JP2000079355A - 遠心分離機 - Google Patents

遠心分離機

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JP2000079355A
JP2000079355A JP11183213A JP18321399A JP2000079355A JP 2000079355 A JP2000079355 A JP 2000079355A JP 11183213 A JP11183213 A JP 11183213A JP 18321399 A JP18321399 A JP 18321399A JP 2000079355 A JP2000079355 A JP 2000079355A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工が容易でかつ軽量化が図れ、さらにラッ
クの装填作業が容易なばかりかチューブ挿入孔の数を増
加することもできる遠心分離機を提供すること。 【解決手段】 有底円筒状のロータ本体と、チューブ保
持用孔が全周にわたって形成された環状のラックとを備
え、該ラックを前記ロータ本体内に収容させるようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠心分離機に関す
るもので、詳しくは、ロータの構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6に示した従来の遠心分離機60で
は、モータ61が筐体62の内部に形成したフランジ6
2aに弾性体63を介して設置されている。そして、こ
のモータ61の駆動軸61aにはロータ64が着脱自在
に係合される。遠心分離機に使用されているロータ64
としては、図6に示したように、円盤状のロータ本体6
5の上面周縁にチューブ挿入孔65aを放射状にかつ傾
斜させて一体に形成したものや、図7に示したように、
ロータ66を、円板67aの周縁に側壁67bを備えた
ロータ本体67と該ロータ本体67に装填させる立方体
状のラック68とによって構成し、ロータ本体67をモ
ータ61の駆動軸61aに係合させ、そのロータ本体6
7の内部空間に複数個のラック68を収容させるように
したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者のロー
タ64は、アルミニウムブロックを円盤状に切削加工
し、次いで、チューブ(試験管)挿入孔65aを穿設し
ている。したがって、加工が煩雑でコストが高くなる。
しかも、ロータ64にチューブ挿入孔65aを形成する
ための部分の厚みが必要となり、重量が増大してそれだ
けモータ61の容量も必要になる。軽量化を図るために
は、図6におけるロータ64の中心部(モータ61の駆
動軸61aに取付ける部分)とチューブ挿入孔65aを
形成するための部分とを除いた部分を切削すればよい
が、ロータ64の形状が複雑になり、それだけ加工が煩
雑になってしまう。また、他の種類のチューブに対応さ
せるためには、他のチューブに対応したチューブ挿入孔
65aを備えたロータ64をそれぞれ用意しなくてはな
らず、そのための費用も嵩んでしまう。また、後者のロ
ータ66は、複数個のラック68を対称的にロータ本体
67にそれぞれ収納してバランスをとらなくてはなら
ず、それぞれのラック68をロータ本体67に収納する
作業が煩雑であり、しかもラック68に形成するチュー
ブ挿入孔の数もあまり多く形成することはできない。
【0004】そこで、本発明の目的は、加工が容易でか
つ軽量化が図れ、さらにラックの装填作業が容易で、し
かもチューブ挿入孔の数を増加することもできる遠心分
離機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の遠心
分離機では、有底円筒状のロータ本体と、チューブ保持
用孔が全周にわたって形成された環状のラックとを備
え、該ラックを前記ロータ本体内に収容させるようにし
ている。
【0006】この発明の遠心分離機では、ラックが環状
に形成されているため、ラックのロータ本体への装填は
一度で済みその作業が容易になるばかりでなく、チュー
ブ挿入孔の数を増大することができる。さらに、種類の
異なるチューブに対応させるためには、ラックのみ種類
の異なるチューブに対応させればよく、費用も少なくて
済む。また、ラックをロータ本体と別体に構成するた
め、ラックをプラスチックス等の軽量材料で形成するこ
とができ、それによってコストダウンが図れ、かつ軽量
化が図れる。
【0007】本発明の請求項2の遠心分離機では、請求
項1において、前記ラックの半径方向にスリットを形成
して前記ラックを拡開自在にしている。
【0008】この発明の遠心分離機では、ラックの各部
分が拡開してロータ本体の周壁に当接するので、ラック
が安定してロータ本体に保持される。即ち、ラックに生
じる遠心力はロータ本体の周壁によって受け止められ
る。したがって、ラックの強度は小さくてもラックに生
じる遠心力に対抗でき、プラスチック等の軽量で安価な
材料で形成することができるので、それによってコスト
ダウン,軽量化が図れる。
【0009】本発明の請求項3の遠心分離機では、請求
項1または2において、前記ロータ本体に突起または凹
部を形成するとともに、前記ラックに凹部または突起を
形成し、該凹部または突起を前記ロータ本体の突起また
は凹部に嵌合させることによって前記ラックを前記ロー
タ本体に対してその回転方向に拘束させるようにしてい
る。
【0010】この発明の遠心分離機では、簡単な構成に
よってロータ本体とラックとの係合が行え、しかもラッ
クのロータ本体への装着が容易になる。
【0011】本発明の請求項4の遠心分離機では、請求
項1,2または3において、前記ラックを前記ロータ本
体内に収容させる環状の主ラックと、複数本のチューブ
を収容する補助ラックとによって構成するとともに、前
記主ラックの全周にわたって補助ラック収容孔を形成し
ている。
【0012】この発明の遠心分離機では、補助ラックの
チューブ保持用孔にチューブを収容し、それを主ラック
の補助ラック収容孔に予め収容させておき、それをロー
タ本体内に収容させる。したがって、異なる種類のチュ
ーブに対応したチューブ保持用孔を有する補助ラックを
容易すれば、1種類の主ラックを共用することができ、
それだけ安価になる。
【0013】本発明の請求項5の遠心分離機では、請求
項1,2,3または4において、前記ラックの上面に突
起または凹部を形成するとともに、前記ラックとは別の
ラックの底面に凹部または突起を形成し、前記別のラッ
クを前記ラックに載置し、上段の前記別のラックの凹部
または突起を下段の前記ラックの突起または凹部に嵌合
させることによって前記上段の別のラックを前記下段の
ラックに対してその回転方向に拘束させるようにしてい
る。
【0014】この発明の遠心分離機では、ラックを積み
上げてロータ本体に収容できるので同時に沢山のチュー
ブの遠心作業を行なうことができ、また、種類の異なる
ラック、即ち種類の異なるチューブの遠心分離作業も同
時に行なえる。
【0015】本発明の請求項6の遠心分離機では、請求
項1,3,4または5において、前記ロータ本体の内周
面をテーパ面とし、前記ラックの外周面を前記ロータ本
体の外周面に対応させたテーパ面としている。
【0016】この発明の遠心分離機では、ラックをロー
タ本体に収容させると、直ちにラックのテーパ面がロー
タ本体の周面のテーパ面に当接する。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るロータを備
えた遠心分離機の一実施の形態を示しており、図2はそ
のロータのラックを示した平面図である。
【0018】この遠心分離機は、筐体1の底面に基台2
を備えており、該基台2の上部には遠心室3を構成する
外ケーシング4が配設されている。そして、該外ケーシ
ング4の内側には、間隙をもって遠心室3を画成する内
ケーシング5が配設されている。この内ケーシング5は
中央に孔5aを有する碗状に形成され、該内ケーシング
5の外周面には、冷却管6が巻回されている。さらに、
内ケーシング5と外ケーシング4との間には断熱材7が
充填されている。なお、冷却管6の両端は、従来と同様
にして図示しないコンプレッサ,コンデンサ,キャピラ
リチューブを介して互いに接続され、それによって冷却
系を構成している。
【0019】一方、基台2の中間部には環状のモータ取
付け台2aが固定されており、該モータ取付け台2aに
はモータ8がゴム等の弾性体9を介して設置されてい
る。そして、モータ8の軸受8aは内ケーシング5の孔
5aに対応させ、該軸受8aからモータ駆動軸10を遠
心室3内に突出させている。また、上記モータ8の軸受
8aにはフランジ11が形成され、該フランジ11と上
記内ケーシング5の下端との間には、モータカバー12
が配設されている。
【0020】モータ駆動軸10にはロータ13が着脱自
在に配設される。このロータ13は、ロータ本体14と
ラック15とによって構成されている。
【0021】ロータ本体14は有底円筒状を成し、中央
に内方に突出するボス14aを備えている。このボス1
4aには、ロータ本体14の底壁14bの下面から凹部
16が形成され、さらに該凹部16の開口部に半径方向
に延びる切欠き17が形成されている。そして、ロータ
本体14の凹部16をモータ駆動軸10に嵌合させる
と、切欠き17がモータ駆動軸10に植設させたピン1
8に嵌合して、ロータ本体14をモータ駆動軸10に対
してその回転方向に拘束する。さらに、該ロータ本体1
4の底壁14bの上面には位置決めピン19が立設され
ている。
【0022】上記ロータ本体14にはラック15が装填
される。ラック15は、環状を成しており、その内周面
には傾斜させてチューブ保持用孔20が全周にわたって
形成されている。また、このラック15には、図2に示
したように、その周方向1箇所で半径方向に該ラック1
5を切断するスリット21が形成され、さらにその他の
箇所で内周部を残して切込みを入れたスリット22が形
成されている。そして、それらのスリット21,22に
よってラック15は複数部分(図では3部分)15aに
画成されている。また、ラック15の底面には孔23が
形成され、この孔23を上記ロータ本体14の位置決め
ピン19に嵌合させることによって、ラック15をロー
タ本体14に対してその回転方向に拘束する。なお、孔
23はピン19の径に対して少し大きく形成し、後述す
る遠心力によるラック部分15aの移動を許容させてい
る。
【0023】このように構成された遠心分離機では、ロ
ータ本体14の凹部16をモータ駆動軸10に嵌合さ
せ、その切欠き17をモータ駆動軸10のピン18に嵌
合して、ロータ本体14をモータ駆動軸10に対してそ
の回転方向に拘束する。また、ロータ本体14のピン1
9に、ラック15の孔23を嵌合させて、ラック15を
ロータ本体14に対してその回転方向に拘束する。この
ようにロータ本体14にセットしたラック15にチュー
ブ(図示せず)を装填し、次いでモータ8を駆動させ
る。すると、遠心力がラック15の各部分15aに生
じ、各部分15aはロータ本体14の環状周壁の方向に
拡開してその周壁14cに当接する。したがって、ラッ
ク15はロータ本体14に安定して保持される。
【0024】なお、上記実施の形態では、チューブ保持
用孔20を斜め下方に向けて形成しているが、本発明の
遠心分離機では、鉛直方向,水平方向に形成してもよい
ことは勿論である。また、上記実施の形態では、ラック
15に形成している孔23は断面円形を成しているが、
この孔23を断面楕円状に形成してもよい。さらに、上
記実施の形態では、ロータ本体14にピン19を立設す
るとともに、ラック15に孔23を形成しているが、ピ
ン19に替えてロータ本体14にピン19以外の突起を
形成し、孔23に替えてラック15に孔23以外の凹部
を形成してもよく、逆にロータ本体14に凹部を形成
し、ラック15に凸部を形成してもよい。さらにまた、
上記実施の形態では、ピン(突起)19をロータ本体1
4の底壁上面に形成し、孔(凹部)23をラック15の
下面に形成しているが、突起または凹部をロータ本体1
4の周壁に形成し、凹部または突起をラック15の周壁
に形成してもよい。
【0025】また、図3は、本発明に係るロータの他の
実施の形態を示している。この実施の形態では、このロ
ータ30のラック31を主ラック31aと補助ラック3
1bとによって構成している。主ラック31aは、上記
実施の形態のラック15と同様に環状を成しており、そ
の内周面には傾斜させて補助ラック収容孔32が全周に
わたって形成されている。また、補助ラック31bは、
チューブを収容する複数のチューブ保持用孔33を有し
ている。そして、ロータ30を作動させるに当たって、
チューブAを補助ラック31bのチューブ保持用孔33
に装填させ、その補助ラック31bを主ラック31aの
補助ラック収容孔32に装填し、その主ラック31aの
孔23をロータ本体34のピン19に嵌合させて主ラッ
ク31aをロータ本体34に装填させる。
【0026】なお、ロータ30における主ラック31a
の他の部分、例えば上記実施の形態におけるラック15
の全体形状,スリット21,22の位置および形状,孔
23等は同様に形成され、それらの作用も何ら変わるこ
とがなく、またロータ本体34も上記実施の形態におけ
るロータ本体14と同一である。
【0027】また、図4は、本発明に係るロータのさら
に他の実施の形態を示している。この実施の形態では、
図1および図2に示したラックをロータ本体内に2段に
装填させるようにしたものである。この実施の形態のロ
ータ40では、ロータ本体41内に、ラック42,43
を2段に収容させるために、側壁41aを上記実施の形
態のロータ本体14,34のそれよりも高く形成してお
り、かつ下段のラック42の上面、即ち、上段のラック
43の底面に形成されている孔23に対向する位置にピ
ン19が植設されている。そして、この実施の形態で
は、ロータ40を作動させるに当たって、チューブAを
下段のラック42のチューブ保持用孔44に装填させ、
その下段のラック42の孔23をロータ本体41のピン
19に嵌合させてラック42をロータ本体41内に装填
するとともに、チューブAを上段のラック43のチュー
ブ保持用孔45に装填させ、その上段のラック43の孔
23を下段のラック42のピン19に嵌合させてラック
43を下段のラック42上に載置させてロータ本体41
内に装填する。
【0028】なお、ロータ40におけるロータ本体41
の他の部分の構造は、図1および図2に示したものと同
様であり、またラック42の他の部分、例えば図1およ
び図2に示した実施の形態におけるラック15の全体形
状,スリット21,22の位置および形状等は同様に形
成され、それらの作用も何ら変わることがない。
【0029】また、図5は本発明に係るロータのさらに
他の実施の形態を示している。この実施のロータ50で
は、有底円筒状に形成したロータ本体51の内周面51
aをテーパ面に形成するとともに、環状ラック52の外
周面52aをロータ本体51の外周面と対応するテーパ
面に形成している。
【0030】したがって、この実施の形態のロータ50
では、ラック52をロータ本体51内に落とし込めば、
ラック52の外周面52aがロータ本体51の内周面5
1aに当接する。即ち、この実施の形態では、図1に示
したように、ロータ本体の回転に伴って発生する遠心力
によってラックをロータ本体の周面に当接させる構成を
とる必要がない。なお、他の部分については、図1に示
したロータと同様であるので、その説明は省略する。
【0031】
【発明の効果】上記したように、本発明の請求項1の遠
心分離機では、ラックが環状に形成されているため、ラ
ックのロータ本体への装填は一度で済みその作業が容易
になるばかりでなく、チューブ挿入孔の数を増大するこ
とができる。また、種類の異なるチューブに対応させる
ためには、ラックのみ種類の異なるチューブに対応させ
ればよく、費用も少なくて済む。さらに、ラックをプラ
スチックス等の軽量部材で形成することが可能で、それ
によってモータ等の小型化が図れ、遠心分離機の小型軽
量化が図れる。
【0032】また、本発明の請求項2の遠心分離機で
は、ラックの各部分が拡開してロータの周壁に当接する
ので、ラックが安定してロータ本体に保持される。即
ち、ラックに生じる遠心力はロータ本体の周壁によって
受け止められるので、ラックの強度はあまり高くなくて
よい。したがって、ラックをプラスチックス等によって
型成形することができ、それによってコストダウンが図
れ、かつ軽量化が図れる。
【0033】また、本発明の請求項3の遠心分離機で
は、ロータ本体に形成した突起または凹部にラックに形
成した凹部または突起を嵌合させることによってラック
をロータ本体に対してその周方向に拘束させるため、係
合構造が簡単で、かつ係合作業も容易である。
【0034】また、本発明の請求項4の遠心分離機で
は、補助ラックのチューブ保持用孔にチューブを収容
し、それを主ラックの補助ラック収容孔に予め収容させ
ておき、それをロータ本体内に収容させることができ、
したがって、異なる種類のチューブに対応したチューブ
保持用孔を有する補助ラックを容易すれば、1種類の主
ラックを共用することができ、それだけ安価になる。
【0035】また、本発明の請求項5の遠心分離機で
は、上段のラックの凹部または突起を下段のラックの突
起または凹部に嵌合させることによって上段ラックを下
段のラックに対してその周方向に拘束させることができ
るので、同時に沢山のチューブの遠心作業を行なうこと
ができ、また、種類の異なるラック、即ち種類の異なる
チューブの遠心分離作業を同時に行なえる。
【0036】また、本発明の請求項6の遠心分離機で
は、前記ロータ本体の内周面をテーパ面とし、前記ラッ
クの外周面を前記ロータ本体の外周面に対応させたテー
パ面としている。したがって、ラックをロータ本体に収
容させると、直ちにラックのテーパ面がロータ本体の周
面のテーパ面に当接するので、特別な構成を必要とせ
ず、構造が極めて簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロータを備えた遠心分離機の一実
施の形態を示した断面図である。
【図2】図1におけるロータのラックを示した平面図で
ある。
【図3】本発明に係るロータを備えた遠心分離機の他の
実施の形態を示した断面図である。
【図4】本発明に係るロータを備えた遠心分離機のさら
に他の実施の形態を示した断面図である。
【図5】本発明に係るロータを備えた遠心分離機のさら
に他の実施の形態を示した断面図である。
【図6】従来のロータを備えた遠心分離機を示した概念
的断面図である。
【図7】従来の他のロータを備えた遠心分離機を示した
概念的断面図である。
【符号の説明】
3 遠心室 5 内ケーシング 8 モータ 10 モータ駆動軸 11 フランジ 13 ロータ 14 ロータ本体 14a ボス 14b 底壁 14c 周壁 15 ラック 15a 部分 16 凹部 17 切欠き 19 ピン 20 チューブ保持用孔 21 スリット 22 スリット 23 孔 30 ロータ 31 ラック 31a 主ラック 31b 補助ラック 32 補助ラック収容孔 33 チューブ保持用孔 34 ロータ本体 40 ロータ 41 ロータ本体 41a 側壁 42 下段ラック 43 上段ラック 44,45 チューブ保持用孔 50 ロータ 51 ロータ本体 51a 内周面 52 環状ラック 52a 外周面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有底円筒状のロータ本体と、チューブ保
    持用孔が全周にわたって形成された環状のラックとを備
    え、該ラックを前記ロータ本体内に収容させるようにし
    たことを特徴とする遠心分離機。
  2. 【請求項2】 前記ラックの半径方向にスリットを形成
    して前記ラックを拡開自在にしたことを特徴とする請求
    項1に記載の遠心分離機。
  3. 【請求項3】 前記ロータ本体の底壁上面に突起または
    凹部を形成するとともに、前記ラックの下面に凹部また
    は突起を形成し、該凹部または突起を前記ロータ本体の
    突起または凹部に嵌合させることによって前記ラックを
    前記ロータ本体に対してその回転方向に拘束させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1または2に記載の遠心
    分離機。
  4. 【請求項4】 前記ラックを前記ロータ本体内に収容さ
    せる環状の主ラックと、複数本のチューブを収容する補
    助ラックとによって構成するとともに、前記主ラックの
    全周にわたって補助ラック収容孔を形成したことを特徴
    とする請求項1,2または3に記載の遠心分離機。
  5. 【請求項5】 前記ラックの上面に突起または凹部を形
    成するとともに、前記ラックとは別のラックの底面に凹
    部または突起を形成し、前記別のラックを前記ラックに
    載置し、上段の前記別のラックの凹部または突起を下段
    の前記ラックの突起または凹部に嵌合させることによっ
    て前記上段の別のラックを前記下段のラックに対してそ
    の回転方向に拘束させることを特徴とする請求項1,
    2,3または4に記載の遠心分離機。
  6. 【請求項6】 前記ロータ本体の内周面をテーパ面と
    し、前記ラックの外周面を前記ロータ本体の外周面に対
    応させたテーパ面としたことを特徴とする請求項1,
    3,4または5に記載の遠心分離機。
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