JP2000078955A - 飲食物および薬品 - Google Patents
飲食物および薬品Info
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Abstract
た食品及び薬品を得る。 【構成】 フラボノイドに糖を結合させることに
より、その糖付加物が高率で体内に吸収され、目的を達
成する。
Description
ー、ガン、高コレステロール症、高脂血症などを予防、
または、治療するために、飲食物、または、薬品として
利用する。
ラボノイド化合物が数多く知られている。しかしなが
ら、フラボノイド化合物の一つであるバイカレインは投
与量の約300万分の1しか吸収されないといったよう
に体内への吸収効率が極めて悪いことが知られていた
(Y.Wakui,et al.,J.Chromat
og.,575,131−136(1992))。
ド化合物の持つ生理活性が生体内で充分発揮されない。
そこで、吸収効率がよいフラボノイド化合物が切望され
ていた。
究の結果、生理活性フラボノイドに糖が結合した生理活
性フラボノイドの糖転移化合物と生理活性フラボノイド
を共に生体に投与することにより、生理活性フラボノイ
ドの生体への吸収効率が大きく改善されることを見出し
た。つまり、低吸収性の生理活性フラボノイド化合物で
あっても、糖転移化合物と共に生体に投与することによ
り、高率でしかも速やかに体内に吸収されることが初め
て明らかになった。
理活性が得られなかった生理活性フラボノイドも、本願
の技術を用いれば顕著な効果が期待できる。
炎症作用、抗腫瘍作用等があげられる。そして、それを
応用した飲食物、薬品を開発し、本発明を完成すること
ができた。以下、この発明について詳細に述べる。
化合物およびその誘導体の体内吸収を以下のようにして
測定した。1週間予備飼育した5週齢のオスのStd.
ddYマウス(体重、約30g)を一昼夜絶食させ、所
定濃度の生理活性フラボノイド化合物同士、あるいは、
その誘導体を共存させた溶液300μlをゾンデを用い
て胃に直接投与した。対照には蒸留水を投与した。投与
後、経時的に採血した。得られた血液はJ.A.Bou
tinらの方法(The American soci
ety for Pharmacology and
Experimental Therapeutic
s,21,1157−1166(1993))により、
前処理したのち、HPLCを用いてそれに含まれる生理
活性フラボノイド化合物あるいは、その誘導体を定量し
た。
おりである。採取された血液500μlにアセトニトリ
ル1000μlを添加し、充分振とうした後、15分間
静置した。5500rpmで20分間遠心した後、その
上清をとり、凍結乾燥した。凍結乾燥した試料をアセト
ニトリル/蒸留水(20/80;V/V,0.01MN
aOH)溶液100μlで溶解し、HPLCで分析し
た。HPLCの条件は、測定するフラボノイド配糖体お
よびフラボノイドにより若干の違いはあるが、基本的な
条件は以下のとおりである。カラム:ODS、カラム温
度:40℃、溶離液:アセトニトリル/蒸留水(20/
80;V/V)、流速:0.5ml/min、検出:U
V 280nm。またイソフラボン化合物を分析するH
PLCの条件は以下のとおりである。カラム:ODS、
カラム温度:40℃、溶離液:アセトニトリル/蒸留水
(15/85;v/v)からアセトニトリル/蒸留水
(40/60;v/v)のグラジェント、流速:0.5
ml/min、検出:UV 280nm。血液中の生理
活性フラボノイド化合物あるいは、その誘導体濃度は濃
度既知の生理活性フラボノイド化合物あるいは、その誘
導体を用いて検量線を作成し求めた。なお、実験動物と
してはマウスのほか、ラットなどを用いることもでき
る。
しては、生理活性を報告されているフラボノイド類を指
す。すなわち、フラボンとしてアピゲニンおよびそのグ
リコシド、フラボノールとしてケルセチンやミリセチン
やカンフェロールおよびそれらのグリコシド、フラバノ
ンとしてヘスペレチンやナリンゲニンおよびそれらのグ
リコシド、アントシアニジンとしてペラルゴニジンやシ
アイジンやデルフィニジンおよびそれらのグリコシド、
カルコンとしてネオヘスペリジンヂヒドロカルコン、イ
ソフラボンとしてダイゼインやゲニステインおよびおよ
びそれらのグリコシドなどいわゆるフラボノイド類にイ
ソフラボンを含めたものである。
ような生理活性が知られている。ヘスペリジンやルチン
は古くからビタミンPとして血圧を下げる作用が知られ
ている(神谷真太郎、新ビタミン学、(日本ビタミン学
会)1969、p439)。
(松田英秋et al.;薬学雑誌、111、193−
198(1991)、J.A.Da Silva Em
im et al.;J.Pharm.Pharmac
ol.,46,118−712(1994))、LDL
−コレステロールを減少させ血中コレステロール値を改
善する作用(M.T.Monforte et a
l.;Il Farmaco,50,595−599
(1995))、抗癌作用(T.Tanaka,et
al.;Cancer Research,54,46
53−4659(1994)、T.Tanaka,et
al.;Cancer Research,57,2
46−252(1997)T.Tanaka,et a
l.;Carcinogenesis,18,761−
769(1997)、T.Tanaka,et a
l.;Carcinogenesis,18,957−
965(1997))などの生理作用も報告されてい
る。さらに、最近の研究では、ヘスペリジンは前駆脂肪
細胞の分化を促進し、糖尿病などの症状を改善する作用
も期待されている。
スペリジンと共存させた薬剤が、静脈不全や痔疾などの
治療薬として利用されている(C.Labrid;An
giology,45,524−530(199
4))。さらに、ヘスペリジン、ディオスミン単独およ
びその混合物が口腔ガン、食道ガン、大腸ガンなどを抑
制することも報告されている(T.Tanaka,et
al.;Cancer Research,54,4
653−4659(1994)、T.Tanaka,e
t al.;Cancer Research,57,
246−252(1997)T.Tanaka,et
al.;Carcinogenesis,18,761
−769(1997)、T.Tanaka,et a
l.;Carcinogenesis,18,957−
965(1997))。
苦味物質として知られており、苦味の付与を目的に食品
・飲料などに用いられている。さらに最近では、イソフ
ラボンが骨密度の向上に有効であること、乳ガンの発生
を抑制することなどが明らかにされてきている(戸田e
t al.;食品と開発)。
は、糖転移物とメチル化物がある。糖転移反応、メチル
化反応は通常の条件で行なうことができる。例えば、糖
転移反応は糖転移酵素であれば、いずれのものでも利用
できる。つまり、サイクロデキストリン合成酵素、アミ
ラーゼなどを用いて行なうことができ、フラボノイド配
糖体を得ることができる(T.Kometani,et
al,Biosci.Biotech.Bioche
m.,58,517−520(1994).T.Kom
etani,et al,Biosci.Biotec
h.Biochem.,58,1990−1994(1
994).T.Kometani,etal,Bios
ci.Biotech.Biochem.,60,64
5−649(1996).)。また、この時、酵素の起
源などは問わない。
ボノイドとの混合物において、フラボノイド配糖体の含
有量は混合物全体に対して10%以上、好ましくは20
%以上、より好ましくは50%以上である。
d.ddYマウス(体重、約30g)を一昼夜絶食さ
せ、15%(w/v)ヘスペリジンに5%(w/v)ヘ
スペリジン配糖体を共存させた溶液300μlをゾンデ
を用いて胃に直接投与した。対照には蒸留水単独、また
は、20%(w/v)ヘスペリジン溶液を投与した。そ
して、投与後、経時的に採血した。得られた血液はJ.
A.Boutinらの方法により、前処理したのち、H
PLCを用いてそれに含まれるヘスペリジンを定量し
た。その結果、図1に示したように、ヘスペリジン+ヘ
スペリジン配糖体投与区の血中ヘスペリジン濃度は投与
後15分でピークに達し、その後徐々に減少していっ
た。一方、ヘスペリジンはヘスペリジン配糖体と同様の
挙動を示したが、血中濃度はヘスペリジン配糖体の約1
/10以下であった。すなわち、総濃度が同じであれ
ば、ヘスペリジンにヘスペリジン配糖体を共存させた場
合にはヘスペリジン単独投与の場合に比べ、大幅に吸収
性が向上することがわかった。
オスのラット(体重、約300g)を一昼夜絶食させ、
麻酔下において総濃度5%(w/v)のヘスペリジン配
糖体とヘスペリジンを1:1で共存させた溶液300μ
lを十二指腸に直接投与した。対照には蒸留水を投与し
た。投与後、門脈より経時的に採血した。得られた血液
はJ.A.Boutinらの方法により、前処理したの
ち、HPLCを用いてそれに含まれるヘスペリジンを定
量した。その結果、ヘスペリジン+ヘスペリジン配糖体
投与区は投与後20分で血中濃度7.0μg/mlとな
り、その後徐々に減少していった。この時、比較のため
に同濃度のヘスペリジン溶液を投与したが、血中にヘス
ペリジンは検出されなかった。
オスのStd.ddYマウス(体重、約30g)を一昼
夜絶食させ、5%(w/v)ヘスペリジン配糖体を共存
させた15%(w/v)ヘスペリジン溶液300μlを
ゾンデを用いて胃に直接投与した。対照には蒸留水を投
与した。投与後、経時的に採血した。得られた血液は
J.A.Boutinらの方法により、前処理したの
ち、HPLCを用いてそれに含まれるヘスペリジンを定
量した。その結果、図2に示したように、ヘスペリジン
配糖体を共存させた試験区では、ヘスペリジン配糖体お
よびヘスペリジンは投与後急速に吸収され、15分後に
は血中濃度は最大となり、その後徐々に代謝されていっ
た。これに対し、ヘスペリジン単独投与の場合は極めて
吸収されにくく、血中には微量しか検出されなかった。
オスのStd.ddYマウス(体重、約30g)を一昼
夜絶食させ、15%(w/v)のディオスミンに5%ヘ
スペリジン配糖体を共存させた溶液300μlをゾンデ
を用いて胃に直接投与した。対照には蒸留水を投与し
た。投与後、経時的に採血した。得られた血液はJ.
A.Boutinらの方法により、前処理したのち、H
PLCを用いてそれに含まれるディオスミンを定量し
た。その結果、血中ディオスミンは投与後15分でピー
クに達した。この時のディオスミンの血中濃度は3.0
μg/mlであった。一方、ディオスミンを単独投与し
た時は血中にディオスミンは確認されなかった。すなわ
ち、ディオスミンにヘスペリジン配糖体を共存させた場
合(異種のフラボノイド配糖体との共存)もヘスペリジ
ンにヘスペリジン配糖体を共存させた場合(同種のフラ
ボノイド配糖体との共存)と同様の吸収性の向上を示す
ことがわかった。
飼育したSHRラットに5%ヘスペリジン配糖体を共存
させた15%ヘスペリジンを含む同組成の飼料を与えて
8週間飼育した。対照区のラットには通常の固形飼料を
継続して与えた。また、もう一方の試験区には同濃度の
ヘスペリジンを添加した同組成の飼料を与えた。8週間
後、それぞれの試験区のラットの血圧を測定したとこ
ろ、対照区のラットでは高血圧の改善効果は示されなか
ったが、ヘスペリジン+ヘスペリジン配糖体添加試験区
のラットの血圧は対照区に比べて5%減少していた。ヘ
スペリジン添加区では、ほとんど血圧降下は見られなか
った。なお、3つの試験区の体重増加率や飼料摂取量に
は有意な差はなかった。
オスのStd.ddYマウス(体重、約30g)を一晩
絶食させ、構成比が1:1(w:w)からなるダイジン
(daidzin)の糖転移化合物とダイジンの混合物
の8%(w/v)溶液(300μl)あるいは、濃度が
8%(w/v)のダイジン溶液(300μl)をゾンデ
を用いて胃に直接投与した。投与後、経時的に採血し
た。得られた血液はJ.A.Boutinらの方法によ
り、前処理したのち、HPLCを用いて血液中に含まれ
るダイジンおよびその分解物であるダイゼイン(dai
dzein)を定量した。その結果、図3に示したよう
にダイジンの糖転移化合物とダイジンの混合物投与群で
は血中ダイジン量(ダイジンおよびダイゼインの総和)
は投与後15分でピークに達した。その濃度はダイジン
投与群の約5倍の濃度であった。
オスのStd.ddYマウス(体重、約30g)を一晩
絶食させ、構成比が1:1(w:w)からなるダイジン
の糖転移化合物とダイゼインの混合物の5%(w/v)
溶液(300μl)あるいは、濃度が5%(w/v)の
ダイゼイン溶液(300μl)をゾンデを用いて胃に直
接投与した。投与後、経時的に採血した。得られた血液
はJ.A.Boutinらの方法により、前処理したの
ち、HPLCを用いて血液中に含まれるダイゼインを定
量した。その結果ダイジンの糖転移化合物とダイゼイン
の混合物投与群では血中ダイゼイン量は投与後15分で
ピークに達した。その濃度はダイジン投与群の約5倍の
濃度であった。
オスのStd.ddYマウス(体重、約30g)を一晩
絶食させ、構成比が1:1(w:w)からなるゲニスチ
ン(genistin)の糖転移化合物とゲニスチンの
混合物の8%(w/v)溶液(300μl)あるいは、
濃度が8%(w/v)のゲニスチン溶液(300μl)
をゾンデを用いて胃に直接投与した。投与後、経時的に
採血した。得られた血液はJ.A.Boutinらの方
法により、前処理したのち、HPLCを用いて血液中に
含まれるゲニスチンおよびその分解物であるゲニステイ
ン(genistein)を定量した。その結果、図4
に示したようにゲニスチンの糖転移化合物とゲニスチン
の混合物投与群では血中ゲニスチン量(ゲニスチンおよ
びゲニステインの総和)は投与後15分でピークに達し
た。その濃度はゲニスチン投与群の約3倍の濃度であっ
た。
オスのStd.ddYマウス(体重、約30g)を一晩
絶食させ、構成比が1:1(w:w)からなるゲニスチ
ンの糖転移化合物とゲニステインの混合物の2%(w/
v)溶液(300μl)あるいは、濃度が2%(w/
v)のゲニステイン溶液(300μl)をゾンデを用い
て胃に直接投与した。投与後、経時的に採血した。得ら
れた血液はJ.A.Boutinらの方法により、前処
理したのち、HPLCを用いて血液中に含まれるゲニス
テインを定量した。その結果、ゲニスチンの糖転移化合
物とゲニステインの混合物投与群では血中ゲニステイン
量は投与後15分でピークに達した。その濃度はゲニス
テイン投与群の約5倍の濃度であった。
のオスのStd.ddYマウス(体重、約30g)を一
昼夜絶食させ、3%(w/v)ヘスペリジンに1%(w
/v)ヘスペリジン配糖体を共存させた溶液300μl
をゾンデを用いて胃に直接投与した。対照には蒸留水単
独、または、4%(w/v)ヘスペリジン溶液を投与し
た。そして、投与後経時的に採血した。得られた血液は
J.A.Boutinらの方法により、前処理したの
ち、HPLCを用いてそれに含まれるヘスペリジンを定
量した。その結果、ヘスペリジン+ヘスペリジン配糖体
投与区の血中ヘスペリジン濃度は投与後15分でピーク
に達し、その後徐々に減少していった。一方、ヘスペリ
ジン投与区はヘスペリジン+ヘスペリジン配糖体投与区
と同様の挙動を示したが、血中濃度はヘスペリジン配糖
体投与区の約1/15以下であった。すなわち、総ヘス
ペリジン濃度が同じであれば、ヘスペリジンにヘスペリ
ジン配糖体を共存させた場合にはヘスペリジン単独投与
の場合に比べ、大幅に吸収性が向上することがわかっ
た。
を投与後、0分、15分、60分後の血中スペリジン濃
度の経時変化を示すHPLCクロマトグラムチャート
ジン配糖体を共存させた場合の吸収量
合のヘスペリジン濃度(μg/ml) Hsp+Hsp−Gn;ヘスペリジンとヘスペリジン配
糖体を投与した場合のヘスペリジンとヘスペリジン配糖
体総濃度(μg/ml)
びダイジン投与後の血中ダイジン濃度の経時変化(縦軸
の単位はμg/ml,横軸の単位は時間(分)である)
とダイジンの混合物投与群である。
およびゲニスチン投与後の血中ゲニスチン濃度の経時変
化(縦軸の単位はμg/ml,横軸の単位は時間(分)
である)
移物とゲニスチンの混合物投与群である。
Claims (5)
- 【請求項1】生理活性フラボノイド(この請求項におい
て、生理活性フラボノイドAと称する)に、生理活性フ
ラボノイドAの誘導体を共存させること、または、生理
活性フラボノイドAに別の生理活性フラボノイド(この
請求項において、生理活性フラボノイドBと称する)あ
るいは別の生理活性フラボノイドBの誘導体を共存させ
ることにより、生理活性フラボノイドAの吸収性を向上
させたことを特徴とする飲食物および薬品 - 【請求項2】生理活性フラボノイドの誘導体が生理活性
フラボノイドの糖転移化合物であることを特徴とする請
求項1記載の飲食物および薬品 - 【請求項3】生理活性フラボノイドの誘導体が生理活性
フラボノイドのメチル化物であることを特徴とする請求
項1記載の飲食物および薬品 - 【請求項4】生理活性フラボノイドがヘスペリジン、デ
ィオスミン、ナリンジン、ネオヘスペリジン、ダイジ
ン、ダイゼイン、ゲニスチン、ゲニステインであること
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の
飲食物および薬品 - 【請求項5】生理活性フラボノイドの糖転移化合物がヘ
スペリジン配糖体、ディオスミン配糖体、ナリンジン配
糖体、ネオヘスペリジン配糖体のうちのいずれかである
ことを特徴とする請求項1記載の飲食物および薬品
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11214117A JP2000078955A (ja) | 1998-06-23 | 1999-06-22 | 飲食物および薬品 |
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---|---|---|---|
JP19370798 | 1998-06-23 | ||
JP10-193707 | 1998-06-23 | ||
JP11214117A JP2000078955A (ja) | 1998-06-23 | 1999-06-22 | 飲食物および薬品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP11214117A Pending JP2000078955A (ja) | 1998-06-23 | 1999-06-22 | 飲食物および薬品 |
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JP (1) | JP2000078955A (ja) |
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1999
- 1999-06-22 JP JP11214117A patent/JP2000078955A/ja active Pending
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