JP2000078253A - 移動体携帯端末 - Google Patents

移動体携帯端末

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JP2000078253A
JP2000078253A JP10248836A JP24883698A JP2000078253A JP 2000078253 A JP2000078253 A JP 2000078253A JP 10248836 A JP10248836 A JP 10248836A JP 24883698 A JP24883698 A JP 24883698A JP 2000078253 A JP2000078253 A JP 2000078253A
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Japan
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substrate
case
rigid plate
key button
portable terminal
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JP10248836A
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English (en)
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Junichi Nakao
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NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末本体に加わる外部衝撃や静荷重による基
板上の電気部品の破損等を防止し、かつ、端末ケースの
デザインの自由度も損なわない。 【解決手段】 ケース本体を構成する上ケース2及び下
ケース3と、ケース内に配設される基板50と、基板5
0とコネクタ22を介して電気的に導通するシート20
を有するとともに、上ケース2のボタン孔4から露出し
て外部から操作可能なキートップ12を有するキーボタ
ン部10とを備えた移動体携帯端末であって、基板50
とキーボタン部10のシート20の間に剛体板30を配
設した構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機やPH
Sに代表される移動体携帯端末に関し、特に、端末内部
の基板とキーボタン部の間に剛体板を配設することによ
り、端末本体に加わる外部衝撃やボタン操作の繰り返し
による荷重、携帯時等に加わる静荷重によって生ずる基
板上の電気部品の破損等を確実に防止すると同時に、端
末ケースのデザイン,設計の自由度等も損なうことのな
い移動体携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、携帯電話機やPHSに代表され
る移動体携帯端末は、各種の電気部品を実装した基板が
ケース本体内に収納され、この基板と電気的に導通した
キーボタン部を操作することにより使用される。ここ
で、従来の一般的な移動体携帯端末の構成について、図
8を参照して説明する。図8は、従来の一般的な移動体
端末の構成を示す正面側から見た分解斜視図である。
【0003】同図に示すように、従来の移動体携帯端末
は、中空のケースを構成する上ケース102及び下ケー
ス103と、この上ケース102及び下ケース103に
挾持された状態でケース内部に配設される基板150
と、この基板150の上側(端末正面側)に配設されて
当該基板150と電気的に導通するとともに、上ケース
102の表面にキートップ112が露出して外部から操
作可能なキーボタン部110を備えた構成となってい
る。
【0004】ケース本体の上側(端末正面側)を構成す
る上ケース102は、図8に示すように、上面にボタン
孔104が複数穿設してあり、ケース内に配設されたキ
ーボタン部110の複数のキートップ112がそれぞれ
ケース外に露出するようになっている。また、この上ケ
ース102の端末下端側にはマイク孔部105が、端末
上端側にはスピーカ孔部106がそれぞれ形成してあ
り、ケース内に配設されるマイク153及びスピーカ1
54の音声通過孔となっている。さらに、上ケース10
2のスピーカ孔部103の下方側には、ケース内が視認
可能なスクリーン107が備えられ、後述する基板15
0上に備えられたLCD108の表示内容が視認できる
ようになっている。
【0005】キーボタン部110は、板状に形成された
キーボタン基板111に複数のキートップ112(図8
では15個のキートップ)が備えられ、ケース内の基板
150の上側に平行に配設されている。キートップ11
2は、繰返し押圧可能な状態でキーボタン基板111に
配設されており、上面部が上ケース102のボタン孔1
04を介してケース外部に露出するようになっている。
また、このキートップ112の基板裏面側には、それぞ
れ短軸状のボス113(図8の鎖線で示す部分)が突設
してあり、後述するシート120上のドーム121を押
圧する押圧手段となっている。
【0006】キーボタン基板111の裏面側には、薄板
状のシート120が配設され、このシート120の上面
に各キートップ112に対応した複数のドーム121が
設けてある。このドーム121は、シート120の上面
から上方に膨出して設けられ、キートップ112裏面側
のボス113に押圧されて凹むようになっており、使用
者側にキートップ112が確実に押圧されたことを伝達
するクリックとして機能している。
【0007】各ドーム121の裏面側には、シート12
0の裏面に露出して導電印刷部121aが配設してあ
る。そして、複数のドーム121が、それぞれ対応する
キートップ112によって押圧されると、各ドーム内の
導電印刷部121aが、後述する基板150のパターン
156と接触,導通するようになっている。
【0008】基板150は、上述したキーボタン部11
0が上側に搭載された状態で配設される板状に形成さ
れ、下ケース103側に保持されてケース内に実装され
るようになっている。この基板150には、端末上端側
に、携帯端末の各種情報を表示するLCD108が備え
られ、上ケース102のスクリーン107を介して外部
から視認できるようになっている。
【0009】また、基板150の端末下端側にはマイク
153が、端末上端側にはスピーカ154がそれぞれ配
設してあり、上ケース102のマイク孔部105及びス
ピーカ孔部106を介して通話可能となっている。そし
て、この基板150の端末下端側から中央側にかけて、
上述したキーボタン部110の導電印刷部121aと接
触,導通するパターン156がキートップ112に対応
して複数形成してある。
【0010】このような構成からなる従来の移動体携帯
端末は、上ケース102と下ケース103が組み立てら
れることにより、上ケース102及び下ケース103に
挾持された状態で基板150及びキーボタン部110が
ケース内に配設され、上ケース102の端末正面側に露
出しているキートップ112を押下操作することによ
り、必要な通話や各種情報の入力等の動作が行えるよう
になっている。
【0011】ところが、このような従来の移動体携帯端
末では、上述のように、ケース内の基板150にシート
120を介して直接キートップ112のボス113が押
圧,接触する構成となっていたので、端末外部からの衝
撃等が基板150に容易に伝わってしまう構造となって
いた。例えば、端末本体を誤って落下させる等によって
外部からキートップ112側に加わる衝撃は勿論のこ
と、端末を使用者のポケット等に収納することにより自
然に加わる静荷重や、キートップ112が繰り返し操作
されることにより加わる荷重についても、キーボタン部
110を介して基板150にそのまま伝わるようになっ
ていた。このように外部衝撃や静荷重が基板150にそ
のまま伝わってしまう端末構造では、基板150側に実
装されている各種の電気部品の故障,破損等が発生し易
いという問題があった。
【0012】そこで、これまで、移動体携帯端末におけ
る外部衝撃や自然に加わる静荷重から基板及び電気部品
を保護することを目的として、図9〜図11に示すよう
な移動体携帯端末が提案されている。図9は、このよう
な改良型の移動体携帯端末を示す正面側から見た斜視図
であり、図10は、同じく正面側から見た分解斜視図で
ある。また、図11は、 図9におけるC−C線断面の
要部拡大図である。
【0013】これらの図に示すように、この改良型の移
動体携帯端末201は、複数のキートップ212を備え
たキーボタン基板211及びドーム221を備えたシー
ト220を一体としてユニット化したキーボタンユニッ
ト210を備え、このキーボタンユニット210をケー
ス本体の上ケース202に形成した凹部209にはめ込
む構成としてある。
【0014】このキーボタンユニット210は、積層配
設されたシート220とキーボタン基板211の上面
を、キートップ212が外部に露出する状態で覆うユニ
ットケース210aで覆うとともに、シート220の底
面に配設された粘着シート230でユニット底面を構成
し、粘着シート230が凹部209に貼付される構造と
なっている。これにより、キーボタンユニット210
は、ケース本体内部とは、凹部209によって仕切られ
た状態で配設され、ケース内に収納された基板(図示省
略)とは、直接接触しないようになる。
【0015】また、このようにユニット化されたキーボ
タンユニット210には、キートップ212の押下情報
をケース内の基板に伝えるコネクタ222がシート22
0の端部からユニット外部に延出して備えられている。
そして、このコネクタ222が、凹部209に形成した
ケース本体内と連通するコネクタ孔209aを介してケ
ース内に挿入され、基板と電気的に接続されるようにな
っている。
【0016】なお、上記以外のその他の部分は、図8で
示した従来の移動体携帯端末とほぼ同様の構成となって
おり、凹部209を備えた上ケース202には、マイク
孔部205,スピーカ孔部206,LCD208が視認
可能なスクリーン207が形成されている。このような
改良型の移動体携帯端末によれば、キーボタン部がユニ
ット化されたキーボタンユニット210からなるととも
に、このキーボタンユニット210がケース内部から仕
切られた凹部209にはめ込まれることにより、ケース
内の基板には、外部と直接接触するものがなくなる。
【0017】これにより、端末本体が誤って落下される
等によって外部から衝撃が加わったたり、キーボタン部
に静荷重が加わった場合でも、キートップ212が凹部
209によってケース内から仕切られているため、外部
衝撃や静荷重がケース内の基板に伝わることがなくな
り、基板に実装された各種の電気部品の破損,故障等の
発生を防止することができた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにケース本体に凹部を設ける従来の移動体携帯端末で
は、キーボタンユニットを凹部にはめ込むようにしてあ
るため、図9に示すように、凹部端辺及びキーボタンユ
ニット端辺の割り線300が外表面に必ず出てしまうと
いう新たな問題が生じた。すなわち、キーボタンユニッ
トと凹部の割り線300が必ず存在する端末構造では、
端末全体のデザイン上の制約がきわめて大きくなり、デ
ザイン,設計の自由度が非常に少なくなってしまい、し
かも、ケース本体とキーボタンユニットが別々に構成さ
れることから、塗装等の二次加工においても色彩の調和
がとれないおそれがある等、デザインのイメージや調
和,統一性を図ることもきわめて困難であった。
【0019】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、端末内部
の基板とキーボタン部の間に剛体板を配設することによ
り、端末本体に加わる外部衝撃やボタン操作等の静荷重
の繰返しによって生ずる基板上の電気部品の破損等を確
実に防止しつつ、端末ケースのデザイン,設計の自由度
等も損なうことのない移動体携帯端末の提供を目的とす
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1記載の移動体携帯端末は、中空のケー
ス本体と、このケース内部に配設される基板と、この基
板と電気的に導通するとともに、前記ケース本体の表面
に露出して、外部から操作可能なキーボタン部と、を備
えた移動体携帯端末であって、前記基板とキーボタン部
の間に剛体板を配設した構成としてある。
【0021】このような構成からなる本発明の移動体携
帯端末によれば、基板とキーボタン部の間に剛体板を介
在させることにより、キーボタン部が基板と仕切られ、
直接基板とキーボタン部が接触することがなくなる。こ
れによって、例えば、端末本体を誤って落下させる等に
よって外部から衝撃が加わったたり、キーボタン部に静
荷重が加わった場合でも、キーボタン部が剛体板によっ
て基板と仕切られているため、外部衝撃や静荷重が基板
に直接伝わることがなく、基板に実装された電気部品に
破損,故障等が発生することがない。
【0022】そして、このように基板の衝撃保護手段を
ケース内に基板とともに収納される剛体板により達成す
ることで、従来の端末構造のようにケース外面に凹部を
設けたり、ケースと別体のボタンユニットを形成する必
要がなく、外表面のデザイン等の制約を受けない。これ
により、キーボタンユニットとケースの色彩が異なった
りキーボタンユニットの割り線がケース表面に存在する
こともなくなり、端末全体のデザイン上の制約は一切な
く、デザイン,設計の自由度が大きく確保することがで
きる。
【0023】また、請求項2記載の移動体携帯端末は、
前記基板とキーボタン部が、コネクタを介して電気的に
導通された構成としてある。特に、請求項3では、前記
コネクタが、両端がそれぞれ前記基板とキーボタン部に
接続されるフレキシブル基板からなる構成としてある。
【0024】このような構成からなる本発明の移動体携
帯端末によれば、キーボタン部と基板の間に剛体板を介
在させても、フレキシブル基板からなるコネクタを剛体
板の外縁を経由して基板側に通すことによって、基板5
0側と電気的に接続することができ、剛体板がケース内
の配線上の障害となることがない。また、フレキシブル
基板からなるコネクタを介することで、キーボタン部に
加わる外部衝撃や静荷重がコネクタを介して基板側に伝
わることもない。
【0025】また、請求項4記載の移動体携帯端末は、
前記基板と剛体板に、互いに係脱可能に係合する凹凸部
を備えた構成としてある。
【0026】このような構成からなる本発明の移動体携
帯端末によれば、基板と剛体板とに設けた凹凸部を係合
させることにより、基板と剛体板を簡単かつ正確に位置
合わせでき、端末構造の組立作業を容易かつ迅速に行え
ると同時に、基板と剛体板を確実に固定することができ
る。
【0027】また、請求項5記載の移動体携帯端末は、
前記基板と剛体板の間に粘着材を配設した構成としてあ
る。
【0028】このような構成からなる本発明の移動体携
帯端末によれば、粘着材をシート状などに形成して剛体
板と基板を固定することにより、端末構造の薄型化を損
なうことなく、簡易な組立作業のみによって、基板と剛
体板をより確実,堅固に固定させることができる。
【0029】また、請求項6記載の移動体携帯端末は、
前記剛体板が、前記ケース本体内壁に係止する係止部を
備えた構成としてある。
【0030】さらに、請求項7記載の移動体携帯端末
は、前記剛体板が、前記ケース本体内壁にねじを介して
固定された構成としてある。
【0031】このような構成からなる本発明の移動体携
帯端末によれば、剛体板を直接ケース本体側に係止,固
定させることができるので、剛体板を固定するための粘
着手段等を省略することができ、移動体携帯端末のさら
なる薄型化が可能となる。また、このように剛体板が直
接ケース側に固定される場合、剛体板と基板に設ける係
脱可能な凹凸手段を省略することもできる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の移動体携帯端末の
実施の形態について、図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明の移動体携帯端末の第一
実施形態について図1〜図4を参照して説明する。図1
は、本発明の第一実施形態にかかかる移動体携帯端末を
示す正面側から見た斜視図であり、図2は、同じく正面
側から見た分解斜視図である。図3は、図2に示す本発
明の第一実施形態にかかる移動体携帯端末内の基板を底
面側から見た斜視図である。また、図4は、図1におけ
るA−A線断面の要部拡大図である。
【0033】同図に示すように、本実施形態にかかる移
動体携帯端末1は、中空のケースを構成する上ケース2
及び下ケース3と、この上ケース2及び下ケース3に挾
持された状態でケース内部に配設される基板50と、こ
の基板50の上側に積層状態で配設されて基板50と電
気的に導通するとともに、上ケース2の表面にキートッ
プ12が露出して、外部から操作可能なキーボタン部1
0を備えている。そして、基板50とキーボタン部10
の間に、基板50の衝撃保護用の剛体板30を基板50
上に積層状態で配設した構成としてある。
【0034】ケース本体の上側(端末正面側)を構成す
る上ケース2は、図1に示すように、上面にボタン孔4
が複数穿設してあり、ケース内に配設されたキーボタン
部10の複数のキートップ12がそれぞれケース外に露
出するようになっている。また、上ケース2の端末下端
側にはマイク孔部5が、端末上端側にはスピーカ孔部6
がそれぞれ形成してあり、ケース内に配設された後述す
るマイク53及びスピーカ54の音声通過孔となってお
り、マイク53,スピーカ54を介した音声送受信が損
なわれないようになっている。さらに、上ケース2のス
ピーカ孔部3の下方側には、ケース内が視認可能なスク
リーン7が備えられ、後述する基板50上のLCD8の
表示内容が視認できるようになっている。
【0035】キーボタン部10は、板状に形成されたキ
ーボタン基板11に複数のキートップ12(本実施形態
では15個のキートップ)が備えられ、ケース内の基板
50の上側に配設されて上ケース2の内面側に位置して
いる。キートップ12は、繰返し押圧可能な状態でキー
ボタン基板11に配設されるとともに、上部が上ケース
2のボタン孔4を介してケース外部に露出するようにな
っている。
【0036】また、各キートップ12の基板裏面側に
は、短軸状のボス13(図1の鎖線で示す部分)が突設
してあり、後述するシート20上のドーム21を押圧す
るようになっている。ここで、このキーボタン部10の
材料としては、キーボタン基板11,キートップとも、
通常は熱可塑性樹脂や弾性体で形成することが望まし
い。なお、キーボタン基板11とキートップ12は、同
一の材質により形成しても、それぞれ異なる材質により
形成してもよい。
【0037】キーボタン基板11の裏面側(端末背面
側)には、薄板状のシート20が配設され、このシート
20がキーボタン基板11と一体となってキーボタン部
10を構成している。このシート20の上面には、キー
ボタン基板11の各キートップ12に対応する位置に複
数のドーム21が上方に膨出して設けられている。この
ドーム21は、シート20の上面から上方に膨出して設
けられ、キートップ12裏面側のボス13に押圧されて
凹むようになっており、使用者側にキートップ12が確
実に押圧されたことを伝達するクリックとして機能して
いる。また、シート20の底面には剛性体30とシーと
20を固定させるための粘着材23を有している。
【0038】ここで、シート20の材質としては、一般
的に移動体携帯端末に使用されるものと同様としてあ
り、通常は、PET(ポリエチレンテレフタレート)や
PI(ポリイミド)等の材料が用いられる。なお、この
シート20は、通常、パターン形成により電気的に情報
を伝達可能なシート部材であれば、特にどのような構成
であってもよい。
【0039】そして、このシート20の端部(本実施形
態では、端末上側端部)からフレキシブル基板からなる
コネクタ22が延出して設けてある。コネクタ22は、
基板50とキーボタン部10を電気的に導通して、キー
トップ12によりシート20に入力されたボタン押下情
報を、ケース内の下方側(端末背面側)に位置している
基板50に伝えるコネクタ手段となっている。
【0040】本実施形態では、このコネクタ22をフレ
キシブル基板により構成し、このフレキシブル基板の一
端側をキーボタン部10側のシート20に接続するとと
もに、他端側を基板50側に接続するようにしてある。
このようにコネクタ22をフレキシブル基板により構成
することにより、後述するように、シート20と基板5
0の間に剛体板30を介在させても、コネクタ22を剛
体板30の外縁(本実施形態では上端縁側)を経由して
基板50側に通し、さらに基板50の挿入孔51を介し
て基板50の裏面側に挿入して、基板50の裏面側のコ
ネクタ57と電気的に接続することができる。また、フ
レキシブル基板からなるコネクタ22を介することで、
キーボタン部10に加わる外部衝撃や静荷重がコネクタ
22を介して基板50側に伝わることもない。
【0041】そして、シート20の下には、剛体板30
が配設され、この剛体板30が基板50とキーボタン部
10の間に積層状態で位置するようになっている。この
剛体板30が介在することにより、キーボタン部10は
基板50と仕切られ、直接基板50と接触することがな
くなる。
【0042】ここで、剛体板30は、キーボタン部10
を経由する衝撃から基板50を保護するものであるの
で、図2に示すように、少なくともキーボタン部10と
ほぼ同様の大きさの板部材により形成することが好まし
い。なお、剛体板30は基板50の上面側に配設される
ので、少なくとも基板50の上面側に配設されるLCD
8やマイク53等が干渉しない大きさ,形状に形成す
る。
【0043】また、この剛体板30は、基板50の衝撃
保護手段として、曲げ弾性率が高い金属が好ましく、特
に、情報携帯端末の軽量化を考慮すると、金属の中でも
比重の軽いマグネシウムなどが望ましい。なお、一定の
衝撃吸収力がある限り、製造コスト面を考慮して、熱可
塑性樹脂や熱硬化性樹脂などにより形成することもでき
る。
【0044】また、本実施形態では、剛体板30の四隅
に、基板50側に設けた切欠部55と係脱可能に係合す
る位置決め用のリブ31が設けてある。このように、剛
体板30にリブ31を設けることにより、基板50側の
切欠部55と係合させることにより、基板50と剛体板
30を簡単かつ正確に位置合わせでき、両者を確実に固
定することができる。
【0045】ここで、リブ31は、本実施形態では、剛
体板30の四隅を延設して基板50側に折曲げ加工する
ことにより設けてある。ただし、このリブ31は、特に
本実施形態にかかるものに限定されるものではなく、基
板50と剛体板30を簡単かつ正確に位置合わせでき、
両者を確実に固定する手段であればどのようなものでも
よい。
【0046】すなわち、剛体板30の位置決め手段とし
ては、基板50と剛体板30に、互いに係脱可能に係合
する凹凸部を設ければよく、いずれの側に凸部を設け、
いずれの側に凹部を設けてもよい。また、本実施形態の
リブ31のように、剛体板30側に凸部を設ける場合に
は、剛体板30と一体的に設けてもよく、剛体板30と
別体に形成したものを固着して設けるようにしてもよ
い。
【0047】さらに、本実施形態では、剛体板30の下
面側に粘着シート40を配設してあり、剛体板30を基
板50側に固定するようにしてある。このように粘着材
をシート状に形成した粘着シート40を用いて剛体板3
0と基板50を固定することにより、端末構造の薄型化
を損なうことなく、基板50と剛体板30をより確実,
堅固に固定させることができ、組立固定作業もきわめて
容易に行うことできる。
【0048】基板50は、上述したキーボタン部10が
上側に搭載された状態で配設される板状に形成され、下
ケース3側に保持されてケース内に実装されるようにな
っている。この基板50には、ケース本体上端側に、携
帯端末の各種情報を表示するLCD8がフレーム52に
保持された状態で備えられており、上ケース2のスクリ
ーン7を介して外部から視認できるようになっている。
また、基板50の端末下端側にはマイク53が、端末上
端側にはスピーカ54がそれぞれ配設してあり、上ケー
ス2のマイク孔部5及びスピーカ孔部6を介して送受信
が可能となっている。
【0049】また、図3に示すように、基板50の背面
には移動体携帯端末の心臓部となる電気部品56が搭載
されている。さらに、図3に示すように、基板50の背
面には、シート20のコネクタ22と電気的に接続され
るコネクタ57が配設してある。そして、この基板50
のLCD8の下方近傍には、シート20から延出したコ
ネクタ22を挿入する挿入孔51が形成してある。
【0050】この挿入孔51は、基板50を正面側から
裏面側に貫通するように穿設してあり、この挿入孔51
を経由してコネクタ22が基板50の裏面側に取り回し
できるようになっている。これによって、コネクタ22
は、挿入孔51に挿入させて基板50の背面部のコネク
タ57に接続することができ、キートップ12及びシー
ト20を経由したボタン押圧情報が基板50に伝達され
るようになっている。
【0051】なお、例えばシート20のコネクタ22を
基板50の外縁を介して基板50の裏面側に取り回して
コネクタ57と接続させることもでき、その場合には挿
入孔51は省略することができる。また、コネクタ57
は背面部のみに実装ではなく表面部に実装しても電気的
に問題なければ正面側に配設してもよい。従って、その
場合にも挿入孔51は省略することができる。
【0052】さらに、基板50には、上述した剛体板3
0のリブ31と係合する切欠部55が基板側縁の四箇所
に形成してある。この切欠部55を設けることにより、
上述した剛体板30のリブ31との係合によって、剛体
板30と基板50を確実に位置決めして固定することが
可能となる。
【0053】次に、このような構成からなる本実施形態
の移動体携帯端末の組立手順について説明する。まず、
上ケース2側にキーボタン基板11を組み込む。同時
に、基板50上に粘着シート40を介在させた状態で剛
体板30を搭載し、基板50側に固定する。このとき、
剛体板30の四隅に形成したリブ31が基板50側の切
欠部55に係合することにより、基板50と剛体板30
は簡単かつ正確に位置合わせできるとともに、両者を確
実に固定することができる。
【0054】次に、基板50上に固定された剛体板30
の上にシート20を配設する。シート20の裏面側には
粘着材23が備えてあるので、シート20は剛体板30
に接着されて固定される。この状態でシート20の上端
から延出しているコネクタ22を基板50側に折り曲
げ、基板50の挿入孔51に挿入して基板50裏面側に
取り回し、基板50の裏面に実装されているコネクタ5
7と接続する。
【0055】次いで、剛体板30上に配設されたシート
20を、上ケース2側のキーボタン基板11に位置合わ
せして組み込み、キーボタン部10を構成させる。これ
により、基板50,剛体板30及びキーボタン部10が
積層状態で上ケース2側に配設される。最後に、下ケー
ス3を上ケース2に固定する。これにより、組立が完了
し、上ケース2及び下ケース3に挾持された状態で基板
50及びキーボタン部10がケース内に配設され、上ケ
ース2の端末正面側に露出しているキートップ12を押
下操作することにより、必要な通話や各種情報の入力等
の動作を行うことができる。
【0056】そして、基板50とキーボタン部10の間
には剛体板30が介在しているので、キーボタン部10
は基板50と仕切られ、直接基板50と接触することが
なくなる。これによって、例えば、端末本体を誤って落
下される等によって外部から衝撃が加わったたり、キー
ボタン部に静荷重が加わった場合でも、キートップ12
が剛体板30によって基板50と仕切られているため、
外部衝撃や静荷重が基板50に直接伝わることがなく、
基板50に実装された電気部品57に破損,故障等が発
生することがない。
【0057】そして、本実施形態では、このような基板
50の衝撃保護手段をケース内に基板50とともに収納
される剛体板30により達成しているので、図9〜図1
1に示した従来の端末構造のようにケース外面に凹部を
設けたり、ケースと別体のボタンユニットを形成する必
要がなく、外表面のデザイン等の制約を受けない。これ
により、キーボタンユニットとケースの色彩が異なった
りキーボタンユニットの割り線がケース表面に存在する
こともなくなり、端末全体のデザイン上の制約は一切な
く、デザイン,設計の自由度が大きく確保することがで
きる。
【0058】[第二実施形態]次に、本発明の移動体携
帯端末の第二実施形態について図5〜図7を参照して説
明する。図5は、本発明の第二実施形態にかかる移動体
携帯端末の基板を示す正面側から見た斜視図である。図
6は、本発明の第二実施形態にかかかる移動体携帯端末
を示す正面側から見た斜視図である。また、図7は、図
6におけるB−B線断面の要部拡大図である。
【0059】これらの図に示すように、本実施形態の移
動体携帯端末は、上述した第一実施形態における剛体板
30の変更実施形態である。すなわち、本実施形態の剛
体板60は、図5に示すように、長手方向一端側に、爪
部61が形成してあり、図7に示すように、上ケース2
の内壁上面に形成した凹部2aに係止する係止部を構成
している。
【0060】また、この剛体板60の長手方向他端側に
は、図5に示すように、ねじ挿通用の孔62が二箇所に
穿設してある。そして、図7に示すように、この孔62
を介して、上ケース2の内壁上面側に形成したボス部2
bに固定用のねじ80が螺着され、剛体板80が上ケー
ス2の内壁にねじを介して固定されるようになってい
る。
【0061】このような構成からなる本実施形態では、
まず、上ケース2に形成した凹部2aに剛体板60の爪
部61を挿入して係止させてから、ネジ80を剛体板6
0の孔62に通して上ケース2のボス部2bに締結する
手順により、剛体板60を直接上ケース2に固定する。
従って、剛体板60を上ケース2側に固定する前に、上
ケース側にキーボタン部10を位置合わせして配設して
おく。
【0062】なお、爪部61は、本実施形態では、剛体
板60の一端側のほぼ中央から延出した爪部61を上ケ
ース2側に鈎型に曲折形成して剛体板60と一体的に形
成してあるが、これを別体の爪部61を剛体板60に固
着することにより形成してもよい。
【0063】また、この爪部61は、一箇所のみでなく
剛体板60の一端側に複数設けることも可能であり、少
なくともコネクタ22の配線空間を塞がない限り、任意
の箇所に複数設けることもできる。さらに、爪部61を
剛体板60の長手方向の両端部に設けてもよい。このよ
うに、爪部61を剛体板60の端部の一側又は両側に複
数設けると、剛体板60がより堅固にケース側に固定さ
れることになる。なお、その場合、上ケース2側には、
爪部61に対応する凹部2aを形成しておく。
【0064】また、ねじ挿通用の孔62についても、剛
体板60を上ケース2側に確実かつ堅固に固定できる限
り、形成箇所及び形成数は特に限定されない。例えば、
孔62を剛体板60の四隅に形成するようにしてもよ
い。この場合、上ケース2側にも対応するボス部2bを
形成しておく。
【0065】さらに、本実施形態では剛体板60に爪部
61と孔62を双方設けてあるが、これをいずれか一方
のみ設けるようにしてもよい。すなわち、剛体板60に
爪部61のみを設けて、上ケース2側に爪部61の係止
のみによって剛体板60を固定することもでき、逆に、
剛体板60に孔62のみを設けて、上ケース2側にねじ
止めのみで剛体板60を固定してもよい。また、このよ
うな爪部61や孔62を介した剛体板60の固定は、本
実施形態では上ケース2側に固定するようにしてある
が、これを下ケース3側に固定することもできる。
【0066】このように本実施形態の移動体携帯端末に
よれば、剛体板60を直接上ケース2側に固定すること
により上述した第一実施形態における剛体板30と粘着
シート40とを組み合わせた場合と同様な効果が得られ
るので、粘着シート40を省略することができ、移動体
携帯端末のさらなる薄型化が可能となる。また、本実施
形態では、剛体板60は直接上ケース2に固定されるの
で、第一実施形態で示したような、基板50と剛体板6
0の係合可能な凹凸手段を省略することもできる。
【0067】なお、本発明の移動体携帯端末は、上述し
た第一及び第二実施形態にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲で種々の変更実施が可能である
ことは言うまでもない。すなわち、本発明は、移動体携
帯端末内部の基板とキーボタン部の間に剛体板を配設し
て、端末に加わる外部衝撃や静荷重から基板を保護する
ものである限り、どのような携帯端末にも適用すること
ができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明の移動体携帯
端末によれば、端末内部の基板とキーボタン部の間に剛
体板を配設することにより、端末本体に加わる外部衝撃
やボタン操作等の静荷重の繰返しによって基板上の電気
部品の破損を防ぐと同時に、端末ケースのデザイン,設
計の自由度等も損なうことなく、自由な端末ケースの設
計,デザインを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態にかかかる移動体携帯端
末を示す正面側から見た斜視図である。
【図2】本発明の第一実施形態にかかかる移動体携帯端
末を示す正面側から見た分解斜視図である。
【図3】図2に示す本発明の第一実施形態にかかる移動
体携帯端末内の基板を底面側から見た斜視図である。
【図4】図1におけるA−A線断面の要部拡大図であ
る。
【図5】本発明の第二実施形態にかかる移動体携帯端末
の基板を示す正面側から見た斜視図である。
【図6】本発明の第二実施形態にかかかる移動体携帯端
末を示す正面側から見た斜視図である。
【図7】図6におけるB−B線断面の要部拡大図であ
る。
【図8】従来の一般的な移動体携帯端末を示す正面側か
ら見た分解斜視図である。
【図9】従来の他の移動体携帯端末を示す正面側から見
た斜視図である。
【図10】図9に示す従来の他の移動体携帯端末を正面
側から見た分解斜視図である。
【図11】図9におけるC−C線断面の要部拡大図であ
る。
【符号の説明】
1 移動体携帯端末 2 上ケース 3 下ケース 4 ボタン孔 5 マイク孔部 6 スピーカ孔部 7 スクリーン 8 LCD 10 キーボタン部 11 キーボタン基板 12 キートップ 13 ボス 20 シート 21 ドーム 22 コネクタ 23 粘着材 30 剛体板 31 リブ 40 粘着シート 50 基板 51 挿入孔 52 フレーム 53 マイク 54 スピーカ 55 切欠部 56 電気部品 60 剛体板 61 爪部 62 ねじ孔

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空のケース本体と、このケース内部に
    配設される基板と、この基板と電気的に導通するととも
    に、前記ケース本体の表面に露出して、外部から操作可
    能なキーボタン部と、を備えた移動体携帯端末であっ
    て、 前記基板とキーボタン部の間に剛体板を配設したことを
    特徴とする移動体携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記基板とキーボタン部が、コネクタを
    介して電気的に導通された請求項1記載の移動体携帯端
    末。
  3. 【請求項3】 前記コネクタが、両端がそれぞれ前記基
    板とキーボタン部に接続されるフレキシブル基板からな
    る請求項2記載の移動体携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記基板と剛体板に、互いに係脱可能に
    係合する凹凸部を備えた請求項1,2又は3記載の移動
    体携帯端末。
  5. 【請求項5】 前記基板と剛体板の間に粘着材を配設
    した請求項1,2,3又は4記載の移動体携帯端末。
  6. 【請求項6】 前記剛体板が、前記ケース本体内壁に係
    止する係止部を備えた請求項1,2,3,4又は5記載
    の移動体携帯端末。
  7. 【請求項7】 前記剛体板が、前記ケース本体内壁にね
    じを介して固定された請求項1,2,3,4,5又は6
    記載の移動体携帯端末。
JP10248836A 1998-09-02 1998-09-02 移動体携帯端末 Pending JP2000078253A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007235956A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Lg Electronics Inc 移動通信端末機
US8102661B2 (en) 2007-01-25 2012-01-24 Nec Corporation Portable terminal

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