JP2000080110A - 共役ジエン重合体の製造方法 - Google Patents
共役ジエン重合体の製造方法Info
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- JP2000080110A JP2000080110A JP10251416A JP25141698A JP2000080110A JP 2000080110 A JP2000080110 A JP 2000080110A JP 10251416 A JP10251416 A JP 10251416A JP 25141698 A JP25141698 A JP 25141698A JP 2000080110 A JP2000080110 A JP 2000080110A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 気相重合において、ポリマーの溶解度、膨潤
等の問題を無くし、かつ、生成ポリマ−の重合槽への付
着が少ない改良された共役ジエンの製造方法を提供す
る。また、重合条件下で安定な粉体として、SPBを用
いることにより、純度の高い製品を製造する方法を提供
する。 【解決手段】 共役ジエンの気相重合において、あらか
じめ、共役ジエン中で予備重合を行い、該重合液を、気
相重合反応器の粉体相に噴霧する。
等の問題を無くし、かつ、生成ポリマ−の重合槽への付
着が少ない改良された共役ジエンの製造方法を提供す
る。また、重合条件下で安定な粉体として、SPBを用
いることにより、純度の高い製品を製造する方法を提供
する。 【解決手段】 共役ジエンの気相重合において、あらか
じめ、共役ジエン中で予備重合を行い、該重合液を、気
相重合反応器の粉体相に噴霧する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気相重合による共
役ジエン重合体の製造方法に関する。
役ジエン重合体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】溶媒を用いない気相重合法は、溶液重合
法に比べて生成ポリマ−から溶媒を除去する必要がな
い。また、溶媒回収装置が不要で、場合によっては排水
などの後処理が不要になるメリットがある。ポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどの各種ポリオレフィンの製造方
法として、気相重合は既に工業化されている。
法に比べて生成ポリマ−から溶媒を除去する必要がな
い。また、溶媒回収装置が不要で、場合によっては排水
などの後処理が不要になるメリットがある。ポリエチレ
ン、ポリプロピレンなどの各種ポリオレフィンの製造方
法として、気相重合は既に工業化されている。
【0003】また、ポリブタジエンなどのエラストマ−
についても、例えば、特開平3−217402号公報に
は、流動床反応器において−エチレンプロピレンゴム、
ポリブタジエンゴムなどの粘着性重合体を軟化点温度以
上で製造する方法が開示されている。
についても、例えば、特開平3−217402号公報に
は、流動床反応器において−エチレンプロピレンゴム、
ポリブタジエンゴムなどの粘着性重合体を軟化点温度以
上で製造する方法が開示されている。
【0004】特開平3−106911号公報には、チ−
グラ−系触媒を用いた流動床気相重合によるエチレン/
プロピレン/エチリデンノルボルネンゴムの製造法が開
示されている。
グラ−系触媒を用いた流動床気相重合によるエチレン/
プロピレン/エチリデンノルボルネンゴムの製造法が開
示されている。
【0005】特開平7−165811号公報には、特定
の希土類化合物とアルミニウム化合物の担持触媒を用
い、気相重合法でシス−1,4− ポリブタジエンを製造
する方法が開示されている。
の希土類化合物とアルミニウム化合物の担持触媒を用
い、気相重合法でシス−1,4− ポリブタジエンを製造
する方法が開示されている。
【0006】特に、シンジオタクチック1,2−構造を
主要構造とするポリブタジエン(以下「SPB」とい
う)は、側鎖にビニル基を有していることから、他のポ
リマ−やエラストマ−との反応性が高いことが期待され
る。又、 150℃程度以上の比較的高い融点を有する
ものは強靱な樹脂であることが知られている。そのた
め、SPBは各種ゴムの補強用、あるいは、ポリマ−ア
ロイの原料として広範な用途が見込まれている。
主要構造とするポリブタジエン(以下「SPB」とい
う)は、側鎖にビニル基を有していることから、他のポ
リマ−やエラストマ−との反応性が高いことが期待され
る。又、 150℃程度以上の比較的高い融点を有する
ものは強靱な樹脂であることが知られている。そのた
め、SPBは各種ゴムの補強用、あるいは、ポリマ−ア
ロイの原料として広範な用途が見込まれている。
【0007】SPBは、コバルト化合物、周期律表第1
〜3族有機金属化合物、及び、二硫化炭素からなる触媒
系で、1,3−ブタジエンを重合することにより得られ
ることが知られている(特公昭47−19892号公
報、特公昭47−19893号公報)。
〜3族有機金属化合物、及び、二硫化炭素からなる触媒
系で、1,3−ブタジエンを重合することにより得られ
ることが知られている(特公昭47−19892号公
報、特公昭47−19893号公報)。
【0008】しかし、従来の溶液重合方法では生成ポリ
マ−の溶媒への溶解度が低く膨潤し、そのため高いポリ
マー濃度で安定した重合反応の実現が困難であった。ま
た、重合中、生成ポリマ−が重合槽へ付着するなどの問
題点があった。また、気相重合においては、重合熱の除
去が重要になる。すなわち、重合発熱により、重合体の
溶融などにより塊状物が生成しやすくなる問題がある。
マ−の溶媒への溶解度が低く膨潤し、そのため高いポリ
マー濃度で安定した重合反応の実現が困難であった。ま
た、重合中、生成ポリマ−が重合槽へ付着するなどの問
題点があった。また、気相重合においては、重合熱の除
去が重要になる。すなわち、重合発熱により、重合体の
溶融などにより塊状物が生成しやすくなる問題がある。
【0009】また、特開平3−21740号公報では、
カーボン、タルク等明らかにポリマ−成分とは異なる物
質が製品へ混入することを前提としており、製品の用途
が限定される問題がある。
カーボン、タルク等明らかにポリマ−成分とは異なる物
質が製品へ混入することを前提としており、製品の用途
が限定される問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術の問題点を解決し、気相重合において、無溶媒化又
は少量の溶媒を存在させることによりポリマーの溶解
度、膨潤等の問題を無くする。かつ、生成ポリマ−の重
合槽への付着が少ない改良された共役ジエンの製造方法
を提供することを目的とする。また、重合条件下で安定
な粉体として、SPBを用いることにより、純度の高い
製品が得られることを目的とする。
技術の問題点を解決し、気相重合において、無溶媒化又
は少量の溶媒を存在させることによりポリマーの溶解
度、膨潤等の問題を無くする。かつ、生成ポリマ−の重
合槽への付着が少ない改良された共役ジエンの製造方法
を提供することを目的とする。また、重合条件下で安定
な粉体として、SPBを用いることにより、純度の高い
製品が得られることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、共役ジエンを
気相重合する方法において、あら予め、共役ジエン中で
予備重合を行い、該重合液を気相重合反応器に噴霧する
共役ジエン重合体の製造方法に関する。
気相重合する方法において、あら予め、共役ジエン中で
予備重合を行い、該重合液を気相重合反応器に噴霧する
共役ジエン重合体の製造方法に関する。
【0012】また、本発明は、共役ジエンを気相重合す
る方法において、あら予め、炭化水素溶媒中10重量%
以下の共役ジエン濃度で予備重合し、該重合液を、気相
重合反応器の粉体相に噴霧する共役ジエン重合体の製造
方法に関する。
る方法において、あら予め、炭化水素溶媒中10重量%
以下の共役ジエン濃度で予備重合し、該重合液を、気相
重合反応器の粉体相に噴霧する共役ジエン重合体の製造
方法に関する。
【0013】また、本発明は、該気相重合反応器におい
て、予め、重合条件下で安定な粉体が存在することを特
徴とする上記の共役ジエン重合体の製造方法に関する。
て、予め、重合条件下で安定な粉体が存在することを特
徴とする上記の共役ジエン重合体の製造方法に関する。
【0014】また、本発明は、該共役ジエン中での予備
重合において、不均一系担持型触媒を用いることを特徴
とする上記の共役ジエン重合体の製造方法。
重合において、不均一系担持型触媒を用いることを特徴
とする上記の共役ジエン重合体の製造方法。
【0015】また、本発明は、予備重合液を噴霧するに
あたり、未反応共役ジエンの一部を気化させ、気相重合
反応器において、気体、液体及び固体の3相混合下で重
合させることを特徴とする上記の共役ジエン重合体の製
造方法に関する。
あたり、未反応共役ジエンの一部を気化させ、気相重合
反応器において、気体、液体及び固体の3相混合下で重
合させることを特徴とする上記の共役ジエン重合体の製
造方法に関する。
【0016】また、本発明は、予備重合液を噴霧するに
あたり、未反応共役ジエン及び炭化水素溶媒の一部を気
化させ、気体、液体及び固体の3相混合下で重合させる
ことを特徴とする上記の共役ジエン重合体の製造方法に
関する。
あたり、未反応共役ジエン及び炭化水素溶媒の一部を気
化させ、気体、液体及び固体の3相混合下で重合させる
ことを特徴とする上記の共役ジエン重合体の製造方法に
関する。
【0017】また、本発明は、予備重合液を噴霧するに
あたり、重合体の融点調節剤及び酸化防止剤の一部又は
全部を液相中に残存させ、気体、液体及び固体の3相混
合下で重合させることを特徴とする上記の共役ジエン重
合体の製造方法に関する。
あたり、重合体の融点調節剤及び酸化防止剤の一部又は
全部を液相中に残存させ、気体、液体及び固体の3相混
合下で重合させることを特徴とする上記の共役ジエン重
合体の製造方法に関する。
【0018】本発明における共役ジエンとしては、1,
3-ブタジエン、イソプレン、1,3-ペンタジエン,
1,3-ヘキサジエン、クロロプレン、ミルセン等を挙
げられる。中でも、1,3-ブタジエンが好ましい。
3-ブタジエン、イソプレン、1,3-ペンタジエン,
1,3-ヘキサジエン、クロロプレン、ミルセン等を挙
げられる。中でも、1,3-ブタジエンが好ましい。
【0019】他の不飽和モノマ−、例えば、イソプレ
ン、クロロプレン、ミルセン等の共役ジエンや、エチレ
ン、プロピレン、ブテン−1、ブテン−2、イソブテ
ン、ペンテン−1等のオレフィン、及び/又はスチレン
やα−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合物等から選
ばれる少なくとも1 種のモノマ−を含んでいてもよ
い。しかし、該他の不飽和モノマ−の含有量は、モノマ
−の全量に基づいて一般には90モル%まで、特に70
モル%までにとどめることが望ましい。製造されるブタ
ジエン重合体は、用いられる触媒系や重合条件によって
異なるが、SPBは結晶性のポリマ−でもあり、本発明
において、その製造には特に好ましい。
ン、クロロプレン、ミルセン等の共役ジエンや、エチレ
ン、プロピレン、ブテン−1、ブテン−2、イソブテ
ン、ペンテン−1等のオレフィン、及び/又はスチレン
やα−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合物等から選
ばれる少なくとも1 種のモノマ−を含んでいてもよ
い。しかし、該他の不飽和モノマ−の含有量は、モノマ
−の全量に基づいて一般には90モル%まで、特に70
モル%までにとどめることが望ましい。製造されるブタ
ジエン重合体は、用いられる触媒系や重合条件によって
異なるが、SPBは結晶性のポリマ−でもあり、本発明
において、その製造には特に好ましい。
【0020】本発明においては、1段目の予備重合を行
う。予備重合は、バルク系でおこなってもよい。また、
炭化水素溶媒中10重量%以下の共役ジエン濃度でおこ
なってよい。炭化水素溶媒としては、n−ペンタン、i
so−ペンタン、n−ブタン、iso−ブタン、プロパ
ンなどの脂肪族炭化水素が挙げられる。共役ジエン濃度
としては、10重量%以下、好ましくは5重量%以下と
することにより,重合での生成ポリマー濃度の上限を制
限し膨潤や槽への付着を防止する。
う。予備重合は、バルク系でおこなってもよい。また、
炭化水素溶媒中10重量%以下の共役ジエン濃度でおこ
なってよい。炭化水素溶媒としては、n−ペンタン、i
so−ペンタン、n−ブタン、iso−ブタン、プロパ
ンなどの脂肪族炭化水素が挙げられる。共役ジエン濃度
としては、10重量%以下、好ましくは5重量%以下と
することにより,重合での生成ポリマー濃度の上限を制
限し膨潤や槽への付着を防止する。
【0021】予備重合の触媒は、所望の構造のポリ共役
ジエンにより選択される。SPB製造用の触媒として
は、(A)コバルト化合物、(B)周期律表1〜3族有
機金属化合物又は金属水素化物、及び、(c)二硫化炭
素,イソチオシアン酸フェニル又はキサントゲン酸化合
物からなる群より選ばれるイオウ化合物からなる3成分
触媒が挙げられる。また、SPBの融点調節剤を添加し
た触媒系も用いられる。
ジエンにより選択される。SPB製造用の触媒として
は、(A)コバルト化合物、(B)周期律表1〜3族有
機金属化合物又は金属水素化物、及び、(c)二硫化炭
素,イソチオシアン酸フェニル又はキサントゲン酸化合
物からなる群より選ばれるイオウ化合物からなる3成分
触媒が挙げられる。また、SPBの融点調節剤を添加し
た触媒系も用いられる。
【0022】本発明においては、不均一系担持触媒又は
均一系液状触媒を用いてもよい。不均一担持触媒の担体
としては、一般的な無機化合物や有機高分子化合物を使
用することができる。無機化合物としては、無機酸化
物、無機塩化物、無機水酸化物が好ましく、少量の炭酸
塩、硫酸塩を含有したものも採用できる。無機酸化物の
具体例としては、シリカ、アルミナ、マグネシア、チタ
ニア、ジルコニア、カルシアなどが挙げられる。無機塩
化物の具体例としては、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、
塩化カルシウムなどが挙げられる。
均一系液状触媒を用いてもよい。不均一担持触媒の担体
としては、一般的な無機化合物や有機高分子化合物を使
用することができる。無機化合物としては、無機酸化
物、無機塩化物、無機水酸化物が好ましく、少量の炭酸
塩、硫酸塩を含有したものも採用できる。無機酸化物の
具体例としては、シリカ、アルミナ、マグネシア、チタ
ニア、ジルコニア、カルシアなどが挙げられる。無機塩
化物の具体例としては、塩化マグネシウム、塩化亜鉛、
塩化カルシウムなどが挙げられる。
【0023】これらの無機酸化物は、平均粒子径が 5〜
150 μ、比表面積が2 〜800m2/gの多孔性微粒子が好ま
しく、例えば100 〜800 ℃で熱処理して用いることがで
きる。
150 μ、比表面積が2 〜800m2/gの多孔性微粒子が好ま
しく、例えば100 〜800 ℃で熱処理して用いることがで
きる。
【0024】担体の有機高分子化合物としては、SP
B、α−オレフィンホモポリマー、α−オレフィンコポ
リマー、アクリル酸、メタクリル酸、塩化ビニル、ビニ
ルアルコール、スチレン、ジビニルベンゼンなどのホモ
ポリマーや共重合体などが挙げられる。さらにこれらポ
リマーを化学変成して、側鎖にビニル基、芳香族環、置
換芳香族環、あるいはヒドロキシ基、カルボキシル基、
エステル基、ハロゲン原子などの官能基を有するものを
挙げることができる。
B、α−オレフィンホモポリマー、α−オレフィンコポ
リマー、アクリル酸、メタクリル酸、塩化ビニル、ビニ
ルアルコール、スチレン、ジビニルベンゼンなどのホモ
ポリマーや共重合体などが挙げられる。さらにこれらポ
リマーを化学変成して、側鎖にビニル基、芳香族環、置
換芳香族環、あるいはヒドロキシ基、カルボキシル基、
エステル基、ハロゲン原子などの官能基を有するものを
挙げることができる。
【0025】これらの有機高分子化合物は、平均粒子径
が 5〜250 μの球状微粒子が用いられる。
が 5〜250 μの球状微粒子が用いられる。
【0026】触媒成分としてのコバルト化合物として
は、チ−グラ−触媒において通常使用されるコバルトの
塩や錯体が好ましく用いることができる。具体的には、
例えば、塩化コバルト、臭化コバルト、硝酸コバルト、
オクチル酸コバルト、ナフテン酸コバルト、酢酸コバル
ト、マロン酸コバルト等のコバルト塩や、コバルトのビ
スアセチルアセトネ−トやトリスアセチルアセトネ−
ト、アセト酢酸エチルエステルコバルト、ハロゲン化コ
バルトのトリアリ−ルフォスフィン錯体やトリアルキル
フォスフィン錯体、もしくはピリジン錯体やピコリン錯
体等の有機塩基錯体、もしくはエチルアルコ−ル錯体等
が挙げられる。
は、チ−グラ−触媒において通常使用されるコバルトの
塩や錯体が好ましく用いることができる。具体的には、
例えば、塩化コバルト、臭化コバルト、硝酸コバルト、
オクチル酸コバルト、ナフテン酸コバルト、酢酸コバル
ト、マロン酸コバルト等のコバルト塩や、コバルトのビ
スアセチルアセトネ−トやトリスアセチルアセトネ−
ト、アセト酢酸エチルエステルコバルト、ハロゲン化コ
バルトのトリアリ−ルフォスフィン錯体やトリアルキル
フォスフィン錯体、もしくはピリジン錯体やピコリン錯
体等の有機塩基錯体、もしくはエチルアルコ−ル錯体等
が挙げられる。
【0027】また、触媒成分として上記コバルト成分と
組み合わせて使用される周期律表の第1〜3族の金属を
含む有機金属化合物又は金属水素化物もまた、チ−グラ
−触媒において通用使用されるものが同様に使用可能で
あり、上記の第1〜3族の金属としては、リチウム、ナ
トリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウ
ムなどが挙げられ、中でもリチウム、マグネシウム、ア
ルミニウムなどが好適である。
組み合わせて使用される周期律表の第1〜3族の金属を
含む有機金属化合物又は金属水素化物もまた、チ−グラ
−触媒において通用使用されるものが同様に使用可能で
あり、上記の第1〜3族の金属としては、リチウム、ナ
トリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウ
ムなどが挙げられ、中でもリチウム、マグネシウム、ア
ルミニウムなどが好適である。
【0028】上記有機金属化合物としては、有機リチウ
ムや有機マグネシウム、有機アルミニウム等が有利に用
いられ、これらの化合物の内で好ましいのは、トリアル
キルアルミニウムやジアルキルアルミニウムクロライ
ド、ジアルキルアルミニウムブロマイド、アルキルアル
ミニウムセスキクロライド、アルキルアルミニウムセス
キブロマイド等である。中でも、トリエチルアルミニウ
ム、トリブチルアルミニウム、トリオクチルアルミニウ
ムなどのトリアリキルアルミニウムが特に好ましい。
ムや有機マグネシウム、有機アルミニウム等が有利に用
いられ、これらの化合物の内で好ましいのは、トリアル
キルアルミニウムやジアルキルアルミニウムクロライ
ド、ジアルキルアルミニウムブロマイド、アルキルアル
ミニウムセスキクロライド、アルキルアルミニウムセス
キブロマイド等である。中でも、トリエチルアルミニウ
ム、トリブチルアルミニウム、トリオクチルアルミニウ
ムなどのトリアリキルアルミニウムが特に好ましい。
【0029】また、上記金属水素化物としては、コバル
ト化合物の還元能を有する化合物が好適に使用される。
そのの具体例としては、リチウムアルミニウムハイドラ
イド、ナトリウムボロンハイドライド、リチウムボロン
ハイドライドなどが挙げられる。
ト化合物の還元能を有する化合物が好適に使用される。
そのの具体例としては、リチウムアルミニウムハイドラ
イド、ナトリウムボロンハイドライド、リチウムボロン
ハイドライドなどが挙げられる。
【0030】融点調節剤としてはアルコ−ル、アルデヒ
ド、ケトン、エステル、ニトリル、スルホキシド、アミ
ド、燐酸エステルなどが挙げられる。これらの化合物は
官能基を1つだけ有していてもよいし2つ以上有してい
てもよい。
ド、ケトン、エステル、ニトリル、スルホキシド、アミ
ド、燐酸エステルなどが挙げられる。これらの化合物は
官能基を1つだけ有していてもよいし2つ以上有してい
てもよい。
【0031】中でも、メチルアルコ−ル、エチルアルコ
−ル、n−プロピルアルコ−ル、イソプロピルアルコ−
ル、n−ブチルアルコ−ル、シクロヘキサノ−ル等のア
ルコ−ル、アセトン、アセチルアセトン、メチルエチル
ケトン、メチルプロピルケトン、イソプロピルメチルケ
トン、シクロヘキサノン等のケトン、ジメチルスルホキ
シド、 N,N'−ジメチルホルムアミドなどが好適に用い
られる。アセトンが特に好適である。
−ル、n−プロピルアルコ−ル、イソプロピルアルコ−
ル、n−ブチルアルコ−ル、シクロヘキサノ−ル等のア
ルコ−ル、アセトン、アセチルアセトン、メチルエチル
ケトン、メチルプロピルケトン、イソプロピルメチルケ
トン、シクロヘキサノン等のケトン、ジメチルスルホキ
シド、 N,N'−ジメチルホルムアミドなどが好適に用い
られる。アセトンが特に好適である。
【0032】融点調節剤の添加量は、所望するポリマ−
の融点及び融点調節剤の種類に応じて適宜調節される。
の融点及び融点調節剤の種類に応じて適宜調節される。
【0033】本発明においては、予め、共役ジエン中で
予備重合をする。予備重合系では、気相にはブタジエン
などの共役ジエンモノマ−、場合によっては窒素などが
存在する。
予備重合をする。予備重合系では、気相にはブタジエン
などの共役ジエンモノマ−、場合によっては窒素などが
存在する。
【0034】固相としては、重合物、場合によっては不
活性粉体が存在する。重合条件下で安定な粉体として
は、カーボン、シリカ、クレー、ポリエチレン粉体、ポ
リプロピレン粉体などが挙げられる。
活性粉体が存在する。重合条件下で安定な粉体として
は、カーボン、シリカ、クレー、ポリエチレン粉体、ポ
リプロピレン粉体などが挙げられる。
【0035】SPB、トランスポリブタジエンなどの結
晶性ポリブタジエンを用いてもよい。特に、SPBを製
造する場合に、重合条件下で安定な粉体としてSPB粉
体そのものを用いるのも好ましい。
晶性ポリブタジエンを用いてもよい。特に、SPBを製
造する場合に、重合条件下で安定な粉体としてSPB粉
体そのものを用いるのも好ましい。
【0036】予備重合では、触媒として均一系液状触媒
を用いても、不均一担持型触媒を用いてもよい。また、
これらの触媒の混合物を用いてもよい。あるいは、重合
条件下で安定な粉体に担持させていてもよい。特に、均
一系液状触媒を用いる場合は、重合条件下で安定な粉体
があらかじめ、床又は反応器に存在することが好まし
い。
を用いても、不均一担持型触媒を用いてもよい。また、
これらの触媒の混合物を用いてもよい。あるいは、重合
条件下で安定な粉体に担持させていてもよい。特に、均
一系液状触媒を用いる場合は、重合条件下で安定な粉体
があらかじめ、床又は反応器に存在することが好まし
い。
【0037】SPBの場合の予備重合条件としては、重
合時間が通常0.5〜20分、好ましくは0.5〜10
分、重合温度が0〜70℃、好ましくは25〜40℃で
ある。また、触媒金属1m−molあたり、生成する予
備重合体が10〜100gであることが好ましい。
合時間が通常0.5〜20分、好ましくは0.5〜10
分、重合温度が0〜70℃、好ましくは25〜40℃で
ある。また、触媒金属1m−molあたり、生成する予
備重合体が10〜100gであることが好ましい。
【0038】本発明においては、上記の予備重合液を気
相重合反応器の粉体相側に噴霧する。気相重合反応器と
しては、気相攪拌床、気相流動床、気相ループ反応器な
どが挙げられる。予備重合液を噴霧させるにあたり、未
反応共役ジエンの一部を気化させて、気相重合反応器に
おいて、気体、液体及び固体の3相状態で重合させても
よい。未反応液化共役ジエンの一部を気化させることに
より、特に重合発熱が大きい初期に潜熱により重合熱を
効果的に除去する。
相重合反応器の粉体相側に噴霧する。気相重合反応器と
しては、気相攪拌床、気相流動床、気相ループ反応器な
どが挙げられる。予備重合液を噴霧させるにあたり、未
反応共役ジエンの一部を気化させて、気相重合反応器に
おいて、気体、液体及び固体の3相状態で重合させても
よい。未反応液化共役ジエンの一部を気化させることに
より、特に重合発熱が大きい初期に潜熱により重合熱を
効果的に除去する。
【0039】また、一部の共役ジエンが液体のまま残
る、または液体化合物が存在することにより重合の発熱
の冷却を効果的に行うことができる。但し、液体の量は
分散用粉体を含む固体の10〜60%、特に15〜30
%程度であることが好ましい。、分散用粉体は、重合生
成固体の50〜300%が好ましく、特に100〜20
0%が好ましい。
る、または液体化合物が存在することにより重合の発熱
の冷却を効果的に行うことができる。但し、液体の量は
分散用粉体を含む固体の10〜60%、特に15〜30
%程度であることが好ましい。、分散用粉体は、重合生
成固体の50〜300%が好ましく、特に100〜20
0%が好ましい。
【0040】また、液相中に存在する化合物としては、
溶媒炭化水素化合物の、n−ペンタン、iso−ペンタ
ン、n−ブタンなどが挙げられ、その他に酸化防止剤、
SPBの場合の融点調節剤及び二硫化炭素などが挙げら
れる。
溶媒炭化水素化合物の、n−ペンタン、iso−ペンタ
ン、n−ブタンなどが挙げられ、その他に酸化防止剤、
SPBの場合の融点調節剤及び二硫化炭素などが挙げら
れる。
【0041】酸化防止剤としては、フェノール系酸化防
止剤、アミン系酸化防止剤などが挙げられる。フェノー
ル系酸化防止剤としては、2,6−ジ−t−ブチル−p
−クレゾール、ブチル化ヒドロキシアニゾール、2,6
−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノールなどが挙げら
れる。また、ビスフェノール系、高分子型フェノール系
などが挙げられる。アミン系酸化防止剤としては、フェ
ニル−β−ナフチルアミンなどが挙げられる。その他
に、ジ−ブチル−ヒドロキシル−トルエンが挙げられ
る。また、モノマーよりも低沸点成分が存在してもよ
い。低沸点成分としては、炭化水素化合物のiso−ブ
タン、プロパンが挙げられる。
止剤、アミン系酸化防止剤などが挙げられる。フェノー
ル系酸化防止剤としては、2,6−ジ−t−ブチル−p
−クレゾール、ブチル化ヒドロキシアニゾール、2,6
−ジ−t−ブチル−4−エチルフェノールなどが挙げら
れる。また、ビスフェノール系、高分子型フェノール系
などが挙げられる。アミン系酸化防止剤としては、フェ
ニル−β−ナフチルアミンなどが挙げられる。その他
に、ジ−ブチル−ヒドロキシル−トルエンが挙げられ
る。また、モノマーよりも低沸点成分が存在してもよ
い。低沸点成分としては、炭化水素化合物のiso−ブ
タン、プロパンが挙げられる。
【0042】予備重合液を噴霧させる方法としては、例
えば、市販の加圧二流体ノズルや液体スプレーを用いる
ことができる。
えば、市販の加圧二流体ノズルや液体スプレーを用いる
ことができる。
【0043】(実施例1) (予備重合)ブタジエン及びiso-ペンタンからなる
反応溶液に、触媒オクテン酸コバルト(Co・Oct)
及び助触媒のトリエチルアルミニウム(TEA)を添加
し、数分の後、さらにアセトン、酸化防止剤、二硫化炭
素CS2 を仕込み、その時点を予備重合開始とした。所
定時間の予備重合の後、短時間で予備重合液を気相反応
器に噴霧した。 (気相重合)分散用SPBは、あらかじめ特開平8−2
08722に記載の懸濁重合法にて調整したものを使用
し、所定量を気相反応器に仕込み攪拌した。予備重合液
を速やかに噴霧し全量張り込み後、温度、圧力が所定値
になるように調整し気相重合反応を進めた。あらかじ
め、熟成したブタジエンを気相重合のブタジエン反応量
に見合った量で、反応系圧力が一定になるように供給し
た。所定時間の気相重合の後、未反応モノマーその他の
ガスを抜き出し、反応器内の重合物を取り出し秤量し
た。条件及び結果を表1及び表2に示した。
反応溶液に、触媒オクテン酸コバルト(Co・Oct)
及び助触媒のトリエチルアルミニウム(TEA)を添加
し、数分の後、さらにアセトン、酸化防止剤、二硫化炭
素CS2 を仕込み、その時点を予備重合開始とした。所
定時間の予備重合の後、短時間で予備重合液を気相反応
器に噴霧した。 (気相重合)分散用SPBは、あらかじめ特開平8−2
08722に記載の懸濁重合法にて調整したものを使用
し、所定量を気相反応器に仕込み攪拌した。予備重合液
を速やかに噴霧し全量張り込み後、温度、圧力が所定値
になるように調整し気相重合反応を進めた。あらかじ
め、熟成したブタジエンを気相重合のブタジエン反応量
に見合った量で、反応系圧力が一定になるように供給し
た。所定時間の気相重合の後、未反応モノマーその他の
ガスを抜き出し、反応器内の重合物を取り出し秤量し
た。条件及び結果を表1及び表2に示した。
【0044】(実施例2,3)予備重合を実施例1と同
様に行った。実施例3で使用した担持型触媒は出願人宇
部興産株式会社の特開平9−12633に記載の方法で
調整した。 (2段目重合)実施例1と同様に分散用粉末SPBはあ
らかじめ懸濁重合法にて調整したものを使用し、所定量
を気相重合反応器に仕込み、攪拌した。あらかじめ酸化
防止剤を溶解した所定量の熟成ブタジエンを反応器に入
れ、分散用粉末のSPBと混合した。予備重合液を速や
かに噴霧し、全量張り込み後、温度、圧力が所定値にな
るように調整し重合反応を進めた。気相重合のブタジエ
ン反応量に見合った熟成液量を、反応系圧力が一定にな
るように供給した。所定時間の重合の後、未反応モノマ
ーその他のガスを抜き出し、反応器内の重合物を取り出
し、秤量した。
様に行った。実施例3で使用した担持型触媒は出願人宇
部興産株式会社の特開平9−12633に記載の方法で
調整した。 (2段目重合)実施例1と同様に分散用粉末SPBはあ
らかじめ懸濁重合法にて調整したものを使用し、所定量
を気相重合反応器に仕込み、攪拌した。あらかじめ酸化
防止剤を溶解した所定量の熟成ブタジエンを反応器に入
れ、分散用粉末のSPBと混合した。予備重合液を速や
かに噴霧し、全量張り込み後、温度、圧力が所定値にな
るように調整し重合反応を進めた。気相重合のブタジエ
ン反応量に見合った熟成液量を、反応系圧力が一定にな
るように供給した。所定時間の重合の後、未反応モノマ
ーその他のガスを抜き出し、反応器内の重合物を取り出
し、秤量した。
【0045】
【表1】
【0046】
【表2】
【0047】
【発明の効果】気相重合において、無溶媒化又は少量の
溶媒を存在させることによりポリマーの溶解度、膨潤等
の問題を無くする。かつ、生成ポリマ−の重合槽への付
着が少ない改良された共役ジエンの製造方法を提供す
る。また、重合条件下で安定な粉体として、SPBを用
いることにより、純度の高い製品が得られる。
溶媒を存在させることによりポリマーの溶解度、膨潤等
の問題を無くする。かつ、生成ポリマ−の重合槽への付
着が少ない改良された共役ジエンの製造方法を提供す
る。また、重合条件下で安定な粉体として、SPBを用
いることにより、純度の高い製品が得られる。
Claims (8)
- 【請求項1】 共役ジエンの気相重合において、あらか
じめ、共役ジエン中で予備重合を行い、該重合液を、気
相重合反応器の粉体相に噴霧することを特徴とする共役
ジエン重合体の製造方法。 - 【請求項2】 共役ジエンを気相重合する方法におい
て、あらかじめ、炭化水素溶媒中10重量%以下の共役
ジエン濃度で予備重合し、該重合液を、気相重合反応器
の粉体相に噴霧することを特徴とする共役ジエン重合体
の製造方法。 - 【請求項3】 該気相重合反応器において、重合条件下
で不活性な粉体が存在することを特徴とする請求項1〜
2に記載の共役ジエン重合体の製造方法。 - 【請求項4】 該予備重合において、不均一系担持型触
媒を用いることを特徴とする請求項1〜2に記載の共役
ジエン重合体の製造方法。 - 【請求項5】 予備重合液を気相重合反応器に噴霧する
にあたり、未反応共役ジエンの一部を気化させ、気体、
液体及び固体の3相混合下で重合させることを特徴とす
る請求項1に記載の共役ジエン重合体の製造方法。 - 【請求項6】 予備重合液を気相重合反応器に噴霧する
にあたり、未反応共役ジエン及び炭化水素溶媒の一部を
気化させ、気体、液体及び固体の3相混合下で重合させ
ることを特徴とする請求項2に記載の共役ジエン重合体
の製造方法。 - 【請求項7】 予備重合液を気相重合反応器に噴霧する
にあたり、重合体の融点調節剤及び酸化防止剤の一部又
は全部を液相中に残存させ、気体、液体及び固体の3相
混合下で重合させることを特徴とする請求項1〜6に記
載の共役ジエン重合体の製造方法。 - 【請求項8】 共役ジエン重合体が、シンジオタクチッ
ク−1,2−ビニルポリブタジエンであることを特徴と
する請求項1〜7に記載の共役ジエン重合体の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10251416A JP2000080110A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 共役ジエン重合体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10251416A JP2000080110A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 共役ジエン重合体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000080110A true JP2000080110A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17222531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10251416A Pending JP2000080110A (ja) | 1998-09-04 | 1998-09-04 | 共役ジエン重合体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000080110A (ja) |
-
1998
- 1998-09-04 JP JP10251416A patent/JP2000080110A/ja active Pending
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