JP2000081122A - 車両用駆動列アセンブリ - Google Patents

車両用駆動列アセンブリ

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JP2000081122A
JP2000081122A JP11225992A JP22599299A JP2000081122A JP 2000081122 A JP2000081122 A JP 2000081122A JP 11225992 A JP11225992 A JP 11225992A JP 22599299 A JP22599299 A JP 22599299A JP 2000081122 A JP2000081122 A JP 2000081122A
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Scott V Anderson
スカット、ヴィ、アンダスン
Charles R Jones
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/70Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for change-speed gearing in group arrangement, i.e. with separate change-speed gear trains arranged in series, e.g. range or overdrive-type gearing arrangements
    • F16H61/702Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for change-speed gearing in group arrangement, i.e. with separate change-speed gear trains arranged in series, e.g. range or overdrive-type gearing arrangements using electric or electrohydraulic control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H2306/00Shifting
    • F16H2306/20Timing of gear shifts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多速度車軸アセンブリの作動を自動制御する
電子制御装置を備えた車両駆動列アセンブリを提供する
ことにある。 【解決手段】 トランスミッション13を複数のトラン
スミッション変速比の所望の1つで作動し、車軸アセン
ブリ14を複数の車軸変速比の所望の1つで作動し、車
両に対し所望の全変速比を提供する電子制御装置20を
設ける。電子制御装置20は、車両の運転パラメータを
表わす1つ又は複数の入力信号に応答する。全変速比の
変更が必要であることを決定するときは、電子制御装置
20は所望の全変速比が得られるようにトランスミッシ
ョン・アクチュエータ15及び車軸アクチュエータ17
の一方又は両方を作動する。トランスミッション・アク
チュエータと、車軸アクチュエータとのいずれか一方を
作動するか、両方を作動するかの決定は、両アクチュエ
ータにより生ずる特定の変速比と現行の全変速比と所望
の全変速比とその他の要因とによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、回転動力源及び
多速度車軸(multiple speedaxle)
を備え車両の回転動力源及び従動車輪間に所望の減速比
(speed reduction gear rat
io)を提供する車両駆動列アセンブリに関する。こと
に本発明はこのような車両駆動列アセンブリで多速度車
軸アセンブリの作動を自動的に制御する電子制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】現用の実際上全部の陸用車両では、回転
動力源と回転従動車輪を持つ従動車軸とを備えた駆動列
アセンブリを設けてある。多くの例では回転動力源とし
て内燃機関又はディーゼル・エンジンを使う。このよう
なエンジンは、比較的狭い範囲の速度内で作動するよう
にしてあるが極めて低い速度又は極めて高い速度で作動
するにはあまり適合していない。すなわちエンジン駆動
車両の駆動列アセンブリは、典型的には、エンジンに連
結した継手(カップリング)機構と、この継手機構及び
従動車軸の間に連結したトランスミッション(tran
smission)とを備える。継手機構は、駆動列ア
センブリの残りの部品を駆動する状態からエンジンを選
択的に連結をはずすように設けてエンジンを車両の停止
中に運転したままにできる。トランスミッションは、エ
ンジン及び従動車軸の間に複数の減速比を生ずることに
より車両の平滑な加速及び減速を容易にする。しかし他
の例では回転動力源は電気モータを使う。このようなモ
ータは有効に停止始動ができ広範囲の速度にわたる運転
に十分適している。従って電動車両では、駆動列アセン
ブリ内にトランスミッションを介在させないで従動車軸
に変速モータを直接連結することができる。
【0003】継手機構及びトランスミッションを備えた
これ等のエンジン駆動車両では、継手機構及びトランス
ミッションの操作は手動ですなわち車両の運転者による
物理的力に応じて行われることが多い。このような手動
方式では継手機構は通常機械式クラッチとして構成でき
る。この機械式クラッチを係合させるときは、トランス
ミッションは車両エンジンにより駆動され、車両を選定
した歯車比すなわち変速比(gear ratio)で
作動する。トランスミッションを第1変速比から第2変
速比にシフトするには、クラッチを初めに係合をはずし
車両エンジンからトランスミッションに動力が伝わらな
いようにする。このようにして、かみ合いギヤ歯の望ま
しくない衝撃を防ぐように非トルク負荷条件のもとでト
ランスミッション内でギヤシフト操作が行なわれる。次
いでクラッチはふたたび係合させられ、車両を第2変速
比で運転するように車両エンジンからトランスミッショ
ンに動力を伝える。
【0004】機械式クラッチの典型的構造では、車両エ
ンジンの出力軸の端部にこの軸と一緒に回転するように
固定したフライホイールに連結したカバーを備える。ク
ラッチ内にはカバー及びフライホイールの間にプレッシ
ャ・プレートを配置してある。このプレッシャ・プレー
トは、フライホイール及びカバーに一緒に回転するよう
に連結されるがこれ等に対し軸線方向に移動できる。す
なわちフライホイール、カバー及びプレッシャ・プレー
トは全部車両エンジンにより絶えず回転駆動される。フ
ライホイール及びプレッシャ・プレートの間には従動デ
ィスク・アセンブリを配置してある。従動ディスク・ア
センブリは、トランスミッション入力軸にこの軸と一緒
に回転するように支えてあるがこの軸に対し軸線方向に
移動できる。クラッチを係合させるにはプレッシャ・プ
レートをフライホイールに向かい軸線方向に係合位置に
移動させる。この係合位置では従動ディスク・アセンブ
リはフライホイール及びプレッシャ・プレートの間に摩
擦を伴って係合する。従って従動ディスク・アセンブリ
(とこのアセンブリを支えたトランスミッション入力軸
と)は、フライホイール、カバー及びプレッシャ・プレ
ートと一緒に回転するように駆動される。クラッチの係
合を離脱するには、プレッシャ・プレートをフライホイ
ールから軸線方向に遠ざかる向きに係合離脱位置に移動
させる。プレッシャ・プレートを軸線方向に係合離脱位
置に移動させるときは、従動ディスク・アセンブリはフ
ライホイール及びプレッシャ・プレートの間で摩擦を伴
って係合しない。従って従動ディスク・アセンブリ(と
このアセンブリを支えるトランスミッション入力軸と)
は、フライホイール、カバー及びプレッシャ・プレート
と一緒に回転するようには駆動されない。
【0005】係合位置及び係合離脱位置の間でプレッシ
ャ・プレートの軸線方向移動を生じさせるように、多く
の機械式クラッチには、トランスミッション入力軸のま
わりに配置した一般に中空円筒形のリリース・スリーブ
を持つリリース・アセンブリ(release ass
embly)を設けてある。リリース・スリーブの前端
部は、クラッチ内に延び複数のレバー又はその他の機械
的機構を介しプレッシャ・プレートに連結してある。こ
のようにしてリリース・スリーブの軸線方向移動により
係合位置及び係合離脱位置の間にプレッシャ・プレート
の対応する軸線方向移動を生ずる。通常クラッチ内には
プレッシャ・プレートを係合位置に向かい付勢するよう
に1個又は複数個の係合ばねを設けてある。これ等の係
合ばねは典型的にはリリース・スリーブ及びカバーの間
で反作用を及ぼし通常クラッチを係合状態に保持する。
リリース・スリーブの後端部はクラッチからカバーを貫
いて形成した中心穴を貫いて外方に延びる。リリース・
スリーブはクラッチのカバー及びプレッシャー・プレー
トに連結してあるから、このスリーブも又車両エンジン
の運転時はつねに絶えず回転駆動される。すなわちリリ
ース・スリーブの後端部には通常環状のリリース軸受
(release bearing)を取付けてある。
このリリース軸受は、リリース・スリーブに軸線方向に
固定され、リリース・スリーブと一緒に回転する内レー
スと、回転しないように拘束した外レースと、このよう
な相対回転ができるように内レース及び外レース間に配
置した複数個の軸受とを備える。リリース軸受の非回転
外レースは典型的には、クラッチを作動するように係合
位置及び係合離脱位置の間でリリース・スリーブ(又従
ってプレッシャ・プレート)を動かす作動機構によって
係合させる。このクラッチは車両の運転室内に位置する
クラッチ・ペダルを押すことにより係合を離脱する。ク
ラッチペダルは、機械的リンク仕掛を介してクラッチの
リリース軸受の外レースに連結され、クラッチ・ペダル
を押すとクラッチのプレッシャ・プレートが係合位置か
ら係合離脱位置に動かされる。クラッチ・ペダルを解放
するときはクラッチ内に設けた係合ばねはプレッシャ・
プレートを係合離脱位置から係合位置に戻す。
【0006】典型的な構造の手動トランスミッション
は、回転動力源に連結したトランスミッション入力軸と
従動車軸に連結したトランスミッション出力軸と複数個
のかみ合いギヤとを納めるケースを備える。トランスミ
ッション入力軸及びトランスミッション出力軸の間のか
み合いギヤのうちの選定したギヤをこれ等の軸の間に所
望の減速比が得られるように互いに連結する手動構造を
設けてある。このトランスミッションケース内に納めた
各かみ合いギヤは、複数のこのような変速比が生ずるよ
うに種種の寸法を持つ。これ等の種種の変速比の間で適
当にシフトすることにより、車両の加速及び減速が平滑
有効に行われる。トランスミッションのギヤシフト作用
は、このトランスミッションから車両の運転者室内に延
びるシフトレバーを手動で動かすことによりクラッチの
係合を離脱するときに行うことができる。このような形
式の手動のクラッチ及びトランスミッション・アセンブ
リは、当業界にはよく知られ構造及び作用が比較的簡単
安価で軽量である。これによって中負荷及び高負荷トラ
ックの現用のクラッチ/トランスミッション・アセンブ
リの多くは手動で操作する。
【0007】継手機構及びトランスミッションを備えた
これ等のエンジン駆動車両では、このような継手機構及
びトランスミッションの操作は又自動的にすなわち車両
の運転者が物理的な力を使わないで行われる。前記した
手動操作のクラッチ/トランスミッション・アセンブリ
の使用の便宜性を向上するように通常手動のトランスミ
ッションの部分自動又は全自動のシフト操作を行う種種
の構造が提案されている。部分自動又は全自動手動トラ
ンスミッションでは運転者操作のクラッチ・ペダルの代
りに流体圧式又は空気圧式アクチュエータのような自動
式クラッチ・アクチュエータを使ってもよい。自動式ク
ラッチ・アクチュエータの作動は、運転者の手動の力に
よらないでクラッチを選択的に係合させ又係合を離脱す
る電子制御装置又はその他の制御機構により制御するこ
とができる。同様に運転者操作のシフト・レバーの代り
に又、所望の使用変速比を選定して係合させるのに電子
制御装置又はその他の制御機構により制御する流体圧式
又は空気圧式アクチュエータのような自動式トランスミ
ッション・アクチュエータを使ってもよい。
【0008】或は駆動列アセンブリに自動式トランスミ
ッションを設けてもよい。自動式トランスミッションは
前記した手動トランスミッション及び自動手動トランス
ミッションに比べて構造及び作用が著しく異なる。従来
の自動式トランスミッションでは、継手機構は典型的に
は前記した機械式クラッチの代りに流体圧式トルク・コ
ンバータ又はその他の流体継手を使う。トランスミッシ
ョンは、所望の変速比が得られるように流体作動クラッ
チにより選択的に係合させ係合を離脱する複数のギヤセ
ットを備える。トルク・コンバータ及び流体作動クラッ
チの作用は典型的には、車両の運転者が手動の作用を行
わないで車両の所定の運転条件に応答して電子制御装置
により制御する。広範囲の種類のこのような形式の自動
式トランスミッションが当業界では知られている。これ
等のトランスミッションは前記した手動式トランスミッ
ションよりいくぶん複雑高価であるから、自動式トラン
スミッションは一般に、乗用車や軽量及び中型のトラッ
クのような比較的小型軽量の車両だけに使われる。
【0009】前記したようにさらに、車両駆動列アセン
ブリに回転動力源として変速モータを使うことが知られ
ている。このような電気モータの作動速度は通常、車両
の運転者による加速ペダルの動きに応答して電子制御装
置により制御する。電気モータの速度は同等の内燃機関
又はディーゼル・エンジンより一層容易に変えることが
できるから、電気モータの出力軸は、中間トランスミッ
ションを使用しないで駆動列アセンブリの被駆動車軸に
直接連結できることが多い。
【0010】エンジン駆動の駆動列アセンブリ(継手/
トランスミッション構造を備える)とモータ駆動の駆動
列アセンブリ(このような継手/トランスミッション構
造を備えない)とでは共に、従動車軸アセンブリは、車
両の従動車輪に回転動力を伝えるように設けてある。典
型的な車軸アセンブリは、デフギヤ・アセンブリ(di
fferential gear assembly)
を介し1対の車軸出力軸に連結した車軸入力軸を納める
ハウジングを備える。デフギヤ・アセンブリは車軸入力
軸からの回転動力を2本の車軸出力軸に分割し従って車
両の車輪を回転駆動する。若干の例では車軸アセンブリ
は車軸入力軸及び各車軸出力軸の間に単一の減速比だけ
しか生じないように構成してある。しかし他の例では車
軸アセンブリは車軸入力軸及び各車軸出力軸間に2種類
(或はそれ以上の種類)の減速比を生ずるように構成し
てある。多重速度車軸アセンブリは、これ等のアセンブ
リがトランスミッションにより比較的簡単安価に得られ
る減速比の種類数を越える種類数の減速比にわたるので
望ましい。たとえば2速度車軸アセンブリと協働して作
動する4速度トランスミッションは全部で8種類の変速
比を生ずる。
【0011】これ等の多速度車軸アセンブリでは各車軸
変速比間でシフトする手動操作機構を設けることがよく
知られている。従来この手動操作機構は車両運転室から
車軸アセンブリに延びる機械的リンク仕掛を備えてい
た。車両の運転者は機械的リンク仕掛を物理的に動かし
て各車軸変速比間のシフトを行った。しかしなお近年で
は手動操作機構は、車軸アセンブリに設けた電気モータ
を作動するように接続した電気スイッチを設けた。車両
の運転者は、車軸変速比間のシフトを行うように電気モ
ータの作動を制御するこの電気スイッチを手動操作し
た。
【0012】手動クラッチ/トランスミッションアセン
ブリと協働して多速度車軸アセンブリを手動操作するこ
とはよく知られている。しかし手動操作多速度車軸アセ
ンブリは前記したように部分自動式又は全自動式手動ト
ランスミッションに又は自動式トランスミッションには
容易には使うことができない。さらに手動操作多速度車
軸アセンブリは、直結した変速モータに容易には使うこ
とができない。すなわち車両駆動列アセンブリで部分自
動式又は全自動式手動トランスミッション、自動式トラ
ンスミッション又は変速モータを持つ多速度車軸アセン
ブリの作動を自動制御する制御装置を設けることが望ま
しい。
【0013】
【発明の要約】本発明は車両駆動列アセンブリ内の多速
度車軸アセンブリの作動を自動制御する電子制御装置に
係わる。
【0014】第1の実施例では車両駆動列アセンブリ
は、自動手動トランスミッションと、複数のトランスミ
ッション変速比の任意の1つでこのトランスミッション
を作動するトランスミッション・アクチュエータとを備
える。このシステムはさらに、複数の車軸変速比の任意
の1つで車軸アセンブリを作動する車軸アクチュエータ
を備える。トランスミッションを複数のトランスミッシ
ョン変速比の所望の1つで作動し又車軸アセンブリを複
数の車軸変速比の所望の1つで作動して車両に所望の全
変速比が得られるようにするのに電子制御装置を設けて
ある。このために電子制御装置は車両の運転パラメータ
を表わす1つ又は複数の入力信号に応答する。車両の全
変速比の変更を必要とすることが決定されると、電子制
御装置は所望の全変速比が得られるようにトランスミッ
ション・アクチュエータ及び車軸アクチュエータの一方
又は両方を作動する。トランスミッション・アクチュエ
ータだけを作動するか、車軸アクチュエータだけを作動
するか又はトランスミッション・アクチュエータ及び車
軸アクチュエータを共に作動するか、どうかの決定は、
トランスミッション及び車軸のアクチュエータにより得
られる特定の変速比と現用の全変速比と所望の全変速比
とその他の要因とによる。このシステムは又、自動トラ
ンスミッションと、トランスミッションを介在させない
で車軸アセンブリに直結した電気モータのような変速モ
ータとに使うことができる。
【0015】本発明の種種の目的及び利点は添付図面に
よる好適な実施例についての以下の説明から当業者には
明らかである。
【0016】
【実施例】添付図面で図1には本発明の第1実施例によ
る車両駆動列アセンブリ10のブロック図を例示してあ
る。駆動列アセンブリ10は、内燃エンジン又はディー
ゼル・エンジンのような普通のエンジン11又はその他
の回転動力源を備える。エンジン11はエンジン11の
クランク軸のような出力軸11aを介してクラッチ12
に連結してある。クラッチ12も又当業界には普通のも
のでエンジン11の出力軸11aをトランスミッション
13の入力軸13aに選択的に連結するように作用す
る。トランスミッション13は、入力軸13a及び出力
軸13bの間に選択的に連結する複数個のかみ合いギヤ
(図示してない)を含む。トランスミッション13内に
含めたかみ合いギヤは複数種類のこのような変速比を生
ずるように種種の寸法を持つ。これ等の種種の変速比の
間で適当にシフトすることにより、トランスミッション
13の入力軸13a及び出力軸13bの間に所望の減速
比を生ずることができる。
【0017】トランスミッション13の出力軸13bは
普通の駆動軸(図示してない)を経て普通の多速度車軸
アセンブリ14に連結してある。車軸アセンブリ14
は、クラッチ12を係合させるときはつねにエンジン1
1により回転駆動される1個又は複数個の車輪(図示し
てない)を備える。多重速度車軸アセンブリ14も又、
トランスミッション13の出力軸13bと車両車輪との
間に選択的に連結する複数個のかみ合いギヤ(図示して
ない)を含む。多重速度車軸アセンブリ14内に含めた
各かみ合いギヤは複数(典型的には2種類)のこのよう
な変速比を生ずるように種種の寸法を持つ。これ等の種
種の変速比の間で適当にシフトすることにより、トラン
スミッション13の出力軸13bと各車両車輪との間に
所望の減速比が得られる。トランスミッション13及び
多重速度車軸アセンブリ14の両方で得られる種種の減
速比の間で適当にシフトすることにより車両の加速及び
減速が平滑有効に得られる。以上述べた駆動列アセンブ
リ10の一般構造は当業界にはよく知られている。
【0018】図示のトランスミッション13は部分自動
又は全自動手動トランスミッションでよい。典型的な部
分自動手動トランスミッションでは運転者操作のシフト
レバー(図示してない)により、トランスミッション内
に納めた複数条のシフト・レールのうちの若干のレール
を係合させて動かし第1の組の使用変速比に係合させ
る。しかし自動シフト・トランスミッション・アクチュ
エータ15をトランスミッション13に設けて残りのシ
フト・レールを係合させて動かし第2の組の使用変速比
に係合させる。たとえば部分自動手動トランスミッショ
ンを設けることが知られている。このトランスミッショ
ンでは低い方の変速比は車両運転者がシフトレバーを使
い手動で選定して係合させるが、高い方の変速比はトラ
ンスミッション・アクチュエータ15により自動的に選
定し係合させる。このような一般構造を持つ典型的な部
分自動手動トランスミッションの1例は本願の譲受人の
米国特許第5,450,767号明細書に詳述してあ
る。この明細書の記述は本説明に参照してある。全自動
手動トランスミッションでは運転者操作シフト・レバー
の代りに通常トランスミッション・アクチュエータ15
を使う。トランスミッション・アクチュエータ15は、
トランスミッション13内に納めた全部のシフト・レー
ルをシフトさせ利用できる全部の変速比を選定し係合さ
せるように作用する。前記した特許明細書は、本説明に
述べるトランスミッションのシフト作用を全自動化する
のに前記した部分自動トランスミッション・アクチュエ
ータ15の適合性を記載してある。しかし本発明に任意
所望の構造のトランスミッション13及びトランスミッ
ション・アクチュエータ15を使うことができるのは明
らかである。
【0019】トランスミッション15の自動シフト作用
を容易にするように、クラッチ12にクラッチ・アクチ
ュエータ16を設けてある。クラッチ・アクチュエータ
16の構造及び作用は当業界には普通のものである。簡
単に述べるとクラッチ・アクチュエータ16は運転者操
作のクラッチ・ペダルの代りに設けられクラッチ12の
作動を部分自動化又は全自動化するようにする。クラッ
チ・アクチュエータ16はクラッチ12を係合モード又
は係合離脱モードで作動するように作用する。クラッチ
12を係合させるときは、トランスミッション13が車
両エンジン11により駆動され車両を選定した変速比で
作動する。トランスミッション13を第1変速比から第
2変速比にシフトするには、初めにクラッチ12の係合
を離脱し車両エンジン11からトランスミッション13
に動力が伝わらないようにする。このようにしてトラン
スミッション・アクチュエータ15により、かみ合いギ
ヤ歯の望ましくない衝撃を防ぐように非トルク負荷条件
のもとでトランスミッション13内にギヤシフト作用を
生じさせる。次いでクラッチ12はふたたび係合させて
車両エンジン11からトランスミッション13に動力を
伝え車両を第2の変速比で作動するようにする。クラッ
チ・アクチュエータ16に適合できることが分った1構
造例は、1997年7月9日付けの共有の米国特許願0
8/891,625号明細書に記載してある。この明細
書の内容は本説明に参照してある。しかし本発明が任意
所望の構造のクラッチ12及びクラッチ・アクチュエー
タ16により実施できるのは明らかである。
【0020】多速度車軸アセンブリ14の自動シフト作
用を容易にするように車軸アクチュエータ17を設けて
ある。車軸アクチュエータ17の構造及び作用は当業界
には普通のものである。簡単に述べると、車軸アクチュ
エータ17は、車軸アセンブリ14の作用を自動化する
ように運転者操作の機械式リンク仕掛又は電気スイッチ
/モータ・アセンブリの代りに設ける。車軸アクチュエ
ータ17は、車軸アセンブリ14を所望の変速比で作動
するように作用する電気モータ(図示してない)を備え
る。典型的には、車軸アセンブリ14は2種類の変速比
すなわち第1の比較的低い変速比と第2の比較的高い変
速比とを生ずることができる。すなわち第1変速比に係
合させると、車両の各車輪は車両エンジン11により駆
動されトランスミッション13の出力軸13bの回転速
度に対して車両を比較的低い変速比で作動する。同様に
第2変速比に係合させると、車両の各車輪は車両エンジ
ン11により駆動されトランスミッション13の出力軸
13bの回転速度に対して車両を比較的高い変速比で作
動する。車軸アクチュエータ17は後述のようにして車
軸アセンブリ14を第1及び第2の変速比の間でシフト
するように設けてある。車軸アクチュエータ17に適合
できることが分った1つの構造例は1988年12月2
7日付けの共有の米国特許第4,793,458号明細
書に記載してある。この明細書の内容は本説明に参照し
てある。しかし本発明が任意所望の構造の車軸アセンブ
リ14及び車軸アクチュエータ17で実施できるのは明
らかである。
【0021】クラッチ・アクチュエータ16、トランス
ミッション・アクチュエータ15及び車軸アクチュエー
タ17の作用は電子制御装置20により制御される。電
子制御装置20は、前記したようにクラッチ・アクチュ
エータ16(クラッチ12の自動係合離脱及び係合を行
う)、トランスミッション・アクチュエータ15(クラ
ッチ12の係合を離脱したときにトランスミッション1
3の自動シフト作用を行う)及び車軸アクチュエータ1
7(車軸アセンブリ14の自動シフト作用を行う)を作
動するようにプログラム作成することのできる任意普通
のマイクロプロセッサ又は類似の計算装置として形成で
きる。電子制御装置20の動作は詳しく後述する。トラ
ンスミッション出力軸速度センサ21は電子制御装置2
0に入力信号を送る。トランスミッション出力軸速度セ
ンサ21は、当業界には普通のものでトランスミッショ
ン13の出力軸13bの実際の回転速度を表わす電気信
号を生ずるようにしてある。クラッチ位置センサ22も
又電子制御装置20に入力信号を送る。クラッチ位置セ
ンサ22の構造及び作用は当業界には普通のものでクラ
ッチ12を係合位置及び係合離脱位置の間で移行する際
にクラッチ12の実際の位置を表わす電気信号を電子制
御装置20に送るようにしてある。
【0022】エンジン制御装置23は車両エンジン11
の作用を制御するように設けてある。エンジン制御装置
23は、エンジン11を所望通りに運転するようにプロ
グラム作成することのできる任意普通のマイクロプロセ
ッサ又は類似の計算装置として構成できる。主としてエ
ンジン制御装置23は、加速ペダル位置センサ24によ
り生ずる入力信号に応答してエンジン11の運転を制御
する。加速ペダル位置センサ24は、当業界では普通の
もので車両の加速ペダル(図示してない)の実際の位置
を表わす電気信号を生ずるようにしてある。よく知られ
ているように加速ペダルは、車両の運転を制御するのに
車両の運転者の足により物理的に操作する。加速ペダル
は、エンジン11の速度を高めて車両を移行させようと
するときに運転者が押す。これに反して、エンジン11
の速度を下げて車両のこのような運行を遅くし又は停止
させようとするときは加速ペダルを解放する。すなわち
エンジン制御装置23は、加速ペダル位置センサ24か
らの信号に応答してエンジン11の速度を制御し車両を
運転者の所望通りに運転するようにする。アクセル・ペ
ダル位置センサ24は所望により、車両の運転の所望の
速度又はモードを表わす信号を生ずる絞り位置センサ
(図示してない)又はその他の運転者応答センサを代り
に使ってもよい。エンジン制御装置23への第2入力
は、エンジン出力軸速度センサ25である。エンジン出
力軸速度センサ25は、当業界には普通のものでエンジ
ン11の出力軸11aの実際の回転速度を表わす電気信
号を生ずるようにしてある。
【0023】電子制御装置20及びエンジン制御装置2
3は、これ等の制御装置間に延びるデータ母線26によ
り相互に通信する。一般に普通の方法で電子制御装置2
0及びエンジン制御装置23は、車両の運転をその運転
者の望む通りに制御するために相互に通信し協働するよ
うにプログラム作成する。とくに電子制御装置20及び
エンジン制御装置23は、従来の乗用車の自動トランス
ミッションと同様に加速ペダル及びブレーキペダルの物
理的操作だけにより車両の始動停止ができるようにエン
ジン11、クラッチ12、トランスミッション13及び
車軸アセンブリ14の作動を制御する作用をする。この
ためにアクセル・ペダル位置センサ24及びエンジン出
力軸速度センサ25からの信号がデータ母線26により
電子制御装置20に利用できる。或は加速ペダル位置セ
ンサ24及びエンジン出力軸速度センサ25からの信号
を電子制御装置20に直接送ることができる。
【0024】図示の実施例では電子制御装置20は、速
度センサ21、クラッチ位置センサ22及びエンジン制
御装置23により生ずる入力信号に応答してクラッチ・
アクチュエータ16、トランスミッション・アクチュエ
ータ15及び車軸アクチュエータ17の作用を制御す
る。しかし電子制御装置20は、とくに示した以外の車
両の運転パラメータを表わす信号を含む任意所望の数の
入力信号に応答してクラッチ・アクチュエータ16、ト
ランスミッション・アクチュエータ15及び車軸アクチ
ュエータ17の作用を制御する。電子制御装置20によ
り実施されるアルゴリズム又はプログラムの特性は車両
ごとにいくぶんかずつ異なる。しかし一般に電子制御装
置20は、入力信号に応答して車両に対し所望の全変速
比が得られるように、トランスミッション13及び車軸
アセンブリ14のいずれか一方又は両方にシフト作用を
生じさせる。トランスミッション13及び車軸アセンブ
リ14を適当にシフトすることにより、車両の加速減速
が平滑有効に行われる。
【0025】図2は、図1に例示した電子制御装置20
の作用を制御する簡略化したアルゴリズム30のフロー
・チセートである。アルゴリズム30の第1のステップ
31では電子制御装置20は、これに供給される入力信
号の若干又は全部を読取る。次いでアルゴリズム30は
決定点32に入る。決定点32では電子制御装置20
は、車両の全変速比の変更が所定の判定基準に基づいて
必要であるかどうかを決定する。典型的にはこの所定の
判定基準は電子制御装置20の固定記憶装置に記憶す
る。前記したように所定の判定基準の特性は車両ごとに
異なる。本発明は、車両の全変速比の変更が必要である
かどうかを決定するのに任意所望の所定判定基準を使う
ようにしている。電子制御装置20が車両の全変速比の
変更をこの場合必要としないことを決定すると、アルゴ
リズム30は第1ステップ31に分岐して戻る。この場
合電子制御装置20はこれに供給される入力信号の若干
又は全部をふたたび読取る。
【0026】しかし電子制御装置20が車両の全変速比
の変更をこの場合必要とすることを決定すると、アルゴ
リズム30は命令点(instruction poi
nt)33に分岐する。命令点33ではトランスミッシ
ョン・アクチュエータ15及び車軸アクチュエータ17
の一方又は両方を作動し所望の変速比が得られるように
する。トランスミッション・アクチュエータ15だけを
作動するか、車軸アクチュエータ17だけを作動する
か、又はトランスミッション・アクチュエータ15及び
車軸アクチュエータ17の両方を作動するかどうかの決
定は、トランスミッション13及び車軸アクチュエータ
14により生ずる特定の変速比と現用の全変速比と所望
の全変速比と当業界にはよく知られているその他の要因
とによる。通常クラッチ・アクチュエータ16は、トラ
ンスミッション13をシフトするようにトランスミッシ
ョン・アクチュエータ15を作動するのに先だって、初
めに電子制御装置20により作動されクラッチ12の係
合を離脱する。車軸アクチュエータ14は同時に作動し
非トルク負荷条件のもとでシフト作用が生ずるようにす
る。或は車軸アクチュエータ17は、トルクの大きさが
所定のレベル以下に低下するときはつねに車軸アセンブ
リ14を前もって付勢し自動シフトする従来のばね付勢
構造を使って構成する。適当なシフト作用が行われた
後、アルゴリズム30は分岐して第1ステップ31に戻
る。ステップ31では電子制御装置20は、これに供給
される入力信号の若干又は全部をふたたび読取る。
【0027】例示のためにトランスミッション13は、
第1、第2、第3及び第4のトランスミッション変速比
と称する4つの互いに異なる前進変速比を生ずることが
できるものとする。さらに車軸アセンブリ14は、低い
車軸変速比及び高い車軸変速比と称する2つの互いに異
なる変速比を生ずることができ又各車軸変速比間の差は
互いに隣接するトランスミッション変速比のうちの任意
の変速比間の差より大きいものとする。車両が停止して
いる場合に加速ペダルを押すと、電子制御装置20は車
両を第1の全変速比で運転しなければならないことを決
定する。このために電子制御装置20は初めにトランス
ミッション・アクチュエータ15を作動しトランスミッ
ション13を第1トランスミッション変速比にシフト
し、又車軸アクチュエータ17を作動し車軸アセンブリ
14を低い車軸変速比にシフトする。第1トランスミッ
ション変速比と、低い車軸変速比の組合せにより第1の
全変速比が得られる。車両を徐徐に加速すると、電子制
御装置20は車両を逐次に第2、第3及び第4の全変速
比を経て運転しなければならないことを引続いて決定す
る。このことは、トランスミッション13を第2、第3
及び第4のトランスミッション変速比にシフトするよう
にトランスミッション・アクチュエータ15を作動する
と共に車軸アセンブリ14は低い車軸変速比に保持する
ことによってできる。
【0028】第5の全変速比を得るには電子制御装置は
この場合トランスミッション・アクチュエータ16を作
動しトランスミッション13を第1トランスミッション
変速比に戻るようにシフトすると共に、車軸アクチュエ
ータ17を作動し車軸アセンブリ14を高い車軸変速比
にシフトする。次いで電子制御装置20は、トランスミ
ッション・アクチュエータ16を作動しトランスミッシ
ョン13を逐次に第2、第3及び第4のトランスミッシ
ョン変速比を経てシフトすると共に車軸アセンブリ14
を高い車軸変速比に保持し第6、第7及び第8の全変速
比が得られるようにする。シフト・ダウンは同様にして
生ずることができる。車両の運転条件に従って1つ又は
複数の変速比を飛越えてもよいのは明らかである。さら
にトランスミッション13及び車軸アセンブリ14のシ
フト作用はこれにより生ずる特定の変速比に従って前記
したのとは異なってもよいのは明らかである。
【0029】前記した電子制御システムにより車両駆動
列アセンブリ10の自動手動トランスミッション13及
び多速度車軸アセンブリ14の両方の作動を自動的に制
御する一体化システムが得られるのは明らかである。従
って得られる全変速比の数はトランスミッション13及
び車軸アセンブリ14により個別に得られる変速比数を
十分越える。さらにこれ等の付加的全変速比を得ること
は比較的簡単に費用上有効にできると共にトランスミッ
ション13及び車軸アセンブリ14の両方の部分自動又
は全自動のシフト作用ができる。
【0030】図3には本発明の第2実施例による車両駆
動列アセンブリ40のブロック図を示してある。駆動列
アセンブリ40は、内燃機関又はデイーゼル・エンジン
のような普通のエンジン41又はその他の回転動力源を
備える。エンジン41は、エンジン41のクランク軸の
ような出力軸41aを経て自動トランスミッション42
に連結してある。図示の自動トランスミッション42
は、当業界にはよく知られている多くの構造のうちの任
意の1つとして構成できる。たとえば典型的な自動トラ
ンスミッション42は、所望の変速比を生ずるように流
体作動クラッチにより選択的に係合させ係合を離脱する
複数の機械的ギヤの組と協働して使うトルク・コンバー
タ(図示してない)又はその他の流体継手を備える。し
かし任意の公知の自動トランスミッション構造を使えば
よい。
【0031】自動トランスミッション42は普通の駆動
軸(図示してない)を介して普通の多速度車軸アセンブ
リ43に連結した出力軸42aを備える。車軸アセンブ
リ43は、エンジン41により回転駆動される1個又は
複数個の車輪(図示してない)を備える。多速度車軸ア
センブリ43の構造及び作用は前記した車軸アセンブリ
14と同じである。又車軸アクチュエータ44は前記し
た車軸アクチュエータ17と同じ構造及び作用を持つよ
うにしてもよい。
【0032】車軸アクチュエータ44の作用は電子制御
装置50により制御する。電子制御装置50は、前記し
たように車軸アセンブリ43の自動シフト作用を生ずる
ために車軸アクチュエータ44を作動するようにプログ
ラム作成することのできる任意普通のマイクロプロセッ
サ又は同様な計算装置として構成できる。電子制御装置
50の作用は詳しく後述する。電子制御装置50に自動
トランスミッション42の出力軸42aの実際の回転速
度を表わす電気信号を送るようにトランスミッション出
力軸速度センサ51を設けてある。トランスミッション
出力軸速度センサ51は当業界には普通のものである。
【0033】エンジン制御装置52は車両エンジン41
の運転を制御するように設けてある。エンジン制御装置
52は又エンジン41を所望通りに運転するようにプロ
グラム作成することのできる任意普通のマイクロプロセ
ッサ又は同様な計算装置として形成できる。主としてエ
ンジン制御装置52は、加速ペダル位置センサ53によ
り生ずる入力信号に応答してエンジン41の運転を制御
する。加速ペダル位置センサ53は、当業界には普通の
もので車両の加速ペダル(図示してない)の実際の位置
を表わす電気信号を生ずるようにしてある。よく知られ
ているように加速ペダルは、車両の運転を制御するよう
にこの車両の運転者が足で物理的に操作する。加速ペダ
ルは、エンジン41の速度を高め車両を走行させようと
するときに運転者が押す。これに反して加速ペダルは、
エンジン41の速度を低減させ車両のこのような走行を
遅らせ又は停止させようとするときに解放する。すなわ
ちエンジン制御装置52は、加速ペダル位置センサ53
からの信号に応答してエンジン41の速度を制御し車両
を運転者の所望通りに運転する。加速ペダル位置センサ
53は所望により、車両の所望の運転速度又は運転モー
ドを表わす信号を生ずる絞り位置センサ(図示してな
い)又はその他の運転者応答センサを代りに使ってもよ
い。エンジン制御装置52への第2の入力はエンジン出
力軸速度センサ54である。エンジン出力軸速度センサ
54は、当業界には普通のもので、エンジン41の出力
軸41aの実際の回転速度を表わす電気信号を生ずるよ
うにしてある。
【0034】自動トランスミッション42のトルクコン
バータ及び流体作動クラッチの作動は典型的には、車両
の運転者の手動操作によらないで車両の所定の運転条件
に応答して電子制御装置55により制御する。トランス
ミッション制御装置55も又自動トランスミッション4
2を所望通りに作動するようにプログラム作成すること
のできる任意普通のマイクロプロセッサ又は同様な計算
装置を使うことができる。主としてトランスミッション
制御装置55は、エンジン制御装置52により生ずる入
力信号に応答して自動トランスミッション42の作動を
制御する。しかし任意の公知の自動トランスミッション
制御装置を使ってもよい。
【0035】電子制御装置50及びエンジン制御装置5
2はこれ等両者間に延びるデータ母線56により相互に
通信する。適宜には電子制御装置50及びトランスミッ
ション制御装置55はデータ母線57により相互に通信
し、又エンジン制御装置52及びトランスミッション制
御装置55はデータ母線58により相互に通信する。前
記した車軸アクチュエータ17と同じ構造及び作用を持
つ。一般に当業界には普通の方式で電子制御装置50及
びエンジン制御装置52は相互に通信し協働するように
プログラム作成され車両の運転を車両の運転者が望む通
りに制御するようにしてある。とくに電子制御装置50
及びエンジン制御装置52は、乗用車の普通の自動トラ
ンスミッションと同様に加速ペダル及びブレーキペダル
の物理的操作だけによって車両の発停ができるようにし
てエンジン41、自動トランスミッション42及び車軸
アセンブリ14の作動を制御する作用をする。このこと
は前記したのとほぼ同じようにして行われる。
【0036】図示の実施例では電子制御装置50は、速
度センサ51、エンジン制御装置52及びトランスミッ
ション制御装置55により生ずる入力信号に応答して車
軸アクチュエータ44の作動を制御する。しかし電子制
御装置50は、とくに示した以外の車両の運転パラメー
タを表わす信号を含む任意の所望数の入力信号に応答し
て車軸アクチュエータ44の作動を制御する。電子制御
装置50により実施するアルゴリズム又はプログラムの
特性は車両ごとにいくぶん異なる。しかし一般に電子制
御装置50は、車軸アセンブリ43にシフト作用を生じ
させる入力信号に応答して車両の全変速比が得られるよ
うにする。自動トランスミッション42と協働して車軸
アセンブリ43を適当にシフトさせることにより、車両
の加速減速が平滑有効に行われる。
【0037】図4には本発明の第3の実施例による車両
駆動列アセンブリ60のブロック図を例示してある。駆
動列アセンブリ60は、普通の駆動軸62を経て普通の
多速度車軸アセンブリ63に連結した、電気モータのよ
うな普通の変速モータ61を備える。車軸アセンブリ6
3は、モータ61により回転駆動される1個又は複数個
の車輪(図示してない)を備える。多速度車軸アセンブ
リ63の構造及び作用は前記した車軸アセンブリ14と
同じである。又前記した車軸アクチュエータ17と同じ
構造及び作用を持つ車軸アクチュエータ64を設けてあ
る。
【0038】アクチュエータ64の作用は電子制御装置
70により制御する。電子制御装置70は、前記したよ
うに車軸アセンブリ63の自動シフトを行うために車軸
アクチュエータ64を作動するようにプログラム作成の
できる任意普通のマイクロプロセッサ又は類似の計算装
置として形成できる。電子制御装置70の作用は詳しく
後述する。車両モータ61の作用を制御するようにモー
タ制御装置71を設けてある。モータ制御装置71も又
モータ61を所望通りに作動するようにプログラム作成
できる任意普通のマイクロプロセッサ又は同様な計算装
置として形成できる。主としてモータ制御装置71は、
前記したようなアクセルペダル位置センサ72により生
ずる入力信号に応答してモータ61の運転を制御し車両
を運転者の所望通りに運転するようにする。加速ペダル
位置センサ72の代りに所望により、車両の所望の運転
速度又は運転モードを表わす信号を生ずる絞り位置セン
サ(図示してない)又はその他の運転者応答センサを使
ってもよい。モータ制御装置71への第2の入力は、モ
ータ出力軸速度センサ73である。モータ出力軸速度セ
ンサ73は、当業界には普通のもので駆動軸62の実際
の回転速度を表わす電気信号を生ずるようにしてある。
【0039】電子制御装置70及びモータ制御装置71
は、これ等の装置間に延びるデータ母線74により相互
に通信する。一般に当業界には普通の方式で電子制御装
置70及びモータ制御装置71は、車両の運転者の所望
通りに車両の運転を制御するために相互に通信し協働す
るようにプログラム作成する。とくに電子制御装置70
及びモータ制御装置71は、乗用車の普通の自動トラン
スミッションと同様に加速ペダル及びブレーキ・ペダル
の物理的操作だけにより車両を発停させることができる
ようにしてモータ61及び車軸アセンブリ63の作動を
制御するように作用する。このことは前記したのとほぼ
同じようにして行われる。
【0040】図示の実施例では、電子制御装置70は、
モータ制御装置71により生ずる入力信号に応答して車
軸アクチュエータ63の作用を制御する。しかし電子制
御装置70はとくに示した以外の車両の運転パラメータ
を表わす信号を含む任意所望の数の入力信号に応答して
車軸アクチュエータ63の作動を制御する。電子制御装
置70により実施するアルゴリズム又はプログラムの特
性は車両ごとにいくぶん異なる。しかし一般に電子制御
装置70は車軸アセンブリ63にシフト作用を生じさせ
る入力信号に応答してこの車両に対し所望の全変速比が
得られるようにする。モータ61と協働して車軸アセン
ブリ63を適当にシフトさせることにより、車両の加速
及び減速は平滑有効に行うことができる。
【0041】以上本発明の作動の原理及びモードを好適
な実施例により説明し例示した。しかし本発明はその精
神を逸脱しないで種種の変化変型を行うことができるの
はもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動化された手動トランスミッション及び多速
度車軸アセンブリの両方の作動を自動的に制御する一体
化システムを備えた本発明車両駆動列アセンブリの第1
実施例のブロック図である。
【図2】図1に例示した電子制御装置の動作を制御する
簡略化したアルゴリズムを示すフローチャートである。
【図3】自動トランスミッション及び多速度車軸アセン
ブリの両方の作動を自動制御する一体化システムを備え
た車両駆動列アセンブリの第2の実施例のブロック図で
ある。
【図4】変速モータ及び多速度車軸アセンブリの両方の
作動を自動制御する一体化システムを備えた車両駆動列
アセンブリの第3の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
10 駆動列アセンブリ 11 回転動力源(エンジン) 13 トランスミッション 14 車軸アセンブリ 20 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャールズ、アー、ジョウンズ アメリカ合衆国ミシガン州49267、アタワ ー・レイク、ヘッド・オゥ・レイク・ロウ ド 7880番

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転動力源と、 この回転動力源に連結され複数のトランスミッション変
    速比で作動できる自動トランスミッションと、 前記自動トランスミッションに連結され、複数の車軸変
    速比で作動できる車軸アセンブリと、 前記自動トランスミッションを、前記複数のトランスミ
    ッション変速比のうちの所望の1つで作動し、前記車軸
    アセンブリを前記の複数の車軸変速比の所望の1つで作
    動し、車両に対し所望の全変速比を提供するようにする
    制御装置と、を包含する車両用駆動列アセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記トランスミッションに、前記複数の
    トランスミッション変速比の間で前記自動トランスミッ
    ションをシフトするトランスミッション・アクチュエー
    タを設け、前記制御装置により前記トランスミッション
    ・アクチュエータを作動するようにした請求項1の車両
    用駆動列アセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記車軸アセンブリに、この車軸アセン
    ブリを前記複数の車軸変速比の間でシフトする車軸アク
    チュエータを設け、前記制御装置により前記車軸アクチ
    ュエータを作動するようにした請求項1の駆動列アセン
    ブリ。
  4. 【請求項4】 前記自動トランスミッションに、この自
    動トランスミッションを前記複数のトランスミッション
    変速比の間でシフトするトランスミッション・アクチュ
    エータを設け、前記車軸アセンブリに、この車軸アセン
    ブリを前記複数の車軸変速比の間でシフトする車軸アク
    チュエータを設け、前記制御装置により前記トランスミ
    ッション・アクチュエータ及び前記車軸アクチュエータ
    を作動するようにした請求項1の車両用駆動列アセンブ
    リ。
  5. 【請求項5】 前記制御装置が電子制御装置である請求
    項1の車両用駆動列アセンブリ。
  6. 【請求項6】 車両の運転条件を表わす信号を発生する
    センサをさらに備え、前記制御装置が前記信号に応答し
    て前記自動トランスミッションを前記複数のトランスミ
    ッション変速比のうちの所望の1つで作動し、前記車軸
    アセンブリを、前記複数の車軸変速比のうちの所望の1
    つで作動し、車両に対し所望の全変速比を提供するよう
    にした請求項1の車両用駆動列アセンブリ。
  7. 【請求項7】 車両の複数の運転条件を表わす信号を発
    生する複数のセンサをさらに備え、前記制御装置が、前
    記信号に応答して前記トランスミッションを前記複数の
    トランスミッション変速比のうちの所望の1つで作動
    し、前記車軸アセンブリを、前記複数の車軸変速比のう
    ちの所望の1つで作動し、前記車両に対し所望の全変速
    比を提供するようにした請求項1の車両用駆動列アセン
    ブリ。
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