JP2011179374A - スクロール型圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】低騒音・低振動化を図ることのできるスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】圧縮機において、ボス部48の軸受収容部48aの内周面に、潤滑油保持溝50を形成することで、軸受収容部48aの内周面とドライブベアリング45の外周面との間に潤滑油による油膜を形成した。この油膜により、主軸の回転時にドライブベアリング45から軸受収容部48aに伝わる振動の伝播、およびそれに起因する騒音を抑制する。
【選択図】図2
【解決手段】圧縮機において、ボス部48の軸受収容部48aの内周面に、潤滑油保持溝50を形成することで、軸受収容部48aの内周面とドライブベアリング45の外周面との間に潤滑油による油膜を形成した。この油膜により、主軸の回転時にドライブベアリング45から軸受収容部48aに伝わる振動の伝播、およびそれに起因する騒音を抑制する。
【選択図】図2
Description
本発明は、車載用の空気調和機等を構成するスクロール型圧縮機に関する。
空気調和装置や冷凍装置に用いられるスクロール型の圧縮機は、渦巻状のスクロール壁をそれぞれ有する固定スクロールと旋回スクロールとを備える。そして、固定スクロールに対して旋回スクロールを公転旋回運動させ、双方のスクロール壁の間に形成される圧縮室の容積を減少させることで、圧縮室内の流体の圧縮を行う。
ここで、旋回スクロールは、モータやエンジンによって回転駆動される主軸に対し、主軸の回転中心から所定寸法だけオフセットして設けられた偏心軸部に回転自在(すなわち公転自在)に支持されている。そして、主軸の偏心軸部と旋回スクロールの間には、旋回スクロールを公転自在に支持するためのドライブベアリングが介在している。
このような圧縮機においては、常に求められている小型化という観点から、ドライブベアリングに、針状のコロを備えたニードルベアリングが用いられている。
しかしながら、ニードルベアリングは、ボールベアリングに比較すると、回転時の振動が大きいと言う問題がある。その結果、圧縮機の作動時における振動、およびそれに起因する騒音が大きくなってしまう。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、低騒音・低振動化を図ることのできるスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
本発明は、このような技術的課題に基づいてなされたもので、低騒音・低振動化を図ることのできるスクロール型圧縮機を提供することを目的とする。
かかる目的のもとになされた本発明は、スクロール型の圧縮機であって、外殻を形成するハウジング内に回転自在に支持され、その一端に中心軸からオフセットした偏心軸部が一体に形成された主軸と、主軸の偏心軸部に軸受を介して回転自在に連結された旋回スクロールと、旋回スクロールと対向することで冷媒を圧縮する圧縮室を形成し、ハウジングに固定された固定スクロールと、旋回スクロールに設けられ、軸受を内部に収容し、主軸側に開口した筒状の軸受収容部と、軸受収容部の内周面および軸受の外周面の少なくとも一方に形成され、潤滑油を保持する保持溝と、を備えることを特徴とする。
保持溝に潤滑油が保持されることで油膜が形成され、この油膜が軸受収容部の内周面と軸受の外周面との間に介在する。これにより、軸受収容部の内周面と軸受の外周面との間での振動の伝播を抑制できる。
保持溝に潤滑油が保持されることで油膜が形成され、この油膜が軸受収容部の内周面と軸受の外周面との間に介在する。これにより、軸受収容部の内周面と軸受の外周面との間での振動の伝播を抑制できる。
また、軸受収容部の内周面および軸受の外周面の間に、制振材料からなる制振層を形成することも可能である。これにより、軸受収容部の内周面と軸受の外周面との間での振動の伝播を抑制できる。
さらに、ハウジングと当該ハウジングに接続される他のハウジングとの間、またはハウジングと当該ハウジングの固定対象物との間に、主軸の軸線に沿った方向における相対変位を吸収する第一の振動減衰手段と、主軸の径方向における相対変位を吸収する第二の振動減衰手段と、を備えるようにしても良い。
本発明によれば、軸受収容部の内周面と軸受の外周面との間での振動の伝播を抑制できるので、それに起因する騒音を抑制することができる。その結果、軸受にニードルベアリングを用いた場合においても、振動や騒音を抑制することが可能となる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
〔第一の実施の形態〕
図1は、本実施の形態における圧縮機10の構成を示すための図である。
図1に示すように、圧縮機10は、電動式で、ハウジング11の下部収容室11aの一端側にスクロール式の圧縮部30が収容され、他端側にモータ20が収容されている。また、ハウジング11には、上方に開口した上部収容室11bが設けられ、この上部収容室11bに、インバータ回路部12が、モータ20の外周部に沿うよう配置されて収容されている。上部収容室11bの上方への開口は、カバー17によって覆われている。
〔第一の実施の形態〕
図1は、本実施の形態における圧縮機10の構成を示すための図である。
図1に示すように、圧縮機10は、電動式で、ハウジング11の下部収容室11aの一端側にスクロール式の圧縮部30が収容され、他端側にモータ20が収容されている。また、ハウジング11には、上方に開口した上部収容室11bが設けられ、この上部収容室11bに、インバータ回路部12が、モータ20の外周部に沿うよう配置されて収容されている。上部収容室11bの上方への開口は、カバー17によって覆われている。
圧縮機10の外殻を形成するハウジング11は、モータ20および主軸40を収容するモータハウジング(他のハウジング)11Aと、圧縮部30を収容するスクロールハウジング(ハウジング)11Bとから構成されている。これらモータハウジング11A、スクロールハウジング11Bは、それぞれ外周側に張り出したフランジ部16A、16Bにおいて、図示しないボルトにより一体に締結されている。
圧縮機10においては、下部収容室11aのモータ20が設けられた側の側面に形成された冷媒吸入ポート(図示無し)からハウジング11内に冷媒が導入され、圧縮部30が設けられた側(一端側)の端面に形成された冷媒吐出ポートP2から、圧縮部30によって圧縮された冷媒を吐出する。
モータ20は、主軸40に一体に設けられた回転子21と、固定子22とから構成されている。固定子22は、回転子21の外周側に対向して、ハウジング11に固定されて設けられている。
主軸40は、メインベアリング41、サブベアリング42を介してハウジング11に回転自在に支持されている。そして、回転子21は、メインベアリング41とサブベアリング42の間において、主軸40と一体に設けられている。
圧縮部30は、主軸40とともに回転する旋回スクロール32と、ハウジング11に固定された固定スクロール33と、を備える。
旋回スクロール32、固定スクロール33は、それぞれ円板状の端板32a、33aの一面側に、渦巻状のスクロール壁32b、33bが立設されている。これら旋回スクロール32と固定スクロール33は、スクロール壁32b、33bを互いに組み合わせて、双方のスクロール壁32b、33b間に圧縮室35を形成している。
旋回スクロール32、固定スクロール33は、それぞれ円板状の端板32a、33aの一面側に、渦巻状のスクロール壁32b、33bが立設されている。これら旋回スクロール32と固定スクロール33は、スクロール壁32b、33bを互いに組み合わせて、双方のスクロール壁32b、33b間に圧縮室35を形成している。
主軸40の圧縮部30側の端部(一端)には、主軸40の中心軸から予め定められた寸法だけ偏心した位置に、偏心軸部43が突出形成されている。この偏心軸部43に、ドライブベアリング45を介し、旋回スクロール32が回転自在に保持されている。これにより、旋回スクロール32は、主軸40の中心に対し、予め定められた寸法だけ偏心して設けられ、主軸40がその軸線周りに回転すると、旋回スクロール32は、主軸40の中心に対し、偏心した寸法を半径とした回転(公転)を行う。これにより、圧縮室35の容積が減少し、冷媒が圧縮される。なお、旋回スクロール32が、公転しつつも、自転はしないよう、旋回スクロール32と主軸40との間には、オルダムリング36が介在している。
ここで、ドライブベアリング45としては、小径化を図ることのできるニードルベアリングが用いられている。
また、旋回スクロール32と主軸40との間には、主軸40に対して偏心した旋回スクロール32によるアンバランスを解消するため、バランサ46が設けられている。
図2に示すように、旋回スクロール32の端板32aにおいて、主軸40に対向する側の中心部には、主軸40側に突出したボス部48が形成されている。ボス部48には、主軸40側に開口し、ドライブベアリング45を収容する有底穴からなる軸受収容部48aが形成されている。
さて、上記したような圧縮機10において、ボス部48の軸受収容部48aの内周面に、潤滑油保持溝(保持溝)50が形成されている。この潤滑油保持溝50は、軸受収容部48aの内周面に、周方向に連続する環状で、主軸40の軸線方向に間隔を隔てて複数設けることができる。これ以外にも、潤滑油保持溝50を、スプライン状とし、軸受収容部48aにおいて、主軸40の軸線方向に連続するものとし、これを軸受収容部48aの周方向に間隔を隔てて複数設けるようにしてもよい。さらには、潤滑油保持溝50は、軸受収容部48aの内周面に螺旋状に連続させて形成しても良い。
圧縮機10の組立時に、潤滑油保持溝50が形成された軸受収容部48aの内周面に潤滑油を塗布しておく。もしくは、潤滑油保持溝50が形成された軸受収容部48aに潤滑油を注入しておいてもよい。これにより、軸受収容部48aの内周面には、潤滑油による油膜が形成される。
このような軸受収容部48aにドライブベアリング45を圧入すると、軸受収容部48aの内周面とドライブベアリング45の外周面との間には潤滑油による油膜が介在する。この油膜により、振動減衰効果が得られ、主軸40の回転時にドライブベアリング45から軸受収容部48aに伝わる振動の伝播、およびそれに起因する騒音を抑制することができる。その結果、ドライブベアリング45にニードルベアリングを用いた場合においても、振動や騒音を抑制することが可能となる。
このような軸受収容部48aにドライブベアリング45を圧入すると、軸受収容部48aの内周面とドライブベアリング45の外周面との間には潤滑油による油膜が介在する。この油膜により、振動減衰効果が得られ、主軸40の回転時にドライブベアリング45から軸受収容部48aに伝わる振動の伝播、およびそれに起因する騒音を抑制することができる。その結果、ドライブベアリング45にニードルベアリングを用いた場合においても、振動や騒音を抑制することが可能となる。
また、図3に示すように、本実施形態においては、モータハウジング11A、スクロールハウジング11Bの合わせ面部分において、断面L字状に形成されて、主軸40の中心軸に直交した平面部60A、60Bと、主軸40の中心軸を中心として周方向に連続する円周面部61A、61Bとが形成されている。
そして、互いに対向する平面部60Aと平面部60B、円周面部61Aと円周面部61Bとの間には、環状のO−リング(第一の振動減衰手段)62、O−リング(第二の振動減衰手段)63が挟み込まれ、平面部60Aと平面部60B、円周面部61Aと円周面部61Bとの間にクリアランスが形成されるようになっている。
そして、互いに対向する平面部60Aと平面部60B、円周面部61Aと円周面部61Bとの間には、環状のO−リング(第一の振動減衰手段)62、O−リング(第二の振動減衰手段)63が挟み込まれ、平面部60Aと平面部60B、円周面部61Aと円周面部61Bとの間にクリアランスが形成されるようになっている。
このようにして、モータハウジング11A、スクロールハウジング11Bの間にO−リング62、63が挟み込まれることで、主軸40の軸方向、および径方向に振動抑制効果が備わる。これによっても、主軸40の回転(旋回スクロール32の回転)に伴う振動・騒音を抑制することができる。
なお、上記実施形態において、潤滑油は、あらかじめ圧縮機10の組立時に軸受収容部48aに供給するだけでなく、冷媒中に含まれる油分によって補給することも可能である。さらには、ハウジング11内に油溜まりがある場合には、そこから潤滑油を汲み上げて軸受収容部48aの内周面とドライブベアリング45の外周面との間に供給するような構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、軸受収容部48aの内周面に潤滑油保持溝50を形成したが、ドライブベアリング45の外周面に同様の溝を形成しても良い。
[第二の実施形態]
次に、本発明に係るスクロール型圧縮機の第二の実施形態について以下に説明する。
なお、本実施形態で示す構成において、上記第一の実施形態と異なるのは、軸受収容部48aとドライブベアリング45との間に制振部材を介在させる点のみである。したがって、上記第一の実施形態と異なる構成を中心に説明を行い、他の、上記第一の実施形態と共通する構成についてはその説明を省略する。
次に、本発明に係るスクロール型圧縮機の第二の実施形態について以下に説明する。
なお、本実施形態で示す構成において、上記第一の実施形態と異なるのは、軸受収容部48aとドライブベアリング45との間に制振部材を介在させる点のみである。したがって、上記第一の実施形態と異なる構成を中心に説明を行い、他の、上記第一の実施形態と共通する構成についてはその説明を省略する。
図4に示すように、軸受収容部48aの内周面とドライブベアリング45の外周面との間に、円筒状の制振部材(制振層)70が設けられている。
制振部材70としては、ゴム系材料、樹脂系材料等を用いることができるが、強度・耐久性等も考慮すると、制振鋼板を用いるのが好ましい。
制振部材70としては、ゴム系材料、樹脂系材料等を用いることができるが、強度・耐久性等も考慮すると、制振鋼板を用いるのが好ましい。
このように、軸受収容部48aの内周面とドライブベアリング45との間に制振部材70が介在することで、上記第一の実施形態と同様、振動減衰効果が得られ、主軸40の回転時にドライブベアリング45から軸受収容部48aに伝わる振動の伝播、およびそれに起因する騒音を抑制することができる。その結果、ドライブベアリング45にニードルベアリングを用いた場合においても、振動や騒音を抑制することが可能となる。
なお、上記したような構成は、上記第一の実施形態と組み合わせて用いることが可能である。
また、軸受収容部48aの内周面とドライブベアリング45との間に制振部材70を挟み込むのではなく、ドライブベアリング45の外輪を制振鋼板で形成しても良いし、ボス部48を制振鋼板で形成しても良い。
また、軸受収容部48aの内周面とドライブベアリング45との間に制振部材70を挟み込むのではなく、ドライブベアリング45の外輪を制振鋼板で形成しても良いし、ボス部48を制振鋼板で形成しても良い。
また、ドライブベアリング45は、ニードルベアリングに限らず、ボールベアリング等であっても同様の振動抑制効果が得られる。
さらに、圧縮機10の全体構成について説明したが、その構成については上記に挙げたものに限定する意図は無く、他の構成を有した圧縮機においても本発明を適用できるのは言うまでもない。例えば、圧縮機10は、モータ20を備えた電動圧縮機としたが、モータ20を備えず、エンジンにより主軸40を駆動する構成とすることをも本発明は含む。
加えて、モータハウジング11A、スクロールハウジング11Bの間にO−リング62、63を挟み込む構成としたが、例えば圧縮機10がエンジンにより駆動される構成の場合、圧縮機のハウジングと、このハウジングの固定対象物(例えば車体)との間に、同様に、O−リング62、63を挟み込むようにしても良い。
加えて、モータハウジング11A、スクロールハウジング11Bの間にO−リング62、63を挟み込む構成としたが、例えば圧縮機10がエンジンにより駆動される構成の場合、圧縮機のハウジングと、このハウジングの固定対象物(例えば車体)との間に、同様に、O−リング62、63を挟み込むようにしても良い。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。例えば、潤滑油保持溝50や制振部材70を設けず、モータハウジング11A、スクロールハウジング11Bの間にO−リング62、63を挟み込む構成のみとしても良い。
10…圧縮機、11…ハウジング、11A…モータハウジング(他のハウジング)、11B…スクロールハウジング(ハウジング)、20…モータ、30…圧縮部、32…旋回スクロール、33…固定スクロール、35…圧縮室、40…主軸、43…偏心軸部、45…ドライブベアリング、48…ボス部、48a…軸受収容部、50…潤滑油保持溝(保持溝)、62…O−リング(第一の振動減衰手段)、63…O−リング(第二の振動減衰手段)、70…制振部材(制振層)
Claims (5)
- スクロール型の圧縮機であって、
外殻を形成するハウジング内に回転自在に支持され、その一端に中心軸からオフセットした偏心軸部が一体に形成された主軸と、
前記主軸の前記偏心軸部に軸受を介して回転自在に連結された旋回スクロールと、
前記旋回スクロールと対向することで冷媒を圧縮する圧縮室を形成し、前記ハウジングに固定された固定スクロールと、
前記旋回スクロールに設けられ、前記軸受を内部に収容し、前記主軸側に開口した筒状の軸受収容部と、
前記軸受収容部の内周面および前記軸受の外周面の少なくとも一方に形成され、潤滑油を保持する保持溝と、
を備えることを特徴とするスクロール型圧縮機。 - 前記軸受収容部の内周面および前記軸受の外周面の間に、制振材料からなる制振層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスクロール型圧縮機。
- 前記ハウジングと当該ハウジングに接続される他のハウジングとの間、または前記ハウジングと当該ハウジングの固定対象物との間に、前記主軸の軸線に沿った方向における相対変位を吸収する第一の振動減衰手段と、前記主軸の径方向における相対変位を吸収する第二の振動減衰手段と、が備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載のスクロール型圧縮機。
- スクロール型の圧縮機であって、
外殻を形成するハウジング内に回転自在に支持され、その一端に中心軸からオフセットした偏心軸部が一体に形成された主軸と、
前記主軸の前記偏心軸部に軸受を介して回転自在に連結された旋回スクロールと、
前記旋回スクロールと対向することで冷媒を圧縮する圧縮室を形成し、前記ハウジングに固定された固定スクロールと、
前記旋回スクロールに設けられ、前記軸受を内部に収容し、前記主軸側に開口した筒状の軸受収容部と、
前記軸受収容部の内周面と前記軸受の外周面との間に形成された制振層と、
を備えていることを特徴とするスクロール型圧縮機。 - スクロール型の圧縮機であって、
外殻を形成するハウジング内に回転自在に支持され、その一端に中心軸からオフセットした偏心軸部が一体に形成された主軸と、
前記主軸の前記偏心軸部に軸受を介して回転自在に連結された旋回スクロールと、
前記旋回スクロールと対向することで冷媒を圧縮する圧縮室を形成し、前記ハウジングに固定された固定スクロールと、
前記旋回スクロールに設けられ、前記軸受を内部に収容し、前記主軸側に開口した筒状の軸受収容部と、を備え、
前記ハウジングと当該ハウジングに接続される他のハウジングとの間、または前記ハウジングと当該ハウジングの固定対象物との間に、前記主軸の軸線に沿った方向における相対変位を吸収する第一の振動減衰手段と、前記主軸の径方向における相対変位を吸収する第二の振動減衰手段と、が備えられていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010042874A JP2011179374A (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | スクロール型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010042874A JP2011179374A (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | スクロール型圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011179374A true JP2011179374A (ja) | 2011-09-15 |
Family
ID=44691145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010042874A Withdrawn JP2011179374A (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | スクロール型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011179374A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013130140A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | スクロール型圧縮機 |
KR101917705B1 (ko) * | 2017-04-19 | 2018-11-13 | 엘지전자 주식회사 | 전동식 압축기 |
-
2010
- 2010-02-26 JP JP2010042874A patent/JP2011179374A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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