JPH10163933A - 再放送システム - Google Patents

再放送システム

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JPH10163933A
JPH10163933A JP8335156A JP33515696A JPH10163933A JP H10163933 A JPH10163933 A JP H10163933A JP 8335156 A JP8335156 A JP 8335156A JP 33515696 A JP33515696 A JP 33515696A JP H10163933 A JPH10163933 A JP H10163933A
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JP
Japan
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photoelectric converter
transmission line
light
optical
receiving antenna
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8335156A
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English (en)
Inventor
Yukio Hotta
幸雄 堀田
Mitsukazu Kondo
充和 近藤
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信アンテナからトンネル等電波の不感地域
までの距離が長い場合でも、伝送損失が小さく、環境か
ら伝送路へのノイズの侵入や、伝送路周辺への信号の漏
洩を含むノイズの放射を断ち、伝送路自体への落雷の恐
れがない再放送システムを提供し、その上で、広帯域
で、電波不感地域においても低損失の伝送路を実現し、
放送の多様性を十分に利用可能ならしめる再放送システ
ムを提供する。 【解決手段】 受信アンテナ1には、光変調器2、光源
3および光電変換器4が接続され、前記光電変換器4に
伝送路が接続されて構成された再放送システムとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆる電波の不
感地域であるトンネルや地下街等においても、放送電波
等の受信を可能とする再放送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】放送・通信は、それがもつ多様性から、
ますますその重要性を増し、これに伴い、伝送・通信網
の整備が進められている。その結果、山間、離島を含
め、いつでも、どこでも、どこまでも、放送・通信の利
用手段が確保されようとしている。しかしながら、トン
ネルや地下街等における放送・通信の利用手段は、総じ
て依然として貧弱であるというべきが現状である。
【0003】図4は、トンネルや地下街等の、いわゆる
電波の不感地域における受信手段の方式を模式的に示す
図である。すなわち、山頂等の受信可能地域に設置され
た受信アンテナ1で受信し、例えば、誘導線方式や漏洩
同軸方式によって再び当該空間に漏洩同軸ケーブル7か
ら電波として放射する方式が採られている。トンネルや
地下街でも、この電波を受信機8で受信し、放送を享受
することが実現していている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に山
間部におけるトンネルの場合には、山頂等の受信可能地
域に設置された受信アンテナで受信し、そこからトンネ
ルまでの長い距離を同軸ケーブルをもって伝送する方式
は、伝送損失が大きいこと、同軸ケーブルが敷設される
環境から伝送路へのノイズの侵入や、落雷による伝送路
自体の損傷のおそれ等々が第1の課題である。
【0005】第2の課題は、トンネル内に敷設された漏
洩同軸ケーブルの場合、その周波数帯域は、80〜40
0MHz、あるいは280〜1500MHzと狭い。ま
た、伝送損失は、例えば、400MHzにおいて40d
B/kmと大きい。特に長いトンネル等においては、多
様な放送を自由に受信できるには至っておらず、この方
式を採用した場合の自由度が狭いことである。
【0006】従って、本発明は、受信アンテナからトン
ネル等電波の不感地域までの距離が長い場合でも、伝送
損失が小さく、環境から伝送路への外来ノイズの侵入
や、伝送路周辺への信号の漏洩などの問題を断ち、受信
アンテナでの落雷による伝送路や受信設備の損傷がな
く、前記第1の課題を解決した再放送システムを提供す
ることである。
【0007】更に、本発明は、広帯域で、電波不感地域
においても低損失の伝送路を実現し、放送の多様性を十
分に享受できる前記第2の課題を解決した再放送システ
ムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、電磁波を受信する受信アンテナ、受信ア
ンテナで受信された電気信号を再び電磁波として放射す
る電磁放射器を備えた伝送路系から構成される再放送シ
ステムにおいて、受信アンテナには、電気信号の電圧に
応じて入射光の強度を変調して出射する光変調器が、光
変調器には、光源および光電変換器が、光電変換器には
伝送路系がそれぞれ接続されて構成されている再放送シ
ステムである。
【0009】本発明は、これに加えて、伝送路系は、光
ファイバ伝送路、および光電変換器を包含した1または
2以上の電磁放射器から構成されている再放送システム
である。
【0010】また、本発明は、伝送路系に光増幅器を組
み込んだ構成としたり、光導波路素子からなる光変調器
を用いることで、一層有効にした再放送システムであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。
【0012】(実施の形態1)図1は、前記第1の課題
を解決する、本発明の一実施の形態である再放送システ
ムを示す図である。図2は、本実施の形態における再放
送システムに用いられた光変調器を示す図である。
【0013】図1及び図2において、山頂等、電波受信
可能地域に設置した受信アンテナ1によって受信された
情報は、光変調器2によって光強度信号に変調される。
また、図2に示すように、光変調器2は、c軸に垂直に
切り出したニオブ酸リチウム単結晶の基板21上に入出
射光導波路22、そこから分岐して結合した位相シフト
光導波路23、および2本の位相シフト光導波路23の
他の一方の端面に形成した反射部25が形成されてい
る。
【0014】入出射光導波路22の端には、光ファイバ
6が結合されている。また、位相シフト光導波路23上
には互いに対をなす分割された変調電極24が設置さ
れ、導電ケーブルを経由して受信アンテナ1に接続され
ている。なお、光変調器2は、X面を主面とするニオブ
酸リチウムや、他の電気光学効果を示す材料の基板上に
構築された光導波路素子でもよい。
【0015】光源3からの出射光は、光サーキュレータ
6を通過した後、光ファイバ6をとおり光変調器2への
入射光となる。この入射光は、入出射光導波路22に入
射した後、二つの位相シフト光導波路23にエネルギー
が分割され、反射部25で反射されて、元の光路を戻
る。受信アンテナ1からの信号により、変調用電極24
に電圧が印加されて、二つの位相シフト光導波路23中
には、深さ方向に互いに反対向きの電界成分が生じる。
【0016】その結果、二つの光波間で印加電界の大き
さに応じて位相差が生じ、印加電界強度に応じて入出射
光導波路22端から再び出射される出射光の強度は変化
する。出射光は、光サーキュレータ5によって入射光と
分離され、電波不感地域またはその近傍に設置された光
電変換器4に入射し電気信号に変換される。光電変換器
4の出力電気信号は、同軸ケーブル12を経由し、トン
ネルや地下街等の電波不感地域に敷設された漏洩同軸ケ
ーブル7を伝搬し、漏洩同軸ケーブル7を通して、当該
空間に電磁波として再び放射される。
【0017】本発明による再放送システムは、山頂等に
設置される受信アンテナと電波不感地域またはその近傍
に設置される光源、光電変換器との間の信号伝送路を光
ファイバにすることにより、その間の伝送損失を低減す
るとともに、伝送路敷設環境との間のノイズの授受がな
く、伝送路自体への落雷のおそれがない点に特徴を有す
る。
【0018】(実施の形態2)図3は、前記第1および
第2の課題を解決する、本発明の他の実施の一形態であ
る再放送システムを示す図である。
【0019】図3において、受信アンテナ1によって受
信された情報は、光変調器2によって光強度信号に変調
される。光変調器2の出射光は、電波不感地域の内部に
まで敷設された光ファイバ6伝送路を伝搬する。電波不
感地域では、光ファイバ6伝送路に一定間隔で光電変換
器付き電磁放射器10が接続されており、当該空間に電
磁波として再び放射される。
【0020】また、本発明による再放送システムは、前
記実施の形態1の特徴のほかに、長いトンネルの場合で
も、光ファイバ6伝送路の伝送損失が小さいため、信号
増幅の措置が不要であり、または、図3に示すように、
光増幅器13を付加することが必要であっても、設置間
隔は5kmと長くすることができる点に特徴がある。な
お、光増幅器13には、エルビウム添加光ファイバ増幅
器や、半導体光増幅器等が適当である。
【0021】また、本発明による再放送システムは、さ
らに光変調器が広い周波数帯域をもつ特徴を活かし、各
帯域の受信特性を有する受信アンテナを設置すれば、同
一伝送路上で、AMラジオ放送波からUHF帯のテレビ
放送波までの受信が可能で、放送の多様性を享受するこ
とを可能となるのみならず、他の種類の情報伝送にも広
く活用できる能力を有する。
【0022】なお、前記二実施例に引用され、それぞれ
の図に示された光変調器は、入射光および出射光が単一
の光ファイバを伝搬するようにされているが、入射光、
出射光がそれぞれ個別に伝搬するように、2本の光ファ
イバをもって透過型光変調器を用いてもよく、また、光
変調器をアンテナ素子に直接設置してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信アンテナからトンネル等電波の不感地域までの距離
が長い場合でも、伝送損失が小さく、伝送路への外来ノ
イズの侵入や、伝送路周辺への信号の漏洩を断ち、落雷
による被害の恐れがない再放送システムを提供するとと
もに、広帯域であるがゆえに、放送の多様性を活かすの
みならず、他の種類の情報伝送にも広く活用できる能力
を有する再放送システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である再放送システムを示
す図。
【図2】本実施の形態における再放送システムに用いら
れた光変調器を示す図。
【図3】本発明の他の実施の形態である再放送システム
を示す図。
【図4】トンネルや地下街等の、いわゆる電波の不感地
域における受信手段の模式図。
【符号の説明】
1 受信アンテナ 2 光変調器 3 光源 4 光電変換器 5 光サーキュレータ 6 光ファイバ 7 漏洩同軸ケーブル 8 受信機 9 増幅器 10 光電変換器付き電磁放射器 11 光分岐器 12 同軸ケーブル 13 光増幅器 21 基板 22 入出射光導波路 23 位相シフト光導波路 24 変調電極 25 反射部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を受信する受信アンテナと該受信
    アンテナに接続され、該受信アンテナで受信された電気
    信号を再び電磁波として放射する伝送路系から構成され
    る再放送システムにおいて、前記受信アンテナには、電
    気信号の電圧に応じて入射光の強度を変調して出射する
    光変調器が、該光変調器には、光源および光電変換器が
    接続され、前記光電変換器に伝送路系が接続されて構成
    されていることを特徴とする再放送システム。
  2. 【請求項2】 電磁波を受信する受信アンテナと該受信
    アンテナで受信された電気信号を再び電磁波として放射
    する電磁放射器を備えた伝送路系から構成される再放送
    システムにおいて、前記受信アンテナには、入力電圧に
    依存して入射光の強度を変化して出射する光変調器が、
    該光変調器には光源および前記伝送路系がそれぞれ接続
    され、該伝送路系は、光ファイバ伝送路、および光電変
    換器を包含した1または2以上の電磁放射器から構成さ
    れていることを特徴とする再放送システム。
  3. 【請求項3】 前記伝送路系には、光増幅器が含まれて
    いることを特徴とする請求項2記載の再放送システム。
  4. 【請求項4】 前記光変調器は、光導波路素子からなる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の再放送
    システム。
JP8335156A 1996-11-29 1996-11-29 再放送システム Withdrawn JPH10163933A (ja)

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JP8335156A JPH10163933A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 再放送システム

Applications Claiming Priority (1)

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JP8335156A JPH10163933A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 再放送システム

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ID=18285404

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8335156A Withdrawn JPH10163933A (ja) 1996-11-29 1996-11-29 再放送システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009540756A (ja) * 2006-06-12 2009-11-19 コーニング ケーブル システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 集中型光ファイバ利用rfidシステム及び方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009540756A (ja) * 2006-06-12 2009-11-19 コーニング ケーブル システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 集中型光ファイバ利用rfidシステム及び方法

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