉じ、減圧弁37を閉じて、アキュムレータ
31からの油圧をホイールシリンダに供給し、また減圧
時には加圧弁35を閉じ、流路遮断弁36を閉じ、減圧
弁37を開いてホイールシリンダ内の油圧をアンチロッ
ク制御用リザーバ40に還流して減圧する。リザーバ4
0に還流したブレーキ液はアンチロック制御用液圧ポン
プ38によってリザーバにくみ上げられる。なお、加圧
弁35、減圧弁37は、作動中に、通電時間と非通電時
間の比を変えることで加圧や減圧レートを変えることが
できるデューテイ制御により制御される。
【0019】上記のように本発明は、ブレーキ油圧変動
周波数を検出し、さらに速度変動周波数を検出して、そ
れらの周波数を比較し両周波数が同期している時には、
現在発生しているブレーキ油圧とは逆位相の油圧を発生
することで、ディスクロータに発生している所謂良性の
振動とジャダー等の不快な振動を区別することができ、
ジャダー発生時に限ってディスクロータの振動を抑制す
るようにして、ディスクブレーキに発生する良性の振動
をそのまま残すことができ、制動時にドライバーに心理
的な安心感を与えることができる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明によれば、
ブレーキ油圧に発生している振動と車輪回転速度変動の
振動とが所定の関係となった時(ジャダーが発生した
時)に、逆位相のブレーキ油圧を発生することにより、
ディスクブレーキの振動を能動的に減衰させることがで
きる。この結果、ディスクブレーキに発生する不快な振
動(ジャダーやブレーキ鳴き)に限って振動を抑制でき
るため、良性の振動をそのまま残すことができ、制動時
にドライバーに心理的な安心感を与えることができる。
またディスクロータのジャダー防止用の油圧振動発生装
置はブレーキキャリパとは別体の構成されているため、
現在搭載中のブレーキシステムにも容易に後付けするこ
とができる。さらに、アンチロック制御システム等に使
用されている電磁弁を油圧振動発生装置4として流用す
ることで、電子制御装置内のプログラムを変更するだけ
で特別な部品を付加することなく簡単に油圧振動発生機
能を実現することができる。等の優れた作用効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本ブレーキ力制御装置の第1実施形態に係わる
全体構成図である。
【図2】同制御システムの構成図である。
【図3】油圧振動を相殺する様子を説明する図である。
【図4】油圧振動が抑制された状態のブレーキ油圧状態
を示す図である。
【図5】ジャダー発生を判定するためのフローチャート
【図6】ジャダーと良性の振動との比較図である。
【図7】本ブレーキ力制御装置の第2実施形態に係わる
全体構成図である。
【図8】本ブレーキ力制御装置の第3実施形態に係わる
全体構成図である。
【符号の説明】
1 ブレーキぺダル 2 倍力装置 3 マスターシリンダ 4 油圧振動発生装置 5 油圧センサ 6 ブレーキキャリパ 7 ディスクロータ 8 トーンホイール 9 スピードセンサ 10 電子制御装置 11 ジャダー発生判定回路 12 スイッチ 13 信号反転器 14 増幅回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D046 BB05 BB07 BB28 CC02 EE01 HH00 HH16 HH36 JJ00 KK12 LL15 LL23 LL37 LL41 LL49 LL50

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブレーキ油圧変動を検出する油圧変動周波
    数検出手段と、車輪速度変動を検出する速度変動周波数
    検出手段と、前記油圧変動周波数検出手段および速度変
    動周波数検出手段から出力される油圧変動周波数と速度
    変動周波数とを比較し両検出周波数が同期している時
    に、現在発生しているブレーキ油圧とは逆位相の油圧を
    発生する油圧発生手段4とを備えてなるブレーキ力制御
    装置。
  2. 【請求項2】ブレーキ油圧変動を検出する油圧変動周波
    数検出手段と、車輪速度変動を検出する速度変動周波数
    検出手段と、前記油圧変動周波数検出手段および速度変
    動周波数検出手段から出力される油圧変動周波数と速度
    変動周波数とを比較し両検出周波数が同期している時に
    現在発生しているブレーキ油圧とは逆位相の油圧を発生
    する油圧発生手段4とを備え、前記油圧発生手段4は、
    シリンダ状の本体4aと、該シリンダ状本体内に液密状
    態で且つ摺動自在に収納してなるピストン4bと、該ピ
    ストンを振動させる圧電素子4cと、ピストン4bによ
    って区画された油圧室4eとを備え、この油圧発生手段
    4はマスターシリンダ3からブレーキキャリパ6にブレ
    ーキ油圧を供給する配管の途中に設けられてなることを
    特徴とするブレーキ力制御装置。
  3. 【請求項3】前記油圧変動周波数と、速度変動周波数と
    は、 次の関係式を満足することを特徴とする請求項1または
    請求項2に記載のブレーキ力制御装置。 Pf=k・Vwf ただし、Pfはブレーキ油圧変動周波数 Vwfは車輪の速度変動周波数 kは整数
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