JP3967849B2 - 遠心分離機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠心分離機に関するもので、詳しくは、ロータの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6に示した従来の遠心分離機60では、モータ61が筐体62の内部に形成したフランジ62aに弾性体63を介して設置されている。そして、このモータ61の駆動軸61aにはロータ64が着脱自在に係合される。遠心分離機に使用されているロータ64としては、図6に示したように、円盤状のロータ本体65の上面周縁にチューブ挿入孔65aを放射状にかつ傾斜させて一体に形成したものや、図7に示したように、ロータ66を、円板67aの周縁に側壁67bを備えたロータ本体67と該ロータ本体67に装填させる立方体状のラック68とによって構成し、ロータ本体67をモータ61の駆動軸61aに係合させ、そのロータ本体67の内部空間に複数個のラック68を収容させるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前者のロータ64は、アルミニウムブロックを円盤状に切削加工し、次いで、チューブ(試験管)挿入孔65aを穿設している。したがって、加工が煩雑でコストが高くなる。しかも、ロータ64にチューブ挿入孔65aを形成するための部分の厚みが必要となり、重量が増大してそれだけモータ61の容量も必要になる。軽量化を図るためには、図6におけるロータ64の中心部(モータ61の駆動軸61aに取付ける部分)とチューブ挿入孔65aを形成するための部分とを除いた部分を切削すればよいが、ロータ64の形状が複雑になり、それだけ加工が煩雑になってしまう。また、他の種類のチューブに対応させるためには、他のチューブに対応したチューブ挿入孔65aを備えたロータ64をそれぞれ用意しなくてはならず、そのための費用も嵩んでしまう。
また、後者のロータ66は、複数個のラック68を対称的にロータ本体67にそれぞれ収納してバランスをとらなくてはならず、それぞれのラック68をロータ本体67に収納する作業が煩雑であり、しかもラック68に形成するチューブ挿入孔の数もあまり多く形成することはできない。
【0004】
そこで、本発明の目的は、加工が容易でかつ軽量化が図れ、さらにラックの装填作業が容易で、しかもチューブ挿入孔の数を増加することもできる遠心分離機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1の遠心分離機では、有底円筒状のロータ本体と、チューブ保持用孔が全周にわたって形成された環状のラックとを備え、該ラックを前記ロータ本体内に収容させるようにしている。
【0006】
この発明の遠心分離機では、ラックが環状に形成されているため、ラックのロータ本体への装填は一度で済みその作業が容易になるばかりでなく、チューブ挿入孔の数を増大することができる。さらに、種類の異なるチューブに対応させるためには、ラックのみ種類の異なるチューブに対応させればよく、費用も少なくて済む。また、ラックをロータ本体と別体に構成するため、ラックをプラスチックス等の軽量材料で形成することができ、それによってコストダウンが図れ、かつ軽量化が図れる。
【0007】
また、本発明の請求項の遠心分離機では、前記ラックの半径方向にスリットを形成して前記ラックを拡開自在にしている。
【0008】
この発明の遠心分離機では、ラックの各部分が拡開してロータ本体の周壁に当接するので、ラックが安定してロータ本体に保持される。即ち、ラックに生じる遠心力はロータ本体の周壁によって受け止められる。したがって、ラックの強度は小さくてもラックに生じる遠心力に対抗でき、プラスチック等の軽量で安価な材料で形成することができるので、それによってコストダウン,軽量化が図れる。
【0009】
本発明の請求項の遠心分離機では、請求項において、前記ロータ本体に突起または凹部を形成するとともに、前記ラックに凹部または突起を形成し、該凹部または突起を前記ロータ本体の突起または凹部に嵌合させることによって前記ラックを前記ロータ本体に対してその回転方向に拘束させるようにしている。
【0010】
この発明の遠心分離機では、簡単な構成によってロータ本体とラックとの係合が行え、しかもラックのロータ本体への装着が容易になる。
【0011】
本発明の請求項の遠心分離機では、請求項1または2において、前記ラックを前記ロータ本体内に収容させる環状の主ラックと、複数本のチューブを収容する補助ラックとによって構成するとともに、前記主ラックの全周にわたって補助ラック収容孔を形成している。
【0012】
この発明の遠心分離機では、補助ラックのチューブ保持用孔にチューブを収容し、それを主ラックの補助ラック収容孔に予め収容させておき、それをロータ本体内に収容させる。したがって、異なる種類のチューブに対応したチューブ保持用孔を有する補助ラックを容易すれば、1種類の主ラックを共用することができ、それだけ安価になる。
【0013】
本発明の請求項の遠心分離機では、請求項1,2または3において、前記ラックの上面に突起または凹部を形成するとともに、前記ラックとは別のラックの底面に凹部または突起を形成し、前記別のラックを前記ラックに載置し、上段の前記別のラックの凹部または突起を下段の前記ラックの突起または凹部に嵌合させることによって前記上段の別のラックを前記下段のラックに対してその回転方向に拘束させるようにしている。
【0014】
この発明の遠心分離機では、ラックを積み上げてロータ本体に収容できるので同時に沢山のチューブの遠心作業を行なうことができ、また、種類の異なるラック、即ち種類の異なるチューブの遠心分離作業も同時に行なえる。
【0015】
本発明の請求項の遠心分離機では、請求項1,2,3または4において、前記ロータ本体の内周面をテーパ面とし、前記ラックの外周面を前記ロータ本体の外周面に対応させたテーパ面としている。
【0016】
この発明の遠心分離機では、ラックをロータ本体に収容させると、直ちにラックのテーパ面がロータ本体の周面のテーパ面に当接する。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るロータを備えた遠心分離機の一実施の形態を示しており、図2はそのロータのラックを示した平面図である。
【0018】
この遠心分離機は、筐体1の底面に基台2を備えており、該基台2の上部には遠心室3を構成する外ケーシング4が配設されている。そして、該外ケーシング4の内側には、間隙をもって遠心室3を画成する内ケーシング5が配設されている。この内ケーシング5は中央に孔5aを有する碗状に形成され、該内ケーシング5の外周面には、冷却管6が巻回されている。さらに、内ケーシング5と外ケーシング4との間には断熱材7が充填されている。なお、冷却管6の両端は、従来と同様にして図示しないコンプレッサ,コンデンサ,キャピラリチューブを介して互いに接続され、それによって冷却系を構成している。
【0019】
一方、基台2の中間部には環状のモータ取付け台2aが固定されており、該モータ取付け台2aにはモータ8がゴム等の弾性体9を介して設置されている。そして、モータ8の軸受8aは内ケーシング5の孔5aに対応させ、該軸受8aからモータ駆動軸10を遠心室3内に突出させている。また、上記モータ8の軸受8aにはフランジ11が形成され、該フランジ11と上記内ケーシング5の下端との間には、モータカバー12が配設されている。
【0020】
モータ駆動軸10にはロータ13が着脱自在に配設される。このロータ13は、ロータ本体14とラック15とによって構成されている。
【0021】
ロータ本体14は有底円筒状を成し、中央に内方に突出するボス14aを備えている。このボス14aには、ロータ本体14の底壁14bの下面から凹部16が形成され、さらに該凹部16の開口部に半径方向に延びる切欠き17が形成されている。そして、ロータ本体14の凹部16をモータ駆動軸10に嵌合させると、切欠き17がモータ駆動軸10に植設させたピン18に嵌合して、ロータ本体14をモータ駆動軸10に対してその回転方向に拘束する。さらに、該ロータ本体14の底壁14bの上面には位置決めピン19が立設されている。
【0022】
上記ロータ本体14にはラック15が装填される。ラック15は、環状を成しており、その内周面には傾斜させてチューブ保持用孔20が全周にわたって形成されている。また、このラック15には、図2に示したように、その周方向1箇所で半径方向に該ラック15を切断するスリット21が形成され、さらにその他の箇所で内周部を残して切込みを入れたスリット22が形成されている。そして、それらのスリット21,22によってラック15は複数部分(図では3部分)15aに画成されている。また、ラック15の底面には孔23が形成され、この孔23を上記ロータ本体14の位置決めピン19に嵌合させることによって、ラック15をロータ本体14に対してその回転方向に拘束する。なお、孔23はピン19の径に対して少し大きく形成し、後述する遠心力によるラック部分15aの移動を許容させている。
【0023】
このように構成された遠心分離機では、ロータ本体14の凹部16をモータ駆動軸10に嵌合させ、その切欠き17をモータ駆動軸10のピン18に嵌合して、ロータ本体14をモータ駆動軸10に対してその回転方向に拘束する。また、ロータ本体14のピン19に、ラック15の孔23を嵌合させて、ラック15をロータ本体14に対してその回転方向に拘束する。このようにロータ本体14にセットしたラック15にチューブ(図示せず)を装填し、次いでモータ8を駆動させる。すると、遠心力がラック15の各部分15aに生じ、各部分15aはロータ本体14の環状周壁の方向に拡開してその周壁14cに当接する。したがって、ラック15はロータ本体14に安定して保持される。
【0024】
なお、上記実施の形態では、チューブ保持用孔20を斜め下方に向けて形成しているが、本発明の遠心分離機では、鉛直方向,水平方向に形成してもよいことは勿論である。また、上記実施の形態では、ラック15に形成している孔23は断面円形を成しているが、この孔23を断面楕円状に形成してもよい。さらに、上記実施の形態では、ロータ本体14にピン19を立設するとともに、ラック15に孔23を形成しているが、ピン19に替えてロータ本体14にピン19以外の突起を形成し、孔23に替えてラック15に孔23以外の凹部を形成してもよく、逆にロータ本体14に凹部を形成し、ラック15に凸部を形成してもよい。さらにまた、上記実施の形態では、ピン(突起)19をロータ本体14の底壁上面に形成し、孔(凹部)23をラック15の下面に形成しているが、突起または凹部をロータ本体14の周壁に形成し、凹部または突起をラック15の周壁に形成してもよい。
【0025】
また、図3は、本発明に係るロータの他の実施の形態を示している。この実施の形態では、このロータ30のラック31を主ラック31aと補助ラック31bとによって構成している。主ラック31aは、上記実施の形態のラック15と同様に環状を成しており、その内周面には傾斜させて補助ラック収容孔32が全周にわたって形成されている。また、補助ラック31bは、チューブを収容する複数のチューブ保持用孔33を有している。
そして、ロータ30を作動させるに当たって、チューブAを補助ラック31bのチューブ保持用孔33に装填させ、その補助ラック31bを主ラック31aの補助ラック収容孔32に装填し、その主ラック31aの孔23をロータ本体34のピン19に嵌合させて主ラック31aをロータ本体34に装填させる。
【0026】
なお、ロータ30における主ラック31aの他の部分、例えば上記実施の形態におけるラック15の全体形状,スリット21,22の位置および形状,孔23等は同様に形成され、それらの作用も何ら変わることがなく、またロータ本体34も上記実施の形態におけるロータ本体14と同一である。
【0027】
また、図4は、本発明に係るロータのさらに他の実施の形態を示している。この実施の形態では、図1および図2に示したラックをロータ本体内に2段に装填させるようにしたものである。
この実施の形態のロータ40では、ロータ本体41内に、ラック42,43を2段に収容させるために、側壁41aを上記実施の形態のロータ本体14,34のそれよりも高く形成しており、かつ下段のラック42の上面、即ち、上段のラック43の底面に形成されている孔23に対向する位置にピン19が植設されている。
そして、この実施の形態では、ロータ40を作動させるに当たって、チューブAを下段のラック42のチューブ保持用孔44に装填させ、その下段のラック42の孔23をロータ本体41のピン19に嵌合させてラック42をロータ本体41内に装填するとともに、チューブAを上段のラック43のチューブ保持用孔45に装填させ、その上段のラック43の孔23を下段のラック42のピン19に嵌合させてラック43を下段のラック42上に載置させてロータ本体41内に装填する。
【0028】
なお、ロータ40におけるロータ本体41の他の部分の構造は、図1および図2に示したものと同様であり、またラック42の他の部分、例えば図1および図2に示した実施の形態におけるラック15の全体形状,スリット21,22の位置および形状等は同様に形成され、それらの作用も何ら変わることがない。
【0029】
また、図5は本発明に係るロータのさらに他の実施の形態を示している。この実施のロータ50では、有底円筒状に形成したロータ本体51の内周面51aをテーパ面に形成するとともに、環状ラック52の外周面52aをロータ本体51の外周面と対応するテーパ面に形成している。
【0030】
したがって、この実施の形態のロータ50では、ラック52をロータ本体51内に落とし込めば、ラック52の外周面52aがロータ本体51の内周面51aに当接する。
即ち、この実施の形態では、図1に示したように、ロータ本体の回転に伴って発生する遠心力によってラックをロータ本体の周面に当接させる構成をとる必要がない。
なお、他の部分については、図1に示したロータと同様であるので、その説明は省略する。
【0031】
【発明の効果】
上記したように、本発明の請求項1の遠心分離機では、ラックが環状に形成されているため、ラックのロータ本体への装填は一度で済みその作業が容易になるばかりでなく、チューブ挿入孔の数を増大することができる。また、種類の異なるチューブに対応させるためには、ラックのみ種類の異なるチューブに対応させればよく、費用も少なくて済む。さらに、ラックをプラスチックス等の軽量部材で形成することが可能で、それによってモータ等の小型化が図れ、遠心分離機の小型軽量化が図れる。
【0032】
また、本発明の請求項の遠心分離機では、ラックに形成したスリットによって該ラックの各部分が拡開してロータの周壁に当接するので、ラックが安定してロータ本体に保持される。即ち、ラックに生じる遠心力はロータ本体の周壁によって受け止められるので、ラックの強度はあまり高くなくてよい。したがって、ラックをプラスチックス等によって型成形することができ、それによってコストダウンが図れ、かつ軽量化が図れる。
【0033】
また、本発明の請求項の遠心分離機では、ロータ本体に形成した突起または凹部にラックに形成した凹部または突起を嵌合させることによってラックをロータ本体に対してその周方向に拘束させるため、係合構造が簡単で、かつ係合作業も容易である。
【0034】
また、本発明の請求項の遠心分離機では、補助ラックのチューブ保持用孔にチューブを収容し、それを主ラックの補助ラック収容孔に予め収容させておき、それをロータ本体内に収容させることができ、したがって、異なる種類のチューブに対応したチューブ保持用孔を有する補助ラックを容易すれば、1種類の主ラックを共用することができ、それだけ安価になる。
【0035】
また、本発明の請求項の遠心分離機では、上段のラックの凹部または突起を下段のラックの突起または凹部に嵌合させることによって上段ラックを下段のラックに対してその周方向に拘束させることができるので、同時に沢山のチューブの遠心作業を行なうことができ、また、種類の異なるラック、即ち種類の異なるチューブの遠心分離作業を同時に行なえる。
【0036】
また、本発明の請求項の遠心分離機では、前記ロータ本体の内周面をテーパ面とし、前記ラックの外周面を前記ロータ本体の外周面に対応させたテーパ面としている。したがって、ラックをロータ本体に収容させると、直ちにラックのテーパ面がロータ本体の周面のテーパ面に当接するので、特別な構成を必要とせず、構造が極めて簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロータを備えた遠心分離機の一実施の形態を示した断面図である。
【図2】図1におけるロータのラックを示した平面図である。
【図3】本発明に係るロータを備えた遠心分離機の他の実施の形態を示した断面図である。
【図4】本発明に係るロータを備えた遠心分離機のさらに他の実施の形態を示した断面図である。
【図5】本発明に係るロータを備えた遠心分離機のさらに他の実施の形態を示した断面図である。
【図6】従来のロータを備えた遠心分離機を示した概念的断面図である。
【図7】従来の他のロータを備えた遠心分離機を示した概念的断面図である。
【符号の説明】
3 遠心室
5 内ケーシング
8 モータ
10 モータ駆動軸
11 フランジ
13 ロータ
14 ロータ本体
14a ボス
14b 底壁
14c 周壁
15 ラック
15a 部分
16 凹部
17 切欠き
19 ピン
20 チューブ保持用孔
21 スリット
22 スリット
23 孔
30 ロータ
31 ラック
31a 主ラック
31b 補助ラック
32 補助ラック収容孔
33 チューブ保持用孔
34 ロータ本体
40 ロータ
41 ロータ本体
41a 側壁
42 下段ラック
43 上段ラック
44,45 チューブ保持用孔
50 ロータ
51 ロータ本体
51a 内周面
52 環状ラック
52a 外周面

Claims (5)

  1. 有底円筒状のロータ本体と、チューブ保持用孔が全周にわたって形成され、かつ半径方向にスリットを形成して拡開自在とした環状のラックとを備え、該ラックを前記ロータ本体内に収容させるようにしたことを特徴とする遠心分離機。
  2. 前記ロータ本体の底壁上面に突起または凹部を形成するとともに、前記ラックの下面に凹部または突起を形成し、該凹部または突起を前記ロータ本体の突起または凹部に嵌合させることによって前記ラックを前記ロータ本体に対してその回転方向に拘束させるようにしたことを特徴とする請求項に記載の遠心分離機。
  3. 前記ラックを前記ロータ本体内に収容させる環状の主ラックと、複数本のチューブを収容する補助ラックとによって構成するとともに、前記主ラックの全周にわたって補助ラック収容孔を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の遠心分離機。
  4. 前記ラックの上面に突起または凹部を形成するとともに、前記ラックとは別のラックの底面に凹部または突起を形成し、前記別のラックを前記ラックに載置し、上段の前記別のラックの凹部または突起を下段の前記ラックの突起または凹部に嵌合させることによって前記上段の別のラックを前記下段のラックに対してその回転方向に拘束させることを特徴とする請求項1,2または3に記載の遠心分離機。
  5. 前記ロータ本体の内周面をテーパ面とし、前記ラックの外周面を前記ロータ本体の外周面に対応させたテーパ面としたことを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の遠心分離機。
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