JP2000078091A - 光受信回路 - Google Patents
光受信回路Info
- Publication number
- JP2000078091A JP2000078091A JP10242868A JP24286898A JP2000078091A JP 2000078091 A JP2000078091 A JP 2000078091A JP 10242868 A JP10242868 A JP 10242868A JP 24286898 A JP24286898 A JP 24286898A JP 2000078091 A JP2000078091 A JP 2000078091A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- power supply
- receiving circuit
- voltage
- connection point
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自動的に低消費電流モードに切り替わる光受信
回路を得る。 【解決手段】光受信回路に光入力の有無を判定する回路
を備え、回路への電源供給を自動的に切り替える。
回路を得る。 【解決手段】光受信回路に光入力の有無を判定する回路
を備え、回路への電源供給を自動的に切り替える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は間欠的に光信号を伝
送するシステムに適応する光受信回路を提供する。特
に、非通信状態では、自動的に回路電源をオフとし、低
消費電流モードとする光受信回路に関する。
送するシステムに適応する光受信回路を提供する。特
に、非通信状態では、自動的に回路電源をオフとし、低
消費電流モードとする光受信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】光のデータ伝送において、データ伝送が
間欠的に行われるシステムがある。この場合、使用しな
い場合には受信側回路の電源をオフとし、消費電流を低
減することが行われている。これを低消費電流モードと
呼ぶ。低消費電流モードへの切替方式として、特開平1
0ー98337号公報に述べられている方法がある。
間欠的に行われるシステムがある。この場合、使用しな
い場合には受信側回路の電源をオフとし、消費電流を低
減することが行われている。これを低消費電流モードと
呼ぶ。低消費電流モードへの切替方式として、特開平1
0ー98337号公報に述べられている方法がある。
【0003】図3は従来の光受信回路ブロック構成(特
開平10ー98337号公報の図1)を示している。1
は受光素子、2が増幅回路、3が動作モードと低消費電
流モードを切り替える回路である。光受信回路が動作状
態の場合、端子4は電源電圧(Vsource)に接続されてい
る。この場合、端子5は高い電圧になり、低消費電流モ
ード切替回路3内部にある基準電圧を越えるので、低消
費電流モード切替回路3が動作モードであると判別し、
増幅器2、パルス出力回路7に電源を供給する。
開平10ー98337号公報の図1)を示している。1
は受光素子、2が増幅回路、3が動作モードと低消費電
流モードを切り替える回路である。光受信回路が動作状
態の場合、端子4は電源電圧(Vsource)に接続されてい
る。この場合、端子5は高い電圧になり、低消費電流モ
ード切替回路3内部にある基準電圧を越えるので、低消
費電流モード切替回路3が動作モードであると判別し、
増幅器2、パルス出力回路7に電源を供給する。
【0004】一方、端子4がグランドに接続されると端
子5の電圧が下がり、低消費電流モード切替回路3が持
つ基準電圧を下回るので、低消費電流モードに切り替え
られる。以上の動作は、使用者が手動で行う。
子5の電圧が下がり、低消費電流モード切替回路3が持
つ基準電圧を下回るので、低消費電流モードに切り替え
られる。以上の動作は、使用者が手動で行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、モード
切替が手動で行われるため、操作がわずらわしいだけで
なく、使用者が切替を行わなければ低消費電流モードに
切替が行われず、消費電力を削減する当初の目的が達成
できない。
切替が手動で行われるため、操作がわずらわしいだけで
なく、使用者が切替を行わなければ低消費電流モードに
切替が行われず、消費電力を削減する当初の目的が達成
できない。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に光受信回路に光信号の有無を判定する回路を設け、自
動的に低消費電流モードへの切替を行う。
に光受信回路に光信号の有無を判定する回路を設け、自
動的に低消費電流モードへの切替を行う。
【0007】すなわち、光信号が入力されると受光素子
に光電流が流れるが、それを電圧に変換し、且つ平均値
を取って光入力の有無を判定する。その判定結果により
電源に設けたスイッチング素子(PチャネルFETある
いはPNPトランジスタ)を動作/非動作させ増幅回路
など受信に用いる回路に電源を供給する。光信号が有る
場合、変換された電圧が大きく、スイッチング素子が動
作状態となって増幅器などに電源が供給される。
に光電流が流れるが、それを電圧に変換し、且つ平均値
を取って光入力の有無を判定する。その判定結果により
電源に設けたスイッチング素子(PチャネルFETある
いはPNPトランジスタ)を動作/非動作させ増幅回路
など受信に用いる回路に電源を供給する。光信号が有る
場合、変換された電圧が大きく、スイッチング素子が動
作状態となって増幅器などに電源が供給される。
【0008】一方、光信号が無くなると変換される電圧
が小さくなり、スイッチング素子が非動作状態となっ
て、増幅器などには電源が供給されなくなる。
が小さくなり、スイッチング素子が非動作状態となっ
て、増幅器などには電源が供給されなくなる。
【0009】このように、光信号の有無を判定する回路
を付加することにより、自動的に回路の動作モード/低
消費電流モードの切替が行われ、低消費電力化が図れ
る。
を付加することにより、自動的に回路の動作モード/低
消費電流モードの切替が行われ、低消費電力化が図れ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の1実施例を図を用いて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0011】図1は本発明の実施例のブロック構成であ
る。また、図2は、動作を説明するタイムチャートであ
る。
る。また、図2は、動作を説明するタイムチャートであ
る。
【0012】図1の受光素子1が光入力を受けると、入
力レベルに比例した光電流が流れ、抵抗3で電圧に変換
される。また、容量7が接続されているため光信号が平
均化された電圧となる。例えば、システムで最小の入力
平均値が-30dBm(1uW)の場合、光電流は約1uAである。抵
抗3を100kΩとすればFET4のゲート電圧変化は100m
Vとなる。FET4のゲート電圧が光入力が無い場合は
電源電圧であり、光が入力されると電源電圧から100mV
下がることになる。
力レベルに比例した光電流が流れ、抵抗3で電圧に変換
される。また、容量7が接続されているため光信号が平
均化された電圧となる。例えば、システムで最小の入力
平均値が-30dBm(1uW)の場合、光電流は約1uAである。抵
抗3を100kΩとすればFET4のゲート電圧変化は100m
Vとなる。FET4のゲート電圧が光入力が無い場合は
電源電圧であり、光が入力されると電源電圧から100mV
下がることになる。
【0013】このゲート電圧変化により、FET4とF
ET5がオンとなり、前置増幅器2、後段増幅器6に電
源が供給される。この動作は容量7への充電時間だけ遅
れるが、この時間は、例えば、容量を100pFとして10us
であり、手動などに比べれば短時間で行えることが分か
る。
ET5がオンとなり、前置増幅器2、後段増幅器6に電
源が供給される。この動作は容量7への充電時間だけ遅
れるが、この時間は、例えば、容量を100pFとして10us
であり、手動などに比べれば短時間で行えることが分か
る。
【0014】一方、受光素子1に大光入力が入ると抵抗
3での電圧降下が大きくなり、受光素子1が正常に動作
できるだけのバイアス電圧が確保できない。そのため、
FET4のドレインとゲートを接続し、ゲート電圧が下
がりすぎる場合は、ドレインから受光素子1に電流が流
れ、ゲート電圧が下がらないようにしている。
3での電圧降下が大きくなり、受光素子1が正常に動作
できるだけのバイアス電圧が確保できない。そのため、
FET4のドレインとゲートを接続し、ゲート電圧が下
がりすぎる場合は、ドレインから受光素子1に電流が流
れ、ゲート電圧が下がらないようにしている。
【0015】図3は、第2の実施例のブロック構成図を
示す。第1の実施例と異なる点は、スイッチング素子に
FETの代わりにトランジスタ8,9を用いている点だけ
であり、動作は第1の実施例と同様であるので、説明は
省略する。この場合、ベース電圧がVbeだけ電源電圧よ
り下がった点がトランジスタの動作/非動作切り替わり
点となるため、平均光電流と抵抗3の積がVbeとなるよ
う抵抗値を決める必要がある。一般に、Vbeは0.7-0.8V
であり、FETを使用する場合に比べ電源電圧を高く設定
しておかないと受光素子1、増幅回路への電圧が低くな
ってしまう。
示す。第1の実施例と異なる点は、スイッチング素子に
FETの代わりにトランジスタ8,9を用いている点だけ
であり、動作は第1の実施例と同様であるので、説明は
省略する。この場合、ベース電圧がVbeだけ電源電圧よ
り下がった点がトランジスタの動作/非動作切り替わり
点となるため、平均光電流と抵抗3の積がVbeとなるよ
う抵抗値を決める必要がある。一般に、Vbeは0.7-0.8V
であり、FETを使用する場合に比べ電源電圧を高く設定
しておかないと受光素子1、増幅回路への電圧が低くな
ってしまう。
【0016】図4は、第3の実施例を示す。これは、第
1あるいは第2の実施例の光受信回路を適用した光送受
信器をデータ伝送のシステムに適用したものである。子
局13の光送信機14は通常使用されるものとほぼ同一
であるが、光受信機15からの光入力の有無を判定する
回路出力(FET4のゲート電圧あるいはトランジスタ
のベース電圧)を受けて送信側回路に電源を供給する低
消費電流モード切替回路を持つ。親局10の光送受信器
11,12は通常の構成を持つ。
1あるいは第2の実施例の光受信回路を適用した光送受
信器をデータ伝送のシステムに適用したものである。子
局13の光送信機14は通常使用されるものとほぼ同一
であるが、光受信機15からの光入力の有無を判定する
回路出力(FET4のゲート電圧あるいはトランジスタ
のベース電圧)を受けて送信側回路に電源を供給する低
消費電流モード切替回路を持つ。親局10の光送受信器
11,12は通常の構成を持つ。
【0017】子局装置は送信/受信とも低消費電力切替
モードであり、子局からは自発的に信号を出さない。親
局から信号を受信すると、自動的に電源が回路に供給さ
れ、通信を開始する。また、親局が信号の送信をやめる
と子局の回路には電源が供給されなくなるため、自動的
に通信が終了する。
モードであり、子局からは自発的に信号を出さない。親
局から信号を受信すると、自動的に電源が回路に供給さ
れ、通信を開始する。また、親局が信号の送信をやめる
と子局の回路には電源が供給されなくなるため、自動的
に通信が終了する。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、受信
信号の有無により低消費電流モードに切り替わるため、
低消費電力化が図られる。説明では、正電源を使用した
ため、PチャネルFETあるいはPNPトランジスタを
使用しているが、負電源の場合はNチャネルFETある
いはんPNトランジスタを使用して、同様の回路が作れ
る事は容易に考え得る。
信号の有無により低消費電流モードに切り替わるため、
低消費電力化が図られる。説明では、正電源を使用した
ため、PチャネルFETあるいはPNPトランジスタを
使用しているが、負電源の場合はNチャネルFETある
いはんPNトランジスタを使用して、同様の回路が作れ
る事は容易に考え得る。
【図1】本発明の実施例である光受信回路の回路ブロッ
ク構成図。
ク構成図。
【図2】本発明の実施例の回路のタイムチャート。
【図3】本発明の第2の実施例である光受信回路の回路
ブロック構成図。
ブロック構成図。
【図4】本発明の第3の実施例である光受信回路のシス
テムブロック構成図。
テムブロック構成図。
【図5】従来の光受信回路のブロック構成図。
1…受光素子、 2…前置増幅器、 3…
抵抗、4…FET、 5…FET、
6…後段増幅器、7…容量、 8…トラン
ジスタ、 9…トランジスタ、10…親局、
11…光送信機、 12…光受信機、13…
子局、 14…光送信機、 15…光受
信機。
抵抗、4…FET、 5…FET、
6…後段増幅器、7…容量、 8…トラン
ジスタ、 9…トランジスタ、10…親局、
11…光送信機、 12…光受信機、13…
子局、 14…光送信機、 15…光受
信機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H03F 3/08
Claims (6)
- 【請求項1】光信号を電気信号に変換する受光ダイオー
ド、該電気信号を増幅する増幅器からなる光受信回路に
おいて、該受光ダイオードと電源の間に接続された抵抗
と、該受光ダイオードと抵抗の接続点にゲート電極とド
レイン電極が接続され、ソース電極が電源に接続され、
ドレイン電極が該増幅器の電源端子に接続されたPチャ
ネルFETと、該受光ダイオードと抵抗の接続点と電源
あるいはグラウンドの間に接続された容量を備えている
ことを特徴とする光受信回路。 - 【請求項2】光信号を電気信号に変換する受光ダイオー
ド、該電気信号を増幅する増幅器からなる光受信回路に
おいて、該受光ダイオードと電源の間に接続された抵抗
と、該受光ダイオードと抵抗の接続点にベース電極とコ
レクタ電極が接続され、エミッタ電極が電源に接続さ
れ、コレクタ電極が該増幅器の電源端子に接続されたP
型トランジスタと、該受光ダイオードと抵抗の接続点と
電源あるいはグラウンドの間に接続された容量を備えて
いることを特徴とする光受信回路。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の光受信回路におい
て、光信号を増幅する回路が多段に接続され、その内の
いくつかの電源端子が、該受光ダイオードと抵抗の接続
点にゲート電極が接続され、ソース電極が電源に接続さ
れたPチャネルFETのドレイン電極と接続された光受
信回路。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1項に記載の
光受信回路を含む光受信機、あるいは光送受信器、ある
いは光送受信装置であることを特徴とする光受信回路。 - 【請求項5】請求項4に記載の光送受信装置において、
光信号の有無を該PチャネルFETあるいはPNPトラ
ンジスタで判別し、光信号の有無により、送信側も低消
費電流モードと動作モードとを切り替える光送受信装置
を有することを特徴とする光受信回路。 - 【請求項6】請求項5に記載の光受信機、あるいは光送
受信器、あるいは光送受信装置を用いる光通信システム
を有することを特徴とする光受信回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10242868A JP2000078091A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 光受信回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10242868A JP2000078091A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 光受信回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000078091A true JP2000078091A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17095448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10242868A Withdrawn JP2000078091A (ja) | 1998-08-28 | 1998-08-28 | 光受信回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000078091A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005013494B4 (de) * | 2004-03-29 | 2008-01-10 | Sharp K.K. | Optischer Empfänger |
JP2012514424A (ja) * | 2008-12-31 | 2012-06-21 | インテル コーポレイション | 光学的な送受信機のic |
-
1998
- 1998-08-28 JP JP10242868A patent/JP2000078091A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005013494B4 (de) * | 2004-03-29 | 2008-01-10 | Sharp K.K. | Optischer Empfänger |
JP2012514424A (ja) * | 2008-12-31 | 2012-06-21 | インテル コーポレイション | 光学的な送受信機のic |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051101 |