JPH07221405A - 半導体レーザ装置 - Google Patents

半導体レーザ装置

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JPH07221405A
JPH07221405A JP6014311A JP1431194A JPH07221405A JP H07221405 A JPH07221405 A JP H07221405A JP 6014311 A JP6014311 A JP 6014311A JP 1431194 A JP1431194 A JP 1431194A JP H07221405 A JPH07221405 A JP H07221405A
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chip
electrode
ceramic capacitor
photodiode
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Masaru Ogawa
勝 小川
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を増加させることなく、かつ、組み
立て工数を増加させることなくサージ電流対策ができる
半導体レーザ装置を提供する。 【構成】 セラミック誘電体部2とセラミック誘電体部
2を挟む電極3,4を含むセラミックコンデンサチップ
C1と、半導体レーザチップ1とを備え、半導体レーザ
チップ1の電気的接続を要する一方の面がシリコンサブ
マウント基台5を介して電極3に固定されて電気的に接
続されている。 【効果】 駆動回路からのサージ電流を吸収するセラミ
ックコンデンサチップC1が半導体レーザチップ1と一
体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク装置の光
源や、変位測定器,ポインタ,LD励起固体レーザなど
の光源に利用できる半導体レーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体レーザ装置としては、レー
ザダイオードとその光出力を検出する出力検出用フォト
ダイオードとを備えた構成のものや、この構成にさらに
メディアからの読み取り信号を検出する信号検出用のフ
ォトダイオードを内蔵したものがある。
【0003】半導体レーザとフォトダイオードとを備え
た半導体レーザ装置を上方から見た様子を図4(A)に示
し、上記半導体レーザ装置を側方から見た様子を図4
(B)に示す。図4(B)に示すように、この半導体レーザ
装置は、外装パッケージ47に固定されたステム43に
半導体レーザチップ41と光出力検出用フォトダイオー
ド42とが取り付けられている。図4(A)に示すよう
に、電流注入端子44が上記半導体レーザチップ41に
ワイヤボンドされており、この電流注入端子44から注
入された電流が半導体レーザチップ41を駆動する。4
5は上記フォトダイオード42の出力端子であり、46
は半導体レーザチップ41とフォトダイオード42に共
通なコモン端子である。この半導体レーザ装置の等価回
路を図4(C)に示す。図4(C)に示す破線で囲んだ部分
が外装パッケージ47に取り付けられて一体になってい
る。
【0004】図5に示すように、上記半導体レーザ装置
51は、配線基板54に半田付けでもって接続される。
半導体レーザ装置51の電流注入端子44は、半田付け
部55で配線基板54の配線60に接続され、コモン端
子46は半田付け部56で配線59に接続され、出力端
子45は半田付け部57で配線58に接続される。
【0005】上記半導体レーザ装置51は、配線58と
59と60を介して、配線基板54に接続された駆動回
路53に接続される。そして、この駆動回路53は、配
線59と60を介して半導体レーザ装置51に駆動電流
を供給する。
【0006】上記駆動回路53と上記半導体レーザ装置
51とを接続する配線59と60の間に接続されたサー
ジ吸収用コンデンサ52は、半導体レーザ装置51の近
傍に配置されて、駆動回路53からのサージ電流を吸収
し、半導体レーザ装置51にサージ電流が加わることを
防止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
半導体レーザ装置は、サージ電流を吸収するためにコン
デンサ52を半導体レーザ装置51と別体に配線基板5
4に設ける必要があるから、サージ電流対策のために部
品点数が増加する上に、組み立て工数も増大するという
問題がある。
【0008】そこで、この発明の目的は、部品点数を増
加させることなく、かつ、組み立て工数を増加させるこ
となくサージ電流対策ができる半導体レーザ装置を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の半導体レーザ装置は、誘電体部と
この誘電体部を挟む電極を含むセラミックコンデンサチ
ップと、半導体レーザチップとを備え、上記半導体レー
ザチップの電気的接続を要する一方の面が上記セラミッ
クコンデンサチップの一方の電極に電気的に接続される
ように、上記一方の電極に上記半導体レーザチップがマ
ウントされており、上記半導体レーザチップの電気的接
続を要する他方の面が上記セラミックコンデンサチップ
の他方の電極に電気的に接続されていることを特徴とし
ている。
【0010】また、請求項2の発明は、請求項1に記載
の半導体レーザ装置において、上記セラミックコンデン
サチップの他方の電極は、上記誘電体部に対向している
と共に互いに絶縁されている2つの分割電極を有し、上
記セラミックコンデンサチップの一方の電極に、上記半
導体レーザチップからのレーザ光を受光するフォトダイ
オードチップがマウントされて、上記フォトダイオード
チップの電気的接続を要する一方の面が上記一方の電極
に電気的に接続されており、上記フォトダイオードチッ
プの電気的接続を要する他方の面が上記2つの分割電極
の一方に電気的に接続されており、上記半導体レーザチ
ップの電気的接続を要する他方の面が上記2つの分割電
極の他方に電気的に接続されていることを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1に記載
の半導体レーザ装置において、上記セラミックコンデン
サチップと半導体レーザチップを含む半導体レーザ本体
が、パッケージ内に収納されていることを特徴としてい
る。
【0012】また、請求項4の発明は、請求項2に記載
の半導体レーザ装置において、上記セラミックコンデン
サチップと半導体レーザチップとフォトダイオードチッ
プを含む半導体レーザ本体が、パッケージ内に収納され
ていることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1の発明の半導体レーザ装置は、上記セ
ラミックコンデンサチップの一方の電極に上記半導体レ
ーザチップがマウントされて、セラミックコンデンサチ
ップに半導体レーザチップが一体になっており、かつ、
上記半導体レーザチップの電気的接続を要する一方の面
が上記一方の電極に電気的に接続されている。
【0014】すなわち、上記半導体レーザチップは、セ
ラミックコンデンサチップに一体になっている上に電気
的接続もなされている。
【0015】そして、駆動回路から上記半導体レーザチ
ップに向かうサージ電流は上記セラミックコンデンサチ
ップに吸収される。
【0016】従って、請求項1の発明によれば、部品点
数を増加させることなく、かつ、組み立て工数を増加さ
せることなく、駆動回路からのサージ吸収対策を実施す
ることができる。
【0017】請求項2の発明の半導体レーザ装置は、上
記セラミックコンデンサチップの一方の電極に半導体レ
ーザチップとフォトダイオードチップとがマウントされ
ると共に電気的に接続されて一体になっており、かつ、
上記セラミックコンデンサチップの他方の電極の互いに
絶縁されている他方と一方の分割電極に上記半導体レー
ザチップとフォトダイオードチップがそれぞれ接続され
ている。
【0018】即ち、上記半導体レーザチップおよび上記
フォトダイオードチップは、セラミックコンデンサチッ
プに一体になっている上に電気的接続もなされている。
【0019】そして、駆動回路から上記半導体レーザチ
ップに向かうサージ電流は上記セラミックコンデンサチ
ップに吸収される。また、上記半導体レーザチップから
のレーザ光を上記フォトダイオードチップでモニタでき
る。
【0020】従って、請求項2の発明によれば、部品点
数を増加させることなく、かつ、組み立て工数を増加さ
せることなく、駆動回路からのサージ吸収対策を実施で
きる上に半導体レーザチップからのレーザ光をモニタで
きる。
【0021】また、請求項3の発明の半導体レーザ装置
は、請求項1に記載の半導体レーザ装置のセラミックコ
ンデンサチップと半導体レーザチップを含む半導体レー
ザ本体がパッケージ内に収納されている。
【0022】したがって、請求項3の発明によれば、上
記半導体レーザ本体の保護を図ることができる。
【0023】また、請求項4の発明の半導体レーザ装置
は、請求項2に記載の半導体レーザ装置のセラミックコ
ンデンサチップと半導体レーザチップとフォトダイオー
ドチップを含む半導体レーザ本体がパッケージ内に収納
されている。
【0024】したがって、請求項4の発明によれば、上
記半導体レーザ本体の保護を図ることができる。
【0025】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例により詳細に
説明する。
【0026】<第1実施例>図1に、この発明の半導体
レーザ装置の第1実施例を示す。この第1実施例は、セ
ラミックの誘電体2とこの誘電体2を挟んだ2つの電極
3と4とを有するサージ吸収用コンデンサチップC1を
備えている。このコンデンサチップC1の電極3上に、
シリコンサブマウント基台5を介して、半導体レーザチ
ップ1が搭載されて固定されている。上記半導体レーザ
1の積層方向に向いた面が上記シリコンサブマウント基
台5に密着されており、上記半導体レーザ1の積層方向
に向いたもう一方の面1aは、上記コンデンサチップC
1のもう一方の電極4に、金線6でワイヤボンドされて
いる。この実施例の等価回路を図1(e)に示す。半導体
レーザ1とコンデンサチップC1とが並列に接続されて
いる。
【0027】上記コンデンサチップC1の電極3は上記
半導体レーザチップ1のコモン電極を兼ねており、コン
デンサチップC1の電極4は半導体レーザチップ1の駆
動電流注入電極を兼ねている。
【0028】この実施例は、通常、駆動用ICで構成さ
れた駆動回路が、上記コンデンサチップC1の電極4と
電極3に接続され、この駆動回路から上記半導体レーザ
チップ1に駆動電流が注入されると、半導体レーザチッ
プ1の光出射面からレーザ光7を出射する。
【0029】そして、上記駆動回路からサージ電流が出
力された場合には、上記コンデンサチップC1に上記サ
ージ電流が吸収されて、半導体レーザチップ1は上記サ
ージ電流から保護される。
【0030】上記実施例は、半導体レーザチップ1をサ
ージ電流吸収用のコンデンサチップC1に一体に固定し
たから、サージ電流吸収用のコンデンサを別部品として
設ける必要がある従来例と異なり、部品点数及び組み立
て工数の増大を招くことなく駆動回路からのサージ電流
から半導体レーザチップを保護することができる。
【0031】<第2実施例>図2に、この発明の半導体
レーザ装置の第2実施例を示す。この第2実施例は、セ
ラミックの誘電体22とこの誘電体22を挟む電極23
及び24A,24Bを含むコンデンサチップC2を備え
ている。上記電極24Aと24Bは、上記誘電体22の
突き出し部22aを挟んでいる。上記コンデンサチップ
C2の電極23上にはシリコンサブマウント基台25を
介して半導体レーザチップ21が搭載されて固定されて
いる。この半導体レーザチップ21の積層方向に向いた
面が上記シリコンサブマウント基台25に密着させられ
ており、上記半導体レーザチップ21の積層方向のもう
一方の面21aは金線26によって上記電極24Aにワ
イヤボンドされている。また、上記電極23上には上記
シリコンサブマウント基台25に隣接して、フォトダイ
オードチップ28が搭載されて固定されている。このフ
ォトダイオードチップ28は、上記半導体レーザチップ
21の光出力を検出するためのフォトダイオードであ
る。このフォトダイオードチップ28の上面28Aは受
光面と出力端子29を含んでいる。上記出力端子29は
金線30で上記電極24Bにワイヤボンドされている。
この第2実施例の等価回路を図2(B)に示す。半導体レ
ーザチップ21とフォトダイオードチップ28にそれぞ
れコンデンサが並列に接続されている。この第2実施例
のコンデンサチップC2の電極23は上記半導体レーザ
チップ21およびフォトダイオードチップ28のコモン
端子を兼ねており、電極24Aは半導体レーザチップ2
1の電流注入端子を兼ねており、電極24Bはフォトダ
イオードチップ28の出力端子を兼ねている。
【0032】この第2実施例は、図2(B)に示す等価回
路を1つの一体部品で実現している。
【0033】上記第2実施例は、上記電極23と24
A,24Bとの間に駆動回路(図示せず)を接続して半導
体レーザチップ21を駆動すると、半導体レーザチップ
21はレーザ光を出射する。このレーザ光の一部が上記
フォトダイオードチップ28の受光面に入射し、フォト
ダイオードチップ28は上記レーザ光の光量に応じた電
流を出力端子をなす電極23から出力する。また、上記
駆動回路からサージ電流が出力された場合には、上記コ
ンデンサチップC2に上記サージ電流が吸収されるか
ら、上記半導体レーザチップ21をサージ電流から保護
できる。
【0034】この第2実施例によれば、上記サージ電流
を吸収するコンデンサチップC2に半導体レーザチップ
21を一体にマウントし、かつ、上記コンデンサチップ
C2にフォトダイオードチップ28を一体にマウントし
たから、サージ電流に対する保護機能とレーザ光のモニ
タ機能とを併せ持つ半導体レーザ装置を一体化された1
個の部品で実現することができる。
【0035】一般的に、レーザダイオード単体での駆動
することは少なく、レーザダイオードとその光出力検出
用フォトダイオードとを併用して、常時レーザダイオー
ドの光出力を制御して使用されることが圧倒的に多いか
ら、この第2実施例は実用的に優れている。
【0036】<第3実施例>図3に第3実施例を示す。
この第3実施例は、セラミックの誘電体32とこの誘電
体32を挟む電極33及び分割電極34A,34Bを有
するコンデンサチップC3を備えている。上記コンデン
サチップC3の電極33上にシリコンサブマウント基台
35を介して半導体レーザチップ31が搭載されて固定
されている。この半導体レーザチップ31の積層方向に
向いた上面31aは金線36でコンデンサチップC3の
分割電極34Aにワイヤボンドされている。また、上記
半導体レーザチップ31に隣接して光検出用のフォトダ
イオードチップ38が上記シリコンサブマウント基台3
5上に搭載されて固定されている。上記フォトダイオー
ドチップ38の受光面を含む上面38Aは金線39で分
割電極34Bにワイヤボンドされている。図3(A)に
示した半導体レーザ装置本体Rは、図3(B)に示すよう
に、筒状の金属パッケージPに挿入されて、上記金属パ
ッケージP内に収納されて固定されている。この金属パ
ッケージPの軸方向長さは4〜5mmであり、外径は3
mmである。この金属パッケージPの軸方向が、上記半
導体レーザチップ31の光出射面に垂直なZ軸方向をな
し、上記金属パッケージPの径方向に延びる直交するX
軸とY軸とを含む面が上記光出射面に含まれている。
【0037】したがって、上記半導体レーザチップ31
の光出射面31aから上記金属パッケージPの外側かつ
Z方向にレーザ光37Aが出射され、上記金属パッケー
ジPの内側に出射されたレーザ光37Bは光検出用のフ
ォトダイオードチップ38に受光される。
【0038】上記第3実施例は、コンデンサチップC3
と半導体レーザチップ31と光検出用フォトダイオード
38とを一体部品とし、この一体部品である半導体レー
ザ装置本体Rを円筒形の金属パッケージP内に収納した
ので、サージ電流を吸収できて、かつ、レーザ光出力を
検出でき、その上、上記一体化した部品(半導体レーザ
チップ31やフォトダイオードチップ38、金線36
等)を保護きる。
【0039】上記第3実施例では、半導体レーザ装置本
体Rを金属パッケージPに収納したが、プラスチックパ
ッケージに収納してもよい。また、半導体レーザ装置本
体Rを樹脂モールドしてもよい。また、上記金属パッケ
ージPの外径はφ2〜4mmの範囲で選択してもよい。
さらに、金属パッケージPの寸法は、上記した値に限定
する必要はない。
【0040】尚、上記実施例では、半導体チップおよび
フォトダイオードチップを金線でワイヤボンドしたが、
このワイヤボンドは金線に限るものではなく他の導電性
の良い導線を用いれば良い。
【0041】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の半導体レーザ装置は、セラミックコンデンサチップ
の一方の電極に半導体レーザチップがマウントされて、
セラミックコンデンサチップに半導体レーザチップが一
体になっており、かつ、半導体レーザチップの電気的接
続を要する一方の面が一方の電極に電気的に接続されて
いる。すなわち、上記半導体レーザチップは、セラミッ
クコンデンサチップに一体になっている上に電気的接続
もなされている。そして、駆動回路から上記半導体レー
ザチップに向かうサージ電流は上記セラミックコンデン
サチップに吸収される。
【0042】従って、請求項1の発明によれば、部品点
数を増加させることなく、かつ、組み立て工数を増加さ
せることなく、駆動回路からのサージ吸収対策を実施す
ることができる。
【0043】また、請求項2の発明の半導体レーザ装置
は、セラミックコンデンサチップの一方の電極に半導体
レーザチップとフォトダイオードチップとがマウントさ
れると共に電気的に接続されて一体になっており、か
つ、セラミックコンデンサチップの他方の電極の互いに
絶縁されている他方と一方の分割電極に上記半導体レー
ザチップとフォトダイオードチップがそれぞれ接続され
ている。すなわち、半導体レーザチップおよびフォトダ
イオードチップは、セラミックコンデンサチップに一体
になっている上に電気的接続もなされている。そして、
駆動回路から上記半導体レーザチップに向かうサージ電
流は上記セラミックコンデンサチップに吸収される。ま
た、半導体レーザチップからのレーザ光をフォトダイオ
ードチップでモニタできる。
【0044】従って、請求項2の発明によれば、部品点
数を増加させることなく、かつ、組み立て工数を増加さ
せることなく、駆動回路からのサージ吸収対策を実施で
きる上に半導体レーザチップからのレーザ光をモニタで
きる。
【0045】また、請求項3の発明の半導体レーザ装置
は、請求項1に記載の半導体レーザ装置のセラミックコ
ンデンサチップと半導体レーザチップを含む半導体レー
ザ本体がパッケージ内に収納されている。
【0046】したがって、請求項3の発明によれば、上
記半導体レーザ本体の保護を図ることができる。
【0047】また、請求項4の発明の半導体レーザ装置
は、請求項2に記載の半導体レーザ装置のセラミックコ
ンデンサチップと半導体レーザチップとフォトダイオー
ドチップを含む半導体レーザ本体がパッケージ内に収納
されている。
【0048】したがって、請求項4の発明によれば、上
記半導体レーザ本体の保護を図ることができる。
【0049】このように、この発明は、半導体レーザと
サージ吸収用コンデンサとが一体であり、かつ、電気的
接続がなされているから、半導体レーザとサージ吸収用
コンデンサを別々に基板上に装着して並列に接続しなけ
ればならない従来例の欠点を解消できる。つまり、この
発明によれば、従来に比べて、少ない部品点数と少ない
組立工程で半導体レーザへのサージ電流に対する対策を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)はこの発明の半導体レーザ装置の第
1実施例の上面図であり、図1(B)は上記第1実施例の
正面図であり、図1(C)は上記第1実施例の側面図であ
り、図1(D)は上記第1実施例の斜視図であり、図1
(E)は上記第1実施例の等価回路図である。
【図2】 図2(A)はこの発明の第2実施例の斜視図で
あり、図2(B)は上記第2実施例の等価回路図である。
【図3】 図3(A)はこの発明の第3実施例の半導体レ
ーザ装置本体の斜視図であり、図3(B)は上記第3実施
例の斜視図である。
【図4】 図4(A)は従来の半導体レーザ装置の上面図
であり、図4(B)は従来例の側面図であり、図4(C)は
従来例の等価回路図である。
【図5】 従来の半導体レーザ装置をサージ電流から保
護するための構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,21,31…半導体レーザチップ、2,22,32
…誘電体部、3,4,23,33…電極、5,25,3
5…シリコンサブマウント基台、6,26,30,3
6,39…金線、7,37A,37B…レーザ光、C
1,C2,C3…セラミックコンデンサチップ、24
A,34A,24B,34B…分割電極、P…金属パッ
ケージ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体部とこの誘電体部を挟む電極を含
    むセラミックコンデンサチップと、半導体レーザチップ
    とを備え、 上記半導体レーザチップの電気的接続を要する一方の面
    が上記セラミックコンデンサチップの一方の電極に電気
    的に接続されるように、上記一方の電極に上記半導体レ
    ーザチップがマウントされており、 上記半導体レーザチップの電気的接続を要する他方の面
    が上記セラミックコンデンサチップの他方の電極に電気
    的に接続されていることを特徴とする半導体レーザ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体レーザ装置にお
    いて、 上記セラミックコンデンサチップの他方の電極は、上記
    誘電体部に対向していると共に互いに絶縁されている2
    つの分割電極を有し、 上記セラミックコンデンサチップの一方の電極に、上記
    半導体レーザチップからのレーザ光を受光するフォトダ
    イオードチップがマウントされて、上記フォトダイオー
    ドチップの電気的接続を要する一方の面が上記一方の電
    極に電気的に接続されており、 上記フォトダイオードチップの電気的接続を要する他方
    の面が上記2つの分割電極の一方に電気的に接続されて
    おり、 上記半導体レーザチップの電気的接続を要する他方の面
    が上記2つの分割電極の他方に電気的に接続されている
    ことを特徴とする半導体レーザ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の半導体レーザ装置にお
    いて、 上記セラミックコンデンサチップと半導体レーザチップ
    を含む半導体レーザ本体が、パッケージ内に収納されて
    いることを特徴とする半導体レーザ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の半導体レーザ装置にお
    いて、 上記セラミックコンデンサチップと半導体レーザチップ
    とフォトダイオードチップを含む半導体レーザ本体が、
    パッケージ内に収納されていることを特徴とする半導体
    レーザ装置。
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