JP2000083142A - 読み取り装置 - Google Patents

読み取り装置

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JP2000083142A
JP2000083142A JP10251358A JP25135898A JP2000083142A JP 2000083142 A JP2000083142 A JP 2000083142A JP 10251358 A JP10251358 A JP 10251358A JP 25135898 A JP25135898 A JP 25135898A JP 2000083142 A JP2000083142 A JP 2000083142A
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JP10251358A
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Atsushi Shirata
敦 白田
Masahide Wakayama
雅英 若山
Fuminori Moro
文則 毛呂
Kuniaki Obayashi
邦明 大林
Takeshi Yoneyama
剛 米山
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読み取り装置において、被写体が本の場
合には、画像歪み補正を行い、被写体が本以外の場合に
は、画像歪み補正を行わないようにすることができるよ
うにして、被写体の性質に応じた正確な画像を得る。 【解決手段】 被写体の形状データに基づいて、撮影台
上に載置された被写体が本であるか否かを識別し、本で
あると識別されたときには(#28でYES)、自動的
に画像歪みの補正を行うモードを選択し(#29)、画
像歪み補正を行う(#32)。また、被写体が本以外で
あると識別されたときには(#28でNO)、画像歪み
補正を行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み取り装置に係
わり、特に、各種の被写体を撮影台上に載置して撮影を
行う読み取り装置における読み取りデータの補正に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の被写体上向きセット型の読み取り
装置において、本などの厚みのある原稿を読み取った場
合に、主走査方向の高さの違いから読み取りデータ中に
行曲がりが発生し、また、副走査方向の原稿の傾斜から
読み取りデータ中に文字縮みが発生する。これらのデー
タ中の歪みを補正するために、被写体である原稿の読み
取り前に原稿の高さを検出し、この高さデータに基づい
て、データ出力時にデータの歪みを補正するようにした
ものがある。また、読み取りピッチを可変にすることに
より、読み取りデータ中の文字縮みを補正するようにし
たものが知られている(例えば、特開昭62−1435
57号公報参照)。さらにまた、読み取り時の原稿の曲
がり具合に応じて読み取りデータの副走査方向の伸長処
理を行うようにしたものが知られている(例えば、特開
平3−117965号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
いずれの読み取り装置を用いても、本以外の被写体、す
なわち遺跡物や臓器などの立体物を読み取った場合に、
読み取ったデータに対して、行曲がり、文字縮み等の本
用のデータ歪み補正が働いてしまい、これらの被写体の
正確な形状を得られないという問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、被写体が本の場合には、データ
歪み補正を行い、被写体が本以外の場合には、データ歪
み補正を行わないようにすることができるようにして、
被写体の性質に応じた正確なデータを得ることが可能な
読み取り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、被写体を載置する撮影台と、撮影台上に載
置された被写体を読み取る撮像素子と、被写体の像を撮
像素子に結像させる撮像レンズと、撮影台上に載置され
た被写体の高さデータを検出する高さ検出手段と、高さ
検出手段により検出された被写体の高さデータに基づい
て、撮像レンズの焦点合わせを行いながら撮像素子によ
る光学的走査を行う制御手段と、被写体の高さ変化に起
因した撮像素子による読み取りデータの歪みを補正する
歪み補正手段と、歪み補正手段によるデータの歪み補正
を行うか否かを選択する選択手段とを備えたものであ
る。
【0006】上記構成においては、選択手段を用いて歪
み補正手段によるデータの歪み補正を行うか否かを選択
することができるので、被写体が本の場合には、高さ検
出手段により検出された高さデータに基づいて歪み補正
を行い、被写体が本以外の場合には、歪み補正を行わな
いようにする。
【0007】また、撮影台上に載置された被写体の形状
データを検出する形状検出手段と、形状検出手段により
検出された形状データに基づいて、撮影台上に載置され
た被写体が本であるか否かを識別する被写体識別手段と
をさらに備え、選択手段は、被写体識別手段により被写
体が本であると識別されたときにはデータの歪み補正を
行うモードを選択し、被写体が本以外であると識別され
たときには歪み補正を行わないモードを選択するように
してもよい。これにより、被写体の形状データに基づい
て被写体が本であるか否かが識別され、本であると識別
された場合には、自動的に歪み補正を行い、本以外であ
ると識別された場合には、自動的に歪み補正を行わない
ようにして、オリジナルに近い画像データを得る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
画像読み取り装置について図面を参照して説明する。図
1は第1の実施形態による画像読み取り装置の外観図、
図2は画像読み取り装置にブック原稿を載置した様子を
示す図である。画像読み取り装置は、書籍・ファイル等
のブック原稿BD又は遺跡物・臓器等の立体物が上向き
に置かれる原稿台3(撮影台)を有し、この原稿台3の
上方には、内部に撮像素子(本実施形態ではCCDライ
ンイメージセンサ)を有して、その走査により原稿台3
上の原稿を読み取る撮像カメラ部1が設けられている。
また、原稿台3の上方奥側には、原稿を照明する照明部
2が配置され、さらにその下方には、画像読み取り条件
の設定や画像歪み補正を行うか否かの選択を行うための
操作パネル4、及び原稿の上端部形状を写し出す測距ミ
ラー7(高さ検出手段)が配設されている。この測距ミ
ラー7をラインセンサで読み取った原稿上端部の画像デ
ータは、原稿上端面の高さ検出に用いられる。さらにま
た、原稿台3上には画像の読み取り開始の指示を受け付
けるスタートキー5,6が、左右ページ用に一つずつ配
設されている。
【0009】図3は、画像読み取り装置を横から見たと
きの光学系及び撮像素子の配置を示す図である。撮像カ
メラ部1は反射ミラー11、撮像レンズ12及びCCD
ラインイメージセンサ13(以下、ラインセンサとい
う)より構成されており、照明部2からの光で照射され
た原稿台3上の原稿像、及び測距ミラー7に写った原稿
の端面像を、反射ミラー11を介して撮像レンズ12に
よりラインセンサ13上に結像させる。照明部2には、
光源としてハロゲンランプ20が設けられている。本装
置の光学系は、撮像レンズ12によって原稿の像を縮小
させて結像させる縮小光学系となっている。
【0010】図4は、撮像カメラ部1の駆動機構の構成
を示す斜視図である。図に示されるように、ラインセン
サ13が取り付けられたスキャナ14は、画像が結像さ
れる焦点面上において副走査方向(図示矢印A方向)に
移動できるように、2本のガイド軸15と送りネジ16
によって移動可能な構成とされている。送りネジ16は
パルスモータ17により駆動伝達系19(ベルトとプー
リー)を介して回転する。スキャナ14は、ホームポジ
ションセンサ18a及びエンドセンサ18bによってそ
の開始位置と終了位置が検出され、ホームポジションセ
ンサ18aがONしてからのパルスモータ17への入力
パルス数をカウントすることにより、位置決め制御され
る。撮像カメラ部1は、主走査方向の読み取りをライン
センサ13で行い、このラインセンサ13を主走査方向
と直交する副走査方向に移動させることにより、2次元
の原稿画像の読み取りを行う。また、撮像レンズ12
は、前後方向(図示矢印B方向)に移動可能な構成とな
っており、不図示のフォーカス用モータで原稿面の高さ
に応じて自動焦点(AF)動作が行われる。
【0011】図5は操作パネル4の一例を示す図であ
る。操作パネル4には、画像読み取り条件等の各種設定
を行う選択キー41a〜e,42,43、リセットキー
44、歪み補正選択キー46、及び液晶パネル45が設
けられている。選択キー41a〜eはプリンタの用紙サ
イズ選択に、選択キー42,43は片ページ読み取りと
見開き読み取りの切り換えに用いられる。また、リセッ
トキー44は各種設定条件のクリアに、歪み補正選択キ
ー46は画像歪み補正を行うモードと画像歪み補正を行
わないモードの切り替えに用いられる。また、液晶パネ
ル45は、画像読み取り装置の現在の設定状態や装置の
状況などを表示する。
【0012】図6は、画像読み取り装置の制御系のブロ
ック図である。装置全体の制御を行うCPU27は、ス
タートキー5,6が押されているかどうかをチェックし
たり、操作パネル4を制御したり、ランプ制御部28を
介して照明部2のON/OFFを制御したり、スキャン
制御部29を介してラインセンサ13を副走査方向に走
査したり、レンズ駆動部30を介してAF制御動作を行
ったりする。この装置による画像読み取りの基本的動作
は、まず、ラインセンサ13がホームポジションから移
動して原稿面と測距ミラー7に写っている原稿上端部を
同時に読み取り、原稿上端部の形状よりレンズ制御(A
F制御)を行いながら画像を順次読み取り、画像データ
をメモリ26に記憶させる。
【0013】より詳細には、ラインセンサ13上に結像
した原稿像はラインセンサ13内部で光電変換された
後、A/Dコンバータ21へ送られて、デジタルデータ
に変換される。このデジタル化された画像データは、エ
ッジ検出部23、原稿サイズ検出部24、指検出部25
及び画像歪み補正部22へ送られる。CPU27は、エ
ッジ検出部23の検出結果に基づいて原稿の高さデータ
を、原稿サイズ検出部24の検出結果に基づいて原稿サ
イズを、指検出部25の検出結果に基づいて原稿を押さ
える手や指の位置をそれぞれ演算してメモリ26に記憶
させ、また、これらのデータから、自動合焦(AF)制
御用データ、画像歪み補正係数を算出し、メモリ26に
記憶させる。そして、これらの原稿高さデータ、原稿サ
イズ、指位置及び画像歪み補正係数より、画像歪み補正
部22に送られた画像データの歪み補正、濃度補正、枠
消し、指消しなどを行って、外部に出力する。この外部
へ出力されたデータは、例えばプリンタを用いて用紙上
に画像出力されたり、また、パソコンなどに入力されて
画像データとして記憶される。なお、本実施形態では、
装置にプリンタ(不図示)が接続されており、操作パネ
ル4からのプリンタの用紙選択が行える。
【0014】また、CPU27には、外部装置50と通
信するためのインタフェース51が接続されており、こ
のインタフェース51を介して外部装置50から各種の
制御コマンドや情報を受け取り、また、外部装置50に
対して動作状況などの情報を送ることができる。
【0015】次に、第1の実施形態による画像読み取り
装置の読み取り処理について図7のフローチャートを参
照して説明する。装置の電源が投入されると(#1)、
CPU27は、メモリ内のデータや各種設定事項のクリ
ア等のために初期設定を行い(#2)、続いてスタート
キー5又は6が押されるまで待機する(#3)。そし
て、スタートキー5又は6が押下されると(#3でYE
S)、照明部2を点灯させて(#4)、予備スキャン動
作(#5)を開始し、ラインセンサ13により被写体の
形状と高さを読み取る。次に、CPU27は、予備スキ
ャンで検出したデータのチェックを行い、データに異常
がある場合には(#6でNO)、警告を発して(#1
4)、スキャン動作を終了し、照明部2を消灯させて
(#15)、スタートキー5又は6が押されるまで再び
待機する(#3)。検出データが正常である場合には
(#6でYES)、予備スキャン時に検出した被写体の
高さデータからAF制御データを算出する(#7)。そ
して、スタートキー5又は6が押下される前に歪み補正
選択キー46を用いて画像歪み補正を行うモードが選択
されていた場合には(#8でYES)、CPU27は、
予備スキャン時に検出した形状データと高さデータから
画像歪み補正係数の演算を行い(#9)、本スキャンを
開始する(#10)。これに対して、画像歪み補正を行
わないモードが選択されていた場合には(#8でN
O)、画像歪み補正係数の演算を行わず、画像歪み補正
係数を全て1(標準値)に設定して、本スキャンを開始
する(#10)。
【0016】次に、CPU27は、#7で算出したAF
制御データに基づいてAF制御(#11)を行いながら
副走査方向の各読み取りラインの画像読み取りを行い、
各ラインの読み取りデータに対して#9で算出した画像
歪み補正係数を用いた画像歪み補正、エッジ強調とスム
ージング処理を行うMTF(Modulation Transfer Func
tion)補正、及び濃度補正等の画像処理(#12)を施
した後に、これらの画像データを操作パネル4等で設定
した各種モードに従って出力する。そして、全てのライ
ンの読み取りが終了したか否かを判断し(#13)、終
了していなければ(#13でNO)、#11へ戻って、
全てのラインの読み取りが終了するまで#11乃至#1
3の処理を繰り返す。全てのラインの読み取りが終了す
ると(#13でYES)、CPU27は、照明部2を消
灯させて(#15)、次のページの原稿の読み取りのた
めにステップ#3に戻り、全てのページの原稿の読み取
りが終了するまで#3乃至#15の処理を繰り返す。
【0017】上述したように、第1の実施形態では、作
業者が歪み補正選択キー46を用いて画像歪みの補正を
行うか否かを選択することができるので、被写体が本の
場合には、高さデータに基づいて本用の画像歪み補正を
行って、行曲がり、文字縮み等の画像の歪みを取り除い
た画像を得ることができる。また、被写体が本以外の場
合には、画像歪み補正を行わないようにして、オリジナ
ルに近い形状の画像を得ることができる。これにより、
被写体が本であるか否かに関わらず被写体の性質に応じ
た正確な画像を得ることができる。
【0018】次に、第2の実施形態による画像読み取り
装置の読み取り処理について図8のフローチャートを参
照して説明する。第1の実施形態では、作業者が歪み補
正選択キー46を用いて画像歪みの補正を行うか否かを
選択したが、第2の実施形態では、CPU27が予備ス
キャン時に検出した被写体の形状データと高さデータか
ら自動的に画像歪みの補正を行うか否かを選択する。装
置の電源が投入されると(#21)、CPU27は、図
7の#2乃至#5に相当する処理を行った後に(#22
乃至#25)、予備スキャンで検出したデータのチェッ
クを行い(#26)、データに異常がある場合には(#
26でNO)、警告を発して(#34)、スキャン動作
を終了し、照明部2を消灯させて(#35)、スタート
キー5又は6が押されるまで再び待機する(#23)。
検出データが正常である場合には(#26でYES)、
CPU27は、予備スキャン時に検出した被写体の高さ
データからAF制御データを算出する(#27)。そし
て、予備スキャン時に検出した被写体の形状データと高
さデータから被写体が本であるか否かを識別する(#2
8)。被写体が本である場合には、綴じ部に相当する部
分以外の高さデータが連続的に変化し、また、被写体形
状がほぼ長方形になる。従って、被写体がこれらの特徴
を持つている場合には、被写体が本であると判断し、こ
の種の特徴を持つていない場合には、被写体が本以外で
あると判断する。そして、CPU27は、被写体が本で
あると判断した場合には(#28でYES)、自動的に
画像歪み補正を行うモードを選択して、予備スキャン時
に検出した形状データと高さデータから画像歪み補正係
数の演算を行い(#29)、本スキャンを開始する(#
30)。これに対して、被写体が本以外であると判断し
た場合には(#28でNO)、自動的に画像歪み補正を
行わないモードを選択して、画像歪み補正係数の演算を
行わず、画像歪み補正係数を全て1(標準値)に設定し
て、本スキャンを開始する(#30)。
【0019】次に、CPU27は、#27で算出したA
F制御データに基づいてAF制御(#31)を行いなが
ら副走査方向の各読み取りラインの画像読み取りを行
い、各ラインの読み取りデータに対して、エッジ強調と
スムージング処理を行うMTF補正、濃度補正、及び#
29で算出した画像歪み補正係数を用いた画像歪み補正
等の画像処理(#32)を施した後に、これらの画像デ
ータを操作パネル4等で設定した各種モードに従って出
力する。この際、#28で被写体が本以外であると判断
して、画像歪み補正係数に1をセットしていた場合に
は、画像歪み補正を行わない。この後、CPU27は、
全てのラインの読み取りが終了したか否かを判断し(#
33)、終了していなければ(#33でNO)、#31
へ戻って、全てのラインの読み取りが終了するまで#3
1乃至#33の処理を繰り返す。全てのラインの読み取
りが終了すると(#33でYES)、照明部2を消灯さ
せて(#35)、次のページの原稿の読み取りのために
ステップ#23に戻り、全てのページの原稿の読み取り
が終了するまで#23乃至#35の処理を繰り返す。
【0020】上述したように、第2の実施形態では、予
備スキャン時に検出した被写体の形状データと高さデー
タから自動的に被写体が本であるか否かを識別し、被写
体が本であると識別されたときには画像歪みの補正を行
うモードを選択し、被写体が本以外であると識別された
ときには画像歪みの補正を行わないモードを選択するこ
とができるので、被写体の性質に応じた正確な画像を得
ることができる。
【0021】本発明は、上記実施形態に限られるもので
はなく、様々な変形が可能である。例えば、上記の第2
の実施形態では、予備スキャン時に検出した被写体の形
状データと高さデータの両方を用いて被写体が本である
か否かを識別したが、形状データと高さデータのいずれ
か一方を用いて被写体が本であるか否かを識別してもよ
い。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、データ補
正を行うか否かを選択する選択手段を設けたことによ
り、被写体が本の場合には、高さデータに基づいて本用
の画像歪み補正を行って、行曲がり、文字縮み等の歪み
を取り除いた画像を得ることができる。また、被写体が
本以外の場合には、データ補正を行わないようにして、
オリジナルに近い形状の画像を得ることができる。これ
により、被写体の性質に応じた正確な画像を得ることが
できる。
【0023】また、形状データに基づいて、撮影台上に
載置された被写体が本であるか否かを識別する被写体識
別手段をさらに備え、被写体識別手段により被写体が本
であると識別されたときには画像歪みの補正を行うモー
ドを選択し、被写体が本以外であると識別されたときに
は画像歪みの補正を行わないモードを選択することによ
り、作業者の手を介することなく、自動的に上記の作用
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による画像読み取り装
置の外観図である。
【図2】画像読み取り装置にブック原稿を載置した様子
を示す図である。
【図3】画像読み取り装置を横から見た場合の光学系及
びラインセンサの配置を示す図である。
【図4】撮像カメラ部の駆動機構の構成を示す斜視図で
ある。
【図5】操作パネルの一例を示す図である。
【図6】画像読み取り装置の制御系のブロック図であ
る。
【図7】本発明の第1の実施形態による画像読み取り装
置の読み取り処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態による画像読み取り装
置の読み取り処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 原稿台(撮影台) 7 測距ミラー(高さ検出手段) 12 撮像レンズ 13 ラインセンサ(撮像素子、形状検出手段) 22 画像歪み補正部(画像歪み補正手段) 27 CPU(制御手段、画像歪み補正手段、形状検
出手段、被写体識別手段) 46 歪み補正選択キー(選択手段)
フロントページの続き (72)発明者 毛呂 文則 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 大林 邦明 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 米山 剛 大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪 国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 5C072 CA03 DA02 EA05 LA12 RA11 RA20 VA06 5C076 AA02 AA23 BA03 BA05 BB32 CA03 CA10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を載置する撮影台と、 前記撮影台上に載置された被写体を読み取る撮像素子
    と、 前記被写体の像を前記撮像素子に結像させる撮像レンズ
    と、 前記撮影台上に載置された被写体の高さデータを検出す
    る高さ検出手段と、 前記高さ検出手段により検出された被写体の高さデータ
    に基づいて、前記撮像レンズの焦点合わせを行いながら
    前記撮像素子による光学的走査を行う制御手段と、 被写体の高さ変化に起因した前記撮像素子による読み取
    りデータの歪みを補正する歪み補正手段と、 前記歪み補正手段によるデータ歪みの補正を行うか否か
    を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする読み取
    り装置。
  2. 【請求項2】 前記撮影台上に載置された被写体の形状
    データを検出する形状検出手段と、 前記形状検出手段により検出された形状データに基づい
    て、前記撮影台上に載置された被写体が本であるか否か
    を識別する被写体識別手段とをさらに備え、 前記選択手段は、前記被写体識別手段により被写体が本
    であると識別されたときには画像歪みの補正を行うモー
    ドを選択し、被写体が本以外であると識別されたときに
    は画像歪みの補正を行わないモードを選択することを特
    徴とする請求項1に記載の読み取り装置。
JP10251358A 1998-09-04 1998-09-04 読み取り装置 Pending JP2000083142A (ja)

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