JP2000077765A - レーザダイオード発光デバイス - Google Patents

レーザダイオード発光デバイス

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JP2000077765A
JP2000077765A JP10246715A JP24671598A JP2000077765A JP 2000077765 A JP2000077765 A JP 2000077765A JP 10246715 A JP10246715 A JP 10246715A JP 24671598 A JP24671598 A JP 24671598A JP 2000077765 A JP2000077765 A JP 2000077765A
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JP
Japan
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laser diode
emitting device
light emitting
semiconductor laser
laser chip
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JP10246715A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kokado
角 博 司 古
Hisamoto Igarashi
久 元 五十嵐
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源サージ・静電気に対する耐力を向上する
ことにより、信頼性を高め、取り扱いを容易にする。 【解決手段】 半導体レーザチップ1とモニタ用フォト
ダイオードを並列に接続するとともに、コンデンサ3を
半導体レーザチップ1に並列に接続して、外部からのサ
ージや静電気をコンデンサ3により吸収することにより
耐力を向上させる。コンデンサの代わりにコイルや抵抗
を半導体レーザチップ1に直列に接続したり、ノイズ除
去フィルタやオートパワーコントロールを半導体レーザ
チップ1に直列に接続してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザダイオード
を光源とするレーザダイオード発光デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のレーザダイオード発光デバ
イスの構成を示している。図7において、レーザチップ
101はステム102に取り付けられ、ステム102は
ヒートシンク103と一体に形成されている。レーザチ
ップ101はリードポスト104を介してLD端子に接
続されている。105はレーザチップ101の発散光束
を受ける位置に配置されたモニタ用フォトダイオードで
あり、MD端子に接続されている。ステム102は、電
気的にはレーザチップ101とモニタ用フォトダイオー
ド105の共通端子となり、COM端子に接続されてい
る。ヒートシンク103の上にはキャップ106が被せ
られ、その中央部にはガラス板を取り付けた発光窓10
7が形成されている。図8はこのレーザダイオード発光
デバイスの端子接続図を示している。
【0003】図9はオートパワーコントロール(AP
C)回路の一例を示している。レーザチップ101が発
光すると、モニタ用フォトダイオード105にレーザ光
が照射され、MD端子に電流が流れる。この電流が抵抗
Rを介してグランドへ流されるため、P点では電圧が生
じる。この電圧と基準電圧Vrとを比較器108で比較
し、その差がなくなるようにレーザダイオードへ流れる
電流をトランジスタ109で制御しているため、レーザ
ダイオードは一定の光出力を保つことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レーザ
ダイオードは、一般に、周波数応答性が非常に良く、動
作電圧も低いため、電源サージ・静電気に対する耐力が
低く、取り扱いが非常に難しいという問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、電源サージ・静電気に対する耐力を向上
させることにより、信頼性が高く、取り扱いの容易なレ
ーザダイオード発光デバイスを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、レーザダイオードにコンデンサやコイ
ル、抵抗、フィルタ、オートパワーコントロール回路な
どを接続して、電源サージや静電気に対する耐力を高め
たものである。これにより、信頼性が高く、取り扱いの
容易なレーザダイオード発光デバイスを実現することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、少なくともレーザダイオード素子とコンデンサ素子
を内蔵し、前記レーザダイオード素子とコンデンサ素子
とを並列に接続したことを特徴とするレーザダイオード
発光デバイスであり、外部からのサージや静電気をコン
デンサ素子により吸収するので、サージ・静電気に対す
る耐力を向上できるという作用を有する。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、少なく
ともレーザダイオード素子とコイル素子を内蔵し、前記
レーザダイオード素子とコイル素子とを直列に接続した
ことを特徴とするレーザダイオード発光デバイスであ
り、外部からのサージや静電気をコイル素子により鈍ら
せるので、サージ・静電気に対する耐力を向上できると
いう作用を有する。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、少なく
ともレーザダイオード素子と抵抗素子を内蔵し、前記レ
ーザダイオード素子と抵抗素子とを直列に接続したこと
を特徴とするレーザダイオード発光デバイスであり、外
部からのサージや静電気に対して抵抗素子により流入電
流を小さくするので、サージ・静電気に対する耐力を向
上できるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項4に記載の発明は、少なく
ともレーザダイオード素子とノイズ除去フィルタを内蔵
し、前記レーザダイオード素子とノイズ除去フィルタと
を直列に接続したことを特徴とするレーザダイオード発
光デバイスであり、外部からのサージや静電気によるノ
イズをフィルタにより除去するので、サージ・静電気に
対する耐力を向上できるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項5に記載の発明は、少なく
ともレーザダイオード素子とオートパワーコントロール
回路を内蔵し、前記レーザダイオード素子とオートパワ
ーコントロール回路とを直列に接続したことを特徴とす
るレーザダイオード発光デバイスであり、外部からのサ
ージや静電気がレーザダイオードに直接加わらないの
で、サージ・静電気に対する耐力を向上できるという作
用を有する。
【0012】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1から5のいずれかに記載の構成を組み合わせたことを
特徴とするレーザダイオード発光デバイスであり、外部
からのサージや静電気に対する耐力を向上できるという
作用を有する。
【0013】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1から6のいずれかに記載の構成を備えた光集積デバイ
スであり、外部からのサージや静電気に対する耐力を向
上できるという作用を有する。
【0014】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態を図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実
施の形態を示し、1は一端をLD端子に接続され他端を
COM端子に接続された半導体レーザチップ、2は一端
をMD端子に接続、他端をCOM端子に接続されたモニ
タ用フォトダイオード、3は半導体レーザチップ1に並
列に接続されたコンデンサである。本実施の形態によれ
ば、外部からのサージや静電気をコンデンサ3により吸
収するので、耐力を向上させることができる。
【0015】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態を示し、1は一端をLD端子に接続され他端を
COM端子に接続された半導体レーザチップ、2は一端
をMD端子に接続、他端をCOM端子に接続されたモニ
タ用フォトダイオード、4は半導体レーザチップ1に直
列に接続されたコイルである。本実施の形態によれば、
外部からのサージや静電気をコイル4により鈍らせるの
で、耐力を向上させることができる。
【0016】(実施の形態3)図3は本発明の第3の実
施の形態を示し、1は一端をLD端子に接続され他端を
COM端子に接続された半導体レーザチップ、2は一端
をMD端子に接続、他端をCOM端子に接続されたモニ
タ用フォトダイオード、5は半導体レーザチップ1に直
列に接続された抵抗である。本実施の形態によれば、外
部からのサージや静電気に対して抵抗5により流入電流
を小さくするので、耐力を向上させることができる。
【0017】(実施の形態4)図4は本発明の第4の実
施の形態を示し、1は一端をLD端子に接続され他端を
COM端子に接続された半導体レーザチップ、2は一端
をMD端子に接続、他端をCOM端子に接続されたモニ
タ用フォトダイオード、6は半導体レーザチップ1に直
列に接続されたフィルタである。本実施の形態によれ
ば、外部からのサージや静電気によるノイズをフィルタ
6により除去するので、耐力を向上させることができ
る。
【0018】(実施の形態5)図5は本発明の第5の実
施の形態を示し、1は一端をLD端子に接続され他端を
COM端子に接続された半導体レーザチップ、2は一端
をMD端子に接続、他端をCOM端子に接続されたモニ
タ用フォトダイオード、7は半導体レーザチップ1に直
列に接続されたオートパワーコントロール(APC)回
路である。本実施の形態によれば、外部からのサージや
静電気が半導体レーザチップ1に直接加わらないので、
耐力を向上させることができる。
【0019】(実施の形態6)図6は本発明の第6の実
施の形態を示し、上記した構成を有するレーザダイオー
ド発光デバイスを光集積デバイスに応用した例である。
端子ピンを突出させたステム11にはキャップ12が被
せられ、その内部には半導体レーザチップ13、モニタ
用フォトダイオード14および信号検出用フォトダイオ
ード15が収容されている。また、キャップ12の頂部
にはホログラム16が固定されている。このように本実
施の形態によれば、外部からのサージや静電気に対して
耐力のある光集積デバイスを実現することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、レーザ
ダイオードにコンデンサやコイル、抵抗、フィルタ、オ
ートパワーコントロール回路などを接続して、電源サー
ジや静電気に対する耐力を向上させたので、信頼性が高
く、取り扱いの容易なレーザダイオード発光デバイスを
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるレーザダイオー
ド発光デバイスの端子接続図
【図2】本発明の実施の形態2におけるレーザダイオー
ド発光デバイスの端子接続図
【図3】本発明の実施の形態3におけるレーザダイオー
ド発光デバイスの端子接続図
【図4】本発明の実施の形態4におけるレーザダイオー
ド発光デバイスの端子接続図
【図5】本発明の実施の形態5におけるレーザダイオー
ド発光デバイスの端子接続図
【図6】本発明の実施の形態6における光集積デバイス
の部分断面図
【図7】従来例におけるレーザダイオード発光デバイス
の部分断面図
【図8】従来例におけるレーザダイオード発光デバイス
の端子接続図
【図9】従来例におけるオートパワーコントロール回路
の回路図
【符号の説明】
1 半導体レーザチップ 2 モニタ用フォトダイオード 3 コンデンサ 4 コイル 5 抵抗 6 フィルタ 7 APC 11 ステム 12 キャップ 13 半導体レーザチップ 14 モニタ用フォトダイオード 15 信号検出用フォトダイオード 16 ホログラム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともレーザダイオード素子とコン
    デンサ素子を内蔵し、前記レーザダイオード素子とコン
    デンサ素子とを並列に接続したことを特徴とするレーザ
    ダイオード発光デバイス。
  2. 【請求項2】 少なくともレーザダイオード素子とコイ
    ル素子を内蔵し、前記レーザダイオード素子とコイル素
    子とを直列に接続したことを特徴とするレーザダイオー
    ド発光デバイス。
  3. 【請求項3】 少なくともレーザダイオード素子と抵抗
    素子を内蔵し、前記レーザダイオード素子と抵抗素子と
    を直列に接続したことを特徴とするレーザダイオード発
    光デバイス。
  4. 【請求項4】 少なくともレーザダイオード素子とノイ
    ズ除去フィルタを内蔵し、前記レーザダイオード素子と
    ノイズ除去フィルタとを直列に接続したことを特徴とす
    るレーザダイオード発光デバイス。
  5. 【請求項5】 少なくともレーザダイオード素子とオー
    トパワーコントロール回路を内蔵し、前記レーザダイオ
    ード素子とオートパワーコントロール回路とを直列に接
    続したことを特徴とするレーザダイオード発光デバイ
    ス。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の構成
    を組み合わせたことを特徴とするレーザダイオード発光
    デバイス。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれかに記載の構成
    を備えた光集積デバイス。
JP10246715A 1998-09-01 1998-09-01 レーザダイオード発光デバイス Pending JP2000077765A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6847665B2 (en) 2001-03-21 2005-01-25 Sharp Kabushiki Kaisha Semiconductor laser device and method for producing the same
JP2007294981A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Philips Lumileds Lightng Co Llc 集積電子構成要素を有する半導体発光装置

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