JP2000077919A - 移動体通信機の発信表示装置 - Google Patents

移動体通信機の発信表示装置

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JP2000077919A
JP2000077919A JP28977798A JP28977798A JP2000077919A JP 2000077919 A JP2000077919 A JP 2000077919A JP 28977798 A JP28977798 A JP 28977798A JP 28977798 A JP28977798 A JP 28977798A JP 2000077919 A JP2000077919 A JP 2000077919A
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mobile communication
light
emitting diode
capacitor
light emitting
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JP28977798A
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Naoyuki Tajima
直行 田島
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T O D KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯電話機等の移動体通信機の着信及び発信状
態をアンテナの先端に設けた発光ダイオードの発光によ
って視覚的に認識するだけでなく、移動体通信機に設け
られたアンテナが本来有する周波数特性を劣化させずに
移動体通信機の感度を良好に保ち、発光ダイオードを効
率よく安定した状態で発光させ、さらには発光ダイオー
ドの側方からの視認性を向上する。 【解決手段】移動体通信機2のアンテナ3の先端にコン
デンサー4の一端を接続すると共に、発光ダイオード5
の両端に順方向を成して接続した一対の整流用ダイオー
ド6a、6bの夫々の他端をコンデンサー4の他端に接
続したことにより、移動体通信機2から発せられた電磁
波をコンデンサー4により容量結合して一対の整流用ダ
イオード6a、6bによって整流された電流により発光
ダイオード5を発光させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の移
動体通信機の発信及び着信状態を視覚的に認識し得るよ
うにした移動体通信機の発信表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年において、携帯電話やPHS等のよ
うに無線回線を利用して移動しながら通話することを可
能とした移動体通信機が広く利用されるようになってい
る。
【0003】このような移動体通信機は、着信の際に呼
出音を発することによって着信を知らせるようにしてい
るが、使用する場所によっては、この呼出音が周囲の迷
惑になるため、他の方法、例えば本体に設けられたラン
プを着信の際に発光することや、着信の際に本体を振動
させることなどによって利用者に着信を認識させるよう
にした方法が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、本体にラン
プを設けて発光させる方法では、ランプ自体が小さく、
光量が不十分であり、また本体を振動させる方法では利
用者が本体を身につけていなければならないという問題
があった。
【0005】このような問題点を解消するために、移動
体通信機に設けられたアンテナの先端に整流用ダイオー
ドを介して発光ダイオードを接続し、アンテナから発せ
られた電磁波を整流することによって発光ダイオードを
発光させるようにした発信表示装置が開発されている。
【0006】ところで、このような従来の発信表示装置
においては、整流用ダイオードや発光ダイオードのリー
ド線がアンテナの一部として作用することにより、アン
テナの本来有する周波数特性が著しく劣化して移動体通
信機自体の感度を悪くするという問題が生じていた。
【0007】さらに、従来の発信表示装置のアンテナに
コイルを接続して上記の整流用ダイオードと発光ダイオ
ードとを接続した発信表示装置も開発されているが、こ
のような構成においても、コイルがアンテナの一部とし
て作用することにより、上記のようにアンテナの本来有
する周波数特性が著しく劣化して移動体通信機の感度を
悪くするという問題を生じていたのである。
【0008】本発明の目的は、このような問題を解消す
るために成されたもので、携帯電話機等の移動体通信機
の着信及び発信状態をアンテナの先端に設けた発光ダイ
オードの発光によって視覚的に認識するだけでなく、移
動体通信機に設けられたアンテナが本来有する周波数特
性を劣化させずに移動体通信機の感度を良好に保ち、発
光ダイオードを効率よく安定した状態で発光させ、さら
には発光ダイオードの側方からの視認性を向上するよう
にした移動体通信機の発信表示装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、移動体通信機のアンテナの先
端にコンデンサーの一端を接続すると共に、発光ダイオ
ードの両端に順方向を成して接続した一対の整流用ダイ
オードの夫々の他端を前記コンデンサーの他端に接続し
たことにより、前記移動体通信機から発せられた電磁波
を前記コンデンサーにより容量結合して前記一対の整流
用ダイオードによって整流された電流により前記発光ダ
イオードを発光させるようにしたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の発明
であって、前記アンテナの先端に設けられた金属ベース
に透光性キャップを装着し、該透光性キャップ内の頂端
付近に前記発光ダイオードを収容したことを特徴とす
る。
【0011】請求項3の発明は、請求項2に記載の発明
であって、前記透光性キャップの頂端内側に凸部を形成
することにより、前記発光ダイオードから発射された光
を前記キャップの周囲に拡散するようにしたことを特徴
とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項2に記載の発明
であって、前記透光性キャップの頂端内側に凸部を形成
して該凸部の表面に反射面を形成するか、又は前記透光
性キャップの頂端内側に反射面を有する凸部を固着する
ことにより、前記発光ダイオードから発射された光を前
記キャップの周囲に全反射及び拡散するようにしたこと
を特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項2に記載の発明
であって、前記透光性キャップの内周に多数の三角形リ
ブを形成することにより、前記発光ダイオードから発射
された光を前記キャップの周囲に拡散するようにしたこ
とを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、移動体通信機のアンテ
ナの先端にコンデンサーの一端を接続し、該コンデンサ
ーの他端に接続した整流用ダイオードを発光ダイオード
のアノード側に対して順方向に接続すると共に、該発光
ダイオードのカソード側にコイルの一端を接続して該コ
イルの他端を前記コンデンサーの他端に接続したことに
より、前記移動体通信機から発せられた電磁波を前記コ
ンデンサーにより容量結合して前記整流用ダイオードに
よって整流すると共に、前記コイルによって増幅した電
流により前記発光ダイオードを発光させるようにしたこ
とを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、移動体通信機のアンテ
ナの先端にコンデンサーの一端を接続し、該コンデンサ
ーの他端に接続した整流用ダイオードを発光ダイオード
のアノード側に対して順方向に接続すると共に、該発光
ダイオードのカソード側にチップ型インダクターの一端
を接続して該チップ型インダクターの他端を前記コンデ
ンサーの他端に接続したことにより、前記移動体通信機
から発せられた電磁波を前記コンデンサーにより容量結
合して前記整流用ダイオードによって整流すると共に、
前記チップ型インダクターによって増幅した電流により
前記発光ダイオードを発光させるようにしたことを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。
【0017】(実施例1)本発明の移動体通信機の発信
表示装置1は、図2に示すように、移動体通信機2のア
ンテナ3の先端にコンデンサー4の一端を接続すると共
に、発光ダイオード5の両端に順方向を成して接続した
一対の整流用ダイオード6a、6bの夫々の他端をコン
デンサー4の他端に接続した構成とされている。
【0018】このような本発明の構成についてより詳細
に述べると、図1に示すように、携帯電話等の移動体通
信機2には、本体内部に設けられた送信装置にアンテナ
3が接続され、送信装置が無線回線に搬送波を送信する
状態になると、アンテナ3により電磁波が発生する状態
になる。
【0019】また、携帯電話等の移動体通信機2におい
ては、一般に、着信の呼出音を発生する前に応答信号を
発信するようにしてあるため、着信と送信のいずれにお
いても移動体通信機2のアンテナ3には電磁波が分布す
る。
【0020】なお、図1のアンテナ3は伸縮自在に形成
され、本体との接続部3aにおいてヒンジ構造により折
曲自在な構造とされているが、本発明はこのような伸縮
及び折曲自在な構造を有するアンテナ3に限定されるも
のではない。
【0021】図2に示すように、アンテナ3の先端に設
けられた雄ネジ3bを金属ベース7の中央に形成した雌
ネジ7aに螺合することにより、アンテナ3の先端に金
属ベース7を着脱自在に装着している。
【0022】また、この金属ベース7の外周には雄ネジ
7bが形成され、後述する透光性キャップ8の下端内周
に形成された雌ネジ8aを金属ベース7の雄ネジ7bに
螺合するようにしている。このような構成によれば、金
属ベース7からキャップ8を取り外すことにより他のキ
ャップとの交換を行うことが可能である。この場合の他
のキャップとしては、なんらかの着色を施した透光性キ
ャップ又は透明プラスチックから成るキャップに文字又
は意匠を施したものなどが適用できる。
【0023】上記の実施例においては、アンテナ3の先
端に金属ベース7を螺合する構成、或は金属ベース7の
外周に透光性キャップ8を螺合する構成が示してある
が、本発明はこのような構成に限定されるものではな
く、アンテナ3の先端に金属ベース7を固定した構成、
或は金属ベース7の外周に透光性キャップ8を固定した
構成とすることにより、発信表示装置1の構成の簡素化
を図り、製造コストの低減化を図るようにしてもよい。
この場合、キャップ8を固着して成る金属ベース7とア
ンテナ3とが固定された一体構成となり、既成の移動体
通信機2のアンテナと交換することにより取り付けられ
る。
【0024】一方、アンテナ3に装着した金属ベース7
の上端にはアンテナ3と導通した状態でコンデンサー4
の一端が接続されている。図2に示すコンデンサー4と
しては、チップ型コンデンサーを使用してあり、その容
量は上記のようにアンテナ3に分布する電磁波の周波数
によって決定される。
【0025】さらに、コンデンサー4の他端には一対の
整流用ダイオード6a、6bを成すチップ型のショット
キーダイオードが接続され、このダイオードの両端子に
は発光ダイオード(LED)5が接続されている。
【0026】これらのコンデンサー4と一対の整流用ダ
イオード6a、6bと発光ダイオード5の接続状況は、
図3の回路図に示すように、発光ダイオード5の両端に
一対の整流用ダイオード6a、6bを順方向に接続して
直流ループを成すようにしている。
【0027】即ち、図3において、右方の整流用ダイオ
ード6aのカソードと左方の整流用ダイオード6bのア
ノードとを接続し、左方の整流用ダイオード6bのカソ
ードと発光ダイオード5のアノードとを接続し、この発
光ダイオード5のカソードと右方の整流用ダイオード6
aのアノードとを接続することにより、これらの発光ダ
イオード5と一対の整流用ダイオード6a、6bを直流
ループを成す順方向に接続している。
【0028】そして、一端をアンテナ3に接続したコン
デンサー4の他端を上記した右方の整流用ダイオード6
aのカソードと左方の整流用ダイオード6bのアノード
とに接続している。
【0029】なお、本実施例においては、図3で示した
右方の整流用ダイオード6aと左方の整流用ダイオード
6bとを、図2では一個のチップ型ダイオード6で兼用
した構成としてあり、これにより回路構成の簡素化及び
発信表示装置1の小型化を達成するようにしている。
【0030】なお、本発明においては、上記のように一
個のチップ型ダイオード6で兼用せずに、別体の整流用
ダイオードで構成するようにしてもよい。
【0031】上記のような発信表示装置1の回路構成に
おいては、送信の際の信号又は着信の際の応答信号によ
りアンテナ3に電磁波が発生すると、コンデンサー4に
より容量結合され、この効率よく容量結合された電磁波
が上記の一対の整流用ダイオード6a、6bから成る直
流ループにおいて整流され、この整流された電流が起電
力として作用することにより発光ダイオード5が発光す
る。
【0032】このような構成によれば、整流用ダイオー
ド6a、6bや発光ダイオード5のリード線がアンテナ
3の一部として作用することによって生じるアンテナ3
本来の周波数特性の劣化を防止することができ、移動体
通信機1の良好な感度を保つことが可能となる。
【0033】さらに、上記のようにアンテナ3の周波数
特性の劣化が防止されることにより発光ダイオード5か
らの光量が効率的且つ安定したものとなる。
【0034】透光性キャップ8は、図2に示すように、
頂部を有する円筒形プラスチックから成り、キャップ8
の下端内周には雌ネジ8aが形成され、金属ベース7の
外周の雄ネジ7bに螺合することにより、このキャップ
8内に上記のコンデンサー4と一対の整流用ダイオード
6a、6bと発光ダイオード5とを収納した状態でアン
テナ3の上端に着脱自在に装着するようにされている。
【0035】ただし、キャップ8は上記のように金属ベ
ース7の外周に固着するように雌ネジ8aを形成しない
構成としてもよい。
【0036】また、発光ダイオード5は、図2に示すよ
うに各素子の最上部にあり、キャップ8を金属ベース7
に装着したとき、キャップ8の頂端付近の内側に発光ダ
イオード5が位置することとなる。
【0037】このような構成において、図4乃至図6に
示すようにキャップ8の頂端内側には凸部9、10、1
1が設けられている。
【0038】図4(a) の凸部9はキャップ8と一体的に
形成された凸形状としてあり、その凸形状は、図4(b)
に示すように球面レンズを成す形状としている。
【0039】また、図5(a) の凸部10はキャップ8と
一体的に形成された凸形状としてあり、その凸形状は、
図5(b) に示すように多角錐を成す形状としてある。
【0040】いずれにしても図4と図5の凸部9、10
は透光性を有するため、発光ダイオード5から発射され
た光をこの凸部9、10で増大して透過するか、又はキ
ャップ8内に反射及び拡散してキャップ8の側方からの
光の視認性を向上することが可能となる。
【0041】また、図4(a) 、(b) 又は図5(a) 、(b)
に示す凸部9、10の表面が全反射を成すように金属等
による鏡面13を施した場合、この鏡面13で発光ダイ
オード5から発射された光を全反射してキャップ8の側
方へと透過することができ、キャップ8の側方からの光
の視認性をより向上することが可能となる。
【0042】さらに、図6(a) の凸部11はキャップ8
とは別体の金属製又はプラスチック製等により形成して
キャップ8の頂端面に固着する構成にし、その表面に全
反射を成す金属等による鏡面13が施してあり、その形
状は図6(b) に示すように円錐形とし、又は図6(c) に
示すように多角錐形としてもよい。
【0043】このような凸部11においてもまた、表面
の鏡面13で発光ダイオード5から発射された光を全反
射してキャップ8の側方へと透過することができ、キャ
ップ8の側方からの光の視認性を向上することができ
る。
【0044】なお、キャップ8の内周に沿って縦状に多
数の三角形リブ12、12…を形成することにより、発
光ダイオード5から発射された光をキャップ8内に拡散
して輝度を高め、側方からの光の視認性を向上するよう
にしてもよい。これらの三角形リブ12は、図6(a) に
示すようにキャップ8の頂端面まで連続的に形成しても
よいし、図4(a) と図5(a) に示すようにキャップ8の
頂端面まで連続的に形成しない形状としてもよい。
【0045】なお、本発明の発信表示装置1を利用する
移動体通信機としては、上記の携帯電話の他にPHS、
さらにはモバイル通信機のように、発信の際にアンテナ
に電磁波を発生する移動体通信機のすべてに使用するこ
とが可能である。
【0046】(実施例2)本実施例は、実施例1におけ
る移動体通信機の発信表示装置の内部回路を図7に示す
ように構成したものである。
【0047】即ち、移動体通信機2のアンテナ3の先端
にコンデンサー4の一端を接続し、該コンデンサー4の
他端に接続した整流用ダイオード6を発光ダイオード5
のアノード側に対して順方向に接続すると共に、該発光
ダイオード5のカソード側にコイル14の一端を接続し
て該コイル14の他端をコンデンサー4の他端に接続し
たことにより、移動体通信機2から発せられた電磁波を
コンデンサー4により容量結合して整流用ダイオード6
によって整流すると共に、コイル14によって増幅した
電流により発光ダイオード5を発光させるようにしたも
のである。
【0048】このような構成により、発光ダイオード5
とのマッチングがとれ、整流ダイオード6とコイル14
間の電圧が上昇することにより、発光ダイオード5に流
れる電流が大きくなって、発光ダイオード5の発光量を
アップすることができる。
【0049】なお、この実施例においても、図4、図
5、図6に示すようなキャップ8を設けることによっ
て、キャップ8の側方からの光の視認性をより向上する
ことが可能である。
【0050】(実施例3)本実施例は、図示は省略して
あるが、実施例2のコイル14の代わりにチップ型イン
ダクターを設けたものであり、発光ダイオード5のカソ
ード側にチップ型インダクターの一端を接続して該チッ
プ型インダクターの他端をコンデンサー4の他端に接続
したことにより、移動体通信機2から発せられた電磁波
をコンデンサー4により容量結合して整流用ダイオード
6によって整流すると共に、チップ型インダクターによ
って増幅した電流により発光ダイオード5を発光させる
ようにしたものである。
【0051】このように、コイル14の代わりにチップ
型インダクターを接続することによって、本実施例によ
る発信表示装置をコンパクトに構成することが可能とな
る。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の移動体通
信機の発信表示装置は、携帯電話機等の移動体通信機の
着信及び発信状態をアンテナの先端に設けた発光ダイオ
ードの発光によって視覚的に認識することができ、しか
も、発光ダイオードの両端に順方向を成して接続した一
対の整流用ダイオードの夫々の他端とアンテナとをコン
デンサーを介して容量結合したことにより、発光ダイオ
ードの発光量を効率よく安定化して、側方からの光の視
認性を向上することが可能となる。
【0053】さらに、透光性キャップの頂端内側に透光
性又は反射性の凸部を形成したり、透光性キャップの内
周に多数の三角形リブを形成することにより、発光ダイ
オードから発射された光をキャップの周囲に拡散又は反
射することにより、側方からの光の視認性をより向上す
ることが可能となる。
【0054】また、移動体通信機のアンテナの先端にコ
ンデンサーの一端を接続し、該コンデンサーの他端に接
続した整流用ダイオードを発光ダイオードのアノード側
に対して順方向に接続すると共に、該発光ダイオードの
カソード側にコイルの一端を接続して該コイルの他端を
コンデンサーの他端に接続した構成により、発光ダイオ
ードに流れる電流が大きくなって該発光ダイオードの発
光量がアップするという効果を発揮することができる。
【0055】さらに、上記のコイルの代わりにチップ型
インダクターを接続すると、移動体通信機の発信表示装
置をコンパクトに構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における移動体通信機の発信
表示装置を装着した携帯電話の正面図である。
【図2】本発明の実施例1における移動体通信機の発信
表示装置のキャップを取り外した状況を示す側面図であ
る。
【図3】本発明の実施例1における移動体通信機の発信
表示装置の回路図である。
【図4】(a) は本発明の実施例1における移動体通信機
の発信表示装置に設けられたキャップの部分縦断面図で
あり、(b) はキャップの頂端面を見上げた図である。
【図5】(a) は本発明の実施例1における移動体通信機
の発信表示装置に設けられたキャップの他の実施例を示
す部分縦断面図であり、(b) はキャップの頂端面を見上
げた図である。
【図6】(a) は本発明の実施例1における移動体通信機
の発信表示装置に設けられたキャップの他の実施例を示
す部分的縦断面図であり、(b) 及び(c) はキャップの頂
端面を見上げた図である。
【図7】本発明の実施例2における移動体通信機の発信
表示装置の回路図である。
【符合の説明】
1…発信表示装置 2…移動体通信機(携帯電話) 3…アンテナ 4…コンデンサー 5…発光ダイオード 6、6a、6b…整流用ダイオード 7…金属ベース 8…キャップ 9、10、11…凸部 12…三角形リブ 13…鏡面 14…コイル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体通信機のアンテナの先端にコンデン
    サーの一端を接続すると共に、発光ダイオードの両端に
    順方向を成して接続した一対の整流用ダイオードの夫々
    の他端を前記コンデンサーの他端に接続したことによ
    り、前記移動体通信機から発せられた電磁波を前記コン
    デンサーにより容量結合して前記一対の整流用ダイオー
    ドによって整流された電流により前記発光ダイオードを
    発光させるようにしたことを特徴とする移動体通信機の
    発信表示装置。
  2. 【請求項2】前記アンテナの先端に設けられた金属ベー
    スに透光性キャップを装着し、該透光性キャップ内の頂
    端付近に前記発光ダイオードを収容したことを特徴とす
    る請求項1記載の移動体通信機の発信表示装置。
  3. 【請求項3】前記透光性キャップの頂端内側に凸部を形
    成することにより、前記発光ダイオードから発射された
    光を前記キャップの周囲に拡散するようにしたことを特
    徴とする請求項2記載の移動体通信機の発信表示装置。
  4. 【請求項4】前記透光性キャップの頂端内側に凸部を形
    成して該凸部の表面に反射面を形成するか、又は前記透
    光性キャップの頂端内側に反射面を有する凸部を固着す
    ることにより、前記発光ダイオードから発射された光を
    前記キャップの周囲に全反射及び拡散するようにしたこ
    とを特徴とする請求項2記載の移動体通信機の発信表示
    装置。
  5. 【請求項5】前記透光性キャップの内周に多数の三角形
    リブを形成することにより、前記発光ダイオードから発
    射された光を前記キャップの周囲に拡散するようにした
    ことを特徴とする請求項2記載の移動体通信機の発信表
    示装置。
  6. 【請求項6】移動体通信機のアンテナの先端にコンデン
    サーの一端を接続し、該コンデンサーの他端に接続した
    整流用ダイオードを発光ダイオードのアノード側に対し
    て順方向に接続すると共に、該発光ダイオードのカソー
    ド側にコイルの一端を接続して該コイルの他端を前記コ
    ンデンサーの他端に接続したことにより、前記移動体通
    信機から発せられた電磁波を前記コンデンサーにより容
    量結合して前記整流用ダイオードによって整流すると共
    に、前記コイルによって増幅した電流により前記発光ダ
    イオードを発光させるようにしたことを特徴とする移動
    体通信機の発信表示装置。
  7. 【請求項7】移動体通信機のアンテナの先端にコンデン
    サーの一端を接続し、該コンデンサーの他端に接続した
    整流用ダイオードを発光ダイオードのアノード側に対し
    て順方向に接続すると共に、該発光ダイオードのカソー
    ド側にチップ型インダクターの一端を接続して該チップ
    型インダクターの他端を前記コンデンサーの他端に接続
    したことにより、前記移動体通信機から発せられた電磁
    波を前記コンデンサーにより容量結合して前記整流用ダ
    イオードによって整流すると共に、前記チップ型インダ
    クターによって増幅した電流により前記発光ダイオード
    を発光させるようにしたことを特徴とする移動体通信機
    の発信表示装置。
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JP28977798A Pending JP2000077919A (ja) 1998-06-15 1998-10-12 移動体通信機の発信表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1524719A1 (en) * 2003-10-15 2005-04-20 Alps Electric Co., Ltd. Wireless communication system capable of visually indicating failure of transmission and reception states

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