JP2000082659A - 現像液塗布システムおよびその制御方法 - Google Patents

現像液塗布システムおよびその制御方法

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JP2000082659A
JP2000082659A JP26725498A JP26725498A JP2000082659A JP 2000082659 A JP2000082659 A JP 2000082659A JP 26725498 A JP26725498 A JP 26725498A JP 26725498 A JP26725498 A JP 26725498A JP 2000082659 A JP2000082659 A JP 2000082659A
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JP
Japan
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hollow fiber
developer
constant temperature
heat exchanger
fiber module
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JP26725498A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Shiraishi
仁士 白石
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Miura Co Ltd
Original Assignee
Miura Co Ltd
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトな現像液恒温維持装置をもつ現像
液塗布システムを提供する。 【解決手段】 シリコンウエハの現像液塗布ライン2に
中空糸モジュールを用いた第一熱交換器4を設けたこと
を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体製造工程
における現像液塗布システムに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程における現像液の塗布工
程は、フォトレジストを塗布してベーキングした後のシ
リコンウエハに恒温に維持した現像液を滴下して現像を
行うものである。そして、この現像液の塗布は、たとえ
ば5秒間継続した後、60秒間休止するというサイクル
で行われている。ここにおいて、現像液の温度が変動す
ると、その粘性が変化することによりその浸透性が変化
して、現像不良の原因となるため、現像液の温度管理
は、正確さが要求されている。
【0003】従来、前記のような現像液を恒温に維持す
る装置として、内側に現像液を流すテフロンコイルを恒
温水槽に浸漬したものが使用されている。そして、前記
のような現像液の塗布の休止中は、現像液と恒温水との
熱交換を行って現像液の温度を恒温水と同温度にし、そ
して塗布中は、テフロンコイルの内容量の半分程度を現
像液の塗布ノズルへ供給するようになっている。すなわ
ち、塗布を休止している間、現像液をテフロンコイル内
に滞留させることにより、熱交換を行っている。このよ
うな熱交換方式の装置にあっては、テフロンコイル内で
の現像液の滞留時間を充分に長くし、またテフロンコイ
ルの内容積を充分に大きくする必要がある。したがっ
て、装置全体が大きくなるという問題点があった。
【0004】また、大口径のシリコンウエハ,たとえば
300mmのものに現像液を塗布する場合、大量の現像液
が必要となり、それに伴って交換量が増大する。このた
め、前記のような従来のテフロンコイルを用いた装置で
は、装置全体がさらに大きくなるという問題点があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】この発明は、前記問題点に鑑み、コンパク
トな現像液恒温維持装置をもつ現像液塗布システムを提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するためになされたものであって、請求項1に記載
の発明は、シリコンウエハの現像液塗布ラインに中空糸
モジュールを用いた第一熱交換器を設けたことを特徴と
している。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記中空糸モジ
ュールは、外部かん流型中空糸モジュールであることを
特徴としている。
【0009】請求項3に記載の発明は、中空糸の内側に
現像液を通液するとともに、前記中空糸の外側に恒温液
を通液することを特徴としている。
【0010】請求項4に記載の発明は、前記外部かん流
型中空糸モジュールは、気体分離膜であることを特徴と
している。
【0011】さらに、請求項5に記載の発明は、現像液
の非供給時に恒温液を通液し、現像液の供給時に現像液
と恒温液とを熱交換することを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて説明する。この発明は、シリコンウエハに現像液
を塗布する現像液塗布システムにおいて好適に実施でき
る。この発明に係る現像液塗布システムは、シリコンウ
エハの現像液塗布ラインに中空糸モジュールを用いた第
一熱交換器が設けられている。そして、この第一熱交換
器と恒温装置とが接続されており、前記第一熱交換器と
前記恒温装置との間で恒温水を循環させることにより、
現像液と恒温水との熱交換を行う。前記中空糸モジュー
ルは、金属と比較して熱伝導性がよく、また伝熱面積を
大きくすることができるという利点があり、したがって
熱交換器をコンパクトにすることができる。
【0013】前記中空糸モジュールとしては、たとえば
外部かん流型中空糸モジュールが好適に用いられる。こ
の外部かん流型中空糸モジュールを構成する中空糸の内
部には、現像液が通液され、前記中空糸の外部には、恒
温水が通水される。これにより、現像液と恒温水との熱
交換が効率よく行われ、したがって現像液の温度を確実
にかつ短時間で所定温度に調節し、維持することができ
る。
【0014】そして、前記外部かん流型中空糸モジュー
ルには、気体分離膜を用いるのが好ましい。すなわち、
気体分離膜は、孔の大きさが非常に小さい,いわゆる非
多孔質性の膜であるので、多孔質性の膜のように、わず
かに現像液が中空糸の外部へ通過することはない。
【0015】つぎに、前記構成の現像液塗布システムの
制御方法について説明する。現像液の非供給時,すなわ
ちノズルからスピナー上のシリコンウエハに現像液を塗
布していない非供給時(待機中)は、現像液が現像液塗
布ライン内を流れていない。このとき、第一熱交換器と
恒温装置との間で、恒温水が循環しており、現像液の温
度が恒温水の温度と同温度に維持されている。
【0016】そして、現像液の塗布は、所定時間継続し
た後、所定時間休止するというサイクルで行われる。こ
のサイクルにおいては、ノズルを介してシリコンウエハ
へ現像液の塗布が行われる毎に、現像液が第一熱交換器
内へ流入した後、現像液と恒温水との熱交換が効率よく
行われることにより、現像液の温度が短時間で所定温度
に調整される。この調整された現像液はノズルへ供給さ
れる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。この発明の一実施例を示す図1に
ついて説明する。図1は、この発明に係る現像液塗布シ
ステムの一実施例の構成を示す概略説明図である。
【0018】図1において、スピナー1の上にはシリコ
ンウエハ(図示省略)が設置されており、このシリコン
ウエハの現像液塗布ライン(以下、「現像液塗布ライ
ン」という)2の下流端には、前記シリコンウエハに対
して現像液を供給するためのノズル3が設けられてい
る。そして、外部かん流型中空糸モジュール(図示省
略)を用いた第一熱交換器4と二重管式の第二熱交換器
5とが、上流側から順次設けられている。前記第一熱交
換器4は、現像液と恒温水との熱交換を行うことによ
り、現像液を恒温に調整し、維持するためのものであ
る。また、前記第二熱交換器5は、前記ノズル3への現
像液の非供給時、前記ノズル3と前記第一熱交換器4と
の間に滞留する現像液を恒温水により加温して、現像液
の温度低下を防止するためのものである。
【0019】そして、恒温装置6と前記第二熱交換器5
とは、この恒温装置6から前記第二熱交換器5へ恒温水
を流すための恒温水供給ライン7で接続されている。こ
の恒温水供給ライン7には、循環ポンプ8が設けられて
いる。また、前記第二熱交換器5と前記第一熱交換器4
とは、前記第二熱交換器5から前記第一熱交換器4へ恒
温水を流すための恒温水中間ライン9で接続されてい
る。また、前記第一熱交換器4と前記恒温装置6とは、
前記第一熱交換器4から前記恒温装置6へ恒温水を流す
ための恒温水還流ライン10で接続されている。
【0020】また、前記現像液塗布ライン2内において
現像液を流す方法として、加圧した窒素ガスが用いられ
る。
【0021】つぎに、前記構成の現像液塗布システムの
制御方法について説明する。現像液の非供給時,すなわ
ちノズル3からスピナー1上のシリコンウエハ(図示省
略)に現像液を塗布していない非供給時(待機中)は、
現像液が現像液塗布ライン2内を流れていない。このと
き、第一熱交換器4と第二熱交換器5と恒温装置6との
間で、恒温水は、恒温水供給ライン7,恒温水中間ライ
ン9および恒温水還流ライン10を介して循環してお
り、現像液の温度が恒温水の温度と同温度に維持されて
いる。
【0022】そして、現像液の塗布は、所定時間,たと
えば5秒間継続した後、所定時間,たとえば60秒間休
止するというサイクルで行われる。このサイクルにおい
ては、前記ノズル3を介して前記シリコンウエハへ現像
液の塗布が行われる毎に、現像液が前記第一熱交換器4
内へ流入した後、現像液と恒温水との熱交換が効率よく
行われることにより、現像液の温度が短時間で所定温度
に調整される。この調整された現像液は前記ノズル3へ
供給される。
【0023】ここで、前記第一熱交換器4を構成する外
部かん流型中空糸モジュールにおいては、現像液と恒温
水との熱交換が中空糸を介して行われる。ここにおい
て、現像液を中空糸の内部に流し、恒温水を中空糸の外
部に流す,あるいは逆に現像液を中空糸の外部に流し、
恒温水を中空糸の内部に流すという2種類の方法がある
が、前者の方法は、熱効率がよいので好ましい。すなわ
ち、外部かん流型中空糸モジュール内での現像液の保有
液量を小さくし、待機中の現像液の温度変化をより速く
し、その結果、現像液の温度をより短時間,たとえば3
秒程度で恒温水と同温度まで調整することができるので
好ましい。以上説明したように、現像液の塗布とその休
止のサイクルにおいて、前記ノズル3へ供給する現像液
の温度を確実に所定温度に調整することができ、現像液
の温度むらがなくなる。
【0024】また、大口径のシリコンウエハに現像液を
塗布する場合は、前記実施例と異なり、前記ノズル3が
複数設けられており、それに伴い現像液の供給量も増加
する。この場合でも、前記外部かん流型中空糸モジュー
ルにあっては、現像液と恒温水との熱交換がよいので、
前記のような現像液の供給量の増加に対応でき、したが
って現像液の温度を所定温度に調節することができ、現
像液の温度むらがなくなる。
【0025】前記外部かん流型中空糸モジュールには、
気体分離膜を用いるのが好ましい。すなわち、気体分離
膜は、孔の大きさが非常に小さい,いわゆる非多孔質性
の膜であるので、たとえば現像液を加圧して中空糸の内
部に流す場合、多孔質性の膜のように、わずかに現像液
が中空糸の外部へ通過することはない。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、コン
パクトな現像液塗布システムを提供することができる。
また、現像液の塗布に際して、現像液の温度を所定温度
に安定に維持した状態で、現像液をシリコンウエハに塗
布することができ、したがって現像不良を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る現像液塗布システムの一実施例
の構成を示す概略説明図である。
【符号の説明】
2 現像液塗布ライン 4 第一熱交換器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコンウエハの現像液塗布ライン2に
    中空糸モジュールを用いた第一熱交換器4を設けたこと
    を特徴とする現像液塗布システム。
  2. 【請求項2】 前記中空糸モジュールは、外部かん流型
    中空糸モジュールであることを特徴とする請求項1に記
    載の現像液塗布システム。
  3. 【請求項3】 中空糸の内側に現像液を通液するととも
    に、前記中空糸の外側に恒温液を通液することを特徴と
    する請求項2に記載の現像液塗布システム。
  4. 【請求項4】 前記外部かん流型中空糸モジュールは、
    気体分離膜であることを特徴とする請求項2または請求
    項3に記載の現像液塗布システム。
  5. 【請求項5】 現像液の非供給時に恒温液を通液し、現
    像液の供給時に現像液と恒温液とを熱交換することを特
    徴とする現像液塗布システムの制御方法。
JP26725498A 1998-09-03 1998-09-03 現像液塗布システムおよびその制御方法 Pending JP2000082659A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10022972A1 (de) * 2000-05-11 2001-11-22 Bosch Gmbh Robert Mikrostruktur-Wärmetauscher und Verfahren zu dessen Herstellung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10022972A1 (de) * 2000-05-11 2001-11-22 Bosch Gmbh Robert Mikrostruktur-Wärmetauscher und Verfahren zu dessen Herstellung

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