JP2000081912A - 現在位置検出方法 - Google Patents

現在位置検出方法

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JP2000081912A JP26723698A JP26723698A JP2000081912A JP 2000081912 A JP2000081912 A JP 2000081912A JP 26723698 A JP26723698 A JP 26723698A JP 26723698 A JP26723698 A JP 26723698A JP 2000081912 A JP2000081912 A JP 2000081912A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した現在位置出力信号を得ることができ
る現在位置検出方法を提供する。 【解決手段】 数値制御装置の位置検出において、現在
位置が設定された範囲内にあるとき現在位置出力信号を
出力するものであり、設定範囲を定めるしきい値を少な
くとも2つ備え、現在位置が設定範囲内あるいは設定範
囲外の何れにあるかをしきい値を選択して行うことによ
って、現在位置が設定範囲の境界で変動する際に生じる
現在位置出力信号の変動を除去して、安定した現在位置
出力信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、数値制御装置の現
在位置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】数値制御装置は、通常各軸を駆動するサ
ーボーモータに対して速度指令や位置指令を出力し、速
度フィードバック信号や位置フィードバック信号を帰還
させることによって速度制御や位置制御を行っている。
【0003】このような数値制御装置において、ある軸
について該軸の現在位置が所定の範囲内にあるか、ある
いは範囲外であるかの確認を要する場合がある。たとえ
ば、数値制御装置によってプレス軸を制御する場合に、
該プレス軸がワークに接触する位置範囲に達しているか
を確認する必要がある。プレス加工では、ワークに接触
するまでの移動動作と、ワークと接触した後のプレス動
作では、その速度や加速度の制御態様が異なり、プレス
軸の位置範囲に応じた制御を行う必要がある。また、安
全性の点において、プレス軸や該プレス軸で駆動される
ワークの位置確認が求められる。
【0004】通常、数値制御装置では位置制御を行うた
めに、リニアスケール等の位置検出装置で位置信号を検
出し、この位置信号をフィードバックして位置制御を行
っている。そこで、従来、この位置信号から現在位置を
求め、該現在位置が所定の位置範囲内に達していた場合
に現在位置出力信号を出力し、この現在位置出力信号に
よって現在位置の検出を行い、これによって位置範囲の
確認を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の現在位置検出方
法では、動作範囲の境界において、現在位置出力信号が
変動するという問題がある。図10は従来の現在位置検
出方法の動作を説明するための図である。図10(a)
において、現在位置出力信号を出力する動作範囲の境界
を定めるしきい値をP0とすると、従来の現在位置検出
方法では、位置信号Pがしきい値P0よりも小さい値で
あり、位置信号Pが動作範囲内にある場合に現在位置出
力信号を出力し(図10(b)中のAB,CE)、位置
信号Pがしきい値P0よりも大きな値であり、位置信号
Pが動作範囲外にある場合には現在位置出力信号の出力
を停止する(図10(b)中のA以前,BC,E以
降)。
【0006】ここで、図10(a)に示すように、しき
い値P0の付近で位置信号Pが変動すると、現在位置出
力信号はオン,オフを繰り返し、不安定な信号となる。
数値制御装置において、現在位置出力信号は、制御の態
様を選択する信号や、安全確認の信号として用いてい
る。そのため、この信号が不安定となると、制御が不安
定となったり、安全性の点でも問題が生じることにな
る。
【0007】特に、プレス軸では微妙な動作が要求され
るため、現在位置出力信号によってプレス中であること
の判別を行う場合には、この判定が困難となる。
【0008】そこで、本発明は従来の問題点を解決し、
安定した現在位置出力信号を得ることができる現在位置
検出方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、数値制御装置
の位置検出において、現在位置が設定された範囲内にあ
るとき現在位置出力信号を出力するものであり、設定範
囲を定めるしきい値を少なくとも2つ備え、現在位置が
設定範囲内あるいは設定範囲外の何れにあるかをしきい
値を選択して行うことによって、現在位置が設定範囲の
境界で変動する際に生じる現在位置出力信号の変動を除
去して、安定した現在位置出力信号を出力するものであ
る。
【0010】なお、設定範囲は、数値制御装置の制御対
象がおいてそれぞれ定める動作範囲とすることができ、
例えば、数値制御装置の各軸について設定される動作範
囲とすることができる。
【0011】本発明の現在位置検出方法の第1の態様
は、数値制御装置の制御対象の現在位置が設定範囲内に
あることを検出する現在位置検出方法において、設定範
囲を定めるしきい値を少なくとも2つ備え、現在位置と
移動方向を基にしきい値を選択し、数値制御装置の制御
対象の現在位置を検出し、検出した現在位置と選択した
しきい値とを比較し、比較結果に基づいて現在位置が設
定範囲内にあることを検出するものである。
【0012】第1の態様において、現在位置が選択され
たしきい値を超えて設定範囲内に移動すると、現在位置
出力信号を出力する。この設定範囲を定めるしきい値の
選択は、現在位置が設定範囲に対してどのような移動を
経ているかの移動方向に基づいて行う。この移動方向に
基づいてしきい値を設定することによって、現在位置が
設定範囲を定める境界付近を変動した場合であっても、
現在位置出力信号は変動せず、安定した出力を行うこと
ができる(請求項1に対応)。
【0013】本発明の現在位置検出方法の第2の態様
は、数値制御装置の制御対象の現在位置が設定範囲内に
あることを検出する現在位置検出方法において、設定範
囲を定めるしきい値を少なくとも2つ備え、数値制御装
置の制御対象の現在位置を検出し、現在位置と第1のし
きい値との比較において、第1のしきい値が定める設定
範囲内である場合に、現在位置出力信号の出力、及び第
2のしきい値への切り換えを行い、現在位置と第2のし
きい値との比較において第2のしきい値が定める設定範
囲外である場合に、現在位置出力信号の出力の停止、及
び第1のしきい値への切り換えを行うものである。第2
の態様において、第1の態様と同様に、現在位置が設定
範囲内に移動した場合に現在位置出力信号を出力する。
【0014】第2の態様は、設定範囲を、現在位置と第
1,2のしきい値との関係に基づいて設定するものであ
り、現在位置が第1のしきい値を超えて設定範囲内に移
動した場合に、現在位置出力信号を出力するとともに、
しきい値を第2のしきい値に切り換える。また、現在位
置が第2のしきい値を超えて設定範囲外に移動した場合
には、現在位置出力信号の出力を停止するとともに、し
きい値を第1のしきい値に切り換える。
【0015】この現在位置としきい値との関係に基づい
て、現在位置出力信号の出力制御としきい値の切り換え
を行うことによって、現在位置が設定範囲を定める境界
付近を変動した場合であっても、現在位置出力信号は変
動せず、安定した出力を行うことができる(請求項2に
対応)。
【0016】本発明の現在位置検出方法の第3の態様
は、数値制御装置の制御対象の現在位置が設定範囲内に
あることを検出する現在位置検出方法において、設定範
囲を定めるしきい値を少なくとも2つ備え、数値制御装
置の制御対象の現在位置を検出し、現在位置が第1のし
きい値を第1の方向で通過する場合に現在位置出力信号
の出力を開始し、現在位置が第2のしきい値を第2の方
向で通過する場合に現在位置出力信号の出力を停止す
る。
【0017】第3の態様は、設定範囲を、現在位置とし
きい値との値の比較と、現在位置がしきい値を超える際
の移動方向とに基づいて設定するものである。現在位置
が第1のしきい値を超える場合に、その移動方向を判定
することによって設定範囲内に向かう移動を検出し、こ
の場合に現在位置出力信号を出力する。ここでは、設定
範囲内に向かう方向を第1の方向としている。
【0018】また、現在位置が第2のしきい値を超える
場合に、その移動方向を判定することによって設定範囲
外に向かう移動を検出し、この場合に現在位置出力信号
の出力を停止する。ここでは、設定範囲外に向かう方向
を第2の方向としている。
【0019】移動方向の判定は、しきい値を挟んだ現在
位置の増減によって判定することができる。
【0020】この現在位置としきい値との値の比較と現
在位置がしきい値を超える際の移動方向とに基づいて、
現在位置出力信号の出力制御を行うことによって、現在
位置が設定範囲を定める境界付近を変動した場合であっ
ても、現在位置出力信号は変動せず、安定した出力を行
うことができる(請求項3に対応)。
【0021】本発明の現在位置検出方法の第4の態様
は、数値制御装置の制御対象の現在位置が設定範囲内に
あることを検出する現在位置検出方法において、設定範
囲を定めるしきい値を少なくとも2つ備え、該しきい値
の一つは十分に大きな値を持つ第2のしきい値とし、数
値制御装置の制御対象の現在位置を検出し、現在位置と
第1のしきい値との比較において、第1のしきい値が定
める設定範囲内への移動時に、現在位置出力信号の出
力、所定時間を計時する時間計測の開始、及び第2のし
きい値への切り換えを行い、所定時間経過後に第1のし
きい値への切り換えを行い、第1のしきい値への切り換
えの後、現在位置と第1のしきい値との比較において第
1のしきい値が定める設定範囲外である場合に、現在位
置出力信号の出力を停止する。
【0022】第4の態様は、第2のしきい値から第1の
しきい値への切り換えを、現在位置が第1のしきい値を
超えた時点から所定時間が経過した後に行うものであ
る。
【0023】現在位置出力信号は、現在位置が第1のし
きい値が定める設定範囲内に移動した時点で出力し、現
在位置が第1のしきい値が定める設定範囲外に移動した
時点で出力を停止する。現在位置出力信号の出力中にお
いて、現在位置が第1のしきい値を超えた時点から所定
の時間内に、現在位置が第1のしきい値を超えて設定範
囲外に移動する場合には、しきい値を十分に大きな値の
第2のしきい値とすることによって、現在位置出力信号
の出力の停止は行わない。
【0024】一方、現在位置が第1のしきい値を超えた
時点から所定時間が経過した後において、現在位置が第
1のしきい値を超えて設定範囲外に移動する場合には、
しきい値を第1のしきい値に切り換えておくことによっ
て、現在位置出力信号の出力を停止する。
【0025】なお、前記所定時間内において、現在位置
が第1のしきい値を再度超えた場合には、この時点から
計時を再開して、現在位置が第1のしきい値を超える最
新の時点からの所定時間を用いる。
【0026】第2のしきい値から第1のしきい値への切
り換えを、現在位置が第1のしきい値を超えた時点から
所定時間の間で制限することによって、現在位置が設定
範囲を定める境界付近を変動した場合であっても、現在
位置出力信号は変動せず、安定した出力を行うことがで
きる(請求項4に対応)。
【0027】請求項2〜請求項4の何れ請求項も、設定
範囲を定めるしきい値を少なくとも2つ備え、該しきい
値を現在位置と移動方向に応じて選択し、数値制御装置
の制御対象の現在位置を検出し、検出した現在位置と選
択したしきい値とを比較し、比較結果に基づいて現在位
置が所定範囲内にあることを検出するという請求項1の
特徴点を共通に備え、現在位置が設定範囲を定める境界
付近を変動した場合であっても、現在位置出力信号は変
動せず、安定した出力を行うことができる。
【0028】したがって、本発明の現在位置検出方法に
よれば、プレス軸のような微妙な動作が要求される場合
であっても、現在位置出力信号によってプレス中である
か否かの判別を容易に行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の現在位
置検出方法を適用することができる装置の一構成例を示
すブロック図である。図1において、数値制御装置(N
C装置)1は各軸を駆動するモータ2に対して指令を出
力して制御を行う。数値制御装置1はリニアスケール等
の位置検出装置3で位置信号を検出し、この位置信号を
フィードバックして位置制御を行っている。
【0030】本発明の現在位置検出方法は、この位置信
号を入力して現在位置出力信号を出力するものであり、
図1中では該機能を現在位置出力信号形成手段4で表し
ている。現在位置出力信号形成手段4は、現在位置出力
部5及び動作形態判定部6の機能部分を備える。動作形
態判定部6は、異なる大きさのしきい値を備え、使用す
るしきい値を選択する機能部分である。また、現在位置
出力部5は、入力した現在位置信号に基づいて位置を求
め、動作形態判定部6で選択したしきい値に基づいて、
求めた現在位置が設定範囲内か設定範囲外であるかを判
定し、設定範囲内である場合には現在位置出力信号を出
力する機能部分である。なお、動作形態判定部6による
しきい値の選択は、現在位置出力部5で求めた数値制御
装置の現在位置の履歴や設定範囲との関係に基づいて行
う。
【0031】なお、図1において、現在位置出力信号形
成手段4は、単独の装置で構成することも、数値制御装
置1内に構成することもでき、また、ハードウエアで構
成することもソフトウエアで構成することもできる。
【0032】次に、本発明の現在位置検出方法の第1の
形態を図2のフローチャート、図3の信号図、図4の設
定範囲図を用いて説明する。ここでは、第1の設定範囲
のしきい値をP1とし、第2の設定範囲のしきい値をP
2(P1<P2)とし、位置を表す値が各しきい値より
大きい場合に各設定範囲の外側にあり、位置を表す値が
各しきい値より小さい場合に各設定範囲の内側にあるも
のとしている。
【0033】以下、位置信号が第1,第2の設定範囲の
外側から内側に向かって移動する場合について説明す
る。したがって、位置信号は、はじめに第2の設定範囲
内に移動した後、第1の設定範囲内に移動する。また、
以下の動作例では、位置信号が第1の設定範囲内に移動
した場合に現在位置出力信号を出力し、その後位置信号
が第2の設定範囲外に移動した場合に現在位置出力信号
の出力を停止する場合について説明する。
【0034】はじめに、動作形態判定部6において、異
なる値の第1,2にしきい値P1,P2を定め、このし
きい値P1,P2によって二つの異なる第1,第2の設
定範囲を設定する(ステップS1)。動作形態判定部6
は、初期状態としてステップS1で定めたしきい値P1
を用いて第1の設定範囲を設定する。この第1の設定範
囲は、図3においてしきい値P1で定まる破線で示して
いる(ステップS2)。
【0035】現在位置出力部5は、位置検出装置3から
位置信号を入力して位置Pを取り込む(ステップS
3)。動作形態判定部6は、現在位置出力部5から位置
Pを入力し、第2の設定範囲を定めるしきい値P2と比
較した(ステップS4)後、第1の動作範囲を定めるし
きい値P1と比較して、位置Pが第1の動作範囲内にあ
るか否かの判定を行う(ステップS6)。なお、ステッ
プS4の判定において、位置Pがしきい値P2より大き
い場合には、ステップS5の現在位置出力信号の出力を
停止する工程に進むが、位置Pがしきい値P2よりも大
きい位置にあるような初期状態(図3中のz)では、現
在位置出力信号は未出力であるためステップS6に進
む。
【0036】位置Pが図3中のaの位置からしきい値P
1を通過して(図3中のA)bの位置に達すると、動作
形態判定部6はステップS6においてP<P1を判定し
て、第1のしきい値P1から第2のしきい値P2に切り
換え、設定範囲を第1の設定範囲から第2の設定範囲に
変更する(ステップS7)。現在位置出力部5は現在位
置出力信号を出力する(ステップS8)。
【0037】この状態で、位置信号Pが図3中のbの位
置からしきい値P1を超えて(図3中のB)cの位置に
移動したり、また、位置信号Pが図3中のcの位置から
しきい値P1を通過して(図3中のC)dの位置に移動
したり、さらに、位置信号Pが図3中のdの位置からし
きい値P1を超えて(図3中のE)eの位置に移動する
等、しきい値P1を境にして変動した場合には、位置信
号Pがしきい値P2を超えない限り現在位置出力信号の
出力を続行する。これによって、現在位置がしきい値付
近で変動した場合であっても、現在位置出力信号を安定
して出力することができる。
【0038】現在位置が図3中のeの位置からしきい値
P2を超えて(図3中のF)fの位置に移動した場合に
は、動作範囲選択部6は現在位置が2の動作範囲の外に
出たものと判定し(ステップS4)、現在位置出力部6
は現在位置出力信号の出力を停止する(ステップS
5)。また、動作範囲選択部6はしきい値をP2からP
1に変更する(ステップS2)。
【0039】したがって、本発明の現在位置検出方法に
よれば、出力される現在位置出力信号は図3(b)に示
すように、途中の段階で現在位置の変動が生じた場合で
あっても、断続することなく安定した出力を行うことが
できる。
【0040】図4は、本発明の現在位置検出方法におけ
る設定範囲と位置Pの履歴との関係を説明するための図
である。なお、図4中に示すしきい値P1,P2、及び
a〜f,zの符号は、図3中の符号と対応して示してい
る。
【0041】位置Pがしきい値P2の外側から第1,2
の設定範囲内に向かって移動する場合に(図4中の
a)、現在位置出力信号を出力する設定範囲はしきい値
をP1とする第1の設定範囲となる。位置Pがしきい値
をP1に達すると、設定範囲はしきい値をP2とする第
2の設定範囲に変更される。
【0042】第2の設定範囲による判定は、位置Pがし
きい値P2を超えない限り変更されない(図4中のb,
c,d,e)。
【0043】位置Pがしきい値P2を超えると、設定範
囲はしきい値をP1とする第1の設定範囲に変更され
(図4中のf)、初期の状態(図4中のz)に戻る。
【0044】したがって、本発明の第1の形態における
しきい値、及び設定範囲はしきい値P1,P2を変更す
るヒステリシス特性を備えたものとなる。位置Pは、第
1のしきい値P1に達するまでは第1の設定範囲にした
がって現在位置出力信号を出力する。第1のしきい値p
1に達した後は、第2のしきい値P2に達するまで第2
の設定範囲にしたがって現在位置出力信号を出力する。
第1のしきい値P1と第1のしきい値P2との間は、し
きい値P1の近傍における位置の変動に対する不感帯を
形成し、これによって、安定した現在位置出力信号の出
力を行う。
【0045】次に、本発明の現在位置検出方法の第2の
形態を図5のフローチャート、図6,7の信号図を用い
て説明する。ここでは、位置Pが第1のしきい値P1を
第1の方向(負の方向)で通過したとき、現在位置出力
信号が出力されるものとし、位置Pが第2のしきい値P
2を第2の方向(正の方向)で通過したとき、現在位置
出力信号の出力を停止するものとする。なお、図6は第
1のしきい値P1を第2のしきい値P2より大きい値に
設定した場合を示し、図7は第1のしきい値P1を第2
のしきい値P2より小さい値に設定した場合を示す。図
6(a),図7(a)において、時間を横軸に設定し、
数値制御装置の制御対象の機械座標軸を縦軸に設定し、
機械座標値である位置信号が時間変化とともに、a,
b,・・・,gと移動する様子を示している。図6
(b),図7(b)は、このときの現在位置出力信号を
表している。
【0046】以下、図6の場合を例として説明する。は
じめに、動作形態判定部6において、現在位置出力信号
の基準となる、異なる値の第1,2にしきい値P1,P
2を定める(ステップS11)。この第1,2のしきい
値は、図6においてしきい値P1,しきい値P2定まる
破線で示している。
【0047】現在位置出力部5は、位置検出装置3から
位置信号を入力して位置Pを取り込む(ステップS1
2)。動作形態判定部6は、現在位置出力部5から位置
Pを入力し、第2のしきい値P2を通過したかを判定し
た(ステップS13)後、第1のしきい値P1を通過し
たかを判定し(ステップS16)、さらに、位置Pが第
1のしきい値P1を負の方向で通過したかの確認を行う
(ステップS17)。
【0048】ステップS13の判定において、位置信号
がしきい値P2を通過したことが判明すれば、位置信号
が第2のしきい値P2を正の方向で通過したかの確認を
行う(ステップS14)。該当すれば、ステップS15
の現在位置出力信号の出力を停止する工程に進む。該当
しない場合には、現在位置出力信号の変化はないため、
再びステップS12に戻る。また、位置Pがしきい値P
2通過していない状態(図6中のa)では、現在位置出
力信号は未出力であるためステップS16に進む。
【0049】機械座標値の位置信号が、図6(a)のa
に位置から第1のしきい値を通過してbの位置に達する
と、動作形態判定部6はステップS16において、位置
信号Pが第1のしきい値P1を通過したことを判定し、
さらに、位置信号Pが負の方向に第1にしきい値P1を
通過したか否かの判定を行う(ステップS17)。該当
する場合には、現在位置出力信号を出力する(ステップ
S18)。
【0050】この状態で、位置信号Pが第2のしきい値
P2を正の方向に通過するまで(図6中のE)、現在位
置出力信号を出力を維持する。
【0051】したがって、図6(a)のbの位置から第
1のしきい値P1を正の方向に通過して(図6(a)の
B)図6(a)のcの位置に移動したり、また、位置信
号Pが図6(a)のdの位置から第2のしきい値P2を
負の方向で通過して(図6(a)のD)図6(a)のe
の位置に移動しても、現在位置出力信号の出力を続行す
る。これによって、境界付近で位置が変動した場合であ
っても、現在位置出力信号を安定して出力することがで
きる。
【0052】位置が図6(a)のeの位置から、第2の
しきい値P2を超えて(図6(a)のE)図6(a)の
fの位置に移動した場合には(ステップS13)、動作
形態判定部6は位置が第2のしきい値P2を正の方向に
通過したと判定し(ステップS14)、現在位置出力部
6は現在位置出力信号の出力を停止する(ステップS1
5)。
【0053】なお、図6に示すように、現在位置出力信
号の出力を停止するための第2のしきい値P2を、現在
位置出力信号を出力するための第1のしきい値P1より
も小さく設定した場合、位置信号Pによっては現在位置
出力信号の出力が停止しない。この場合には、必要時に
位置信号Pを取り込んで位置確認を行うことによって対
処することができる。
【0054】次に、図7の場合を例として説明する。な
お、図6の場合と重複する部分は省略して記載する。は
じめに、動作形態判定部6において、現在位置出力信号
の基準となる、異なる値の第1,2にしきい値P1,P
2(P1<P2)を定める(ステップS11)。この第
1,2のしきい値は、図7においてしきい値P1,しき
い値P2定まる破線で示している。
【0055】図7(a)中のzからaの移動において、
ステップS13の判定で位置信号がしきい値P2を通過
したことを確認し、ステップS14の判定で位置信号が
第2のしきい値P2を負の方向で通過したことを確認す
ると、現在位置出力信号を出力することなくステップS
16に進む。
【0056】機械座標値の位置信号が、図7(a)のa
に位置から第1のしきい値を通過してbの位置に達する
と、動作形態判定部6はステップS16において、位置
信号Pが第1のしきい値P1を通過したことを判定し、
さらに、位置信号Pが負の方向に第1にしきい値P1を
通過したか否かの判定を行う(ステップS17)。該当
する場合には、現在位置出力信号を出力する(ステップ
S18)。
【0057】この状態で、位置信号Pが第2のしきい値
P2を正の方向に通過するまで(図7中のE)、現在位
置出力信号を出力を維持する。
【0058】したがって、図7(a)のbの位置から第
1のしきい値P1を正の方向に通過して(図7(a)の
B)図7(a)のcの位置に移動したり、また、位置信
号Pが図7(a)のcの位置から第1のしきい値P1を
負の方向で通過して(図6(a)のC)図7(a)のd
の位置に移動したり、図7(a)のdの位置から第1の
しきい値P1を正の方向に通過して(図7(a)のD)
図7(a)のeの位置に移動しても、現在位置出力信号
の出力を続行する。これによって、境界付近で位置が変
動した場合であっても、現在位置出力信号を安定して出
力することができる。
【0059】位置が図7(a)のeの位置から、第2の
しきい値P2を超えて(図7(a)のE)図7(a)の
fの位置に移動した場合には(ステップS13)、動作
形態判定部6は位置が第2のしきい値P2を正の方向に
通過したと判定し(ステップS14)、現在位置出力部
6は現在位置出力信号の出力を停止する(ステップS1
5)。
【0060】したがって、現在位置検出方法の第2の形
態によれば、出力される現在位置出力信号は図6(b)
に示すように、途中の段階で位置変動が生じた場合であ
っても、断続することなく安定した出力することができ
る。
【0061】したがって、本発明の第2の形態における
現在位置出力信号は、第1,2のしきい値P1,P2
を、それぞれ第1,2の方向で通過した場合のみ信号が
変更されるヒステリシス特性を備えたものとなる。位置
Pは、第1のしきい値P1を第1の方向で通過した場合
にみ現在位置出力信号を出力し、その後は、第2のしき
い値P2を第2の方向で通過するまで現在位置出力信号
を出力し続ける。これにより、第1のしきい値の近傍に
おける位置変動に対して不感帯を形成し、これによっ
て、安定した現在位置出力信号の出力を行う。
【0062】次に、本発明の現在位置検出方法の第3の
形態を図8のフローチャート、図9の信号図を用いて説
明する。ここでは、位置Pが第1のしきい値P1を通過
したとき、現在位置出力信号が出力及び出力の停止が行
われるものとし、第2のしきい値P2は第1のしきい値
P1よりも十分に大きな値とする。図9(a)時間を横
軸に設定し、数値制御装置の制御対象の機械座標軸を縦
軸に設定し、機械座標値である位置信号が時間変化とと
もに、a,b,c,dと移動する様子を示している。図
9(b)はタイマーの計時状態を示し、図9(c)は、
このときの現在位置出力信号を表している。
【0063】はじめに、動作形態判定部6において、現
在位置出力信号の基準となる、異なる値の第1,2にし
きい値P1,P2(P1<<P2)、及び時間T0を定
める(ステップS21)。この第1,2のしきい値は、
図9においてしきい値P1,しきい値P2定まる破線で
示している。
【0064】現在位置出力部5は、位置検出装置3から
位置信号を入力して位置Pを取り込む(ステップS2
2)。動作形態判定部6は、現在位置出力部5から位置
Pを入力し、第1のしきい値P1を通過したかを判定す
る(ステップS23)。
【0065】図9(a)中のaからbの移動において、
ステップS23の判定により位置信号がしきい値P1を
通過したことが判明すれば、図9(a)のAの現在位置
出力信号を出力し(ステップS24)、しきい値を第2
のしきい値P2とし(ステップS25)、タイマーの計
時を開始する。タイマーは、ステップS21で設定した
時間T0を計時するものであり、図9(b)では計時ご
とに時間T0から減少する状態で示している(ステップ
S26)。
【0066】タイマーによる計時を続行しながら、位置
Pを入力し(ステップS27)、第1のしきい値P1を
通過したかを判定する(ステップS28)。
【0067】ステップS28の判定では、図9(a)中
のbからcの移動を検出する(図9(a)中のB)。こ
のとき、しきい値は第2のしきい値P2に変更されてい
るため、現在位置出力信号は変化しない。
【0068】取り込んだ位置信号P(ステップS29)
を第1のしきい値P1と比較する(ステップS30)。
位置信号Pが第1のしきい値P1以下と反対され、しき
い値P1を超えたと判定すると、タイマーの計時時間T
が設定時間T0を超えているか否かを判定する(ステッ
プS31)。
【0069】タイマーの計時時間Tが設定時間T0を超
えていない場合(図7(a)のC)には、しきい値は第
2のしきい値P2のままとするとともに、ステップS2
5に戻ってタイマーをリセットし、計時を再開する。
【0070】ステップS31において、タイマーの計時
時間Tが設定時間T0を超えた場合には(図7(b)の
D)、しきい値を第1のしきい値P1に変更する(図7
(a)のe)(ステップS32)。しきい値を第1のし
きい値P1に変更した後、取り込んだ位置信号P(ステ
ップS33)を第1のしきい値P1と比較する(ステッ
プS34)。位置信号Pが第1のしきい値P1を超えた
場合には、現在位置出力信号の出力を停止する(図9
(a),(c)中のE)(ステップS35)。
【0071】したがって、タイマーが計時を続行してい
る間では、しきい値は十分に大きな値の第2のしきい値
P2に変更されているため、この間に、図9(a)のb
の位置から第1のしきい値P1を正の方向に通過して
(図9(a)のB)図9(a)のcの位置に移動した
り、また、位置信号Pが図9(a)のcの位置から第1
のしきい値P1を負の方向で通過して(図9(a)の
C)図9(a)のdの位置に移動しても、現在位置出力
信号の出力を続行する。これによって、境界付近で位置
が変動した場合であっても、現在位置出力信号を安定し
て出力することができる。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安定した現在位置出力信号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現在位置検出方法を適用することがで
きる装置の一構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の現在位置検出方法の第1の形態を説明
するためのフローチャートである。
【図3】本発明の現在位置検出方法の第1の形態を説明
するための信号図である。
【図4】本発明の現在位置検出方法の第1の形態におけ
る動作範囲と現在位置の履歴との関係を説明するための
図である。
【図5】本発明の現在位置検出方法の第2の形態を説明
するためのフローチャートである。
【図6】本発明の現在位置検出方法の第2の形態を説明
するための信号図である。
【図7】本発明の現在位置検出方法の第2の形態を説明
するための信号図である。
【図8】本発明の現在位置検出方法の第3の形態を説明
するためのフローチャートである。
【図9】本発明の現在位置検出方法の第3の形態を説明
するための信号図である。
【図10】従来の現在位置検出方法の動作を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 数値制御装置 2 モータ 3 位置検出装置 4 現在位置出力信号形成手段 5 現在位置出力部 6 動作状態判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 弦間 栄治 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 (72)発明者 稲垣 宇郎 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580番 地 ファナック株式会社内 Fターム(参考) 2F069 AA02 AA04 BB01 GG62 HH30 NN00 5H223 AA06 BB05 CC06 DD01 EE06 5H269 AB01 BB12 JJ02 NN02 5H303 AA01 CC03 DD01 EE07 KK09 KK12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御装置の制御対象の現在位置が設
    定範囲内にあることを検出する現在位置検出方法におい
    て、設定範囲を定めるしきい値を少なくとも2つ備え、
    現在位置と移動方向を基にしきい値を選択し、数値制御
    装置の制御対象の現在位置を検出し、検出した現在位置
    と選択したしきい値とを比較し、比較結果に基づいて現
    在位置が所定範囲内にあることを検出する現在位置検出
    方法。
  2. 【請求項2】 数値制御装置の制御対象の現在位置が設
    定範囲内にあることを検出する現在位置検出方法におい
    て、設定範囲を定めるしきい値を少なくとも2つ備え、
    数値制御装置の制御対象の現在位置を検出し、現在位置
    と第1のしきい値との比較において、第1のしきい値が
    定める設定範囲内である場合に、現在位置出力信号の出
    力、及び第2のしきい値への切り換えを行い、現在位置
    と第2のしきい値との比較において第2のしきい値が定
    める設定範囲外である場合に、現在位置出力信号の出力
    の停止、及び第1のしきい値への切り換えを行う、現在
    位置検出方法。
  3. 【請求項3】 数値制御装置の制御対象の現在位置が設
    定範囲内にあることを検出する現在位置検出方法におい
    て、設定範囲を定めるしきい値を少なくとも2つ備え、
    数値制御装置の制御対象の現在位置を検出し、現在位置
    が第1のしきい値を第1の方向で通過する場合に、現在
    位置出力信号の出力を開始し、現在位置が第2のしきい
    値を第2の方向で通過する場合に、現在位置出力信号の
    出力を停止する、現在位置検出方法。
  4. 【請求項4】 数値制御装置の制御対象の現在位置が設
    定範囲内にあることを検出する現在位置検出方法におい
    て、設定範囲を定めるしきい値を少なくとも2つ備え、
    該しきい値の一つは十分に大きな値を持つ第2のしきい
    値とし、数値制御装置の制御対象の現在位置を検出し、
    現在位置と第1のしきい値との比較において、第1のし
    きい値が定める設定範囲内への移動時に、現在位置出力
    信号の出力、所定時間を計時する時間計測の開始、及び
    第2のしきい値への切り換えを行い、所定時間経過後に
    第1のしきい値への切り換えを行い、第1のしきい値へ
    の切り換えの後、現在位置と第1のしきい値との比較に
    おいて第1のしきい値が定める設定範囲外である場合
    に、現在位置出力信号の出力の停止を行う、現在位置検
    出方法。
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