JP2000079288A - 刺繍データ作成装置及び方法並びに刺繍データ作成プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

刺繍データ作成装置及び方法並びに刺繍データ作成プログラムを記録した記録媒体

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JP2000079288A
JP2000079288A JP10270616A JP27061698A JP2000079288A JP 2000079288 A JP2000079288 A JP 2000079288A JP 10270616 A JP10270616 A JP 10270616A JP 27061698 A JP27061698 A JP 27061698A JP 2000079288 A JP2000079288 A JP 2000079288A
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stitch
embroidery data
style
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stitches
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JP10270616A
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Hirotaka Ando
啓高 安藤
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Barudan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の縫製の条件に応じたステッチ及びステ
ッチパラメータを含んだ刺繍データを簡単に入力するこ
とができるようにする。 【解決手段】 本発明の刺繍データ作成方法は、ステッ
チの既定のステッチパラメータを既定ステッチパラメー
タ記憶エリア10に記憶しておき、ステッチが指定され
ると、該ステッチと、該ステッチの前記既定のステッチ
パラメータとによって刺繍データを作成する刺繍データ
作成方法において、任意のステッチと、該ステッチに対
する任意のステッチパラメータとを含む複数のステッチ
スタイルをステッチスタイル記憶エリア11に記憶して
おき、いずれかの該ステッチスタイルが指定されると、
該ステッチスタイルのステッチ及びステッチパラメータ
によって刺繍データを作成することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刺繍ミシンの刺繍
データを作成する装置及び方法並びに刺繍データ作成プ
ログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
刺繍データ作成装置では、同じ条件で縫製する縫製範囲
を指定し、該縫製範囲を縫製するステッチTとそのステ
ッチパラメータPとを指定するという作業を刺繍柄に応
じてオペレータが繰り返すことで刺繍データを作成す
る。ここで、ステッチパラメータPとしては、サテンス
テッチ及びジグザグステッチにおけるステッチスペース
(ステッチの間隔)、Eステッチにおけるステッチスペ
ース及びランニング数(ステッチ間の縫い目の数)、タ
タミにおけるステッチスペース、ステッチ長、最小ステ
ッチ長等を例示できる。
【0003】従来の刺繍データ作成装置では、ステッチ
Tごとに既定のステッチパラメータPをそれぞれ一種類
記憶しておき、ステッチTが指定されると、該ステッチ
Tと、該ステッチTの前記既定のステッチパラメータP
とによって刺繍データを作成するようになっていた。
【0004】ところが、ステッチパラメータPは、縫製
範囲の幅、形状、加工布や糸の材質、加工布の厚さ、糸
の太さ等の条件に応じて調節する必要がある。例えば、
サテンステッチ及びジグザグステッチでは、縫製範囲の
幅が狭いとステッチスペースを広めにあけなければ、針
落ちが多すぎて生地を傷める原因となる。このため、オ
ペレータは、各縫製範囲のステッチパラメータPを適宜
設定し直さなければならず、作業に手間がかかってい
る。
【0005】例えば、図11(a)に二点鎖線で示す柄
50の刺繍データを作成するときのオペレータの作業例
を説明する。ここで、サテンステッチの既定ステッチパ
ラメータPとしてのステッチスペースは0.5に設定さ
れているものとする。また、この柄は、3つの縫製範囲
50a,50b,50cより構成されており、縫製範囲
50a,50b,50cはいずれもサテンステッチで縫
製するが、ステッチパラメータP(ステッチスペース)
はそれぞれ0.5,0.6,0.7にするものとする。
この場合、まず、オペレータはサテンステッチを指定し
て、同図(b)に示すように縫製範囲50aを入力す
る。ステッチパラメータPとしては、既定ステッチパラ
メータPの内容である0.5が自動的に設定される。こ
れと同様にして、同図(c)に示すように縫製範囲50
b,50cを入力する。しかし、縫製範囲50aと同様
に縫製範囲50b,50cのステッチパラメータPも自
動的に0.5に設定されるため、オペレータはそれぞれ
0.6,0.7に設定し直さなければならないのであ
る。
【0006】この面倒を解消するために、サテンステッ
チ及びジグザグステッチにおけるステッチパラメータP
(ステッチスペース)を自動的に設定する自動設定機能
を備えた装置もある。具体的には、この装置では、縫製
範囲の幅が狭くなると予め設定された自動設定条件に応
じてステッチの密度やステッチスペースを自動的に広く
するようにしている。
【0007】しかし、ステッチパラメータP(ステッチ
スペース)を調節する条件としては、この縫製範囲の幅
の他に、前述したように縫製範囲の形状、加工布や糸の
材質、加工布の厚さ、糸の太さ等の種々のものがあるた
め、該条件に応じて前記自動設定条件をオペレータが設
定し直さなければならず、却って手間が増大する場合も
あった。
【0008】本発明の目的は、上記課題を解決し、種々
の縫製の条件に応じたステッチ及びステッチパラメータ
を含んだ刺繍データを簡単に入力することができる刺繍
データ作成装置及び方法並びに刺繍データ作成プログラ
ムを記録した記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の刺繍データ作成装置は、縫製に使用するス
テッチを指定するステッチ指定手段と、該ステッチの既
定のステッチパラメータを記憶する既定ステッチパラメ
ータ記憶手段と、前記ステッチ指定手段によりステッチ
が指定されると、該ステッチと、該ステッチの前記既定
のステッチパラメータとによって刺繍データを作成する
刺繍データ作成手段とを備えた刺繍データ作成装置にお
いて、任意のステッチと、該ステッチに対する任意のス
テッチパラメータとを含む複数のステッチスタイルを記
憶するステッチスタイル記憶手段と、いずれかの前記ス
テッチスタイルを指定するステッチスタイル指定手段と
を備え、前記刺繍データ作成手段は、前記ステッチスタ
イル指定手段により前記ステッチスタイルが指定される
と、該ステッチスタイルの前記ステッチ及び前記ステッ
チパラメータによって刺繍データを作成することを特徴
とする。
【0010】本発明の刺繍データ作成方法は、ステッチ
の既定のステッチパラメータを記憶しておき、ステッチ
が指定されると、該ステッチと、該ステッチの前記既定
のステッチパラメータとによって刺繍データを作成する
刺繍データ作成方法において、任意のステッチと、該ス
テッチに対する任意のステッチパラメータとを含む複数
のステッチスタイルを記憶しておき、いずれかの前記ス
テッチスタイルが指定されると、該ステッチスタイルの
前記ステッチ及び前記ステッチパラメータによって刺繍
データを作成することを特徴とする。
【0011】また、本発明の刺繍データ作成プログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、ス
テッチの既定のステッチパラメータを記憶しておき、ス
テッチが指定されると、該ステッチと、該ステッチの前
記既定のステッチパラメータとによって刺繍データを作
成する刺繍データ作成プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体において、任意のステッチ
と、該ステッチに対する任意のステッチパラメータとを
含む複数のステッチスタイルを記憶しておき、いずれか
の前記ステッチスタイルが指定されると、該ステッチス
タイルの前記ステッチ及び前記ステッチパラメータによ
って刺繍データを作成することを特徴とする刺繍データ
作成プログラムを記録している。
【0012】前記ステッチパラメータとしては、特に限
定されないが、サテンステッチ及びジグザグステッチに
おけるステッチスペース(ステッチの間隔)、Eステッ
チにおけるステッチスペース及びランニング数(ステッ
チ間の縫い目の数)、タタミにおけるステッチスペー
ス、ステッチ長、最小ステッチ長等を例示できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を刺繍データ作成装
置及び刺繍データ作成プログラムを記録した記録媒体に
具体化した実施形態について、同装置を使用して実施す
る刺繍データ作成方法とともに、図面を参照して説明す
る。図1に示すように、刺繍データ作成装置1は、CP
U(中央処理装置)、ROM(読取り専用記憶装置)、
RAM(読取り書込み記憶装置)、HD(固定ディス
ク)装置等(いずれも図示略)により構成されたコンピ
ュータ2を備え、該コンピュータ2には表示装置3と、
フロッピーディスク、光磁気ディスク等のコンピュータ
読み取り可能な記録媒体としてのリムーバルディスク4
との間でデータを入出力するドライブ装置5と、キーボ
ード6と、少なくとも2つのボタンを備えたマウス7
と、プリンタ9等がそれぞれインターフェースを介して
接続されている。
【0014】前記HD装置には刺繍データ作成プログラ
ム8が記憶されており、適宜前記RAMに読み込まれて
実行されるようになっている。この刺繍データ作成プロ
グラム8は、ドライブ装置5を介してリムーバルディス
ク4に記憶させることができ、これを記憶したリムーバ
ルディスク4が刺繍データ作成プログラム8を記録した
記録媒体である。
【0015】また、前記HD装置には、既定ステッチパ
ラメータ記憶手段としての既定ステッチパラメータ記憶
エリア10と、ステッチスタイル記憶手段としてのステ
ッチスタイル記憶エリア11と、刺繍データ記憶手段と
しての刺繍データ記憶エリア12とが設けられている。
刺繍データ記憶エリア12には、刺繍データを、前記H
D装置やリムーバルディスク4に記憶された刺繍データ
ファイル13から読み込んだり、同刺繍データファイル
13に書き込んだりすることができるようになってい
る。
【0016】既定ステッチパラメータ記憶エリア10に
は、図2に示すように、サテンステッチ用、ジグザグス
テッチ用、Eステッチ用、及び、タタミ用の既定のステ
ッチパラメータPをそれぞれ1種類ずつ記憶するエリア
が設けられている。
【0017】ステッチスタイル記憶エリア11には、図
3に示すように、任意のステッチTと、該ステッチTに
対する任意のステッチパラメータPとをそれぞれ含む1
0種類のステッチスタイルYを記憶する配列化されたサ
ブエリアが設けられている。各サブエリアは、1から始
まる配列のインデックス番号で識別されるようになって
いる。以下、各サブエリアに記憶されているステッチス
タイルYは、その配列番号で表示し、例えば、配列番号
3のサブエリアに記憶されたステッチスタイルYはステ
ッチスタイルY3と表示する。ステッチパラメータP
は、[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]で
述べたようにステッチTごとに異なっているが、各サブ
エリアには、いずれのステッチTのステッチパラメータ
Pでも記憶できるように十分な容量が確保されている。
【0018】刺繍データ記憶エリア12には、図4に示
すように、刺繍データの構成要素の一つである刺繍オブ
ジェクト15が、適宜挿入・追加・削除可能なようにリ
スト状に記憶されている。各刺繍オブジェクト15は、
その縫製範囲の位置・幅・形状、その縫製範囲を縫製す
るステッチT及びそのステッチパラメータP等の情報を
含んでいる。
【0019】刺繍データ作成プログラム8は、図5に示
すベース画面17を表示する手段を備えている。このベ
ース画面17は、刺繍オブジェクト15が表示されるワ
ークエリア18と、画面上側に配置された上ツールバー
19と、画面左側に配置された左ツールバー20と、画
面下側に配置された下ツールバー21とを備えている。
ベース画面17上にはマウス7のマウスカーソル7aが
表示されており、マウス7の移動に応じて、画面上を移
動するようになっている。なお、以下において、「Aを
マウス7の左(又は右)ボタンでクリックする」という
ときは、マウスカーソル7aをAの上に位置させた状態
で、マウス7の左(又は右)ボタンを押下することをい
う。同様に「ダブルクリックする」というときは、マウ
スカーソル7aの位置を移動させないでマウス7の左
(又は右)ボタンを素早く2回押下することをいう。
【0020】上ツールバー19には、左側から順に、刺
繍データファイル13から刺繍データ記憶エリア12に
刺繍データを読み込む機能と、刺繍データ記憶エリア1
2の内容を消去して刺繍データの編集を終える機能と、
刺繍データ記憶エリア12に記憶された刺繍データを刺
繍データファイル13に書き込む機能と、刺繍データ記
憶エリア12の情報をプリンタ9に出力する機能とがそ
れぞれ割り当てられたボタン19aが配設されている。
さらに、それらの右側には、ステッチ指定手段として、
入力する刺繍オブジェクト15のステッチTを指定する
ためのボタン19b、具体的には、左側からサテンステ
ッチ、タタミ、ジグザグステッチ、及び、Eステッチを
指定するためのものが配設されている。これらのボタン
19bでは、いずれかのボタン19bが選択的に押下さ
れるようになっている。
【0021】左ツールバー20には、ワークエリア18
に表示されている刺繍オブジェクト15を指定するため
の機能が割り当てられたオブジェクト指定ボタン20a
と、ワークエリア18に縫製範囲を入力するための機能
が割り当てられた3つの縫製範囲入力ボタン20bとが
配設されており、いずれかのボタン20a,20b…が
選択的に押下されるようになっている。3つの縫製範囲
入力ボタン20bは、縫製範囲の指定方法がそれぞれ異
なっている。
【0022】下ツールバー21には、ステッチスタイル
指定手段として、ステッチスタイル記憶エリア11に記
憶された10種類のステッチスタイルYのいずれかを選
択的に指定するためのステッチスタイルボタン21aが
配設されている。各ボタン21aは、それに表示された
番号と同じ番号のステッチスタイルYに対応している。
【0023】次に、刺繍データ作成プログラム8の本発
明に関する処理内容を、その操作方法とともに具体的に
説明する。
【0024】まず、ステッチスタイルを設定する処理に
ついて説明する。ベース画面17において、下ツールバ
ー21のいずれかのステッチスタイルボタン21aがマ
ウス7の右ボタンでクリックされると、図6に示すステ
ッチスタイル設定処理(ステップS30)が実行され
る。該処理では、まず、クリックされたボタンに対応す
るステッチスタイルY(以下、該当ステッチスタイルY
という。)をステッチスタイル記憶エリア11から読み
出す(ステップS31)。
【0025】次いで、図7に示すダイアログ22を表示
する(ステップS32)。同図では、下ツールバー21
の左端のボタン21aがクリックされ、ステッチスタイ
ルY1の情報が表示された例を示している。このダイア
ログ22には、ステッチT及びそのステッチパラメータ
Pの入力エリア23a,23bがそれぞれ設けられてい
る。各入力エリア23a,23bには、読み出したステ
ッチスタイルYの内容が初期値として設定されており、
キーボード6及びマウス7を用いてその内容を適宜変更
することができるようになっている。ステッチパラメー
タPはステッチTごとに異なっているため、ステッチ入
力エリア23aの設定に応じて、その下側のステッチパ
ラメータ入力エリア23bを設けるようになっている。
同図ではステッチTがタタミに設定されているため、タ
タミのステッチパラメータPを入力するためのステッチ
スペース、ステッチ長、最小ステッチ長、返し針のタイ
プ等の入力エリア23bを設けている。
【0026】次いで、ダイアログ22の[OK]ボタン
24aがマウス7の左ボタンでクリックされると(ステ
ップS33)、ダイアログ22の入力エリア23a,2
3bに設定された内容をステッチスタイル記憶エリア1
1の該当ステッチスタイルY用のサブエリアに記憶し
(ステップS34)、処理を終える(ステップS3
5)。[Cancel]ボタン24bがクリックされた
ときは(ステップS33)、ダイアログ22に設定され
た内容を記憶せずに処理を終える(ステップS35)。
【0027】次に、ステッチスタイルを使用しての刺繍
データの入力・編集するときの処理について説明する。
ベース画面17において、下ツールバー21のいずれか
のステッチスタイルボタン21aがマウス7の左ボタン
でクリックされると、図8に示すステッチスタイル適用
処理(ステップS40)が実行される。該処理では、ま
ず、左ツールバー20のボタンの押下状態をチェックし
(ステップS41)、いずれかの縫製範囲入力ボタン2
0bが押下されていれば、新規の刺繍オブジェクト15
を内部的に生成し(ステップS42)、該刺繍オブジェ
クト15のステッチT及びそのステッチパラメータPと
して、該当ステッチスタイルYの内容を設定し(ステッ
プS43)、処理を終える(ステップS46)。このス
テップS42,S43が刺繍データ作成手段である。な
お、生成された新規の刺繍オブジェクト15は、その
後、マウス7によりワークエリア18上で縫製範囲が指
定されると、ワークエリア18に表示されるようになっ
ている。また、オブジェクト指定ボタン20aが押下さ
れており(ステップS41)、ワークエリア18に表示
されたいずれかの刺繍オブジェクト15が選択されてい
れば(ステップS44)、そのステッチT及びそのステ
ッチパラメータPに該当ステッチスタイルYの内容を設
定し(ステップS45)、処理を終える(ステップS4
6)。いずれの刺繍オブジェクト15も選択されていな
いときは(ステップS44)、すぐに処理を終える(ス
テップS46)。
【0028】次に、刺繍オブジェクトのステッチT及び
そのステッチパラメータPをステッチスタイルに読み込
む処理について説明する。ベース画面17において、ワ
ークエリア18に表示されたいずれかの刺繍オブジェク
ト15がマウス7の左ボタンでダブルクリックされる
と、図9に示すダイアログ25が表示される。このダイ
アログ25では、該刺繍オブジェクト15のプロパティ
(ステッチTやステッチパラメータP等を含む刺繍オブ
ジェクト15の属性)をキーボード6及びマウス7を用
いて変更することができる。このダイアログ25におい
て[ステッチスタイル保存]ボタン24cをマウス7の
左ボタンでクリックすると、図10に示す保存先のステ
ッチスタイルYの番号を指定するための別のダイアログ
26が表示される。ここで入力エリア23cに保存先の
ステッチスタイルYの番号を入力し、[OK]ボタン2
4aをマウスの左ボタンでクリックすると、刺繍オブジ
ェクト15のステッチT及びそのステッチパラメータP
がステッチスタイル記憶エリア11の入力されたステッ
チスタイルYの番号に対応するサブエリアに記憶され
る。
【0029】なお、ステッチスタイルYを使用せず、
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]で示し
たようにステッチTを指定して刺繍データを入力すると
きは、ステッチスタイルボタン21aに代えてステッチ
ボタン19bをマウス7の左ボタンでクリックする点に
おいてのみ前述のステッチスタイルYを使用しての入力
方法と異なっている。このとき、ステッチパラメータP
としては、クリックされたステッチボタン19bのステ
ッチTに対応する、既定ステッチパラメータ記憶エリア
10に記憶された既定のステッチパラメータPが使用さ
れる。
【0030】このように構成された刺繍データ作成装置
1及び方法並びに刺繍データ作成プログラム8を記録し
た記録媒体(リムーバルディスク4)によれば、ステッ
チTごとの既定ステッチパラメータ記憶エリア10とは
別に、複数のステッチスタイル記憶エリア11を備えて
いるので、種々の縫製の条件に応じたステッチT及びそ
のステッチパラメータPの組み合わせを予めステッチス
タイルYとしてステッチスタイル記憶エリア11に記憶
させておけば、該ステッチスタイルYを指定することで
該ステッチT及びそのステッチパラメータPを含んだ刺
繍データ(刺繍オブジェクト15)を簡単に入力するこ
とができる。従って、ステッチスタイルYを利用して入
力したときは、後でステッチパラメータPを修正する必
要がないため、刺繍データを作成するときの手間を従来
よりも軽減することができる。
【0031】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されず、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しな
い範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)ステッチスタイルYの数を適宜変更すること。例
えば、本実施形態のように固定数のステッチスタイルY
を記憶するステッチスタイル記憶エリア11を設けるの
ではなく、ステッチスタイルYが追加されるごとにその
ための記憶エリアを動的に増設するようにすることで、
多数のステッチスタイルYを記憶可能にすることが挙げ
られる。
【0032】(2)刺繍データ作成装置1における操作
方法を適宜変更すること。例えば、いずれかのステッチ
スタイルボタン21aをマウス7の左ボタンで押下した
後で、既存の刺繍オブジェクト15をマウス7の右ボタ
ンでクリックすることにより、該刺繍オブジェクト15
のステッチT及びそのステッチパラメータPを読み取
り、ステッチスタイル記憶エリア11の該当ステッチス
タイルYのサブエリアに記憶するようにすることが挙げ
られる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜3の発
明に係る刺繍データ作成装置及び方法並びに刺繍データ
作成プログラムを記録した記録媒体によれば、種々の縫
製の条件に応じたステッチ及びステッチパラメータを含
んだ刺繍データを簡単に入力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施形態の刺繍データ作成
装置を示すブロック図である。
【図2】同装置の既定ステッチパラメータ記憶エリアを
示す図である。
【図3】同装置のステッチスタイル記憶エリアを示す図
である。
【図4】同装置の刺繍データ記憶エリアを示す図であ
る。
【図5】同装置の刺繍データ作成プログラムのベース画
面を示す図である。
【図6】同プログラムのステッチスタイル設定処理の流
れを示すフローチャートである。
【図7】同プログラムのステッチスタイルを設定するダ
イアログを示す図である。
【図8】同プログラムのステッチスタイル適用処理の流
れを示すフローチャートである。
【図9】同プログラムの刺繍オブジェクトのプロパティ
を設定するダイアログを示す図である。
【図10】同プログラムのステッチスタイルを保存する
ダイアログを示す図である。
【図11】従来の刺繍データ作成装置による刺繍データ
の作成作業の手順を示す図である。
【符号の説明】
1 刺繍データ作成装置 4 コンピュータ読み取り可能な記録媒体としてのリ
ムーバルディスク 10 既定ステッチパラメータ記憶エリア 11 ステッチスタイル記憶エリア 19b ステッチ指定手段としてのボタン 21a ステッチスタイル指定手段としてのボタン S42,S43 刺繍データ作成手段 P ステッチパラメータ T ステッチ Y ステッチスタイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製に使用するステッチを指定するステ
    ッチ指定手段と、 該ステッチの既定のステッチパラメータを記憶する既定
    ステッチパラメータ記憶手段と、 前記ステッチ指定手段によりステッチが指定されると、
    該ステッチと、該ステッチの前記既定のステッチパラメ
    ータとによって刺繍データを作成する刺繍データ作成手
    段とを備えた刺繍データ作成装置において、 任意のステッチと、該ステッチに対する任意のステッチ
    パラメータとを含む複数のステッチスタイルを記憶する
    ステッチスタイル記憶手段と、 いずれかの前記ステッチスタイルを指定するステッチス
    タイル指定手段とを備え、 前記刺繍データ作成手段は、前記ステッチスタイル指定
    手段により前記ステッチスタイルが指定されると、該ス
    テッチスタイルの前記ステッチ及び前記ステッチパラメ
    ータによって刺繍データを作成することを特徴とする刺
    繍データ作成装置。
  2. 【請求項2】 ステッチの既定のステッチパラメータを
    記憶しておき、ステッチが指定されると、該ステッチ
    と、該ステッチの前記既定のステッチパラメータとによ
    って刺繍データを作成する刺繍データ作成方法におい
    て、 任意のステッチと、該ステッチに対する任意のステッチ
    パラメータとを含む複数のステッチスタイルを記憶して
    おき、いずれかの前記ステッチスタイルが指定される
    と、該ステッチスタイルの前記ステッチ及び前記ステッ
    チパラメータによって刺繍データを作成することを特徴
    とする刺繍データ作成方法。
  3. 【請求項3】 ステッチの既定のステッチパラメータを
    記憶しておき、ステッチが指定されると、該ステッチ
    と、該ステッチの前記既定のステッチパラメータとによ
    って刺繍データを作成する刺繍データ作成プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体におい
    て、 任意のステッチと、該ステッチに対する任意のステッチ
    パラメータとを含む複数のステッチスタイルを記憶して
    おき、いずれかの前記ステッチスタイルが指定される
    と、該ステッチスタイルの前記ステッチ及び前記ステッ
    チパラメータによって刺繍データを作成することを特徴
    とする刺繍データ作成プログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002248285A (ja) * 2001-02-27 2002-09-03 Juki Corp 縫製装置
JP2018062725A (ja) * 2016-10-12 2018-04-19 Spiber株式会社 衣類製造管理装置、衣類製造管理方法、衣類受注製造システム、及びプログラム
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