JP2000078418A - カラー画像処理方法および装置 - Google Patents

カラー画像処理方法および装置

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JP2000078418A JP10241587A JP24158798A JP2000078418A JP 2000078418 A JP2000078418 A JP 2000078418A JP 10241587 A JP10241587 A JP 10241587A JP 24158798 A JP24158798 A JP 24158798A JP 2000078418 A JP2000078418 A JP 2000078418A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、3色の色信号を変換させる画像記録
信号の墨量を求めるカラー画像処理方法および装置に関
し、特に、所定の画質に関して最適な墨量を求めるカラ
ー画像処理方法および装置に関し、3色の色信号を墨を
含んだ複数色の画像記録信号に変換する際に、所定の画
質を達成させるために最適な墨量を簡便に得ることので
きるカラー画像処理方法および装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】3色の色信号を変換させる画像記録信号の
墨量を求めるカラー画像処理装置において、3色の色信
号の変換候補となる画像記録信号を検出すると共に、画
像記録信号に基づいてプリントアウトされる画像の画質
に関する画質予測値を予測する画像予測部223と、画
質予測値に基づいて墨量を求める墨量最適化部224と
を有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3色の色信号を変
換して、墨を含む複数色の画像記録信号を求めるカラー
画像処理方法および装置に関し、特に、所定の画質に関
して最適な墨量を求めるカラー画像処理方法および装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー原画を記録再生する際に
は、通常4色印刷が行われている。すなわち、イエロ
ー、マゼンタ、シアン、および墨の各色の印刷インクに
対する色分解版を通して印刷が行われている。このよう
に4色印刷が行われるのは、イエロー、マゼンタ、シア
ンの3色印刷を行った場合には、インクが理想的な発色
特性を持っていない等によって、コントラストに乏しい
再生画像しか得られないためである。このような4色印
刷を行う際には、イエロー、マゼンタ、シアンの印刷イ
ンクに対していわゆる100%下色除去が行われる場合
がある。この100%下色除去とは、画像をイエロー、
マゼンタ、シアンの3色のうちのいずれか2色と、墨と
で再生する方式である。この方式によると、低明度部に
おける色再現領域を広くすることができ、また、高明度
部におけるグレー安定性を高く維持することができる。
また、この方式によると、高価なカラーインクの消費量
を削減でき、ランニングコストを抑制することができる
という利点もある。
【0003】このように下色除去を4色印刷で行うこと
には種々の利点があるが、下色除去量と墨量とを入力画
像信号に応じてどのように決定するかが非常に困難であ
るという問題が生じる。例えば、墨は一般に他のカラー
インクに比してコントラストが大きいために画像の荒れ
が比較的目立ちやすく、特に画像の人肌部には入れにく
い。また、4色印刷を行う場合には、画像形成装置の振
動や、印刷時の紙等の記録媒体の変形および移動により
4色の印刷インクの記録位置がずれ易く、色ずれが発生
し易いという問題が生じる。このような色ずれを防止す
るために、各色の網の角度を異ならせる所謂ローテーシ
ョンスクリーンが利用されている。通常イエロー、マゼ
ンタ、シアンの3色の角度を離すことによりモアレの発
生を防止しているが、墨は上記3色のうちのいずれか1
色と角度が近くなってしまうために、墨をいれることに
よりモアレが発生しやすいという問題がある。
【0004】これらの問題を解決するために、特開平7
−87346号公報に記載された発明では、入力3色信
号を均等色空間上の3変数色信号に変換し、彩度信号か
らUCR(Under Color Removal)
率を決定し、均等色空間上の3変数色信号と彩度信号か
ら決まるUCR率とから墨を含んだ複数色の画像出力信
号を決定するようにしている。また、特開平6−242
523号公報には、目標色を再現する最大墨量Kmax
と、最小墨量Kminを求めておき、KmaxとKmi
nとの間の値を墨量に設定する画像処理方法が記載され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の特開平7−87
346号公報に記載された入力色信号の彩度に応じて墨
入れ量を決定する方法は、高彩度部における墨入れ量を
低減して色再現性を向上でき、また、グレー部の墨入れ
量を増加させて絵文字が混在した画像の文字部の再現性
を向上できる点で確かに有効である。しかしながら、こ
の方法では、スクリーン構造が知覚されやすいハイライ
ト部のグレー部に必ず墨がのってしまうために、ローテ
ーションスクリーンを利用する画像形成装置を使用して
いる場合には、ハイライト部にモアレが発生してしまう
という問題が生じる。また、この方法では、入力色信号
の彩度信号から墨入れ量を設定するために、グレー部に
おいてはハイライト部から墨が混入することになり、グ
レー部のハイライト部の粒状性が悪化するという問題が
生じる。さらに、この方法では、特開平6−24252
3号公報にも示されているように、4色プリンタで再現
可能な最大の色域のうち本質的に使用することができな
い領域があるため、高濃度部の色再現性が悪いという問
題が生じる。
【0006】また、特開平6−242523号公報に示
された方法は、目標色を再現する最大墨量Kmaxと最
小墨量Kminから墨入れ量を決定するために、画像形
成装置が4色再現時に有する色再現範囲を保証すること
ができ、十分に高い最大濃度を得ることができる点で確
かに効果的である。しかしながら、この方法では、最大
墨量Kmaxと最小墨量Kminとの間のどの値に墨量
を設定すればよいのかについては何も示されておらず、
当該公報の実施例に示されているようにKmaxとKm
inとの間の定率に墨量を設定した場合には、ハイライ
ト部において墨が混入してしまい、粒状性の悪化とモア
レの発生してしまうという問題が生じる。
【0007】さらに、特開平7−87346号公報で示
された方法では、入力色信号の彩度と墨入れ率との関数
関係を色変換装置のパラメータ設計者が記述する必要が
あり、また、特開平6−242523号公報で示された
方法でも、墨量の調整パラメータαを色変換装置のパラ
メータ設計者が記述する必要があり、いずれの方法を実
行する場合においても、良好な画質特性を得るために
は、種々の関数関係やパラメータを逐次変更させて実験
を行って最適な関数関係やパラメータを見出さなければ
ならず、多大な工数がかかるという問題が生じる。ま
た、最適化された関数関係やパラメータを用いて上記方
法を実行しても、必ずしも画質が最高の画像を得られる
という保証はない。本発明の目的は、3色の色信号を画
像記録信号に変換する際において、所定の画質を達成す
るために最適な墨量を簡便に得ることのできるカラー画
像処理方法および装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、3色の色信
号を変換して、墨を含む複数色の画像記録信号を求める
カラー画像処理方法において、3色の色信号より変換候
補となる画像記録信号を検出するステップと、画像記録
信号に基づいてプリントアウトされる画像の画質に関す
る画質予測値を予測するステップと、画質予測値に基づ
いて墨量を求めるステップとを有することを特徴とする
カラー画像処理方法によって達成される。また、上記目
的は、3色の色信号を変換して、墨を含む複数色の画像
記録信号を求めるカラー画像処理装置において、3色の
色信号より変換候補となる画像記録信号を検出する候補
検出手段と、画像記録信号に基づいてプリントアウトさ
れる画像の画質に関する画質予測値を予測する画像予測
手段と、画質予測値に基づいて墨量を求める墨量最適化
手段とを有することを特徴とするカラー画像処理装置に
よって達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態によるカラ
ー画像処理方法および装置を図1乃至図4を用いて説明
する。まず、本実施の形態によるカラー画像処理装置の
概略の構成を図1を用いて説明する。図1は、本カラー
画像処理装置を備えたカラー画像出力システムの一例を
示している。
【0010】本カラー画像出力システムは、画像入力装
置100、画像処理装置200および画像形成装置30
0を有している。画像入力装置100は、外部から各種
フォーマットのカラー画像を取り込んで、カラー画像信
号を出力するものである。本実施の形態では、R(レッ
ド)、G(グリーン)およびB(ブルー)の各色のデー
タにつき、それぞれ8ビット、256階調の、総計24
ビットのRGBデータからなるカラー画像信号を出力す
る。
【0011】具体的に、画像入力装置100は、35m
mカラーネガフィルムやポジフィルム、もしくはAPS
フイルムなどに代表される銀塩写真フィルムを、CCD
センサによってRGBデータとして読み取り、またはK
ODAK社のPhotoCD(商標)フォーマットのC
D−ROMから画像データを読み取ってRGBデータに
変換し、またはCanon社のDCS1c(商品名)の
ようなデジタルカメラから撮影データを取り込んでRG
Bデータに変換し、またはユーザが他のコンピュータを
用いて編集してMOやZip(ストレージメディアの規
格)に代表される記録メディアに保存したカラーイメー
ジデータを、その記録メディアから読み取ってRGBデ
ータに変換し、またはネットワーク上に接続された機器
から送信されたイメージ情報をRGBデータに変換し、
このRGBデータを画像処理装置200に転送する機能
を有するものである。
【0012】画像形成装置300は、画像処理装置20
0から入力された画像記録信号(本実施の形態ではYM
CKデータ)に基づいた画像を用紙上に形成するように
なっている。図2は、本発明の画像形成装置300の一
例の概略の構成を示している。図2において、ベルト状
の中間転写体50は、ローラ5−1、5−2、5−3、
5−4および加熱ロール2により支持されて図中の矢印
方向に回転するようになっている。加熱ロール2に対向
して加熱ロール3が配置されている。中間転写体50の
周辺には4つの感光体1−1、1−2、1−3、1−4
が配置されている。これら4つの感光体1−1、1−
2、1−3、1−4は静電潜像形成用帯電器15、1
6、17、18により一様に帯電される。画像処理装置
200から転送されたCMYK4色の画像記録信号に基
づいて、スクリーンジェネレータ390がレーザ光をパ
ルス幅変調する。パルス幅変調されたレーザ光は、レー
ザスキャナ走査装置380により4つの感光体1−1、
1−2、1−3、1−4上に水平走査される。これによ
り4つの感光体1−1、1−2、1−3、1−4上には
静電潜像が形成される。
【0013】静電潜像が形成された4つの感光体1−
1、1−2、1−3、1−4上には、ブラック現像器1
1、イエロー現像器12、マゼンタ現像器13およびシ
アン現像器14によって、それぞれ黒、イエロー、マゼ
ンタ、シアン色のトナー像が形成される。これらトナー
像は、順次、転写器50−1、50−2、50−3、5
0−4により中間転写体50へ転写される。この結果、
中間転写体50上には複数色のトナー像が形成される。
この後、用紙トレイ6から給紙装置7によって熱可塑性
の樹脂層が表面に塗布されている記録紙が送紙される。
当該記録紙は巻回機構8に取付けられたピンロール9−
1、9−2によって加熱ロール3に巻回されながら加熱
された後、中間転写体50と密着した状態で加熱ロール
2および加熱ロール3によって加圧加熱される。これに
よって中間転写体50上の複数色のトナー像は記録紙上
の熱可塑性の樹脂層に浸透する。
【0014】加熱ロール2および加熱ロール3によって
加圧加熱された中間転写体50および記録紙は、密着し
たまま移動して、冷却装置4により冷却される。これに
より熱可塑性の樹脂層に浸透したトナーは凝集固化し、
記録紙との強い接着力を生じる。その後、小曲率なロー
ル5−1において、記録紙は記録紙自体の腰の強さによ
って中間転写体50からトナーと共に分離され、外部に
出力される。記録紙に転写・定着されたトナー像は、記
録紙表面の樹脂層と一体になっているので、当該記録紙
の表面は平滑且つ高光沢となる。
【0015】感光体1−1、1−2、1−3、1−4と
しては、各種無機感光体(Se、a−Si、a−Si
C、CdS等)の他に、各種有機感光体を用いることが
できる。トナーとしては、イエロー、マゼンタ、シアン
等の色素を含有した熱可塑性のバインダで構成されてい
る公知の材料を用いることができる。本実施の形態で
は、重量平均分子量54000、軟化点113℃、平均
粒径7μmのポリエステルトナーを用いている。各色の
記録媒体上のトナー量は、トナーの色素の含有量により
異なるが、およそ0.4mg/cm 〜 0.7mg
/cmになるように、露光または現像条件として設定
されている。本実施の形態では、各色0.65mg/c
になるように設定されている。
【0016】記録媒体としては、市販のキャストコート
紙である坪量127.9g/mのエナメルコート紙
(米子加工紙株式会社)の表面に7μm厚のポリエステ
ルを塗工したものを用いている。塗工するポリエステル
としては、本実施の形態では、重量平均分子量1230
0、数平均分子量3270および軟化点100℃のポリ
エステルを用いている。
【0017】中間転写体50は、ベース層と表面層との
2層構造を有しているものを用いている。ベース層は、
カーボンブラックを添加した厚さ70μmのポリイミド
フィルムを用い、体積抵抗率はカーボンブラックの添加
量を変化させて、1010Ωcmに調整している。な
お、ベース層としては、例えば厚さ10〜300μmの
耐熱性の高いシートを使用することができ、より具体的
には、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエーテルサルフォン、ポリエーテルケトン、ポリサル
フォン、ポリイミド、ポリイミドアミド、ポリアミドな
どのポリマーシート等を用いることができる。
【0018】また、表面層としては、本実施の形態で
は、中間転写体50から記録紙への同時転写定着を行う
ときに、トナー像を挟んで中間転写体50と記録紙とが
よく密着するように、ゴム硬度40度、厚さ50μmの
シリコン共重合体を用い、感光体1−1、1−2、1−
3、1−4から中間転写体50に静電的に画像乱れなく
トナー像を転写するためにシリコン共重合体の体積抵抗
率を1014Ωcmに調整している。シリコン共重合体
は、表面が常温でトナーに対して粘着性を示すととも
に、溶融して流動化したトナーを離しやすくする特性を
有しているために、記録紙等の記録媒体へトナーを効率
的に移行させることができ、表面層には最適である。な
お、表面層としては、例えば厚さ1〜100μmの離型
性の高い樹脂層を使用することができ、より具体的に
は、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビ
ニルエーテル共重合体、ポリテトラフルオロエチレン等
を用いることができる。
【0019】加熱ロール2、3としては、金属ロール、
または、金属ロールにシリコンゴム等の耐熱弾性層を有
したものを用いることができる。加熱ロール2、3の内
部には熱源が配置され、熱源の設定温度はトナー及び記
録紙表面の熱可塑性の樹脂層の熱溶融特性によって決定
される。本実施の形態では、トナーの軟化点>樹脂層の
軟化点としているので、加熱ロール2の設定温度>加熱
ロール3の設定温度となるように熱源の温度設定を行っ
ている。具体的には、加熱ロール2の熱源の設定温度を
150℃に設定し、加熱ロール3の熱源の設定温度を1
20℃に設定している。 本実施の形態では、転写・定
着時の加熱ロール2、加熱ロール3間の圧力を5kgf
/cmになるように設定してあるが、圧力はこれに限
らず、たとえば1kgf/cm〜10kgf/cm
の範囲であればよい。また、本実施の形態では、加熱ロ
ール2、加熱ロール3の外径を50mmとし、各加熱ロ
ール2、3の回転速度を、中間転写体50の搬送速度が
240mm/secになるように設定している。また、
本実施の形態では冷却装置4の風量を調整することによ
り、記録紙等の記録媒体を中間転写体50から剥離する
時に、中間転写体50と接する記録媒体表面の温度が7
0℃となるようにしている。
【0020】本実施の形態では画像形成装置300とし
て、タンデムエンジンの電子写真方式のカラープリンタ
ーを適用したが、これに限られず、シングルエンジン方
式や、中間転写体を用いずに耐熱性を有するベルト感光
体を用い、ベルト感光体上に形成された複数色のトナー
像を直接記録紙に転写・定着する方式のプリンタであっ
てもよい。また、画像形成装置300としては、電子写
真方式のカラープリンタに限るものではなく、例えば印
刷、インクジェット方式、熱転写方式および銀塩写真方
式などのカラー画像形成装置であってもよい。
【0021】画像処理装置200は、第1色変換部21
0および第2色変換部220を有している。画像入力装
置100から入力されたRGBデータは、第1色変換部
210によって、均等色空間の一つであるCIE・L*
a*b*色空間のデータに変換される。第1色変換部2
10によって変換されたL*a*b*データ(第1色信
号)は、第2色変換部220によって、画像形成装置3
00の色空間の画像記録信号、本実施の形態では、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)およびK
(ブラック)の4色のデータ(第2色信号)に変換され
て、画像形成装置300に転送される。画像入力装置1
00からの入力色信号として、本実施の形態では最も一
般的なRGBデータを例にとって説明するが、印刷で用
いられているCMYK色空間や、PhotoCDで用い
られるYCC色空間などの他の色空間のデータであって
もよい。
【0022】第1色変換部210としては、本実施の形
態では入力色信号をL*a*b*色空間の信号に変換す
るものを用いているが、これに限られず、たとえばXY
Z色空間やL*u*v*色空間などのデバイスに依存し
ない他の色空間の信号に変換するものであってもよい。
なお、第1色変換部210としては、L*u*v*等の
均等色空間の信号に変換するものであることがより望ま
しい。また、第1色変換部210としては、色変換回路
として広く用いられているマトリックス演算型の色変換
回路やニューラルネットワーク型の色変換回路を使用す
ることが可能であり、本実施の形態ではダイレクトルッ
クアップテーブル型の色変換回路を使用している。
【0023】第1色変換部210の色変換係数は以下に
示す方法で求めることができる。まず、画像入力装置1
00に入力するカラー画像の測色値(L*a*b*)を
市販の測色計で測定し、入力するカラー画像の測色値
(L*a*b*)に対応するRGBデータを求めて、入
力測色値(L*a*b*)に対する出力データ(RG
B)の色変換特性をモデル化する。このような色変換モ
デルには高次多項式やニューラルネットワークが一般に
用いられるが、本実施の形態ではニューラルネットワー
クを用いるようにした。そして、ニューラルネットワー
クモデルに非線形最適化手法を適用して逆に解いて、各
入力RGBデータのアドレスに対応する出力L*a*b
*色データを求め、これらを第1色変換部210の色変
換係数として設定した。
【0024】次に、本発明の主要部である第2色変換部
220について図3を用いて詳細に説明する。最大墨量
決定部221および最小墨量決定部222は、L*a*
b*予測部、CCM(Computer Color
Matching)部、および2分探索部を有し、入力
される測色値(L*a*b*)に対する最大墨量を表す
Kmaxと最小墨量を表すKminとを決定して墨量最
適化部224に送る。L*a*b*予測部は、ニューラ
ルネットワークにより構成される。このニューラルネッ
トワークは、画像形成を行うプリンタ等の画像形成装置
300のCMYKとL*a*b*との対を複数用意して
おき、これらの対を教師データとして学習させることに
よって得られる。CMYKとL*a*b*との関係は、
次の関数で表すことができる。 (L*,a*,b*)=F(C,M,Y,K)・・・(1) ここで、通常、関数Fの逆関数は求まらない。しかし、
L*a*b*の値を与えると共にCMYKの中の1変数
を適切に決めれば、式(1)から残りの3変数を求める
ことができる。例えば、Kの値を与えるとCMYの値を
決定することができる。CCM部は、次式に基づいてC
CMと呼ばれる公知の手法により、L*a*b*の値お
よびKの値からCMYの値を効率的に計算する。 (C,M,Y)=G(L*,a*,b*,K)・・・(2) 2分探索部は、CCM部による計算に使用するKの値を
2分探索アリゴリズムにより振って、CCM部により求
められるCMYの値が以下に示す式(3)を満たすか否
かを判断し、式(3)を満たすKmaxおよびKmin
を効率的に求める。 0≦C,M,Y≦100%・・・(3) ここで、式(3)を満たす最も大きいKの値が最大墨量
Kmaxであり、最も小さいKの値が最少墨量Kmin
である。
【0025】画質予測部223は、上記同様なCCM部
を有しており、第1色変換部210より得られるL*a
*b*データと墨量最適化部224より得られる墨量K
とからその色の組み合わせ時の画像形成装置300の画
像記録信号CMYを決定する。ここで、特許請求の範囲
にいう候補検出手段は、主にこのCCM部によって構成
される。また、画質予測部223は、墨量Kと当該画像
記録信号CMYの値とを式(4)に代入して画質予測値
Qを求め、当該画質予測値Qを墨量最適化部224に送
る。 Q=H(C,M,Y,K)・・・(4) ここで、Hは、墨量Kと当該画像記録信号CMYとによ
って出力された画像の所定の画質についての予測値(画
像予測値Q)を求めるための画質予測関数である。
【0026】本実施の形態では、画質予測部223は、
画像の画質の中の粒状性とモアレとを予測することとし
ている。粒状性およびモアレを表す心理物理量として
は、画像のウイナースペクトルが広く知られている。な
お、ウイナースペクトルについては、例えば日本印刷学
会誌第28巻第6号(1991)pp.53−pp.5
8に記載されている。このウイナースペクトルは値が小
さくなるほど、画像の粒状性が良好であり、モアレが少
ないことを表わす。本実施の形態では、画像予測値Qと
して、ウイナースペクトルの逆数を用いることとした。
【0027】また、本実施の形態では、画質予測部22
3で使用する画質予測関数Hをニューラルネットワーク
により構成した。このニューラルネットワークは以下の
ようにして作成した。すなわち、対象となる画像形成装
置300(たとえば、プリンタ)によりCMYKの組み
合わせに基づいてサンプルをプリントアウトし、当該サ
ンプルをマイクロ濃度計で測定し、測定値からウイナー
スペクトルを算出し、ウイナースペクトルの逆数の画質
予測値Qを求め、CMYKと画質予測値Qとの対を複数
用意する。そして、これら複数の対を教師データとして
ニューラルネットワークに学習させる。なお、本実施の
形態では、画質予測関数Hをニューラルネットワークに
より構成したが、これに限られず、CMYKの4つの入
力パラメータから画質予測値Qを求められるものであれ
ばよく、たとえば多項式やダイレクトルックアップテー
ブルなどで構成してもよい。パラメータ入力手段225
は、画質予測部223の画質予測関数Hを設定するもの
である。
【0028】墨量最適化部224は、最大墨量決定部2
21より得られる最大墨量Kmaxと最小墨量決定部2
22より得られる最小墨量Kminとにより、式(5)
で示される最大墨量Kmaxから最小墨量Kminまで
の間にある墨量Kの値を画質予測部223に送る。 Kmin≦K≦Kmax・・・(5) ここで、Kminの値に変えて、まったく墨を入れない
場合を意味する0としてもよい。この場合には最小墨量
決定部222を設ける必要がなくなる。しかしながら、
画像形成装置300の色再現範囲のすべてを適切に活用
するためには、最小墨量決定部222を設け、最小墨量
Kminを用いるようにするのが望ましい。
【0029】また、墨量最適化部224は、画像予測部
223に送った各墨量Kに対応する画質予測値Qを画質
予測部223より得て、対応する画質予測値Qが最も大
きい、すなわち、粒状性やモアレが発生しない、あるい
は発生しても最小限であると予測される場合の墨量Kを
最適墨量Koptとして決定し、当該最適墨量Kopt
をCMY決定部226とCMYK出力部227とに送出
する。
【0030】CMY決定部226は、上記同様なCCM
部を有しており、第1色変換部210から得られる3色
色信号L*a*b*と墨量最適化部224から得られる
最適墨量Koptとから、画像形成装置300の最適画
像記録信号CoptMoptYoptを決定して、これ
ら最適画像記録信号CoptMoptYoptをCMY
K出力部227に送出する。CMYK出力部227は、
CMY決定部226から得られた3色の画像記録信号C
optMoptYoptと、墨量最適化部224から得
られる墨量Koptとを画像形成装置300に出力する
ものである。
【0031】次に、本発明の主要部である第2色変換部
220の動作を図4を用いて説明する。最大墨量決定部
221は、第1色変換部210から入力されたL*a*
b*データに対する最大墨量を表すKmaxを決定し
て、当該Kmaxを墨量最適化部224に送り、最小墨
量決定部222は第1色変換部210から入力されたL
*a*b*データに対する最小墨量を表すKminを決
定して、当該Kminを墨量最適化部224に送る(ス
テップS1)。墨量最適化部224は、最大墨量Kma
xと最小墨量Kminとの間の墨量Kを画質予測部22
3に順次送る。
【0032】画質予測部223は、第1色変換部210
から入力されたL*a*b*データと墨量最適化部22
4から入力された墨量Kとに基づいて画像形成装置30
0の画像記録信号CMYを決定し(ステップS2)、墨
量Kと決定した画像記録信号CMYとに基づいて画像予
測値Qを求め、当該画質予測値Qを墨量最適化部224
に送る(ステップS3)。次いで、墨量最適化部224
は、求められた画質予測値Qが最も大きくなる墨量Kを
最適墨量Koptとして決定し(ステップS4)、当該
最適墨量KoptをCMY決定部226とCMYK出力
部227とに送出する。
【0033】CMY決定部226は第1色変換部210
から得られる3色色信号L*a*b*と墨量最適化部2
24から得られる最適墨量Koptから画像形成装置3
00の最適画像記録信号CoptMoptYopt(ス
テップS5)を決定して、CMYK出力部227に送出
する。CMYK出力部227は、CMY決定部226か
ら得られた3色の画像記録信号CoptMoptYop
tと墨量最適化部224から得られる墨量Koptを画
像形成装置300に出力する。
【0034】このように、画像形成装置の色再現範囲を
最大限に保証しつつ、画質の粒状性やモアレの発生がな
い、あるいは発生しても最小限に抑えることのできる墨
量を決定することができ、これにより最適な画質のプリ
ントを確実に得ることができる。また、従来のように墨
入れ関数や墨入れ率などのパラメータを求める必要がな
く、実験等のトライアンドエラーを繰り返す(試行錯誤
する)必要がない。
【0035】本発明は、上記実施の形態に限らず種々の
変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、粒状
性とモアレに関しての画質の予測をするようにしたが、
墨量によって変化する画質の要素であればよく、たとえ
ば、光沢度、線再現性、面内均一性等に関して予測する
ようにしてもよい。また、画質予測値Qとしては、人間
がサンプルを観察することにより得られる官能評価結果
を用いるようにしてもよい。なお、画質予測値Qに変え
て、画質以外の性能に関する値を用いるようにすると、
値として用いた性能を満たす墨量を決定することができ
る。例えば画質予測値Qに変えて、トナー使用量を用い
るようにすると、トナーのコストを押さえることができ
る。
【0036】また、上記実施の形態の第2色変換部22
0を3入力4出力のダイレクトルックアップテーブルに
て構成するようにしてもよい。このダイレクトルックア
ップテーブルは、たとえば、入力L*a*b*の各軸を
16分割した値を入力アドレスとし、立方体補間により
補間演算を行って画像記録信号CMYKを算出するよう
に構成することができる。ダイレクトルックアップテー
ブルの補間方式としては、立方体補間方式を適用した
が、公知の補間方式であれば三角柱補間方式や四面体補
間方式などの他の方式を適用してもよい。上記のダイレ
クトルックアップテーブルの各入力アドレスL*a*b
*に対する各テーブル値としては、上述のステップS1
〜S5と同様な処理を実行することによって得られる最
適墨量Koptと最適画像信号CoptMoptYop
tとを設定すればよい。このように、第2色変換部22
0をダイレクトルックアップテーブルで構成すると、上
記実施の形態の効果に加えて、画像処理の高速化を行う
ことができ、さらに、ダイレクトルックアップテーブル
をハードウエアで構成すればリアルタイム処理を実現で
きる。
【0037】また、上記実施の形態の第2色変換部は、
3入力4出力の色変換を行える公知の色変換方式を適用
した構成にするようにしてもよく、たとえば、ニューラ
ルネットワーク型などの他の色変換方式を適用した構成
であってもよい。また、上記実施の形態において、第1
色変換部210と第2色変換部220とを1つのダイレ
クトルックアップテーブルなどの色変換器で構成するよ
うにしてもよい。この場合の色変換特性は、第1色変換
部210と第2色変換部220とのそれぞれの色変換パ
ラメータを決定した後に、各色変換パラメータを合成す
ることにより求めることができる。
【0038】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、3色の色
信号を画像記録信号に変換する際に、所定の画質を達成
するための最適な墨量を簡便に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるカラー画像処理装
置を有するカラー画像出力システムの一例を示す図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態によるカラー画像形成装
置の一例を示す図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるカラー画像処理装
置の第2変換部の概略の構成を示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態によるカラー画像処理装
置の画像処理方法の一例を説明する図である。
【符号の説明】
1−1〜1−4 感光体 2 加熱ロール 3 加圧ロール 4 冷却装置 5−1〜5−4 ローラ 6 用紙トレイ 7 給紙装置 8 巻回機構 9−1、9−2 ピンロール 11 黒現像器 12 イエロー現像器 13 マゼンタ現像器 14 シアン現像器 15〜18 静電潜像形成用帯電器 50 中間転写体 50−1〜50−4 転写器 100 画像入力装置 200 画像処理装置 210 第1色変換部 220 第2色変換部 221 最大墨量決定部 222 最少墨量決定部 223 彩度決定部 224 墨量決定部 225 パラメータ入力部 226 CMY決定部 227 CMYK出力部 300 画像形成装置 380 レーザスキャナ走査装置 390 スクリーンジェネレータ
フロントページの続き (72)発明者 岩岡 一浩 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 高松 雅広 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい 富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 2C262 BA02 BA07 BC07 BC17 FA13 5C077 LL03 LL19 MP08 NP01 PP33 PP36 PP38 PP43 PQ15 PQ23 TT02 5C079 HB03 HB08 HB12 LA02 LA21 LB02 MA04 MA13 NA03 PA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3色の色信号を変換して、墨を含んだ複数
    色の画像記録信号を求めるカラー画像処理方法におい
    て、 前記3色の色信号から変換候補となる画像記録信号を検
    出するステップと、 前記変換候補となる画像記録信号に基づいてプリントア
    ウトされる画像の画質に関する画質予測値を予測するス
    テップと、 前記画質予測値に基づいて墨量を求めるステップとを有
    することを特徴とするカラー画像処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカラー画像処理方法におい
    て、 さらに、前記3色の色信号が示す色を再現するために使
    用できる最大墨量を求めるステップを有し、 前記墨量を求めるステップでは、前記最大墨量以下の範
    囲で墨量を求めることを特徴とするカラー画像処理方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のカラー画像処理
    方法において、 さらに、前記3色の色信号が示す色を再現するために使
    用できる最小墨量を求めるステップを有し、 前記墨量を求めるステップでは、前記最小墨量以上の範
    囲で墨量を求めることを特徴とするカラー画像処理方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載のカラー
    画像処理方法において、 前記画質予測値を予測するステップは、前記画像記録信
    号と、当該画像記録信号に基づいてプリントアウトされ
    る画像の画質に関する画質予測値との関係を学習させた
    ニューラルネットワークにより実行されることを特徴と
    するカラー画像処理方法。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3のいずれかに記載のカラー
    画像処理方法において、 前記画質予測値を予測するステップは、前記画像記録信
    号に該当するアドレスに、当該画像記録信号に基づいて
    プリントアウトされる画像の画質に関する画質予測値を
    設定したダイレクトルックアップテーブルを用いて実行
    されることを特徴とするカラー画像処理方法。
  6. 【請求項6】3色の色信号を変換して、墨を含んだ複数
    色の画像記録信号を求めるカラー画像処理装置におい
    て、 前記3色の色信号から変換候補となる画像記録信号を検
    出する候補検出手段と、 前記検出された画像記録信号に基づいてプリントアウト
    される画像の画質に関する画質予測値を予測する画像予
    測手段と、 前記画質予測値に基づいて墨量を求める墨量最適化手段
    とを有することを特徴とするカラー画像処理装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のカラー画像処理装置におい
    て、 さらに、前記3色の色信号が示す色を再現するために使
    用できる最大墨量を求める最大墨量決定手段を有し、 前記墨量最適化手段は、前記最大墨量以下の範囲で墨量
    を求めることを特徴とするカラー画像処理装置。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載のカラー画像処理
    装置において、 さらに、前記3色の色信号が示す色を再現するために使
    用できる最小墨量を求める最小墨量決定手段を有し、 前記墨量最適化手段は、前記最小墨量以上の範囲で墨量
    を求めることを特徴とするカラー画像処理装置。
  9. 【請求項9】請求項6乃至8のいずれかに記載のカラー
    画像処理装置において、 前記画質予測手段は、前記画像記録信号と、当該画像記
    録信号に基づいてプリントアウトされる画像の画質に関
    する画質予測値との関係を学習させたニューラルネット
    ワークを有することを特徴とするカラー画像処理装置。
  10. 【請求項10】請求項6乃至8のいずれかに記載のカラ
    ー画像処理装置において、 前記画質予測手段は、前記画像記録信号に該当するアド
    レスに、当該画像記録信号に基づいてプリントアウトさ
    れる画像の画質に関する画質予測値を設定したダイレク
    トルックアップテーブルを有することを特徴とするカラ
    ー画像処理装置。
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