JP2000083557A - 電動式噴霧器 - Google Patents

電動式噴霧器

Info

Publication number
JP2000083557A
JP2000083557A JP10298998A JP29899898A JP2000083557A JP 2000083557 A JP2000083557 A JP 2000083557A JP 10298998 A JP10298998 A JP 10298998A JP 29899898 A JP29899898 A JP 29899898A JP 2000083557 A JP2000083557 A JP 2000083557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
motor
storing
liquid
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10298998A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Ota
英司 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ROZENSUTAA KK
Original Assignee
ROZENSUTAA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ROZENSUTAA KK filed Critical ROZENSUTAA KK
Priority to JP10298998A priority Critical patent/JP2000083557A/ja
Publication of JP2000083557A publication Critical patent/JP2000083557A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 持ちやすくて操作性に優れ、転倒しても水洩
れしない電動式噴霧器を提供する。 【解決手段】 噴霧液を収容する液体ケース1、モータ
ー11やギヤポンプなどを収容する駆動部ケース2、電
池ケース3を、把持に適したサイズ、形状とし、順次縦
に積層するように組付けることで把手不要、片手で操作
できるものとし、操作は最上部に押し釦7を設け、これ
を押圧するとスプリング6cの付勢力に抗してレバー6
が押下され弁開閉レバー6a先端の弁部材9がパッキン
5の穴5aから離間して弁を開くと同時にスイッチがオ
ンされてギヤポンプが作動し液が噴霧される。押し釦7
から指を離すとスプリング6cの付勢力によりレバー6
が復帰、スイッチオフ、ギヤポンプの停止とともに弁部
材9が穴5aを閉じるので液体ケース1は密閉され噴霧
器が転倒しても液漏れがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は園芸用などに用い、
水を含む各種の液体を霧状に噴出させる噴霧器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】園芸用などに用いる噴霧器のうち、小型
のモーターと電池とを内蔵して簡単に所望の液を噴霧さ
せようにしたものは従来から実用化されている。これら
は、円筒状等の形状の容器の内容積をフルに使ってモー
ターを含むポンプ機構を収容しているため、本体から側
面に突出させて把手を形成し、この中にモーターを駆動
する電池等の電源を収容している。また、液体容器には
収容した液を噴出させるため、内部を外気と連通させる
空気抜きの穴が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電動
式噴霧器においては、噴霧器が横倒しになると容器内の
液が空気抜きの穴から洩れたり、流れたりするため、こ
れを防ぐため必然的に倒れにくい形状としなければなら
ず、そこで、前記の把手部分を噴霧器全体の転倒防止に
効果があるようなデザインとしている。しかしながら、
このような側面方向に延設した把手は、容器に水や液体
が満タンに収容された状態では重量の重心が容器部分と
なるので、側面に設けた把手で支えると重心が手首から
遠い箇所にあることになり、手首にかかる負担が大きな
ものとなって持ちにくく、とくに長時間の使用のための
保持には問題がある。本発明は、このような支えるのに
力を要して使用しにくい従来の電動式噴霧器を、従来か
ら存在し、なじまれているスプレー缶と同様の使い勝手
が得られるものとすること、及び、噴霧液を収容する密
閉されたタンクである液体ケース内と外気とを流通させ
る穴を通常は閉鎖して、転倒時等の液漏れ対策を講じた
ものとすることを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、噴霧液を収容する液体ケースと、小型モーター及
び該モーターにより駆動されるギヤポンプ等を収納する
駆動部ケースと、前記モーターの電源となる電池を収納
する電池ケースとを積み重ねるように組み付けるように
したこと、また、前記の解決手段において、前記液体ケ
ースは、外気と流通する穴と、該穴を不使用時に閉鎖す
る弁部材とを備えるようにすることで解決される。
【0005】また、上記の課題は本発明によれば、噴霧
液を収容する液体ケースと、小型モーター及び該モータ
ーにより駆動されるギヤポンプ等を収納する駆動部ケー
スと、前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケ
ースとを積み重ねるように組み付け、前記各部は断面外
周をほぼ同形として形成し、全体形状において外周面よ
り外側へ突出している部分はノズル部分としたことによ
り解決される。
【0006】また、上記の課題は本発明によれば、噴霧
液を収容する液体ケースと、小型モーター及び該モータ
ーにより駆動されるギヤポンプ等を収納する駆動部ケー
スと、前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケ
ースとを積み重ねるように組み付け、前記各ケースのう
ち、一つ又は二つ以上を片手で把持するに適する形状と
することによって把手を別途設けないようにすることで
解決される。
【0007】また、上記の課題は本発明によれば、噴霧
液を収容する液体ケースと、小型モーター及び該モータ
ーにより駆動されるギヤポンプ等を収納する駆動部ケー
スと、前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケ
ースとを積み重ねるように組み付け、最上段のケース上
面には噴霧操作部とを備えるようにしたことで解決され
る。
【0008】また、上記の課題は本発明によれば、噴霧
液を収容する液体ケースと、小型モーター及び該モータ
ーにより駆動されるギヤポンプ等を収納する駆動部ケー
スと、前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケ
ースとを積み重ねるように組み付け、最上段のケース上
面には、押し釦等で構成される噴霧操作部を備えること
で解決される。
【0009】また、上記の課題は本発明によれば、噴霧
液を収容する液体ケースと、小型モーター及び該モータ
ーにより駆動されるギヤポンプ等を収納する駆動部ケー
スと、前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケ
ースとを積み重ねるように組み付け、最上段のケース上
面には押し釦等で構成される噴霧操作部を備え、該噴霧
操作部の操作により、ギヤポンプのモーターのオン、オ
フ操作と、容器の内気圧と外気圧とを連通する弁の開閉
操作とを連動して行う構造としたことで解決される。
【0010】また、上記の課題は本発明によれば、噴霧
液を収容する液体ケースと、小型モーター及び該モータ
ーにより駆動されるギヤポンプ等を収納する駆動部ケー
スと、前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケ
ースとを積み重ねるように組み付け、前記各ケースのう
ち、一つ又は二つ以上を片手で把持するに適する形状と
することによって把手を別途設けないようにし、最上段
のケース上面には押し釦等で構成される噴霧操作部を備
え、該噴霧操作部の操作により、ギヤポンプのモーター
のオン、オフ操作と、容器の内気圧と外気圧とを連通す
る弁の開閉操作とを連動させて行う構造としたこと、ま
た、前記の各解決手段において、電池ケースには電池着
脱用の電池蓋を備えるようにしたことによって解決する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の電動式噴霧器は、噴霧器
を構成する各要素を上下方向に並べて一般に親しまれて
いるスプレー缶のかたちとしたものである。従ってタン
クが満タンであっても重心が中心からずれることがな
く、スプレー缶同様に片手で把持可能で、把手を別に設
ける必要もなく、側面方向への突出部は噴霧用のノズル
だけとしたので、使い勝手のよいものとなる。
【0012】噴霧器を構成する要素として、噴霧すべき
水や液体を収容する液体ケース、小型モーター及び該モ
ーターにより駆動されるギヤポンプ等を収納する駆動部
ケース、モーターの電源となる電池等の電池を収納する
電池ケースとからなり、これらを積み重ねるように組付
ける。これらのうち、液体ケースは噴霧液等の補充のた
めに取り外し可能に設定しておく。
【0013】噴霧器の操作のために、最頂部に噴霧操作
部として、押し釦を配置する。押し釦は噴霧器自体を把
持する片手と同じ手の指1本で操作可能とする。
【0014】押し釦は、噴霧用のギヤポンプを駆動する
モーターの電源オンオフのスイッチ機能及び噴霧器転倒
時に液漏れを防ぐ弁部材の開閉機能に連動するようにす
る。弁部材は噴霧液を収容する密閉されたタンクである
液体ケース内と外気とを流通させる穴を通常は閉鎖し、
転倒時等の液漏れを防いでいるが、噴霧操作時に押し釦
を押圧することでこれが開かれ、噴霧作用に支障がない
ようにしている。
【0015】全体の外形は円筒状とするが、デザインと
しては円筒状に限定する必要はなく、多角筒等の他の形
状であっても支障はない。
【0016】
【実施例】図はすべて本発明の一実施例のものであり、
図1に分解斜視図を示す。また、図2は平面図、図3は
正面図、図4は側面図、図5は要部の部分断面図、図6
は側面断面図である。
【0017】まず、図1において、1は液体ケース、2
は駆動部ケース、3は電池ケース、4は電池蓋であり、
以上の部分はそれぞれ耐衝撃性樹脂あるいは軽量金属で
形成され,下方から上方へ向け順次積み上げるように組
付ける構造である。
【0018】液体ケース1は、噴霧すべき液を収容する
タンクとして有底の円筒状とし、上端は開口して、端縁
の外周には後述の駆動部ケースを組付けるためのネジ1
aが形成されている。駆動部ケース2は液体ケース1と
ほぼ同径の円筒状で、下端の内周には液体ケース1の上
端縁のネジに螺合させて取り付けるためのネジ(図示せ
ず)が形成され、噴霧液補充等のためにねじ込んで取り
付け、また、余剰液排出等のために捩じって取り外しが
可能である。また、外周面には噴霧器全体を片手で把持
した際に持ちやすく、また滑りにくいように複数の指掛
け溝2aが形成されている。
【0019】電池ケース3は単3型の電池BATT2本
を水平に並べて装填可能な設定であり、外径は前記の駆
動部ケース2とほぼ同径で、駆動部ケース2の上端に嵌
め込み等の結合手段で組付けられる。電池蓋4は公知の
嵌合手段により、前記の電池ケース3の上面に着脱可能
に配置される。
【0020】前記駆動部ケース2の内部には、ギヤポン
プと、これを駆動するモータ11と、モーター11の電
源をオンオフするスイッチ(図示せず)とが収容され
る。10はギヤポンプのポンプハウジングであり、ギヤ
ポンプは、該ポンプハウジング10内に収容される複数
の伝動機構ギヤ13と、一対のポンプ機構ギヤ14とか
らなり、ポンプハウジング10の両端の開口は、モータ
ー11を取り付けたモーターブラケット12と、ノズル
15を配置したノズルブラケット16とで、それぞれネ
ジ止め等の手段で閉鎖される構造である。なお、11a
はモーター11の軸に取り付けたモーター軸ギヤで、前
記伝動機構ギヤ13と噛み合い、モーター11の駆動力
を伝動機構ギヤ13を介してポンプ機構ギヤ14に伝達
する。17はノズル15の先端に螺合して回転させるこ
とで口径を調整し噴霧状態を調節するノズル調整リング
である。なお、ギヤポンプの構造は公知であるので詳述
は省略する。
【0021】さらに図1において、5はパッキンであ
り、ゴム状の弾性材で形成された円盤状で、液体ケース
1の上端開口とほぼ同径に形成され、駆動部ケース2を
組付けた際に介在して液体ケース1の上端開口を閉鎖
し、その気密化を図るものであり、また、8は吸い上げ
管で、前記ギヤポンプのポンプハウジング10の下方に
延設されたパイプ10aに嵌め込んで取り付けられて下
方に延び、前記パッキン5を貫通して液体ケース1内の
底面付近にまで達するように配置される(図6の断面図
参照)。
【0022】また、6はレバーであって、棒状の金属等
の部材で倒立U字型に形成し、U字の二つの縦画は弁開
閉レバー6a及びスイッチレバー6bとして、ともに比
較的長めに設定され、ともに電池ケース3の底面の穴
(図示せず)を貫通して上下方向にスライド可能として
ある。6cはコイル状のスプリングで、弁開閉レバー6
a及びスイッチレバー6bにそれぞれ貫通させて取り付
け、組立後は圧縮スプリングとして機能し、レバー6を
常時上方へ付勢する。
【0023】また、7は噴霧操作を行う押し釦であり、
電池蓋4の上面から先端部を突出させて上下に摺動可能
であるが、電池蓋4の下面で一定量以上の移動を規制さ
れつつ係止され、この押し釦7の押し下げによって前記
レバー6が下方に移動するようになっている。
【0024】図1及び図6において、9は弁部材であ
る。ゴム状の弾性材で形成され、下方へ向け拡径するテ
ーパーを有する円柱状で、上面には前記弁開閉レバー6
aの先端に形成したネジ6dをねじ込むネジ穴が形成さ
れている。一方、前記パッキン5にも前記弁開閉レバー
6aが貫通する穴5aが設けられており、該穴5aは、
該部分の拡大断面図である図5において理解されるよう
に、上面に向けて突出させテーパーを有する縁部5bを
備え、前記の弁部材9が上方へ変位した場合に同図のよ
うにピッタリと嵌合し、穴5aを閉鎖する構成である。
【0025】このような要素からなっている本発明の電
動式噴霧器の組立の概略は、まず、ポンプハウジング1
0の一方の開口側から伝動機構ギヤ13を組付け、その
後モーター11を取り付けておいたモーターブラケット
11を組付ける。また、ポンプハウジング10の反対側
の開口側にポンプ機構ギヤ14を組付け、その後ノズル
15を取り付けずみのノズルブラケット16を組付け
る。ノズル15の先端にはノズル調整リング17をねじ
込む。吸い上げ管8はポンプハウジング10下端のパイ
プ10aに嵌め込んでおく。このように組み上げたポン
プハウジング10等を駆動部ケース2の中に組み込む。
駆動部ケース2の前面に設けた切欠き2bはノズル15
の組み込みに支障がないように設けたものである。
【0026】このように組み上げた駆動部ケース2の上
部に電池ケース3を組付ける。その際、レバー6の二つ
の部分、弁開閉レバー6a及びスイッチレバー6bはポ
ンプハウジング10の端部に設けた二つの溝状のガイド
10bの中を通すようにする。駆動部ケース2の下方か
らはレバー6の弁開閉レバー6aと吸い上げ管8とが突
出している。この両者を貫通させてパッキン5を取り付
ける。また、電池ケース3の前面には、先端に穴3bを
設けたカバー3aが垂下するように延設されていて、駆
動部ケース2の前面の切欠き2bに嵌まり込んで余計な
間隙をカバーし、穴3bからはノズル15が突出する。
【0027】電池BATTを所定の極性で装填し、押し
釦7を組み付けずみの電池蓋4を取り付ける。
【0028】液体ケース1に噴霧する水、あるいは薬剤
等の液体を注ぎこんだ後、上方から駆動部ケース2を組
付ける。組付けは前記したように、液体ケース1の上端
外周のネジ1aと、駆動部ケース2の下端内周のネジ
(図示せず)とを螺合させることによって行われ、締め
つけ後は、パッキン5によって液体ケース1は密封され
る構造である。
【0029】組付け後の外観は、図2の平面図、図3の
正面図、図4の側面図によって明らかである。なお、以
上の説明では、電気的な配線については記述を省略した
が、図示しないスイッチを介して電池BATTがモータ
ー11に駆動電流を供給するようになっている。
【0030】このように組み立てられた噴霧器は、次の
ように用いられ、動作する。前記したように、また、図
6の断面図で理解されるように、レバー6に装着された
二つのスプリング6cは下端を電池ケース3の底部上面
に係止され、上端をレバー6の倒立U字の横画で係止さ
れることでレバー6を常時上方へ付勢するが、レバー6
の上端、倒立U字の横画部分は押し釦7の先端に当接し
係止されているので、所定位置以上の上方への移動を規
制される。このようなレバー6の状態において弁部材9
がパッキン5の穴5aを図5のように閉鎖するように弁
開閉レバー6a先端のネジ6dを用いて弁部材9の位置
をあらかじめ調整しておく。従って、この状態で噴霧器
が転倒しても、穴5aから内容物が流出したり洩れたり
することがない。
【0031】使用時には駆動部ケース2を片手で把持し
て指(普通、人指し指)で押し釦7を押し下げる。レバ
ー6が押圧されて下方に変位し、弁開閉レバー6aも下
方へ移動し、その先端の弁部材9が穴5aから離間する
ので穴5aは開放状態となり、液体ケース1内に空気が
流通するようになる。一方、スイッチレバー6bも下方
へ変位して図示しないスイッチをオンとして電池BAT
Tとモーター11とを電気的に接続する。モーター11
の軸が回転し、その回転は伝動機構ギヤ13を経てポン
プ機構ギヤ14に伝達され、ギヤポンプが作動して液体
ケース1中の液体を吸い上げ管8を通して吸い上げてノ
ズル15から噴出させる。噴出の程度は直噴から噴霧状
態まで、ノズル調整リング17を回転することで選ぶこ
とができる。
【0032】押し釦7から指を離せば、レバー6はスプ
リング6cの復帰力のために上方へ戻り、弁開閉レバー
6a先端の弁部材9が穴5aを閉じ、スイッチレバー6
bの先端はスイッチの押圧を解除するのでスイッチがオ
フとなり、モーター11は停止し噴霧が中止される。
【0033】以上のように本発明の電動式噴霧器は、従
来から使い慣れたスプレー缶同様の使い勝手が得られる
ものである。
【0034】なお、前記の実施例では、液体ケース1の
外周は上端から下端まで同一の径としたが、下端周縁に
リング状の縁を突出させてデザイン的に安定感が得られ
るようにしてもよい。
【0035】また、前記の実施例では、液体ケース、駆
動部ケース、電池ケースをともに円筒状としたが、これ
に限定されるものではなく多角形筒状等の他の形状であ
っても支障はない。そして積み重ねる順序も前記の実施
例に限定されるものではなく、例えば、電池ケースを最
下段としてもよい。また、電池ケースの上面に設けた電
池蓋も、上面に限るものではなく、例えば側面、周面に
設けて着脱するようにすることもできる。
【0036】また、噴霧操作部として押し釦を用いた
が、槓杆等、他の形状のものであっても、下方に配置し
たレバー6を押圧できるものであれば、それに置き換え
ても支障はない。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、噴霧液を
収容する液体ケースと、小型モーター及び該モーターに
より駆動されるギヤポンプ等を収納する駆動部ケース
と、前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケー
スとを積み重ねるように組み付けるようにし、前記各部
は断面をほぼ同形として形成し全体形状において、外周
面より外側へ突出している部分はノズル部分とし、前記
液体ケース又は/及び駆動部ケースを片手で把持するに
適する形状とすることによって把手を別途設けないよう
にし、しかも噴霧操作部を最頂部に設け、これを押し釦
としたので、従来から一般に使い慣れているスプレー缶
同様の使い勝手が得られる電動式噴霧器となり、液体ケ
ースに噴霧液が満タンで満たされていても重心が中心か
ら外れることがないので持ちやすいものとなった。
【0038】また、噴霧液を収容する密閉されたタンク
である液体ケース内と外気とを流通させる穴を通常は閉
鎖し、転倒時等の液漏れを防いでいる弁部材を、噴霧操
作部である押し釦の押し下げ操作に連動して開くととも
に、ギヤポンプ用のモーター電源をオンするようにした
ので、横倒れ時の液漏れ対策が施された、持ちやすく使
いやすい電動式噴霧器とすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明の同じく平面図である。
【図3】本発明の同じく正面図である。
【図4】本発明の同じく側面図である。
【図5】本発明の要部の部分断面図である。
【図6】図4における一部の断面図である。
【符号の説明】
1 液体ケース 2 駆動部ケース 3 電池ケース 4 電池蓋 5 パッキン 6 レバー 7 押し釦 8 吸い上げ管 9 弁部材 10 ポンプハウジング 11 モーター 12 モーターブラケット 14 ポンプ機構ギヤ 15 ノズル

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴霧液を収容する液体ケースと、 小型モーター及び該モーターにより駆動されるギヤポン
    プ等を収納する駆動部ケースと、 前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケース
    と、を積み重ねるように組み付けることを特徴とする電
    動式噴霧器。
  2. 【請求項2】 噴霧液を収容する液体ケースと、 小型モーター及び該モーターにより駆動されるギヤポン
    プ等を収納する駆動部ケースと、 前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケース
    と、を積み重ねるように組み付け、 前記液体ケースは、外気と流通する穴と、該穴を不使用
    時に閉鎖する弁部材とを備えていることを特徴とする電
    動式噴霧器。
  3. 【請求項3】 噴霧液を収容する液体ケースと、 小型モーター及び該モーターにより駆動されるギヤポン
    プ等を収納する駆動部ケースと、 前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケース
    と、を積み重ねるように組み付け、 前記各部は外周をほぼ同形同寸として形成し、全体形状
    において外周面より外側へ突出している部分はノズル部
    分としたことを特徴とする電動式噴霧器。
  4. 【請求項4】 噴霧液を収容する液体ケースと、 小型モーター及び該モーターにより駆動されるギヤポン
    プ等を収納する駆動部ケースと、 前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケース
    と、を積み重ねるように組み付け、 前記各ケースのうち、一つ又は二つ以上を片手で把持す
    るに適する形状とすることによって把手を別途設けない
    ことを特徴とする電動式噴霧器。
  5. 【請求項5】 噴霧液を収容する液体ケースと、 小型モーター及び該モーターにより駆動されるギヤポン
    プ等を収納する駆動部ケースと、 前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケース
    と、を積み重ねるように組み付け、 最上段のケース上面には、噴霧操作部を備えることを特
    徴とする電動式噴霧器。
  6. 【請求項6】 噴霧液を収容する液体ケースと、 小型モーター及び該モーターにより駆動されるギヤポン
    プ等を収納する駆動部ケースと、 前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケース
    と、を積み重ねるように組み付け、 最上段のケース上面には、押し釦等で構成される噴霧操
    作部を備えることを特徴とする電動式噴霧器。
  7. 【請求項7】 噴霧液を収容する液体ケースと、 小型モーター及び該モーターにより駆動されるギヤポン
    プ等を収納する駆動部ケースと、 前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケース
    と、を積み重ねるように組み付け、 最上段のケース上面には、押し釦等で構成される噴霧操
    作部を備え、 該噴霧操作部の操作により、ギヤポンプのモーターのオ
    ン、オフ操作と、容器の内気圧と外気圧とを連通する弁
    の開閉操作とを連動して行う構造としたことを特徴とす
    る電動式噴霧器。
  8. 【請求項8】 噴霧液を収容する液体ケースと、 小型モーター及び該モーターにより駆動されるギヤポン
    プ等を収納する駆動部ケースと、 前記モーターの電源となる電池を収納する電池ケース
    と、を積み重ねるように組み付け、 前記各ケースのうち、一つ又は二つ以上を片手で把持す
    るに適する形状とすることによって把手を別途設けない
    ようにし、 最上段のケース上面には、押し釦等で構成される噴霧操
    作部を備え、 該噴霧操作部の操作により、ギヤポンプのモーターのオ
    ン、オフ操作と、容器の内気圧と外気圧とを連通する弁
    の開閉操作とを同時に行う構造としたことを特徴とする
    電動式噴霧器。
  9. 【請求項9】 電池ケースには、装填される電池の着脱
    用の電池蓋を備えていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8に記載の電動式噴霧器。
JP10298998A 1998-09-16 1998-09-16 電動式噴霧器 Pending JP2000083557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10298998A JP2000083557A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 電動式噴霧器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10298998A JP2000083557A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 電動式噴霧器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000083557A true JP2000083557A (ja) 2000-03-28

Family

ID=17866918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10298998A Pending JP2000083557A (ja) 1998-09-16 1998-09-16 電動式噴霧器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000083557A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100881090B1 (ko) 2007-05-09 2009-01-30 재단법인 전주기계탄소기술원 분무기
CN102972378A (zh) * 2012-12-11 2013-03-20 浙江濛花喷雾器有限公司 电动充气式喷雾器
CN103875645A (zh) * 2012-12-19 2014-06-25 何攀 带推进装置的池塘打药机
JP2015009894A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 株式会社三谷バルブ 電動式内容物吐出機構、およびこの電動式内容物吐出機構を備えた内容物吐出製品
KR20180002711U (ko) * 2017-03-08 2018-09-18 선전 키조쿠 라이프 테크놀로지 컴퍼니, 리미티드 미스트 스프레이 장치

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100881090B1 (ko) 2007-05-09 2009-01-30 재단법인 전주기계탄소기술원 분무기
CN102972378A (zh) * 2012-12-11 2013-03-20 浙江濛花喷雾器有限公司 电动充气式喷雾器
CN103875645A (zh) * 2012-12-19 2014-06-25 何攀 带推进装置的池塘打药机
JP2015009894A (ja) * 2013-07-02 2015-01-19 株式会社三谷バルブ 電動式内容物吐出機構、およびこの電動式内容物吐出機構を備えた内容物吐出製品
KR20180002711U (ko) * 2017-03-08 2018-09-18 선전 키조쿠 라이프 테크놀로지 컴퍼니, 리미티드 미스트 스프레이 장치
KR200487560Y1 (ko) 2017-03-08 2018-10-05 선전 키조쿠 라이프 테크놀로지 컴퍼니, 리미티드 미스트 스프레이 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2004315146B2 (en) Electrostatic spraying device
CA2291985C (en) A device with improved fitment system
JP4283679B2 (ja) フォームディスペンサおよびそのためのハウジングならびにそれらのための貯蔵ホルダ
AU2004315160B2 (en) Electrostatic spraying device
EP1444050B1 (en) Dispenser for dispensing a fluid, housing for such a dispenser, storage holder destined for placement therein and arrangement for the dosed pumping of a fluid from a fluid reservoir
CA2391740A1 (en) Powdered medicine multi-dose administering device
US7255294B2 (en) Battery operated spray head having an improved housing
US6217294B1 (en) Combination container with mounted fan
JP2003261190A (ja) 電動式噴霧器
EP1748850B1 (en) Electrostatic spraying device
JP2000083557A (ja) 電動式噴霧器
US20090308896A1 (en) Venting System for Battery Operated Sprayer
KR101410174B1 (ko) 호신용 스프레이
KR102386630B1 (ko) 이종물질 혼합용기의 리필 장치 및 누름 버튼
WO2020218097A1 (en) Liquid refilling system
JP7307496B2 (ja) 内容物噴射ユニット
JP2588608Y2 (ja) 電動スプレー
JPH0753231Y2 (ja) ハンディロ口腔衛生器のスイッチ構造
JP2022011091A (ja) 噴出容器
JPH0622338Y2 (ja) ハンディ口腔衛生装置
WO2006124257A2 (en) A battery operated spray head having an improved housing
JP2005230595A (ja) 噴霧器
JPH0518517U (ja) 口腔衛生装置