JP2000078079A - 再送信システム - Google Patents

再送信システム

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JP2000078079A
JP2000078079A JP10259489A JP25948998A JP2000078079A JP 2000078079 A JP2000078079 A JP 2000078079A JP 10259489 A JP10259489 A JP 10259489A JP 25948998 A JP25948998 A JP 25948998A JP 2000078079 A JP2000078079 A JP 2000078079A
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JP
Japan
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signal
electric signal
master station
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converting
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JP10259489A
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Yuuki Kidachi
優貴 木立
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地上等の受信可能地域に設置された受信アン
テナから地下等までの信号伝送路にノイズの侵入や信号
漏洩がなく、トンネルや地下鉄等においても伝送損失を
低く保ち、落雷による損傷のおそれを排除し、多様な放
送や通信を享受できる、広帯域な再送信システムを提供
すること。 【解決手段】 再送信システムは、入射された光が、受
信アンテナ1に誘起された電気信号の電圧に依存して、
強度を変化し出射する機能を有する受信部5、受信部5
から入射された光を電気信号に変換し、再度光信号に変
換した上で分岐する機能を有する親局6、親局6からの
光信号を電気信号に変換し、送信アンテナ24,34,
44から再び電磁波として放射する機能を有する複数の
子局21,31,41から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送電波等の受信
を可能とする再送信システムに関し、とくにいわゆる電
波の不感地域であるトンネルや地下街、地下鉄等におい
ても、受信を可能とする再送信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】放送・通信は、それがもつ多様性から、
ますますその重要性を増し、これに伴い、伝送・通信網
の整備が進められている。その結果、どこでも放送・通
信の利用手段が確保されようとしている。
【0003】しかしながら、トンネルや地下街、地下鉄
等(以下、地下等という)における放送・通信の利用手
段は、総じて依然として貧弱であるというべきが現状で
ある。
【0004】図2は、いわゆる電波の不感地域における
受信手段の方式を模式的に示す図である。すなわち、地
上等の受信可能地域100に設置された受信アンテナ6
1で受信し、たとえば、誘導線方式や漏洩同軸方式によ
って再び地下等の不感地域102の空間に電波として放
射する方式が採られている。地下等でも、この方式によ
って、電波を受信し放送や通信を享受することが実現し
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、地上等
の受信可能地域100に設置された受信アンテナ61で
受信し、そこから地下までの長い距離を同軸ケーブル6
2をもって伝送する方式は、伝送損失が大きい。また、
同軸ケーブル62が敷設される環境から、同軸ケーブル
62へのノイズの侵入や、落雷による同軸ケーブル62
自体の損傷のおそれがある。受信アンテナ61を、とく
にビルディングの合間の市街地域に設置する場合には、
受信アンテナ61の大きさにも制約が課せられ、結果と
して低い受信感度を甘受せざるを得ない場合が多い。
【0006】さらに、地下等の不感地域に敷設された漏
洩同軸ケーブル67の場合、その周波数帯域は、80〜
400MHz、あるいは280〜1500MHzと狭
い。また、伝送損失は、たとえば400MHzにおいて
40dB/kmと大きく、短い間隔で増幅器69を配置
する必要がある。このため、とくに長いトンネルや地下
鉄等においては、多様な放送や通信を自由に受信できる
には至っておらず、この方式を採用した場合の利用の自
由度が低い。
【0007】本発明は、地上等の受信可能地域に設置さ
れた受信アンテナから地下等まで、伝送路と敷設環境と
の間にノイズの侵入や信号漏洩がなく、長いトンネルや
地下鉄等においても伝送損失を極めて低く保ち、受信ア
ンテナの大きさに起因する低い受信感度であっても、そ
の不利益を補い、落雷による伝送路自体の損傷のおそれ
を排除し、多様な放送や通信を十分に享受できる、広帯
域な再送信システムを提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、電磁波による
電界を受信アンテナに誘起して受信する受信部と、受信
した信号を、複数の子局に分配して伝送する親局と、親
局から受けた信号を、送信アンテナを通して放射する複
数の子局を有する再送信システムにおいて、受信部は、
受信アンテナ、および光源から入射された光が、受信ア
ンテナに誘起された電気信号の電圧に依存して、強度を
変化し、出射するように構成される光変調器を有し、親
局は、光源、および受信部の出射光を電気信号に変換す
る光電変換器を有するとともに、光電変換器の出力電気
信号を再び光信号に変換する機能を有し、子局は、親局
から光伝送路を通じて入力した信号を電気信号に変換す
る光電変換器、および電気信号を再び電磁波として放射
する送信アンテナを有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明による再送信システムの構
成を示す図である。図1において、再送信システムは、
地上等の受信可能地域100に設置された受信部5を除
いて、地下等の不感地域102にある。電界によって受
信アンテナ1に誘起された電気信号は、受信アンテナ1
に接続された光変調器2によって光信号に変換される。
すなわち、親局6に内蔵された光源3の出力光が、光フ
ァイバ51を通り光変調器2に入射される。入射された
光は、受信アンテナ1に誘起された電気信号の電圧に依
存して、強度を変化して光変調器2から出射される。
【0011】本実施の形態では、ニオブ酸リチウム結晶
を基板とする光導波路素子からなる光変調器が好適であ
る。光変調器2は、いわゆる反射型でも、あるいは透過
型でもよい。
【0012】光変調器2の出射光は、光電変換器4によ
っていったん電気信号に変換される。この電気信号を複
数に分岐するにあたって、利得を高くするためである。
電気信号は、半導体レーザ7を直接変調し、再び光信号
に変換され、分岐器8によってN(Nは2以上の整数)
分岐される。
【0013】分岐された光信号は、光ファイバ25,3
5,45を通ってそれぞれの子局21,31,41で、
光電変換器22,32,42によって電気信号に変換さ
れる。電気信号は、それぞれ増幅された上で、それぞれ
送信アンテナ24,34,44を通って、地下等の不感
地域102に放射される。
【0014】なお、図1の親局6においてRF分配器9
で電気信号を分配し、送信アンテナ14から放射する機
能は、本発明の再送信システムにおける必須のものでは
ないが、再送信システムの保全管理等に有用である。
【0015】子局21,31,41の数や配置は、地下
等、すなわちトンネルや地下街、地下鉄等の広さ等の規
模、地形等に応じて決定される。親局6から各子局2
1,31,41への信号伝送路が光ファイバ25,3
5,45であるため、その敷設距離の多寡が実質的に伝
送損失に影響するところはほとんどない。親局6と各子
局21,31,41の間が、敷設された光ファイバ2
5,35,45で結合されるために、光ファイバ25,
35,45との敷設環境との間にノイズの侵入や信号漏
洩が全くなく、再送信システムの高い信頼性を保つこと
となる。
【0016】さらに、地上等の受信可能地域100か
ら、地面101を通して地下等の不感地域102まで
の、光ファイバ51,52の敷設についても、同軸ケー
ブルに比較すれば、その太さ、敷設工事の容易さにおい
ても、本発明の再送信システムの優位性は明白である。
加えて、受信アンテナ1および光変調器2は、いずれも
それ自体電源を必要とせず、地上等の受信可能地域10
0にある部分は、いわゆる無電源であるため、落雷等を
被っても、その被害を最小限に回避することができる。
【0017】本発明による再送信システムは、広い周波
数帯域に対応することが可能なことも特徴の一つであ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
地上等の受信可能地域に設置された受信アンテナから地
下等まで、伝送路と敷設環境との間にノイズの侵入や信
号漏洩がなく、長いトンネルや地下鉄等においても伝送
損失を極めて低く保ち、受信アンテナの大きさに起因す
る低い受信感度であっても、その不利益を補い、落雷に
よる伝送路自体の損傷のおそれを排除し、多様な放送や
通信を十分に享受できる、広帯域な再送信ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による再送信システムの構成を示す図。
【図2】いわゆる電波の不感地域における受信手段の方
式を模式的に示す図
【符号の説明】
1 受信アンテナ 2 光変調器 3 光源 4 光電変換器 5 受信部 6 親局 7 半導体レーザ 8 分岐器 9 RF分配器 10 増幅器 14 送信アンテナ 21 子局 22 光電変換器 23 増幅器 24 送信アンテナ 25 光ファイバ 31 子局 32 光電変換器 33 増幅器 34 送信アンテナ 35 光ファイバ 41 子局 42 光電変換器 43 増幅器 44 送信アンテナ 45,51,52 光ファイバ 61 受信アンテナ 62 同軸ケーブル 67 漏洩同軸ケーブル 69 増幅器 100 地上等の受信可能地域 101 地面 102 地下等の不感地域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波による電界を受信アンテナに誘起
    して受信する受信部と、該受信した信号を、複数の子局
    に分配して伝送する親局と、該親局から受けた前記信号
    を、送信アンテナを通して放射する前記複数の子局を有
    する再送信システムにおいて、前記受信部は、受信アン
    テナ、および光源から入射された光が、前記受信アンテ
    ナに誘起された電気信号の電圧に依存して、強度を変化
    し、出射するように構成される光変調器を有し、前記親
    局は、前記受信部の出射光を電気信号に変換する光電変
    換器を有するとともに、前記光電変換器の出力電気信号
    を再び光信号に変換する機能を有し、前記子局は、前記
    親局から光伝送路を通じて入力した信号を電気信号に変
    換する光電変換器、および該電気信号を再び電磁波とし
    て放射する送信アンテナを有することを特徴とする再送
    信システム。
JP10259489A 1998-08-27 1998-08-27 再送信システム Withdrawn JP2000078079A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020003498A (ko) * 2000-07-05 2002-01-12 히에다 히사시 지하 방송 시스템
JP2007333400A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Dx Antenna Co Ltd Gps信号伝送システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020003498A (ko) * 2000-07-05 2002-01-12 히에다 히사시 지하 방송 시스템
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